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目次 1 ライセンス... 1 1.1 コードワードの取得... 1 1.2 コードワードの登録... 1 2 パッケージのインストール... 2 2.1 動作環境... 2 2.2 使用領域および必要容量... 2 2.3 提供媒体... 2 2.4 依存パッケージ... 2 2.5 ソフトウェアパッケージのインストール... 3 2.6 ソフトウェアパッケージのアンインストール... 4 2.7 ソフトウェアパッケージのリビジョンアップ... 5 3 セットアップ... 7 4 マニュアル... 7 5 障害発生時の手順... 8 6 補足事項 注意事項... 8. iii

1 ライセンス 1.1 コードワードの取得 本製品を導入する前に あらかじめロック解除のためのコードワードを取得する必要があります 製品添付の コードワードについて の手順に従って コードワードを取得してください 1.2 コードワードの登録 コードワードについて の ライセンスツールのインストール 及び製品添付の コードワード登録手順 の手順に従って本製品をインストールするマシンに 取得したコードワードを登録してください [ 手順の概要 ] 1. ライセンスツールのインストールライセンスツールをインストールします 既にインストール済みの場合は本手順は不要です ライセンスツールは CD-R 媒体の /Linux/licensetool ディレクトリ配下にあります 2. コードワード登録ファイル (/etc/n2l2_lockinfo) の作成 コードワード登録ファイルを作成します 既にファイルを作成済みの場合は本手順は不要です 3. コードワードの登録 コードワード登録ファイルに取得したコードワードを登録します 記述ミスなどが無い様に正確に記述してください 4. コードワードの確認コードワード登録ファイルに記載したコードワードが正しく登録されていることを確認します ( 例 ) # /opt/ha/license/bin/halkchecklicense -v UL4438-502 license OK license OK と表示されることを確認してください 1

2 パッケージのインストール 2.1 動作環境 ProcessSaver は以下の OS での動作を保証しています 事前に OS のバージョンをお確かめのうえ インストール作業を行ってください サポート対象ハードウェアは x86 および x86_64 搭載マシンです Red Hat Enterprise Linux 7.0~7.1 Red Hat Enterprise Linux 6.0~6.7 Red Hat Enterprise Linux 5.0~5.11 Oracle Linux 7.0~7.1 Oracle Linux 6.2~6.7 2.2 使用領域および必要容量 ProcessSaver で使用する領域と必要ディスク容量 必要メモリ容量は以下のとおりです ご使用の前にお確かめください ディスク容量使用パーティション必要容量 /opt 1MB 以上 /var 15MB 以上 上記は pcheck プロセスを1つ起動した場合の使用量です pcheck プロセスを複数起動する場合は /var 配下が約 15MB 起動 pcheck 数分必要となります メモリ容量 : 15MB 以上 pcheck 1 プロセスあたり約 15MB を使用しますので 複数起動する場合は起動数分を算出してく ださい 2.3 提供媒体 ProcessSaver の CD-R 媒体は メディア用の型番で提供されますので 別途 購入が必要です 以下の CD-R 媒体からインストールしてください CD-R(MDL143850101-1) 2.4 依存パッケージ ProcessSaver の依存パッケージはありません 2

2.5 ソフトウェアパッケージのインストール 1. ProcessSaver の含まれる CD-R 媒体を CD-ROM(DVD) 装置に挿入してください 2. mount(8) コマンドにより CD-R 媒体をマウントします (/dev/cdrom は CD-ROM(DVD) 装置のデバイスファイル名 ) # mount /dev/cdrom /media 3. rpm(8) コマンドにより ProcessSaver のパッケージをインストールします 32bit OS(x86) の場合 # rpm -ivh /media/linux/rpm/clusterpro-mc-ps-w.x.y-z.i386.rpm 64bit OS(x86_64) の場合 # rpm -ivh /media/linux/rpm/clusterpro-mc-ps-w.x.y-z.x86_64.rpm ( 注 ) 上記 w.x.y-z にはバージョン番号が入ります 4. rpm(8) コマンドにより ProcessSaver が正しくインストールされたことを確認します # rpm -qa grep clusterpro-mc-ps clusterpro-mc-ps-w.x.y-z.****** ( 注 ) 上記 ****** 部分は OS のバージョンおよびインストールしたパッケージの名称に依存します 5. マウントした CD-R 媒体を umount(8) コマンドによりアンマウントします # umount /media 6. CD-R 媒体を CD-ROM(DVD) 装置から取り出します 以上で ProcessSaver のインストールは終了です 3

2.6 ソフトウェアパッケージのアンインストール 1. pcheck(1m) コマンドを起動している場合は padmin(1m) コマンドにより pcheck(1m) コマンドをすべて終了してください # /opt/ha/ps/bin/padmin -f <pfile> -c shutdown * <pfile> には pcheck(1m) 起動時の pfile 名をフルパスで指定してください 2. rpm(8) コマンドを使用してアンインストールを行います # rpm -e clusterpro-mc-ps-w.x.y-z 4

2.7 ソフトウェアパッケージのリビジョンアップ 旧リリースの ProcessSaver を本リリースに上書きしてインストールする場合の手順です 1. マシンを立ち上げ スーパーユーザー ( ログイン名 root) でログインします 2. pfile( デフォルトは /var/opt/ha/ps/conf/bin 配下 ) のバックアップを取得します 3. pcheck(1m) コマンドを起動している場合は padmin(1m) コマンドにより pcheck(1m) コマンドをすべて 終了してください # /opt/ha/ps/bin/padmin -f <pfile> -c shutdown * <pfile> には pcheck(1m) 起動時の pfile 名をフルパスで指定してください 4. ProcessSaver の含まれる CD-R 媒体を CD-ROM(DVD) 装置に挿入してください 5. mount(8) コマンドにより CD-R 媒体をマウントします (/dev/cdrom は CD-ROM(DVD) 装置のデバイスファイル名 ) # mount /dev/cdrom /media 6. rpm(8) コマンドにより ProcessSaver のパッケージを上書きインストールします 32bit OS(x86) の場合 # rpm -Uvh /media/linux/rpm/clusterpro-mc-ps-w.x.y-z.i386.rpm 64bit OS(x86_64) の場合 # rpm -Uvh /media/linux/rpm/clusterpro-mc-ps-w.x.y-z.x86_64.rpm 7. rpm(8) コマンドにより ProcessSaver が正しく上書きインストールされたことを確認します # rpm -qa grep clusterpro-mc-ps clusterpro-mc-ps-w.x.y-z.****** ( 注 ) シリーズで機能強化があるとバージョン番号 w.x.x-y の w,x,y,z が更新されます ****** 部分は OS のバージョンおよびインストールしたパッケージの名称に依存します 5

8. マウントした CD-R 媒体を umount(8) コマンドによりアンマウントします # umount /media 9. CD-R 媒体を CD-ROM(DVD) 装置から取り出します 10. バックアップした pfile を元の場所に戻します 11. pcheck(1m) コマンドを起動します 以上で ProcessSaver のリビジョンアップは終了です 6

3 セットアップ ProcessSaver を使用するためには pfile 作成 セットアップ作業を行う必要があります これらの手順については CD-R 媒体添付の ユーザ -ズガイド をご覧ください 4 マニュアル ProcessSaver のマニュアルは PDF 形式で CD-R 媒体に含まれています マニュアル名 ユーザーズガイド syslog メッセージ一覧 はじめての ProcessSaver 構築ガイド FAQ 集 導入ガイド テンプレートガイド クイックリファレンス ファイル名 /Linux/manual/Linux_PS_readme.pdf /Linux/manual/Linux_PS_syslog.pdf /Linux/manual/Linux_PS_tutorial.pdf /Linux/manual/Linux_PS_clusterprox.pdf /Linux/manual/Linux_PS_faq.pdf /Linux/manual/Linux_PS_guide.pdf /Linux/manual/Linux_PS_template.pdf /Linux/manual/Linux_PS_reference.pdf CD-R 媒体は Microsoft Windows からもアクセスできます PDF ファイルを参照できるソフトウェアを使っ てマニュアルをご覧ください 7

5 障害発生時の手順 ProcessSaver 運用中に何らかの障害が発生した場合は 下記の手順に従って情報採取を行った後 サポートへ問い合わせをお願いします (1) OS ProcessSaver のバージョン情報 (rpm 相当 ) を採取します # cat /etc/*-release > os-release.txt # rpm qai > rpm.txt (2) 事象発生時の syslog( 以下のファイル ) を採取します /var/log/messages (3) ProcessSaver の構成ファイル (pfile 再起動スクリプト等すべて) を採取します (4) ProcessSaver 起動時の rc ファイルまたは業務スクリプト等を採取します (5) 以下のコマンドの実行結果を採取します # ps ef > ps_ef.txt # ps efl > ps_efl.txt # ipcs > ipcs.txt # /opt/ha/ps/bin/padmin l > padmin_l.txt # /opt/ha/ps/bin/padmin f <pfile 名 > -c show pent > padmin_show_pent.txt (6) ProcessSaver の共有メモリトレースファイル ( 以下のファイル ) を採取します pfile の SHM_DUMP_FILE に指定されたファイルおよびそのバックアップファイルすべて (7) 障害発生時の操作ログがあれば採取します 6 補足事項 注意事項 本リリースでの補足事項 注意事項については ユーザーズガイド をご覧ください 8

リリースメモ 2016 年 3 月第 2 版日本電気株式会社東京都港区芝五丁目 7 番地 1 号 TEL (03) 3454-1111( 代表 ) P NEC Corporation 2016 日本電気株式会社の許可なく複製 改変などを行うことはできません 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります

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