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Transcription:

Oracle VM Server インストール ガイド リリース 2.1.1 2008 年 2 月 本書の対象読者は Oracle VM Server をインストールするシステム管理者です このドキュメントでは Oracle VM Server のダウンロードとインストールについて説明します 内容は以下のとおりです インストール前のタスクと前提条件 CD-ROM からの Oracle VM Server のインストール 他のソースからの Oracle VM Server のインストール Oracle VM Server のアップグレード ドキュメント アクセシビリティ 1 インストール前のタスクと前提条件 Oracle VM Server のインストールを開始する前に ご使用のコンピュータがハードウェアとソフトウェアの最小要件を満たしていることを確認してください この項には 以下のトピックが含まれます ハードウェア要件 ソフトウェア要件 ネットワーク要件 ソフトウェアの取得 1.1 ハードウェア要件 Oracle VM Server は x86(i686) および x86_64 プロセッサを搭載したコンピュータをサポートします これには すべての Intel Pentium Pro およびそれ以降のプロセッサと すべての AMD Athlon/Duron およびそれ以降のプロセッサが含まれますが Pentium 4 または Athlon 以上の CPU を使用することが推奨されています ハードウェアの仮想化に対応した ( 未修正の ) ゲスト オペレーティング システム (Microsoft Windows など ) の場合 ハードウェアの仮想化をサポートする CPU が必要です これには Intel Pentium D/Core/Core2/Xeon モデルと AMD Athlon/Opteron モデルが含まれます また この機能を BIOS で有効化する必要があります ハードウェアの仮想化がサポートされているかどうか また BIOS での有効化方法については ご使用のプロセッサ ドキュメントを参照してください 複数のゲストを実行する場合 デュアル コア CPU または複数の CPU を使用することが推奨されています 最小のメモリー要件は 1GB RAM ですが 2GB RAM を搭載したコンピュータの使用が推奨されます ゲストのメモリー要件は ゲスト オペレーティング システムごとに異なります ゲスト オペレーティング システムについては 個別にメモリーのサイズ設定を行ってください 1

1.2 ソフトウェア要件 ソフトウェアの前提条件はありません Oracle VM Server には 小規模な Linux ベースの管理オペレーティング システムが含まれます 以前のすべてのオペレーティング システムとデータは Oracle VM Server のインストール中に失われます 任意のオペレーティング システムまたは以前の仮想化環境からの移行は このリリースではサポートされていません 1.3 ネットワーク要件 静的 IP アドレスのマシンに Oracle VM Server をインストールすることが推奨されます マシンで DHCP を使用している場合 DHCP サーバーを構成して静的 DHCP アドレスを割り当てる必要があります これによって ホストが同じ IP アドレスを常に受信できます DHCP リースの有効期限によって IP アドレスが変更される環境で使用する場合 Oracle VM Server ホストは未定義の動作になります 1.4 ソフトウェアの取得 Oracle VM Server ソフトウェアを準備していない場合 以下の URL から Oracle VM Server の ISO ファイルをダウンロードしてください http://www.oracle.com/virtualization Oracle VM Server の ISO ファイルからブータブル CD-ROM を作成します さまざまなソースから Oracle VM Server をインストールできます ローカル CD-ROM ハードディスク ドライブ NFS サーバー FTP サーバー HTTP サーバー CD-ROM から Oracle VM Server をインストールするには "2 CD-ROM からの Oracle VM Server のインストール " を参照してください ハードディスク ドライブ NFS サーバー FTP サーバー または HTTP サーバーから Oracle VM Server をインストールするには "3 他のソースからの Oracle VM Server のインストール " を参照してください 2 CD-ROM からの Oracle VM Server のインストール CD-ROM から Oracle VM Server をインストールするには 以下の手順に従います 1. Oracle VM Server CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します 2. Oracle VM Server CD-ROM がセットされているコンピュータをブートします 3. Oracle VM Server 画面が表示されます 2

[Enter] を押して インストールを開始します 1 分間キーを押さなかった場合 インストーラが自動的に起動します インストーラは テキスト モードでのみ使用できます 4. CD Found 画面が表示されます CD-ROM が正しく作成されているかを確認する場合 インストーラを使用してエラー テストを実行できます CD-ROM をテストするには OK を選択し [Enter] を押します CD-ROM がテストされ エラーが通知されます メディア テストをスキップしてインストールを続行するには Skip を選択し [Enter] を押します 5. Keyboard Selection 画面が表示されます 3

使用できるオプションのリストからキーボード レイアウト タイプ ( 米語の us など ) を選択します 選択したキーボードは オペレーティング システムのデフォルトのキーボードになります 6. 既存の Oracle VM Server インストールがコンピュータに存在する場合 System to Upgrade 画面が表示されます Reinstall System を選択して 既存のインストールを上書きします Oracle VM Server 2.1 (disk) を選択して 既存のインストールをアップグレードします アップグレード手順は "4. Oracle VM Server のアップグレード " で説明されています 7. Partitioning Type 画面が表示されます 4

以下の操作を選択します すべてのパーティションの削除および新しいデフォルト パーティション レイアウトの作成 すべての Linux パーティションの削除および新しいデフォルト パーティション レイアウトの作成 選択したドライブの空き領域を使用した新しいデフォルト パーティション レイアウトの作成 カスタム パーティション レイアウトの作成 オラクルでは デフォルト パーティション レイアウトの使用を推奨しています 注 :Oracle VM Server インストーラはテキスト モードでのみ実行可能なので LVM( 論理ボリューム マネージャ ) は設定できません LVM 構成を行う場合 [Alt] を押しながら [F2] キーを押してターミナルを使用し lvm コマンドを実行します Oracle VM Server インストーラに戻るには [Alt] を押しながら [F1] キーを押します インストールに使用するドライブを選択します 8. パーティションの削除を選択した場合 パーティション ( パーティションに格納されているデータを含む ) の削除を確認する Warning 画面が表示されます 5

Yes を選択し [Enter] を押します 9. Review Partition Layout 画面が表示されます パーティション レイアウトを確認しないでデフォルト パーティション レイアウトを受け入れる場合 No を選択し [Enter] を押します パーティション レイアウトを確認する場合は Yes を選択し [Enter] を押します Partitioning 画面が表示されます 6

パーティション レイアウトを確認し 任意の変更を行います OK を選択し [Enter] を押して変更を保存します 10. Boot Loader Configuration 画面が表示されます ブート ローダーのインストール場所として Master Boot Record (MBR) または First sector of boot partition を選択します 11. Oracle VM Server Management Interface 画面が表示されます 7

コンピュータの管理に使用するネットワーク インタフェースを選択します 12. Network Configuration for ethn 画面が表示されます コンピュータで静的 IP アドレスを使用している場合 IPv4 または IPv6 あるいはその両方を有効にするかどうかを選択します コンピュータの IP アドレスと接頭辞 ( ネットマスク ) を入力します NFS ドライブを使用してインストールを実行している場合 IPv4 の詳細を入力する必要があります IPv4 サポートは デフォルトで有効です コンピュータで DHCP を使用して IP アドレスを割り当てる場合 Use dynamic IP configuration (DHCP) を選択します Oracle VM Server での DHCP の使用について 詳しくは "1.3 ネットワーク要件 " を参照してください コンピュータをブートするたびにネットワーク構成を有効にするかどうかを選択します これは デフォルトで有効です 8

13. Miscellaneous Network Settings 画面が表示されます Gateway Primary DNS および Secondary DNS( オプション ) の各フィールドを入力します 14. Hostname Configuration 画面が表示されます マシンに固有のホスト名がある場合 manually を選択し ホスト名または IP アドレスを入力します マシンで DHCP を使用してホスト名を割り当てる場合 automatically via DHCP を選択します Oracle VM Server での DHCP の使用について 詳しくは "1.3 ネットワーク要件 " を参照してください 15. Time Zone Selection 画面が表示されます 9

オペレーティング システムで Coordinated Universal Time(UTC) を使用している場合 System clock uses UTC を選択します コンピュータの物理的な場所にもっとも近い都市を選択して タイムゾーンを選択します 16. Oracle VM Agent password 画面が表示されます Oracle VM Agent に使用されるパスワードを Password フィールドに入力します Oracle VM Server と Oracle VM Server 内で実行される作成したゲストを管理および監視するため このパスワードは Oracle VM Manager によって使用されます パスワードを Password(confirm) フィールドに再入力します パスワードの文字は 画面に反映されません 2 つのパスワードが一致しない場合 インストーラが再入力を求めます 10

17. Root Password 画面が表示されます root ユーザーのパスワードを Password フィールドに入力します root ユーザーのパスワードは 少なくとも 6 文字以上にする必要があります パスワードを Password (confirm) フィールドに再入力します パスワードの文字は 画面に反映されません 2 つのパスワードが一致しない場合 インストーラが再入力を求めます 18. Installation to begin 画面が表示されます インストーラは Oracle VM Server をインストールおよび構成します 19. すべてのファイルがインストールされて構成が完了すると Complete 画面が表示されます 11

Oracle VM Server CD-ROM を取り出します Reboot を選択し [Enter] を押します コンピュータがリブートします 20. End User License Agreement 画面が表示されます ライセンス契約を確認します ライセンス契約の条項に同意する場合 Agree を選択し [Enter] を押します 21. Oracle VM Server ログイン プロンプトが表示されます 12

インストール中に設定したパスワードを使用して root として Oracle VM Server にログインします Oracle VM Server のインストールが完了します Oracle VM Agent が自動的に起動し コンピュータがリブートされるたびに再起動されます 注 : インストール ログは /root/install.log にあります インストールに 失敗した場合は 原因を特定するためにこのログ ファイルを確認します 3 他のソースからの Oracle VM Server のインストール この項では ハードディスク ドライブ NFS サーバー FTP サーバー または HTTP サーバーからの Oracle VM Server のインストールについて説明します この項のすべてのインストールは インストールに使用される場所で Oracle VM Server の ISO ファイルを使用できることが前提とされています Oracle VM Server をインストールするには 以下の手順に従います 1. Oracle VM Server CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します 2. Oracle VM Server CD-ROM がセットされているコンピュータをブートします 3. Oracle VM Server 画面が表示されます 13

boot: プロンプトで 以下を入力します linux askmethod [Enter] を押します 4. Keyboard Type 画面が表示されます 使用できるオプションのリストからキーボード レイアウト タイプ ( 米語の us など ) を選択します 選択したキーボードは オペレーティング システムのデフォルトのキーボードになります 5. Installation Method 画面が表示されます 14

インストール場所の選択に関連する項を参照して インストールを続行します 3.1 ハードディスク ドライブからの Oracle VM Server のインストール 3.2 NFS イメージからの Oracle VM Server のインストール 3.3 FTP サーバーからの Oracle VM Server のインストール 3.4 HTTP サーバーからの Oracle VM Server のインストール 3.1 ハードディスク ドライブからの Oracle VM Server のインストール ハードディスク ドライブから Oracle VM Server をインストールするには 以下の手順に従います 1. インストール方法のリストから Hard drive を選択します 2. Select Partition 画面が表示されます 15

Oracle VM Server の ISO ファイルを含むパーティションを選択します パーティションは EXT2 または VFAT ファイル システムでフォーマットする必要があります 論理ボリュームにはできません 任意のパーティションがリストにない場合 [F2] を押して追加のデバイスを構成します Oracle VM Server の ISO イメージを含むディレクトリを Directory holding images フィールドに入力します Oracle VM Server の ISO ファイルがパーティションのルート ( 最上位 ) ディレクトリにある場合 /( スラッシュ ) を入力します Oracle VM Server の ISO ファイルが マウントされたパーティションのサブディレクトリにある場合 そのパーティション内のファイルを含むディレクトリの名前を入力します たとえば Oracle VM Server の ISO ファイルがマウントされているパーティションが /myhome/ で Oracle VM Server の ISO ファイルが /myhome/new/ にある場合 /new/ を入力します "2 CD-ROM からの Oracle VM Server のインストール " の手順 7 を参照して インストールを続行します 3.2 NFS イメージからの Oracle VM Server のインストール Oracle VM Server の ISO ファイルまたはミラー イメージのある NFS(Network File System) ドライブから Oracle VM Server をインストールできます NFS ドライブから Oracle VM Server をインストールするには 以下の手順に従います 1. インストール方法のリストから NFS image を選択します 2. Configure TCP/IP 画面が表示されます マシンで固有の IP アドレスを使用している場合 Enable IPv4 support の Manual configuration を選択します また オプションで Enable IPv6 support の Manual configuration を選択します IPv4 の詳細を入力する必要があります マシンで DHCP を使用して IP アドレスを割り当てる場合 Enable IPv4 support の Dynamic IP configuration (DHCP) を選択します また オプションで Enable IPv6 support の Dynamic IP configuration (DHCP) を選択します Oracle VM Server での DHCP の使用について 詳しくは "1.3 ネットワーク要件 " を参照してください 16

3. Manual configuration を選択した場合 Manual TCP/IP Configuration 画面が表示されます IPv4 address IPv6 address Gateway および Name Server を入力します 4. NFS Setup 画面が表示されます NFS サーバーのドメイン名または IP アドレスを NFS server name フィールドに入力します NFS サーバーが Oracle VM Server インストール ツリーのミラーをエクスポートしている場合 インストール ツリーのルートを含むディレクトリを入力します NFS サーバーが Oracle VM Server の ISO ファイルをエクスポートしている場合 ISO ファイルを含むディレクトリを入力します 17

"2 CD-ROM からの Oracle VM Server のインストール " の手順 7 を参照して インストールを続行します 3.3 FTP サーバーからの Oracle VM Server のインストール FTP サーバーから Oracle VM Server をインストールするには 以下の手順に従います 1. インストール方法のリストから FTP を選択します 2. Configure TCP/IP 画面が表示されます マシンで固有の IP アドレスを使用している場合 Enable IPv4 support の Manual configuration を選択します また オプションで Enable IPv6 support の Manual configuration を選択します IPv4 の詳細を入力する必要があります マシンで DHCP を使用して IP アドレスを割り当てる場合 Enable IPv4 support の Dynamic IP configuration (DHCP) を選択します また オプションで Enable IPv6 support の Dynamic IP configuration (DHCP) を選択します Oracle VM Server での DHCP の使用について 詳しくは "1.3 ネットワーク要件 " を参照してください 3. Manual configuration を選択した場合 Manual TCP/IP Configuration 画面が表示されます 18

IPv4 address IPv6 address Gateway および Name Server を入力します 4. FTP Setup 画面が表示されます FTP サーバーのドメイン名または IP アドレスを FTP site name フィールドに入力します アーキテクチャのバリアント ディレクトリを含むディレクトリの名前を Oracle VM Server directory フィールドに入力します たとえば FTP サーバーに次のディレクトリが含まれる場合 /mirrors/ovs/arch/variant/ 以下を入力します /mirrors/ovs/i386/server 19

システムのアーキテクチャ タイプ (i386 ia64 ppc s390x など ) に arch を置き換えます また インストールしているバリアント (Client Server Workstation など ) に variant を置き換えます FTP サーバーにアクセスするログイン資格証明を入力する必要がある場合 Use non-anonymous ftp を選択します 5. Use non-anonymous ftp を選択した場合 Further FTP Setup 画面が表示されます Account name フィールドに FTP サーバーのユーザー名 Password フィールドに FTP サーバーのパスワードを入力します "2 CD-ROM からの Oracle VM Server のインストール " の手順 7 を参照して インストールを続行します 3.4 HTTP サーバーからの Oracle VM Server のインストール HTTP サーバーから Oracle VM Server をインストールするには 以下の手順に従います 1. インストール方法のリストから HTTP を選択します 2. Configure TCP/IP 画面が表示されます 20

マシンで固有の IP アドレスを使用している場合 Enable IPv4 support の Manual configuration を選択します また オプションで Enable IPv6 support の Manual configuration を選択します IPv4 の詳細を入力する必要があります マシンで DHCP を使用して IP アドレスを割り当てる場合 Enable IPv4 support の Dynamic IP configuration (DHCP) を選択します また オプションで Enable IPv6 support の Dynamic IP configuration (DHCP) を選択します Oracle VM Server での DHCP の使用について 詳しくは "1.3 ネットワーク要件 " を参照してください 3. Manual configuration を選択した場合 Manual TCP/IP Configuration 画面が表示されます IPv4 address IPv6 address Gateway および Name Server を入力します 4. HTTP Setup 画面が表示されます 21

HTTP サーバーのドメイン名または IP アドレスを Web site name フィールドに入力します アーキテクチャのバリアント ディレクトリを含むディレクトリの名前を Oracle VM Server directory フィールドに入力します たとえば HTTP サーバーに次のディレクトリが含まれる場合 /mirrors/ovs/arch/variant/ 以下を入力します /mirrors/ovs/i386/server システムのアーキテクチャ タイプ (i386 ia64 ppc s390x など ) に arch を置き換えます また インストールしているバリアント (Client Server Workstation など ) に variant を置き換えます "2 CD-ROM からの Oracle VM Server のインストール " の手順 7 を参照して インストールを続行します 4 Oracle VM Server のアップグレード この項では 以前のインストールから Oracle VM Server をアップグレードする方法について説明します Oracle VM Server をアップグレードするには 以下の手順を実行します 1. "2 CD-ROM からの Oracle VM Server のインストール " または "3 他のソースからの Oracle VM Server のインストール " の手順を実行して Oracle VM Server インストーラを起動します System to Upgrade 画面が表示される場合 以下の手順を使用してアップグレードを実行します 2. 既存の Oracle VM Server インストールがコンピュータに存在する場合 System to Upgrade 画面が表示されます 22

Oracle VM Server 2.1 (disk) を選択して 既存のインストールをアップグレードします 3. Upgrade Boot Loader Configuration 画面が表示されます 既存のブート ローダーを更新するには Update boot loader configuration を選択します ブート ローダーを変更しない場合は Skip boot loader updating を選択します 新しいブート ローダーを作成するには Create new boot loader configuration を選択します Create new boot loader configuration を選択した場合 Boot Loader Configuration 画面が表示されます 23

GRUB ブート ローダーを使用するには Use GRUB Boot Loader を選択します ブート ローダーを作成しない場合は No Boot Loader を選択します No Boot Loader を選択すると Skip Boot Loader 画面が表示されます ブート ローダーをインストールして使用することを強く推奨します Yes または No を選択して 選択項目を確認します Use GRUB Boot Loader を選択すると Boot Loader Configuration 画面が表示されます 追加のブート オプションをカーネルに渡す場合 この画面でオプションを入力します 強制的に LBA32 を使用する場合 Force use of LBA32 (not normally required) を選択します Boot Loader Configuration 画面が表示されます 24

ブート ローダー パスワードを設定してマシンのセキュリティを向上させる場合 Use a GRUB Password を選択し Boot Loader Password フィールドにパスワードを入力して Confirm フィールドにパスワードを再入力します Boot Loader Configuration 画面が表示されます ブート ローダーのインストール場所として Master Boot Record (MBR) または First sector of boot partition を選択します 4. Upgrade to begin 画面が表示されます 25

インストーラは Oracle VM Server をインストールおよび構成します 5. すべてのファイルがインストールされて構成が完了すると Complete 画面が表示されます CD-ROM ドライブからアップグレードを実行した場合 Oracle VM Server CD-ROM を取り出します Reboot を選択し [Enter] を押します コンピュータがリブートします Oracle VM Server ログイン プロンプトが表示されます Oracle VM Server のアップグレードが完了します 注 : インストール ログは /root/upgrade.logにあります インストールに失敗した場合は インストールの問題の原因を特定するためにこのログ ファイルを確認します 26

5 ドキュメント アクセシビリティ オラクルは 製品 サービス およびサポート ドキュメントを障害のあるお客様にも簡単に使用していただくことを目標にしています そのため 当社のドキュメントには アシスティブ テクノロジを使用するお客様に情報を提供する機能が含まれています このドキュメントは HTML 形式で提供されており 障害のあるお客様が簡単にアクセスできるためのマークアップが含まれています アクセシビリティの標準は進化し続けており オラクルは当社のドキュメントをすべてのお客様が利用できるように 市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に関与して技術的な問題に対処しています 詳しくは Oracle Accessibility Program の Web サイト http://www.oracle.com/accessibility/ を参照してください ドキュメント内のサンプル コードのアクセシビリティ スクリーン リーダーは ドキュメント内のサンプル コードを常に正しく読み取るとは限りません コード表記規則では 右中括弧は別の空の行へ記す必要があります ただし スクリーン リーダーによっては 括弧または中括弧のみを含むテキスト行を読み取らない場合があります ドキュメント内の外部 Web サイトへのリンクのアクセシビリティ このドキュメントには オラクルが所有または管理しない他の企業または組織の Web サイトへのリンクが含まれる場合があります オラクルは それらの Web サイトのアクセシビリティに関する評価や言及は行いません Oracle サポート サービスへの TTY アクセス オラクルは 米国内では年中無休で 24 時間 Oracle サポート サービスへのテキスト電話 (TTY) アクセスを提供しています TTY サポートへは 800-446-2398 へお電話ください 米国外からは +1-407-458-2479 へお電話ください Oracle VM Server インストール ガイド リリース 2.1.1 Copyright 2008, Oracle.All rights reserved. このプログラム ( ソフトウェアおよびドキュメントを含む ) には オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています このプログラムの使用または開示は オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします 著作権 特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています 独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合 もしくは法律によって規定される場合を除き このプログラムのリバース エンジニアリング 逆アセンブル 逆コンパイル等は禁止されています 本文書に記載された内容は 予告なく変更されることがあります 本文書内に問題が見つかった場合は 書面にて報告してください オラクル社およびその関連会社は 本文書に一切間違いがないことを保証するものではありません これらのプログラムのライセンス契約において明確に許諾されている場合を除いて いかなる形式 手段 ( 電子的または機械的 ) 目的のためにも これらのプログラムを複製または転用することはできません このプログラムがアメリカ政府またはプログラムのライセンスを受け 使用するアメリカ政府の代理人に提供される場合は 以下の注意事項を適用します U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.as such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software--Restricted Rights (June 1987).Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065. このプログラムは 核 航空産業 大量輸送 医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーションへの用途を目的としておりません このプログラムをかかる目的で使用する際 上述のアプリケーションを安全に使用するために 適切な安全装置 バックアップ 冗長性 (redundancy) その他の対策を講じることはライセンシーの責任となります 万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます Oracle JD Edwards PeopleSoft および Siebel は 米国 Oracle Corporation およびその子会社 関連会社の登録商標です その他の名称はそれぞれの会社の商標です このプログラムは 第三者の Web サイトへリンクし 第三者のコンテンツ 製品 サービスへアクセスすることがあります オラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては 一切の責任を負いかねます 当該コンテンツの利用は お客様の責任になります 第三者の製品またはサービスを購入する場合は 第三者と直接の取引となります オラクル社およびその関連会社は (a) 第三者の製品およびサービスの品質 (b) 購入製品またはサービスに関連する第三者との契約のいかなる条項の履行 ( 製品またはサービスの提供 保証義務を含む ) に関しても責任を負いかねます また 第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます 27