ThinkServer EasyStartup を使用した Windows Server 2012 R2 導入ガイド 本文 INDEX 1. ThinkServer EasyStartup プログラムについて 1.1 ThinkServer EasyStartup プログラムとは 1.2 Think

Similar documents
Lenovo Enterprise Solutions - 1 ページ System x3100 M4(2582) - Windows Server 2012 導入ガイド ServeRAID C100 編 目次 : 1. 導入前の作業 1.1 使用するコンポーネント 1.2 オプションの増設 1.3

1.1 使用するコンポーネント 当ガイドにおける導入では 以下のメディア ドライブ ソフトウェアを使用します (1) Windows Server 2012 DVD (2) DVD が読み取り可能な光学ドライブ System x3850 X5 (7143) は CD/DVD ドライブが標準では搭載さ

Lenovo Enterprise Solutions - 1 ページ System x3100 M5(5457)5U モデル - Windows Server 2012 R2 導入ガイド ServeRAID-M1115 編 目次 : 1. 導入前の作業 1.1 使用するコンポーネント 1.2 オプ

SystemsDirector_63_DB_password - 2 ページ 該当 OS Systems Director サーバー 6.3.x がサポートする全てのOS 該当する Systems Director バージョン Systems Director サーバー 6.3.x 対応策 以下の対

Lenovo Enterprise Solutions - 2 ページ 1.1 使用するコンポーネント 当ガイドにおける導入では 以下のメディア ドライブ ソフトウェアを使用します (1) Windows Server 2012 DVD ( または Windows Server 2012 R2 DV

この場合 低速で点滅 (1 秒間に 1 回 ) する状態になるまで しばらくお待ちください カバーの取り外しについて System x3690 X5 (7147) のトップカバーを取り外すためにカバーリリースラッ チを解除すると System x3690 X5 (7147) の電源はオフになります

Lenovo System x3250 M6 (3633) Windows Server 2016 導入ガイド [ServeRAID-C110 編]

Lenovo System x3250 M6 (3633) Windows Server 2012 R2 導入ガイド

2015 年 1 月初版 発行 : レノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社 担当 : テクニカル セールス Microsoft WindowsおよびWindowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です Intel Xeonは Intel

ServerGuide Scripting Toolkit 導入ガイド Windows Server 2008 R2 簡易導入ガイド - ローカルインストール -

Lenovo Enterprise Solutions - 1 ページ System x3100 M5 (5457) 4U モデル - Windows Server 2012 R2 導入ガイド ServeRAID C100 編 目次 : 1. 導入前の作業 1.1. 使用するコンポーネントの準備 1

お願い ここに記載されている情報とそれに対応する製品をご使用になる前に < 当ガイドをご利用になる前に > の事項を 必ずご確認ください 2

HPE ProLiant Thin Micro TM200 サーバー Microsoft Windows Server インストール手順

が途絶えない限り この初期化は不要です 1.1 必要となるコンポーネント 導入には以下のメディア およびソフトウェアが必要になります OS 導入前に用意が必要なもの Windows Server 2012 DVD ( または Windows Server 2012 R2 DVD) リモートでインスト

2012 年 9 月初版 発行 : レノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社 担当 : テクニカル セールス Microsoft WindowsおよびWindowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です Intel Xeonは Intel

お願い ここに記載されている情報とそれに対応する製品をご使用になる前に < 当ガイドをご利用になる前に > の事項を 必ずご確認ください 2

他のOSをお使いになる方へ

当ガイドをご利用になる前に 当内容は お客様 販売店様 その他関係者が System x, Flex Systemなどを活用することを目的として作成しました 詳細につきましては URL( の利用条件をご参照ください 当技術資料に含

System x3650 M5 (5462/8871) Microsoft Windows Server 2012 R2 導入ガイド 目次 1. 導入前の作業 使用するコンポーネント オプションの増設 デバイス ドライバーの準備

目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメデ

RDX へのバックアップ 3 ベアメタル復旧手順書 2014 年 11 月

米国サイトからダウンロードする場合にはtransfer protocol: を選択する画面が表示されますので FTP HTTP IBM Download Director のいずれかを

OKI Universal Hiper-C プリンタドライバ ユーザーズマニュアル ( セットアップと使い方編 ) 最終更新日 2012 年 9 月第 2 版

アップデート手順概要

Windows 7 Professional (Windows 8 Pro 64bitダウングレード)モデルをお使いの方へ

Microsoft Word - 補足説明_Win7_Server2008R2__R1.doc

System x3650 M5 (5462) - Microsoft Windows Server 2012 R2 導入ガイド 1. 導入前の作業 1.1 使用するコンポーネント 1.2 オプションの増設 1.3 デバイス ドライバーの準備 必要となるデバイス ドライバー デ

改版履歴 Ver. 日付履歴初版 2014/7/10 - 目次 1. はじめに クラスター構築の流れ Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 OS のセットアップ時の注意... -

Z400/600/800 WS Win7 32bit SATA マニュアルインストール手順書

OS と Starter Pack の対応 (Express5800/R110j-1 向け ) OS と Starter Pack について Express5800/R110j-1 ( 以下サーバ本体製品 ) では Starter Pack のバージョンによってサポート可能な OS が決まります シ

改版履歴 Ver. 日付履歴 1.0 版 2014/5/30 目次 0 はじめに 本文中の記号について Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 Windows Server Failover

利用ガイド

目次 1. プリンタの設定 プリンタ出力モード設定 3 2. B-419 プリンタドライバのインストール 前準備 4 インストール 6 3. 用紙設定 圧着サーマル送り状 らく楽複写送り状 印刷設定 印刷設定 ネットワークプリンタ対応 共有指定 ネットワークプリンタの設定

ThinkPad Wireless WAN Card Quick Start Guide_JA

Crucial Client SSDでのファームウェアアップデート手順

目次 はじめに StorageCraft Recovery Environment Builder をインストールする 必要なソフトウェアを確認する ダウンロードする インストールを実行する Window

Lenovo Enterprise Solutions - 1 ページ System x3300 M4(7382) - Windows Server 2008 R2 導入ガイド ServeRAID-M1115 編 目次 : 1. 導入前の作業 1.1 使用するコンポーネント 1.2 デバイス ドライ

Vista 対応 BIOS アップデート方法 Windows vista で RAID カードを使用時に Visata インストール時に vista 用ドライバを認識しない時にご使用下さい * 問題がない場合は 以下作業を行う必要はございません 起動ディスク作成方法 <Windows XP をご利用

目次 はじめに StorageCraft Recovery Environment Builder をインストールする 必要なソフトウェアを確認する ダウンロードする インストールを実行する Window

目次 初めに必ずお読みください ソフトウェアのインストール ソフトウェアの選択 ソフトウェアのインストール レシーバー用ドライバのインストール WindowsXP のインストール方法 Win

ソフトウェアの更新ユーザーガイド

改版履歴 Ver. 日付履歴 1.0 版 2014/5/30 新規作成 目次 0 はじめに 本文中の記号について Hyper-V 2.0 をインストールするための準備 インストール前に確認が必要なもの Hyper-V 2.0 の

Windows Small Business Server 2011 Essentials クライアントPCリストアガイド

インストレーションガイド_WME

Win8ドットNET有効化

Microsoft Word - 3Ware_RaidManual.doc

システムコマンダー8を使用したWindows とLindowOS の共存方法

Microsoft PowerPoint ï½žéł»å�’å–¥æœ�ㇷㇹㅃㅀ㇤ㅳㇹㅋㅼㅫ曉逃.ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›]

================================================================== UHF 帯 RFID ロングレンジリーダライタドライバインストールマニュアル 2011 年 1 月 19 日 ============================

CompuSec SW 強制削除手順

nLiteによるドライバの統合 - フロッピーディスク不要のXPインストールCDの作成方法 -

Microsoft Windows XP Professional x64 Editionインストール方法説明書

UEFI環境におけるWindows Serverバックアップのシステム回復手順

目次 第 1 章概要....1 第 2 章インストールの前に... 2 第 3 章 Windows OS でのインストール...2 第 4 章 Windows OS でのアプリケーション設定 TP-LINK USB プリンターコントローラーを起動 / 終了するには

ダウングレードモデルの仕様 本機の仕様について説明します OS(Windows) UEFI の設定 本機にインストールされている OS(Windows) は次のとおりです 購入時 :Windows 7 がインストールされています OS 変更時 :Windows 10 をインストールして使用します ラ

Red Hat Enterprise Linux OSの手動インストール

ActiveImage Protector 2016 R2 for Express5800 / ftサーバ

Copyright 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 製品についての注意事項 このユーザーガイドでは ほとんどのモデルに共通の

        ALTIRIS Client Management Suite Upgrade Guide                                 Rev 年6月30日  

< F F D815B B408EED95CA C815B83678FEE95F13F7C3F C815B A896E282A28D8782ED82B93F7C3F57494C4C4

ホストプログラム操作説明書

Microsoft Word - MAR Win10セットアップ_リカバリー手順_1802.docx

クライアント証明書インストールマニュアル

操作ガイド 用紙タイプ登録ツール

ダウングレードモデルの仕様 本機の仕様について説明します OS(Windows) UEFI の設定 本機にインストールされている OS(Windows) は次のとおりです 購入時 :Windows 7 がインストールされています OS 変更時 :Windows 10 をインストールして使用します ラ

Road Hog / Road Hog Full Boar コンソール Flying Pig Systems 2012/06 起動可能な USB フラッシュドライブを使用したリストア USHIO LIGHTING Ver 1.0 この資料は コンソールのフル又はパーシャルリストアに使用できる USB

Windows 8 アップグレードガイド 本書は アップグレード対象機種のオペレーティングシステムを Windows 7 から Windows 8 にアップグレー ドする為の手順を記載したものです アップグレードに際しての注意事項 Windows 8 へのアップグレード後に 一部の機能がご利用いただ

DJ170 第 3 版 2016 年 8 月 Windows 7 インストール時のご注意 Windows 7 のインストールディスクには xhci ホストコントローラー用ドライバーが含まれておりません Windows 7 オペレーティングシステムのインストール時に USB 接続のキーボードやマウスが

[給与]給与奉行LANPACK for WindowsNTのサーバーセットアップのエラー

シヤチハタ デジタルネーム 操作マニュアル

FTDI USB-Serial Converter デバイスドライバのインストール(Rev.1.01)

EXPRESSBUILDER の画面について 次のように EXPRESSBUILDER の表示画面等が変更になっています 該当する箇所を読み替えてインストールを進めてくださ い インストール方法 追加 変更箇所 EXPRESSBUILDER を使って Assisted オプションでインストール する

電子納品のセットアップ(ネット認証版)

目次 1. Windows PE 版起動 CDの作成の流れ Windows 8/7 での起動 CD 作成準備 Windows Vista/XPでの起動 CD 作成準備 Windows Vista/XPでの起動 CD 作成準備

NP-500 V-860/V-980用

System x3500 M4 (7383) - Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 導入ガイド ServeRAID-M5110, M1115 編 OS インストール INDEX 1. 導入前の作業 1.1 使用するコンポーネント 1.2 オプションの増設 1.

電子納品のセットアップ(ネット認証版)

CentreCOM VT-Kit2 plus リリースノート

PowerPoint プレゼンテーション

Section 16-7 Mac で Windows も使う (Boot Camp) 光学式ドライブ DVD が読み取れる光学式ドライブを使った方がスムーズにインストールできます 光学式ドライブの付 いていない Mac は Windows インストールディスクの ISO イメージデータを使ってもイン

手順書

ご注意 Windows XP へのダウングレードについて このたびはフロンティア製品をお買い上げいただきまして ありがとうございます 本機は搭載の OS Windows Vista 及び Windows 7 シリーズを Windows XP Professional にダウングレードすることができま

BladeCenter HS23 (7875) - Windows Server 2008 R2 SP1 導入ガイド

Flex System x220 (7906) - Windows Server 2008 R2 SP1 導入ガイド ServeRAID C105 編 ヒント集 INDEX 1. 導入前の作業 1.1 必要となるコンポーネント 1.2 uefi/bios CMM レベルの確認 uefi/

スライド 1

Print Server バージョンV2

お願い ここに記載されている情報とそれに対応する製品をご使用になる前に < 当ガイドをご利用になる前に > の事項を 必ずご確認ください 2

Windows Server 2012 Hyper-V 導入ガイド Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2

スタ⁠ート ガイド

HPシンクライアントイメージ入れ替え手順書

System x3650 M4 (7915) - Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 導入ガイド OS インストール INDEX 1. 導入前の作業 1.1 使用するコンポーネント 1.2 オプションの増設 1.3 デバイス ドライバーの準備 使用す

BitLocker 構成手順書 ( 新規インストール TPM 無 ドメイン参加無 ) 目的 Microsoft Windows Vista Enterprise もしくは Ultimate を新規インストールする場合に BitLocker を構成するための手順書である 対象 OS:Microsoft

プリンタドライバのインストール. Windows で使用する場合 Windows プリンタドライバのインストール方法は 接続方法や使用するプリンタドライバによって異なります また コンピュータの OS によってインストール方法が異なります お使いのコンピュータの OS に合わせて 以下の参照ページを

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

REX-C56EX FAX送信 第5.0版

他のOSをお使いになる方へ

FUJITSU Printer XL-C8350 プリンタードライバーインストールガイド はじめに このマニュアルは FUJITSU Printer XL-C8350 を Windows 10 /Windows 8.1 /Windows 7 Microsoft Windows Server 2016

Inet-Builder Client 操作説明書

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

GW-US54GXS_QIG_WIN7_XLINK_V1.xls

Transcription:

ThinkServer EasyStartup を使用した Windows Server 2012 R2 導入ガイド 本文 INDEX 1. ThinkServer EasyStartup プログラムについて 1.1 ThinkServer EasyStartup プログラムとは 1.2 ThinkServer EasyStartup プログラムの特長 2. 導入前の作業 2.1 使用するコンポーネント 2.2 RAID の構成 3. ThinkServer EasyStartup プログラムの起動 4. オペレーティング システムのインストール 1. ThinkServer EasyStartup プログラムについて 当カイドは ThinkServer EasyStartup プログラムを使用して Windows Server 2012 R2 を GUI 使用サーバー (Server Core インストールではなく ) として導入する手順を記述しています 1.1 ThinkServer EasyStartup プログラムとは ThinkServer EasyStartup プログラムは サポートされているオペレーティング システムとデバイス ドライバーをサーバーにインストールするプロセスを簡略化します このプログラムは Windows あるいは Linux オペレーティング システムのインストール ディスクと連動して機能し オペレーティング システムおよび関連するデバイス ドライバーのインストール プロセスを自動化します このプログラムは サーバーに付属の自己起動型 ( ブート可能 ) ThinkServer EasyStartup DVD に収録されています このプログラムのユーザー ガイドも DVD に収められており プログラムのインターフェースから直接アクセスすることができます ThinkServer EasyStartup DVD がない場合は ISO イメージを Lenovo Web サイトからダウンロードし ディスクをご自分で作成できます

1.2 ThinkServer EasyStartup プログラムの特長 ThinkServer EasyStartup プログラムには 以下の特長があります 自己起動型 ( ブート可能 ) DVD に収録 使いやすい 各国語対応インターフェース ヘルプ システムおよびユーザー ガイドの統合 自動ハードウェア検出 複数オペレーティング システムに対するサポート オペレーティング システムおよびデバイス ドライバーの無人モードでのインストールによる時間節約機能 デバイス ドライバーの提供 ( サーバー モデルおよび検出されたデバイスに基づく ) オペレーティング システムに従った ThinkServer EasyStartup DVD からのデバイス ドライバーのダウンロード 選択可能な区画サイズおよびファイル システムのタイプ 類似構成の Lenovo サーバーで使用できる再使用可能な応答ファイルの作成による 将来のインストールの迅速化機能 2. 導入前の作業 2.1 使用するコンポーネント当ガイドで紹介する導入手順では 次のメディア ドライブ ソフトウェアを使用します (1)ThinkServer 本体とオプション 当ガイドでは 以下の構成となります ThinkServer TS140(70A00017JP) 1 台 (2) Windows Server 2012 R2 DVD (3) ThinkServer EasyStartup DVD v3.8.1h ThinkServer EasyStartup DVD v3.8.1h は Windows Server 2012 R2 with Update DVD には対応していません ThinkServer EasyStartup プログラムをサポートする ThinkServer には ThinkServer EasyStartup DVD が同梱されております ThinkServer EasyStartup プログラムの最新版は Lenovo Web サイトからダウンロード可能です 最新版でのご利用をお勧めします ThinkServer EasyStartup の最新版やデバイス ドライバー等のパッケージファイルを個別に入手する方法については以下をご参照ください

入手方法 1. レノボ サポートにアクセスし ご利用の機種などを選択してください レノボ サポート http://support.lenovo.com/jp/ja/products/servers?c=1 ThinkServer TS140 の場合は 以下のように項目を選択して [ 進む ] を選択します 製品カテゴリーを選択する :[ サーバー ] シリーズを選択してください [ThinkServer タワーサーバー ] サブシリーズ / モデルを選択してください [ThinkServer TS140] 2. 表示される一覧より 必要となるパッケージを選択してダウンロードすることができます 各パッケージの インストール文書 を選択すると各パッケージの詳細を確認できます 要素 : や オペレーティングシステム を選択することで表示される一覧を絞り込むことが可能です 要素にて EasySuite を選択すると ThinkServer EasyStartup を簡単に見つけられます

2.2 RAID の構成 ThinkServer TS140/TS440 のオンボード SATA RAID コントローラーにて RAID を構成する場合には ThinkServer EasyStartup プログラムの利用前に Lenovo BIOS Setup Utility で SATA モードを RAID に設定します そして ThinkServer TS140/TS440 を再起動し プロンプトが表示されたら Ctrl+I を押して RAID 構成ユーティリティー プログラム入り RAID を構成します RAID 構成後 ThinkServer TS140/TS440 を再起動し ThinkServer EasyStartup プログラムを利用してオペレーティングシステムをインストールします 当ガイドの構成では オンボード SATA RAID コントローラーにて RAID を構成済みとなります RAID 構成の詳細については以下のユーザー ガイドをご参照ください ここでは RAID 構成の詳細は省略します ThinkServer TS140 ユーザー ガイド http://download.lenovo.com/ibmdl/pub/pc/pccbbs/thinkservers/ts140_ug_jp.pdf ThinkServer TS440 ユーザー ガイド http://download.lenovo.com/ibmdl/pub/pc/pccbbs/thinkservers/ts440_user_guide_jp.pdf

3. ThinkServer EasyStartup プログラムの起動 ThinkServer EasyStartup プログラムを起動するには 次のようにします ThinkServer TS140 ではデフォルトで BIOS モードで起動します (Lenovo BIOS Setup Utility から Startup->Boot Mode[Auto, UEFI Only, Legacy Only] Boot Priority[UEFI First, Legacy First] 太字がデフォルト設定 ) 1. サーバーの電源を投入し すぐに ThinkServer EasyStartup DVD を光学式ドライブに挿入します 最初の起動デバイスをデフォルトから変更している場合には Lenovo BIOS Setup Utility で光学式ドライブを最初の起動デバイスに設定変更してください 起動デバイスに変更方法については 2.2 に記載のユーザー ガイドをご参照ください

2. ThinkServer EasyStartup プログラムのロード画面が表示されます

3. Language と Keyboard layout の選択画面が表示されます

4. Language と Keyboard layout の選択画面で 日本語 を選択して [OK] を押下します

5. RAID 構成の注意画面が表示されますので [ 次へ ] を押下します

6. LENOVO ライセンス契約書 画面が表示されますので [ 同意する ] を押下します

7. 日付と日時 画面が表示されますので 日付と日時を入力して [OK] を押下します

8. 開始オプション 画面が表示されますので メイン インターフェースに進みます を選択して [OK] を押下します

9. ホーム 画面が表示されます

4. オペレーティング システムのインストール ThinkServer EasyStartup プログラムを起動し そこからオペレーティング システムをインストールするには 次のようにします 1. ホーム 画面から オペレーティング システムのインストール を選択します

2. オペレーティング システムの選択 画面が表示されますので Microsoft Windows Server 2012 R2 を選択し [ 次へ ] を押下します UEFI モードで起動している場合には 注 :EasyStartup は現在 UEFI モードで実行中です と表示されます

3. ディスクの選択 画面が表示されますので [ 次へ ] を押下します

4. パーティション オプション 画面が表示されますので インストール時にドライブを再パーティション化します が選択されていること確認し [ 次へ ] を押下します パーティション タイプは MBR であることが必要です は BIOS モードの場合に表示されます

5. パーティション設定 画面が表示されますので パーティション サイズを指定して [ 次へ ] を押下します 当ガイドでは最大サイズを指定しました

6. インストール設定 画面が表示されますので 必要事項を入力して [ 次へ ] を押下します 当ガイドでは ユーザーの氏名 タイム ゾーン プロダクト キー 管理者設定 を指定しました

7. ネットワーク設定 画面が表示されますので 必要事項を入力して [ 次へ ] を押下します 当ガイドでは ドメインおよびワークグループの設定 を指定しました

8. アプリケーションのインストール 画面が表示されますので DVD 書き込みソフトウェアのインストール のチェックを外し [ 次へ ] を押下します 書き込み可能な DVD ドライブオプションを搭載した場合には DVD 書き込みソフトウェアの利用が可能です

9. Windows コンポーネントのインストール 画面が表示されますので [ 次へ ] を押下します 当ガイドでは オプションの Windows コンポーネント は指定しません

10. 設定の確認 画面が表示されますので 設定を確認して [ 次へ ] を押下します

11. 応答ファイルの保存 画面が表示されますので いいえ 応答ファイルを保存しません にチェックされていることを確認し [ 次へ ] を押下します 当ガイドでは 応答ファイルを保存しません

12. インストールの開始 画面が表示されますので [ 終了 ] を押下します

13. 注意 画面が表示されますので [ はい ] を押下します

14. システム ファイルをコピー中です... 画面が表示されます この画面から 15. の画面まで約 2-3 分です

15. Microsoft Windows Server 2012 R2 のインストール ディスクを挿入します... 画面が表示されますので Windows Server 2012 R2 DVD を挿入し [OK] を押下します Windows Server 2012 R2 with Update DVD は利用できません

16. オペレーティング システムの選択 画面がと表示されますので Windows Server 2012 R2 Standard(GUI 使用サーバー ) にチェックし [OK] を押下します 当ガイドは Windows Server 2012 R2 Standard(GUI 使用サーバー ) を選択します

17. エンド ユーザーのご使用条件 画面が表示されますので [ 同意する ] を押下します

18. Windows インストールのソース ファイルをコピー中です... 画面が表示されます

19. Windows をインストールしています 画面が表示されます

20. サーバーマネージャー 画面が表示されます

21. キーボードを英語配列から日本語配列に変更します デバイスマネージャー から キーボード -> HID キーボードデバイス を右クリックして ドライバーソフトウェアの更新 (P)... を選択します キーボードの英語配列を確認するには メモ帳等から [Shift]+[2] を押下し @ が表示される場合は 英語配列です 日本語配列の場合は [Shift]+[2] を押下すると " が表示されます

22. どのような方法でドライバーソフトウェアを検索しますか? 画面が表示されますので コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します (R) を選択します 23. コンピューター上のドライバーソフトウェアを参照します 画面が表示されますので コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します (L) を選択します

24. このハードウェアのためにインストールする... 画面が表示されますので 互換性のあるハードウェアを表示 (C) のチェックを外し 製造元 -> ( 標準キーボード ) -> モデル -> 日本語 PS/2 キーボード (106/109 キー ) を選択して [ 次へ ] を押下します 25. ドライバーの更新警告 画面が表示されますので [ はい ] を押下します

26. デバイス用のドライバーソフトウェアが見つかりましたが... 画面が表示されますので [ 閉じる ] を押下します

27. デバイスマネージャー 画面に戻りますので キーボード -> 日本語 PS/2 キーボード (106/109 キー ) を右クリックして ドライバーソフトウェアの更新 (P)... を選択します 28. どのような方法でドライバーソフトウェアを検索しますか? 画面が表示されますので ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します (S) を選択します

29. ドライバーソフトウェアが正常に更新されました 画面が表示されますので [ 閉じる ] を押下します 30. Windows Server 2012 R2 を再起動します これで Windows Server 2012 R2 再起動後にキーボードが英語配列から日本語配列となります キーボードの英語配列を確認するには メモ帳等から [Shift]+[2] を押下し @ が表示される場合は 英語配列です 日本語配列の場合は [Shift]+[2] を押下すると " が表示されます 31. 以上で ThinkServer EasyStartup プログラムを利用した Windows Server 2012 R2 のインストールは完了です

< 参考!> 導入した Windows Server 2012 R2 の Edition を確認する方法について 導入した Windows Server 2012 R2 の Edition については 以下の方法で確認することができます Server Core インストール環境の場合 コマンドプロンプト や Windows PowerShell にて "systeminfo" コマンドを実行して OS 名を確認してください Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter などと表示されることで OS が正しく導入されたことを確認できます GUI 使用サーバー環境の場合 サーバーマネージャー を起動て < ツール > - < システム情報 > の OS 名を確認してください Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter などと表示されることで OS が正しく導入されたことを確認できます < 参考!> 導入した Windows Server 2012 R2 が uefi/bios モードのどちらで導入されているのかを確認する方法について 導入した Windows Server 2012 R2 が uefi/bios モードのどちらで導入されているのかについては 以下の方法で確認することができます Server Core インストール環境の場合 コマンドプロンプト や Windows PowerShell にて 以下の方法で確認できます 1."diskpart" コマンドを実行します 2."list disk" コマンドを実行して OS が導入されているディスクの GPT の項目を確認します それぞれ以下のとおりです * と表示されている場合は uefi モード ( 空白 ) になっている場合は BIOS モード 確認したら "exit" コマンドを実行して "diskpart" を終了します GUI 使用サーバー環境の場合 サーバーマネージャー より 以下の方法で確認できます 1. サーバーマネージャー を起動して < ツール > - < コンピューターの管理 > を開きます 2.< ディスクの管理 > の項目を開き Windows Server 2012 R2 が導入されたディスクを右クリックしてプロパティを開きます 3.< ボリューム > タブを開いて [ パーティションのスタイル ] の項目を確認します それぞれ以下のとおりです GUID パーティションテーブル (GPT) と表示されている場合は uefi モード マスターブートレコード (MBR) と表示されている場合は BIOS モード

関連サイトのリンク Configuring ThinkServer RAID 100 on the TS140 and TS440 http://www.lenovo.com/images/products/server/pdfs/tech_resources/thinkserver_config_raid_100_ts140_ ts440_tr.pdf ThinkServer TS140 Operating System Installation Guide http://us.download.lenovo.com/ibmdl/pub/pc/pccbbs/thinkservers/ts140os_en.pdf 免責 当内容は お客様 販売店様 その他関係者が System x, Flex System などを活用することを目的として作成しました 詳細につきましては URL( http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/ ) の利用条件をご参照ください 当技術資料に含まれるレノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社および Lenovo Enterprise Solutions ( 以下総称して LES) 以外の製品に関する情報は 各提供ベンダーより提供されたものであり LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません 当技術資料の個々の項目は LES にて検証されていますが お客様の環境において全く同一または同様な結果が得られる保証はありません お客様の環境 その他の要因によって異なる場合があります お客様自身の環境にこれらの技術を適用される場合は お客様自身の責任と費用において行なってくださいますようお願いいたします Copyright 2015 レノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社