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一種特定工作物で同号の条例で定める用途に該当しないもの又は当該区域内において用途を変更する建築物で変更後の用途が同号の条例で定める用途に該当しないものハ建築物又は第一種特定工作物の周辺における市街化を促進するおそれがないと認められ かつ 市街化区域内において行うことが困難又は著しく不適当と認められる

第10章 市街化調整区域内の建築制限(法第43条)

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1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

第9章 開発許可における建築制限等(法第37条・41条・42条)

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

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第1章 開発許可制度の概要

して当該建築物の使用を制限する 開発行為に関する工事の検査済証の交付を受けるまでは 建築物等を使用しないこと ( 参考 ) 建築制限の解除の承認を受けた者以外の者は 建築物の建築等の制限を受ける 第 2 節建築物の建ぺい率等の指定 ( 法第 41 条 ) ( 建築物の建ぺい率等の指定 ) 法第 41

第 2 章 許可を要しない開発行為 建築行為等 ( 事前に以下の条項のいずれに該当するかの判断資料の提出を求めること ) 第 1 農林漁業用建築物を目的とする開発行為 ( 法第 29 条第 1 項第 2 号 ) 又は建築行為 ( 法第 43 条第 1 項本文 ) 1 趣旨市街化調整区域内で農林漁業に

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

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市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

< F2D A7926E8AEE8F8095D2967B95B C52E6A74>

などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

2 都市計画法第 34 条第 11 号に係る区域指定の許可基準について 都市計画法の趣旨 施策の方針市街化調整区域において, 市街化区域に隣接又は近接し, 一体的な日常生活圏を構成している市街化の進行した一定の区域を条例で指定し, 予定建築物を周辺環境と調和する用途に制限することにより, 許可の対象

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( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため


条例解説6~11条

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

土地の利用状況、形状等客観的に判断して一団の区画とみなされる土地を建築物の建築又は特定工作物の建設のために変更する場合は開発行為となります

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

第 5 章市街化調整区域における建築許可の手続き 第 5 章市街化調整区域における建築許可の手続き 1 市街化調整区域における建築許可の手続き ( 法第 43 条 令第 34 条 第 35 条 第 36 条 規則第 34 条 ) ( 開発許可を受けた土地以外の土地における建築等の制限 ) 法第四十三

開発許可制度手引【平成29年4月1日】第5章P122~P130

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

(4) 開発等の許可等 ( 都市計画法第 29 条 ) 開発行為をする者は 下記の表 1に示す各区域内において一定の規模に該当した場合 あらかじめ市長の許可を受けなければなりません 必要書類については 別添の開発申請に必要な書類を参照にしてください 表 1 開発許可が必要な規模 区域 規模 備考 外

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

都市計画法に基づく

広島市開発審査会提案基準

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の同意の取扱い基準 平成 18 年 6 月 1 日東広島市建築審査会 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号の規定により許可を行う場合, 次 に定める基準のいずれかに該当する建築物の敷地については, 建築審査会

第3章 附置義務駐車場の台数                     

都市計画法による市街化調整区域等における開発許可等の基準に関する条例

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- 1 - 地域再生法施行令(平成十七年政令第百五十一号)(抄)改正案現行(産業及び人口の過度の集中を防止する必要がある地域及びその周辺の地域)第三条法第五条第四項第四号の政令で定める地域は 平成二十七年八月(新設)一日における次に掲げる区域とする 一首都圏整備法(昭和三十一年法律第八十三号)第二条

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日影許可諮問(熊野小学校)

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第1章 総 則

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(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

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伊勢原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例 ( 素案 ) 伊勢原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例 ( 昭和 63 年伊勢原市条 例第 5 号 ) の一部を次のように改正する 別表第 1に次のように加える 横浜伊勢原線沿道地区 都市計画法第 20 条

建築基準法第 43 条第 1 項ただし書による包括許可基準 平成 23 年 3 月 4 日 焼津市建築審査会承認 1 趣旨次の基準に適合するものは 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 43 条第 1 項ただし書の規定に基づき 特定行政庁が交通上 安全上 防火上

調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

1 ヘクタール未満 1 ヘクタール以上 5 ヘクタール未満 5 ヘクタール以上 9 メートル 12 メートル 12 メートル 4 令第 25 条第 4 号に規定する車両の通行に支障がない道路は 開発区域の面積及び予定建築物等に応じて 4 メートルから 6 メートルまでの範囲内で規則で定める幅員以上の

3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

- 12 当該市街化調整区域の周辺居住者の日常生活必需品の販売, 加工, 修理等の業務を営む店舗等の建築物の建築 日常生活に必要な物品の小売業又は修理業, 理容業, 美容業, 食堂, 給油所, 自動車修理工場等 ( 第 2 章 1 該当業種一覧参照 ) 日常日常生活上必要不可欠なもの又は当該地域と同

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

東京都市計画用途地域の変更 ( 東京都決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する ( 中野区分 ) 種類面積容積率建ぺい率 第一種低層住居専用地域 第 二 種 低層住居 専用地域 /10 15/10 4/10 5/10 外壁の後退距離の限度 建築物の敷

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東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

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5-1から3許可・不許可

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筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

上野原市規則第××号


藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

合流式下水道緊急改善事業に関するアドバイザー会議

稲毛海岸5丁目地区

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

東京都駐車場条例(昭和三十三年東京都条例第七十七号)新旧対照表(抄)

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和泉市の宅地開発における制度

西宮市許可申請の取扱要領 西宮市都市局建築 開発指導部建築指導課 平成 6 年 10 月制定平成 11 年 5 月改正平成 22 年 11 月改正平成 24 年 4 月改正

規制適用除外 規制の対象とならない建築等の行為 ( 法第 43 条第 1 項 政令第 34 条 第 35 条 ) 1 2 法第 29 条第 1 項第 2 号に定める農林漁業用建築物及び農林漁業者用住宅の建築等 ( 法第 43 条第 1 項本文 ) 法第 29 条第 1 項第 3 号に定める公益上必要

はじめに

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‘031209

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(1) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 別表第 2( い ) 項第 1 号に規定する建築物のうち, 自己の居住の用に供する専用住宅 ( 以下 自己用住宅 という ) (2) 建築基準法別表第 2( い ) 項第 2 号に規定する建築物のうち, 自己の居住及び業務の用に供する兼用

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

1

持及び修繕が図られるよう 必要な措置を講ずること を定めるとともに 上記のほか 都市公園の維持及び修繕に関する技術的基準は 国土交通省令で定めるものとする 5 認定公募設置等計画に基づき公募対象公園施設を設ける場合における第 6 条第 項の規定の適用について 現行において 一の都市公

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隣地境界線126 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 消防用設備等の設置単位消防用設備等の設置単位は 建築物 ( 屋根及び柱又は壁を有するものをいう 以下同じ ) である防火対象物については 特段の規定 ( 政令第 8 条 第 9 条 第 9 条の

( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 50 条及び第 52 条第 5 項の規定により, 周辺環境との調和のとれた斜面地建築物の敷地の利用を図り, もってその周辺における良好な居住環境の確保に資するため, 斜面地建築物の階数に

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

- 1 - 港湾法施行令(昭和二十六年政令第四号)(抄)(第一条関係)(傍線の部分は改正部分)改正案現行(緊急確保航路)(緊急確保航路)第十七条の十法第五十五条の三の五第一項に規定する緊急確保航路の第十七条の十法第五十五条の三の四第一項に規定する緊急確保航路の区域は 別表第五のとおりとする 区域は

許可及び認定申請等

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第 6 節許可等の条件 ( 法第 79 条 ) 2-34 第 3 章開発許可申請 ( 法第 30 条 31 条 35 条の2 78 条 ) 第 1 節亀岡市における開発許可の手続 1 組織及び役割 2 京都府開発審査会第 2 節開発許可申請 ( 法第 30 条 ) 1 宅地開発条例に基づく協議 2

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

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第 10 章市街化調整区域内の建築等の制限 ( 法第 43 条 ) 第 1 節開発許可を受けた土地以外の土地における建築等の制限 ( 法第 43 条 ) ( 開発許可を受けた土地以外の土地における建築等の制限 ) 法第 43 条何人も 市街化調整区域のうち開発許可を受けた開発区域以外の区域内においては 都道府県知事の許可を受けなければ 第 29 条第 1 項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物を新築し 又は第一種特定工作物を新設してはならず また 建築物を改築し 又はその用途を変更して同項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物としてはならない ただし 次に掲げる建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設については この限りでない 一都市計画事業の施行として行う建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設二非常災害のため必要な応急措置として行う建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設三仮設建築物の新築四第 29 条第 1 項第九号に掲げる開発行為その他の政令で定める開発行為が行われた土地の区域内において行う建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設五通常の管理行為 軽易な行為その他の行為で政令で定めるもの 2 前項の規定による許可の基準は 第 33 条及び第 34 条に規定する開発許可の基準の例に準じて 政令で定める 3 国又は都道府県等が行う第 1 項本文の建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設 ( 同項各号に掲げるものを除く ) については 当該国の機関又は都道府県等と都道府県知事との協議が成立することをもつて 同項の許可があつたものとみなす 1 市街化調整区域での建築等の制限 ⑴ 目的市街化を抑制するという趣旨から特に徹底して規制を行うことが望ましい市街化調整区域においては 開発行為を伴わない つまり 開発許可を要することなく行われる建築等についても 開発行為と同様に線引き制度を担保する必要があるため 制限を行うものである なお 市街化調整区域における開発許可を受けた土地における建築等の制限は 第 9 章第 3 節 ( 法第 42 条 ) による ⑵ 適用対象制限を受けるのは 市街化調整区域において開発許可を受けていない土地における次のいずれかのもの ( 法第 29 条第 1 項第二号又は第三号に規定する建築物となるものを除く ) である 建築物の新築 建築物の改築 建築物の用途の変更 第一種特定工作物の新設なお 建築物の 新築 とは 建築物のなかった土地での建築物の建築に限らず 従前建築物の建築されていた敷地におけるいわゆる建て替えの場合であっても 建て替え後の建築物の用途 規模又は構造が従前の建築物と著しく異なる場合には 新築 に該当するものと解される 10 章 - 1

2 許可が必要な建築等に該当しないもの ( 法第 43 条第 1 項本文 ) ( 開発許可を受けた土地以外の土地における建築等の制限 ) 法第 43 条何人も 市街化調整区域のうち開発許可を受けた開発区域以外の区域内においては 都道府県知事の許可を受けなければ 第 29 条第 1 項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物を新築し 又は第一種特定工作物を新設してはならず また 建築物を改築し 又はその用途を変更して同項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物としてはならない ( 以下 略 ) 法第 43 条第 1 項本文に規定する新築 改築又は用途の変更 ( 以下 建築等 という ) に該当しないため 建築等許可を受けずに行うことができる増改築について 都市計画法第 43 条第 1 項の建築等の制限における増改築の取扱いについて に定めている 都市計画法第 43 条第 1 項の建築等の制限における増改築の取扱いについて 1 趣旨開発許可を受けていない 又は法第 43 条に基づく建築許可を受けた敷地において 建築物の改築及び増築を行う場合の法第 43 条による建築許可が不要となる規模 構造及び用途を定める 2 定義 ⑴ 改築 とは 既存建築物の敷地内において 既存建築物を建て替える場合で 用途 規模及び構造が著しく異ならない場合とする ⑵ 増築 とは 既存建築物の敷地内において 既存建築物と用途上不可分の関係にある建築物の増築であり 規模及び構造が著しく異ならない場合とする 3 規模規模が著しく異ならない場合とは 当該地域に定められた建ぺい率及び容積率の範囲内とする 4 構造次に該当するものは 構造が著しく異ならない場合として取り扱う ⑴ 主要構造材の変更が 木造と鉄骨造の相互間 木造と補強コンクリートブロック造の相互間 補強コンクリートブロック造と鉄骨造の相互間又は鉄骨造と鉄筋コンクリート造の相互間であるもの ⑵ 階数の増が1 階であるもの及び階数の減があるもの 5 用途用途が著しく異ならない場合とは 建て替え後と既存建築物の用途が 用途分類 ( ロ ) 欄による同一区分内である場合とする なお 兼用住宅を一戸建て専用住宅又は第一種低層住居専用地域内に建築することができる兼用住宅とする場合は 用途分類 ( ロ ) 欄による同一区分内の変更であるとみなす また 開発審査会付議基準 14(3) の相当期間適正に利用された建築物のやむを得ない事情による用途の変更であり 同基準により適格性の解除として行う用途の変更は 用途が著しく異ならない場合に該当せず 建築許可が必要となる 6 その他 ⑴ 敷地の拡大を伴う増改築は 新築として取り扱い 法第 43 条の許可が必要となる この場合の敷地とは 線引き前からの既存の土地に限定され 線引き後 開発許可を受けずに取得した土地に建築する場合は 既存建築物と同棟 別棟を問わず新築として取り扱う 10 章 - 2

⑵ 許可を受けた日から 5 年以内の増改築は新築とみなす 建築物の用途分類 区分例示 ( イ ) ( ロ ) ( ハ ) 住宅 住宅 (A) 一戸建専用住宅 第一種低層住居専用地域内に建築 することができる兼用住宅 ( 建築基準法施行令第 130 条の3) 住宅 (B) 兼用住宅 公共公益施設教育支援施設 共同住宅 寄宿舎 寮 長屋 住宅 (B) から住宅 (A) 第一種低層住居専用地域内に建築することができる兼用住宅を除く兼用住宅 住宅 (C) 農林漁業従事者住宅 農家民宿 ( 客室面積 33 m2未満 ) 学校施設 (A) 学校施設 (B) 図書館 博物館 公民館 職業訓練施設 ( 都市計画法施行令第 21 条に定める建築物 ) 幼稚園 保育所 小中学校 高等学校 養護学校 大学 専修 各種学校 医療施設病院 診療所 ( 有床 ) 社会福祉施設 (A) 通所系施設 社会福祉施設 (B) 入所系施設 宗教施設 交通施設 公益事業施設 神社 寺院 教会 鉄道施設 自動車ターミナル 港湾施設 ( 都市計画法施行令第 21 条に定める建築物 ) 電気事業 通信事業 ガス事業 水道事業施設 ( 都市計画法施行令第 21 条に定める建築物 ) 商業施設等 日用品店舗第一種低層住居専用地域に建築することができる兼 ( 販売 修理 加用住宅 ( 建築基準法施行令第 130 条の3) に掲げる用工 サービス ) 途の店舗 日用品店舗から住宅 (A) 生活関連施設公衆浴場 ( 特殊浴場除く ) 診療所 ( 無床 歯科等 ) 郵便局 地域集会所 物品販売店舗 一般飲食店 事務所 遊戯施設 娯楽施設 遊興飲食店 百貨店 総合スーパー 展示場 食堂 レストラン そば うどん すし 喫茶店 事務所 マージャン パチンコ ゲームセンター カラオケボックス 劇場 映画館 観覧場 集会場 料亭 バー キャバレー ナイトクラブ 酒場 ビアホール 遊興施設特殊浴場 ( 個室付浴場 サウナ等 ) 宿泊施設 ホテル 旅館 簡易宿泊 リゾートクラブ 倉庫倉庫 作業場 ( 原動機を使用する作業場床面積が 50 m2以下 ) 10 章 - 3

運動施設 観光施設 研究所 駐車場 車庫 競技場 水泳場 スケート場 ボーリング場 体育館 展望台 休憩所 遊園地 学術 開発研究を行う施設 農林漁業施設農林漁業施設 (A) 都市計画法施行令第 20 条に定める建築物 農林漁業施設 (B) 農林漁業施設 (A) 以外の施設 工業施設 工場 (A) 準工業地域内で建築できる工場 自動車修理工場 作業場 ( 原動機を使用する作業場床面積が50m2超え る ) 工場 (B) 特殊都市施設卸売市場 工場 (A) 以外の工場 工場 (B) から工場 (A) 危険物貯蔵処理準工業地域内で建築できる施設 危険物貯蔵処理施施設 (A) 設 (A) から工場 (A) 危険物貯蔵処理危険物貯蔵処理施設 (A) 以外の施設 危険物貯蔵処理施設 (B) 施設 (B) から危険物貯蔵処理施設 (A) 工場 (A) 及び工場 (B) と畜場 汚物処理場 ごみ焼却場 火葬場 産業廃棄物処理施設 都市計画法施行令第 21 条に定める建築物 商業施設等 工場 (A) については 自己用住宅が付属するもの ( 住宅部分の床面積が 1/2 未満であること ) を含む ⑴ ⑵ 既存建築物既存建築物は 適法に建築された現存の建築物とする 適法確認 ( 例 ) 線引き前の立地は 建築確認申請又は建物登記事項証明書等により確認 線引き後は 開発又は建築許可書等で確認 規模当該地域に定められた建蔽率及び容積率は 第 9 章第 2 節 3 を参照のこと ⑶ 構造 ( 構造が著しく異ならない場合の例 ) 木造 鉄骨造 木造 補強コンクリートブロック造 鉄骨造 補強コンクリートブロック造 鉄骨造 鉄筋コンクリート造 平屋 (1 階建て ) 2 階建て 2 階建て 3 階建て 3 階建て 平屋 (1 階建て ) 10 章 - 4

( 構造が著しく異なる場合の例 ) 木造鉄筋コンクリート造 補強コンクリートブロック造鉄筋コンクリート造 平屋 (1 階建て ) 3 階建て ⑷ 建築物の用途ア建築物の用途分類 都市計画法第 43 条第 1 項の建築等の制限における増改築の取扱いについて において 用途の変更に該当するか否かは 建築物の用途分類の ( ハ ) 欄に例示する用途同士の変更か否かで判断する イ ( 用途の変更に該当しないものの例 ) 共同住宅 長屋 ( 住宅 (B) 同士 ) 寄宿舎 一戸建専用住宅 ( 住宅 (B) の例示 : 住宅 (B) から住宅 (A)) 保育所 高等学校 ( 学校施設 (A) 同士 ) 食堂 喫茶店 ( 一般飲食店同士 ) ( 用途の変更に該当するものの例 ) 一戸建専用住宅 共同住宅 ( 住宅 (A) から住宅 (B)) 農林漁業従事者住宅 一戸建専用住宅 ( 住宅 (C) から住宅 (A)) 高等学校 大学 ( 学校施設 (A) から学校施設 (B)) 総合スーパー レストラン ( 物品販売店舗から一般飲食店 ) 用途の判断建築基準法の用途規制等を参考とする 業種 業態によっては 日本標準産業分類も併せて参考とする ウ複数の用途の取扱い建築物に複数の用途があるときは 用途変更を行う部分の用途について 用途分類表の区分 ( ロ ) に従う ( 用途の変更に該当しないものの例 ) 日用品販売店舗 日用品修理店舗兼用住宅 ( 用途の変更に該当するものの例 ) 店舗兼用住宅 作業場兼用住宅 店舗付き共同住宅 事務所付き簡易宿泊所 ⑸ 用途の変更ア既存の建築物について用途の変更を行う場合は 本条の建築等許可を受けなければならないが 本条の立地基準に適合する場合について建築等許可を行うこととなる 建築等許可が必要な用途変更( 例 ) 日用品店舗 ( 法第 34 条第一号 ) 沿道サービス施設 ( 法第 34 条第九号 ) 農産物出荷施設 ( 許可対象外 ) 農産物処理施設 ( 法第 34 条第四号 ) イ 建築物の使用の主体又は用途に係る適格性を要件として本条の許可を受け又は本 条の許可が不要として建築された建築物について 当該適格性の解除として行う用途 変更は 付議基準 14(3) により建築等許可が必要な用途変更として取り扱い 都市計 画法第 43 条第 1 項の建築等の制限における増改築の取扱いについて を適用しない ただし 用途変更に併せて増改築を行う場合の当該増改築については 同取扱いを適 用する 建築等許可が必要な用途変更( 例 ) 農業従事者用住宅 ( 許可対象外 ) 農業従事者以外が居住する住宅 世帯分離住宅 ( 開発審査会付議基準該当 ) 許可を受けた者以外が居住する住宅 収用移転住宅 ( 開発審査会付議基準該当 ) 許可を受けた者以外が居住する住宅 10 章 - 5

日用品店舗等 ( 法第 34 条第一号該当 ) 専用住宅 コンビニエンスストア ( 法第 34 条第九号該当 ) 日用品店舗 ( 同号に該当しないもの ) なお 適格性の解除としての用途の変更は 線引き前に建築された建築物又は市街化区域内で用途地域に従い建築された後に区域区分の見直しにより市街化調整区域内に存することとなった建築物については 開発許可制度により付与された適格性がないため 適用対象外である ⑹ 敷地の変更等ア新たな敷地の拡大を伴う増改築は新築 ( 許可要 ) として取り扱う イ 既存敷地を縮小する場合は 縮小後の敷地を既存敷地 ( 許可不要 ) として取り扱う ウ既存敷地を分割し2 以上の建築物を計画する場合は 1の建築物は増改築 ( 許可不要 ) として取り扱い その他の建築物は新築 ( 許可要 ) として取り扱う 例 長屋 (2 戸 ) ( 敷地分割 ) 1 専用住宅 ( 増改築 : 許可不要 ) 2 専用住宅 ( 新築 : 許可要 ) 長屋 (2 戸 ) ( 敷地同一 ) 専用住宅 ( 増改築 : 許可不要 ) エ一敷地内に適法な複数棟が存在する既存敷地 ( 例 : 併用住宅の住宅部分と住宅以外の部分が別棟で立地 ) で 当該既存敷地の範囲内で建築基準法上必要と判断される敷地分割 ( 例 : 棟別に敷地分割 ) は 増改築 ( 分割後の敷地のいずれも許可不要 ) として取り扱う ⑺ 注意事項 上記取扱い⑸は 都市計画法第 42 条の建築等の制限における予定建築物の取扱いについて と同一である 許可不要で建築された農業従事者用住宅 ( 法第 29 条第 1 項第二号 ) における農業従事者でない相続人への相続は 使用の主体の用途変更に該当する 既存建築物を次のア及びイの要件を満たす選挙事務所として選挙期間中 ( 一般的な準備及び後片付け期間を含む ) のみ一時的に使用する場合は 用途変更に該当しないものとする ア当該選挙事務所を使用して選挙活動を行う立候補者及び活動対象とする選挙が特定できること イ選挙の終了後は速やかに当該選挙事務所を撤収すること ⑻ 許可を受けた建築物の増改築許可を受けた建築物は 規模 構造に制限を受けているので 許可を受けた日から5 年以内の増改築は 新築 とする 10 章 - 6

3 建築等許可が不要となる建築等 ( 法第 43 条第 1 項ただし書 ) ( 開発許可を受けた土地以外の土地における建築等の制限 ) 法第 43 条何人も 市街化調整区域のうち開発許可を受けた開発区域以外の区域内においては 都道府県知事の許可を受けなければ 第 29 条第 1 項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物を新築し 又は第一種特定工作物を新設してはならず また 建築物を改築し 又はその用途を変更して同項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物としてはならない ただし 次に掲げる建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設については この限りでない 一都市計画事業の施行として行う建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設二非常災害のため必要な応急措置として行う建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設三仮設建築物の新築四第 29 条第 1 項第九号に掲げる開発行為その他の政令で定める開発行為が行われた土地の区域内において行う建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設五通常の管理行為 軽易な行為その他の行為で政令で定めるもの ( その開発行為が行われた土地の区域内における建築物の新築等が建築等の許可を要しないこととなる開発行為 ) 令第 34 条法第 43 条第 1 項第四号の政令で定める開発行為は 次に掲げるものとする 一法第 29 条第 1 項第四号から第九号までに掲げる開発行為二旧住宅地造成事業に関する法律 ( 昭和 39 年法律第 160 号 ) 第 4 条の認可を受けた住宅地造成事業の施行として行う開発行為 ( 開発許可を受けた土地以外の土地における建築等の許可を要しない通常の管理行為 軽易な行為その他の行為 ) 令第 35 条法第 43 条第 1 項第五号の政令で定める行為は 次に掲げるものとする 一既存の建築物の敷地内において行う車庫 物置その他これらに類する附属建築物の建築二建築物の改築又は用途の変更で当該改築又は用途の変更に係る床面積の合計が10 平方メートル以内であるもの三主として当該建築物の周辺の市街化調整区域内に居住している者の日常生活のため必要な物品の販売 加工 修理等の業務を営む店舗 事業場その他これらの業務の用に供する建築物で その延べ面積が50 平方メートル以内のもの ( これらの業務の用に供する部分の延べ面積が全体の延べ面積の50パーセント以上のものに限る ) の新築で 当該市街化調整区域内に居住している者が自ら当該業務を営むために行うもの四土木事業その他の事業に一時的に使用するための第一種特定工作物の新設 建築等許可が不要となる建築等は 法第 43 条第 1 項ただし書の規定により同項各号に定められており 法第 29 条第 1 項ただし書の開発行為に準じたものとなっている ⑴ 都市計画事業 ( 法第 43 条第 1 項第一号 ) 法第 59 条の規定による認可又は承認を受けて行われる都市計画施設の整備に関する事業及び市街地開発事業のこと ( 法第 4 条第十五号 ) 都市計画事業で開発行為が行われなかった土地での都市計画施設の建築が対象 都市計画事業の施行として行われた開発区域内の建築は 法第 43 条第 1 項第四号により許可が不要 10 章 - 7

⑵ 非常災害のために必要な応急建築物 ( 法第 43 条第 1 項第二号 ) 応急措置として建築を早急に行う必要があり やむを得ないと認められるために適用除外とされているため 建築基準法第 85 条第 1 項の区域内での災害応急措置を対象とする ⑶ 仮設建築物 ( 法第 43 条第 1 項第三号 ) 仮設建築物については 法第 29 条第 1 項第十一号 ( 第 2 章第 3 節 11⑴) を参照のこと なお 一定の要件を満たす選挙事務所を仮設建築物として一時的に建築する場合が含まれる 土木事業その他の事業に一時的に使用するための第一種特定工作物の新設については 第五号に含まれる 既存建築物の用途変更は 該当しない ⑷ 法令で定める開発行為等の区域内の建築物 ( 法第 43 条第 1 項第四号 令第 34 条 ) 法第 29 条第 1 項第四号から第九号までに掲げる開発行為 旧住宅地造成事業に関する法律第 4 条の認可を受けた住宅地造成事業の施行として行う開発行為 ⑸ 通常の管理行為等 ( 法第 43 条第 1 項第五号 令第 35 条 ) 第一種特定工作物の用途の変更 ( 改築を伴うものも含む ) は認められない 10 章 - 8

4 建築等許可の基準 ( 法第 43 条第 2 項 令第 36 条 ) ( 開発許可を受けた土地以外の土地における建築等の制限 ) 法第 43 条何人も 市街化調整区域のうち開発許可を受けた開発区域以外の区域内においては 都道府県知事の許可を受けなければ 第 29 条第 1 項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物を新築し 又は第一種特定工作物を新設してはならず また 建築物を改築し 又はその用途を変更して同項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物としてはならない ( 以下 略 ) 2 前項の規定による許可の基準は 第 33 条及び第 34 条に規定する開発許可の基準の例に準じて 政令で定める ( 開発許可を受けた土地以外の土地における建築等の許可の基準 ) 令第 36 条都道府県知事 ( 指定都市等の区域内にあつては 当該指定都市等の長 以下この項において同じ ) は 次の各号のいずれにも該当すると認めるときでなければ 法第 43 条第 1 項の許可をしてはならない 一当該許可の申請に係る建築物又は第一種特定工作物の敷地が次に定める基準 ( 用途の変更の場合にあつては ロを除く ) に適合していること イ排水路その他の排水施設が 次に掲げる事項を勘案して 敷地内の下水を有効に排出するとともに その排出によつて当該敷地及びその周辺の地域に出水等による被害が生じないような構造及び能力で適当に配置されていること ⑴ 当該地域における降水量 ⑵ 当該敷地の規模 形状及び地盤の性質 ⑶ 敷地の周辺の状況及び放流先の状況 ⑷ 当該建築物又は第一種特定工作物の用途ロ地盤の沈下 崖崩れ 出水その他による災害を防止するため 当該土地について 地盤の改良 擁壁又は排水施設の設置その他安全上必要な措置が講ぜられていること 二地区計画又は集落地区計画の区域 ( 地区整備計画又は集落地区整備計画が定められている区域に限る ) 内においては 当該許可の申請に係る建築物又は第一種特定工作物の用途が当該地区計画又は集落地区計画に定められた内容に適合していること 三当該許可の申請に係る建築物又は第一種特定工作物が次のいずれかに該当すること イ法第 34 条第一号から第十号までに規定する建築物又は第一種特定工作物ロ法第 34 条第十一号の条例で指定する土地の区域内において新築し 若しくは改築する建築物若しくは新設する第一種特定工作物で同号の条例で定める用途に該当しないもの又は当該区域内において用途を変更する建築物で変更後の用途が同号の条例で定める用途に該当しないものハ建築物又は第一種特定工作物の周辺における市街化を促進するおそれがないと認められ かつ 市街化区域内において行うことが困難又は著しく不適当と認められる建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設として 都道府県の条例で区域 目的又は用途を限り定められたもの この場合において 当該条例で定める区域には 原則として 第 8 条第 1 項第二号ロからニまでに掲げる土地の区域を含まないものとする ニ法第 34 条第十三号に規定する者が同号に規定する土地において同号に規定する目的で建築し 又は建設する建築物又は第一種特定工作物 ( 第 30 条に規定する期間内に建築し 又は建設するものに限る ) ホ当該建築物又は第一種特定工作物の周辺における市街化を促進するおそれがないと認められ かつ 市街化区域内において建築し 又は建設することが困難又 10 章 - 9

は著しく不適当と認められる建築物又は第一種特定工作物で 都道府県知事があらかじめ開発審査会の議を経たもの 2 第 26 条 第 28 条及び第 29 条の規定は 前項第一号に規定する基準の適用について準用する ( 建築物の新築等の許可の申請 ) 規則第 34 条法第 43 条第 1 項に規定する許可の申請は 別記様式第九による建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書を提出して行うものとする 2 前項の許可申請書には 次に掲げる図面 ( 令第 36 条第 1 項第三号ニに該当するものとして許可を受けようとする場合にあつては 次に掲げる図面及び当該許可を受けようとする者が 区域区分に関する都市計画が決定され 又は当該都市計画を変更して市街化調整区域が拡張された際 自己の居住若しくは業務の用に供する建築物を建築し 又は自己の業務の用に供する第一種特定工作物を建設する目的で土地又は土地の利用に関する所有権以外の権利を有していたことを証する書類 ) を添付しなければならない 図面の種類 付近見取図 明示すべき事項 方位 敷地の位置及び敷地の周辺の公共施設 敷地現況図 ⑴ 建築物の新築若しくは改築又は第一種特定工作物の新設の場合敷地の境界 建築物の位置又は第一種特定工作物の位置 がけ及 び擁壁の位置並びに排水施設の位置 種類 水の流れの方向 吐口 の位置及び放流先の名称 ⑵ 建築物の用途の変更の場合 敷地の境界 建築物の位置並びに排水施設の位置 種類 水の流 れの方向 吐口の位置及び放流先の名称 ⑴ 技術基準法第 33 条第 1 項に対応するが 適用される基準が限定されている ア令第 36 条第 1 項第一号イ ロ ( 排水施設 災害防止措置 ) 法第 33 条第 1 項第三号及び第七号に対応する なお 令第 36 条第 1 項第一号ロの災害防止措置の基準は 用途の変更の場合には適用されない イ令第 36 条第 1 項第二号 ( 地区計画等との整合 ) 法第 33 条第 1 項第五号に対応する 以上をまとめると次表のとおり 条項基準概要対応条項参照 令第 36 条 第一号 イ 排水施設 法第 33 条 第三号 第 5 章第 2 節 3 第 1 項 第 1 項 ロ 災害防止措置 第七号 第 5 章第 2 節 7 第二号地区計画等との整合第五号第 5 章第 2 節 5 用途の変更の場合には適用されない 10 章 - 10

⑵ 立地基準 ( 市街化調整区域における許可基準 ) 法第 34 条に対応するもの ア令第 36 条第 1 項第三号イ法第 34 条第一号から第十号までに対応する イ令第 36 条第 1 項第三号ロ ( 市街化区域に近隣接した地域において条例で区域及び用途を指定したもの ) 法第 34 条第十一号に対応する ウ令第 36 条第 1 項第三号ハ ( 条例で区域 目的 用途を限定したもの ) 法第 34 条第十二号に対応する なお 京都府では条例を定めていない エ令第 36 条第 1 項第三号ニ ( 線引き時の既存の権利者による自己の居住又は業務の用に供するもの ) 法第 34 条第十三号に対応する 当該市街化調整区域が設定又は拡張された日から起算して6 箇月以内に 規則第 28 条に定める事項を知事に届け出る 建築等は 当該市街化調整区域が設定又は拡張された日から起算して5 年以内に完了すること オ令第 36 条第 1 項第三号ホ ( 開発審査会の議を経たもの ) 法第 34 条第十四号に対応する 以上をまとめると次表のとおり 条項基準概要対応条項参照 令第 36 条 イ 生活関連施設 法第 34 条 第一号 第 6 章第 2 節 1 第 1 項 鉱物資源 観光資源の有効 第二号 第 6 章第 2 節 2 第三号 な利用上必要な施設 特別の気象条件を必要とする事業用施設 第三号 第 6 章第 2 節 3 農林水産物の処理等に必 第四号 第 6 章第 2 節 4 要な施設 特定農山村地域における農 第五号 第 6 章第 2 節 5 林業等の活性化基盤施設 中小企業振興のための施設 第六号 第 6 章第 2 節 6 既存工場と密接に関連す 第七号 第 6 章第 2 節 7 る工場 危険物の貯蔵又は処理施設 第八号 第 6 章第 2 節 8 沿道サービス施設 火薬 第九号 第 6 章第 2 節 9 類製造施設 地区計画 集落地区計画 第十号 第 6 章第 2 節 10 に適合する建築物 ロ 市街化区域に近隣接した地 第十一号 第 6 章第 2 節 11 域において条例で区域及び 用途を指定したもの ハ条例で区域 目的 用途を限定したもの第十二号第 6 章第 2 節 12 ニ 線引き時の既存の権利者による自己 第十三号 第 6 章第 2 節 13 の居住又は業務の用に供するもの ホ 開発審査会の議を経たもの 第十四号 第 6 章第 2 節 14 第 7 章 10 章 - 11

5 国又は都道府県等が行う建築等許可の特例 ( 法第 43 条第 3 項 ) ( 開発許可を受けた土地以外の土地における建築等の制限 ) 法第 43 条何人も 市街化調整区域のうち開発許可を受けた開発区域以外の区域内においては 都道府県知事の許可を受けなければ 第 29 条第 1 項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物を新築し 又は第一種特定工作物を新設してはならず また 建築物を改築し 又はその用途を変更して同項第二号若しくは第三号に規定する建築物以外の建築物としてはならない ( 以下 略 ) 2 ( 略 ) 3 国又は都道府県等が行う第 1 項本文の建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設 ( 同項各号に掲げるものを除く ) については 当該国の機関又は都道府県等と都道府県知事との協議が成立することをもつて 同項の許可があつたものとみなす 国又は都道府県等が行う建築等 ( 許可を要しないものを除く ) については 知事 ( 許可権者 ) との協議が成立することで 許可があったものとみなされる ⑴ 国又は都道府県等ア都道府県等 ( 法第 34 条の2) 都道府県 指定都市 中核市 事務処理市町村 都道府県 指定都市等若しくは事務処理市町村がその組織に加わっている一部事務組合 広域連合若しくは港務局 イ個別法の規定により国とみなされる者 独立行政法人空港周辺整備機構 ( 公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律施行令第 15 条第 1 項第二号 ) 独立行政法人鉄道建設 運輸施設整備支援機構 ( 独立行政法人鉄道建設 運輸施設整備支援機構法施行令第 28 条第 1 項第十号 ) 独立行政法人都市再生機構 ( 独立行政法人都市再生機構法施行令第 34 条第 1 項第九号 ) 地方住宅供給公社 ( 地方住宅供給公社法施行令第 2 条第 1 項第七号 ) 日本下水道事業団 ( 日本下水道事業団法施行令第 7 条第 1 項第六号 ) ⑵ 協議成立の要件 4 の建築等許可の基準に適合すること 10 章 - 12