ShadowProtect IT Edition クイックスタートガイド 2015 年 6 月 8 日 ストレージクラフトテクノロジー合同会社
目次 1. 概要... 4 1.1. ShadowProtect IT Edition 概要... 4 1.2. 動作環境... 4 2. RE Builder のインストール... 5 2.1. 必要なソフトウェアの確認... 5 2.2. RE Builder のダウンロード... 6 2.3. RE Builder のインストール... 8 2.4. Windows ADK のインストール... 12 3. IT Edition USB キーアップデート手順... 17 3.1. 事前準備... 17 3.2. ISO イメージの作成... 17 3.3. ドライバーの追加 ( オプション )... 19 3.4. ISO イメージの作成とメディアへの書き込み... 20 4. IT Edition のアクティベーションと起動... 24 4.1. IT Edition のアクティベーション... 24 4.2. IT Edition の起動... 26 5. バックアップ... 27 5.1. バックアップウィザードによるバックアップ設定... 27 6. 復元... 39 6.1. 必要条件... 39 6.2. 復元手順... 39 6.2.1. IT Edition での復元... 39 6.2.1.1. ディスク パーティションの初期化... 39 6.2.1.2. IT Edition での復元... 42 2
6.2.2. Recovery Environment での復元... 51 7. ファイルの参照 / 復元... 52 7.1. ファイルの参照... 52 7.1.1. ファイル参照手順... 52 7.2. マウント解除手順... 57 8. IT Edition 独自の機能... 59 8.1. 複数ボリュームの復元... 59 8.2. ディスクコピー... 64 9. IT Edition 起動メディア... 72 9.1. IT Edition 用起動メディアの作成と起動... 72 9.2. IT Edition 3 Days 起動メディアの作成と起動... 74 9.3. ライセンスサーバ設定... 76 10. 関連情報... 79 3
1. 概要 1.1. ShadowProtect IT Edition 概要 ShadowProtect IT Edition ( 以下 IT Edition) は使用者単位にライセンスが提供されるイメージバックアップ製品です ( 注 1) 使用者単位にライセンスされる為 ライセンス期間中であればバックアップ及び復元の対象マシンの台数は無制限です 但し一度に作業を行う対象マシンは 1 台のみとなります ソフトウェアは USB キーで提供され 作業時にはこの USB キーから起動するので対象マシンへのインストールは必要ありません USB キーを使用して その都度完全バックアップ及び差分バックアップを作成することができます 尚 スケジュールジョブによるバックアップ及び増分バックアップ機能は提供されていません IT Edition は弊社 ShadowProtect 製品群の一つであり バックアップイメージの形式は共通しています その為 IT Edition で取得したバックアップイメージを別の ShadowProtect 製品で仮想ドライブとしてマウントして参照する事が可能です ( 注 1)IT Edition ライセンス購入時に使用者の情報を申請する必要があります 1 ライセンスに対して申請した人のみ使用することができます 1.2. 動作環境 詳細は以下の Readme をご確認ください http://www.storagecraft.com/support/book/english-readme 4
2. RE Builder のインストール 2.1. 必要なソフトウェアの確認 IT Edition は USB キーで提供されます ご使用前には最新版にアップデートして頂く必要があり この作業を行う為には StorageCraft Recovery Environment Builder ( 以下 RE Builder) が必要となります RE Builder は弊社サイトよりダウンロードできますが その際は IT Edition のライセンスキーが必要となります RE Builder の実行には 以下のソフトウェアが必要です Windows 7 以降 Microsoft.NET Framework 3.5 Windows 8 用のアセスメント & デプロイメントキット (ADK) 必要なソフトウェアがインストールされていない場合は RE Builder の起動時にメッセージが表示されます 本章の手順は インターネットへの接続が必要です 5
2.2. RE Builder のダウンロード RE Builder をダウンロードします ダウンロードするには ShadowProtect の 16 桁のプロダクトキー ( ライセンスキー / シリアルナンバー ) が必要です 1 Web ブラウザで以下のサイトにアクセスします [Product Key] にプロダクトキーを入力して [Submit] ボタンをクリックします http://www.storagecraft.com/downloads/recovery-environments 2 ダウンロードする前にソフトウェア利用許諾契約をご確認ください ご同意いただいた場合は ページ内のスクロールバーで最下部までスクロールすると表示される [I Accept] ボタンをクリックします 6
3 [Software Download] のページで [StorageCraft Recovery Environment - Builder] の [Download] をクリックして ファイルを保存します 7
2.3. RE Builder のインストール RE Builder をインストールします 1 ダウンロードしたファイル ( 例 :ReBuilder_Setup_1.1.6.0.exe) をダブルクリックして インストールを実行します 2 [ インストール言語 ] ウィンドウで [ 日本語 ] を選択して [ 次へ ] ボタンをクリックします 8
3 [StorageCraft Recovery Environment Builder セットアップウィザードにようこそ ] ウィンドウで [ 次へ ] ボタンをクリックします 4 使用許諾契約書をご確認ください ご同意いただく場合は [ ライセンス使用規約に同意します ] チェックボックスにチェックを入れて [ 次へ ] ボタンをクリックします 9
5 [ 宛先フォルダ ] ウィンドウでインストールするフォルダを選択して [ 次へ ] ボタンをクリックします 6 [ 次へ ] ボタンをクリックしてインストールを開始します 10
7 [ 終了 ] ボタンをクリックしてセットアップウィザードを終了します 11
2.4. Windows ADK のインストール Windows 8 用のアセスメント & デプロイメントキット (ADK) をダウンロードして インストールします この手順ではインターネットへの接続が必要です 1 [ アプリ ] 画面から [StorageCraft] [Recovery Environment Builder] をクリックして RE Builder を起動します 2 [ADK が見つかりません ] ウィンドウで [Microsoft から Windows ADK (1.6GB) をダウンロードしてください ] をクリックします クリックすると Microsoft のダウンロードセンターに接続します 12
3 Microsoft のダウンロードセンターから Windows ADK をダウンロードして保存します 4 ダウンロードしたファイル adksetup.exe をダブルクリックして インストールを実行します 5 [ 場所の指定 ] ウィンドウで [ このコンピューターにアセスメント & デプロイメントキットをインストールします ] を選択して [ 次へ ] ボタンをクリックします 13
6 [ カスタマーエクスペリエンス向上プログラム (CEIP) への参加 ] ウィンドウで [ はい ] または [ いいえ ] を選択して [ 次へ ] ボタンをクリックします 7 [ 使用許諾契約 ] ウィンドウで [ 同意する ] ボタンをクリックします 14
8 [ インストールを行う機能を選択してください ] ウィンドウで 以下の機能を選択して [ インストール ] ボタンをクリックします [Deployment Tools] [Windows Preinstallation Environment (Windows PE)] 15
9 [ アセスメント & デプロイメントキットへようこそ ] ウィンドウで [ 閉じる ] ボタンをクリックします 以上で RE Builder のインストールが完了しました 16
3. IT Edition USB キーアップデート手順 3.1. 事前準備 IT Edition USB キーをアップデートする前に内容をバックアップしておきます 特に USB キー内にある StorageCraft.id ファイルを削除または上書きしてしまうと USB キーは使用出来なくなりますのでご注意ください 3.2. ISO イメージの作成 1 [ アプリ ] 画面から [StorageCraft] [Recovery Environment Builder] をクリックして RE Builder を実行します 17
2 以下の値が設定されていることを確認します [ 出力用製品タイプ ] IT Edition [ アーキテクチャ ] 32 ビットもしくは 64 ビット uefi 環境では 64 ビット版をご使用ください BIOS 環境では 32 ビット版をご使用ください [ 出力用製品言語 ] 日本語 ( 日本 ) [Windows ADK ディレクトリ ] 既定値 [ISO 出力ディレクトリ ] ISO イメージを出力したいディレクトリを指定 ディレクトリパスに日本語 (2 バイト文字 ) は使用できません 半角英数字のみを使用してください 18
3.3. ドライバーの追加 ( オプション ) ほとんどの場合 この章の手順を実施する必要はありません IT Edition で起動したコンピューターでデバイスが使用できないため ドライバーの追加が必要な場合に実施します iscsi はサポートしていません 1 アイコン ( 緑の丸に十字 ) をクリックします 2 追加したいドライバーの inf ファイルを選択します 3 もし 追加したドライバーをリストから削除したい場合は ドライバ ーを選択してからメニューの右側のアイコンリックします ( 赤の丸に 印 ) をク 19
3.4. ISO イメージの作成とメディアへの書き込み 1 メニューからアイコン ( 緑の右向き三角 ) をクリックします 20
2 IT Edition の ISO イメージの作成が開始されます 3 ISO イメージの作成が完了したら [OK] ボタンをクリックします 21
4 IT Edition の USB キーをドライブに挿入して [ 開始 ] ボタンをクリックします 5 書き込みが開始されます 6 書き込みが完了したら [OK] ボタンをクリックします 7 右上の [ ] をクリックしてウィンドウを閉じます 22
8 右上の [ ] をクリックしてウィンドウを閉じます 以上で IT Edition の USB キーのアップデートが終了しました 23
4. IT Edition のアクティベーションと起動 IT Edition で以下の機能を使用する場合にはシリアルキーの登録 ( アクティベーション ) が必要です ホットバックアップ ディスクコピー 複数ボリュームのリストア ライセンス有効時 無効時に利用可能な機能の詳細につきましては以下のサイトをご確認ください http://www.storagecraft.com/support/book/storagecraft-recoveryenvironment-user-guide/using-shadowprotect-it-edition/it-editionlicensin 4.1. IT Edition のアクティベーション 1 USB キーをマシンに接続し USB キー内の [Start_ShadowProtect.CMD] を実行します 24
2 技術者ライセンス契約 が表示されるので内容をご確認の上問題が無ければ [ 承諾 ] をクリックします 3 ShadowProtect IT Edition が起動します ライセンスが必要な機能を起動します 例えば [ ウィザード ] タブの [ バックアップウィザード ] をクリックします 25
4 プロダクトキーを入力するダイアログが表示されるので [ プロダクトキー ] の欄に 16 桁のシリアル番号を入力し [ アクティベート ] ボタンをクリックします 5 ライセンスのアクティベーション後 ライセンスの有効期間に関する情報が表示されるので確認し [OK] をクリックします アクティベーション後 29 日後に再アクティベーションが必要となります その時には上記手順と同じようにシリアル番号を入力してください 6 アクティベーション後はそのままご使用ください 4.2. IT Edition の起動 一旦アクティベーションして頂いた後は USB キー内の [Start_ShadowProtect.CMD] の実行でご利用出来ます 26
5. バックアップ 5.1. バックアップウィザードによるバックアップ設定 以下の手順で IT Edition では完全バックアップもしくは差分バックアップを行います スケジュールジョブによるバックアップ及び増分バックアップ機能はありません 1 IT Edition を起動します 以下のどちらかの手順で起動します IT Edition USB キーもしくは RE Builder によって作成した IT Edition 3 days 等のメディアを使用します 起動後の操作は共通です 電源停止状態から USB キーもしくはメディアでブート Windows が既に起動している場合はメディア内の Start_ShadowProtect.CMD を実行 電源停止状態から USB キーもしくはメディアでブートした場合は各ドライブに割り当てられたドライブレターが Windows で設定されたものと異なる場合がございます 27
2 技術者ライセンス契約 が表示されるので内容をご確認の上問題が無ければ [ 許諾 ] をクリックします すでにアクティベーションなどで起動した場合は表示されません 3 タイムゾーンを日本に指定します 4 バックアップ対象のネットワークドライブのマウント Windows が起動している場合にはバックアップ先のネットワークドライブの設定を行います USB キーもしくはメディアで起動している場合にはツールの [ ネットワーク設定 ] でネットワークドライブの設定を行います 28
5 ツールの [ ネットワーク設定 ] を起動します 6 ネットワークマネージャが起動するので [ ネットワークドライブ ] を選択します 29
7 ドライブレター 接続先のパス 必要なユーザー名 パスワードを指定し [ 接続 ] をクリックします 8 マウントが成功した場合にはその旨表示されますので確認し [OK] をクリックします 30
9 接続状況を確認し [OK] をクリックします 31
10 以下の何れかの手順でバックアップウィザードを開始します [ ウィザード ] タブから [ バックアップ ] をクリック 左側ナビゲーションパネルの [ タスク ] グループの [ ボリュームのバックアップ ] [ タスク ] メニューの [ ボリュームのバックアップ ] 32
11 バックアップウィザードを開始します [ 次へ ] ボタンをクリックします バックアップするボリュームを指定します システム領域を含むディスクをバックアップ対象とする場合は C ドライブ以外のドライブ文字が割り当てられていない隠しボリュームのバックアップも取得しておきます 但し NTFS 以外のパーティション形式は増分バックアップの対象とならないため 隠しボリュームはシステムパーティションとは別に手動でフルバックアップを取得します その後適宜フルバックアップを取得します 電源停止状態から USB キーもしくはメディアでブートした場合は各ドライブに割り当てられたドライブレターが Windows で設定されたものと異なる場合がございます 選択後 [ 次へ ] をクリックします 33
12 バックアップ形式を指定します このとき初回は [ 完全バックアップの実行 ] を選択します 次回以降は用途に応じ完全バックアップもしくは [ 差分バックアップの実行 ] を選択します 選択後 [ 次へ ] をクリックします 34
13 [ バックアップ名と出力先 ] 画面でバックアップ先とバックアップファイル名を指定します 出力先のパスを指定する為 [ 参照 ] ボタンをクリックします 14 出力先フォルダを指定して [OK] をクリックします 35
15 バックアップ対象を確認し [ 次へ ] をクリックします 16 必要に応じてオプション画面で圧縮方法 ファイル分割のサイズとパスワードを指定します 36
17 バックアップ設定の概要が画面に表示されるので内容を確認し 問題無ければ [ 完了 ] をクリックします すぐにバックアップを取得する場合は [ 今すぐ実行する ] のチェックを入れた上で [ 完了 ] をクリックします 18 バックアップが実行され 状況が表示されます 37
19 バックアップが終了するとステータスが完了となります 38
6. 復元 6.1. 必要条件 バックアップしたイメージを復元する為には復元ウィザードを使用します 復元対象がシステムディスクの場合には IT Edition もしくは Recovery Environment でブートした状態で復元する必要があります 6.2. 復元手順 6.2.1. IT Edition での復元 6.2.1.1. ディスク パーティションの初期化 IT Edition では復元を行う前に復元先のディスクまたはパーティションを初期化する必要があります 1 ShadowProtect を起動します 以下のどちらかの手順で起動します IT Edition USB キーもしくはそれを元に作成した IT Edition 3 days 等のメディアを使用します 起動後の操作は共通です 電源停止状態から USB キーもしくはメディアでブート Windows が既に起動している場合は USB キーもしくはメディア内の Start_ShadowProtect.CMD を実行 2 タイムゾーンを日本に指定します 3 ディスクマップ タブを開き 接続されているディスクを確認します 39
4 対象のディスクを選択し右クリックから [MBR ディスクとして初期化 ] もしくは [GPT ディスクとして初期化 ] を選択します 5 ディスクレイアウトを以下の 3 種類から必要に応じ選択します Windows システムディスク Windows データディスク 空のディスク 6 ディスクが初期化された場合 システム再起動が必要となりますので [OK] をクリックしリブートします 7 [ 未割り当ての容量 ] のパーティションを選択します 40
8 右クリックから [ プライマリパーティションの作成 ] を選択します 9 必要なサイズを指定し [OK] をクリックします 10 パーティションの作成終了後 構成を確認します 41
6.2.1.2. IT Edition での復元 IT Edition では画面の [ 復元ウィザード ] もしくはタスクの [ ボリュームの復元 ] で復元を行います ( 注 ) 電源停止状態から USB キーもしくはメディアでブートした場合は各ドライブに割り当てられたドライブレターが Windows で設定されたものと異なる場合がございますので確認の上作業を行って下さい 1 ネットワークドライブにバックアップされている場合は事前にマウントしておきます [ ツール ] の [ ネットワーク設定 ] をクリックします 2 [PE ネットワークマネージャ ] から [ ネットワークドライブ ] タブを選択します 42
3 ドライブレター 接続先のパス 必要なユーザー名 パスワードを指定し [ 接続 ] をクリックします 4 接続が成功した場合はマッピング成功と表示されるので [OK] をクリックします 43
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5 接続状況を確認し [OK] をクリックします 6 以下のどれかの手順で復元ウィザードを起動します ウィザードの [ 復元ウィザード ] タスクの [ ボリュームの復元 ] メニューのタスクの [ ボリュームの復元 ] 7 復元ウィザードが起動されるので [ 次へ ] をクリックします 45
8 復元タイプを指定し [ 次へ ] をクリックします 9 [ 参照 ] で復元するイメージが格納されているフォルダを指定します 46
10 復元するイメージを指定し [ 開く ] をクリックします 電源停止状態から USB キーもしくはメディアでブートした場合は各ドライブに割り当てられたドライブレターが Windows で設定されたものと異なる場合がございますので確認した上で復元して下さい 11 参照したイメージにパスワードが指定されている場合は入力し [OK] をクリックします 12 イメージの内容が表示されるので確認し問題がなければ [ 次へ ] をクリックします 47
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13 復元する先を指定し [ 次へ ] をクリックします 14 最終調整オプションで必要に応じて指定し [ 次へ ] をクリックします 15 復元オプションを指定し [ 次へ ] をクリックします 49
16 指定したオプションを確認し問題がなければ [ 完了 ] をクリックします これにより復元が開始されます 17 復元が完了の状態になるまで待ち 全て復元が終ればメニューの [ ファイル ] [ 終了 ] で IT Edition を終了させます 終了すると共に再起動します 50
6.2.2. Recovery Environment での復元 Recovery Environment での復元の詳細は以下のサイトで公開されておりますクイックスタートガイドを御参照ください http://www.storagecraft.com/jp/storagecraft-support/best-practices-guides 51
7. ファイルの参照 / 復元 7.1. ファイルの参照 ファイルの参照 / 復元ウィザードを使用し バックアップイメージをリストアすることなく そのまま任意のドライブを割り当ててマウントすることが可能です この場合には復元先のパーティションを用意する必要はありません バックアップされているファイルやフォルダをリストアすること無しに参照することやそれらのファイルをコピーする事で各ファイルを個別に復元する事も可能です IT Edition では ShadowProtect と異なり対象システムにドライバー等をインストールしておりませんので IT Edition の画面からマウントする必要があります エクスプローラー等から関連付けもしくはコンテキストメニューなどからの操作は出来ませんのでご注意ください 7.1.1. ファイル参照手順 1 ShadowProtect を起動します 以下のどちらかの手順で起動します IT Edition USB キーもしくはそれを元に作成した IT Edition 3 days 等のメディアを使用します 起動後の操作は共通ですがバックアップ先がネットワークドライブ上の場合は事前にマウントしておく必要があります 電源停止状態から USB キーもしくはメディアでブート Windows が既に起動している場合は USB キーもしくはメディア内の Start_ShadowProtect.CMD を実行 52
2 以下の何れかの手順でバックアップウィザードを開始します [ ウィザード ] タブから [ ファイルの参照 / 復元ウィザード ] をクリック 左側ナビゲーションパネルの [ タスク ] グループの [ バックアップイメージの参照 ] [ タスク ] メニューの [ バックアップイメージの参照 ] 3 一時的にマウント用ドライバーをインストールするので確認して [OK] をクリックします 53
4 バックアップの参照の画面 が表示されるので確認し [ 次へ ] をクリックします 5 [ 参照 ] をクリックし既にバックアップしていたイメージファイルが格納されているフォルダを参照します 54
6 既にバックアップしていたイメージファイルを指定します 7 バックアップ時にパスワードを設定していた場合は指定したパスワードを入力し [OK] をクリックします 8 バックアップイメージの内容が表示されるので確認し [ 次へ ] をクリックします 55
9 マウント先を指定します ドライブまたは空のフォルダにマウントする事が可能です ここで 読み取り専用としてバックアップをマウント することで参照のみ許可する事が可能です 10 マウントされたドライブにアクセスすると内容が通常のドライブと同じように参照やコピーなどのファイル操作を行う事が可能です 56
7.2. マウント解除手順 1 タスクの バックアップイメージのマウント解除 をクリックします 2 [ バックアップイメージのマウント解除ウィザード ] が起動するので [ 次へ ] をクリックします 57
3 現在マウントされているイメージの情報が表示されるのでマウントを解除するドライブにチェックを入れ [ 次へ ] をクリックします 4 マウント解除されるイメージの情報を確認し [ 完了 ] を押します 58
8. IT Edition 独自の機能 IT Edition には ShadowProtect の基本機能の他に独自の機能がいくつか提供されています このうち 複数ボリュームの復元 と ディスクコピー の機能をご紹介します 尚 これらの機能をご使用頂く場合にはアクティベーションする必要があります 以下の機能をご使用頂く前に復元先となるディスクの初期化を行い パーティションを作成しておく必要があります ディスクの初期化およびパーティション作成は ShadowProtect の基本機能に含まれているので IT Edition で行う事が可能です 8.1. 複数ボリュームの復元 この機能では一回のリストアで複数のボリュームを選択する事が可能です 1 タスクメニューから [ 複数ボリュームの復元 ] をクリックします 2 [ 次へ ] を押します 59
3 [ 参照 ] をクリックし復元するイメージファイルを指定します 4 復元するイメージを指定します 5 対象のイメージにパスワードが設定されている場合は入力して [OK] をクリックします 60
6 イメージに記録されているボリュームのサイズ等の情報を確認し [ 次へ ] を押します 7 復元先を確認し [ 次へ ] を押します 8 復元オプションを指定し [ 次へ ] を押します 61
9 別のボリュームをリストアする場合には [ 復元する別のイメージの選択 ] を選択し [ 次へ ] を押します 10 前に指定したボリュームでの手順と同様にイメージファイルを指定しオプション等を設定します 11 全て選択した場合には [ 十分 ] を選択し [ 次へ ] を押します 12 [ ウィザードの概要 ] でリストアの概要を確認し問題がなければ [ 完了 ] をクリックします 62
13 完了 のステータスで復元が終っている事を確認します 14 メニューの [ ファイル ] [ 終了 ] で終了します USB キーもしくはメディアで起動している場合は自動的に再起動します 63
8.2. ディスクコピー この機能は直接ボリュームもしくはディスク単位でコピーします 通常 ShadowProtect では既に取得されたバックアップイメージからリストアしますが IT Edition のディスクコピーではバックアップイメージを生成することなく直接リストアする事が可能です 1. ボリュームコピーの場合 1 コピー先のボリュームの容量がバックアップ元と同じか大きい事を確認します 2 タスクメニューから [ ディスクコピー ] をクリックします 3 [ 次へ ] を押します 64
4 [ ボリュームのコピー ] を選択し [ 次へ ] を押します 5 コピー元のボリュームを指定し [ 次へ ] を押します 65
6 コピー先のボリュームを指定し [ 次へ ] を押します 7 コピーオプションの指定を行い [ 次へ ] を押します 66
8 コピーオプションを確認し [ 完了 ] を押します 9 ステータスが完了になるのを画面で確認します 67
2. ディスクコピーの場合 1 コピー先のディスクの容量がバックアップ元と同じか大きい事を確認します 2 タスクメニューから [ ディスクコピー ] をクリックします 3 [ 次へ ] を押します 68
4 [ ディスクのコピー ] を選択し [ 次へ ] を押します 5 コピー元のボリュームもしくはディスクを選択し [ 次へ ] を押します 69
6 コピー先のボリュームもしくはディスクを選択します このときボリュームを指定する場合には初期化されている必要があります 7 コピーオプションを必要に応じ指定し [ 次へ ] を押します 8 [ ウィザードの概要 ] で指定したオプションを確認し [ 完了 ] を押します 70
9 ステータスが完了になるのを画面で確認します 71
9. IT Edition 起動メディア RE Builder は提供されている USB キーのアップデート以外に IT Edition 用もしくは IT Edition 3 Days ISO 用起動メディアを作成することが可能です 新規の CD/DVD メディアもしくは別に用意した USB メモリに設定します IT Edition 用起動メディアライセンス情報を含まないメディアです 同一ネットワークセグメント内に IT Edition USB キーが挿入されているライセンスサーバが起動している必要があります IT Edition 3 Days 用起動メディア 3 日間のみ利用可能なライセンス情報を含有したメディアです インターネットへの接続が無い環境でも作業可能なメディアですが 3 日間の期限が過ぎるとライセンスが必要な機能が使用出来なくなります 9.1. IT Edition 用起動メディアの作成と起動 1 [ アプリ ] 画面から [StorageCraft] [Recovery Environment Builder] をクリックして RE Builder を実行します 72
2 製品タイプを IT Edition に変更し以下の値を設定します [ 出力用製品タイプ ] IT Edition [ アーキテクチャ ] 32 ビットもしくは 64 ビット uefi 環境では 64 ビット版をご使用ください BIOS 環境では 32 ビット版をご使用ください [ 出力用製品言語 ] 日本語 ( 日本 ) [Windows ADK ディレクトリ ] 既定値 [ISO 出力ディレクトリ ] ISO イメージを出力したいディレクトリを指定 ディレクトリパスに日本語 (2 バイト文字 ) は使用できません 半角英数字のみを使用してください 3 ISO イメージの作成からの手順に従い ISO イメージを作成します 但し IT Edition の USB キーではなく新規の CD/DVD メディアもしくは別に用意した USB メモリに書き込みます 73
9.2. IT Edition 3 Days 起動メディアの作成と起動 1 [ アプリ ] 画面から [StorageCraft] [Recovery Environment Builder] をクリックして RE Builder を実行します 74
2 出力用製品タイプを IT Edition 3 日間用 ISO に変更し以下の値を設定します このメディアを作成する時には毎回 IT Edition の製品ライセンスキーの入力が必要です [ 出力用製品タイプ ] IT Edition 3 日間用 ISO [IT Edition 製品キー ] (16 桁のライセンスキー ) [ アーキテクチャ ] 32 ビットもしくは 64 ビット uefi 環境では 64 ビット版をご使用ください BIOS 環境では 32 ビット版をご使用ください [ 出力用製品言語 ] 日本語 ( 日本 ) [Windows ADK ディレクトリ ] 既定値 [ISO 出力ディレクトリ ] ISO イメージを出力したいディレクトリを指定 ディレクトリパスに日本語 (2 バイト文字 ) は使用できません 半角英数字のみを使用してください 3 ISO イメージの作成からの手順に従い ISO イメージを作成します 但し IT Edition の USB キーではなく新規の CD/DVD メディアもしくは別に用意した USB メモリに書き込みます IT Edition の USB キーに書き込 75
みしますと今後 USB キーが使用出来無くなりますのでご注意ください 9.3. ライセンスサーバ設定 IT Edition 起動メディアを作成した場合には IT Edition のライセンスがメディアに含まれません ライセンスは提供された USB キーで提供されています IT Edition 起動メディアで起動する場合には同一ネットワークセグメント内でライセンスサーバを起動する必要があります 1 IT Edition USB キーをライセンスサーバとして設定するマシンの USB ポートに挿入します 2 ライセンスサーバのマシンに TCP ポート 20248 への接続を許可します 76
3 USB キーから Start_LicenseServer.cmd を実行します 4 ライセンスサーバが起動します 起動時には未だ作業用メディアを使用していないので 接続済 は 0 になります 5 作業を行うマシンで作業用メディアを起動します 6 バックアップジョブなどライセンスが必要な処理を行います 77
7 ライセンスサーバへの接続の設定の画面が表示されるのでライセンスのホスト名とポートを指定し [OK] をクリックします 8 ライセンスサーバ側で認識された場合は 接続済 の項が 1 となります 78
10. 関連情報 1. 日本語サイト http://www.storagecraft.com/jp/ 2. マニュアル http://www.storagecraft.com/support/book/storagecraft-documentation 3. クイックスタートガイド http://www.storagecraft.com/jp/storagecraft-support/best-practices-guides 79