Wall Mount Audio System X-WM00( 加振器付きシステム ) A-WM00( 別売天井埋め込みスピーカー用システム ) 施工説明書 1. 安全上のご注意必ずお守りください 施工工事の前に 本書をお読みの上 正しく施工してください 配線工事は 関連する法令 規定に従って 必ず有資格者 ( 電気工事士 ) が行ってください 施工完了後 各部の点検を行い 器具のがたつきや漏電などの安全上の不具合がないことを確認してください 通気性の悪い狭い場所や 高温となる場所や熱源の近く 水蒸気や水のかかる場所に設置しないでください また 不安定な場所に設置しないでください アース設置工事を必ず行ってください また 本機を使用できるのは日本国内のみです 銘版は AMP ボックス天面部にあります 電源定格等を確認してください 2. 箱の中身を確認する 1 X-WM00 A-WM00 2 1. AMP ボックス 1 体 (X-WM00-AMP/ A-WM00-AMP) 2. コントロールボックス 1 体 (X-WM00-CNT(W)/ A-WM00-CNT(W)). 接続ケーブル (5m) 1 本 X-WM00 4. 加振器 (S-WM00) 1 体 A-WM00 5. スピーカー線 (5m) L/R 各 1 本 取扱説明書 ( 保証書 ) 1 点 施工説明書 1 点 X-WM00 4 5 A-WM00 施工完了後は 取扱説明書 ( 保証書 ) 施工説明書を施主様にお渡しください
. 設置例 X-WM00 ユニットバスへの設置例本品は 防水対応ではありません 水のかからない場所へ設置してください A-WM00 別売の天井埋め込みスピーカーと組み合わせた設置例 4. 配線図 施工時は 必ずブレーカー ( 屋内開閉器 ) および漏電遮断機を設置し 非通電状態で配線処理を行ってください ( 漏電遮断機は 住戸分電盤の主幹ブレーカーをご使用いただけます ) 他の電源との共用は可能です ノイズの影響を受けやすい洗濯機 ドライヤーとの共用は避けることをおすすめします X-WM00 A-WM00 2
5. 製品寸法と質量 AMP ボックス 質量 :540g 19. (17.) 167 (9) 50 115 1 出力切替スイッチ 2 コントロール入力端子 スピーカー端子 4 端子カバー 5 通風孔 6 電源端子 コントロールボックス 質量 :140g 設置可能な壁内奥行き寸法は 設置面より最小で 54mm です また壁厚 ( ボード厚 ) は 0mm までです 120 78 8 40 48 54 7 電源 / 音量インジケーター 8 電源ボタン 9 オーディオ入力端子 10 音量ボタン 11 入力切替ボタン 12 入力インジケーター 1 スライド金具 14 接続コネクタ 加振器 X-WM00 質量 :150g 22 Ø75 15 加振器本体 16 取付金具
6. 設置について 設置の流れ 1 2 4 5 設置位置を決める コントロールボックスの設置 AMP ボックスの設置 スピーカーの設置 動作確認 1 設置位置を決める コントロールボックスおよび AMP ボックスの設置位置については 施主様または建築会社様へ確認してください AMP ボックスは 天井裏もしくは浴室ユニットの天井パネル裏に設置します サウナやハロゲンライト等 高温 (45 以上 ) となる場所や熱源の近くには設置しないでください 故障や火災の原因となる恐れがあります AMP ボックスの通風孔を塞いだり 断熱材を被せたりしないでください 内部に熱がこもり 火災の原因となることがあります コントロールボックスと AMP ボックスを接続する接続ケーブルの長さは 5m です 接続ケーブルの届く範囲で設置位置を決めてください 加振器は 石膏ボード付きのユニットバスの石膏ボードに直接貼り付けて設置してください 加振器を設置する際は 右図のように構造上 強度のあるパネルジョイント部と点検口との近傍への設置が理想的です スペース等の制約で右図の位置への設置ができない場合は できるだけパネル強度の高い場所を探して設置してください AMP ボックスは 加振器から離し 安定した場所へ設置してください 2 コントロールボックスの設置 1 58mm 壁に開口を開ける 幅 :58mm 高さ :100mm 100mm 2 接続ケーブルを配線し 開口部から引き出す 接続ケーブルは AMP ボックスから配線してください 接続ケーブルを隠ぺい配線する場合は 合成樹脂製可とう電線管 ( 内径 φ 22 以上 ) を使用してください 4
接続ケーブルと接続コネクタを接続する 4 フロントカバーを外すフック ( 爪 ) で固定されていますので 左右どちらかにフロントカバーを寄せたうえで 外すようにしてください 5 壁の開口部へコントロールボックスを挿入する上下のスライド金具が閉じていることを確認してください スライド金具が開いている場合は ネジを回してスライド金具を閉じてから 開口部へ挿入してください 6 コントロールボックスを壁に固定する ネジを締めると スライド金具が開き 壁を挟み込み固定します インパクトドライバーは使用しないでください 手締めで確実に固定してください 7 フロントカバーを取り付けるコントロールボックスおよびフロントカバーが確実に固定され 緩みがないことを確認してください 5
AMP ボックスの設置 1 接続ケーブルを接続する 2 X-WM00 A-WM00 端子カバーを外し スピーカー線を接続する スピーカー線に縦線が印刷されている側を + 端子に接続してください 極性を間違えないように注意してください 電線が短絡しないように注意してください 加振器を接続する場合は 右 端子に接続してください サイズの合ったドライバーを使用し ( 推奨 :H 形 No.1) 端子ネジを締めこんでください インパクトドライバーは使用しないでください 手締めで確実に締めてください 作業後にスピーカー線を軽く引っ張り 確実に接続されていることを確認してください 端子カバーを取り付ける 4 機能アース線を接続する アース線を AMP ボックス底面にネジで接続します アース設置工事を行い アース線と必ず接続してください 5 15 電源線を接続する電源線 (AC100V) は すべてのケーブル接続が完了してから接続してください 適合電線 : 絶縁ビニルシースケーブル (VVF)φ 1.6 φ 2.0 6
6 出力切替スイッチを合わせる スピーカーの設定に合わせて 出力切替スイッチを合わせる 左側 : ステレオ右側 : モノラル加振器を接続の場合は 必ずモノラルに合わせてください 4 スピーカーの設置 加振器の設置 1 2 X-WM00 加振器の設置位置を決める取付金具裏面の両面テープの剥離紙を剥がさずに 手で取付金具を押さえて音を再生してください ( 音の再生は 別紙の取扱説明書を参照ください ) 換気扇や他の構造物から 音のびりつきなどの異常な音が発生しないことを最大音量にて確認してください 音のびりつきなどが発生する場合は 加振器の設置場所を変えることで解消する場合があります 音のびりつきの発生源から離して設置して 再度確認してください 両面テープの剥離紙を剥がす設置位置を確認し 貼り付け面の表面の埃や油を取り除いてから貼り付けてください 4 取付金具を貼り付けるしっかりと貼り付けてください 加振器の本体部分を押し付けて 無理な力を加えないでください 加振器が破損する恐れがあります 両面テープは 貼り付け時の環境温度が低いと貼り付け強度が低下します 気温が 10 以下の場合 加振器を 10 以上となるように温めてから貼り付けてください スピーカー線を配線するスピーカー線は 加振器と取付金具の間に入り込まないように配線し 固定してください 7
加振器を取り外す場合 X-WM00 別売の天井埋め込みスピーカーの設置 取付金具と取付面との間にドライバーなどを挿しこみ テコの要領で取付金具を剥がす 加振器の本体部分を引っ張ったりして 無理な力を加えないでください 加振器が破損する恐れがあります 剥がした両面テープは使用しないでください 新しい両面テープ ( 日東 No.5000NS) に貼り換えてください 石膏ボードへ貼り付けた際に表面の原紙が破れた場合は 同じ場所に貼り付けないでください A-WM00 お買い上げの天井埋め込みスピーカーに付属の説明書をご確認の上 設置してください スピーカーは インピーダンスが 6~8Ω のものを接続してください 5 動作確認 すべての設置および結線が終わったら 各部の点検を行い 器具のがたつきや漏電などの不具合がないことを確認してください 1 出力切替スイッチを確認する (7 ページ ) スピーカーに合わせた設定になっていることを確認してください 2 動作確認を実施する別紙の取扱説明書記載の操作方法を参照の上 下記の項目を確認してください BLUETOOTH を接続して 音は出るか? 操作ボタン ( 電源ボタン / 音量ボタン ) は動作するか? 電源 / 音量インジケーターは点灯しているか? 7. 保証書への記載について 取扱説明書に記載の保証欄に 設置年月日 設置業者様名を記載して 施主様へお渡しください 8 H1711-2 SN2940279B 10-0015 東京都墨田区横網一丁目 10 番 5 号