独立行政法人評価委員会 総会(第28回)配付資料 [資料3-2-5]

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中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

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資料 NTC競技別強化拠点の機能強化について(案)

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

資料 2 東区まちづくり推進事業の検証結果について ( 平成 29 年度第 2 回東区まちづくり懇話会 ) 開催概要 開催日時 : 平成 29 年 9 月 15( 金 ) 午前 9 時 30 分 場 所 : 東区役所 3 階すこやかホール 熊本市東区役所

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

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地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

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地域子育て支援拠点事業について

一次評価 担当課による自己評価 必要性 効率性 有効性 市民や社会のニーズを的確に捉えた事業か 民間事業者や市民が自ら実施することのできない事業か 目的 目標の達成手段として適切で 優先度の高い事業か 受益者との負担関係やは妥当な水準か 他の手段や方法とのコスト比較は十分行われているか コスト削減や

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子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

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平成 25 年 4 月 30 日 補助金のあり方に関するガイドライン 函館市 平成 25 年 4 月

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

平成17年8月24日市長交渉想定質問

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福利厚生基本計画

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

Taro-07_学校体育・健康教育(学

0-1表紙

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

活動指標及び 活動指標標準仕様書 導入手順書策定数 ( 改定を含む ) 活動見込 31 活動見込 2 活動指標及び 活動指標 RPA 補助事業の完了数 活動見込 31 活動見込 5 活動指標及び AI 実証地域の完了数 活動指標 活動見込 31 活動見

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

本要望に対応する縮減案 ページ 2 2

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利


大学スポーツが及ぼす好循環

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第3章 指導・監査等の実施

審査の品質管理において取り組むべき事項 ( 平成 27 年度 ) 平成 27 年 4 月 28 日 特許庁 特許 Ⅰ. 質の高い審査を実現するための方針 手続 体制の整備 審査の質を向上させるためには 審査体制の充実が欠かせません そこで 審査の効率性を考慮しつつ 主要国と遜色のない審査実施体制の確

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

公益目的支出計画実施報告

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

注 : 平成 年度募集研究種目 国際的に評価の高い研究の推進 研究費の規模 / 研究の発展 H には 新たに基盤研究 (B) 若手研究 (A) の 種目に基金化を導入 若手研究 9 歳以下 ~ 年 (A) 500~,000 万円 (B) ~500 万円 研究活動スタート支援 年以内年間 50 万円以

三鷹市指定管理者制度導入の基本方針(仮称)検討試案

PowerPoint プレゼンテーション

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

新設 拡充又は延長を必要とする理⑴ 政策目的 地震等の災害からの復旧に際して 公的補助が公立学校に比べて少なく 自主財源の確保が求められる私立学校にとって 寄附金収入は極めて重要な財源である 災害時には 大口の寄附だけでなく 広く卒業生や地域住民を中心に 義援金 募金という形で小口の寄附を集める必要

浜田市事務事業の外部化 ( 民間委託等 ) に関する指針 の 策定について 平成 25 年 5 月浜田市行財政改革推進本部 浜田市では 平成 17 年 10 月に市町村合併を行い 平成 18 年 2 月に 浜田市行財政改革大綱 を策定して 平成 22 年度までの 5 年間で改革に取り組んできました

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

独立行政法人水産大学校中期目標 制定 : 平成 23 年 3 月 2 日 変更 : 平成 27 年 11 月 9 日 独立行政法人水産大学校 ( 以下 大学校 という ) は 水産に関する学理及び技術の教授及び研究を行うことにより 水産業を担う人材の育成を図ることを目的として 平成 13 年 4 月

区分 平成 29 事業年度 予算額 決算額 差額 備考 運営費交付金 2,815 2,815 - 国庫補助金 26,679 26,679 - 社会福祉振興助成費補助金 給付費補助金 26,071 26,071 - 利子補給金 3,617 3,617 - 福祉医療貸付事業福祉医療貸

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

2018 年 7 月 11 日 公益財団法人日本バスケットボール協会平成 30 年度第 3 回理事会報告 日時 :2018( 平成 30) 年 7 月 11 日 ( 水 ) 13:30~15:30 会場 :JBA 会議室 報告内容 1. コーチライセンス制度の改定について 2. トップリーグ外国籍コ

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政策評価書3-3(4)

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

内部統制ガイドラインについて 資料

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概算要求基準等の推移

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豊橋市 PPP/PFI 手法導入優先的検討方針 効率的かつ効果的な公共施設等の整備等を進めることを目的として 多様なPPP/P FI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) に基づき 公共施設等の整備等に多様なPPP/PFI 手

国費投入の必要性 事業の効率性 事業の有効性 関連事業 事業所管部局による点検 改善 項目 評価 評価に関する説明 事業の目的は国民や社会のニーズを的確に反映しているか 被災者の資力やニーズを踏まえた効率的 効果的な住まいの確保策に関する調査等を行っている 地方自治体 民間等に委ねることができない事

る 連合会は 管理運用の方針の策定及び変更等退職等年金給付調整積立金の管理及び運用に係る専門的事項を検討する場合には 資金運用委員会の専門的知見を活用する 3 退職等年金給付調整積立金の管理及び運用におけるリスク管理連合会は 連合会を除く管理運用機関 ( 組合 市町村連合会及び連合会をいう 以下同じ

将来返上認可 過去返上認可 6 基金 解散認可 1 基金 一括納付による解散である 3 指定基金制度ア概要年金給付等に要する積立金の積立水準が著しく低い基金を 厚生労働大臣が指定します この指定された基金に対して 5 年間の財政健全化計画を作成させ これに基づき事業運営を行うよう重点的に指導すること

平成 29 年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について ( 平成 28 年 8 月 2 日閣議了解 ) の骨子 平成 29 年度予算は 基本方針 2016 を踏まえ 引き続き 基本方針 2015 で示された 経済 財政再生計画 の枠組みの下 手を緩めることなく本格的な歳出改革に取り組む 歳出

H28秋_24地方税財源

資料2-2 平成24年度スポーツ振興投票等業務に係る事業計画、予算及び資金計画(案)(独立行政法人日本スポーツ振興センター作成)

スライド 1

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PrimoPDF, Job 20

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

資料 5 自治体クラウド推進 業務改革について 平成 27 年 9 月 14 日

平成28年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について

目 次 1 章策定の趣旨 1 1 これまで経緯 1 2 さらなる行財政改革の必要性 1 2 章行財政改革の基本的な考え方 2 1 推進期間 2 2 基本方針 2 3 重点項目 2 (1) 事務 事業の効率化の推進 3 (2) 定員管理の適正化及び人材育成の推進 4 (3) 民間活力の活用 4 (4)

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女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

資料9 平成23年スポーツ振興投票等業務に係る事業計画、予算及び資金計画(案)(独立行政法人日本スポーツ振興センター作成)

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

OTEMON GAKUIN

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施策吊

平成23年度の具体的な行動計画(アクションプラン)策定調書

組織目標シート 平成 28 年度 部局 教育委員会事務局局長吉田久芳 1. 部局の使命 児童 生徒一人ひとりを大切にし 豊かな人間性と人間関係を築く力を育むとともに 自ら学び考え行動する子どもの育成を図る学校教育を推進する 市民生活が豊かで活力のあるものになるよう 市民が生涯を通して学習し学び続ける

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

三鷹市健康福祉総合計画2022

事務連絡 平成 26 年 4 月 23 日 各実施機関実施責任者殿 各実施機関事務連絡担当者殿 文部科学省科学技術 学術政策局 人材政策課 科学技術人材育成費補助金により雇用する研究者等に係る人件費の取扱いについて 旧科学技術振興調整費 ( 以下 旧調整費 という ) の課題を実施する研究者等の人件

目的状 況予算の 資金の流使れ途 支出先の選定は妥当か 競争性が確保されているか 単位あたりコストの削減に努めているか その水準は妥当か 受益者との負担関係は妥当であるか 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 救急医療は 国民が安心して暮

【資料2】社会教育主事講習の見直しについて【派遣社会教育主事制度とその現状】

( 注 ) 年金 医療等に係る経費については 補充費途として指定されている経費等に限る 以下同じ (2) 地方交付税交付金等地方交付税交付金及び地方特例交付金の合計額については 経済 財政再生計画 との整合性に留意しつつ 要求する (3) 義務的経費以下の ( イ ) ないし ( ホ ) 及び (

(2) 学校給食用物資の取扱予定数量 分類 平成 29 年度 平成 28 年度 増減 基本物資 ( 主食 ) 取扱数量 パン 17,476,000 食 17,861,000 食 385,000 食 米飯 82,894,000 食 82,695,000 食 199,000 食 めん類 9,900,00

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

平成 29 年度下期新潟市景況調査 ( 本報告 ) Ⅳ テーマ別調査結果 93

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手法 という ) を検討するものとする この場合において 唯一の手法を選択することが困難であるときは 複数の手法を選択できるものとする なお 本規程の対象とする PPP/PFI 手法は次に掲げるものとする イ民間事業者が公共施設等の運営等を担う手法ロ民間事業者が公共施設等の設計 建設又は製造及び運営

平成 30 事業年度予算の概要 平成 30 事業年度予算は 拠出金収入 手数料収入 運営費交付金等により実施する救済 審査 安全対策の各業務に係る所要経費を適切に上し 国の平成 30 年度予算に上されている事業を盛り込むとともに 中期画に掲げた目標達成に必要な経費を上している 予算 29 年度 (

平成15事業年度

Transcription:

資料 3-2-5 日本スポーツ振興センターの見直し当初案について ( 案 ) 平成 19 年 8 月文部科学省スポーツ 青少年局企画 体育課

センターの業務 センターの事業運営の特徴 スポーツの振興及び児童生徒等の健康の保持増進を図るための中核的専門的機関 スポーツ振興投票等業務については 国からの運営費交付金等の提供は受けないで運営 国の施策との関係 経済財政改革の基本方針 2007 トップレベル競技者の育成強化及び国際競技大会の積極的な国内開催を図る スポーツの振興に係る全ての業務 国民の安全 安心の確保への取組 災害共済給付業務 学校安全普及業務 食に関する普及充実業務 衛生管理に関する業務 スポーツ振興基本計画 国際的又は全国的な規模の競技大会の円滑な開催等 競技水準の向上やスポーツの普及 人々の活力ある生活の形成に貢献する競技施設の提供 ( 国立競技場 ) 施策の推進に必要な財源の確保 地域におけるスポーツ環境整備 トップレベルの競技者の競技力向上のための助成 ( スポーツ振興くじ助成 スポーツ振興基金助成 ) 我が国の国際競技力の総合的な向上 トップレベル競技者が集中的 総合的にトレーニングを行う拠点の整備 ( ナショナルトレーニングセンター中核拠点施設 (NTC)) スポーツ医 科学の活用 スポーツ科学 医学 情報の研究成果を活用した競技者の育成を行うための基盤となる研究体制の構築 ( 国立スポーツ科学センター (JISS)) NTC と JISS の連携 ナショナルレベルの本格的トレーニング拠点の充実を図り NTC と JISS とが連携していくことが不可欠 食育推進基本計画 学校における食育の推進 食に関する普及充実業務 衛生管理に関する業務

見直し当初案のポイント スポーツ施設の運営 提供等に関する業務 見直しの視点 外部委託の推進等施設所有者 管理者として行うべき業務と外部委託が可能な業務を区分 整理し 外部委託の積極的な推進 自己収入の増加施設の有効利用等による自己収入の増加 1 外部委託の推進等 国立競技場は世界で活躍するトップレベル競技者の活躍の場であるとともに 国際的な競技大会が数多く開催される我が国唯一のナショナルスタジアム この運営は 我が国の競技力向上施策を実施する上で極めて重要 運営の基幹に関わる業務については 我が国の競技力向上を図る観点に立ち センターが自ら企画 実施する必要がある 基幹的な業務 年間事業計画策定及び利用促進業務 施設管理者としての指導監督業務 施設整備計画の企画 立案 引き続き 効率的かつ効果的にセンターが業務を遂行 2 自己収入の増加 既に外部委託の積極的な推進を図っている 外部委託の実施業務 施設の清掃 警備 電気 機械の保守点検等 利用申込受付 トレーニンク スホ ーツ教室指導 運営 低コストかつ高品質のサービスの提供に留意しつつ 仕様書の見直し等 さらなる外部委託の推進 大規模スポーツ施設の効率的活用 スポーツターフ 施設 設備等高水準な施設条件を維持した上で 国際的 全国的なスポーツ大会等の開催やアマチュアスポーツ等の利用促進 スポーツ利用のない期間にコンサート ファッションショー等文化的行事への利用拡大 受益者負担の適正化 施設利用料の水準について見直し 施設等の有効利用 園地の更なる利用の促進 ( 代々木競技場 ) 18 年度実績 : 園地土地貸付 ( 大型ライブハウスなど ) イベント (DRALION など ) 等

国際競技力向上のための研究 支援業務 見直しの視点 研究 支援業務の一層の充実国際競技力向上のためのスポーツ医 科学の研究体制を JISS を中心に構築し これらを利用した研究 支援業務を充実 命名権導入の検討ナショナルトレーニングセンターについて命名権の導入を検討 1 研究 支援業務の一層の充実 開所以来 スポーツ科学 医学 情報の分野から研究及び支援を行う我が国の中枢機関として トップレベル競技者の国際競技力向上を図る上で大きな成果 JISS の取組みの成果 スポーツ科学 医学 情報研究の成果を活用して NF 等に対して行った支援が JISS 開所 ( 平成 13 年 10 月 ) 以来最初のアテネオリンピック ( 平成 16 年 ) において 日本のメダル獲得に貢献し 目覚しい躍進に寄与したと JOC NF マスコミ等から評価されるとともに 平成 18 年に改訂された スポーツ振興基本計画 においても JISS の取組みに関する評価が加えられた 開催年 開催都市 メダル獲得数メダル金銀銅計総数 獲得率 2000 シドニー 5 8 5 18 927 1.94% 2004 アテネ 16 9 12 37 929 3.98% 一層の 充実 競技力向上のための研究事業の強化 JISS と NTC の管理運営部門の一体的な組織運営 JISS と NTC の密接な連携による効果的な研究 支援業務の実施 競技現場のニーズや情報を的確に捉え プロジェクトの重点化を図るなど さらに充実した研究 支援業務を継続して実施 NTC と連携 協力し 効率的な運営と JISS の研究成果を踏まえた高度な科学的トレーニング環境を実現 2 命名権導入の検討 資産の有効活用を図るため ナショナルトレーニングセンターについて命名権の導入を検討する

スポーツ振興のための助成業務 1 効率的 効果的な助成業務の実施 スポーツ団体等のニーズの把握 外部の有識者による審査委員会における助成事業の評価 補助効果の高い事業へ重点的に助成 メダル獲得の期待の高い競技種目の選手強化活動に助成 ホームページ等を活用し 交付申請等事務手続きの簡素化 迅速化 2 事業実施の透明性確保 情報公開の推進 スポーツ団体に対して成果等を調査し 助成金の使途等を適切に把握 助成内容等をホームページ等で公表し 透明性を確保 助成事業に関する各種情報を迅速に提供し 利便性を向上 スポーツ振興投票業務 スホ ーツ振興投票業務の財務内容の改善 経費の節減一括業務委託からセンター直営方式に変更したことによりコストを半減 売上の向上民間の手法 ノウハウを活用しながら高額当せん金くじ (BIG) の導入やコンビニエンスストア一般販売及びインタ-ネット販売の拡充など商品 販売方法等の抜本的な改善による売上向上 平成 19 年度は前年度の売上を超えるとともに 黒字を計上し 繰越欠損金が大幅に減少する見込み 引き続き 次の事項に取組む 効率的かつ機動的な業務運営の実施 売上回復及び経費節減を図り 繰越欠損金を早期に解消することによる財務内容の改善

災害共済給付業務 見直しの視点 災害共済給付業務については 災害共済給付オンラインシステムの利用促進による事務の省力化 簡素化を図りつつ 着実に実施 学校安全普及業務 食に関する普及充実業務 衛生管理に関する業務 見直しの視点 災害共済給付事業が関連する事業に重点化 廃 止 1 学校安全研究推進事業学校安全及び交通安全に関する実践的な研究は 2 年間の委嘱期間が終了する 20 年度をもって廃止 2 学校安全優良校の表彰優れた成果を上げた学校等の表彰を 20 年度をもって廃止する 3 学校安全研究大会学校安全に関する研究協議 地域の実践研究の成果の発表等を行う研究大会を 20 年度をもって廃止する 4 心肺蘇生法実技講習会 AED( 自動体外式除細動器 ) の操作講習を加えた講習会が全国一巡する 21 年度をもって廃止 5 学校給食における学校 家庭 地域連携事業児童生徒が健康に過ごすための食生活実践的調査研究を 20 年度をもって廃止 6 ごはんを中心とする食生活促進事業児童生徒の望ましい食習慣の形成のための事業を 19 年度をもって廃止 7 学校給食における食品検査強化のための検査機器貸与事業都道府県学校給食会において検査機器が整備されたことから 19 年度をもって廃止

統合 実態調査 1 児童生徒の食生活等実態調査 2 児童生徒の食事状況調査 3 学校給食衛生管理推進指導者派遣 巡回指導事業 4 学校給食調理場衛生管理実態調査 講習会 1 食に関する中央講習会 2 学校給食衛生管理講習会 3 学校給食衛生管理指導者養成講習会 4 学校給食衛生管理指導者実務講習会 重点化 災害共済給付のデータを活用した調査 研究事業への重点化及び経費の削減災害共済給付業務の実施を通じて得た学校の管理下における事件 事故災害の情報は 学校安全の推進を図る上で非常に有効な資料となっていることから 学校関係者等のニーズを応えるべく ホームページの充実などにより印刷経費の削減を図りつつ 事件 事故災害の防止のために様々な角度からの調査 研究及びその成果の普及を重点的に実施する 有償化 衛生管理室の会議室貸出学校給食用食品等衛生検査事業 ( 一部 ) 機関紙 広報資料等の作成 ( 一部 )

組織の見直し 1 人件費削減の取組の推進 行政改革の重要方針 ( 平成 17 年 12 月 24 日閣議決定 ) を踏まえ 国家公務員に準じた人件費削減の取組を行い 国家公務員の給与構造改革を踏まえた給与体系の見直しを図る 2IT 化の推進 外部委託の推進など より一層の業務の効率化の推進 業務の効率化を図るため 業務量及び業務の質を検証し IT 化の推進 外部委託の推進などにより一層の効率化を図る 3NTC と JISS の組織の一体化と体制の整備 国のスポーツ振興基本計画に基づいて新たに加わる NTC の管理運営に当たっては 定型業務の外部委託の推進を図るとともに JISS の運営部が両施設の管理運営を兼ねるなど 一体的運営を通じて効率的な組織運営体制に努めることとする また NTC の施設の規模 利用者数等を踏まえ NTC の管理運営部門と JISS の研究部門の体制を整備する