注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います JTAG アダプタ (PIC MCU 向け ) はじめに JTAG アダプタ (AC007) は MPLAB REAL ICE インサーキットエミュレータと PIC ターゲットデバイスの間を接続するために使います このキットは JTAG アダプタボード リボンケーブル 説明書 (DS00009) を含みます ターゲットボード上のJTAGコネクタにはSamtec 社製コネクタ (TST-07-0-G-D-RA: HDR 対応 x7 リボンケーブル用被覆 0"RA テール長 ) 等が使えます 図 -: JTAG アダプタボードの接続 Emulator Unit ACTIVE STATUS FUNCTION RESET JTAG Adapter Board Ribbon Cable PIC Target Board JTAG Target Board with JTAG connector JTAG サポート JTAG アダプタボードは MPLAB X IDE.0 以上によりサポートされます JTAG アダプタボードは全ての PIC デバイスをサポートします JTAG を使う場合 基本的なデバッグ機能 ( 実行 停止 シングルステップ ) だけが使えます データキャプチャ ランタイムウォッチ アプリケーション入出力 DMA 読み書き RTDM 計測機能付きトレース等の高度な機能は使えません 07 Microchip Technology Inc. DS0000A_JP - p.
非 JTAG ハードウェアから JTAG ハードウェアへの切り換え 非 JTAG 通信ハードウェアには以下が含まれます 標準 /ICSP 通信ハードウェア 高速 /LVDS 通信ハードウェア ( パフォーマンスパック - AC00) パフォーマンスパックとアイソレータユニット (AC00) の組み合わせハードウェアの切り換え手順. 標準通信ケーブルを使ってターゲットに接続した状態でターゲットデバイスを消去します ツールバーに [Erase Device Memory Main Project] が含まれていない場合 メニューから View > Toolbars > Customize を選択する事で追加できます Note: 非 JTAG ハードウェアを使って ( デバッグ実行中に ) デバッグ向けにプログラミングされたターゲットデバイスは 非 JTAG から JTAG に切り換える前に消去しておく必要があります. ターゲットボードの電源を OFF にします. ターゲットボードから標準通信ケーブルを取り外し エミュレータから USB ケーブルを取り外します さらに エミュレータから標準ドライバボードを取 り外します. リボンケーブルの一方の端を JTAG アダプタボードのコネクタに接続します ( 向きに注意 ) JTAG アダプタボードをエミュレータのドライバボードスロッ トに差し込みます. リボンケーブルのもう一方の端を Microchip Explorer 開発ボード等のター ゲットボードのコネクタに差し込みます ( プラグには逆向きに差し込めないよ うに突起が付いています ). USB ケーブルをエミュレータに接続し ターゲットボードに給電します JTAG 動作用に MPLAB X IDE を設定する手順. メニューから File > Project Properties を選択します [Project Properties] ダイ アログでコンフィグレーション ( Conf: [default] 等 ) をクリックします. [Supported Plugin Board] ドロップダウンボックスの下向き矢印をクリックし [JTAG Driver Board] を選択します [OK] をクリックして設定を確定します 図 -: MPLAB X IDE での JTAG 動作の選択 MPLAB X IDE Project Properties DS0000A_JP - p. 07 Microchip Technology Inc.
JTAG ハードウェアから非 JTAG ハードウェアへの切り換え 非 JTAG 通信ハードウェアには以下が含まれます 標準 /ICSP 通信ハードウェア 高速 /LVDS 通信ハードウェア ( パフォーマンスパック ) パフォーマンスパックとアイソレータユニットの組み合わせハードウェアの切り換え手順. この場合 デバイスのメモリを消去する必要はありません Note: JTAG から非 JTAG に切り換える場合 ターゲットデバイスを消去する必要はありません. ターゲットボードの電源を OFF にします. ターゲットからリボンケーブルを取り外し エミュレータから USB ケーブルを取り外します さらに エミュレータからJTAGアダプタボードを取り外します. 標準通信ケーブルの一方の端を標準ドライバボードのコネクタに接続し ボードをエミュレータのドライバボード用スロットに挿入します. モジュラケーブルのもう一方の端を Microchip Explorer 開発ボード等のターゲットボードのコネクタに接続します. USB ケーブルをエミュレータに接続し ターゲットボードに給電します MPLAB X IDE を非 JTAG 動作用に設定するための手順. メニューから File > Project Properties を選択します [Project Properties] ダイアログでコンフィグレーション ( Conf: [default] 等 ) をクリックします. [Supported Plugin Board] ドロップダウンボックスの下向き矢印をクリックして [None] を選択します [OK] をクリックして設定を確定します 07 Microchip Technology Inc. DS0000A_JP - p.
JTAG アダプタの回路図 JTAG アダプタボードの回路図を つの部分に分けて示します 図 -: JTAG アダプタボードの回路図 - パート SDO TP TP7 SDI TP SCK PVPP BTMS TP TP DATA_EN CLK_EN AUX (DRVR_INS) AUX_EN AUX_EN 7 9 7 9 7 9 J 0 0 0 MB-0_PCBMATE AUX +.V +V TP DRVR_IRQ NSYS_RST UTIL_SDA UTIL_SCL VDD_SENSE TMS_EN TP +V C7 0. +V NSYS_RST +V U VCC C 0. UTIL_SCL UTIL_SDA 7CBTDG +V 9 7 VDD SCL SDA A0 A A RST NC NC U GPA0 GPA GPA GPA GPA GPA GPA GPA7 7 GPB0 GPB GPB GPB GPB GPB GPB 7 GPB7 PCB Type. = 0x0 ID0 ID 0 ID 0 ID OV_RST R R R0 R9 VDD_ON VPP_ON VDD_EMSRC ICSP_OC EN_SCR LVP_EN LVP TDO_EN TDI_EN TCK_EN 0k 0k 0k 0k +V 0 VSS INTA 0 INTB 9 DRVR_IRQ MCP07_SSOP OPTIONAL TDI TDO TMS TCK MCLR_N No Connect No Connect EJTAG IFC J 7 9 0 VIO_VREF VIO_VREF TDI TMS TCK TDO MCLR_N JTAG IFC J 7 9 7 9 HDR_X0_JTAG 0 0 DS0000A_JP - p. 07 Microchip Technology Inc.
図 -: JTAG アダプタボードの回路図 - パート SDO +V TDI_EN R U VCCA VCCB DIR A B +V C 0. C 0. PTC PTC-MICROSMD 0 ma R TDI 7LVCT TDO_EN SDI R +V U VCCA VCCB DIR A B +V C 0. C 0. PTC PTC-MICROSMD 0 ma R9 TDO 7LVCT SCK +V TCK_EN R U VCCA VCCB DIR A B +V C 0. C 0. PTC PTC-MICROSMD 0 ma R TCK 7LVCT TMS_EN +.V R7 0k BTMS R +V U7 VCCA VCCB DIR A B +V C9 0. PTC PTC-MICROSMD 0 ma C0 0. R TMS 7LVCT 07 Microchip Technology Inc. DS0000A_JP - p.
図 -: JTAG アダプタボードの回路図 - パート R 0k VDD_EMSRC +V IN IN EN U OUT OUT OUT 7 OC TPS09 R 0k +V VDD_SENSE ICSP_OC K TR.0V C 0. VIO_VREF AQYGS_SO C 0. C.0 R9 0 VDD_ON PVPP MCLR_N K AQYGS_SO VPP_ON R0 0 +V C REVISION INFO 0. +V U +V UTIL_SCL VCC SDA SCL A0 7 WP A A LC0_SON ADDRESS=A UTIL_SDA DS0000A_JP - p. 07 Microchip Technology Inc.
宣言の対象 : MPLAB REAL ICE インサーキットエミュレータ向け JTAG アダプタ 07 Microchip Technology Inc. DS0000A_JP - p. 7
NOTE: DS0000A_JP - p. 07 Microchip Technology Inc.
Microchip 社製デバイスのコード保護機能に関して次の点にご注意ください Microchip 社製品は 該当する Microchip 社データシートに記載の仕様を満たしています Microchip 社では 通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合 Microchip 社製品のセキュリティレベルは 現在市場に流通している同種製品の中でも最も高度であると考えています しかし コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です 弊社の理解ではこうした手法は Microchip 社データシートにある動作仕様書以外の方法で Microchip 社製品を使用する事になります このような行為は知的所有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます Microchip 社は コードの保全性に懸念を抱くお客様と連携し 対応策に取り組んでいきます Microchip 社を含む全ての半導体メーカーで 自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません コード保護機能とは Microchip 社が製品を 解読不能 として保証するものではありません コード保護機能は常に進歩しています Microchip 社では 常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます Microchip 社のコード保護機能の侵害は デジタルミレニアム著作権法に違反します そのような行為によってソフトウェアまたはその他の著 本書に記載されているデバイスアプリケーション等に関する情報は ユーザの便宜のためにのみ提供されているものであり 更新によって無効とされる事があります お客様のアプリケーションが仕様を満たす事を保証する責任は お客様にあります Microchip 社は 明示的 暗黙的 書面 口頭 法定のいずれであるかを問わず 本書に記載されている情報に関して 状態 品質 性能 商品性 特定目的への適合性をはじめとする いかなる類の表明も保証も行いません Microchip 社は 本書の情報およびその使用に起因する一切の責任を否認します Microchip 社の明示的な書面による承認なしに 生命維持装置あるいは生命安全用途に Microchip 社の製品を使用する事は全て購入者のリスクとし また購入者はこれによって発生したあらゆる損害 クレーム 訴訟 費用に関して Microchip 社は擁護され 免責され 損害をうけない事に同意するものとします 暗黙的あるいは明示的を問わず Microchip 社が知的財産権を保有しているライセンスは一切譲渡されません 商標 Microchip 社の名称と Microchip ロゴ dspic FlashFlex KEELOQ KEELOQ ロゴ MPLAB PIC PICmicro PICSTART PIC ロゴ rfpic SST SST ロゴ SuperFlash UNI/O は 米国およびその他の国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です FilterLab Hampshire HI-TECH C Linear Active Thermistor MTP SEEVAL Embedded Control Solutions Company は 米国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です Silicon Storage Technology は その他の国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です Analog-for-the-Digital Age Application Maestro BodyCom chipkit chipkit ロゴ CodeGuard dspicdem dspicdem.net dspicworks dsspeak ECAN ECONOMONITOR FanSense HI-TIDE In-Circuit Serial Programming ICSP Mindi MiWi MPASM MPF MPLAB 認証ロゴ MPLIB MPLINK mtouch Omniscient Code Generation PICC PICC- PICDEM PICDEM.net PICkit PICtail REAL ICE rflab Select Mode SQI Serial Quad I/O Total Endurance TSHARC UniWinDriver WiperLock ZENA Z-Scale は 米国およびその他の国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です SQTP は 米国における Microchip Technology Incorporated のサービスマークです GestICとULPPは その他の国におけるMicrochip Technology Germany II GmbH & Co. & KG (Microchip Technology Incorporated の子会社 ) の登録商標です その他 本書に記載されている商標は各社に帰属します 0, Microchip Technology Incorporated, Printed in the U.S.A., All Rights Reserved. ISBN: 97---- QUALITY MANAGEMENT SYSTEM CERTIFIED BY DNV == ISO/TS 99 == Microchip 社では Chandler および Tempe ( アリゾナ州 ) Gresham ( オレゴン州 ) の本部 設計部およびウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とインドのデザインセンターが ISO/TS-99:009 認証を取得しています Microchip 社の品質システムプロセスおよび手順は PIC MCU および dspic DSC KEELOQ コードホッピングデバイス シリアル EEPROM マイクロペリフェラル 不揮発性メモリ アナログ製品に採用されています さらに 開発システムの設計と製造に関する Microchip 社の品質システムは ISO 900:000 認証を取得しています 07 Microchip Technology Inc. DS0000A_JP - p. 9
各国の営業所とサービス 北米本社 West Chandler Blvd. Chandler, AZ -99 Tel:0-79-700 Fax:0-79-777 技術サポート : http://www.microchip.com/ support URL: www.microchip.com アトランタ Duluth, GA Tel:7-97-9 Fax:7-97- オースティン (TX) Tel:-7-70 ボストン Westborough, MA Tel:77-70-007 Fax:77-70-00 シカゴ Itasca, IL Tel:0--007 Fax:0--007 クリーブランド Independence, OH Tel:-7-0 Fax:-7-0 ダラス Addison, TX Tel:97--7 Fax:97--9 デトロイト Novi, MI Tel:--000 ヒューストン (TX) Tel:-9-9 インディアナポリス Noblesville, IN Tel:7-77- Fax:7-77- ロサンゼルス Mission Viejo, CA Tel:99--9 Fax:99--90 ニューヨーク (NY) Tel:--000 サンノゼ (CA) Tel:0-7-90 カナダ - トロント Tel:90-7-099 Fax:90-7-09 アジア / 太平洋アジア太平洋支社 Suites 707-, 7th Floor Tower, The Gateway Harbour City, Kowloon Hong Kong Tel:-9-00 Fax:-0- オーストラリア - シドニー Tel:--9-7 Fax:--9-7 中国 - 北京 Tel:-0-9-7000 Fax:-0--0 中国 - 成都 Tel:--- Fax:---79 中国 - 重慶 Tel:--90-9 Fax:--90-900 中国 - 東莞 Tel:-79-70-90 中国 - 杭州 Tel:-7-79- Fax:-7-79- 中国 - 香港 SAR Tel:-9-00 Fax:-0- 中国 - 南京 Tel:--7-0 Fax:--7-70 中国 - 青島 Tel:--0-7 Fax:--0-70 中国 - 上海 Tel:--07- Fax:--07-0 中国 - 瀋陽 Tel:---9 Fax:---9 中国 - 深圳 Tel:-7--00 Fax:-7-0-70 中国 - 武漢 Tel:-7-90-00 Fax:-7-90- 中国 - 西安 Tel:-9--7 Fax:-9--7 アジア / 太平洋中国 - 厦門 Tel:-9- Fax:-9-0 中国 - 珠海 Tel:-7-000 Fax:-7-009 インド - バンガロール Tel:9-0-090- Fax:9-0-090- インド - ニューデリー Tel:9--0- Fax:9--0- インド - プネ Tel:9-0-09-00 日本 - 大阪 Tel:---70 Fax:---90 日本 - 東京 Tel:--0-770 Fax:--0-77 韓国 - 大邱 Tel:--7-0 Fax:--7-0 韓国 - ソウル Tel:---700 Fax:---9 または ---9 マレーシア - クアラルンプール Tel:0--0-97 Fax:0--0-99 マレーシア - ペナン Tel:0--7-70 Fax:0--7-0 フィリピン - マニラ Tel:---90 Fax:---909 シンガポール Tel:--70 Fax:--0 台湾 - 新竹 Tel:--77- Fax:--770-9 台湾 - 高雄 Tel:-7--7 台湾 - 台北 Tel:--0-00 Fax:--0-00 タイ - バンコク Tel:--9- Fax:--9-0 ヨーロッパオーストリア - ヴェルス Tel:-7--9 Fax:-7--9 デンマーク - コペンハーゲン Tel:-0- Fax:--9 フランス - パリ Tel:--9---0 Fax:--9-0-90-79 ドイツ - デュッセルドルフ Tel:9-9-700 ドイツ - ミュンヘン Tel:9-9-7--0 Fax:9-9-7-- ドイツ - プフォルツハイム Tel:9-7-70 イタリア - ミラノ Tel:9-0-7 Fax:9-0-7 イタリア - ベニス Tel:9-09-7 オランダ - ドリューネン Tel:--9099 Fax:--900 ポーランド - ワルシャワ Tel:--77 スペイン - マドリッド Tel:-9-70-0-90 Fax:-9-70-0-9 スウェーデン - ストックホルム Tel:--090- イギリス - ウォーキンガム Tel:--9-00 Fax:--9-0 0/7/ DS0000A_JP - p. 0 07 Microchip Technology Inc.