資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

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フロン回収・破壊法の改正内容等について

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資料3    既存品目の再商品化等について

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福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

タイトル

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フロン類製造業者等の フロン類の使用合理化の状況

〔表紙〕

資料4-2 特定家庭用機器の品目追加・再商品化等基準に関する報告書

新システム概念図 変更点及び今後の課題 新システムの検討にあたっては 当初 シールを用いた徴収方法を検討していたが 関係者との調整の結果 以下のような変更及び課題が生じている 1 変更点 : 製品価格に内部化する費用の性質発炎筒の流通は 主として 新車搭載用として自動車製造業者等 交換用として自動車

12年~16年

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

特定家庭用機器廃棄物回収率目標達成アクションプラン 平成 28 年 3 月 廃家電の回収率向上に向けたアクションプラン及び取組状況の検証に関する検討会

目 次 1. トップランナー制度について 1トップランナー制度の概要について 3 2トップランナー基準に関する基本的な考え方について 5 3トップランナー基準に関する主な規定について 8 4トップランナー基準策定及び運用の流れについて 9 2. ラベリング制度について 1ラベリング制度の概要について

2.2 環境配慮設計の高度化に向けて (1) 製品アセスメントマニュアルの活用 家電製品協会は 新製品の環境配慮設計への改善度を評価し 環境負 荷をより低減したものづくりを行う具体的な設計指針として 家電製品 製品アセスメントマニュアル を作成しており 製造業者等は同マニュ アルを各社で活用している

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産業廃棄物管理票制度の運用について(通知)

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

このような周辺状況の変化に対応し 諸課題の解決を図るべく 基本法及び第三次循環型社会形成推進基本計画に沿って 廃棄物処理法やリサイクルの推進に係る諸法等に基づく制度の適切な実施と相まって 改めて大量生産 大量消費 大量廃棄型の従来の社会の在り方や国民のライフスタイルを見直し 社会における高度な物質循

別紙 フロン排出抑制法に基づく平成 28 年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果について 環境省 1. 再生量等の集計結果 (1) 再生量フロン排出抑制法に基づき第一種フロン類再生業者から報告のあった平成 28 年度におけるフロン類の再生量の合計は約 1,248 トンであり 平成 27 年度

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

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2/6 ページ ( 一 ) この法律における主務大臣は 環境大臣及び経済産業大臣とすることとしている ( 二 ) この法律に規定する主務大臣の権限の委任について規定することとしている 11 施行期日等 ( 附則関係 ) ( 一 ) この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定

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2 回収台数の推移 回収台数の推移 1, 回 収 台 数( 千 台)30

1_【鑑】「生活困窮者自立支援法の施行に伴う多重債務者対策担当分野との連携について(通知)」の一部改正について

1 計画策定の意義 私たちが暮らす現代社会は これまで快適で潤いのある生活環境を築くため 大量生産 大量消費 大量廃棄という使い捨てのライフスタイルを恒常化させてきた それに伴い排出される廃棄物は 多様化 増大化を続けたため 処理場や処分場の確保は次第に困難になり 廃棄物処理を取り巻く環境は厳しくな

様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 7 月 20 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県安芸高田市甲田町下甲立 1624 湧永製薬株式会社広島事業所 代表取締役 湧永寛仁 電話番号

平成○○年○○月○○日

Microsoft Word - 特記例

新興国市場開拓事業平成 27 年度概算要求額 15.0 億円 (15.0 億円 ) うち優先課題推進枠 15.0 億円 通商政策局国際経済課 商務情報政策局生活文化創造産業課 /1750 事業の内容 事業の概要 目的 急速に拡大する世界市場を獲得するためには 対象となる国 地

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概要 2 1. エアコン 冷蔵庫 冷凍庫及び洗濯機 衣類乾燥機については 経過年数の推移に 過去と比較して特に変化は見られない ワイブル平均が最も大きい品目は冷蔵庫 冷凍庫 (15.8 年 ) 最も小さい品目は洗濯機 衣類乾燥機 (11.7 年 ) で 両者の差は 4.1 年となった ワイブル平均の

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

Q2-4: 水銀を回収した後のガラスくず ( 破砕したもの ) や 破損した水銀使用製品 は水銀使用製品産業廃棄物になるのか 水銀使用製品産業廃棄物には卒業基 準はないのか P.3 3. 廃水銀等について P.4 Q3-1: 当社は水質汚濁防止法の特定施設からは外れているが 廃棄物処理法でも今 P.

Microsoft Word - <局長レク後>都道府県・政令市宛て(総括指摘部分修正)

い さ だ く の残 銀 ご確認 水 科用 歯 に 棚 など せん ま り りは あ か 歯科用水銀 歯科用アマルガムの 使わなく なった 早期処理にご協力ください 2013年10月 採択されました 水銀含有廃棄物の適正処理を お願いいたします 適 正 な 処 理 は どうしたら い い の 歯科用

目標を達成するための指標 第 4 章計画における環境施策 一般廃棄物焼却量 ( 家庭 事業所 ) ごみ 資源物の総排出量 平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (2003 年度 ) に比べ 30% 削減平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (200

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 27 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県豊田郡大崎上島町中野 977 番地 大崎工業株式会社広島工場 工場長樽本伸正 電話番号 廃棄物の処理

山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

使用済自動車の再資源化等に関する法律の概要

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

資料4  小売業者によるリサイクル・リユース仕分け基準の作成に係るガイドライン素案の設定と項目について

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24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区


1 大内

2 回収台数の推移 (2) 再資源化実績 1 平成 22 年度実績 製品区分 処理量 (t) 処理台数 ( 台 ) 再資源化量 (t) 再資源化率 (%) 法定目標 (%) 1, ,617 1, (1,935) (171,493) (1,488) (76,9) 50 46

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資源有効利用促進法に基づく自主回収及び再資源化の各事業者等による実施状況の公表について

1 平川

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃


事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

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内部統制ガイドラインについて 資料


本日の説明内容 1. グリーン購入法の概要 2. プレミアム基準策定ガイドライン

弘前市告示第   号

第1 機構・組織・人員及び予算

2 市長は 告示産業廃棄物の処理を次の基準により行うものとする (1) 処理できる告示産業廃棄物は 市内の土地又は建物から排出されたものに限る (2) 1 日に搬入できる告示産業廃棄物の量は 2 トン車 1 台 ( 軽トラックの場合は 2 台 ) 以内とする ただし 天災等特別の理由による場合は 市


2 回収台数の推移 (2) 再資源化実績 1 平成 23 年度実績 製品区分処理量 (t) 処理台数 ( 台 ) 再資源化量 (t) 再資源化率 (%) 法定目標 (%) 1, ,907 1, (1,964) (181,617) (1,495) (76.1)

目次 1. 指定引取場所の適正配置原則について 2.A B 両グループの指定引取場所の現状について 3. 指定引取場所の A B 共有化のメリットについて 4. 指定引取場所の A B 共有化に伴う統合のメリットについて 5. 指定引取場所の A B 共有化 統合について留意すべき点 6. 離島にお

老発第    第 号

Taro-フロン排出抑制法施行令

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

【H22】【報告書】排出家電のフロー調査(案)

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< 目次 > 飯山市の今後のごみ減量施策のあり方について答申 1 諮問書 ( 写し ) 6 答申資料編 7

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 5 月 18 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県三原市須波 1 丁目 23-8 藤井建設 代表取締役藤井啓文 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号 (08

産業廃棄物税は 最終処分される産業廃棄物に課されるものであり 排出事業者から中間処理に委託された廃棄物すべてに課税されるわけではありません 中間処理業者の方が排出事業者から処理料金に含めて受け取る税相当額は 中間処理によって減量化されたり リサイクルされた分を除いた中間処理後に最終処分される産業廃棄

計画の策定にあたって 本計画は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第 6 条第 1 項の規定される網走市における一般廃棄物処理に関する基本計画です 網走市では 平成 4 年に策定した基本計画に基づき ごみの減量化の推進 リサイクルセンターや最終処分場を整備するとともに 平成 16 年度にはごみ処理の

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

Ⅰ 家庭ごみ有料化の目的                                                         

る 連合会は 管理運用の方針の策定及び変更等退職等年金給付調整積立金の管理及び運用に係る専門的事項を検討する場合には 資金運用委員会の専門的知見を活用する 3 退職等年金給付調整積立金の管理及び運用におけるリスク管理連合会は 連合会を除く管理運用機関 ( 組合 市町村連合会及び連合会をいう 以下同じ

必要なものとして政令で定める原材料等の種類及びその使用に係る副産物の種類ごとに政令で定める業種をいう 8 この法律において 特定再利用業種 とは 再生資源又は再生部品を利用することが技術的及び経済的に可能であり かつ これらを利用することが当該再生資源又は再生部品の有効な利用を図る上で特に必要なもの

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卵及び卵製品の高度化基準

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 29 日 広島県知事 様 提出者 住所 広島県尾道市美ノ郷町本郷 氏名 日東電工株式会社 尾道事業所 事業所長岡田和之 電話番号 廃棄物の処

資料4 使用済小型家電回収の現状と課題

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JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

エコアクション 21 環境活動レポート 平成 29 年度 ( 平成 29 年 8 月 ~ 平成 30 年 7 月 ) 作成平成 30 年 11 月 23 日 改訂平成 30 年 12 月 31 日

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

医政経発第 号 平成 20 年 3 月 28 日 社団法人日本臨床検査薬協会会長 在日米国商工会議所 (ACCJ) 医療機器 IVD 小委員会委員長 殿 欧州ビジネス協会 ( E B C) 医療機器委員会委員長 厚生労働省医政局経済課長 医療機器等へのバーコード表示の実施について 医

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資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

2. 特定家庭用機器廃棄物の適正処理における具体的な施策 離 ( 島 2 対 ) 策不の法実投施棄対策及び 性 ( の 4 向 ) 上廃棄物処分許可業者による処理状況等の透明 不法投棄され 市町村が回収した特定家庭用機器廃棄物について 廃棄物処理法に基づき 製造業者等の委託先であるリサイクルプラントに引き渡し 処理すること等を通じて 国は不法投棄に係る市町村の負担軽減を図るべきである 平成 27 年度実施状況平成 28 年度実施状況平成 29 年度実施状況 国 国 当該手法に関する具体的な運用を検討し 当該スキーム 当該手法に関して 平成 28 年 4 月に全国の市町村及びリ案を前合同会合で報告サイクルプラントへ周知 平成 28 年 12 月末現在 43 市町村から申請があった 廃棄物処分許可業者による特定家庭用機器廃棄物の処理状況等について 国は 自治体に対して 廃棄物処分許可業者による廃棄物の適正処理の状況に係る他の情報を活用しつつ 特定家庭用機器廃棄物を処分している事業者への報告徴収 立入検査を通じ 廃棄物処理法の告示に基づいて処分が行われているか定期的に確認するよう周知するとともに その結果をとりまとめて公表すべきである 国 国 各種リサイクル法に関する自治体向け説明会等で周知し 産業廃棄物処分許可業者及び一般廃棄物処分許可業た 者の処理状況の把握 指導について都道府県 政令市の 産業廃棄物処分許可業者及び一般廃棄物処分許可業主管課長に文書を配布し 口頭で説明した 者の処理状況の把握 指導について都道府県 政令市の 産業廃棄物処分許可業者及び一般廃棄物処理許可業部局長に文書を配布し 口頭で説明した 者の適正処理の状況の調査結果を本合同会合で報告 産業廃棄物処分許可業者の適正処理の状況の調査結果を前合同会合で報告 特に フロン類については その回収量等を把握する方策について 国は検討すべきである 環境省は 自治体に対する周知の実施 経済産業省は リサイクルプラントに対する周 知の実施 経済産業省 環境省は 当該運用の活用状況について 適宜合同会合で報告 国 平成 29 年度において 10 月末現在 11 の市町で当該スキームを活用している 環境省は 都道府県 政令市に対して 特定家庭用機器廃棄物を処分している産業廃棄物処分許可業者の適正処理の状況を調査し 毎年度合同会合で報告 国 産業廃棄物処分許可業者及び一般廃棄物処理許可業者の適正処理の状況の調査結果を本合同会合で報告 環境省は 特定家庭用機器廃棄物を処分している産業廃棄物処分許可業者のフロン回収量の把握方策について検討し 回収量等について適宜合同会合で報告 国 国 上記産業廃棄物処分許可業者の適正処理の状況に併せ 上記産業廃棄物処分許可業者及び一般廃棄物処理許可業者の適正処理の状況に併せてフロン回収量等の結果をてフロン回収量等の結果を前合同会合で報告本合同会合で報告 資料 4 1 1

3. 家電リサイクルの一層の高度化に向けた具体的な施策 ( 1 ) 再商品化率の向上と質の高いリサイクルの推進 家電リサイクル法においては 再商品化 を 機械器具が廃棄物となったものから部品及び材料を分離し 1 自らこれを製品の部品又は原材料として利用する行為 又は2これを製品の部品又は原材料として利用する者に有償又は無償で譲渡し得る状態にする行為と定義している 家電リサイクルの質を担保していく観点から 国は これらの部品及び材料の分離等に関する望ましい取組について 製造業者等に対してガイドラインを示すべきである 経済産業省 環境省は 製造業者等に対する通知 ( ガイドライン ) を策定 国 合同会合で経済産業省 環境省は ガイドラインについて報告 平成 28 年 1 月 再商品化等ガイドライン ( ) を製造業者 等へ通知し 前合同会合において説明を実施 以下の項目について 遵守すべき事項 と 望ましい 取組に係る事項 とを規定 1 再商品化等の実施 2 譲渡先 3 作業環境 安全衛生 4その他 再商品化率については 法定の水準と製造業者等が実際に達成している水準との間に乖離が生じていることを踏まえ 今後経済産業省 環境省は 再商品化率の実績等について毎年度合同会合で報告のリサイクル技術の進展や資源相場の変動といった事情も考慮しながら 実態に即した適切な水準となるよう 国は法定の水準を引き上げるべきである 国 再商品化率の実績等について把握し 合同会合で報告 今後ともリサイクルの 質 を高めていく観点から 国は 再商品化率に加えて再資源化率の把握に努めるとともに 重要な金属や素材の一層の分別回収や水平リサイクルを促進すること等 製造業者等による高度なリサイクルの取組を促進することを基本方針に位置づけ その取組を本合同会合において評価すべきである 国は 循環型社会の形成に向けて 製造業者等がリサイクルを実施した後の資源の譲渡先のトレーサビリティを可能な範囲で高めることについて 今後検討していくべきである 平成 27 年度実施状況平成 28 年度実施状況平成 29 年度実施状況 経済産業省 環境省は 製造業者等に対して 再資源化率について調査を実施 国 製造業者等に対して平成 26 年度の再資源化率について調査を実施し その結果は以下のとおりであった ( 熱回収も含む ) エアコン 93% ブラウン管テレビ 93% 液晶式 プラズマ式テレビ 96% 冷蔵庫 冷凍庫 88% 洗濯機 衣類乾燥機 89% 経済産業省 環境省は 製造業者等に対して資源の譲 渡先のトレーサビリティについて調査を実施 製造業者等は ガイドラインに基づき再商品化を実施 製造業者等 製造業者等は ガイドラインに沿って再商品化等を実施している 経済産業省 環境省は 再資源化率の調査結果について 毎年度合同会合で報告 国 製造業者等に対して平成 27 年度の再資源化率について調査を実施し その結果は以下のとおりであった ( 熱回収も含む ) エアコン 95% ブラウン管テレビ 96% 液晶式 プラズマ式テレビ 96% 冷蔵庫 冷凍庫 92% 洗濯機 衣類乾燥機 92% 経済産業省 環境省は 引き続きトレーサビリティを高める方策について検討 国 製造業者等に対して平成 28 年度の再資源化率について調査を実施し その結果は以下のとおりであった ( 熱回収も含む ) エアコン 94% ブラウン管テレビ 95% 液晶式 プラズマ式テレビ 96% 冷蔵庫 冷凍庫 94% 洗濯機 衣類乾燥機 92% 資料 2 国 資源の譲渡先のトレーサビリティ調査を平成 27 年度実施し その結果について公表を行った 国 トレーサビリティを高める方策について引き続き検討する 2

3. 家電リサイクルの一層の高度化に向けた具体的な施策 製造業者等は 特定家庭用機器廃棄物のリサイクルに当たって 廃棄物処理法等に従い その部品に含まれる PCB や鉛 水銀といった有害物質について厳格に対応してきたところであり これらの適正処理の対応状況等について 本合同会合や様々な媒体を通じて 積極的に情報発信を行うべきである 平成 27 年度実施状況 平成 28 年度実施状況 平成 29 年度実施状況 合同会合で製造業者等は 有害物質管理の取組状況につ製造業者等は 引き続き 有害物質について適正処理及び積極的な情報発信を実施いて報告 ( 2 ) 有害物質について 特定家庭用機器廃棄物を扱う廃棄物処分許可業者についても 廃棄物処理法に基づく有害物質の適正処理が求められることから 都道府県等は その対応状況等の実態について適切に把握すべきである 製造業者等 前合同会合で有害物質管理の取組状況について報告を行った 製造業者等は有害物質を適正に管理しており 平成 26 年度の回収実績は以下のとおり [ 水銀 ] エアコン : 14,683 台冷蔵庫 : 25,758 台液晶 :113,359Kg [PCB] テレビ : 1,192 台エアコン : 23 台 国 平成 26 年度産業廃棄物処分許可業者の適正処理の状況に併せて有害物質の適正処理状況の調査結果を前合同会合で報告 製造業者等 製造業者等は有害物質を適正に管理しており 平成 27 年度の回収実績は以下のとおり [ 水銀 ] エアコン : 16,656 台冷蔵庫 : 26,788 台液晶 : 167,046Kg [PCB] テレビ : 1,109 台エアコン : 23 台 環境省は 産業廃棄物処分許可業者に対する調査において 有害物質の適正処理状況について調査し 毎年度合同会合で報告 国 平成 27 年度産業廃棄物処分許可業者及び平成 26 27 年度一般廃棄物処理許可業者の適正処理に併せて有害物質の適正処理状況の調査結果を本合同会合で報告 製造業者等 製造業者等は有害物質を適正に管理しており 平成 28 年度の回収実績は以下のとおり 水銀 エアコン : 16,597 台冷蔵庫 : 24,169 台液晶 : 183,420Kg PCB テレビ : 939 台 エアコン : 23 台 国 平成 28 年度産業廃棄物処分許可業者及び平成 28 年度一般廃棄物処理許可業者の適正処理に併せて有害物質の適正処理状況の調査結果を本合同会合で報告 資料 4 1 特定家庭用機器を含む電気 電子機器については J-MOSS や欧州の RoHS 指令への対応等に既に取り組んでいるところであるが 製造業者等は 引き続き 製品設計の段階から有害物質の使用量を可能な限り低減するよう努めるべきである 合同会合で製造業者等は 有害物質の使用量低減の取組 状況について報告 製造業者等は 引き続き 製品設計の段階から有害物質の使用量低減の取組を実施 製造業者等 前合同会合で有害物質の使用量低減の取組状況について報告を行った 製造業者等において 製品設計段階から RoHS 規制をクリアした部品だけを選択する仕組みを構築し 部品材料の納入段階から RoHS 規制 6 物質の排除を行うなど 有害物質の使用量低減に努めている 製造業者等 製造業者等において 製品設計段階から RoHS 規制をクリアした部品だけを選択する仕組みを構築し 部品材料の納入段階から RoHS 規制 6 物質の排除を行うなど 有害物質の使用量低減に努めている 3

4. 対象品目について 平成 27 年度実施状況平成 28 年度実施状況平成 29 年度実施状況これらの品目については いずれも平成 25 年 4 月に施行された使用済電子機器等の再資源化の促進に関する法律 ( 平成 24 年法律第 57 号 ) の対象品目となっており まずは同法の下で回経済産業省 環境省は 小型家電リサイクル法の施行状況や市町村における処理状況について把握し 対象品目の追加について検討収を促進していくべきであるが 市町村において処理が困難となっているとの指摘があることから 出荷台数や配達率の状況 市町村における処理状況 同法の施行状況を把握し 今後とも国は家電リサイクル法の対象品目の追加について検討を行っていくべきである 国 小型家電リサイクル法の施行状況や市町村における処理の状況を確認 4

4. 対象品目について 国においては 引き続き 諸外国の事例の情報収集等に努め 購入時負担方式を採用した場合の効果やそれぞれの方式における論点 課題等について 今後とも検討を行うべきである 平成 27 年度実施状況平成 28 年度実施状況平成 29 年度実施状況 経済産業省 環境省は 海外事例の情報収集に努め 購入時負担方式を採用した場合の論点 課題等について検討 国 諸外国の事情について 既存の調査研究やウェブサイト等を通じた情報収集を実施 5