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$ wget http://ftp.orca.med.or.jp/pub/etc/tools/jma-offline-pkg.tgz ファイルを解凍します (md5: 1d3ee905f82e6760a78a520a86197270 jma-offline-pkg.tgz) $ tar xvzf jma-offline-pkg.tgz ディストリビューションに合わせたオプションで処理を行います $ cd jma-offline-pkg Ubuntu16.04 xenial 5.0.0 の場合 $ bash jma-offline-pkg-v2 xenial5.0 Ubuntu14.04 trusty 5.0.0 の場合 $ bash jma-offline-pkg-v2 trusty5.0 ライセンスマスターの更新データファイルを取得する場合は アクセスキーの設定ファイルを準備します 解凍したディレクトリ内にある設定ファイル (accesskey) を編集します #HOSPID= JPN000000000000 #ACCESSKEY= 1111222233334444 ~ ddddeeeeffffgggg HOSPID= 医療機関 ID を入力 ACCESSKEY= アクセスキーを入力アクセスキーは本システムのマスタ更新画面からキー取得処理を行います 医療機関専用サイト ( https://orcaid.orca.med.or.jp/minst/signin ) から発行されたアクセスキーを参照してください 処理コマンドに -l( 小文字のエル ) オプションを指定して実行します Ubuntu16.04 xenial 5.0.0 の場合 $ bash jma-offline-pkg-v2 -l xenial5.0 確認メッセージを表示しますので Y ( はい ) と入力するとダウンロードが始まります 処理を開始します よろしいですか?(Y/N): Y スクリプトにより /tmp/jma-cdwork という作業フォルダを作成しダウンロードします (2)CD-ROM 等メディアの記録 CD ライティングソフトウェアを使用して 作業フォルダから CD-ROM 等のメディアへ記録を行いま 2

す カレントが pub/ から始まるように注意して記録を行います CD-ROM 記録の参考 iso イメージファイルの作成 $ mkisofs -r -l -J -o /tmp/orcamnt.iso /tmp/jma-cdwork この例では /tmp フォルダに orcamnt.iso というファイルが作成されます CD-ROM へ記録 -dummy オプションを指定して書き込みテストを実行します $ cdrecord dev=/dev/*** speed=4 -dummy -v -data /tmp/orcamnt.iso dev= オプションには CD-R/RW ドライブのデバイス名を指定します 問題なければ実際に書き込みを行います $ cdrecord dev=/dev/*** speed=4 -v -data /tmp/orcamnt.iso 以上で 本システム関係のメンテナンスデータソースが完成しました 4 セットアップ ( 環境設定ファイルの編集 ) (1) 本システムのメンテナンスのためのセットアップ apt-line の設定ファイル (/etc/apt/sources.list.d/[ 設定ファイル ]) を編集します 例えば CD-ROM のマウントポイントが /cdrom の場合は以下のように設定を行います xenial の場合 deb file:/cdrom/pub/ubuntu xenial(version) jma (version) 部分は 例えば 5.0.0 ならば 5.0 となります deb file:/cdrom/pub/ubuntu xenial5.0 jma trusty の場合 deb file:/cdrom/pub/ubuntu trusty(version) jma (version) 部分は 例えば 5.0.0 ならば 5.0 となります deb file:/cdrom/pub/ubuntu trusty5.0 jma 以下は xenial5.0.0 版を例として jma-receipt-xenial50.list を編集した内容となります 3

#deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu xenial5.0 jma #deb-src http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu xenial5.0 jma #deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu xenial-common jma #deb-src http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu xenial-common jma 設定が有効になっている行をコメントにします deb file:/cdrom/pub/ubuntu xenial5.0 jma deb file:/cdrom/pub/ubuntu xenial-common jma 次に Ubuntu Official パッケージのための apt-line 設定ファイル (/etc/apt/sources.list) を編集します 以下は xenial を例とした内容となります #deb cdrom:[ubuntu 16.04 LTS _Xenial Xerus_ - Release amd64(20160426.1)/ xenial main restricted # See http://help.ubuntu.com/community/upgradenotes for how to upgrade to # newer versions of the distribution. #deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ xenial main restricted #deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ xenial main restricted 設定が有効になっている行をコメントにします ## Major bug fix updates produced after the final release of the ## distribution. #deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ xenial-updates main restricted #deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ xenial-updates main restricted 設定が有効になっている行をコメントにします ## N.B. software from this repository is ENTIRELY UNSUPPORTED by the Ubuntu ~( 以下省略 ) (2)DB 構造変更 プログラム更新 マスタ更新のためのセットアップ DB 構造変更 プログラム更新 マスタ更新などメンテナンスを行うための更新データの位置について設定を行います /etc/jma-receipt/jma-receipt.conf を編集します メンテナンス内容に対する更新データの位置を表す環境変数は以下となります DB 構造変更 :DBUPGRADEPATH プログラム更新 :PGUPGRADEPATH 標準マスタ更新 :MSTUPDATEPATH ライセンスマスタ更新 :DBLICENSEPATH 4

例えば 更新データの媒体が CD-ROM であり マウントポイントが /cdrom の場合は以下のように設定を行います ( 省略 ) #WGETOPTION=--passive-ftp # file protocol ファイルプロトコルを記述する DBUPGRADEPATH=file:///cdrom/pub/orca_data コメント (#) を削除 PGUPGRADEPATH=file:///cdrom/pub/bugfix/(os)/(architecture)/(version) コメント (#) を削除 (os) には xenial,trusty,precise の場合 ubuntu (architecture) には xenial,trusty,precise の場合 amd64 それ以外の場合 i386 (version) には xenial の場合 xenial trusty の場合 trusty precise の場合 precise MSTUPDATEPATH=file:///cdrom/pub/orca_data コメント (#) を削除 DBLICENSEPATH=file:///cdrom/pub/orca_data/license_master コメント (#) を削除 この他に 更新データの位置が nfs 上にある場合も そのパスをファイルプロトコル ( file:// ) を使用して記述を行います なお ネットワーク上に ftp サーバまたは http サーバを設置し それより更新データを取得させる場合は それぞれ http protocol ftp protocol の環境変数に対し編集を行います (3) プラグインパッケージのためのセットアップ (ver5.0.0 以降 ) プラグインパッケージのマウントポイントは /media になります 例えば CD-ROM のマウントポイントが /cdrom の場合はシンボリックリンクを作成します $ sudo ln -s /cdrom/pub /media/pub 次にプラグインの設定ファイル (/etc/jma-receipt/jppinfo.list) を編集します --- :root: /var/lib/jma-receipt/plugin :list: - /media/pub/receipt/plugin/(version)/jpplist1-offline.yml - /media/pub/receipt/plugin/(version)/jpplist2-offline.yml :linkprefix: /usr/local/site-jma-receipt :verify: true (version) には 日レセのバージョン 5.0.0 の場合 5.0.0 5

5 更新処理 環境設定ファイルが 本説明書の 4 セットアップ ( 環境設定ファイルの編集 ) で説明した内 容になっていることを確認します (1) メンテナンスデータソースのマウント メンテナンスデータソースを CD ディスク装置にセットします (2) 本システムのアップグレード ( インストール ) の実行 $ sudo apt-get update エラーが発生していないことを確認してください $ sudo apt-get dist-upgrade パッケージのアップグレード ( インストール ) が正常終了したことを確認してください (3) マスタ更新 プログラム更新処理の実行本システムのメニュー画面より プログラム更新 または マスタ更新 を選択し更新処理を実行します オンライン更新でもオフライン更新でも処理の起動方法は同じです (4) プラグインパッケージ更新処理の実行 (ver5.0.0 以降 ) (5)/media ポイントのシンボリック解除 (ver5.0.0 以降でプラグインの設定した場合 ) $ sudo rm /media/pub (6)CD-ROM のアンマウントメンテナンスデータソースを CD ディスク装置から取り出します 6