Microsoft Word - 熱の利用の促進に関する法律案

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- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

- 1 - 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章公共建築物における木材の利用の促進に関する施策 ( 第七条 第十六条 ) 第三章公共建築物における木材の利用以外の木材の利用の促進に関する施策 ( 第十七条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

2/6 ページ ( 一 ) この法律における主務大臣は 環境大臣及び経済産業大臣とすることとしている ( 二 ) この法律に規定する主務大臣の権限の委任について規定することとしている 11 施行期日等 ( 附則関係 ) ( 一 ) この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

Microsoft Word - 文書 1

必要なものとして政令で定める原材料等の種類及びその使用に係る副産物の種類ごとに政令で定める業種をいう 8 この法律において 特定再利用業種 とは 再生資源又は再生部品を利用することが技術的及び経済的に可能であり かつ これらを利用することが当該再生資源又は再生部品の有効な利用を図る上で特に必要なもの

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

(Microsoft Word - \223y\215\273\217\360\227\341\201iH24.4.1\211\374\220\263\201j.docx)

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によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

個人情報の保護に関する規程(案)

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機

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新起案様式例           様式A4縦

二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

資料 3 参考 2 使用済自動車の再資源化等に関する法律 からの抜粋 解体自動車の全部再資源化の実施の委託に係る認定に関する規定 第三十一条自動車製造業者等は 解体業者又は破砕業者に委託して 解体自動車の全部再資源化 ( 再資源化のうち 解体業者が第十六条第二項の主務省令で定める再資源化に関する基準

Microsoft Word - 土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令

- 2 - 第三十七条の三を第三十七条の十一とし 第三十七条の二の次に次の八条を加える (公募対象施設等の公募占用指針)第三十七条の三港湾管理者は 第三十七条第一項の許可(長期間にわたり使用される施設又は工作物の設置のための同項第一号の占用に係るものに限る 第三項 第三十七条の八第二項及び第三項並び

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●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

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Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

Taro-フロン排出抑制法施行令

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3-1 土地立入関係法令一覧

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

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消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法施行令

法律第三十三号(平二一・五・一)

消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

○補助金等交付規則

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

- 1 - 港湾法施行令(昭和二十六年政令第四号)(抄)(第一条関係)(傍線の部分は改正部分)改正案現行(緊急確保航路)(緊急確保航路)第十七条の十法第五十五条の三の五第一項に規定する緊急確保航路の第十七条の十法第五十五条の三の四第一項に規定する緊急確保航路の区域は 別表第五のとおりとする 区域は

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宮城県特定大規模集客施設の立地の誘導等によるコンパクトで活力あるまちづくりの推進に関する条例施行規則 ( 趣旨 ) 第一条この規則は 宮城県特定大規模集客施設の立地の誘導等によるコンパクトで活力あるまちづくりの推進に関する条例 ( 平成二十一年宮城県条例第一号 以下 条例 という ) の施行に関し必

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

一性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案要綱第一総則一目的この法律は 全ての国民が その性的指向又は性自認にかかわらず 等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本的な事

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

○職員の育児休業等に関する条例(平成四年大阪府条例第一号)新旧対照表

海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律施行令案参照条文目次 海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(平成三十年法律第八十九号)(抄)1 国土交通省組織令(平成十二年政令第二百五十五号)(抄)4

●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

定を法第十九条の二第一項において準用する場合を含む ) 第十九条第一項から第四項まで 第六十一条第一項から第四項まで並びに第八十七条第一項 を 第八条第三項 第九条第三項 第十条第一項から第三項まで 第十一条第二項 第十二条第三項 第十三条第一項から第四項まで 第十四条第三項 第十八条第一項から第四

第5章 その他

Taro-02.03案文・理由.jtd

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の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

新旧対照条文

独立行政法人教職員支援機構法

弘前市町会等事務費交付金交付要綱

●東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案

7 この法律において建設資材廃棄物について 縮減 とは 焼却 脱水 圧縮その他の方法により建設資材廃棄物の大きさを減ずる行為をいう 8 この法律において建設資材廃棄物について 再資源化等 とは 再資源化及び縮減をいう 9 この法律において 建設業 とは 建設工事を請け負う営業 ( その請け負った建設

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第八条理事は 理事長の定めるところにより 理事長を補佐して機構の業務を掌理する 2 通則法第十九条第二項の個別法で定める役員は 理事とする ただし 理事が置かれていないときは 監事とする 3 前項ただし書の場合において 通則法第十九条第二項の規定により理事長の職務を代理し又はその職務を行う監事は そ

新旧対照表

東京都駐車場条例(昭和三十三年東京都条例第七十七号)新旧対照表(抄)

貨物自動車運送事業法の改正 ( 概要 ) 改正の目的 経済活動 国民生活を支えるトラック運送業の健全な発達を図るため規制の適正化を図るほか その業務について 平成 36 年度から時間外労働の限度時間が設定される (= 働き方改革法施行 ) こと等を踏まえ その担い手である運転者の不足により重要な社会

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

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い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

●独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構法の一部を改正する法律案

- 1 - 東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律(趣旨)第一条この法律は 東日本大震災に対処するため 国又は都道府県が行う土地改良事業等について 土地改良法(昭和二十四年法律第百九十五号)の特例を定めるものとする (定義)第二条この法律において 除塩 とは 平成二十三年三月十一日

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討


藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

一防災 減災等に資する国土強靱化基本法案目次第一章総則 第一条 第七条 第二章基本方針等 第八条 第九条 第三章国土強靱化基本計画等 第十条 第十四条 第四章国土強靱化推進本部 第十五条 第二十五条 第五章雑則 第二十六条 第二十八条 附則第一章総則 目的 第一条この法律は 国民生活及び国民経済に甚

2. 登録講習を実施している機関一般社団法人マンション管理業協会登録年月日平成 13 年 8 月 10 日所在地東京都港区虎ノ門 連絡先 株式会社プライシングジャパン 登録年月日 平成 26 年 10 月 3 日 所在地 埼玉県三郷市上口 連絡先

資料1-1 多頭飼育の適正化について

- 2 - 第六章雑則(第三十八条 第四十三条)第七章罰則(第四十四条 第五十条)附則第一章総則(目的)第一条この法律は 医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関し 国の責務 基本方針の策定 匿名加工医療情報作成事業を行う者の認定 医療情報等及び匿名加工医療情報の取扱いに関する規制等につ

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

道路運送車両法第四条、第三十四条第一項、第三十六条の二第四項、第六十条第一項、第六十二条第二項(第六十三条第三項及び第六

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

●アレルギー疾患対策基本法案

世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

平成14年8月  日

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

Transcription:

熱の利用の促進に関する法律案 ( 法案作成講座第 10 期 2014 年 11 月 ) ( 目的 ) 第一条この法律は 太陽熱 地熱又はバイオマスを熱源とする熱その他の再生可能エネルギーによる熱及び発電する際に発生する熱が有効に利用されていないことにかんがみ 熱の利用の促進に関する基本的な方針の策定について定めるとともに 市町村による熱利用促進計画の作成及びこれに基づく特別の措置を講ずることにより 地球温暖化対策の推進に関する法律 ( 平成十年法律第百十七号 ) その他の関係法律と相まって 熱の利用の促進を図り もって現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与するとともに人類の福祉に貢献することを目的とする ( 定義 ) 第二条この法律において 熱の利用の促進 とは 太陽熱 地熱若しくはバイオマスを熱源とする熱その他の再生可能エネルギーによる熱又は発電する際に発生する熱の利用を促進することをいう ( 基本方針 ) 第三条主務大臣は 熱の利用の促進に関する基本的な方針 ( 以下 基本方針 という ) を定めなければならない 2 基本方針においては 次に掲げる事項を定めるものとする 一熱の利用の促進の意義及び目標に関する事項二熱の利用の促進のために政府が実施すべき施策に関する基本的な方針三熱の利用の促進に関する計画の作成に関する基本的な事項四熱の利用の促進のための社会資本の整備に関する基本的な事項五熱の利用の促進に関する施策の効果についての評価に関する基本的な事項六前各号に掲げるもののほか 熱の利用の促進に関する重要事項 3 基本方針は 地球温暖化の防止を図るための施策に関する国の計画との調和が保たれたものでなければならない 4 主務大臣は 基本方針を定めようとするときは 関係行政機関の長に協議しなければならない 5 主務大臣は 基本方針を定めたときは 遅滞なく これを公表しなければならない 6 前三項の規定は 基本方針の変更について準用する ( 熱の利用の促進に関する計画 ) 第四条市町村は 単独で又は共同して 基本方針に基づき 当該市町村の区域内の区域であって熱の利用の促進に関する施策を総合的に推進することが効果的であると認められるものについて 当該区域における熱の利用の促進に関する計画 ( 以下 熱利用促進計画 という ) を作成することができる 2 熱の利用の促進に関する計画には その区域を記載するほか 次に掲げる事項を記載するものとする 一熱の利用の促進に関する計画の区域二熱の利用の促進に関する計画の目標三前号の目標を達成するために必要な次に掲げる事項イ熱の利用の促進を図るための拠点となる地域の整備に関する事項ロ熱の利用の実態の把握及び情報提供に関する事項ハ熱の利用の促進に資する施設の設置のための下水道 公園 港湾その他の公共施設の活用に関する事項ニその他熱の利用の促進のために講ずべき措置として主務省令で定めるものに関する事項四熱の利用の促進に関する計画の達成状況の評価に関する事項五計画期間六その他主務省令で定める事項

3 熱の利用の促進に関する計画は 地球温暖化対策の推進に関する法律第二十条の三第一項に規定する地方公共団体実行計画に適合するとともに 都市計画法第六条の二第一項に規定する都市計画区域の整備 開発及び保全の方針並びに同法第十八条の二第一項に規定する市町村の都市計画に関する基本的な方針との調和が保たれたものでなければならない 4 熱の利用の促進に関する計画は 都市の低炭素化の促進に関する法律 ( 平成二十四年九月五日法律第八十四号 ) 第七条第一項に定める低炭素まちづくり計画が定められている場合にあっては 当該計画との調和が保たれたものでなければならない 5 市町村は 熱の利用の促進に関する計画を作成したときは 遅滞なく これを公表しなければならない 6 第三項から前項までの規定は 熱の利用の促進に関する計画の変更について準用する ( 土地所有者等による提案 ) 第五条熱の利用の促進に関する施策を総合的に推進することが効果的であると認められる区域について 当該土地の所有権又は建物の所有を目的とする対抗要件を備えた地上権若しくは賃借権 ( 臨時設備その他一時使用のために設定されたことが明らかなものを除く 以下 借地権 という ) を有する者 ( 以下この条において 土地所有者等 という ) は 一人で 又は数人が共同して 当該区域を管轄する市町村長に対し 熱利用促進計画の策定又は変更を提案することができる 2 市町村長は 計画提案が行われたときは 遅滞なく 当該計画提案を踏まえて熱利用促進計画の策定又は変更をする必要があるかどうかを判断し 当該熱利用促進計画の策定又は変更をする必要があると認めるときは その案を作成しなければならない 3 市町村長は 前項の規定により同項の判断をした結果 計画提案を踏まえて熱利用促進計画の策定又は変更をする必要がないと決定したときは 遅滞なく その旨及びその理由を 当該計画提案をした者に通知しなければならない ( 住宅市街地を開発する計画が存在する市町村長の義務 ) 第六条熱の利用の促進に関する施策を総合的に推進することが効果的であると認められる土地の区域としてふさわしい政令で定める規模以上の一団の土地の区域について 住宅市街地を開発する計画が存在する場合にあっては 当該土地の区域を管轄する市町村長は 熱利用促進計画を策定するよう努めなければならない ( 熱利用促進事業計画の認定 ) 第七条熱利用促進計画に係る計画区域内において 熱を発生させる事業及び当該熱を供給する事業並びにこれに附帯する事業であって 熱の利用の促進に資するもの ( 以下 熱利用促進事業 という ) を施行しようとする者は 主務省令で定めるところにより 当該熱利用促進計画に即して熱利用促進事業に関する計画 ( 以下 熱利用促進事業計画 という ) を作成し 市町村長の認定を申請することができる 2 熱利用促進事業計画には 次に掲げる事項を記載しなければならない 一熱利用促進事業における熱供給施設の内容二熱利用促進事業における熱供給の方法三熱利用促進事業において加熱され 若しくは冷却された水又は蒸気を供給する導管 ( 以下 熱導管 という ) を敷設する場合には その敷設計画四熱利用促進事業による熱導管が接続された土地 ( 以下 熱導管接続土地 という ) 五熱利用促進事業の施行予定期間六熱利用促進事業の資金計画七その他主務省令で定める事項 ( 熱利用促進事業計画の認定基準等 )

第八条市町村長は 前条第一項の規定による認定の申請があった場合において 当該申請に係る熱利用促進事業計画が次に掲げる基準に適合すると認めるときは その認定をすることができる 一その熱利用促進事業の熱供給施設の能力が当該熱利用促進事業を実行することができるものであること 二その熱利用促進事業を適確に遂行するに足りる経理的基礎及び技術的能力があること 三熱導管接続土地において熱供給を受ける者 ( 以下 熱導管接続対象者 という ) の同意が得られていること 四その熱利用促進事業の開始が熱導管接続対象者の利便の増進のため必要であり かつ 適切であること 五その熱利用促進事業の開始が環境への負荷の低減に資するものであること ( 熱利用促進事業計画の変更 ) 第九条前条第一項の認定を受けた者 ( 以下 認定熱利用促進事業者 という ) は 当該認定を受けた熱利用促進事業計画の変更 ( 主務省令で定める軽微な変更を除く ) をしようとするときは 市町村長の認定を受けなければならない 2 前条の規定は 前項の認定について準用する ( 報告の徴収 ) 第十条市町村長は 認定熱利用促進事業者に対し 第八条第一項の認定を受けた熱利用促進事業計画 ( 変更があったときは その変更後のもの 以下 認定熱利用促進事業計画 という ) に係る熱利用促進事業 ( 以下 認定熱利用促進事業 という ) の施行の状況について報告を求めることができる ( 地位の承継 ) 第十一条認定熱利用促進事業者の一般承継人又は認定熱利用促進事業者から認定熱利用促進事業計画に係る第七条第二項第一号の熱供給施設の所有権その他当該認定熱利用促進事業の施行に必要な権原を取得した者は 市町村長の承認を受けて 当該認定熱利用促進事業者が有していた第八条第一項の認定に基づく地位を承継することができる ( 認定熱利用促進事業者に対する改善命令 ) 第十二条市町村長は 認定熱利用促進事業者が認定熱利用促進事業計画に従って認定熱利用促進事業を施行していないと認めるときは 当該認定熱利用促進事業者に対し 相当の期限を定めて その改善に必要な措置をとるべきことを命ずることができる ( 熱利用促進事業計画の認定の取消し ) 第十三条市町村長は 認定熱利用促進事業者が前条の規定による命令に違反したときは 第八条第一項の認定を取り消すことができる ( 熱導管接続土地において熱を利用する者の義務 ) 第十四条認定熱利用促進事業計画に記載された熱導管接続土地において熱を利用する者は 認定熱利用促進事業が供給する熱を使用しなければならない ただし 認定熱利用促進事業が供給する熱を使用する価格が 当該認定熱利用促進事業以外の手段による熱を使用する価格に比し著しく高いものであることが明らかである場合その他の特別の事情がある場合には この限りでない ( 熱導管接続土地において熱を利用する者への改善勧告及び改善命令 ) 第十五条市町村長は 認定熱利用促進事業計画に記載された熱導管接続土地において熱を利用する者が 認定熱利用促進事業が供給する熱を使用していない場合において 前条ただし書きの特別の事情があると認められないときは 当該者に対し 相当の期限を定めて 認定熱利用促進事業が供給する熱を使用するための措置を執るべきことを勧告することができる 2 市町村長は 前項の規定による勧告を受けた者がその勧告に従わないときは 相当の期限を定めて その勧告に係る措置を執るべきことを命ずることができる

( 道路の占用の特例 ) 第十六条熱利用促進計画の区域内の道路の道路管理者は 道路法第三十三条第一項の規定にかかわらず 認定熱利用促進事業計画に記載された熱導管等のための道路の占用 ( 同法第三十二条第二項第一号に規定する道路の占用をいい 同法第三十三条第二項に規定するものを除く ) で次に掲げる要件のいずれにも該当するものについて 同法第三十二条第一項又は第三項の許可を与えることができる 一道路管理者が指定した道路の区域内に設けられる熱導管等のためのものであること 二道路法第三十三条第一項の政令で定める基準に適合するものであること この場合において 当該政令の適用については 認定熱利用促進事業計画に記載された熱導管は 工業用水道事業法 ( 昭和三十三年法律第八十四号 ) 第二条第四項に規定する工業用水道事業の用に供する水管とみなす 三その他安全かつ円滑な交通を確保するために必要なものとして政令で定める基準に適合するものであること 2 道路管理者は 前項第一号の道路の区域 ( 以下この条において 特例道路占用区域 という ) を指定しようとするときは あらかじめ 市町村の意見を聴くとともに 当該特例道路占用区域を管轄する警察署長に協議しなければならない 3 道路管理者は 特例道路占用区域を指定するときは その旨並びに指定の区域及び施設等の種類を公示しなければならない 4 前二項の規定は 特例道路占用区域の指定の変更又は解除について準用する ( 共同溝の整備等に関する特別措置法の特例 ) 第十七条認定熱利用促進事業者は 共同溝の整備等に関する特別措置法 ( 昭和三十八年四月一日法律第八十一号 ) の適用については 同法第二条第三項の公益事業者とみなす ( 認定熱利用促進事業計画に記載された熱導管の敷設工事に係る資金の貸付け ) 第十八条国は 都道府県又は市町村が認定熱利用促進事業を実施する者に対し認定熱利用促進事業計画に記載された熱導管の敷設工事 ( これに附帯する工事を含む ) に要する費用に充てる資金を無利子で貸し付ける場合において その貸付けの条件が次項の政令で定める基準に適合しているときは 当該貸付けに必要な資金の一部を無利子で当該都道府県又は市町村に貸し付けることができる 2 前項に規定する国の貸付金及び同項の規定による国の貸付けに係る都道府県又は市町村の貸付金に関する償還方法その他必要な貸付けの条件の基準については 政令で定める ( 認定熱利用促進事業者への交付金 ) 第十九条都道府県又は市町村は 毎年度 認定熱利用促進事業から供給される熱の量に応じて 認定熱利用促進事業者に交付金を交付するよう努めるものとする 2 前項の交付金の金額は 熱量当たりの単価 ( 以下 熱量単価 という ) に その事業者の当該認定熱利用促進事業から供給される熱の量を乗じて得た金額とする 3 熱量単価は 主務大臣が 熱の利用に伴う二酸化炭素の削減量及び標準的な二酸化炭素の排出権の国際取引価格を考慮して定めるものとする 4 主務大臣は 熱量単価を定めたときは 遅滞なく これを告示するものとする 5 国は 第一項の都道府県又は市町村に対し 同項の規定により交付される交付金に要する経費に充てるため 予算の範囲内で 交付金の交付を行うことができる 3 前項の規定による国が行う交付金は エネルギー対策特別会計に設けられる勘定の負担において行うものとする ( 都市計画における配慮 ) 第二十条都市計画決定権者 ( 都市計画法第十五条第一項の都道府県若しくは市町村又は同法第八十七条の二第一項の指

定都市をいい 同法第二十二条第一項の場合にあっては 同項の国土交通大臣 ( 同法第八十五条の二の規定により同項に規定する国土交通大臣の権限が地方整備局長又は北海道開発局長に委任されている場合にあっては 当該地方整備局長又は北海道開発局長 ) 又は市町村をいう ) は 都市計画の見直しについての検討その他の都市計画についての検討 都市計画の案の作成その他の都市計画の策定の過程において 熱利用促進計画が円滑に実施されるよう配慮するものとする ( 熱証書の交付のための措置 ) 第二十一条政府は 熱の利用の促進に関する事業に係る二酸化炭素放出抑制効果を確認し その効果を証する書類を交付することを通じて 熱の利用を促進するために必要な措置を講じなければならない ( 主務大臣等 ) 第二十二条この法律における主務大臣は 環境大臣 経済産業大臣及び事業所管大臣とする 2 この法律における主務省令は 環境大臣 経済産業大臣及び事業所管大臣の発する命令とする ( 罰則 ) 第二十三条第十条の規定による報告をせず 又は虚偽の報告をした者は 三十万円以下の罰金に処する 第二十四条第十五条第二項の規定による命令に違反した者は 一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する