発行日 : 平成 30 年 10 月 1 日 エコアクション21 環境活動レポート 平成 29 年度 ( 平成 29 年 9 月 ~ 平成 30 年 8 月 ) 崇和株式会社 < 所在地 > 431-0102 静岡県浜松市西区雄踏町字布見 5585 TEL:053-592-3473 FAX:053-592-4926 1
目次 [1] 組織の概要 [2] 対象範囲 対象期間 推進組織 役割分担 [3] 環境方針 [4] 環境目標 [5] 環境活動計画 ( 次年度分含む ) [6] 環境活動計画の取組結果とその評価 [7] 環境目標の達成状況 ( 実績 ) [8] 環境関連法規への違反 訴訟等の有無 [9] 環境上の緊急事態への準備及び対応 [10] 代表者による全体評価と見直し 2
[1] 組織の概要 (1) 会社名 崇和株式会社 (2) 設立日 1973 年 3 月 1 日 (3) 資本金 1,200 万円 (4) 代表者名 代表取締役山下哲彦 (5) 所在地 431-0102 静岡県浜松市西区雄踏町字布見 5585 (6) 活動内容 金属部品製造 ( インフラ設備 精密機械 医療 介護機器 ) 金属加工 金属溶接 (7) 活動規模 単位平成 29 年度平成 30 年度 売上高百万円 540 580 従業員数人 35 35 (7) 環境保全関係の責任者及び担当者連絡先環境管理責任者大谷圭吾連絡先 TEL 053-592-3473 FAX 053-592-4926 E-Mail k-ohtani@sowa-inc.co.jp H P http://www.sowa-inc.co.jp 3
[2] 対象範囲 対象期間 推進組織 役割分担 (1) 対象範囲 1 適用する事業所 本社 工場 2 適用構成員 当社で勤務する全ての従業員 ( 派遣社員 パート含む ) 3 適用する活動 精密機器部品製造 医療介護機器部品製造 金属部品加工 (2) レポート対象期間 平成 29 年 9 月 1 日から平成 30 年 8 月 31 日 (3) 推進組織 環境経営最高責任者 ( 代表取締役山下哲彦 ) 環境管理責任者 環境管理事務局長 ( 大谷圭吾 ) 管理部 製造部 (4) 役割分担最高責任者 ( 代表取締役 ) 環境管理責任者推進委員会 環境マネジメントを計画的に実施するための内容を確認 決定する 1 管理責任者をはじめ必要な責任者を任命する 2 システムの構築 運用 維持に必要な経営諸資源を準備する 3 基本理念 基本方針を制定し基本的な環境目標を設定する 4 システムの構築 運用に関する情報を収集し システム全体の見直しを行い 必要あれば改定を指示する 環境マネジメントシステムの推進 維持をする 1 経営資源の合理的 効果的な運用を図り 環境経営に関する委員会組織 ( 推進委員会 ) を運営する 2 最高責任者による見直しのための情報として システムの構築 運用に関する情報を最高責任者に提供する 環境管理責任者を委員長として ( 随時 ) 実施する 各 GLで構成し環境マネジメントシステム及び環境改善に関する会議を実施する 事務局 環境管理責任者を全面的に補佐する 4
[3] 環境方針 崇和株式会社環境方針 基本理念 崇和株式会社は 1973 年の創業以来 皆様の暖かいご愛顧により発展してまいりました ますます高度化する昨今の ものづくり について 消費者の価値観やニーズも多様化しておりますが 当社は今まで培ってきた技術力と経験を基に更なる高みをめざし 社会への貢献 という使命をもって積極的に技術の向上を図ってまいりたいと思っております そして今 社会への貢献 を具現化するにあたり 環境経営 という観点を重要課題に加え エコアクションの認証取得をもって これを実現してまいります 行動指針 当社は すべての事業活動が環境に何らかの影響を与えていることを認識した上で 以下の環境保全活動を推進します 1. 事業活動の全領域で 省エネルギー 省資源 リサイクルなどに配慮した活動 サービスを提供します 2. 環境汚染を未然に防止すると共に 環境経営システムと環境保全実績が継続的に改善できるように推進します 3. 環境関連法令と当社が参加した協定等を遵守することはもとより 可能であれば 自主管理基準を設けて環境管理レベルの向上を図ります 4. 次の事項を重点的なテーマとして 環境目標を設定し 継続的な必要あれば目標を見直すなどの効果的な取組みを行います (1) 電力や燃料油の使用に起因した 二酸化炭素について排出量低減化を推進します (2) 廃棄物については排出量の低減およびリサイクル活動を活性化します (3) 総排水量 化学物質使用量は 使用量の把握を行い 異常値を監視します (4) グリーン購入活動は 環境影響の低い商品を 低価格で導入するよう積極的に推進します (5) 当社で取得しているISO9001 認証の活動をさらに活発にし 品質管理の徹底が環境経営に資するという考えのもと 顧客満足度を向上させていきます 5. 環境教育 訓練 社内広報活動を実施し 全社員のエコアクションに対する知識の向上を 図ります 6. この環境方針は 社外の人にも公開します 平成 29 年 2 月 1 日制定崇和株式会社代表取締役山下哲彦 5
[4] 環境目標中長期の環境目標は以下の通りである テーマ 単年度別目標 ( 平成 29 年 9 月 ~ 平成 32 年 8 月 ) 1 CO2 排出量 削減 平成 29 年度は平成 28 年度の排出量を基準として 1% 削減する 平成 30 年度は平成 28 年度の排出量を基準として 2% 削減する 平成 31 年度は平成 28 年度の排出量を基準として 3% 削減する 1 A 電力 使用量 削減 平成 29 年度は平成 28 年度の使用量を基準として 1% 削減する 平成 30 年度は平成 28 年度の使用量を基準として 2% 削減する 平成 31 年度は平成 28 年度の使用量を基準として 3% 削減する 1 B 燃料油 使用量 削減 平成 29 年度は平成 28 年度の使用量を基準として 1% 削減する 平成 30 年度は平成 28 年度の使用量を基準として 2% 削減する 平成 31 年度は平成 28 年度の使用量を基準として 3% 削減する 2 産業廃棄物 排出量削減 平成 29 年度は平成 28 年度の排出量を基準として 1% 削減する 平成 30 年度は平成 28 年度の排出量を基準として 2% 削減する 平成 31 年度は平成 28 年度の排出量を基準として 3% 削減する 3 総排水量 削減 平成 29 年度は平成 28 年度の総排水量を基準として 1% 削減する 平成 30 年度は平成 28 年度の総排水量を基準として 2% 削減する 平成 31 年度は平成 28 年度の総排水量を基準として 3% 削減する 4 化学物質 使用量削減 当社の使用する化学物質は維持管理とする 新規に薬品類を導入する場合は SDS を取り寄せ管理する 5 グリーン 購入比率 向上 安価で高品質な商品を選定することが前提であり目標値は設定しない エコアクションの活動を通じて コストダウンへ直結する活動を行う 6 クレームの 削減 平成 29 年度から平成 31 年度は製品クレーム 0 件を維持する 6
[5] 環境活動計画の取組み状況 環境活動計画 実平成推進 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 施 29 担当者月月月月月月月月月月月月者年度 1 電気使用量の削減 全計画 不使用機器電源オフ大谷社 員 実績 不要照明の消灯 全計画 大谷社実績員 全計画 作業工程の効率化 大谷社実績員 2ガソリン 軽油使用量の削減 エコドライブの徹底および点検大谷社 員 実績 計画的 効率的な走行ルートの設定大谷社 員 実績 3 廃棄物 ( 産廃 一般 ) 排出量の削減 廃棄物の分別方法の遵守大谷社 員 実績 従業員に対しての教育実施大谷社 員 実績 有価物増加を目的とした情報収集大谷社員 実績 4 総排水量の削減 数値管理大谷社 員 実績 水道配管からの漏水防止大谷社員 実績 5 化学物質使用量の削減 該当物質の在庫管理大谷社 員 実績 6グリーン購入比率の向上 相見積などの徹底大谷社員 実績 情報収集の継続的実施大谷社 員 実績 7クレームの削減 不良の外部流出防止徹底大谷社 員 実績 従業員に対する各種教育の実施大谷社 員 実績 計画欄 : 実施する 実績欄 : 出来ている 改善されてきている 現状維持 悪化している 次年度の取組継続継続継続継続継続継続継続継続継続継続継続継続継続継続継続 7
[7] 環境目標の達成状況および評価 項目平成 28 年度目標値 実績値 平成 30 年度 (H29.9~H30,8) 達成 状況 二酸化炭素排出量電気使用量ガソリン使用量軽油使用量一般廃棄物排出量産業廃棄物排出量総排水量化学物質グリ-ン購入クレーム件数 総量 (kg-co 2/ 年 ) 量 (Kwh/ 年 ) 量 (L/ 年 ) 量 (L/ 年 ) 総量 (t/ 年 ) 総量 (t/ 年 ) 総量 (m 3 / 年 ) 総量 ( kg / 年 ) 項目数 ( 項目 / 年 ) 件数 ( 件年 ) 1,098,110 1,076,147 1,048,553 375,155 367,652 367,106 7,550 7,399 7,428 2,881 2,823 2,513 4.1 4.0 3.8 18.2 17.8 16.4 557 546 542 適正管理 適正管理 適正管理 0 0 0 購入電力の排出係数は 0.476 を使用して比較した 総評 電力基準年比減少となったが 製作する製品種別によって大幅に増減するため 節電などの意識教育を継続し 活動を展開する ガソリン 今夏は猛暑日が続き 車のエアコンの使用頻度増加による燃料使用量が増加したが エコドライブ等の活動は実施できているため次年度も継続して取り組む 廃棄物 一般廃棄物 産業廃棄物について有価物と廃棄物の分別を実施したことにより 排出量は 減少 次年度も分別を徹底し 不要なゴミの持ち込みを避ける活動を展開する 総排水量 節水意識の高まりから 結果は減少 機械洗浄で使用する分には影響を及ぼせないため 水の出しっぱなしなどを防止していく 化学物質 グリーン PRTR 法に該当する化学物質の使用はほぼない 管理も適正であった コストダウン活動を実施した クレーム 顧客からのクレームは発生していない 次年度も継続して実施する 8
[8] 環境関連法規への違反 訴訟等の有無 (1) 環境関連法規制の遵守 訴訟等の有無環境関連法規制の遵守状況を確認した結果 違反はなかった また 関係機関等から特に指摘等も無かった くわえて訴訟等も同様に1 件も無かった (2) 当社が適用される主な環境関連法規制等 確認日 : 平成 30 年 8 月 31 日 確認者 : 環境管理責任者 名称 当社の現状 要求事項 対応状況 騒音規制法 静岡県生活環境の 保全等に関する条例 コンプレッサー :3 台 (22kw 2 台 ) (15Kw 1 台 ) 1 使用開始 設置の届出 2 利用基準の遵守 対応済み 振動規制法 静岡県生活環境の保全等 に関する条例 コンプレッサー :3 台 (22kw 2 台 ) (15Kw 1 台 ) 1 使用開始 設置の届出 2 利用基準の遵守 対応済み 廃棄物処理法廃棄物の処理および清掃に関する法律浜松市廃棄物処理に関する条例廃棄物の処理および清掃に関する条例 外部業者への委託 1 産業廃棄物の適正処理 2 産業廃棄物管理責任者の設置 3 産廃業者等との委託契約書締結 4 廃棄物置場の適正保管 ( 表示看板設置 ) 5マニフェストの発行 返却 保管 6マニュフェストの行政報告 ( 年 1 回 ) 7 収集運搬業者の現地確認 ( 年 1 回以上 ) 8 廃水銀廃棄物の適正保管など 対応および 遵守済み フロン排出抑制法 該当エアコン工場 :16 台その他 6 台 1 出力 7.5Kw 以上のエアコンは1 回 /3 年毎の頻度で業者による点検が必要 2 出力 7.5Kw 未満のエアコンは1 回 /3 カ月毎に自主点検が必要 対応および遵守済み グリーン購入法 購買品の一部で実施 環境に配慮した再生品などを使用した物品の購入など 対応および遵守済み PRTR 法 洗浄用としてメチルク ロライド使用 1 使用量の把握 2 MSDS 入手 3 1t 以上の場合排出量の届出 対応および遵守済み RoHS および ELV 指令 部品 製品に含有される特定物質の規制 当社の製品 部品 製品の製造時における 特定有害物質の使用量の順守または不使用 対応および遵守済み 9
[9] 環境上の緊急事態への訓練および対応 当社の緊急事態は異常気象と火災の発生とする (1 回 / 年の頻度で訓練を実施する ) [10] 代表者による全体評価と見直し (1) ヒアリングチェック 内部監査の結果 法令順守エコアクション21の構築 運用状況は おおむね良好である 当社では内部監査は実施していない (2) 苦情を含む利害関係者からの重要な情報苦情を含む利害関係者からの重要な情報はない (3) 組織の環境パフォーマンス組織の環境パフォーマンスはおおむね良好 ガソリン使用量については増加となったが許容範囲内である (4) 環境目標の達成環境目標の達成状況は概ね良好である (5) 問題点の是正処置および予防処置の状況問題点の是正処置および予防処置はない (6) 前回までの見直しの結果に対するフォローアップ前回に対するフォローアップはない (7) 環境関連法規等を含む周囲の状況の変化環境関連法規等の制定 改正 廃止はない 周囲の状況変化も特にない (8) 改善のための提案 その他改善のための提案も特にない 評価日 : 平成 30 年 9 月 17 日 崇和株式会社 代表取締役山下哲彦 見直し事項の有無 項目 有無 コメント 1. エコアクション21 文書類 無 環境レポートや取組み自己チェックシートを正確に作成する 2. 環境目標 計画 無 前年度の取組み内容を継続して実施する 3. 環境活動計画 無 次年度以降も試行錯誤を図り効果的な施策を実施する 4. 組織体制 無 現段階では見直しをする必要はない 5. 環境経営システム 無 各項目ともに良好に機能している 6. その他 無 特になし トップマネジメントによる確認 指示 環境目標の達成は コストダウンや業務レベルの向上につながるため 全社員が一丸になって より一層の努力をするよう指示した 10