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Transcription:

WebMail ver5.1 インストールガイド 第三版 2007 年 09 月 27 日 - 1 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 1

変更年月日 2005/08/26 2006/12/01 2007/09/27 << 変更履歴 >> 変更内容 初版第二版 3.3 節 サーバへの WebMail のインストール の中で Web サーバコネクタのディレクトリの初期値を修正しました 3.4 節 Web サーバが Apache 2 の場合 を追加しました 6 節 ファイル一覧 に Web サーバコネクタにインストールされるファイルの一覧を追加しました 第三版 3.4 節 Web サーバが Apache 2 の場合 に記載されている httpd.conf の編集内容を修正しました - 2 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 2

目次 1 はじめに... 4 2 前提条件... 4 3 インストール手順... 5 3.1 サーバへのJAVAMAIL 1.2 のインストール... 5 3.2 サーバへのJAF 1.1 のインストール... 5 3.3 サーバへのWEBMAILのインストール... 5 3.3.1 インストーラの起動と操作方法... 5 3.3.2 の再起動... 7 3.4 WEBサーバがAPACHE 2 の場合... 8 3.4.1 Apache 2 のコンフィグレーションファイル (httpd.conf) の編集... 8 3.5 データベース接続設定... 8 3.6 ライセンスの登録... 8 3.7 初期化ファイルの設定... 8 4 WEBMAILの起動... 11 4.1 INTRA-MARTの再起動... 11 4.2 初期データの登録 ( ログイングループ毎 )... 11 4.3 アプリケーションロール... 12 5 VER5.0 からVER5.1 へのデータ移行... 13 5.1 設定情報のデータ移行... 13 6 ファイル一覧... 14 7 アンインストール方法... 15 7.1 メニューの削除... 15 7.2 ポートレット情報の削除... 15 7.3 ファイルの削除... 15 8 FAQサイト... 16-3 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 3

1 はじめに 本ドキュメントは WebMail のインストール手順と初期起動の方法について記述しています WebMail をインストールするには 大きく分けて 6 つの作業が必要です 1. サーバへのファイルのインストール 2. サーバへの JavaMail のインストール 3. 初期化ファイルの設定変更 4. ライセンスの登録 5. 初期化ファイルの設定変更 6. 初期データ ( メニュー ロール アプリケーションロール データベース構築など ) の登録 このうち 1.~5. はシステム全体に対し 1 回行いますが 6. についてはログイングループ毎に実行する必要がありますのでご注 意ください 用語 WebMail 以下 IWM と略します ベースモジュール以下 BM と略します Server Manager BM のサービス監視サービスです 以下 imsm と略します Application Runtime BM の基本動作サービスです 以下 imar と略します Resource Service BM のプログラム管理サービスです 以下 imrs と略します Storage Service BM のファイル管理サービスです 以下 imss と略します 2 前提条件 IWM ver5.1 をインストールするためには 以下の前提条件があります BM ver5.1 が正常に動作していること BM の最新のパッチが適用されていること JavaMail1.2 が利用できる環境にあること - 4 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 4

3 インストール手順 3.1 サーバへの JavaMail 1.2 のインストール SMTP サーバや IMAP4 サーバ POP3 サーバへの接続送受信に必要となります 製品版に同梱されていますが 以下の場所からもダウンロードできます (2006 年 1 月 27 日現在 ) http://java.sun.com/products/javamail/javamail-1_2.html javamail-1_2.zip というファイルをダウンロード後解凍すると javamail-1.2/imap.jar javamail-1.2/mail.jar javamail-1.2/mailapi.jar javamail-1.2/pop3.jar javamail-1.2/smtp.jar というファイルができますので imar をインストールしたフォルダ直下の lib フォルダに全てのファイルをそれぞれコピーしてください 3.2 サーバへの JAF 1.1 のインストール データの種類 (MIME タイプ ) に応じて適切な JavaBeans を呼び出す仕組みを提供する Java API です 製品版に同梱されていますが 以下の場所からもダウンロードできます (2006 年 1 月 27 日現在 ) 2http://java.sun.com/beans/glasgow/jaf.html jaf1_0_1.zip というファイルをダウンロード後解凍すると jaf-1.0.1/activation.jar というファイルができますので imar をインストールしたフォルダ直下の lib フォルダにこのファイルをコピーしてください 3.3 サーバへの WebMail のインストール IWM のインストーラは システムの各サービスに必要なファイルを対話形式で選択しコピーします IWM では WEB サーバコネクタと Server Manager Application Runtime Resource Service Storage Service に対しファイルのコピーを行います それ以外のサービスに対してファイルをインストールすることはありません WEB サーバコネクタとそれぞれのサービスを別マシンで運用している場合には それぞれのマシンでインストーラを実行する必要があります WEB サーバのラウンドロビン機能を使用している場合は すべての WEB サーバに対しインストールください 3.3.1 インストーラの起動と操作方法 インストーラでは以下の項目を入力します BM のインストールタイプサーバで使用する文字コードインストールするプログラムの種類 Web サーバコネクタ Server Manager Application Runtime Resource Service - 5 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 5

Storeage Service プログラムをインストールするディレクトリ また インストーラの起動及び操作方法は以下の通りです Windows 2000 の場合 1. エクスプローラで本リリースの CD-ROM があるディレクトリに移動します 2. webmail install に移動します 3. setup.jar をダブルクリックし起動します 4. インストーラの画面が表示されます 5. まず BM をインストールした時のタイプを選択します BM をインストールした時に選択したインストールタイプを選択してください 6. 次に 文字コードを設定します BM で設定した文字コードと同じ文字コードを選択してください 7. (5. で Custom を選択した場合 ) そのサーバに入っているモジュールの種類 (Web サーバコネクタ Server Manager Application Runtime Resource Service Storage Service) を選択してください 8. BM をインストールした時のルートディレクトリを選択してください 9. それぞれのサーバをインストールした時のルートパスを設定してください デフォルトでは以下のようになっています Web Server Connector の場合 :C: imart_web imar のコンテキストルートの場合 :8. で設定したパス /doc/imart imrs の場合 :8. で設定したパス /pages imss の場合 :8. で設定したパス /storage 10. 最後に設定項目一覧が表示されます その設定でよろしければ OK ボタンを押します ( 間違っていた場合は Prev ボタンで戻り 設定し直してください ) 11. インストールが開始されます Solaris Linux の場合 1. コンソール画面で本リリースの CD-ROM があるディレクトリに移動します 2. webmail/install に移動します 3. コンソールから java -cp./setup.jar setup と入力します 4. インストーラの画面が表示されます 5. まず BM をインストールした時のタイプを選択します BM をインストールした時に選択したインストールタイプを選択してください 6. 次に 文字コードを設定します BM で設定した文字コードと同じ文字コードを選択してください 7. (5. で Custom を選択した場合 ) そのサーバに入っているモジュールの種類 (Web サーバコネクタ Server Manager Application Runtime Resource Service Storage Service) を選択してください 8. BM をインストールした時のルートディレクトリを選択してください 9. それぞれのサーバをインストールした時のルートパスを設定してください デフォルトでは 以下のようになっています Web Server Connector の場合 :C: imart_web imar のコンテキストルートの場合 :8. で設定したパス /doc/imart imrs の場合 :8. で設定したパス /pages imss の場合 :8. で設定したパス /storage 10. 最後に設定項目一覧が表示されます その設定でよろしければ OK ボタンを押します ( 間違っていた場合は Prev ボタンで戻り 設定し直してください ) 11. インストールが開始されます なお Solaris Linux では Xwindow が起動しているマシンでインストールする場合だけ インストーラのウィンド - 6 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 6

ウが表示されます また telnet などを利用してリモートクライアントからインストールすることも可能です Xwindow が起動していない場合にはコンソールでの対話形式でインストールを行います 3.3.2 の再起動 IWM を認識するため システムのサービスをすべて再起動してください - 7 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 7

3.4 Web サーバが Apache 2 の場合 3.4.1 Apache 2 のコンフィグレーションファイル (httpd.conf) の編集 この説明ではエイリアス名を imart として説明しています httpd.conf の末尾に以下のコードを追加してください Alias /imart/webmail "<%web_path%>/webmail" 3.5 データベース接続設定 IWM はデータベースの設定をしていなくても動作しますが データベースの設定をすることにより ポータル画面の表示と BM アプリ共通マスタのユーザデータからメールアドレスを参照してくることができるようになります データベースへの接続設定の方法については ベースモジュール アドミニストレータ ガイド (admin_guide_v51.pdf) 及びベースモジュール インストールガイド (install_guide_v51.pdf) を参照してください 3.6 ライセンスの登録 インストール直後は 試用版として動作しています 試用版は 60 日の使用期限が設定されています ライセンスをご購入いただいている場合には ライセンス登録画面にて ライセンスの登録をしていただく必要があります 下記の手順で ライセンスの登録を行って下さい 1: のすべてのサーバモジュールが停止している事を確認します 2: ライセンサを起動します < Server Manager のルート >/bin/tools/licedit.bat (UNIX の場合は licedit.sh) 3: メニューから2を入力して ライセンスキーを登録します 4: 正常に登録されると 登録されたライセンスが表示されます 5: メニューから3を入力してライセンサを終了します 6: ライセンスの登録に失敗した場合入力したキーが正しいか確認して 間違っていた場合には 正しいキーを入力した上で 再度登録ボタンをクリックして下さい 何回登録処理をしても ライセンス登録ができない場合には インストールが失敗している可能性があります 7: ライセンスの登録に成功した場合ライセンス登録が完了したら すべてのサーバモジュールを再起動します すべてのサーバモジュールを再起動する事で 登録したライセンス情報が有効になり 試用版の制限がなくなります 3.7 初期化ファイルの設定 IWM では以下の項目を初期化ファイル (webmail.ini) ファイルで設定することが可能です 運用開始前に設定を行って ください 初期化ファイルを変更した場合には システムの再起動が必要です 設定ファイルは以下の場所にあります Resource Service インストールフォルダ /webmail/webmail.ini - 8 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 8

設定内容は以下の通りです 項目名称 WML_INFO_BOUNDARY WML_ATTACH_COUNT WML_ATTACH_MAX WML_CHAR_CODE_HELP WML_NO_CASH_OPTION webmail/enable webmail/id WML_DEFAULT_EXT WM_IMAP_SOCKET_TIMEOUT WM_POP3_SOCKET_TIMEOUT WM_IMAP_CONNECTION_TIMEOUT 説明個人情報設定保存ファイルで用いる区切り文字 通常は変更する必要はありません 初期値 : /*------------------------------------------------------------ -----------*/ 添付ファイルの個数 送信画面において メールに添付できる添付ファイルの最大数を設定します 初期値 :3 添付ファイルの容量制限 メールに添付できる添付ファイルの最大容量を指定します サーバ側でチェックするので サーバへは一度アップロードする仕様になります 半角数字で指定してください 初期値 :3145728 制約文字のURL ネットワークアクセスが社内に限定されている場合は webmail/help/mojibake.htmlを指定してください 初期値 : http://www..co.jp/download/information/webmail/mojibake.html ブラウザキャッシュを指定するかどうかを設定します ON/OFFで指定します 初期値 :ON ログファイルを作成するかどうかを指定します true/falseで指定してください 初期値 :true ログファイルの名前を指定します ログファイルは imarのインストールルート /logフォルダに指定された名前で作成されます 形式は基本的に 日付エラー内容サーバ種別サーバポート番号アカウントです 初期値 :webmail.log 添付ファイル名にファイル名がついていないときのデフォルトの拡張子です 拡張子だけを指定してください デフォルトの拡張子は eml になります 初期値 :eml IMAPサーバに対するソケットタイムアウト時間を設定します 省略時はタイムアウトしません 半角数字以外の値を設定したときも無視されます また 1000ミリ秒以下の値を設定したときも無視されます 初期値 :10000 POP3サーバに対するソケットタイムアウト時間を設定します 省略時はタイムアウトしません 半角数字以外の値を設定したときも無視されます また 1000ミリ秒以下の値を設定したときも無視されます 初期値 :10000 IMAPサーバに対するコネクションタイムアウト時間を設定します 省略時はタイムアウトしません 半角数字以外の値を設定したときも無視されます また 1000ミリ秒以下の値を設定したときも無視されます 初期値 :10000-9 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 9

WM_POP3_CONNECTION_TIMEOUT WM_MAX_CONNECTION_ENABLE WM_MAX_CONNECTION WM_FILTER_ONLY_INBOX WM_BODY_MAX_SIZE WM_ENTRY_DOMAIN POP3サーバに対するコネクションタイムアウト時間を設定します 省略時はタイムアウトしません 半角数字以外の値を設定したときも無視されます また 1000ミリ秒以下の値を設定したときも無視されます 初期値 :10000 受信サーバに対する最大接続数設定を有効にするかどうかを設定します 初期値 :OFF 受信サーバに対する最大接続数を設定します 省略時は50になります 半角数字以外の値を設定したときは50になります 初期値 :50 振り分け設定機能の対象フォルダをINBOXだけに限定するかどうかのフラグを設定します ON : INBOXに限定する OFF : 全てのフォルダを対象にする初期値 :OFF 受信する本文の最大値 ( 文字数 ) を設定します 初期値 :20000 省略時 :100 宛先確認時に色を変えないドメイン社内ドメインを登録する場合に設定します - 10 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 10

4 WebMail の起動 4.1 の再起動 IWM を認識するため システムのサービスをすべて再起動してください システム全体を再起動することで同時に IWM も起動されます 4.2 初期データの登録 ( ログイングループ毎 ) IWM を使用する際に必要な基本データ ( メニュー ロール ユーザ メッセージ データベース初期データ ) を登録しま す メニューの [ システム設定 ]-[ ライセンス ] をクリックします WebMail の欄の初期データインポートで初期データを投入するログイングループを選択して インポート ボタンを押下すると 基本データがすべて登録されます ( 登録には少し時間がかかります ) データベースの設定をしていない場合 データベース初期データの投入が失敗しますが ポートレットの情報が登録されないだけですので データベース情報の設定後 あとからポートレット情報を登録してもかまいません - 11 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 11

4.3 アプリケーションロール IWM を使用するユーザはユーザ設定で WebMail のアプリケーションロールを登録する必要があります [ ログイングループ管理 ]-[ アカウント設定 ] において IWM を使用させるユーザを選択してください アカウント設定画面の [ アカウント ]-[ 権限設定 ] において アプリケーションロール一覧の追加ボタンを押下してください アプリケーション検索 Window が別 Window で開きます ここで ID が WM アプリケーションが WebMail という項目にチェックして OK ボタンを押してください アカウント設定画面においてアプリケーション一覧の項に WebMail が追加されていることを確認したら 更新ボタンを押してください 以上で 選択しているユーザにアプリケーションロールを与えて ユーザがアプリケーションを使用することができるようになります - 12 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 12

5 ver5.0 から ver5.1 へのデータ移行 IWM ver5.0 をお使いのユーザは 以下の方法により IWM ver5.1 に個人情報設定 アドレス帳などのデータを移行することができます ただし データ以降の作業は WebMail ver5.1 をインストールした直後の状態のときに行ってください WebMail を起動して 個人情報設定などのデータを登録した後に 以下の作業を行うと それまでに登録したデータが失われてしまう可能性があります 5.1 設定情報のデータ移行 IWM ver5.0 の File Server の storage/webmail/data フォルダの下にある ( 設定しているログイングループコード ) ディレクトリ grp_conf ディレクトリを IWM ver5.1 の Resource Service の storage/webmail/data ディレクトリの下にコピーしてください - 13 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 13

6 ファイル一覧 IWM で使用するファイルおよびディレクトリの一覧は以下のとおりです 種別の D はディレクトリで F はファイルです Web サーバのコンテキストルート ファイル及びディレクトリ 種別 説明 webmail D 画像などの静的ファイル flash/webmail D Flashのモジュール Application Runtime ファイル及びディレクトリ 種別 説明 doc/imart/web-inf/lib/webmail.jar F メール送受信モジュール webmail/ D JavaMailアーカイブなど Server Manager ファイル及びディレクトリ 種別 説明 licenses/webmail.iar F WebMail license 情報アーカイブ Resource Service ファイル及びディレクトリ 種別 説明 pages/product/src/webmail/addr D アドレス帳関係のプログラム pages/product/src/webmail/admin_conf D 管理者設定のプログラム pages/product/src/webmail/advance D Flash 用プログラム pages/product/src/webmail/basic_data D 基本データ pages/product/src/webmail/common D 共通画面など pages/product/src/webmail/config D 個人情報設定のプログラム pages/product/src/webmail/data D ファイル保存データ用テンプレートなど pages/product/src/webmail/imode D モバイル画面用プログラム pages/product/src/webmail/ library D 共通関数プログラム pages/product/src/webmail/portlet D ポートレットプログラム pages/product/src/webmail/receive D メール受信画面用プログラム pages/product/src/webmail/send D メール送信画面用プログラム pages/product/src/webmail/unit D ユニットプログラム ( 旧移行ツールなど ) Storage Service ファイル及びディレクトリ 種別 説明 storage/webmail D WebMailデータ用ディレクトリ - 14 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 14

7 アンインストール方法 IWM をアンインストールする場合は 以下の手順に従って作業を行ってください 7.1 メニューの削除 メニューから [WebMail] というメニューを削除してください メニューの名称は 初期データによりインストールされた場合のものです メニュー設定において メニューの名称を変更していた場合には 該当するメニューを削除してください 7.2 ポートレット情報の削除 メニューから [ システム設定 ]-[ ポータル ]-[ ポートレット設定 ] から メール受信状況 というポートレットを削除してください ポートレット名称を メール受信状況 とは違う名前で登録している場合には 該当するポートレットを削除してください 7.3 ファイルの削除 以下の の各サービスをインストールしている各サーバにおいて以下のファイルを削除して下さい Server Manager licenses/webmail.iar conf/message/wm-message_ja.properties Resource Service pages/product/src/webmail Storage Service storage/webmail ディレクトリ Web サーバコネクタまたは Application Runtime のコンテキストルート webmail ディレクトリ Application Runtime のコンテキストルート WEB-INF/lib/webmail.jar Application Runtime のルート lib/imap.jar lib/mail.jar lib/mailapi.jar lib/pop3.jar lib/smtp.jar lib/actication.jar ( 他のプログラムで JavaMail を使用している場合には消さないで下さい ) - 15 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 15

8 FAQ サイト 下記 FAQ サイトにて 技術情報の公開をおこなっています ご利用ください Developer Support site: http://www..jp/support/intramart.cgi - 16 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 16

WebMail ver5.1 インストール ガイド 初版 :January 27, 2006 第三版 :September 27, 2007 Copyright(C) NTT DATA INTRAMART CO.,LTD. TEL: 03-5549-2821 URL: http://www..jp/ 本ドキュメントに記載されている社名及び商品名は 各社の商標及び登録商標です - 17 - Copyright 2000-2007 ( 株 )NTT データイントラマート All rights Reserved. Page 17