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注意事項 (rev.6.0j) 著作権 本マニュアルに関する著作権はジャパンマイコンカーラリー実行委員会に帰属します 本マニュアルは著作権法および 国際著作権条約により保護されています 禁止事項 ユーザーは以下の内容を行うことはできません 第三者に対して 本マニュアルを販売 販売を目的とした宣伝 使用 営業 複製などを行うこと 第三者に対して 本マニュアルの使用権を譲渡または再承諾すること 本マニュアルの一部または全部を改変 除去すること 本マニュアルを無許可で翻訳すること 本マニュアルの内容を使用しての 人命や人体に危害を及ぼす恐れのある用途での使用 転載 複製 本マニュアルの転載 複製については 文書によるジャパンマイコンカーラリー実行委員会の事前の承諾が必要です 責任の制限 本マニュアルに記載した情報は 正確を期すため 慎重に制作したものですが万一本マニュアルの記述誤りに起因する損害が生じた場合でも ジャパンマイコンカーラリー実行委員会はその責任を負いません その他 本マニュアルに記載の情報は本マニュアル発行時点のものであり ジャパンマイコンカーラリー実行委員会は 予告なしに 本マニュアルに記載した情報または仕様を変更することがあります 製作に当たりましては 最新の内容を確認いただきますようお願いします すべての商標および登録商標は それぞれの所有者に帰属します 連絡先 株式会社日立ドキュメントソリューションズ 35-006 東京都江東区東陽六丁目 3 番 2 号イースト 2 タワー E-mail:himdx.m-carrally.dd@hitachi.com

目次 目次. 概要... 2. 仕様... 2 2. 仕様... 2 2.. 外観... 2 2..2 接続図... 3 2..3 電源の流れ... 3 2..4 回路図... 4 3. 組み立てに必要な工具類... 5... 7 4. 部品表... 7 4.2 セット以外で必要な部品... 8 4.3 部品面... 9 4.4 抵抗 (330Ω) の取り付け... 0 4.5 RS232C インターフェース IC の取り付け... 4.6 LED の取り付け... 2 4.7 XH 2 ピンオスコネクタの取り付け... 3 4.8 プッシュスイッチの取り付け... 4 4.9 D サブコネクタの取り付け... 5 4.0 ケーブルの製作... 6 4. 完成... 9 - I -

目次 - II -

. 概要. 概要 本マニュアルは RS232-TTL レベル変換基板の製作マニュアルです 本基板は RS232C レベルの送信線 受信線の信号を TTL レベルの信号に変換する基板です RY_R8C38 ボードの書き込み信号は TTL レベルのため すでに USB-RS232C 変換ケーブルをお持ちの場合は本基板を使うことによって USB-RS232C 変換ケーブルを活かしてプログラムの書き込みをすることができます 完成例 RS232-TTL レベル変換基板の使い方について詳しくは マイコン実習マニュアル (R8C/38A 版 ) を参照してください - -

2. 仕様 2. 仕様 2. 仕様 RS232C-TTL 変換基板は RS-232C レベルの信号を TTL レベルの信号に またはその逆に変換することのできる基板です 2.. 外観 CN Dsub9 ピン ( メス ) U RS-232C TTL 変換 IC CN3 電源コネクタ 2(+) (-) 40 4(GND) 3(TTL 信号送信 ) 2(TTL 信号受信 ) (USB +5V 出力 ) 40 4 ピンメスコネクタ RY_R8C38 ボードの CN2 へ 部品番号 説明 CN Dsub9 ピンコネクタ ( メス ) です パソコン側の Dsub9 ピンコネクタ ( オス ) と接続します パソコンには直接接続するか ストレートケーブルを介して接続します CN3 2 ピンコネクタです RS232C-TTL 変換基板に電源を供給します U 4 ピンメスコネクタ ADM3202AN という IC で RS-232C 信号を TTL レベルの信号に変換しています MAX232 と互換の IC です このコネクタと RY_R8C38 ボードの CN2 を接続します - 2 -

2. 仕様 2..2 接続図 RS232C-TTL 変換基板 4 芯ケーブル TTL レベルの信号 RS-232C ケーブル RS-232C レベルの信号 Dsub9 ピンメス RY_R8C38 ケーブル RS-232C ケーブル 4 芯ケーブル 説明コネクタの形状が Dsub9 ピンオス Dsub9 ピンメス タイプのストレートケーブルを用意します RS232C-TTL 変換基板の Dsub9 ピンメス (CN) を パソコンの Dsub9 ピンコネクタ ( オス ) に直接接続しても構いません 4 本線のケーブルです RY_R8C38 ボードの CN2 と接続します 2..3 電源の流れ () RS232C-TTL 変換基板の電源供給を別に用意する場合 RY_R8C38 ボードの電源は RY_R8C38 ボードの CN コネクタから供給します RS232C-TTL 変換基板の電源は RS232C-TTL 変換基板の CN3 から供給してください RY_WRITER 基板のように パソコン側から電源の供給はされません RS232C-TTL 変換基板 CN3 5V + - 5V + - 2-3 ピン間をジャンパでショート JP 2 3 マイコンは CN の電源で動作 RY_R8C38-3 -

2. 仕様 (2) RS232C-TTL 変換基板の電源供給を RY_R8C38 ボードから行う場合 RY_R8C38 ボードの JP は -2 ピン間をジャンパでショートさせ 2-3 ピン間は半田面でショートするように半田付けしておきます RY_R8C38 ボードの電源は RY_R8C38 ボードの CN コネクタから供給します RS232C-TTL 変換基板の電源は RY_R8C38 ボードの CN2 から供給されます 供給したくない場合は JP のジャンパを抜いてください RS232C-TTL 変換基板 5V + - -2 ピン間をジャンパでショート 2-3 ピン間を半田面でショート JP 2 3 マイコンは CN の電源で動作 RY_R8C38 2..4 回路図 - 4 -

3. 組み立てに必要な工具類 3. 組み立てに必要な工具類 RS232-TTL レベル変換基板の組み立てに必要な工具類を 下表に示します ミニチュアニッパ リード線を切るのに使います ミニチュアペンチ リード線を曲げたり 部品を固定するのに使います ワイヤストリッパ ケーブルの被覆を剥くのに使います 写真はホーザン ( 株 ) の P-906 です 圧着ペンチ コネクタのコンタクトピンを圧着するのに使います 写真はホーザン ( 株 ) の P-706 です ピンセット 部品を持つのに使います - 5 -

3. 組み立てに必要な工具類 半田コテ 部品を半田付けするのに使います 50~00W 程度の半田コ テを用意します はさみ セットの袋を切るなどで使います テスタ 導通などを確認します - 6 -

4. 部品表 部品番号名称型式写真メーカ数量 本体基板 40 40.6t R 抵抗 CFS/4C 330Ω ( 橙 橙 茶 金 ) コーア ( 株 ) U RS232C インタ ーフェース IC ADM3202AN(DIP) アナログ デバイセズ ( 株 ) のへこみがある側の手前が ピン LED LED EBR3338S 直径 φ3mm 赤 ( 短 )K A( 長 ) スタンレー電気 ( 株 ) CN3 XH 2 ピンオスコネクタ B2B-XH-A 2 日本圧着端子製造 ( 株 ) C,2,3,4,5 電解コンデンサ ESMG500ELLR0MED μf/50v +( 長 ) 日本ケミコン ( 株 ) 5 ( 短 )- CN D サブコネクタ 9 ピンメス半田付けタイプ 各社 ケーブル 4 芯各社 約 60 cm - 7 -

4 XH 4 ピンメスコ ネクタ XHP-4 日本圧着端子製造 ( 株 ) 印側が ピン XH コネクタ用コンタクトピン SXH-00T-P0.6 日本圧着端子製造 ( 株 ) 5 部品一覧 ロットにより 互換部品に変わることがあります ( 上記写真と実際は違うことがあります ) 4.2 セット以外で必要な部品 名称型式詳細 半田 太さによって必要な長さは変わりますが 直径 0.6mm の場合 5m あれば十分でしょう - 8 -

4.3 部品面 部品面は 白い文字のある面です この面から部品を取り付けます CN だけは基板の横から差し込むように取り付けて実装します 詳しくは後述します - 9 -

4.4 抵抗 (330Ω) の取り付け 部品番号名称型式写真メーカ数量 R 抵抗 CFS/4C 330Ω ( 橙 橙 茶 金 ) コーア ( 株 ) 抵抗 (330Ω) を半田付けします 約 5mm. 抵抗は曲げ加工します 抵抗を横にします 2. 抵抗を写真のようにコの字にします リードの間隔は 約 5mm にします 実装したところ - 0 -

4.5 RS232C インターフェース IC の取り付け 部品番号名称型式写真メーカ数量 U RS232C インタ ーフェース IC ADM3202AN(DIP) アナログ デバイセズ ( 株 ) のへこみがある側の手前が ピン RS232C インターフェース IC を半田付けします 向きがありますので気をつけてください へこみ 実装したところ - -

4.6 LED の取り付け 部品番号名称型式写真メーカ数量 LED LED EBR3338S 直径 φ3mm 赤 ( 短 )K A( 長 ) スタンレー電気 ( 株 ) LED を半田付けします A K を合わせて実装します K A 実装したところ - 2 -

4.7 XH 2 ピンオスコネクタの取り付け 部品番号名称型式写真メーカ数量 CN3 XH 2 ピンオス コネクタ B2B-XH-A 2 日本圧着端子製造 ( 株 ) XH 2 ピンオスコネクタを半田付けします 向きがありますので気をつけてください 実装したところ - 3 -

4.8 プッシュスイッチの取り付け 部品番号名称型式写真メーカ数量 C,2,3,4,5 電解コンデンサ ESMG500ELLR0MED μf/50v +( 長 ) 日本ケミコン ( 株 ) 5 ( 短 )- 電解コンデンサ (μf/50v) を半田付けします 向きがありますので + - に合わせて実装してください - + - + - - + + - + 実装したところ - 4 -

4.9 D サブコネクタの取り付け 部品番号名称型式写真メーカ数量 CN D サブコネクタ 9 ピンメス 半田付けタイプ 各社 D サブコネクタ (9 ピンメス ) を半田付けします 横から見たところ 5 ピンある側差し込む 4 ピンある側 基板表 基板裏 横から見たところ 5 ピンある側 4 ピンある側 基板表 基板裏. 写真のように D サブコネクタを基板に差し込みます 2. 差し込んだ後は コネクタの 9 個の端子を半田付けします - 5 -

4.0 ケーブルの製作 RS232-TTL レベル変換基板と RY_R8C38 ボードを接続するケーブルを製作します 部品番号名称型式写真メーカ数量 ケーブル 4 芯各社 約 60 cm 4 XH 4 ピンメスコネクタ XHP-4 日本圧着端子製造 ( 株 ) 印側が ピン XH コネクタ用コンタクトピン SXH-00T-P0.6 日本圧着端子製造 ( 株 ) 5 左写真のように ケーブルの両端を割いてケーブルがばらばらになるようにします 2 ワイヤーストリッパなどで ケーブルの被覆を約 2mm 剥きます ( 合計 8 箇所 ) 約 2mm コンタクトピンを ケーブルに圧着 します コンタクトピンは 被覆を固定する 3 部分と ケーブルを固定する部分があります ケーブルを固定してから被覆を固 被覆 ケーブル 定します - 6 -

4 4 番 3 番 2 番 番 4 本とも圧着します 色の付いたケーブルが 番です 番から順に 2 番 3 番 4 番となります 色の付いたケーブル コネクタのマークがある側が ピン 穴 側です 番のケーブルのコンタク 5 番の線 ( 色の付いたケーブル ) 出っ張り 4 3 2 トピンを コネクタの ピンに差し込みます このとき 出っ張りのある面とコネクタの穴のある面を同じに向けます マーク 同様に 2~4 番ピンをコネクタの 2 4 ~4 番に差し込みます 3 6 2 番の線 ( 色の付いたケーブル ) マーク 7 4 ピンコネクタに付いている出っ張りは コネクタが抜けないようにするものですが 頻繁に抜き差しするので 今回はニッパなどで切り取っておきます XH 4 ピンメスコネクタ側の加工は これで完了です - 7 -

8 逆側のケーブル 4 本を半田上げしておきます 半田上げとは ケーブルにあらかじめ半田を付けて後で半田を付けなくても半田付けできるようにする 前処理のことです 基板の CN2 の 4 つのランドの穴を 半田で埋めておきます 9 4 番のケーブル CN2 の 番側に 色の付いたケーブルを半田付けします 残りのケーブルも順番に半田付けします 0 3 番のケーブル 2 番のケーブル 番のケーブル 色の付いたケーブル - 8 -

4. 完成 完成しました 4 ピンコネクタを RY_R8C38 ボードの CN2 に取り付けて 書き込みを行います RY_R8C38 ボード RS232-TTL レベル変換基板の使い方について詳しくは マイコン実習マニュアル (R8C/38A 版 ) を参照してください - 9 -

R8C Writer のバージョンについて R8C Writer のバージョンは Ver...0.0 以上のものをお使いください それ以前のバージョンは RS232C コネクタがパソコン本体に接続されている場合 書き込みができません - 20 -