平成 25 年度通常社員総会議事録 日時 : 平成 25 年 5 月 25 日 ( 土 ) 15:00~17:00 場所 : 成城学園社員数 :61 名 ( 内訳 : 出席 29 名 委任 27 名 欠席 5 名 ) 出席役員 : 9 名 ( 理事 6 名 監事 2 名 ) 小峯理事長 中川副理事長 入谷副理事 酒匂理事 上野理事 石川理事 松本理事 千葉監事 古橋監事欠席役員 : 広渡理事オブザーバー : 脇坂顧問税理士 青木行政書士事務局 : 中山総務部長 川地事業部長 佐藤職員 小峯理事長挨拶本総会開催に際し会場を提供いただいた成城学園への謝辞 ライフメンバー故 田中裕氏の逝去の報告と共に 生前の活躍に敬意を表し出席者全員で黙祷 3.11 東日本大震災から約 2 年が過ぎて 34,000km に及ぶ我が国の海岸線で 同規模の地震や大津波が発生した場合 約 32 万人の国民の生命が失われることが予想され 東海 東南海等の地震に対して国は早急に備えに入っている背景がある 先般のライフセービングフォラームで基調講演をいただいた海岸工学ご専門の大阪大学青木教授に賜ったお言葉によれば 海岸防災の現場において海岸利用者を危険から回避させ 安全な場所へ誘導することができるライフセーバーは 極めて頼もしい存在であり 我々への敬意と期待を寄せられた これらへの対策 仕組みに対しさらなる課題 示唆を賜った 私たちはその命を受けて あらためて身の引き締まる思いと同時に ハード面からソフト防災 安全教育へ目を向けられているその一端を JLA の新たな課題として JLA の組織強化を再考する今日に至っている その展開として 本年度は溺水事故防止 ライフセービングスポーツの推進 JLA ACADEMY の三本の柱を建て その成果を社会へ投じ 特に次世代を担う青少年や他団体との連携のもと ウォーター セーフティー プログラムをスタートさせ その普及展開を地道に図って参ります これらの活動が積極的に連携を図り ライフセービングと社会の繋がりを一層広げて行くきっかけとなることを願って止まない そして これから発信するアニュアルレポート等も広く公開し その数値をもって JLA の活動がロジックに社会へ成果を公開して行く時を迎えている 全国の皆さんの活動の一つひとつが 水辺の事故の防止に繋がって行くことに ライフセービング界を代表し 謹んで御礼を申し上げ JLA はそれらの活動へのさらなる支援を行い 1
EMG3 本部の具体的な活動を前進して参りました 今回はその中間報告になります 是非 皆さんとその情報を共有し 今日の限られた時間の中で有意義な議論 そして 有意義な情報交換ができればと切に願い 開会の挨拶としたい 議長選出 定款第 28 条に基づいて 小峯理事長が議長に選出された 正会員定足数の確認定款第 29 条に基づいて 本会の定足数が確認された 正会員数 :61 名 ( 出席 29 名 委任 27 名 欠席 5 名 ) 事務局より 本日の定足数が報告され 総会が成立していることが確認された 議事録署名人の選出定款第 32 条 2 項に基づき 議事録署名人を 2 名が選出された 多胡誠氏 ( 鎌倉 LG) 田村浩志氏 ( 新島 LSC) の2 名が議事録署名人に選出された 審議事項 第 1 号議案平成 24 年度事業報告 ( 案 ) について事務局 事業部長より 資料に沿って主に黒い 印の新規事業等を中心に説明がされた < 質疑応答 > LSC からの委任をもって発言する 前理事としての退任の挨拶が充分ではなかったので 新しい執行体制 事務局の方々 本日ご参加された皆様へあらためて御礼申し上げたい また JLA が益々発展することを心から願っており 事業の件 予算について確認したい 東日本大震災に対し 協賛社 大学 LSC 等をはじめ多くの方々から義援金を募った経緯がある 義援金の使い道等 予算へ明記されていないが理由を伺いたい 事業報告及び予算書には 義援金の事は含まれていない 後程 説明する予定であった 義援金の使途の報告については 別途時間を設けて会員の皆さんへ報告させていただきたいと考えている これらが事業報告 決算書に入れられていないのは 皆さんから義援金としてお預かりしたお金なので 本部会計には入れられない 義援金は東北支部設立準備委員会 ( 震災当時 ) へ義援金を渡し 被災地での会員クラブ等の支援活動に充て 2
られているが 現地で会計処理の途中であり進行中のため このタイミングでの報告ができないが 今年度 臨時総会を開催する予定であり 義援金の使途についてもあらためて報告ができればと考えている 前役員体制から引継ぎが十分に出来ていない部分もあるが 現在 口頭で簡単にお報せすると 昨年度 東北ジュニア ユースプール競技会に充てられた 東北地区クラブを中心とした支部設立準備委員会があるが そこからの要望によって 被災地クラブ等の活動支援のために使われている 東北ジュニア ユースプール競技会への事業費は 3,144,573 円 今年度が 1,466,714 円 この使途については 被災地クラブ会員の皆さんの要望のもとで 例えば 器材支援 指導員養成の受講料 交通費 宿泊代の補助に充てるというようなことに使って頂きたい 最終的に臨時総会の場で報告したいと考えている 理事長の言葉に 東日本大震災へのお話が出ている中で どうして東日本復興支援への報告がなされないのか? 大きく触れていいのではないか? なぜ別枠の報告となるのか? 再度理由を伺いたい 義援金は 被災地関係者への善意を金品で渡すもので 本部会計の決算と一緒にしてしまう意味合いのものではない 新体制として前体制から引継ぎ 義援金の取り扱いについて未確認な部分があるだけ それは 被災地へ渡した義援金について その精算を確認するとういう部分である 本来はそれをこの場に間に合わせなければならないものかも知れないのだが 何かを隠そうとしている訳でも 決して不正に使われているというものではなく 結果的にこのタイミングに間に合わなかったということだけである 前役員からの引継ぎという言葉もあったのだが 良くわからない部分がある 理事長が東日本大震災の復興へは 自らがリーダーシップを取っていくというコメントもあったが この場に報告が出来ないことの理由をあらためて理事長に伺いたい 指摘はもっともで 本来はここに間に合わさなければならないことは重々承知だ 私もそのように認識している ただ 実際の執行は事務局長の説明のとおりで 私の不徳の致すところである 今度の臨時総会ではしっかり説明申し上げたい 第 1 号議案平成 24 年度事業報告 ( 案 ) について 上記の質疑応答を経て承認さ れた 3
第 2 号議案平成 24 年度会計報告 ( 案 ) について 事務局長より 収支決算書 ( 案 ) 等 会計報告がなされた 第 3 号議案平成 24 年度監査報告について 監事より 去る 4 月 26 日の監査において 会計帳簿は適正に処理され 法令や定 款に明らかに違反する事実は認められなかった旨の監査報告がなされた 第 2 号議案平成 24 年度会計報告 ( 案 ) 第 3 号議案監査報告について 質疑応答 は特になく 承認された 第 4 号議案平成 25 年度事業計画 ( 案 ) について 事業部長より 資料に沿って主に黒い 印の新規事業等を中心に説明がなされた ( 国際室長 ) P.27 のインターナショナルサーフレスキューチャレンジは 国際ライフセービング連盟 (ILS) の公認という説明があったが 未だ公認は取れていないので訂正してください ( 正会員クラブ代表 ) 講習会の地方開催の指導員派遣の旅費支援について 地方の定義を教えていただきたい 具体的には東京都である新島村などはどうなるか? 特に細かい規定を定めているものではないのだが その地域に指導員がいなくて要望があるのであれば どこへでも指導員を派遣させたい ただ ウォーター セーフティー講習会に限定していることを了承いただきたい 第 4 号議案平成 25 年度事業計画 ( 案 ) について 上記の質疑応答を経て承認さ れた 第 5 号議案平成 25 年度予算 ( 案 ) について事務局 上野事務局長より 収支予算 ( 案 ) の説明がなされた ( 正会員クラブ代表 ) P35 の国際交際関連事業基金について どういう目的の内容のものか伺いたい 4
11 月の臨時総会にご報告する世界選手権等の国際事業を招致する際の基金である 第 5 号議案平成 25 年度予算 ( 案 ) について 上記の質疑応答を経て承認された 本日の審議事項は終了した 最後に報告事項等について事務局から報告をする 今までの会計報告は 慣例によって 収支計算書の様式で報告していたが 次回より 法令に基づいて活動計算書という様式に基づいて報告を行うことが確認された 臨時総会について 11 月 24 日に開催を予定していることが報告された 臨時総会を開催する目的は現在のところ次のとおりである 1. 会員 会費制度の一部改定を検討している 現在 役員 各支部とで検討されている 2. 役員の選定方法について 来年度の改選に向け検討する 3. 世界選手権大会招致について 現在 世界大会招致検討委員会で 2018 年招致を目指した招致検討をしており 会員の承認を得て進行する必要がある 4. 東日本大震災における JLA 義援金についての報告 その他 各本部長から報告を求める ( 理事 /JLA アカデミー本部長 ) JLA アカデミーがスタートし ウォーター セーフティー講習会を公益事業として展開している 事業への協賛も募って行く 今年度は この講習会の普及費を 100 万円予算化していることが報告された ( 理事 / 溺水事故防止プロジェクト本部長 ) 別紙資料に基づいて 溺水事故防止プロジェクト本部での事業報告がなされた ( 個人正会員 / 神奈川県支部長 ) JLA 海水浴場認定事業について 補足説明がなされた 5
( 副理事長 / ライフセービングスポーツ推進本部長 ) 競技会開催について ライフセービングウイーク等の報告がなされた 追加で 11 月 24 日の臨時総会について 会計フォームの変更に関して定款の一部修正 が必要となる 11 月の臨時総会について 4 点の内容とあったが 次の事もご検討下さい 1.ILS との国際関連との連携強化の方向性 2. 役員改選に向けた 組織の方向性 ( 法人格の検討も含めて ) 3. 支部の活性化について どのように考えて行くのか 4. 財務基盤へのリスク管理 協賛金がなくなった場合の想定を示してほしい ( 個人正会員 / 神奈川県支部長 ) 今の発言に対し 執行部の答えはないのか 次回の臨時総会への宿題として検討課題としたい ( 個人正会員 / 神奈川県支部長 ) 今後に向けて 3 点検討願いたい 1. 全国のライフセーバーへ問いたい 3.11 を経て また 32 万人の犠牲が想定されていることへもっと具体的に力を合わせて動けないか 考えてほしい 2. 上野事務局長からの活動計算書のフォームがあるが 昨年度の比較や予算との比較 現状の収支計算書等 わかりやすい資料を使ってほしい 3. 来年度の役員改選に向けて ルールがない事が問題であった 来年度は ルールを示してほしい 公平公正な制度を期待したい また 役員の再任の期限を定めてほしい 本日 新役員の方々の挨拶を伺いたい 酒匂理事 千葉監事 古橋監事より挨拶がなされた 副理事長より 閉会の挨拶と閉会宣言がなされた 以上 6