USB フラッシュメモリ TransMemory -EXⅡ TM セキュリティソフト ユーザマニュアル セミコンダクター & ストレージ社
目次 第 1 章はじめに... 2 第 2 章必要なシステム構成... 4 第 3 章セキュリティソフトの導入方法... 5 1. セキュリティソフトの導入... 5 1.1. プリインストール版からの導入... 5 1.2. インターネット経由からの導入... 6 第 4 章セキュリティソフトの使用方法... 9 1. セキュリティソフトの起動と設定... 9 1.1. セキュリティソフトの起動... 9 1.2. プロテクト エリアの設定... 11 1.3. 初期パスワードの設定... 14 1.4. パスワードの変更... 17 2. セキュリティソフトのログインとログアウト... 20 2.1. プロテクト エリアへのログイン... 20 2.2. プロテクト エリアからのログアウト... 22 2.3. セキュリティソフトの操作終了... 23 2.4. セキュリティソフトの完全終了... 24 第 5 章セキュリティソフトの活用術... 25 1. 本製品を FAT32 形式でフォーマットする... 25 2. 本製品を複数接続中に切り替えて使用する... 27 第 6 章よくある質問... 28 第 7 章問い合わせ先... 30 1
第 1 章はじめに このたびは USB フラッシュメモリ (TransMemory -EXⅡ TM ) をご購入いただきまして まことにありがとうございます 本製品は以下の特徴を備えております TransMemory -EXⅡ TM は 東芝製 NANDフラッシュメモリを採用したUSB フラッシュメモリです パソコンのリムーバブルディスクとして使用することができます バスパワード方式ですので AC 電源アダプタは必要ありません EX II Pad ( 以降 Locker セキュリティソフト ) は 本製品に対し次の機能を使用することができます - 保存したデータなどに パスワードロックをかけ保護する機能 - 64GB 以上のモデルに対しても FAT32 形式でフォーマットする機能 - パソコンに複数接続した場合にも 製品を切り替えて使用できる機能 あなたが記録したものは 個人として楽しむなどのほかは 著作権法上 権利者に無断で使用できません セキュリティソフトでフォーマット中に 振動 衝撃を与えたり 電源をきったり パソコンの起動 再起動 スタンバイや休止状態にしないてください セキュリティソフトでフォーマット中に これらの操作が行われた場合 再度セキュリティソフトでフォーマットしてください セキュリティソフトを使用し 本製品のプロテクト エリアが動作中に 本製品を接続したままパソコンで次の操作をすると 正常に動作しないことがあります 起動 再起動 スタンバイや休止状態からの復帰これらの操作が行われた場合 本製品をパソコンから取り外し 再度本製品をパソコンに接続し プロテクト エリアへ再度ログインしてください ご使用の OSが Windows TM で フリー エリアに Vista ReadyBoost 機能を設定して使っている場合 プロテクト エリアへのログインできないことがあります その TM 場合 ReayBoost 機能を解除して 本製品をパソコンから取り外し 再度本製品をパソコンに接続し プロテクト エリアへ再度ログインしてください ご使用の OSが Windows の場合 プロテクト エリアに Vista ReadyBoost TM 機能を設定しないてください 2
本書は セキュリティソフトのインストール方法や 取り扱い方法などについてまとめています セキュリティソフトをご使用になる前に 本書をよくお読みになり 正しくお使いください 本書に描かれている画像は 実際とは多少異なる場合が有ります 意匠 仕様等は予告なく変更することがあります T ra dem a rk s Microsoft Windows は 米国マイクロソフト社の米国および その他の国における登録商標です Intel Pentium はIntel Corporation の各国での商標または登録商標です USB ロゴは 商標です その他 各社名および各商品名は 各社の商標または登録商標です 3
第 2 章必要なシステム構成 本製品を正常に動作させるためには 以下のシステムが必要です 対応機種 CPUInt el Pentium Ⅱ266MHz 以上 ハードディスク空き容量 800KB 以上 USBSpecification に準拠したUSB ポートを持つ機器 ( 自作 PC 又は 改造 PCにおいては 動作保証できません ) 対応 OS Microsoft Windows XP Professional ServicePack 2 以上 Microsoft Windows XP HomeEdition ServicePack 2 以上 Microsoft Windows Vista Ultimate Microsoft Windows Vista Enterprise Microsoft Windows Vista Business Microsoft Windows Vista HomePremium Microsoft Windows Vista HomeBasic Microsoft Windows 7 Ultimate Microsoft Windows 7 Enterprise Microsoft Windows 7 Professional Microsoft Windows 7 HomePremium Microsoft Windows 7 HomeBasic Microsoft Windows 7 Starter Microsoft Windows 8 Enterprise Microsoft Windows 8 Pro Microsoft Windows 8 また M i c r o s ow fi tn d o w Xs Pの場合は コンピュータの管理者 (Administrators) グループに属するユーザで OSにログインしてからご使用ください そうでないユーザでログインした場合 エラーが発生することがあります Microsoft Windows 以外のOSには対応していません 4
第 3 章セキュリティソフトの導入方法 ここでは 本製品でセキュリティソフトを使用するためのセキュリティソフトの導入方法を説明します 下記の説明に従って正しく使用準備を行ってください 1. セキュリティソフトの導入 本製品にあらかじめセキュリティソフトがインストールされている場合は 5ページの 1.1. プリインストール版からの導入をご覧ください セキュリティソフトがインストールされていない場合 もしくは削除してしまった場合は 6ページの 1.2. インターネット経由からの導入をご覧ください セキュリティソフトを導入する際には 他のアプリケーションは全て終了させておいてください 1.1. プリインストール版からの導入 1) 本製品をパソコンに接続します 2) ドライブ内の EX II Pad のフォルダをデスクトップ上にコピーします Locker 以上で導入は完了です 5
1.2. インターネット経由からの導入 注記 : Web からダウンロードした場合 セキュリティソフトは zip 形式で圧縮されています 使用する際には必ず展開してから実行してください 展開せずに実行すると 不具合が起こる場合があります 1) Webのダウンロードページ (URL はパッケージ参照 ) にアクセスします 2) 該当製品の案内先の セキュリティソフト のアイコンをクリックします 3) このダイアログで 保存 (S) をクリックします Internet 使用時 Explorer10 4) ダウンロードが完了すると 次のダイアログがでますので フォルダーを開く (P) をクリックします Internet er10 使用時 Explor 6
5) フォルダが開きますので EX II Pad 8.zip Locker102 を選択し 右クリックします 6) コンテキストメニューで すべて展開 (T)... をクリックします 7
USBフラッシュメモリ EXⅡ セキュリティソフトユーザマニュアル 7) 参照 (R)... をクリックしデスクトップを選択します その後 展開 (E) をクリックします 以上で導入は完了です 導入完了後は 5) の EX II Pad 8.zip Locker102 の圧縮ファイルは削除してかま いません 8
第 4 章セキュリティソフトの使用方法 ここでは 本製品でセキュリティソフトを使用するためのセキュリティソフトの使用方法を説明します 下記の説明に従って初期設定を行ってください 1. セキュリティソフトの起動と設定 セキュリティソフトの起動と設定は 必ず本製品をパソコンに接続してから行ってください 1.1. セキュリティソフトの起動 注記 : Web からダウンロードした場合 セキュリティソフトは zip 形式で圧縮されています 使用する際には必ず展開してから実行してください 展開せずに実行すると 不具合が起こる場合があります 1) セキュリティソフトのアイコン EX II Pad.exe をダブルクリックし セキュリ Locker ティソフトを立ち上げます 9
2) セキュリティソフトが起動します 日本語が表示されていない場合は ( 下矢印 ) をクリックし日本語を選択してください 10
1.2. プロテクト エリアの設定 注意! 本操作を行った場合 プロテクト エリアとフリー エリアの両方がフォーマットされエリア内のデータ及び設定したパスワードは全て消失します 実行する前に全ての必要なデータを別のドライブにバックアップしておいてください 1) 本製品をパソコンに接続してください デバイスの設定 のタブを選択してください 11
2) 仕切り 1 をスライドさせプロテクト エリアのサイズを決定し デバイス エリア設定 2 をクリックしてください 1 2 注 ) 設定できるプロテクト エリアのサイズは ご使用頂けるメモリ領域 ( ユーザ領域 ) -32MB までです 赤色の部分がプロテクト エリアとなります 注 ) プロテクト エリアを使用しない場合は 仕切りを左へスライドさせプロテクト エリアのサイズを 0MB になる様に調節してください 12
3) 次のダイアログが現れるので確認し OK をクリックしてください フォーマットが始まり プロテクト エリアの調整を行います フォーマット実行中に プログレスバーが表示されます 4) 次のダイアログが現れるので確認し OK をクリックしてください 5) 本製品をパソコンから取り外してください 再度本製品をパソコンに接続するとプロテクト エリアを使用できます 注 ) デバイス エリア設定 を行った場合は 必ずパソコンから本製品を取り外す必要があります この際セキュリティソフトを終了させる必要はありません 13
1.3. 初期パスワードの設定 注意! パスワードを忘れた場合 プロテクト エリアへのログインはできなくなります 忘れたパスワードを検出することはできません その場合は セキュリティソフトの デバイスの設定 から再フォーマットを行い パスワードを初期化してください ただし データはフリー エリアも含めて全て消失します 1) 本製品をパソコンに接続してください デバイスの状態 1 のタブを選択し ロック解除 2 もしくは パスワードの変更 2 をクリックしてください 1 2 注 ) プロテクト エリアが存在しない場合はパスワードを設定することはできません 14
2) 次のダイアログが現れるので 新しいパスワード 新しいパスワードの再入力 パスワードのヒント を入力し パスワード設定 をクリックしてください 注 ) パスワードは半角で 21 文字 ( 最大 ) となります ( 大文字 小文字は区別します ) 使用できる文字は 英字 数字 記号のみになります ( 全角は使用できません ) [ パスワードに使用可能な文字 ]! # $ % & ( ) * +, -. / 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 : ; < = >? @ A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z [ \ ] ^ _ ` a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z { } ~ 注 ) パスワードのヒントは全角 半角含めて 21 文字 ( 最大 ) となります 22 文字以降の文字は パスワード設定時 に削除されます 15
3) 次のダイアログが現れるので確認し OK をクリックしてください 以上で初期設定は完了です 16
1.4. パスワードの変更 注意! パスワードを忘れた場合 プロテクト エリアへのログインはできなくなります 忘れたパスワードを検出することはできません その場合は セキュリティソフトの デバイスの設定 から再フォーマットを行い パスワードを初期化してください ただし データはフリー エリアも含めて全て消失します 1) 本製品をパソコンに接続してください デバイスの状態 1 のタブを選択し パスワードの変更 2 をクリックしてください 1 2 17
2) 次のダイアログが現れるので 現在のパスワード 新しいパスワード 新しいパスワードの再入力 パスワードのヒント を入力し パスワード設定 をクリックしてください 注 ) パスワードは半角で 21 文字 ( 最大 ) となります ( 大文字 小文字は区別します ) 使用できる文字は 英字 数字 記号のみになります ( 全角は使用できません ) [ パスワードに使用可能な文字 ]! # $ % & ( ) * +, -. / 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 : ; < = >? @ A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z [ \ ] ^ _ ` a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z { } ~ 注 ) パスワードのヒントは全角 半角含めて 21 文字 ( 最大 ) となります 22 文字以降の文字は パスワード設定時 に削除されます 18
3) 次のダイアログが現れるので確認し OK をクリックしてください 19
2. セキュリティソフトのログインとログアウト セキュリティソフトのログイン / ログアウトは 必ず本製品をパソコンに接続して行ってください 2.1. プロテクト エリアへのログイン 1) 本製品をパソコンに接続して下さい デバイスの状態 1 のタブを選択し ロック解除 2 をクリックしてください 1 2 20
2) 次のダイアログが現れるので パスワード を入力し ログイン をクリックしてください パスワードを忘れた場合 をクリックすると パスワード設定時に登録したパスワードのヒントが表示されます 注 ) パスワードを 3 回以上間違えた場合 プロテクト エリアへのログインはできなくなります その場合は パソコンから本製品を取り外し 再度接続を行うか 24 ページの 2.4. セキュリティソフトの完全終了の操作を行い 再度セキュリティソフトを起動してください 注記 : パスワードを忘れてしまった場合 デバイスの設定 のタブを選択し デバイス エリア設定 を使い再フォーマットでパスワードを初期化してください ただし データはフリー エリアを含めて全て消失します 21
2.2. プロテクト エリアからのログアウト 注意! 本作業を行う前に プロテクト エリア内での作業を全て終了させてください 作業中にログアウトを行った場合 作業中のデータは保存されません 1) デバイスの状態 1 のタブを選択し ロック 2 をクリックしてください 1 2 2) 次のダイアログが現れるので確認し OK をクリックしてください 22
2.3. セキュリティソフトの操作終了 1) セキュリティソフトの右上隅にある をクリックすると 一時的にセキュリティソフトのウィンドウを閉じます ( プロテクト エリアはそのまま利用可能です ) 注 ) セキュリティソフトのウィンドウを再度開くには システムトレイにある EX II Pad Locker アイコンをダブルクリックしてください 注 ) パソコンの設定によりシステムトレイ上にアイコンが表示されていない場合があります その場合は 通知領域を全て表示させ操作を行ってください 23
2.4. セキュリティソフトの完全終了 注意! 本作業を行う前に プロテクト エリア内での作業を全て終了させてください 作業中にログアウトを行った場合 作業中のデータは保存されません 1) システムトレイにある EX II Pad アイコンを右クリックし Locker Lock Exit & を選択してプログラムを完全に終了してください 注 ) パソコンの設定によりシステムトレイ上にアイコンが表示されていない場合があります その場合は 通知領域を全て表示させ操作を行ってください 注 ) プロテクト エリアを事前に閉じていない場合は 次のダイアログが現れるので確認し OK をクリックしてください 再びセキュリティソフトを使用する際には もう一度セキュリティソフトのアイコン EX II Pad.exe Locker をダブルクリックし セキュリティソフトを立ち上げてください 24
第 5 章セキュリティソフトの活用術 ここでは 本製品に対しセキュリティ設定を行う以外の使い方を説明します これらの使い方は セキュリティ設定を行わなくても使用する事が出来ます 1. 本製品をFAT32 形式でフォーマットする フォーマットの操作は 必ず本製品をパソコンに接続して行ってください セキュリティソフトの起動方法に関しては 9ページの 1.1. セキュリティソフトの起動をご覧ください 注意! 本操作を行った場合 ファイルシステムが FAT32 形式でフォーマットされデータは全て消失します 実行する前に全ての必要なデータを別のドライブにバックアップしておいてください 1) デバイスのフォーマット 1 のタブを選択し フォーマット 2 をクリックしてください 1 2 25
2) 次のダイアログが現れるので確認し OK をクリックしてください フォーマットが始まります フォーマット実行中に プログレスバーが表示されます 3) 次のダイアログが現れるので確認し OK をクリックしてください 以上でフォーマットは完了です 注 ) フォーマット後にセキュリティソフトがコピーされます セキュリティソフトの終了方法に関しては 24ページの 2.4. セキュリティソフトの完全終了をご覧ください 注記 : 本操作では 設定したパスワードおよびエリア設定は初期化されません プロテクト エリアがロック解除状態の場合 プロテクト エリアとフリー エリアの両方がフォーマットされエリア内のデータは全て消失します プロテクト エリアがロック状態の場合 フリー エリアのみがフォーマットされます 26
2. 本製品を複数接続中に切り替えて使用する セキュリティソフトの操作は 必ず本製品をパソコンに接続して行ってください 注意! 本製品を複数接続し セキュリティソフトの各種操作を行う際には 指定の製品が選ばれている事を必ず確認してください また 複数接続した状態で セキュリティソフトを完全終了する際には 事前にそれぞれのプロテクト エリアをロックした状態で行ってください 1) セキュリティソフトの右上にある 選択されたディスク : の ( 下矢印 ) をクリックし指定の製品を選択してください 27
第 6 章よくある質問 Q: セキュリティソフトのアイコンをダブルクリックしても セキュリティソフトが起動しません A: 既に起動していませんか セキュリティソフトを複数起動することは出来ません Q: 通知領域 ( システムトレイ ) に EX II Pad のアイコンがありません Locker A: タスクバーの通知領域は全て表示されていますか 以下の様に をクリックし 隠れているインジケーターを表示させてください Q: 本製品をパソコンに接続するとマイコンピュータには二つの新しいドライブ名が表示される A: 本製品はフリー エリア領域とプロテクト エリア領域の二つのドライブに分割されます Q: プロテクト エリア領域は必要ありません A: プロテクト エリア領域を既に作っている場合は デバイスの設定画面において仕切りを操作しプロテクト エリアのサイズを 0MB に調整し デバイス エリア設定 をクリックしてください Q: フリー エリアのサイズを 0MB に出来ません A: 全ての領域をプロテクト エリアとして使用する事は出来ません フリー エリア領域は最低 32MB 以上必要になります Q: 本製品をパスワードなしで使用できますか A: フリー エリア領域のみであれば パスワードは必要ありません プロテクト エリア領域を使用する場合 パスワードは必須となります Q: セキュリティソフトを削除してしまいました A:Web サイト上からダウンロードしてください 28
続き Q: 他の USBフラッシュメモリでこのセキュリティソフトを使用できますか A: 対応状況に関してはホームページをご覧ください Q: 他のパソコン上でプロテクト エリア領域を使用したい A: セキュリティソフトを本製品にコピーして持ち出してください Q:64GB モデル 128GB モデルを FAT32 形式にフォーマットできますか A: デバイスのフォーマット画面において フォーマット をクリックしてください Q: プロテクト エリアとフリー エリアを NTFS もしくはexFAT のファイルシステムで使用したい A: セキュリティソフトで設定後に WindowsOS の機能でフォーマットを行ってください それぞれのエリアを別々のファイルシステムにすることも出来ます 29
第 7 章問い合わせ先 このマニュアルで問題が解決できない場合や EX II Pad に関する問い合わ Locker せはカスタマーサポートにご連絡ください http://www.toshiba.co.jp/p -media/contact/index_j.htm 以上 30