子ども・子育て支援新制度におけるマイナンバー導入に係るFAQ

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【別紙】リーフレット①

個人情報の保護に関する規程(案)

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事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

Microsoft Word - (溶け込み)【HP公表】マイナンバーQ&A (2)

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 平成 25 年法律第 27 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づく個人番号の利用及び法第 19 条第 9

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

05_(資料2)170619夜年管審後ver.>マイナンバー概要

個人情報保護規程例 本文

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

 

をしていないもの と読み替えた場合に同号イに該当する所得割の納税義務者又は同項第 12 号中 妻と死別し 若しくは妻と離婚した後婚姻をしていない者又は妻の生死の明らかでない者で政令で定めるもの とあるのを 婚姻によらないで父となった男子であって 現に婚姻をしていないもの と読み替えた場合に同号に該当

【事務連絡】特定個人情報の漏えい時の対応(業界団体あて)

には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含み 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和三十三年法律第百九十二号 ) 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

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審査結果 認可基準チェックシート参照 意見を求める事項 本件申請について審査した結果 児童福祉法に基づく認可基準に適合していること 設置者の基準に適合していると判断できることから 児童福祉法第 34 条の 15 第 5 項の規定に基づき 平成 29 年 4 月 1 日付で認可することについて意見を伺

調査規則の改正 別紙案1・2

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

-2- 経済産業大臣茂木敏充国土交通大臣太田昭宏環境大臣石原伸晃防衛大臣小野寺五典(認定申請書の提出)第一条研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律(平成二十年法律第六十三号)第二条第七項に規定する試験研究機関等(以下 試験研究機関等 という )

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(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

綾瀬市インフルエンザ予防接種実施要領

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

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飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 2 個人住民税関係事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 高島市は 個人住民税関係事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり 特定個人情報ファイルの取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼしか

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

法第二十六条において準用する場合及び法第五十三条第一項の規定に基づく政令によって適用される場合を含む ) 及び法第四十六条第二項の規定により入院の措置を行うとき 又は行ったときは 別記第五号様式により通知しなければならない ( 平一六規則二三 平二四規則五 一部改正 ) ( 入院の延長勧告書 ) 第

個人情報保護規程

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第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

第 3 条この条例において 医療費の助成の対象となる者 ( 以下 対象者 という ) は 中島村に住所を有する子どもの保護者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定により保護を受けている者は この限りではない 2 医療保険各法に規定する医療保険に加入していること

軽自動車税 ( 種別割 ) 減免に関する取扱基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 船橋市市税条例第 89 条及び第 90 条の規定に基づき 軽自動車税 ( 種別割 ) の減免の取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 公益のために直接専用するものの範囲 ) 第 2 条条例第 89 条第 1 項第

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 7 鳥取市個人住民税事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 鳥取市は個人住民税事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり, その取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼしかねないことを認識し,

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

時効特例給付制度の概要 制度の概要 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律 ( 平成 19 年 7 月 6 日施行 ) に基づき 年金記録の訂正がなされた上で年金が裁定された場合には 5 年で時効消滅する部分について 時効特例給付として給付を行うこととされた 法施行前

PowerPoint プレゼンテーション

(2) 父又は母が死亡した児童 (3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次の各号のいずれかに該当する児童と同居して これを監護し かつ その生

綾瀬市インフルエンザ予防接種実施要領

法律第三十三号(平二一・五・一)

協力をお願いします 個人番号が未届の者に係る各種届出等については 返戻し 記載 添付いただいた上で届出等を受理します Q4 30 年 5 月から個人番号の記載がない場合に届出等を返戻する法的根拠は何か Q2の手続ごとの条文を根拠として 届出等書類の記載に不備があるものとして取り扱うものです Q5 番

( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 4 個人住民税賦課事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 三条市は 個人住民税賦課事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり 特定個人情報ファイルの取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼしか

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

番号法別表第二の 28 の項 地方税法その他の地方税に関する法律及びこれらの法律に基づく条例による地方税の賦課徴収に関する事務であって主務省令で定めるもの 又は共済組合等 番号法別表第二の 29 の項 地方税法その他の地方税に関する法律及びこれらの法律に基づく条例による地方税の賦課徴収に関する事務で

Q3 なぜ 必要な添付書類が変わるのですか? A3 厚生労働省より 日本国内にお住いのご家族の方を被扶養者に認定する際の身分関係及び生計維持関係の確認について 申立のみによる認定は行わず 証明書類に基づく認定を行うよう 事務の取扱いが示されたことから 届出に際して 確認書類の添付をお願いすることとな

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

○H30条例19-1

●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

(頭紙)公布通知

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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年管発 0331 第 1 号 平成 29 年 3 月 31 日 日本年金機構理事長殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公印省略 ) 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件等について 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 12

個人情報の取り扱いに関する規程


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2 3 号認定子どもの場合 1 保育利用申込書等マイナンバー書類一式 保育利用申込書等マイナンバー書類一式 保育所認定こども園地域型保育事業 (2 3 号認定施設 ) 4 各区役所 3 1 各区役所または幼稚園 認定こども園は 保育利用を希望するに 保育利用申込書等とともに マイナンバー

Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

区分に応じ 当該各号に掲げる書類に必要な事項を記載して交付しなければならない (1) 条例第 2 条第 2 項第 1 号に掲げる重度心身障害者等である受給者重度心身障害者等医療費受給資格証 ( 様式第 3 号 ) 及び福祉医療費請求書 ( 様式第 6 号 ) 又は重度心身障害者等医療費 ( 療養費払

(2) 電子計算機処理の制限に係る規定ア電子計算機処理に係る個人情報の提供の制限の改正 ( 条例第 10 条第 2 項関係 ) 電子計算機処理に係る個人情報を国等に提供しようとする際の千葉市情報公開 個人情報保護審議会 ( 以下 審議会 といいます ) への諮問を不要とし 審議会には事後に報告するも

京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (

新旧対照表


●生活保護法等の一部を改正する法律案

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

東レ福祉会規程・規則要領集

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

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特定個人情報等取扱規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 以下 番号法 という ) 及び 特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン ( 事業者編 ) に基づき 会社の取り扱う特定個人情報等の適正な取扱いを確保することを目的

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

中央教育審議会(第119回)配付資料

3 この条例において 幼児 とは 1 歳に達する日の属する月の翌月の初日から6 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 4 この条例においては 児童 とは 6 歳に達する日以後の最初の4 月 1 日から15 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 5

特定個人情報の取扱いの対応について

日の属する月の初日から65 歳の誕生日の前日までの期間 (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者受給資格の登録をした日の属する月の初日から70 歳の誕生日の属する月の末日 ( その誕生日が月の初日であるときはその日の属する月の前月の末日 ) までの期間 (3)

01 鑑文

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( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

08_個人住民税賦課関連事務_H3006_xlsx

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第 5 条市長は 前条に規定する申請書等に基づいて健康管理費を受けることができる者であることを確認したときは 当該資格を認定する 2 市長は 前項により資格を認定した者 ( 以下 受給者 という ) に対し 重障老人健康管理事業対象者証 ( 以下 対象者証 という ) を交付する ( 不認定の通知

このガイドラインは 財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する留意事項 ( 制定 発出時点において最適と考えられる法令解釈 運用等 ) を示したものである 第一章 総則 1-1 財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令 ( 平成 19 年

Transcription:

平成 28 年 12 月 26 日 ( 月 ) 子ども 子育て支援新制度におけるマイナンバー導入に係るFAQ ( 子どものための教育 保育給付又は地域子ども 子育て支援事業 ) 問 1 個人番号を利用できる事務は何か 問 2 個人番号を利用することにより どのように事務が変わるのか 更問 : どのような書類が不要となるのか 問 3 全ての自治体は 子どものための教育 保育給付の申請等において 平成 28 年 1 月 1 日以降 申請者に対し必ず個人番号の記載を求めなくてはならないのか また 記載がないと受理できないのか 問 4 自治体は子どものための教育 保育給付の申請等の事務において 平成 28 年 1 月 1 日以降 個人番号を必ず利用しなくてはならないのか 問 5 子どものための教育 保育給付の申請等において 事業者を経由して市町村に申請するという手続きを行っている場合には 市町村や事業者はどのような対応が必要なのか 問 6 子どものための教育 保育給付の申請等において 申請者である保護者及び子供の個人番号を記入することとなっているが 配偶者や子供の個人番号も同時に取得できるのか できるとすれば 市町村はどういった対応をするのか 問 7 地域子ども 子育て支援事業において個人番号を利用したいと考えた場合 どういった対応をすべきなのか 1

問 1 個人番号を利用できる事務は何か ( 答 ) 1. 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 平成 25 年法律第 27 号 以下 番号法 という ) 第 9 条及び別表第一において 個人番号を利用することができる事務として 子ども 子育て支援法 ( 平成 24 年法律第 65 号 以下 法 という ) の 子どものための教育 保育給付の支給又は地域子ども 子育て支援事業の実施に関する事務であって主務省令で定めるもの が規定されているところ この規定を受け 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律別表第一の主務省令で定める事務を定める命令 ( 平成 26 年内閣府 総務省令第 5 号 以下 番号法主務省令 という ) によって 具体的に利用できる事務が定められている 子どものための教育 保育給付の支給に係る対象事務 資料の提供等の求めに関する事務( 法第 16 条 ) 支給認定に関する事務( 法第 20 条第 1 項 ) 支給認定の変更の認定の申請の受理 その申請に係る事実についての審査又はその申請に対する応答に関する事務 ( 法第 23 条第 1 項 ) 支給認定証に関する事務( 子ども 子育て支援法施行規則 ( 平成 26 年内閣府令第 44 号 ) 第 16 条 ) 届出の受理 その届出に係る事実についての審査又はその届出に対する応答に関する事務 ( 法第 22 条 子ども 子育て支援法施行規則第 15 条第 1 項 ) 職権による支給認定の変更の認定に関する事務( 法第 23 条第 4 項 ) 支給認定の取消しに関する事務資料の提供に関する事務( 法第 24 条第 1 項 ) 地域子ども 子育て支援事業に関する事務( 法第 59 条 ) 2

2. 内閣府子ども 子育て本部としては 子どものための教育 保育給付の支給に係る事務手続きにおいて 国民から個人番号を記載してもらうべき事務手続きを具体的に特定し 内閣府令 ( 子ども 子育て支援法施行規則 ) にて規定している 参照条文 番号法 ( 抄 ) 第一章総則 ( 定義 ) 第二条この法律において 行政機関 とは 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律 ( 以下 行政機関個人情報保護法 という ) 第二条第一項に規定する行政機関をいう 2~7 ( 略 ) 8 この法律において 特定個人情報 とは 個人番号 ( 個人番号に対応し 当該個人番号に代わって用いられる番号 記号その他の符号であって 住民票コード以外のものを含む 第七条第一項及び第二項 第八条並びに第六十七条並びに附則第三条第一項から第三項まで及び第五項を除き 以下同じ ) をその内容に含む個人情報をいう 9~15 ( 略 ) 第二章個人番号 ( 利用範囲 ) 第九条別表第一の上欄に掲げる行政機関 地方公共団体 独立行政法人等その他の行政事務を処理する者 ( 法令の規定により同表の下欄に掲げる事務の全部又は一部を行うこととされている者がある場合にあっては その者を含む 第三項において同じ ) は 同表の下欄に掲げる事務の処理に関して保有する特定個人情報ファイルにおいて個人情報を効率的に検索し 及び管理するために必要な限度で個人番号を利用することができる 当該事務の全部又は一部の委託を受けた者も 同様とする 2 地方公共団体の長その他の執行機関は 福祉 保健若しくは医療その他の社会保障 地方税 ( 地方税法 ( 昭和二十五年法律第二百二十六号 ) 第一条第一項第四号に規定する地方税をいう 以下同じ ) 又は防災に関する事務その他これらに類する事務であって条例で定めるものの処理に関して保有する特定個人情報ファイルにおいて個人情報を効率的に検索し 及び管理するために必要な限度で個人番号を利用することができる 当該事務の全部又は一部の委託を受けた者も 同様とする 3

3~5 ( 略 ) 第四章特定個人情報の提供第一節特定個人情報の提供の制限等 ( 特定個人情報の提供の制限 ) 第十九条何人も 次の各号のいずれかに該当する場合を除き 特定個人情報の提供をしてはならない 一 ~ 六 ( 略 ) 七別表第二の第一欄に掲げる者 ( 法令の規定により同表の第二欄に掲げる事務の全部又は一部を行うこととされている者がある場合にあっては その者を含む 以下 情報照会者 という ) が 政令で定めるところにより 同表の第三欄に掲げる者 ( 法令の規定により同表の第四欄に掲げる特定個人情報の利用又は提供に関する事務の全部又は一部を行うこととされている者がある場合にあっては その者を含む 以下 情報提供者 という ) に対し 同表の第二欄に掲げる事務を処理するために必要な同表の第四欄に掲げる特定個人情報 ( 情報提供者の保有する特定個人情報ファイルに記録されたものに限る ) の提供を求めた場合において 当該情報提供者が情報提供ネットワークシステムを使用して当該特定個人情報を提供するとき 八 ~ 十四 ( 略 ) 別表第一 ( 第九条関係 ) 九十四市町村長子ども 子育て支援法 ( 平成二十四年法律第六十五号 ) による子どものための教育 保育給付の支給又は地域子ども 子育て支援事業の実施に関する事務であって主務省令で定めるもの 4

別表第二 ( 第十九条 第二十一条関係 ) 情報照会者 事務 情報提供者 特定個人情報 百十六市町村長 子ども 子育て支援法による子どものための教育 保育給付の支給又は地域子ども 子育て支援事業の実施に関する事務であ 都道府県知事児童福祉法による障害児入所支援若しくは措置 ( 同法第二十七条第一項第三号の措置をいう ) に関する情報又は障害者関係情報であって主務省令で定めるもの って主務省令で定めるもの 市町村長 児童福祉法による障害児通所支援に関する情報 地方税関係情報 住民票関係情報又は障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律による自立支援給付の支給に関する情報であって主務省令で定めるもの 都道府県知事等 生活保護関係情報 児童扶養手当関係情報又は中国残留邦人等支援給付等関係情報であって主務省令で定めるもの 厚生労働大臣又は都道府県知事 特別児童扶養手当関係情報であって主務省令で定めるもの 厚生労働大臣又は日本年金機構 特別児童扶養手当関係情報であって主務省令で定めるもの 第 21 条は 総務大臣が設置 管理する情報提供ネットワークについて定 めるもの 5

行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律別 表第一の主務省令で定める事務を定める命令 ( 平成二十六年内閣府 総務省令第五号 ) の一部を改正する命令 ( 抄 ) 第六十八条法別表第一の九十四の項の主務省令で定める事務は 次のとおりとする 一子ども 子育て支援法 ( 平成二十四年法律第六十五号 ) 第十六条の資料の提供等の求めに関する事務二子ども 子育て支援法第二十条第一項の支給認定若しくは同法第二十三条第一項の支給認定の変更の認定の申請の受理 その申請に係る事実についての審査又はその申請に対する応答に関する事務三子ども 子育て支援法による支給認定証に関する事務四子ども 子育て支援法第二十二条若しくは子ども 子育て支援法施行規則 ( 平成二十六年内閣府令第四十四号 ) 第十五条第一項の届出の受理 その届出に係る事実についての審査又はその届出に対する応答に関する事務五子ども 子育て支援法第二十三条第四項の職権による支給認定の変更の認定に関する事務六子ども 子育て支援法第二十四条第一項の支給認定の取消しに関する事務七子ども 子育て支援法第五十九条の地域子ども 子育て支援事業に関する事務 6

問 2 個人番号を利用することにより どのように事務が変わるのか ( 答 ) 1. 子どものための教育 保育給付の支給に係る事務手続きにおいて 個人番号を利用することで申請に係る添付資料を省略することが可能となる 更問どのような書類が不要となるのか ( 答 ) 1. 各認定事由につき 現在のところ 同一市町村内における同一機関が保有する以下の書類の添付を省略することができると想定される 就労 : 所得証明書 介護 看護: 介護保険受給資格証明書等 具体的には 申請者が親の個人番号を記載することにより 介護事由の確認ために必要とされる 介護保険受給資格証明書 の添付が省略される場合等が想定される 現時点での考え方を示したものである また 全ての手続及び情報連携 添付書類等の内容を網羅したものではない 疑義等があれば 各自治体における 番号制度主管課 にお問合せいただきたい 2. また 自治体間における提供可能情報を具体的に定める番号法別表第 2に係る主務省令が定められた上で 自治体間の情報連携が開始された場合 ( 平成 29 年 7 月以降 段階的に実施 ) には 自治体は 支給認定子どもの世帯の状況 ( 所得や課税の状況 障害者 障害児の有無 非保護世帯や母子家庭 支援給付受給世帯に該当するか否か等 ) を把握するために 他の行政機関等から 個人番号を利用することにより情報提供を受けることが可能となると聞いている 7

問 3 全ての自治体は 子どものための教育 保育給付の申請等において 平成 28 年 1 月 1 日以降 申請者に対し必ず個人番号の記載を求めなくてはならないのか また 記載がないと受理できないのか ( 答 ) マイナンバー制度を所管する内閣府番号制度担当室によれば 番号法第 9 条第 1 項に基づき 別表第 1に掲げる事務については すべての自治体において個人番号を利用することが番号法の趣旨であると解されている したがって 各自治体における子どものための教育 保育給付の申請等の事務においても 平成 28 年 1 月 1 日以降 個人番号の記載を求めて頂きたいと考えている しかしながら 申請者本人が窓口に申請しに来ている場合に 個人番号を記載していただけない場合には 自治体の判断により当該申請を受理することも可能であるとされていることから 各自治体におかれては 個人番号の記載が無いことのみをもって申請を受理しないことの無いよう 申請者の状況を踏まえた対応をお願いしたい なお 内閣府番号制度担当室によれば 当面の対応として 申請様式中に必ずしも個人番号記載欄を設ける必要はなく 備考欄等への記載であっても差し支えないとされているので 必ずしも申請様式を変更しなくても問題は無い 8

問 4 自治体は子どものための教育 保育給付の申請等の事務において 平成 28 年 1 月 1 日以降 個人番号を必ず利用しなくてはならないのか ( 答 ) 1. 内閣府番号制度担当室によれば 番号法第 9 条第 1 項において 自治体は 別表第 1に掲げる事務について 個人番号を利用できる と規定されているが 番号法の趣旨に鑑みれば これは 個人番号を利用するかどうかを個別の自治体の裁量に委ねるということではなく 別表第 1やその委任に基づき制定された主務省令に規定された事務については すべての自治体において個人番号を利用すべきであると解されるとされている 2. したがって 自治体においては 子どものための教育 保育給付の申請等の事務において 平成 28 年 1 月 1 日以降 個人番号を利用していただく必要がある 9

問 5 子どものための教育 保育給付の申請等において 事業者を経由して市町村に申請するという手続きを行っている場合には 市町村や事業者はどのような対応が必要なのか ( 答 ) 1. 子どものための教育 保育給付の申請等において 事業者を経由して市町村に申請するという手続きを行っている場合には 市町村は 個人番号利用事務実施者 に 事業者は 個人番号関係事務実施者 に当たり 両者とも番号法第 12 条に定められた管理義務が課せられることとなる 個人番号利用事務実施者 : 自らの業務で個人番号を利用する者 ( 主に行政機関 ) 個人番号関係事務実施者 : 法令や条例に基づき 個人番号利用事務実施者に個人番号を記載した書面の提出などを行う者 2. 番号法第 12 条に定められた管理義務とは 個人番号の漏えい 滅失又は毀損の防止その他の個人番号の適切な管理のために必要な措置を講ずる義務であり 事業者が自らの従業員の個人番号を扱う場合にも課されることとなる 具体的な管理上の措置については 特定個人情報保護委員会から示されている 特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン ( 事業者編 ) を参照されたい 3. また 番号法第 16 条により 個人番号利用事務実施者及び個人番号関係事務実施者が申請者から個人番号を取得する際には 正しい番号であることの確認 ( 番号確認 ) 及び現に手続きを行っている者が番号の正しい持ち主であることの確認 ( 身元確認 ) を申請者本人に対して行うことが必要とされているほか 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号 ) 第 19 条により 取得した個人番号につき正確性を確保するための努力義務が課せられることとなる 10

4. このため 子どものための教育 保育給付の申請等においても 自らの従業員の個人番号を扱う場合と同等の義務が求められることとなることから 子どものための教育 保育給付の申請等において 事業者を経由して市町村に申請するという手続きを行っている場合には 市町村は まず事業者に対してこのような義務が課せられる旨を説明した上で 申請に係る事務手続きにつき あらかじめ御検討 御調整いただくことが望ましい 参考: 本人確認の手法について 本人から個人番号の提供を受けるときは 本人確認 ( 番号確認と身元確認 ) が義務付けられており 原則として 1 個人番号カード ( 番号確認と身元確認 ) 2 通知カード ( 番号確認 ) と運転免許証など ( 身元確認 ) 3 個人番号の記載された住民票の写しなど ( 番号確認 ) と運転免許証など ( 身元確認 ) のいずれかの方法で確認する必要がある 参照条文 子ども 子育て支援法施行規則 ( 平成 26 年内閣府令第 44 号 )( 抄 ) ( 認定の申請等 ) 第二条法第二十条第一項の規定により同項に規定する認定を受けようとする小学校就学前子どもの保護者は 次に掲げる事項を記載した申請書を 市町村 ( 特別区を含む 以下同じ ) に提出しなければならない 一 ~ 四 ( 略 ) 2 ( 略 ) 3 第一項の申請書 ( 法第十九条第一項第一号に掲げる小学校就学前子どもの区分に係る認定を受けようとする場合の申請書に限る ) は 特定教育 保育施設 ( 認定こども園及び幼稚園に限る ) を経由して提出することができる 4 5 ( 略 ) 番号法 ( 抄 ) ( 個人番号利用事務実施者等の責務 ) 第十二条個人番号利用事務実施者及び個人番号関係事務実施者は 個人番号の漏えい 滅失又は毀損の防止その他の個人番号の適切な管理のために必要な措置を講じなければならない 11

( 本人確認の措置 ) 第十六条個人番号利用事務等実施者は 第十四条第一項の規定により本人から個人番号の提供を受けるときは 当該提供をする者から個人番号カード若しくは通知カード及び当該通知カードに記載された事項がその者に係るものであることを証するものとして主務省令で定める書類の提示を受けること又はこれらに代わるべきその者が本人であることを確認するための措置として政令で定める措置をとらなければならない 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行令 ( 平成 26 年政令第 155 号 )( 抄 ) ( 本人確認の措置 ) 第十二条法第十六条の政令で定める措置は 個人番号の提供を行う者から次に掲げる書類の提示を受けることその他これに準ずるものとして主務省令で定める措置とする 一住民基本台帳法第十二条第一項に規定する住民票の写し又は住民票記載事項証明書であって 氏名 出生の年月日 男女の別 住所及び個人番号が記載されたもの二前号に掲げる書類に記載された氏名及び出生の年月日又は住所 ( 以下この条及び次条第三項において 個人識別事項 という ) が記載された書類であって 写真の表示その他の当該書類に施された措置によって 当該書類の提示を行う者が当該個人識別事項により識別される特定の個人と同一の者であることを確認することができるものとして主務省令で定めるもの 2 個人番号利用事務等実施者は 本人の代理人から個人番号の提供を受けるときは その者から次に掲げる書類の提示を受けることその他これに準ずるものとして主務省令で定める措置をとらなければならない 一個人識別事項が記載された書類であって 当該個人識別事項により識別される特定の個人が本人の依頼により又は法令の規定により本人の代理人として個人番号の提供をすることを証明するものとして主務省令で定めるもの二前号に掲げる書類に記載された個人識別事項が記載された書類であって 写真の表示その他の当該書類に施された措置によって 当該書類の提示を行う者が当該個人識別事項により識別される特定の個人と同一の者であることを確認することができるものとして主務省令で定めるもの 12

三本人に係る個人番号カード 通知カード又は前項第一号に掲げる書類 その他の本人の個人番号及び個人識別事項が記載された書類であって主務省令で定めるもの 個人情報の保護に関する法律 ( 抄 ) ( データ内容の正確性の確保 ) 第十九条個人情報取扱事業者は 利用目的の達成に必要な範囲内において 個人データを正確かつ最新の内容に保つよう努めなければならない 13

問 6 子どものための教育 保育給付の申請等において 申請者である保護者及び子供の個人番号を記入することとなっているが 配偶者や子供等の個人番号も同時に取得できるのか できるとすれば 市町村はどういった対応をするのか ( 答 ) 1. 子ども 子育て支援法施行規則第 2 条第 2 項第 1 号において添付が定められている 利用者負担額の算定のために必要な事項に関する書類 として 配偶者や子供等の個人番号を記載した書類を取得することができる 2. 具体的な事例としては以下のようなものが想定されるが 申請者本人以外の個人番号を取得する場合には 明確かつ合理的に必要性を認めることができる場合にのみ 個人番号を取得するべきである < 想定される事例 > 介護事由の確認のために 親の個人番号を記載する場合 障害児に係る看護事由の確認のために 他の子供の個人番号を記載する場合 世帯の状況を把握するために 配偶者や他の子供 親の個人番号を記載する場合等 3. この場合 窓口において申請者である保護者に対して本人確認を行う義務が課せられる なお 一義的には申請者である保護者に配偶者や子供の個人番号について本人確認を行う義務が生じるのであり 窓口においては 配偶者や子供の個人番号に関して本人確認を行う義務は課せらない 参考: マイナンバー FAQ 184 問 : 窓口における各種申請 届出等の手続きにおいて 申請者以外 ( 例えば妻や子ども等 ) の個人番号の提供を合わせて受ける場合は 個人番号の真正性の確認をどのように行えばよいでしょうか また 本人確認は 申請者のみ行うのでしょうか 答 : 制度 手続きを規定する法令において 申請者に妻や子どもの個人番号の提供を義務づけている場合 ( 注 ) には 一義的には申請者が妻や子の個人番号について本人確認を行う義務が生じるのであり 窓口において 妻や子の個人番号に関して本人確認を行う義務は課せられません 一方で 個別の法令において妻や子どもの個人番号の提供を妻や子ども自身に義務づけている場合には 申請者が代理人として個人番号の提供を行うこととなりますの 14

で 代理人から個人番号の提供を受ける場合として 窓口において本人確認を行う必要があります ( 子ども 子育て本部注 : 内閣府番号制度担当室によれば 本人確認を行う対象となるのは 当該申請を行う主体であるとのこと ) 参照条文 子ども 子育て支援法施行規則 ( 抄 ) ( 認定の申請等 ) 第二条法第二十条第一項の規定により同項に規定する認定を受けようとする小学校就学前子どもの保護者は 次に掲げる事項を記載した申請書を 市町村 ( 特別区を含む 以下同じ ) に提出しなければならない 一 ~ 四 ( 略 ) 2 前項の申請書には 次に掲げる書類を添付しなければならない ただし 市町村は 当該書類により証明すべき事実を公簿等によって確認することができるときは 当該書類を省略させることができる 一法第二十七条第三項第二号 第二十八条第二項各号 第二十九条第三項第二号及び第三十条第二項各号に掲げる政令で定める額を限度として市町村が定める額 ( 以下 利用者負担額 という ) の算定のために必要な事項に関する書類二 ( 略 ) 15

問 7 地域子ども 子育て支援事業において個人番号を利用したいと考えた場合 どういった対応をすべきなのか ( 答 ) 1. 今週中にパブリックコメントが開始される予定の番号法主務省令の改正案において 地域子ども 子育て支援事業の実施に関する事務についても定められる見込み なお 当該改正に当たっては 地域子ども 子育て支援事業で個人番号を使うかは自治体の裁量に委ねられるという整理を行うとのこと 同様の整理を行うものとしては 介護保険法上の地域支援事業 障害者総合支援法上の地域生活支援事業がある 2. したがって 地域子ども 子育て支援事業において個人番号を利用する場合には 別途条例で定める必要はない 3. なお 個人番号を利用するに当たっては 個人番号を利用することができる者及び事務の種類を明確にしつつ 当該事務処理に必要な限度においてのみ個人番号を利用することができるとする番号法の趣旨を踏まえ 明確かつ合理的に必要性を認めることができる場合にのみ 個人番号を利用するべきである 16