金融仲介機能の ベンチマークの活用 平成30年 3月末基準 月 年9 22 20 W! NO 月 年3 17 3月 20 成29年 平 2022年度 大阪厚生信用金庫 創業100周年に向けて 昭 月 10 年 0月 51 6年1 19 和2 信用金庫法により 組織変更 大 9月 年 月 22 年9 19 正11 預金積金残高 1兆円達成 平成30年度より 新たなターンに突入 100周年への挑戦が 始まります 大阪市北区 木幡町にて開業 金融仲介機能のベンチマーク の公表について 当金庫の平成29年度の 取組み実績と指標を 合わせてご紹介します 平成 28 年 9 月に金融庁から 金融仲介機能のベンチマーク 以下 ベンチマーク が公表されました ベンチマークは 全ての金融機関が金融仲介の取組みの進捗状況 や課題等を客観的に評価するために活用可能な 共通ベンチマーク と 各金融機関が事業戦略やビジネスモデル等を踏まえて選択 できる 選択ベンチマーク を提示しています 当金庫もその趣旨を踏まえ ディスクロージャー誌の中で 平成 29 年度の取組みとして共通ベンチマーク 5 項目と 選択 ベンチマーク50項目の中から 本業支援 事業性評価融資 の 7 項目と 独自ベンチマーク 1 項目を開示することとしました 地域金融機関として 現在のお取引の有無に関わらず 当金庫を 身近に感じてもらい 当金庫の具体的な取組みを十分に理解いただける 分かり易いものを公表したいという思いから 当金庫オリジナルキャラ クターとして ベンチちゃん マーくん を作成し 開示をしています 多くのお客様にとって ニーズや課題解決に応えられる金融機関 であるために ベンチマークを着実に実行してまいります 今回も わたし ベンチちゃん と マーくん が わかりやすくご案内します それでは Let's go!! 1 24
共通ベンチマーク 大阪厚 生 連続貸 信用金庫 は 出金増 加 平 1 取引先企業の経営改善や成長力の強化 1.金融機関がメインバンク 融資残高1位 として取引を行っている 企業のうち 経営指標 売上 営業利益率 労働生産性等 の改善や 就業者数の増加が見られた先数 先数はグループベース 以下 断りがなければ同じ 及び 同先に対する融資額の推移 成 平成16年3月 30年 末 3月末 当金庫をメイン先にして いただいているお客様と 一緒に成長中です 貸出金の推移 5,146 億円 4,768 億円 5,000 億円 5,066 億円 4,682 億円 4,140 億円 4,013 億円 4,000 億円 2,000 億円 3,232 億円 2,760 億円 2,652 億円 3,000 億円 2,457 億円 2,133 億円 1,981 億円 1,000 億円 0 億円 平成 28 年 3 月末 平成 29 年 3 月末 貸出金総額 貸出金総額のうち中小企業者 中小企業者のうち当庫メイン先 当庫メイン先のうち経営指標の 改善が見られた先 平成 30 年 3 月末 貸出先数の推移(グループ数 当金庫をメイン取引金融機関 として下さっている先の 経営指標を表しています 当庫メイン先 平成 28 年 3 月末 843 先 平成 30 年 3 月末 853 先 平成 29 年 3 月末 当金庫の定義 25 794 先 経営指標の改善が 見られた先 改善割合 586 先 69.51% 636 先 74.56% 570 先 71.79% 経営指標 前期決算期との比較で 売上高 もしくは 営業利益率 が改善されていた先 グループ数 名寄せベースでの抽出 財務データが揃っていない先は抽出対象外としています 2
共通ベンチマーク 2 取引先企業の抜本的事業再生等による 生産性の向上 2.金融機関が貸付条件の変更を行っている中小企業の経営改善 計画の進捗状況 こちらの図表は 計画の達成状況を 表しているんだ 条件変更先の計画達成状況 条件変更って何 条件変更とは 一般的にはお客様の状況に合わせて現在の 借入金の月々の返済額を減らす もしくは 返済そのものを一定期間停止するものです 経営悪化した際等 条件緩和による支援を 実施しています 条件変更となったお客さまとは 改善までの道のり 経営改善計画 を作成して 正常化に向けての取り組みを 一緒に行っているよ 平成30年3月末時点での 条件変更先残高258億円 285先 好調 計画って何のこと 残高 67 億円 (56 先 不調 ここでいう計画は 経営改善計画 のこと 今後どうやって経営を改善していくのかを 示した事業計画のことです 売上高 等から状況を確認しています 残高 153 億円 (189 先 順調 残高 37 億円 (40 先 平成29年3月末時点での中小企業の条件変更先 に係る経営改善計画の進捗状況の推移 平成 29 年 3月末 平成 30 年 3月末 329 億円 212 億円 330 先 好調 68 億円 261 先 56 億円 計画達成度 120% 超 69 先 53 先 順調 75 億円 24 億円 計画達成度 80 120% 45 先 36 先 不調 185 億円 131 億円 計画達成度 80% 未満 216 先 172 先 正常返済等 前向きな理由 で条件変更 先から卒業 62 億円 119 億円 94 先 41 先 いろんな理由で 苦しくなった経営も 経営改善計画に沿って 実績が改善するように 取組みをしているよ 次のページで ご紹介します 額面は融資残高 カッコ内は単体先数 平成29年3月末時点で条件変更を実施していた先330先のうち 平 成 3 0 年 3月末 時 点で計 画の達 成 度が好 調の先が5 3 先 平成29年度中に正常返済等前向きな理由で条件変更先から 卒業されたのが41先あり 28.4%のお客様が改善されました 3 26
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共通ベンチマーク 2 取引先企業の抜本的事業再生等による 生産性の向上 4.ライフステージ別の与信先数 先数単体ベース 及び 融資額 定義 創業期 創業 第二創業から5年まで 低迷期 売上高平均で直近2期が過去5期の50%未満 成長期 売上高平均で直近2期が過去5期の120%増 再生期 貸付条件の変更または停滞がある期間 安定期 売上高平均で直近2期が過去5期の120 80% 振り分けは 創業期 再生期 成長期 安定期 低迷期 としている 1,500 億円 1,200 億円 900 億円 600 億円 300 億円 0 億円 931 億円 233 先 創業期 1,338 億円 257 先 1,466 億円 469 先 成長期 安定期 207 億円 77 先 低迷期 282 億円 343 先 再生期 ビジネスマッチング 創業補助金の申請支援 補助金セミナーの開催 ベンチャーキャピタルの紹介 による金融 資本施策支援 ABL DDSの活用 事業承継 M A 認定支援機関との連携による コンサルティング機能 個人事業主や財務データが不足している先は対象外としており 平成30年3月末は1,379先を対象とし抽出 5 28
共通ベンチマーク 選択ベンチマーク 3 担保 保証依存の融資姿勢 からの転換 2 事業性評価に基づく融資等 担保 保証に過度に依存しない融資 5. 事業性評価の結果やローカルベンチマークを 提示して対話を行っている取引先数 労働生産性向上のための対話を行っている 取引先数 5.金融機関が事業性評価に基づく融資を行っている 与信先及び融資額 及び 全与信先数及び融資額 に占める割合 先数単体ベース 及び 事業性評価に基づく融資って 平 成 2 9 年 度は当金 庫が 作 成した 取引先 概 要 表 を活 用し 事業性評価への取組みを促進してまいりました その結果 新たに お取引先と対話を行った結果 ニーズや課題に応じた融資や ソリューション 解 決 策 を提 示させていただいたお客 様 も 事業性評価 の定義に加え 平成30年3月期の事業性評価に 関する指標を抽出しております こちらのベンチマーク2項目は 事業性評価に基づく融資 特に という同じキーワードに関する 課題解決型金融 は 指標です 当金庫では平成17年から 取り組んでいるんですよ 一緒にご案内させて 頂きます 課題解決型金融って何 事業者が抱える様々な経営課題に向き合い 当金庫のノウハウを駆使し 融資提案を行い 支援 新規融資実行 につなげるという当金庫の強みでもある融資推進方法であり 企業の財務面 経営戦略面での明確な課題に対し ソリューションの提案を主体とした取り組みです 事業性評価に基づく融資を行っている カッコ内 全体に占めるその割合 平成 29 年3月末 平成 30 年3月末 先数 9 先 0.7% 10 先 0.7% 融資残高 26 億円 0.7% 43 億円 1.0% 81 先 80 先 事業性評価の結果やローカルベンチマークを 示して対話を行っている取引先 不動産担保や第三者保証に過度に依存しない 金融の円滑化を図る一環として 下記の商品を取り扱いしています 当金庫の 事業性評価 の定義 平成30年3月期は 当金庫の 課題解決型金融 こうせい売債ローン きずな 売掛債権担保融資 こうせいABL ローン きずな 動産担保融資 お取引先と対話を行った結果 ニーズや課題に応じた 融資やソリューション 解決策 を提示させていただ いたお客様 としています こうせい売債ローン きずな 売掛債権担保融資 平成19年より全国に先駆けて 売掛債権を担保とした融資商品とし て こちらの商品を取り扱っています 本商品の主な特色は ①原則 保証人不要 代表者 第三者ともに不要 ②融資期間は12ヶ月以内で 返済方法は5年間元金均等返済相当分です また 債権譲渡登記期間を超えない範囲で 1年ごとに見直し 継続的に融資の お申込みができます 平成30年3月末実績46先 残高28億円 平成19年度の取扱開始から 198先の方に活用いただいております 資格取得 動産担保融資 3級 金融検定協会 フィールドイグザミナー育成講座受講 こうせいABL ローン きずな 動産担保融資 平成24年12月よりABLの取扱いを開始しました 29 6
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選択ベンチマーク 3 本業 企業価値の向上 支援 企業の ライフステージに応じたソリューションの提供 12.本業 企業価値の向上 支援先数 及び 全取引先数 に占める割合 13.本業支援先のうち 経営改善が見られた先数 23.事業再生支援先における実抜計画策定先数 及び 同計画策定先のうち未達成先の割合 9 人材育成 39.取引先の本業支援に関連する 研修等の実施数 研修等への参加 者数 資格取得者数 及び うちの会社は どれだけ売上げたら 景気がいいって言える 庫は 用金 信 生 援 支 本業んでます 本業支援とは 厚 大阪 に 組 取り 回答 企業価値の向上を目的に 企業のライフステージに応じた ソリューションの提供を示すものです 企業の現状を分析し 先行きを考え 一緒に最善の結果を 目指す取り組みです 商機がなかなか つかめなくて 何かビジネスチャンスが 欲しい 研修や資格取得奨励を 通して専門性の高い 職員の育成も行っているよ この取り組みのために お客様向けセミナーも 行っているんだ そろそろ 会社を子どもに 譲ることも考えたい お客様向けセミナー 業務 職員向け本業支援関連研修 資格取得者 ビジネスマッチング 相続 遺言セミナー 内定エクスプレス OSAKA ビジネスフェアものづくり展 しごと応援フェア OSAKA ジョブフェア 食の商談会 外部コンサルタントの活用 企業の目利き力向上研修 中小企業診断士 事業承継支援研修 事業再生アドバイザー ベンチマーク対応研修 経営支援アドバイザー2級 事業承継アドバイザー3級 外部研修 事業性評価3級 平成29年度研修開催 12回 参加 211名 平成30年3月末現在 94名 様々な取り組みの結果!! 本業支援先数 及び全取引先に占める割合 平成29年3月末 平成30年3月末 本業支援先のうち 経営改善が 平成29年3月末 みられた先数 平成30年3月末 事業再生支援先における実抜計画 平成29年3月末 策定先数 及び 同計画策定先のうち 平成30年3月末 未達成先の割合 31 取引先数における 本業支援先数 本業支援先の割合 101先 169先 75先 86先 ① 当金庫の定義 7.9% 12.2% 本業支援先 ② ② ① 実抜計画 策定件数 未達成先数 割合 11先 6先 54.5% 9先 2先 22.2% 単体ベース ビジネスマッチングや外部機関との連携 等により 融資以外の方法による経営 支援を行った取引先 事業再生支援先 当金庫が経営改善支援取組み先として選定 したうちの条件変更先や外部機関を利用 し 経営改善を図られている取引先 8