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用語定義保険期間中に施設に入場する利用者の総数を入場者いいます 第 1 条 ( 保険金を支払う場合 ) の損害を補償他の保険契約等する他の保険契約または共済契約をいいます 第 4 条 ( 責任の限度 ) (1) 当会社は 法律上の損害賠償金については 1 回の事故について その額が保険証券に記載され

別紙特約(138)

別紙特約(138)

一般社団法人大分県食品衛生協会食中毒見舞費用保険普通保険約款 第一章総則第 1 条 ( 用語の定義 ) 第二章保険金の支払事由第 2 条 ( 保険金の支払事由 被保険者 保険金額 ) 第 3 条 ( 免責事由 ) 第 4 条 ( 保険金の受取人 ) 第三章保険契約の締結等第 5 条 ( 保険責任の始

別紙特約(138)

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ウ. 損害防止軽減費用 : 事故発生後に講じた損害防止軽減に要した必要または有益と認められる費用 等 3 臨時費用ア. 被害者が死亡したときは 1 回の事故 被害者 1 名につき 10 万円限度イ. 被害者が病院または診療所に 20 日以上入院したときは 1 回の事故 被害者 1 名につき 2 万円

普通約款被保険者保険証券等記載の被保険者およびその者と同居する者をいいます 同居主たる生活の場として同じ住宅に居住している状態をいいます 親族 6 親等内の血族 配偶者および3 親等内の姻族をいいます 弊社この保険契約の引受保険業者をいいます 保険証券保険契約の成立およびその内容を証明するために 弊

2 当会社は 保険契約締結の際 保険契約者または被保険者が故意または重大な過失によって告知事項について事実を告げずまたは不実のことを告げたときは 保険契約者に対する書面による通知をもって 保険契約を解除することができます ただし 当会社がその事実を知りまたは過失によってこれを知らなかったときは この

UQ通信サービス契約約款

の損壊について 法律上の損害賠償責任を負担することによって被った損害に対して この特約および普通保険約款の規定に従い 賠償責任危険保険金を支払います (2) 本条 (1) の被保険者が責任無能力者の場合には その者の親権者等 ( 注 ) を被保険者とします ただし 当社が賠償責任危険保険金を支払うの

2 29,778 18,001 13,245 11, , P. 3 P. 5 P. 7 P. 9 10,346 9,540 5,562 3, P. 13 P. 14 P.15 P.17

家財保険 普通保険約款 新旧対比表

積立火災保険『THEすまいの積立保険』_損保ジャパン日本興亜

家財総合保険特約集目次 修理費用補償特約 第 2 条 ( 修理費用保険金を支払う場合 ) 第 3 条 ( 修理費用保険金を支払わない場合 ) 第 4 条 ( 修理費用保険金の請求権者 ) 第 5 条 ( 他の保険契約等がある場合の修理費用保険金の支払額 ) 第 6 条 ( 準用規定 ) 賠償責任補償

家財総合保険普通保険約款目次第 1 章総則第 1 条 ( 用語の定義 ) 第 2 条 ( 保険責任の始期および終期 ) 第 3 条 ( 保険金の支払限度額 ) 第 2 章家財補償条項第 4 条 ( 保険の対象の範囲 ) 第 5 条 ( 損害保険金を支払う場合 ) 第 6 条 ( 損害保険金の支払額

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用語の定義普通保険約款および特約に共通する用語の定義は 下表のとおりです ただし 別途定義のあるときはそれを優先します 用語 定義 あ 汚損 汚損とは 財物が予定または意図されない事由により汚れることに伴い その客観的な経済的価値が減少することをいいます か 家財 建物内 (*1) に収容される生活

CO・OP共済《たすけあい》の特長としくみ


1 一連の損害賠償請求 損害賠償請求がなされた時もしくは場所または損害賠償請求者の数等にかかわらず 同一の行為 ( 注 1) またはその行為に関連する他の行為に起因するすべての損害賠償請求をいいます なお 一連の損害賠償請求は 最初の損害賠償請求がなされた時にすべてなされたものとみなします 2 法律

険者以外の者に限ります ( 注 2 ) 自損事故条項 無保険車傷害条項または搭乗者傷害条項における被保険者に限ります ( 注 3 ) 無保険車傷害条項においては 被保険者の父母 配偶者または子に生じた損害を含みます ( 3 )( 1 ) または ( 2 ) の規定による解除が損害または傷害の発生した

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の定義は次のとおりとします ただし 別に定義のある場合は この限りでありません 用語 定義 この約款 個人賠償責任保険普通保険約款をいいます 普通約款 被保険者 保険証券等記載の被保険者およびその者と同居する者をいいます 同居 主たる生活の場として同じ住宅に居住している状態をいいます 親族 6 親等

普通保険約款

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普通約款お客様被保険者保険金を受け取るべき者弊社保険証券 継続証 保険証券等住宅家財 持ち出し家財 建築物 預貯金証書 保険金 保険金額 再調達価額 時価額損害 破裂または爆発給排水設備 風災 水災 保険契約者をいいます 保険証券等記載の被保険者およびその者と同居する者をいいます 第 26 条 (

1. 勤務歯科医師賠償責任保険の内容 保険の仕組み 勤務歯科医師賠償責任保険は 医療業務の遂行に起因する事故について 勤務歯科医師の先生方 ( 被保険者 ) が法律上の賠償責任を負担することによって被る損害に対して保険金をお支払いする保険です このご案内書で使用する用語の意味は 次のとおりです 被保

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重要事項説明書ご契約に関する重要事項 ( 賃貸住宅総合保険をお申込みのお客様へ ) セーフティージャパン リスクマネジメント株式会社この書面は賃貸住宅総合保険の商品内容をご理解いただくために特に重要なことを記載したものです ご契約前に必ずお読みいただき 内容をご確認の上お申込みくださるようお願い申し

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この普通保険約款およびこの普通保険約款に付帯された特約条項において使用する用語の定義は次のとおりとします ただし 別に定義のある場合は この限りでありません 用語定義この約款賠償責任保険普通保険約款をいいます 普通約款被保険者保険証券等記載の被保険者およびその者と同居する者をいいます 同居主たる生活

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180 日以内に特定重度障害状態になった場合 いします (1 保険期間中 1 回を限度とします ) 入院保険金 (*1)(*2) 平常の業務に従事することまたは平常の生活ができなくなり かつ 入院された場合 入院の日数 ( 実日数 )(120 日を限度とします ) に対して 1 日につき入院保険金日

に登録された弁護士をいいます 弁護士費弁護士法第 3 条 ( 弁護士の職務 ) に規定する業務のうち 法律相談 を除く業務の対価用等として弁護士に支払われるべき費用 訴訟費用 仲裁 和解もしくは調停に要した費用をいいます 法律上の民法等法律に基づく損害賠償責任をいいます 損害賠償責任法律相談弁護士法

エイ・ワンテナント保険約款

家財保険約款 普通保険約款 < 目次 > 第 1 条 ( 用語の定義 ) 第 2 条 ( 保険の目的の範囲 ) 第 3 条 ( 保険金をお支払いする場合 ) 第 4 条 ( お支払いする保険金の額 ) 第 5 条 ( 他の保険契約がある場合の保険金の額 ) 第 6 条 ( 保険金をお支払いしない場合

給排水設備風災ひょう災水災雪災盗難第三者貴金属等保険期間危険危険増加他の保険契約反社会的勢力 建物の機能を維持するために必要な給水 排水設備をいい スプリンクラー設備 装置を含みます 台風 せん風 暴風等によって生じた事故をいいます 降ひょう等によって生じた事故をいいます 台風 暴風雨 豪雨等による

テナント保険普通保険約款第 1 章総則第 1 条 ( 用語の定義 ) 第 2 条 ( 保険責任の始期および終期 ) 第 3 条 ( 保険金の通算支払限度額 ) 目次 第 2 章設備 什器等補償第 4 条 ( 保険の対象の範囲 ) 第 5 条 ( 保険金を支払う場合 ) 第 6 条 ( 保険金を支払わ

(1) ご契約時に弊社に重要な事項を申出ていただく義務 ( 告知義務 ) があります 保険申込書の記載事項が事実と違っている場合には 保険金をお支払いできないことや ご契約を解除させていただくことがあります (2) ご契約時に次のいずれかに該当する事実があった場合は 保険契約は無効とします 1 保険

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賃貸経営の新たな不安 孤独死による損害を補償! 入居者が賃貸戸室でお亡くなりになった場合 修理に要した費用や遺品整理のために支出した費用が補償されます 家賃下落や長期空室などの賃料損失 近隣見舞金などに充当できる一時金を定額で補償します 居室外で亡くなられた場合でも 被保険者 ( オーナーさま )

法律相談費用 保険金請求権者 保険事故 による鑑定 電話による相談またはこれらに付随する手紙等の書面の作成もしくは連絡等 一般的に弁護士の行う相談の範囲内と判断することが妥当であると認められる行為を含みます 法律相談の対価として弁護士に支払われるべき費用をいいます 被害を被った被保険者をいい 被保険

リビングプロテクト総合保険

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

この約款個人賠償責任保険普通保険約款をいいます 普通約款被保険者保険証券等記載の被保険者およびその者と同居する者をいいます 同居主たる生活の場として同じ住宅に居住している状態をいいます 親族 6 親等内の血族 配偶者および3 親等内の姻族をいいます 弊社この保険契約の引受保険業者をいいます 保険証券

2 1 たわみ へこみその他外観上の損傷または汚損で 機能の喪失または低下を伴わない損害 など STEP 1 STEP 2 STEP 3 < 共 通 > < 不測かつ突発的な事故 ( 破損 汚損等 ) の場合 > 1. 保険の対象 ( 家財 ) とならない次のものに生じた損害 1. 差押え 没収等公

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第 4 条 本サービスの種類及び内容 1. 本サービスの種類は 次の各号のとおりとし DISJ は 第 6 条に定める本サービスの提供期間中に以下に規定する事象が発生した場合に 次条の規定に基づく加入者からの本サービスの利用申込に応じて本サービスを提供するものとします なお DISJ は 本サービス

の定義は次のとおりとします ただし 別に定義のある場合は この限りでありません 用語 定義 この約款 個人賠償責任保険普通保険約款をいいます 普通約款 被保険者 保険証券等記載の被保険者およびその者と同居する者をいいます 同居 主たる生活の場として同じ住宅に居住している状態をいいます 親族 6 親等

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被害身体の障害または財物の破損をいいます ただし 同一の原因から生じた一連の被害は 一つの被害とみなし 最初の被害が発生した時にすべての被害が発生したものとみなします 被保険者この特約により補償を受ける者であって 保険証券に記載された者をいいます 弁護士日本国外においては 保険金請求権者が損害賠償請

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

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4. ポイントは 対象取引が行われてから 当社が定める一定の期間を経た後に付与します この期間内に 当社が対象取引において取り消し 解除等があったことを確認した場合 当該対象取引に対するポイントは付与せず また対象料金の金額に変更があった場合は 変更後の金額に基づきポイントを付与します 5. 当社は

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1. 保険のしくみ この保険は 住宅事業者が被保険者となり お申込みいただく保険です 住宅事業者は建設工事の着工前に保険を申し込み JIO は保険の引受けにあたり検査を実施します JIO の検査は保険引受けの可否を確認するための検査です ( 被保険者 ) 保険の対象となる部分の瑕疵により住宅に不具合

2. 本サービスの申込者において 本規約に反する事由 本サービスへの申込みが適当でない と当社が判断する事由等がある場合には 当社は 本サービスへの申込みを承諾しないこ とがあります 第 5 条 ( 利用契約の成立時期 ) 1. 当社が当該申込みを承諾したときに利用契約が成立するものとします ネット

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ROOM GUARD 商品のご案内 1 家財補償 1 ROOM GUARD 商品のご案内 下記の事故により 借用戸室に収容されている家財に損害が生じた場合に 再調達価額 1を 美術品等 基準に保険金をお支払します 但し 貴金属 宝石 美術品等 2については時価額 3 が基準となります 火災 2 3

 

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1. 総則 本仕様書は 独立行政法人国立高等専門学校機構 ( 以下 機構 という ) が所有するヨット モーターボート等について 機構ならびに乗船する教職員 学生が被る損害に対して付保する ヨット モーターボート総合保険の内容を定める 2. 保険契約者及び被保険者 (1) 保険契約者 : 独立行政法

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消防業務賠償責任保険に関する Q&A 1 主契約について Q1 1: 再燃火災による事故も対象になるのですか? A1 1: 対象となります 但し あくまでも消防本部側に過失または重過失があり 賠償責任を負担するケースとなります 消防本部の過失認定は 極めて難しい判断を伴いますので 過去の判例や裁判所

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被保険者に法律上の損害賠償責任が発生し た場合は 被保険者のお申出により 当社は 被保険者のために示談交渉をお引き受けし ます この場合 当社の選任した弁護士が相 手の方との交渉にあたることがあります

その他の所定の事項を正確に入力してください この場合における預金の払戻しについては 通帳および払戻請求書の提出は必要ありません 5.( 自動機利用手数料等 ) (1) 支払機または振込機を使用して預金の払戻しをする場合には 当行および提携先所定の支払機 振込機の利用に関する手数料 ( 以下 支払機利

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国内旅行保険【補償の内容】

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Transcription:

入居者安心の総合保障総合保障プランご契約契約のしおり 入居者ライフプロテクト保険 約款 入居者ライフプロテクト賠償責任保険 約款 1

入居者ライフプロテクト保険 約款 ( この保険の特徴 ) 第 1 条この保険は住居用一般賃貸借物件に居住されている入居者である方を被保険者とす る保険で弊社認定の事故により被保険者の家財が損害を受けたときの補償をします ( 契約者および被保険者 ) 第 2 条この保険契約における被保険者は住居用一般賃貸借物件の入居者で そのお住まいに係わる世帯主の方とします 2 この保険契約において法人又は団体が契約者となる場合の被保険者は その法人又は団体の役員および従業員または職員である方とします 3 この保険契約において個人が契約者となる場合で 契約者と被保険者が別人であるときは 被保険者は契約者の親族である方とします ( 被保険者のお住まい ) 第 3 条 被保険者のお住まい とは被保険者が専ら居住の用として入居している一般賃貸借住宅で 保険証券に記載された建物または戸室をいいます ただし 次の各号に該当するものについては 次のとおりに取扱うものとします (1) 建物または戸室が 居住の用に供されている部分と専ら職務の用に供されている部分 ( 生活用動産以外の動産のみを収容している部分を含みます ) とから構成されている場合には 専ら職務の用に供されている部分については 被保険者のお住まい とはみなしません (2) 建物または戸室の付属物 ( 物置 車庫その他の付属建物をいいます ) 門 塀もしくは垣根およびその他これらに類するものは 被保険者のお住まい とはみなしません ( 保険責任の始期および終期 ) 第 4 条弊社の保険契約上の責任 ( 以下 保険責任 といいます ) は 保険証券記載の保険期間の初日 ( 以下 責任開始日 といいます ) の 0 時に始まり 保険期間の末日の 24 時に終わります 2 前項の時刻は 保険証券発行地の標準時によるものとします 3 弊社は 保険料領収前に生じた事故による損害に対しては 保険金を支払いません 尚 領収についての取扱いは次の各号のように定めます (1) 銀行振込みにて保険料をお支払い頂いた場合は 弊社の口座着金をもって領収とします (2) コンビニエンスストアの振込専用用紙を使用してコンビニエンスストアにて 2

保険料をお支払い頂いた場合は コンビニエンスストアでの収納をもって領 収とします ( 保険の目的 の範囲) 第 5 条この保険契約における 保険の目的 の範囲は 被保険者のお住まい に収容されている家財 ( 被保険者の所有する生活の用に供する動産 ) とします ただし 次の各号に掲げる物は 保険の目的 に含みません (1) 船舶 ( ヨット モーターボートおよびボートを含みます ) 航空機および自動車 { 自動三輪車および自動二輪車を含み 原動機付自転車 (50cc 以下のバイク 以下同様とします ) を除きます } ならびにこれらの付属品 (2) 通貨 有価証券 預貯金証書 電子マネー 印紙 切手 商品券その他これらに類する物 ただし 盗難保険金支払い事由に該当する通貨 預貯金証書についての損害はこの限りではありません (3) 貴金属 ( 腕時計を含みます 以下同様とします ) 宝玉および宝石ならびに書画 骨とう 彫刻物その他の美術品で 1 個または 1 組の再調達価格が 30 万円を超える物 (4) 高額家財 (1 個または 1 組の再調達価格が 100 万円を超える物 ) (5) 義歯 義肢またはコンタクトレンズ メガネその他これらに類する物 (6) 動物および植物等の生物 (7) 本 設計書 図案 証書 帳簿その他これらに類する物 (8) テープ カード ディスク ドラム等のコンピューター用の記録媒体に記録されているプログラム データ ゲームソフトその他これらに準ずる物 ( 保険金の種類と支払いと支払い金額 ) 第 6 条各保険金の種類ごとに次の各号を定めます 尚 保険金の支払いにおける損害の額の査定および保険金の支払いは再調達価格 ( 損害が発生した時の発生した場所における 保険の目的 と同一の構造 質 用途 規模 型 能力のものを再取得するのに要する額をいいます 以下同様とします ) にておこないます (1)-1 家財保険金の支払い事由次の理由により 保険の目的 が損害 ( 消防又は避難に必要な処置によって生じた損害を含みます ) を受けたとき 保険金を支払います ア. 火災 落雷 破裂または爆発 イ. 台風 せん風 暴風 暴風雨等の風災 ( 洪水 高潮を除きます ) ひょう災または豪雪 なだれ等の雪災 ( 融雪洪水を除きます ) によって 保険の目的 が損害を受け その損害の額が 20 万円以上となった場合 ウ. 被保険者のお住まい の外部からの物体の落下 飛来 衝突または倒壊 3

エ. 給排水設備 ( スプリンクラ設備を含みます ) に生じた事故または被保険者以外の者が占有する戸室で生じた事故に伴う漏水 放水または溢水による水濡れ オ. 騒じょうおよびこれに類似の集団行動に伴う暴力行為もしくは破壊行為 (1)-2 家財保険金の支払い金額家財保険金の支払い金額は この保険契約の保険証券に記載されている保険金額を限度額として 事故における 保険の目的 の損害の額 (2)-1 盗難保険金の支払い事由盗難 ( 強盗 窃盗またはこれらの未遂をいい スリ 置引きを除きます 以下同様とします ) によって 被保険者が次の損害を受けたとき 保険金を支払います ア. 保険の目的 ( 通貨または預貯金証書を除きます ) が盗難にあったとき ただし 被保険者が盗難を知った後 ただちに所轄の警察署宛に盗難被害の届出をしたことを条件とします イ. 被保険者のお住まい に収容される通貨または預貯金証書( 現金自動支払機用カードを含みます 以下同様とします ) の盗難 ただし 次の各号に掲げる事実があったことを条件とします a. 被保険者が盗難を知った後 ただちに所轄の警察署宛に被害の届出をしたこと b. 被保険者が盗難を知った後 ただちに預貯金先宛に被害の届出をしたこと c. 盗難にあった預貯金証書により 預貯金口座から現金が引き出されたこと (2)-2 盗難保険金の支払い金額盗難保険金の支払い金額は次のとおりとします ア. 保険の目的 の盗難の場合は この保険契約の保険証券に記載されている保険金額の 10% を限度額として損害の額 ただし 保険の目的 の 1 個または 1 組ごとに 10 万円を限度額とします イ. 被保険者のお住まい に収容される通貨または預貯金証書の盗難の場合は 通貨については 10 万円を限度額としてその損害の額 預貯金証書については 50 万円を限度額としてその損害の額 (3)-1 持出家財保険金の支払い事由被保険者によって 被保険者のお住まい から一時的に持ち出された 保険の目的 ( 以下 持出家財 といいます ) が 日本国内の他の建築物 ( アーケード 地下道 ショッピングセンター等専ら通路に利用されるものを除きます ) 内において (1)-1 家財保険金の支払い事由該当事故ア~オおよび (2)-1 盗難保険金の支払い事由該当事故アによって損害が生じたときに支払います (3)-2 持出家財保険金の支払金額持出家財保険金の支払い金額は次のとおりとします ア. 持出家財 が事故によって損害を受けた場合は 弊社は1 回の事故につき こ 4

の保険契約の保険証券に記載されている保険金額の 10% に相当する額を限度額としてその損害の額 イ. 持出家財 が盗難によって損害をうけた場合は 弊社は 1 回の事故につき この保険契約の保険証券に記載されている保険金額の 10% に相当する額を限度額としてその損害の額 ただし 保険の目的 の 1 個または1 組ごとに 10 万円を限度とします (4)-1 水害保険金の支払い事由台風 暴風雨 豪雨等による洪水 融雪洪水 高潮 土砂崩れ等の水災によって 被保険者のお住まい が床上 { 居住の用に供する部分の床 ( 畳敷または板張等のものをいい 土間 たたきの類を除きます )} 浸水を被った結果 保険の目的 が損害を受けたとき その損害に対して支払います (4)-2 水害保険金の支払い金額水害保険金の支払い金額はこの保険契約の保険証券に記載されている保険金額の 30 % を限度額として 事故における 保険の目的 の損害の額 (5)-1 残存物片付け費用保険金の支払い事由 (1)-1 家財保険金が支払われる場合において その該当事故によって損害を受けた残存物の取り片付けに必要な費用 ( 取り壊し費用 取り片付け清掃費用および搬出費用 ) に対して支払います (5)-2 残存物片付け費用保険金の支払い金額 (1)-2により支払われる家財保険金の 10% を限度額として 実際に負担された額 (6)-1 失火見舞い費用保険金の支払い事由 被保険者のお住まい から発生した火災 破裂または爆発によって 第三者の所有物 ( 第三者の占有する構内にある物に限ります ) の滅失 き損または汚損に対して見舞い費用を支払います ただし 煙損害または臭気付着の損害を除きます (6)-2 失火見舞い費用保険金の支払い金額支払われる家財保険金の 20% を限度額として 1 被災世帯あたり 20 万円 (7)-1 仮住まい費用保険金の支払い事由 (1)-1 家財保険金 (2)-1 盗難保険金が支払われる場合において 被保険者のお住まい が半損以上となったときには 臨時に賃貸住宅を賃借する費用または宿泊施設を利用する費用に対し支払います ただし 仮住まい費用の範囲は 損害が発生したときから 1 ヶ月以内に発生した次の各号に掲げるものに限ります 尚 被保険者のお住まい の半損とは 被保険者のお住まい を収容する建物の主要構造部の損害が建物全体の 20% 以上となった場合をいい 判定方法は所轄消防署で発行する り災証明書または弊社の使用する保険損害事故鑑定人の調査を基に判定します ア. 新たな 被保険者のお住まい を賃借するために発生した家賃 礼金 ( 敷金 保証 5

金など将来返戻される性質を有するものを除きます ) および仲介手数料 イ. 事故のあった 被保険者のお住まい から新たな賃借する賃貸住宅もしくは宿泊施設へ 保険の目的 を運送するために発生した費用 ( 運送業者に対して発生した費用およびレンタカー費用に限ります ) ウ. 宿泊施設において専ら宿泊することにのみ発生した費用 ( 食事代 サービス料等宿泊に付随して発生した費用を除きます ) (7)-2 仮住まい費用保険金の支払い金額 30 万円または損害が発生した時点での 被保険者のお住まい の月額家賃の 3 ヶ月分相当額のいずれか低い方の額を限度として 実際に負担した金額 (8)-1 修理費用保険金の支払い事由ア.(1)-1 家財保険金のアイウオおよび (2)-1 盗難保険金が支払われる場合において 被保険者のお住まい の貸主との契約( 被保険者のお住まい の賃貸借契約) に基づき 被保険者が自己の費用で現実にこれを損害発生の直前の状態に修復したときに支払います ただし 火災 破裂または爆発の事故による損害に対し 被保険者が貸主に対して 法律上の賠償責任を負担する場合を除きます また 次に掲げるもの以外の修理費用とします 壁 柱 床 はり 屋根 階段等の建物の主要構造部 イ. 被保険者のお住まい の専用水道管が凍結によって破損し 被保険者が自己の費用で現実にこれを損害発生の直前の状態に修復した場合に支払います ただし 被保険者以外の者が占有する部分の専用水道管に係る損害に対しての修理費用保険金は支払いません (8)-2 修理費用保険金の支払い金額修理費用保険金の支払い金額は この保険契約の保険証券に記載されている保険金額の 10% を限度額として 実際に負担した額を支払います (9)-1 地震火災見舞金の支払い事由地震もしくは噴火またはこれらによる津波を直接または間接の原因とする火災によって 保険の目的 が損害を受け 被保険者のお住まい を収容する建物が半焼以上となったとき または 保険の目的 の損害の額が保険金額の 80% を超えるときに支払います ただし 72 時間以内に生じた 2 回以上の地震もしくは噴火またはこれらによる津波は これらを一括して 1 回の事故とみなします 尚 建物の半焼とは 被保険者のお住まい を収容する建物の主要構造部の損害が建物全体の 20% 以上となった場合をいい 判定方法は所轄消防署で発行する り災証明書を基に判定します (9)-2 地震火災費用保険金 ( 地震火災見舞金 ) の支払い金額地震火災見舞金の支払い金額は この保険契約の保険証券に記載されている保険 6

金額の 5% (10)-1 損害防止費用ア. 被保険者は 保険金支払い事由に該当する事故が生じた場合は 損害の発生または拡大の防止に努めなければなりません ( 以下 損害防止義務 といいます ) イ. 損害防止義務 を履行する場合において 被保険者が 必要または有益な費用を支出したとき その事故が保険金支払いの免責事由に該当しないときは 弊社は次の各号に掲げる費用に限り これを負担します ただし 地震もしくは噴火またはこれらによる津波を直接または間接の原因とする火災によっての損害の発生または拡大の防止のために支出した費用は負担しません a. 消火活動のために費消した消火薬剤等の再取得費用 b. 消火活動に使用したことにより損傷した物 ( 消火活動に従事した者の着用物を含みます ) の修理費用または再取得費用 c. 消火活動のために緊急に投入された人員または器材に係る費用 ( 人身事故に関する費用 損害賠償に要する費用または謝礼に属するものを除きます ) ウ. 被保険者が故意または重大な過失によって 損害防止義務 を履行しなかった場合は 弊社は損失の額から損害の発生および拡大の防止をすることができたと認められる額を差し引いた残額を損害の額とみなします (10)-2 損害防止費用の支払い金額 800 万円を限度額として 実際に負担した額 2 (10)-1の損害防止費用も含め 複数の保険金が重複して支払われる場合 その複数の保険金の合計限度額は 1000 万円とします ( 他社の保険 共済契約のある場合の保険金の支払額 ) 第 7 条保険金支払いに対して 他社の保険 共済契約 がある場合においては 次の各号のように保険金を支払います 尚 他社の保険 共済契約 とは他の保険会社 特定保険業者 少額短期保険業者および保険業法以外に根拠法のある共済の契約をさします (1) 他の保険から保険金が支払われていない場合 損害の額か弊社の保険金限度額のいずれか低い額を被保険者に支払ったうえで 次の12の数式を適用し 弊社支払い責任額を超えて支払った金額について 他社に対する求償権を得るものとします 1 他社に他保険条項 ( 按分規定 ) があり 保険金額の評価方法が弊社と同様の場合には 次の計算式に基づき弊社支払い責任額を計算します それぞれの保険 この保険の支払責任額 7

共済契約の支払限度額の合計額 それぞれの保険 共済 = この保険の支払 または損害の額 契約の支払責任額の合 保険金 のいずれか低い 計額 額 2 他社に他保険条項 ( 按分規定 ) があり 保険金額の評価方法が弊社と異なる場合 には 次の計算式に基づき弊社支払い責任額を計算します 損害の額 - 他社の支払額 か弊社の保険金限度額のいずれか低い額 3 他社に他保険条項 ( 按分規定 ) がない場合においても 弊社は前記 1 または 2 の 数式を適用し 弊社支払責任額を計算します (2) 他の保険から保険金が支払われた場合 他社が 被保険者に対して損害の一部を支払った場合には 下記の計算に基づき 弊社支払い責任額を被保険者に支払うものとします 尚 他社が被保険者に対して全額支払った場合には 弊社は前記 (1) の1または2の数式を適用し 弊社支払責任額を他社に支払うものとします 損害の額 - 他社から支払われた額 か弊社の保険金限度額のいずれか低い額 ( 保険金を支払わない場合 免責 ) 第 8 条弊社は 事故の原因または事故の内容が次の各号のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては 保険金を支払いません (1) 契約者および被保険者の故意もしくは重大な過失または法令違反を原因とする事故 (2) 契約者および被保険者または 被保険者のお住まい の貸主が所有しまたは運転する車両またはその積載物の衝突または接触 (3) 家財保険金の支払い該当事故の際における 保険の目的 の紛失または盗難 (4) 保険の目的 が屋外にある間に生じた盗難( 車上狙いを含みます ) (5) 持出家財 である自転車または原動機付自転車の盗難 (6) 保険の目的 が運送業者または寄託の引き受けをする業者に託されている間に生じた事故 (7) 保険の目的 の運搬中 引越作業中に生じた盗難 (8) 保険の目的 の虫食い ねずみ食い 結露 消耗 磨耗 さび かび 変質 8

変色 経年劣化に起因する損害 (9) 戦争 外国の武力行使 革命 政権奪取 内乱 武装反乱 テロその他これらに類似の事変または暴動 (10) 地震 噴火 こう水 津波等の天災 ただし 地震火災見舞金については この限りではありません (11) 核燃料物質もしくは核燃料物質に汚染されたものに起因する事故 2 前項 (1) の免責後の契約の取り扱いは次の各号のようにします (1) 前項 (1) の故意による免責の場合は契約を解除します またすでに収受している保険料は返金しません (2) 前項 (1) の重大な過失または法令違反による免責の場合および (2)~(11) の場合の契約は継続されます ( 告知義務について ) 第 9 条契約者および被保険者は 保険契約締結の際 契約に関する重要な事項のうち 保険契約申込書の記載事項とすることによって 弊社が告知を求めた次の各号 ( 以下 告知事項 といいます) について 弊社に事実を正確に告げなければなりません ( 以下 告知義務 といいます ) (1) 被保険者の氏名および生年月日 (2) 契約者の氏名および生年月日または名称および代表者名 (3) 契約者の住所 契約者が法人または団体のときはその本社 本店 主たる事務所の所在地 (4) 被保険者のお住まい の住所 (5) 被保険者 ( この保険と同一の 保険の目的 ) にかかる 他の保険契約の有無 2 弊社は 保険契約締結の際 契約者または被保険者が 告知事項 について 故意または重大な過失によって事実を告げなかった場合または不実のことを告げた場合は 契約者に対する書面をもって この保険契約を解除することができます 3 第 2 項の規定は 次の各号のいずれかに該当する場合には適用しません (1) 第 2 項の事実がなくなったとき (2) 弊社が保険契約締結の際 第 2 項の事実を知っていた場合または過失によってこれを知らなかった場合 (3) 契約者または被保険者が 第 6 条の保険金支払い該当事故による損害が発生する前に 告知事項 につき 書面をもって更正を弊社に申し出て 弊社がこれを承認した場合 尚 更正の申し出を受けた場合において その更正を申し出た事実が 保険契約締結の際に弊社に告げられていたとしても 弊社が保険契約を締結していたと認めるときに限り これを承認するものとします 9

(4) 弊社が 第 2 項の規定による解除の原因があることを知ったときから1ヶ月を経過した場合 または初年度保険契約締結時から5 年を経過した場合 4 第 2 項の規定による解除が 第 6 条の保険金支払い該当事故による損害が発生した後になされた場合であっても 弊社は保険金をお支払いしません この場合において既に保険金を支払っていたときは 弊社はその返還を請求することができます この規定は 第 5 項の規定とはかかわりありません ただし 解除の原因となった 告知義務 違反の内容と事故の発生に因果関係がない場合は保険金は支払います 5 第 2 項の規定による保険契約の解除は 将来に向かってのみその効力を生じます 6 第 2 項の規定により保険契約を解除したときは 解除した時点での解約返戻金と同額を返戻します ( 通知義務について ) 第 10 条契約者および被保険者は この契約の加入申込み以後に保険証券の記載事項について 変更があることを知ったときは 遅滞なくこれらの変更内容を弊社に通知しなければなりません ( 以下 通知義務といいます ) ただし その通知した内容によって第 2 条 第 3 条の弊社保険加入要件を充たさなくなったとき ( 変更内容が契約締結時に告知されていたとすれば 弊社として引受範囲外となるもの ) はその通知すべき事由が発生した時点で この保険契約は失効します また 事故の場合の通知の取扱いについては次のように定めます 契約者または被保険者は 保険金支払該当事故による損害が発生したことを知ったときは 遅滞なく 弊社に対して その旨の通知をしなければなりません また 事故の場合の通知すべき内容は次のとおりとします 1 事故発生の日時 場所 2 事故の状況およびこれらの事故の証人となる者がある場合は その者の住所 氏名 3 所轄の警察署に届出をしている事故の場合は その警察署名 2 契約者または被保険者が通知義務に違反し その通知すべき内容がこの保険契約の失効事由 ( 弊社保険加入要件を充たさなくなった場合 ) に該当する場合 その通知すべき事由が発生した時点以降の事故についての保険金は支払いません また すでに保険金を支払っていたときは 弊社はその全額を返金請求ができるものとします ( 通知義務 2 - 保険期間中の契約内容の変更について ) 第 11 条保険期間中の契約者からの申出による契約内容の変更 ( 通知義務 ) については 次の 場合において変更が認められます 10

(1) 契約者および被保険者または 被保険者のお住まい の名前 名称変更 (2) 契約者の所在地および連絡先の変更 (3) 被保険者の変更において新たなる被保険者となる方は 第 2 条の要件を充たす方であることを条件とします (4) 契約者の変更については次の各号のように定めます 1 新たなる契約者となる方は この保険の被保険者であることを条件とします 2 上記 1に係わらず契約者死亡を原因とする契約者変更については 新たなる契約者となる方は もとの契約者の法定相続人である方とします (5) 被保険者のお住まい の変更については 第 3 条の要件を充たすことを条件とします ( 保険金額の調整 ) 第 12 条保険契約締結の際 保険金額が 保険の目的 の総再調達価格を越えていたことにつき 契約者および被保険者が善意でかつ重大な過失がなかった場合には 契約者は 弊社に対する通知をもって その超過部分についての保険金額を取り消すことができます 2 保険契約締結の後 保険の目的 の総再調達価格が著しく減少した場合は 契約者は 弊社に対する通知を持って将来に向かって 保険金額について減少後の 保険の目的 の総再調達価格に至るまでの減額を請求することができます ( 契約の無効について ) 第 13 条保険契約について次の各号のいずれかに該当する場合は その保険契約を無効とします (1) 保険契約申込日において 被保険者のお住まい または 保険の目的 にすでに損害が生じ またはその原因が発生したことを契約者または被保険者が知っていたとき (2) 被保険者の重複契約 ( 弊社の 2 つ以上の保険商品に重複して被保険者となること ) の内 一番最初に保険責任を開始された契約以外の契約 尚 セット販売の保険商品はこれを 1 つの保険商品とします (3) 前記 (1) (2) の場合は保険料は全額返金します ( 契約の失効について ) 第 14 条保険契約について次の各号に該当する場合は その保険契約は効力を失います (1) 責任開始日以後に 被保険者のお住まい が消滅または相当なる損壊をうけ 被保険者のお住まい が被保険者の居住の用に供せられなくなったとき 11

または 保険の目的 の全部が消滅したとき ただし 保険金の支払い事由に該当する事故での消滅のときはその事故に対する保険金は支払います (2) 第 10 条第 1 項に定める事由による失効 (3) 前記 (1) (2) の事由にての失効後の保険料は 契約が失効した時点での解約返戻金と同額を返戻します ( 重大事由による契約解除について ) 第 15 条次に掲げる事由によるときは 保険期間の中途においても弊社が契約者に契約の解除を通知した日をもって この契約を解除することができます (1) 契約者が保険金を詐取する目的で事故招致 ( 未遂を含みます ) をしたとき (2) 被保険者が保険金を詐取する目的で事故招致 ( 未遂を含みます ) をしたとき (3) 保険金の請求行為に関し 被保険者が詐欺行為 ( 未遂を含みます ) を行ったとき (4) 前記 (1)~(3) に掲げるもののほか 契約者または被保険者が 前記 (1)~(3) の事由がある場合と同程度に 弊社にこれらの者に対する信頼を損ない この保険契約の存続を困難とする重大な事由を生じさせたとき 2 契約解除後の保険金および保険料の取扱いは次の各号のように定めます (1) 前項 (1)~(4) の場合において すでに保険金を支払った後であっても 弊社は支払っていた保険金全額について返還請求できるものとします ただし 前項 (4) についてのみ解除の原因となった事由と事故の発生に因果関係がない場合は 弊社は支払っていた保険金についての返還請求はできません (2) 前項 (1) の場合においては 収受されている保険料は返金しません (3) 前項 (2)~(4) の事由にて契約を解除した場合は その契約の解除の事由が発生した時点での解約返戻金と同額を返戻します (4) 前項 (4) により契約が解除される事由と 保険金支払い事由に因果関係がないことが証明された場合は その事故に対しての保険金は支払ったうえで 契約は解除します ( 保険金および返戻金の請求について ) 第 16 条弊社が契約者または被保険者からの事故通知を受取り 被保険者が弊社に対し次の各号の書類を提出することによって保険金の請求とします (1) 保険証券 (2) 事故 ( 盗難 ) 報告書 (3) 被害品明細書 (4) 保険金請求書 (5) 調査の同意書 12

(6) 保険金受取人の印鑑証明書 (7) その他 必要に応じての添付書類 2 契約者が弊社に対し次の各号の書類を提出することによって返戻金の請求とします 尚 解約返戻金については 未経過残月数ごとの解約返戻金額表を保険証券に記載しています (1) 保険証券 (2) 解約 取消申請書 (3) その他 必要に応じての添付書類 3 保険金の支払いについて 保険金の請求の手続きが終了した日より その日を含め 30 日以内に支払います 尚 保険金の支払いについては次の各号の確認を終えて 支払うものとします (1) 保険金の支払い事由発生の有無の確認に必要な事項として 事故の原因 事故発生の状況 損害発生の有無および被保険者に該当する事実 (2) 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として 保険金が支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事実の有無 (3) 保険金を算出するための確認に必要な事項として 損害の額および事故と損害の関係 (4) 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として この保険契約に定める解除 無効 失効または取消の事由に該当する事実の有無 (5) 保険の目的 が同一となる 他の保険契約の有無および内容 損害について被保険者が有する損害賠償請求権その他の債権および既に取得したものの有無及び内容等 弊社が支払うべき保険金の額を確定するために確認が必要な事項 4 前項の確認をするため 次に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合には 前項の規定にかかわらず 弊社は 請求完了日からその日を含めて次の各号に掲げる日数 ( 複数に該当するときは そのうち最長の日数 ) を経過する日までに 保険金を支払います この場合において 弊社は 確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険者に対して通知するものとします (1) 警察 消防等の公の機関による捜査 調査結果の照会が必要な時は 180 日 (2) 検査機関その他の専門機関による検査 鑑定等の結果の照会が必要な時は 90 日 (3) 災害救助法が適用された災害の被災地域における調査が必要な時は 60 日 5 前項で定めた支払い期限を越えて 保険金の支払いをすることとなった場合には 保険金および返戻金に加えて 支払期限から着金日までの日数に応じ 遅延利息 ( 年率 6% 単利 ) を支払います ただし 契約者または被保険者が正当な理由なく調査を妨害したり 調査に応じなかった場合 そのために保険金の支払いが遅延した期間についての遅延利息は支払いません 13

6 損害調査等で支払い決定が遅れる場合において すでに一部分の損害においての支払い決定がなされている場合には 契約者の要請によって その決定がなされている一部分の損害に対しての保険金を内払いとして契約者の指定した銀行口座に振り込むことによって支払います 7 保険金の支払いまたは保険料その他の返戻金の支払いに該当する事故 事由が生じ 契約者または被保険者がその事故 事由が 弊社の保険金の支払い 返戻金の支払いに該当する事故 事由であることを知った翌日からその日を含め 3 年間 当該保険金の請求 当該保険料その他返戻金の請求がない場合には その支払いを請求する権利は消滅します ( 契約の更新について ) 第 17 条契約期間満了日の 2 ヶ月前までに 弊社より契約者に 期間満了のお知らせとともに 更新される場合の更新後の条件 ( 保険金額 保険料 ) を通知し 更新の可否を問い 契約期間満了日までに更新契約保険料をお支払い頂くことによって更新可の意思表示と判断し更新とします 尚 更新された場合は契約者に 契約の更新証 を送付し もとの保険証券と合わせて新たな保険証券とみなします ( 保険期間中の保険料 保険金の増減について ) 第 18 条弊社は保険期間中に次の各号のような取扱いを行うことがあります (1) 弊社の経営の収支状態が予定したものと比較して著しく悪化した場合は 弊社の定めるところにより 保険期間中に保険料の増額または保険金の減額をすることがあります (2) 一時に多くの保険金の支払い事由が発生し 保険金のための財源が不足する場合は 弊社の定めるところにより 保険金額を減額して支払うことがあります (3) 前記 (1) (2) の場合においては すみやかに契約者に通知します ( 更新時の契約条件の変更および更新契約の引受の拒否について ) 第 19 条弊社は契約の更新時に次の各号のような取扱いを行うことがあります (1) 弊社の経営の収支状況を検証した結果 保険料の計算基礎を変更する必要のある場合は 弊社の定めるところにより 更新後の保険料の増額または保険金の減額をすることがあります (2) 弊社の経営の収支状況を検証した結果 この保険商品が不採算となった場合は 弊社の定めるところにより 更新後の契約を引き受けないことがあります 14

(3) 前記 (1) (2) の場合においては 契約期間満了日の 2 ヶ月前までに契約者に通 知します ( 残存物および盗難品の取扱いについて ) 第 20 条弊社は保険金支払いに該当する事故について 残存物および盗難品の取扱いについて次の各号のように定めます (1) 事故により弊社が 保険金を支払った場合でも 保険の目的 の残存物の所有権は 弊社がこれを取得する旨の意思表示をしない限り 弊社に移転しません (2) 盗難にあった 保険の目的 が 弊社が保険金を支払う前に回収された場合は 盗難の被害は生じなかったものとします (3) 盗難にあった 保険の目的 について 弊社が保険金を支払った場合は その 保険の目的 の所有権は弊社に移転します (4) 盗難にあった 保険の目的 が弊社からの保険金支払い後に回収された場合は 被保険者は弊社より受取った保険金相当額を弊社に支払うことによって その 保険の目的 の所有権を取得することができます ( 損害発生後の保険の対象の滅失 ) 第 21 条弊社は 第 6 条の保険金支払い事由該当事故による損害が発生した時は 当該損害に係わる 保険の目的 が 当該損害の発生後に 第 6 条の保険金支払い事由該当事故によらず滅失した時であっても 当該保険金を支払います ( 代位について ) 第 22 条弊社は保険金支払い事由に該当する損害に対して保険金を支払ったときは その支払った保険金の額を限度としてかつ 契約者および被保険者の権利を害さない範囲内で 被保険者がその損害につき第三者に対して有する権利を代位取得します 2 契約者および被保険者は 弊社が取得する前項の権利の保全および行使ならびにそのために弊社が必要とする証拠 および書類の入手に協力しなければなりません このために必要な費用は 弊社の負担とします ( 保険金支払い後の契約について ) 第 23 条保険金の支払額がそれぞれ 1 回の事故につき保険金額に達したときは この契約は その保険金支払いの原因となった損害の発生した時に終了するものとします 2 前項の場合を除き 弊社が保険金を支払った場合においても この契約の保険金額は 減額することはないものとします 15

( 弊社の破産 ) 第 24 条弊社が破産手続開始の決定を受けた時は 契約者はこの保険契約を解除することができます 2 契約者が前項の規定による保険契約の解除をしなかったときは この保険契約は破産手続開始の決定の日から 3 ヶ月を経過した日に失効します ( 準拠法について ) 第 25 条この約款に定めのない事項については 日本国の法令によることとします ( 管轄の裁判所について ) 第 26 条弊社の保険契約に関する訴訟については 弊社の本店所在地を管轄する地方裁判所 を第一審の合意管轄裁判所とします 16

入居者ライフプロテクト賠償責任保険 約款 ( この保険の特徴 ) 第 27 条この保険は住居用一般賃貸借物件に居住されている入居者である方を被保険者とする保険で 日本国内における日常生活において被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって 損害を被ったときの補償をします 弊社の 入居者ライフプロテクト保険 と合わせて契約する保険です ( 契約者および被保険者 ) 第 28 条この保険契約における被保険者は住居用一般賃貸借物件の入居者で そのお住まいに係わる世帯主の方とします 2 この保険契約において法人又は団体が契約者となる場合の被保険者は その法人又は団体の役員および従業員または職員である方とします 3 この保険契約において個人が契約者となる場合で 契約者と被保険者が別人であるときは 被保険者は契約者の親族である方とします ( 被保険者のお住まい ) 第 29 条 被保険者のお住まい とは被保険者が専ら居住の用として入居している一般賃貸借住宅で 保険証券に記載された建物または戸室をいいます ただし 次の各号に該当するものについては 次のとおりに取扱うものとします (1) 建物または戸室が 居住の用に供されている部分と専ら職務の用に供されている部分 ( 生活用動産以外の動産のみを収容している部分を含みます ) とから構成されている場合には 専ら職務の用に供されている部分については 被保険者のお住まい とはみなしません (2) 建物または戸室の付属物 ( 物置 車庫その他の付属建物をいいます ) 門 塀もしくは垣根およびその他これらに類するものは 被保険者のお住まい とはみなしません ( 保険責任の始期および終期 ) 第 30 条弊社の保険契約上の責任 ( 以下 保険責任 といいます ) は 保険証券記載の保険期間の初日 ( 以下 責任開始日 といいます ) の 0 時に始まり 保険期間の末日の 24 時に終わります 2 前項の時刻は 保険証券発行地の標準時によるものとします 3 弊社は 保険料領収前に生じた事故による損害に対しては 保険金を支払いません 尚 領収についての取扱いは次の各号のように定めます (1) 銀行振込みにて保険料をお支払い頂いた場合は 弊社または代理店の口座着 17

金をもって領収とします (2) コンビニエンスストアの振込専用用紙を使用してコンビニエンスストアにて保険料をお支払い頂いた場合は コンビニエンスストアでの収納をもって領収とします ( 保険金の種類と支払いと支払い金額 ) 第 31 条各保険金の種類ごとに次の各号を定めます 尚 契約者および被保険者は 保険金支払い事由に該当する事故が生じたときは 損害の発生および拡大の防止に努めなければなりません ( 以下 損害防止義務 といいます ) (1)-1 個人賠償責任保険金の支払い事由被保険者の日常生活に起因する偶然な事故により発生した 他人 ( 被保険者および被保険者の親族ではない者をいいます ) の身体の傷害または財物の滅失 き損もしくは汚損に対して 法律上の損害賠償責任を負担することによって損害を被ったときは その損害に対して個人賠償責任保険金を支払います その個人賠償責任保険金の範囲は次に掲げるものに限ります カ. 被保険者が被害者に対して支払うべき損害賠償金 この場合 この損害賠償金については 判決により支払いを命ぜられた訴訟費用または判決日までの遅延損害金を含み また 損害賠償金を支払うことによって 被保険者が代位取得するものがある場合は その額をこれから差し引くものとします キ. 損害賠償責任の解決について 被保険者が弊社の書面による同意を得て支出した訴訟 裁判上の和解 調停または仲裁に要した費用 ( 弁護士報酬を含みます ) ク. 損害賠償責任の解決について 被保険者が弊社の書面による同意を得て支出した示談交渉に要した費用 ケ. 第 21 条の 損害賠償責任解決の特則 の規定により 被保険者が弊社の要求に従い 協力するために直接要した費用 コ. 被保険者が他人に対して損害賠償の請求権を有する場合において その権利の保全または行使に必要な手続きをとるために要した必要または有益な費用 サ. 被保険者に法律上の損害賠償責任が発生する事故において 被保険者がその事故の損害の発生および拡大の防止のための措置を講ずるために支出した必要かつ有益と認められる費用 キ. 損害防止義務 を履行した後において 被保険者に損害賠償責任がないと明らかになった場合 支出につきあらかじめ弊社の書面による同意を得た費用および被保険者が被害者のために支出した応急手当 護送 その他緊急措置に要した費用 ク. 契約者または被保険者が故意または重大な過失によって 損害防止義務 を履行しなかった場合は 弊社は損失の額から損害の発生および拡大の防止をするこ 18

とができたと認められる額を差し引いた残額を損害の額とみなします (1)-2 個人賠償責任保険金の支払い金額個人賠償責任保険金の支払い金額は 1000 万円を限度額として 事故における損害の額 ただし 被保険者の責めに帰すべき事由に起因する 被保険者のお住まい 内で生じた水漏れ事故による個人賠償責任保険金のみ 5 万円を免責とする (2)-1 賃借人賠償責任保険金の支払い事由弊社は次に掲げる事故の場合 その損害に対して賃借人賠償責任保険金を支払います ア. 被保険者のお住まい が被保険者の責めに帰すべき事由に起因する火災 破裂または爆発により 滅失 き損または汚損した場合において 被保険者が 被保険者のお住まい の貸主に対して法律上の損害賠償責任を負担することによって損害を被った場合は その損害に対して支払います その支払われる保険金の範囲は次の各項に掲げるものに限ります a. 被保険者が 被保険者のお住まい の貸主に対して支払うべき損害賠償金 この場合 この損害賠償金については 判決により支払いを命ぜられた訴訟費用または判決日までの遅延損害金を含み また 損害賠償金を支払うことによって 被保険者が代位取得するものがある場合は その額をこれから差し引くものとします b. 損害賠償責任の解決について 被保険者が弊社の書面による同意を得て支出した訴訟 裁判上の和解 調停または仲裁に要した費用 ( 弁護士報酬を含みます ) c. 損害賠償責任の解決について 被保険者が弊社の書面による同意を得て支出した示談交渉に要した費用 d. 第 21 条の 損害賠償責任解決の特則 の規定により 被保険者が弊社の要求に従い 協力するために直接要した費用 e. 被保険者が他人に対して損害賠償の請求権を有する場合において その権利の保全または行使に必要な手続きをとるために要した必要または有益な費用 f. 被保険者に法律上の損害賠償責任が発生する事故において 被保険者がその事故の 損害防止義務 を履行するために支出した必要かつ有益と認められる費用 g. 損害防止義務 を履行した後において 被保険者に損害賠償責任がないと明らかになった場合 支出につきあらかじめ弊社の書面による同意を得た費用および被保険者が被害者のために支出した応急手当 護送 その他緊急措 19

置に要した費用 h. 契約者 被保険者または被保険者と同居する者が故意または重大な過失によって 損害防止義務 を履行しなかった場合は 弊社は損失の額から損害の発生および拡大の防止をすることができたと認められる額を差し引いた残額を損害の額とみなします イ. 被保険者の責めに帰すべき事由に起因する 被保険者のお住まい 内で生じた漏水 放水または溢水による水漏れ事故により 被保険者のお住まい が損害を受けた場合において 被保険者が 被保険者のお住まい の貸主に対して法律上の損害賠償責任を負担することによって損害を被った場合は その損害に対して賃借人賠償責任保険金を支払います その賃借人賠償責任保険金の範囲は次に掲げるものに限ります a. 被保険者が 被保険者のお住まい の貸主に対して支払うべき損害賠償金 この場合 この損害賠償金については 判決により支払いを命ぜられた訴訟費用または判決日までの遅延損害金を含み また 損害賠償金を支払うことによって 被保険者が代位取得するものがある場合は その額をこれから差し引くものとします b. 損害賠償責任の解決について 被保険者が弊社の書面による同意を得て支出した訴訟 裁判上の和解 調停または仲裁に要した費用 ( 弁護士報酬を含みます ) c. 損害賠償責任の解決について 被保険者が弊社の書面による同意を得て支出した示談交渉に要した費用 d. 第 21 条の 損害賠償責任解決の特則 の規定により 被保険者が弊社の要求に従い 協力するために直接要した費用 e. 被保険者が他人に対して損害賠償の請求権を有する場合において その権利の保全または行使に必要な手続きをとるために要した必要または有益な費用 f. 被保険者に法律上の損害賠償責任が発生する事故において 被保険者がその事故の 損害防止義務 を履行するために支出した必要かつ有益と認められる費用 g. 損害防止義務 を履行した後において 被保険者に損害賠償責任がないと明らかになった場合 支出につきあらかじめ弊社の書面による同意を得た費用および被保険者が被害者のために支出した応急手当 護送 その他緊急措置に要した費用 h. 契約者 被保険者または被保険者と同居する者が故意または重大な過失によって 損害防止義務 を履行しなかった場合は 弊社は損失の額から損害の 20

発生および拡大の防止をすることができたと認められる額を差し引いた残 額を損害の額とみなします (2)-2 賃借人賠償責任保険金の支払い金額ア. 前記 (2)-1のア. の場合の借家人賠償責任保険金の支払い金額は 1000 万円を限度額として 事故における損害の額 イ. 前記 (2)-1のイ. の場合の借家人賠償責任保険金の支払い金額は 30 万円を限度額として 事故における損害の額 2 賃借人賠償責任保険金の支払いについて この保険と合わせて契約している 賃貸住宅総合保障保険 からの支払いがあるときはこの保険からの支払いはありません 3 損害防止費用も含め 複数の保険金が重複して支払われる場合 その複数の保険金の合計限度額は 1000 万円とします ( 他社の保険 共済契約のある場合の保険金の支払額 ) 第 32 条保険金の支払いに対して 他社の保険 共済契約 がある場合においては 次の各号のように保険金を支払います 尚 他社の保険 共済契約 とは他の保険会社 特定保険業者 少額短期保険業者および保険業法以外に根拠法のある共済の契約をさします (1) 他の保険から保険金が支払われていない場合 損害の額か弊社の保険金限度額のいずれか低い額を被保険者に支払ったうえで 次の12の数式を適用し 弊社支払い責任額を超えて支払った金額について 他社に対する求償権を得るものとします 1 他社に他保険条項 ( 按分規定 ) があり 保険金額の評価方法が弊社と同様の場合には 次の計算式に基づき弊社支払い責任額を計算します それぞれの保険 この保険の支払責任額 共済契約の支払限度額の合計額 それぞれの保険 共済 = この保険の支払 または損害の額 契約の支払責任額の合 保険金 のいずれか低い 計額 額 2 他社に他保険条項 ( 按分規定 ) があり 保険金額の評価方法が弊社と異なる場合 には 次の計算式に基づき弊社支払い責任額を計算します 21

損害の額 - 他社の支払額 か弊社の保険金限度額のいずれか低い額 3 他社に他保険条項 ( 按分規定 ) がない場合においても 弊社は前記 1または2の数式を適用し 弊社支払い責任額を計算します (2) 他の保険から保険金が支払われた場合 他社が 被保険者に対して損害の一部を支払った場合には 下記の計算に基づき 弊社支払い責任額を被保険者に支払うものとします 尚 他社が被保険者に対して全額支払った場合には 弊社は前記 (1) の1または2の数式を適用し 弊社支払い限度額を他社に支払うものとします 損害の額 - 他社から支払われた額 か弊社の保険金限度額のいずれか低 い額 ( 保険金を支払わない場合 免責 ) 第 33 条弊社は 事故の原因または事故の内容が次の各号に該当する場合は保険金を支払いません 個人賠償責任保険 賃借人賠償責任保険共通 (1) 契約者の故意 (2) 被保険者の故意 (3) 保険金を受け取る者の故意 (4) 戦争 外国の武力行使 革命 政権奪取 内乱 武装反乱 テロその他これらに類似の事変または暴動に起因する損害賠償責任 (5) 地震 噴火 こう水 津波等の天災に起因する損害賠償責任 (6) 核燃料物質もしくは核燃料物質に汚染されたものに起因する事故 (7) 被保険者の心神喪失に起因する損害賠償責任 (8) 被保険者が 使用または管理する財物の破損について その財物について正当な権利を有する者に対して負担する損害賠償責任 ただし 被保険者の責めに帰すべき事由に起因する 被保険者のお住まい 内で生じた漏水 放水または溢水による水漏れ事故により 被保険者のお住まい が損害を受けた場合において 被保険者が 被保険者のお住まい の所有者に対して法律上の損害賠償責任を負担することによって損害を被った場合は除きます (9) 被保険者の職務遂行に直接起因する損害賠償責任 個人賠償責任保険 (10) 契約者および被保険者または被保険者の親族に対しての損害賠償責任 (11) 契約者および被保険者またはこれらの者の指図による暴行または殴打に起因 22

する損害賠償責任 (12) 被保険者と第三者との間に損害賠償責任に関する約定がある場合において その約定により 加重された損害賠償責任 (13) 航空機 船舶 車両 ( 原動機が人力であるものを除きます ) 銃器の所有 使用または管理に起因する事故 (14) 被保険者の日常生活において居住の用に供されていない ( 職務の用に供されている または別荘 ) 不動産の所有 使用または管理に起因する損害賠償責任 賃借人賠償責任保険 (15) 被保険者が 被保険者のお住まい を貸主に引き渡した後に発見された 被保険者のお住まい の損壊に起因する損害賠償責任 (16) 被保険者と 被保険者のお住まい の貸主との間に損害賠償責任に関する約定がある場合において その約定により 加重された損害賠償責任 (17) 被保険者のお住まい の改築 増築 取り壊し等の工事に対しての損害賠償責任 3 前項の免責後の契約の取扱いは次の各号のようにします ( ア ) 前項 (1)(2) の場合は契約を解除します また前項 (1) の場合すでに収受している保険料は返金しません 前項 (2) の場合は その解除の事由が発生した時点での解約返戻金と同額を返戻しとます (2) 前項 (3)~(17) の場合は契約を継続します ただし 前項 (17) の 被保険者のお住まい の取り壊しの場合は 契約は消滅します この場合 取り壊しの起きた時点での解約返戻金と同額の返戻金を返戻します ( 告知義務について ) 第 34 条契約者および被保険者は 保険契約締結の際 契約に関する重要な事項のうち 保険契約申込書の記載事項とすることによって 弊社が告知を求めた次の各号 ( 以下 告知事項 といいます) について 弊社に事実を正確に告げなければなりません ( 以下 告知義務 といいます ) (1) 被保険者の氏名および生年月日 (2) 契約者の氏名および生年月日または名称および代表者名 (3) 契約者の住所 契約者が法人または団体のときはその本社 本店 主たる事務所の所在地 (4) 被保険者のお住まい の住所 (5) 被保険者 ( この保険と同一の 保険の目的 ) にかかる 他の保険契約の有無 2 弊社は 保険契約締結の際 契約者または被保険者が 告知事項 について 故意または重大な過失によって事実を告げなかった場合または不実のことを告げた場合は 契約者に対する書面をもって この保険契約を解除することができます 23

3 第 2 項の規定は 次の各号のいずれかに該当する場合には適用しません (1) 第 2 項の事実がなくなったとき (2) 弊社が保険契約締結の際 第 2 項の事実を知っていた場合または過失によってこれを知らなかった場合 (3) 契約者または被保険者が 第 5 条の保険金支払い該当事故による損害が発生する前に 告知事項 につき 書面をもって更正を弊社に申し出て 弊社がこれを承認した場合 尚 更正の申し出を受けた場合において その更正を申し出た事実が 保険契約締結の際に弊社に告げられていたとしても 弊社が保険契約を締結していたと認めるときに限り これを承認するものとします (4) 弊社が 第 2 項の規定による解除の原因があることを知ったときから1ヶ月を経過した場合 または初年度保険契約締結時から5 年を経過した場合 4 第 2 項の規定による解除が 第 5 条の保険金支払い該当事故による損害が発生した後になされた場合であっても 弊社は保険金をお支払いしません この場合において既に保険金を支払っていたときは 弊社はその返還を請求することができます この規定は 第 5 項の規定とはかかわりありません ただし 解除の原因となった 告知義務 違反の内容と事故の発生に因果関係がない場合は保険金は支払います 5 第 2 項の規定による保険契約の解除は 将来に向かってのみその効力を生じます 6 第 2 項の規定により保険契約を解除したときは 解除した時点での解約返戻金と同額を返戻します ( 通知義務について ) 第 35 条契約者および被保険者は この契約の加入申込み以後に保険証券の記載事項について 変更があることを知ったときは 遅滞なくこれらの変更内容を弊社に通知し 弊社の承認を得なければなりません ( 以下 通知義務といいます ) ただし その通知した内容によって第 2 条 第 3 条の弊社保険加入要件を充たさなくなったとき ( 変更内容が契約締結時に告知されていたとすれば 弊社として引受範囲外となるもの ) はその通知すべき事由が発生した時点で この保険契約は失効します また 事故の場合の通知の取扱いについては次の各号のように定めます 契約者または被保険者は 保険金支払い該当事故による損害が発生したことを知ったときは 遅滞なく 弊社に対して その旨の通知をしなければなりません また 事故の場合の通知すべき内容は下記のとおりとします 1 事故発生の日時 場所 2 被害者の住所 氏名 3 事故の状況およびこれらの事故の証人となる者がある場合は その者の住所 24

氏名 4 損害賠償の請求を受けた時はその内容 2 契約者または被保険者が通知義務に違反し その通知すべき内容がこの保険契約の失効事由 ( 弊社保険加入要件を充たさなくなった場合 ) に該当する場合 その通知すべき事由が発生した時点以降の事故についての保険金は支払いません また すでに保険金を支払っていたときは 弊社はその全額を返金請求ができるものとします ( 通知義務 2- 保険期間中の契約内容の変更について ) 第 36 条保険期間中の契約者からの申出による契約内容の変更 ( 通知義務 ) については 次の場合において変更が認められます (1) 契約者および被保険者または 被保険者のお住まい の名前 名称変更 (2) 契約者の所在地および連絡先の変更 (3) 被保険者の変更において新たなる被保険者となる方は 第 2 条の要件を充たす方であることを条件とします (4) 契約者の変更については次の各号のように定めます 1 新たなる契約者となる方は この保険の被保険者であることを条件とします 2 上記 1に係わらず契約者死亡を原因とする契約者変更については 新たなる契約者となる方は もとの契約者の法定相続人である方とします ( 契約の無効について ) 第 37 条保険契約について次の各号のいずれかに該当する場合は その保険契約を無効とします (1) 保険契約申込日において 被保険者のお住まい または 保険の目的 にすでに損害が生じ またはその原因が発生したことを契約者または被保険者が知っていた場合 (2) 被保険者の重複契約 ( 弊社の 2 つ以上の保険商品に重複して被保険者となること ) の内 一番最初に保険責任を開始された契約以外の契約 尚 セット販売の保険商品はこれを 1 つの保険商品とします (3) 前記 (1)(2) の場合は 保険料は全額返金します ( 契約の失効について ) 第 38 条保険契約について次の各号に該当する場合は その保険契約は失効します (1) 被保険者のお住まい が消滅または相当なる損壊を受け 被保険者のお住まい が被保険者の居住の用に供せられなくなったときは この保険は消滅も 25

しくは解約となります (2) 第 9 条第 1 項に定める事由による失効 (3) 前記 (1) (2) の事由にて失効後の保険料は 契約が失効した時点での解約返戻金と同額を返戻します ( 重大事由による契約解除について ) 家財に準ずる 第 39 条次に掲げる事由による場合は 保険期間の中途においても弊社が契約者に契約の解除を通知した日をもって この契約を解除することができます (1) 契約者が保険金を詐取する目的で事故招致 ( 未遂を含みます ) をしたとき (2) 被保険者が保険金を詐取する目的で事故招致 ( 未遂を含みます ) をしたとき (3) 保険金の請求行為に関し 被保険者が詐欺行為 ( 未遂を含みます ) を行ったとき (4) 前記 (1)~(3) に掲げるもののほか 契約者または被保険者が 前記 (1)~(3) の事由がある場合と同程度に 弊社にこれらの者に対する信頼を損ない この保険契約の存続を困難とする重大な事由を生じさせたとき 3 契約解除後の保険金および保険料の取扱いは次の各号のように定めます (1) 前項 (1)~(4) の場合において すでに保険金を支払った後であっても 弊社は支払っていた保険金全額について返還請求できるものとします ただし 前項 (4) についてのみ解除の原因となった事由と事故の発生に因果関係がない場合は 弊社は支払っていた保険金についての返還請求はできません (2) 前項 (1) の場合においては 収受されている保険料は返金しません (3) 前項 (2)~(4) の事由にて契約を解除した場合は その契約の解除の事由が発生した時点での解約返戻金と同額を返戻します (4) 前項 (4) により契約が解除される事由と 保険金支払い事由に因果関係がないことが証明された場合は その事故に対しての保険金は支払ったうえで 契約は解除します ( 保険金および返戻金の請求について ) 第 40 条弊社が契約者または被保険者からの事故通知を受取り 被保険者が弊社に対し次の各号の書類を提出することによって保険金の請求とします (1) 保険証券 (2) 事故 ( 盗難 ) 報告書 (3) 被害品明細書 (4) 保険金請求書 (5) 調査の同意書 (6) 保険金受取人の印鑑証明書 26

(7) その他 必要に応じての添付書類 8 契約者が弊社に対し次の各号の書類を提出することによって返戻金の請求とします 尚 解約返戻金については 未経過残月数ごとの解約返戻金額表を保険証券に記載しています (1) 保険証券 (2) 解約 取消申請書 (3) その他 必要に応じての添付書類 9 保険金の支払いについて 保険金の請求の手続きが終了した日より その日を含め 30 日以内に支払います 尚 保険金の支払いについては次の各号の確認を終えて 支払うものとします (1) 保険金の支払い事由発生の有無の確認に必要な事項として 事故の原因 事故発生の状況 損害発生の有無および被保険者に該当する事実 (2) 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として 保険金が支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事実の有無 (3) 保険金を算出するための確認に必要な事項として 損害の額および事故と損害の関係 (4) 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として この保険契約に定める解除 無効 失効または取消の事由に該当する事実の有無 (5) 前各号のほか 他の保険契約の有無および内容 損害について被保険者が有する損害賠償請求権その他の債権および既に取得したものの有無及び内容等 弊社が支払うべき保険金の額を確定するために確認が必要な事項 10 前項の確認をするため 次に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合には 前項の規定にかかわらず 弊社は 請求完了日からその日を含めて次の各号に掲げる日数 ( 複数に該当するときは そのうち最長の日数 ) を経過する日までに 保険金を支払います この場合において 弊社は 確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険者に対して通知するものとします (1) 警察 消防等の公の機関による捜査 調査結果の照会が必要な時は 180 日 (2) 検査機関その他の専門機関による検査 鑑定等の結果の照会が必要な時は 90 日 (3) 災害救助法が適用された災害の被災地域における調査が必要な時は 60 日 11 前項で定めた支払い期限を越えて 保険金の支払いをすることとなった場合には 保険金および返戻金に加えて 支払期限から着金日までの日数に応じ 遅延利息 ( 年率 6% 単利 ) を支払います ただし 契約者 被保険者 被保険者と同居する者が正当な理由なく調査を妨害したり 調査に応じなかった場合 そのために保険金の支払いが遅延した期間についての遅延利息は支払いません 12 損害調査などで支払い決定が遅れる場合において すでに一部分の損害においての 27

支払い決定がなされている場合には 契約者の要請によって その決定がなされている一部分の損害に対しての保険金を内払いとして契約者の指定した銀行口座に振り込むことによって支払います 13 保険金の支払いまたは保険料その他の返戻金の支払いに該当する事故 事由が生じ 契約者または被保険者がその事故 事由が 弊社の保険金の支払い 返戻金の支払いに該当する事故 事由であることを知った翌日からその日を含め 3 年間 当該保険金の請求 当該保険料その他返戻金の請求がない場合には その支払いを請求する権利は消滅します ( 契約の更新について ) 第 41 条契約期間満了日の 2 ヶ月前までに 弊社より契約者に 期間満了のお知らせとともに 更新される場合の更新後の条件 ( 保険金額 保険料 ) を通知し 更新の可否を問い 契約期間満了日までに更新契約保険料をお支払い頂くことによって更新可の意思表示と判断し更新とします 尚 更新された場合は契約者に 契約の更新証 を送付し もとの保険証券と合わせて新たな保険証券とみなします ( 保険期間中の保険料 保険金の増減について ) 第 42 条弊社は保険期間中に次の各号のような取扱いを行うことがあります (1) 弊社の経営の収支状態が予定したものと比較して著しく悪化した場合は 弊社の定めるところにより 保険期間中に保険料の増額または保険金の減額をすることがあります (2) 一時に多くの保険金の支払い事由が発生し 保険金のための財源が不足する場合は 弊社の定めるところにより 保険金額を減額して支払うことがあります (3) 前記 (1)(2) の場合においては すみやかに契約者に通知します ( 更新時の契約条件の変更および更新契約の引受の拒否について ) 第 43 条弊社は契約の更新時に次の各号のような取扱いを行うことがあります (1) 弊社の経営の収支状況を検証した結果 保険料の計算基礎を変更する必要のある場合は 弊社の定めるところにより 更新後の保険料の増額または保険金の減額をすることがあります (2) 弊社の経営の収支状況を検証した結果 この保険商品が不採算となった場合は 弊社の定めるところにより 更新後の契約を引き受けないことがあります (3) 前記 (1)(2) の場合においては 契約期間満了日の 2 ヶ月前までに契約者に通知 28

します ( 代位について ) 第 44 条弊社は保険金支払い事由に該当する損害に対して保険金を支払った場合は その支払った保険金の額を限度としてかつ 契約者および被保険者の権利を害さない範囲内で 被保険者がその損害につき第三者に対して有する権利を代位取得します 2 契約者 被保険者および被保険者と同居する者は 弊社が取得する前項の権利の保全および行使ならびにそのために弊社が必要とする証拠 および書類の入手に協力しなければなりません このために必要な費用は 弊社の負担とします ( 被害者の特別先取特権について ) 第 45 条この保険の支払い事由に該当する事故の被害者は この保険によって支払われる保険金を請求する権利について特別先取権 ( 法律で定められた一定の債権を有する者が債務者の財産から他の債権者に優先して弁済を受ける権利 ) を有します 2 被保険者は 第 1 項の被害者への債務について弁済をした額 または被害者の承諾があった額の限度においてのみ 弊社に対して保険金を請求できる権利を行使することができます ( 保険金支払い後の契約について ) 第 46 条保険金の支払額がそれぞれ 1 回の事故につき保険金額に達した場合は この契約は その保険金支払いの原因となった損害の発生した時に終了するものとします 2 前項の場合を除き 弊社が保険金を支払った場合においても この契約の保険金額は 減額することはないものとします ( 損害賠償責任解決の特則について ) 第 47 条弊社は 必要と認めたときは 被保険者に代わって自己の費用で損害賠償責任の解決に当たることができます この場合において 被保険者は 弊社の求めに応じ その遂行について弊社に協力しなければなりません ( 弊社の破産 ) 第 48 条弊社が破産手続開始の決定を受けた時は 契約者はこの保険契約を解除することができます 2 契約者が第 1 項の規定による保険契約の解除をしなかったときは この保険契約は破産手続開始の決定日から 3 ヶ月を経過した日に失効します ( 準拠法について ) 29

第 49 条この約款に定めのない事項については 日本国の法令によることとします ( 管轄の裁判所について ) 第 50 条弊社の保険契約に関する訴訟については 弊社の本店所在地を管轄する地方裁判所 を第一審の合意管轄裁判所とします 30