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ご注意 1. 本製品の外観や仕様および取扱説明書に記載されている事項は 将来予告なしに変更することがあります 2. 本ソフトウェアの内容および取扱説明書に記載のすべての事項について 株式会社アドテックシステムサイエンスから文書による許諾を得ずにおこなう あらゆる複製も転載も禁じます 3. この取扱説明書に記載されている会社名や商品名は 各社の商標および登録商標です 4. 取扱説明書の内容を十分に理解しないまま本製品を扱うことは 絶対におやめください 本製品の取り扱いについては安全上細心の注意が必要です 取り扱い説明を十分に理解してから本製品をご使用ください 5. 本ソフトウェアを使用した結果生じた他への影響については いっさい責任を負いかねますので あらかじめご了承ください

目次 すべて揃っていますか... 1 はじめに... 2 動作環境... 3 製品の概要と特長... 4 取り扱い上の注意... 5 1. カードの取り付け... 6 1-1. ケーブルをカードに取り付ける... 6 1-2. パソコンへカードを取り付ける... 6 2. カードの設定を確認する (MS-DOS)... 7 2-1. DOS/V マシンの場合... 7 2-2. PC-9800 シリーズの場合... 9 2-2-1. PC-9801 NX/C の場合 (SystemSoft)... 9 2-2-2. PC-9801 NX/C の場合 (NEC ソケットサービス )... 10 2-3. エプソンの場合... 11 3. ソフトウェアの組み込み... 12 3-1. Windows95 で使用する場合... 12 3-2. Windows98 で使用する場合... 17 3-3. WindowsMe で使用する場合... 22 3-4. Windows2000 で使用する場合... 27 3-5. WindowsXP で使用する場合... 32 4. 外部機器との接続... 38 4-1. AXP-SI01(RS-232C) の場合... 38 4-2. AXP-SI03(RS-422A) の場合... 40 5. 製品仕様... 42 6. 等価回路... 43 7. アプリケーションソフトの作成... 44 7-1. 設定の確認... 44 7-2. シリアル通信 LSI について... 44 8. サンプルプログラム... 45 9. 付録... 47 10. 改訂履歴... 52

すべて揃っていますか 本体と次の付属品がすべて揃っているか確認してください 万一 不足の品がありましたらお手数でもお買い上げの販売店もしくは弊社までご連絡ください 同梱品 AXP-SI01/SI03 カード本体 接続ケーブル お客様登録カード 保証書 サポートディスク おことわり (1) 本書の内容の一部または全部を無断で記載することは 禁止されております (2) 本製品の仕様および本書の内容は 将来予告なく変更することがあります (3) 本書の内容につきましては 万全を期して作成いたしましたが 万一ご不審な点やお気付きの点がございましたら 弊社までご連絡ください (4) 本製品は 出荷の際十分な検査を行い万全を期しておりますが 万一ご使用中にご不審な点がございましたら 弊社までご連絡ください (5) 本製品につきましては 保証書に明記された条件における保証期間中の修理をもって 弊社の唯一の責任とさせていただきます 本製品を運用した結果の影響につきましては (3)(4) 項にかかわらず責任を負いかねます (6) 本文中にある会社名 商品名は各社の商標または登録商標です 1

はじめに この度は PLUG MAGIC シリーズシリアルアダプタ AXP-SI01/SI03 をお買い求めいただき 誠にありがとうございます 本製品の性能を十分ご活用いただくため 本書を熟読され 正しい使用法で末永くご愛用いただきますようお願い申し上げます 製品型番について 型番シリアルインターフェイスカード側コネクタ AXP-SI01 AXP-SI03 RS-232C RS-422A D-SUB9 ピン ( オス型 ) AXP-SI01 は IBM PC/AT 及び互換機 (DOS/V) の COM ポート ( シリアルポート ) と互換性があります AXP-SI03 は TXD RXD RTS CTS 信号のみをサポートしています 2

動作環境 本製品は以下の環境で動作します 対応機種 :PC Card Standard TYPEⅡ 以上の PC カードスロットを持つパソコン <DOS/V 機の機種例 > IBM ThinkPad シリーズ SOTEC WinBook シリーズ 富士通 FMV シリーズ 東芝 DynabookSS シリーズ DELL Latitude シリーズ SONY VAIO シリーズ 等 <PC-9800 シリーズ機種例 > NEC EPSON 等 PC-9801P, NX/C, NS/A, NL/R PC-486NOTE AU, AV シリーズ 3

製品の概要と特長 本製品 AXP-SI01/SI03 は PC Card Standard(TYPEⅡ) 規格に準拠したシリアルアダプタカードで 以下のような特長を持っています 本カード 1 枚で 1 チャンネルのシリアルデータ通信機能が付加されます DOS/V マシンの COM ポート ( シリアルポート ) と互換性があり 本カードで COM2~COM4 のいずれかのシリアルポートを増設する事が出来ます これにより DOS Windows を問わず さまざまなアプリケーションソフトを使用することが出来ます ( ほとんどのパソコンは本体に COM1 が搭載されています ) AXP-SI01/SI03 共にシリアルコネクタは D-SUB9 ピン ( オス型 ) を使用していますので DOS/V マシン本体のシリアルコネクタと互換があります (AXP-SI03 は信号配列には互換はありません ) AXP-SI01/SI03 共に シリアル通信 LSI に PC16550( または同等品 ) を使用しています 信号電送距離が極端に長い場合 AXP-SI03 同士で RS-422A レベルでの遠距離通信ができます MS-DOS 環境では ソケットサービス / カードサービスがサポートされているパソコンであれば NEC 系 DOS/V を問わず使用できます ( 但し 本カードは DOS/V マシンのパソコンの COM ポートとソフトウェア互換があるように設計されていますので NEC 系のマシンで使用する場合はソフトウェアを自作する必要があります ) AXP-SI01/SI03 共 最大の設定可能ボーレートは 115200(115.2K)bps ですが アプリケーションソフト ( 又は自作ソフト ) のアルゴリズム マシンの処理能力などで 実用的なボーレートが低下する場合があります 十分ご確認のうえ運用してください AXP-SI03(RS-422A) は基本的に 1 対 1 での遠距離通信を想定しています そのため ターミネータは 100Ω が実装されていますが 取り外しは出来ません 4

取り扱い上の注意 本製品は非常に精密な電子機器です お取り扱いに際しては 次の事項を守ってご使用ください このカードは PC Card Standard 対応カードスロット以外では使用できません 静電気に弱いので 静電気の起きやすい場所等に放置しないでください 本体に衝撃をあたえたり 落としたりしないでください 直射日光の当たる場所や低温な場所での使用や保管は避けてください ほこりや湿気の多いところでの使用や管理はさけてください 折り曲げ厳禁 破損してしまったカードは修理できません PC カードは絶対に分解しないでください カードを分解した場合は保証対象外となり 修理等はできません 5

1. カードの取り付け 1-1. ケーブルをカードに取り付ける カードの上面 (PLUG MAGIC の文字が見える側 ) と接続ケーブルのカード側コネクタの上面 ( のマークのある側 ) を合わせ 矢印の方向に静かに差し込みます ロッキングの金具の カチッ という音がすることを確認します! 接続ケーブルを無理に曲げたり コネクタとカードとの接続部に無理な力を加えると動作不良や故障の原因になります 1-2. パソコンへカードを取り付ける パソコンのカード スロットにカードを差し込みます カードのインターフェース コネクタ側をパソコンの PC カードスロットに静かに差し込みます!PC カード TYPEI スロットには入りません!PC カードは 誤挿入防止構造になっていますが 無理に差し込もうとすると パソコンの PC カードスロットや PC カード本体の故障の原因となります! パソコンの機種によっては PC カードの裏面を上にし 実装するタイプがあります ご注意ください カードの取り出し方 PC カードをパソコンから取り出す時は パソコンのカード イジェクト ボタンを押します カードが少し飛び出します 飛び出した部分を持ち静かに引き抜きます! ご使用ノートパソコンの取扱説明書のカードスロットの項もお読みください 6

2. カードの設定を確認する (MS-DOS) 2-1. DOS/V マシンの場合 使用するパソコンの設定状況を 以下の手順で確認します 1 使用するマシンにソケットサービス カードサービス オートコンフィグレータが登録されていることを確認します ( 通常カードスロットが装備されているパソコンは購入時に設定されています ) DEVICE=C:\CARDSOFT\SSCIRRUS.EXE DEVICE=C:\CARDSOFT\CS.EXE DEVICE=C:\CARDSOFT\CSALLOC.EXE C:\CARDSOFT\CSALLOC.INI DEVICE=C:\CARDSOFT\ATADRV.EXE DEVICE=C:\CARDSOFT\SRAMDRV.EXE DEVICE=C:\CARDSOFT\CARDID.EXE ソケットサービスカードサービスリソースマップユーティリティ ATA カードドライバメモリカードドライバオートコンフィグレータ CONFIG.SYS の設定例 (SystemSoft の場合 ) DEVICE=C:\PCMPLUS3\CNFIGNAM.EXE/DEFAULT DEVICE=C:\PCMPLUS3\PCMSS.EXE DEVICE=C:\PCMPLUS3\PCMCS.EXE DEVICE=C:\PCMPLUS3\PCMRMAN.SYS DEVICE=C:\PCMPLUS3\PCMSCD.EXE DEVICE=C:\PCMPLUS3\PCMATA.SYS DEVICE=C:\PCMPLUS3\PCMFFCS.EXE ソケットサービスカードサービスリソースマップユーティリティオートコンフィグレータ ATA カードドライバメモリカードドライバ CONFIG.SYS の設定例 (Phoenix の場合 ) DEVICE=C:\EZPLAY\IBMDSS01.SYS DEVICE=C:\EZPLAY\IBMD0SCS.EXE DEVICE=C:\EZPLAY\DICRMU01.SYS /MA=C800-CFFF DEVICE=C:\EZPLAY\$ICPMDOS.SYS DEVICE=C:\EZPLAY\AUTODRV.SYS C:\EZPLAY\AUTODRV.INI DEVICE=C:\EZPLAY\DISKDRV.SYS ソケットサービスカードサービスリソースマップユーティリティパワーマネージメントオートコンフィグレータ ATA カードドライバ CONFIG.SYS の設定例 (IBM の場合 )! 上記の設定は CONFIG.SYS の一部です また 設定内容の詳細はパソコンまたはドライバ側のマニュアルをご覧ください 7

2 カードを挿入し カード情報を提供するユーティリティ ( カードマネージャ ) を立ち上げます SystemSoft の場合 DOS 版 CARDINFO.EXE Windows3.1 版 CardView Phoenix の場合 DOS 版 Windows3.1 版 PCM.EXE PCMWIN IBM の場合 DOS 版 Windows3.1 版 EZPLAY.EXE PlayAtWill 3 2 の時点で既に本カードが使用可能になっているはずですので カード情報の中で本カードが設定された COM ポートを確認します ( 主に COM2 になります ) 一度カードを取り外し ユーティリティ内のスロット情報が変化する事を確認してください ( カードがありません というようなメッセージになります ) 4 アプリケーションソフトを使用する場合は 2 のユーティリティソフトを終了し アプリケーションソフト側の COM ポートの設定を 3 で確認した COM ポートに設定します これで使用可能になります 5 ソフトを自作する場合は 3 で COM ポートを確認すると共に I/O アドレス 割り込み情報も確認します! 本カードを 2 枚挿入した場合 COM ポートは順に振り分けられますが この際 割り込み番号も本来の COM ポートの割り込みとずれて設定されます ( 例えば割り込み番号 3->5 に変更される ) このため 割り込み番号の設定の変更ができないアプリケーションソフトは 2 枚目のカードを使用することができません ( 割り込みを使わないアプリケーションは問題ありません ) 8

2-2. PC-9800 シリーズの場合 NEC の PC-9800 シリーズで使用する場合 PC-9800 シリーズの持つアドレス変換機能により I/O アドレスが変換されて設定されます 2-2-1. PC-9801 NX/C の場合 (SystemSoft) 1 起動するドライブの CONFIG.SYS の内容を確認します DEVICE=A:\CARDSOFT\SSMECIA.SYS DEVICE=A:\CARDSOFT\CS.EXE DEVICE=A:\CARDSOFT\CSALLOC.EXE A:\CARDSOFT\CSALLOC.INI DEVICE=A:\CARDSOFT\CDCOMP.SYS DEVICE=A:\CARDSOFT\MCDRV.SYS DEVICE=A:\CARDSOFT\HDCARD.SYS DEVICE=A:\CARDSOFT\CARDID.EXE A:\CARDSOFT\CARDID.INI ソケットサービスカードサービスリソースマップユーティリティ メモリカードドライバ オートコンフィグレータ CONFIG.SYS の設定例 (SystemSoft の場合 ) 2 カードを挿入し CARDINFO/V でカードの状態を確認します スロット 0: [ カード情報 ] カード種 = Modem メーカ名 = ADTEK SYSTEM SCIENCE 製品名 = AXP-SI01 [ 設定情報 ] クライアント ハンドル : AC42 メモリ + I/O インターフェース,Vcc 50, Vpp1 50 設定レジスタのペースアドレス 0100, 設定値 : オプションの値 : 60 ステイタスの値 : 00 I/O レンジ 0D8-0DF,8- ビット, カードポート 2F8 アサインされた IRQ : 5( イネーブル ) 上記は COM2(2F8~2FF 番地 ) が 00D8~00DF 番地に変更され 割り込みは IRQ5 に設定されています 9

2-2-2. PC-9801 NX/C の場合 (NEC ソケットサービス ) 1 起動するドライブの CONFIG.SYS の内容を確認します DEVICE=A:\DOS\SSDRV.SYS DEVICE=A:\DOS\CARDSET.SYS DEVICE=A:\DOS\MCDRV.SYS ソケットサービスオートコンフィグレータメモリカードドライバ CONFIG.SYS の設定例 (NEC の場合 ) 2 CARDSET で以下を参考に設定してください CARDSETコマンド Ver.1.00 Copyright(C) カードの設定カード情報 ADTEK SYSTEM SCIENCE AXP-SI01 1.00 I/O アドレス変換方式本体が使用する I/O アドレスカードが使用する I/O アドレス割り込みレベル設定終了 基本変換 01D8h 02F8h INT0 上記の設定では COM2(2F8~2FF) は 上記のように 01D8~01DF 番地に変更され 割り込みは INT0(IRQ3) に設定されます 10

2-3. エプソンの場合 エプソン PC-486NOTE AV の場合 アドレス変換機能はありません 下記の設定でカードは COM1(3F8~3FF) に 割り込みは IRQ3 に設定されます 1 起動するドライブの CONFIG.SYS の内容を確認します DEVICE=A:\CARDSOFT\SS.EXE DEVICE=A:\CARDSOFT\CS.EXE DEVICE=A:\CARDSOFT\CSALLOC.EXE A:\CARDSOFT\CSALLOC.INI DEVICE=A:\CARDSOFT\ATADRV.EXE DEVICE=A:\CARDSOFT\SRAMDRV.EXE INSTALL=A:\CARDSOFT\CARDID.EXE A:\CARDSOFT\CARDID.INI CONFIG.SYS の設定例 (SystemSoft の場合 ) ソケットサービスカードサービスリソースマップユーティリティ ATA カードドライバメモリカードドライバオートコンフィグレータ 2 念のため 以下のファイルの内容も確認します ; ; Common Information section created by Config ; [Common] Com1Port=3F8 Com1IRQ=3 FirstModem=1 SecondModem=2 Audio=NO BeepInDOS=YES BeepInWindows=No BeepOnConfigFailure=No BeepOnUnrecognizedCard=No BeepOnRejectedCard=No ContinueOnConfigFailure=Yes GrabInitFile=Yes InitBufferSize=512 [Libraries] CardLib=cardid.clb COM ポート =1 割り込み =IRQ3 CARDID.INI の内容 MEM=D000-D7FF,DC00-DFFF RMEM=DA00-DBFF,E000-E7FF IOP=300-35F,368-36F,378-3DF,3E8-3EF,3F8-3FF RIOP=1F0-1F7,370-377,3F0-3F7 IRQ=3,5,C CSALLOC.INI の内容 上記の設定で カードは COM1(3F8~3FF) に 割り込みは IRQ3 に設定されます 11

3. ソフトウェアの組み込み 本製品をご使用になる前に ソフトウェアの組み込み等の準備が必要です 以下に AXP-SI01 を Windows95 で使用する場合 Windows98 で使用する場合 WindowsMe で使用する場合 Windows2000 で使用する場合 WindowsXP で使用する場合 それぞれについての手順を説明します AXP-SI03 を使用する場合は 画面の指示に従って適宜読み替えてください 3-1. Windows95 で使用する場合 1. Windows95 を起動し PC カードアダプタに AXP-SI01 を挿入します 2. [ デバイスドライバウィザード ] が起動しますので [ 次へ ] [ 完了 ] の順にクリックし ハードウェアウィザードを終了します このとき AXP-SI01 は [ その他のデバイス ] として認識され デバイスマネージャに以下のように表示されます [ADTEK SYSTEM SCIENCE-AXP-SI01] を選択し [ プロパティ ] をクリックします 12

3. カードのプロパティが表示されましたら [ ドライバ ] タブの [ ドライバの更新 ] をクリックします 4. [ 一覧からドライバを選ぶ ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 13

5. [ ポート (COM & LPT)] を選択し [ 次へ ] をクリックします 6. [ 製造元 ] に [( スタンダードポート )] [ モデル ] に [ 通信ポート ] を選択し [ 完了 ] をクリックします 以上でインストールは終了です 14

7. インストールが完了しましたらデバイスマネージャを開き [ ポート (COM & LPT)] に通信ポートが追加されていることを確認してください 割り当てられる COM ポート番号は お使いの環境によって異なります 15

また [ 通信ポート (COM3)] をダブルクリックするとプロパティが表示されますので 以下のようにデバイスが正常に動作していることを確認してください デバイスの状態は タスクトレイ内の [PC カード (PCMCIA) の状態 ] アイコンをダブルクリックすることでも確認できます 16

3-2. Windows98 で使用する場合 1. Windows98 を起動し PC カードアダプタに AXP-SI01 を挿入します 2. [ 新しいハードウェアの追加ウィザード ] が起動しますので [ 次へ ] をクリックします 3. [ 特定の場所にあるすべてのドライバの一覧を作成し インストールするドライバを選択する ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 17

4. [ ポート (COM / LPT)] を選択し [ 次へ ] をクリックします 5. [ 製造元 ] に [( 標準ポート )] [ モデル ] に [ 通信ポート ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 18

6. [ ドライバ更新の警告 ] が表示されましたら [ はい ] をクリックします 7. [ 次へ ] をクリックします 8. [ 完了 ] をクリックします 以上でインストールは終了です 19

9. インストールが完了しましたらデバイスマネージャを開き [ ポート (COM / LPT)] に通信ポートが追加されていることを確認してください 割り当てられる COM ポート番号は お使いの環境によって異なります 20

また [ 通信ポート (COM3)] をダブルクリックするとプロパティが表示されますので 以下のようにデバイスが正常に動作していることを確認してください デバイスの状態は タスクトレイ内の [PC カード (PCMCIA) の状態 ] アイコンをダブルクリックすることでも確認できます 21

3-3. WindowsMe で使用する場合 1. WindowsMe を起動し PC カードアダプタに AXP-SI01 を挿入します 2. [ 新しいハードウェアの追加ウィザード ] が起動しますので [ ドライバの場所を指定する ( 詳しい知識のある方向け )] を選択し [ 次へ ] をクリックします 3. [ 特定の場所にあるすべてのドライバの一覧を表示し インストールするドライバを選択する ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 22

4. [ ポート (COM と LPT)] を選択し [ 次へ ] をクリックします 5. [ 製造元 ] に [( 標準ポート )] [ モデル ] に [ 通信ポート ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 6. [ ドライバ更新の警告 ] が表示されましたら [ はい ] をクリックします 23

7. [ 次へ ] をクリックします 8. [ 完了 ] をクリックします 以上でインストールは終了です 24

9. インストールが完了しましたらデバイスマネージャを開き [ ポート (COM と LPT)] に通信ポートが追加されていることを確認してください 割り当てられる COM ポート番号は お使いの環境によって異なります 25

また [ 通信ポート (COM3)] をダブルクリックするとプロパティが表示されますので 以下のようにデバイスが正常に動作していることを確認してください デバイスの状態は タスクトレイ内の [ ハードウェアの取り外し ] アイコンをダブルクリックすることでも確認できます 26

3-4. Windows2000 で使用する場合 1. Windows2000 を起動し PC カードアダプタに AXP-SI01 を挿入します 2. [ 新しいハードウェアの検出ウィザード ] が起動しますので [ 次へ ] をクリックします 3. [ このデバイスの既知のドライバを表示して その一覧から選択する ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 27

4. [ ポート (COM と LPT)] を選択し [ 次へ ] をクリックします 5. [ 製造元 ] に [( 標準ポート )] [ モデル ] に [ 通信ポート ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 28

6. [ ドライバの更新警告 ] が表示されましたら [ はい ] をクリックします 7. [ 次へ ] をクリックします 29

8. [ 完了 ] をクリックします 以上でインストールは終了です 9. インストールが完了しましたらデバイスマネージャを開き [ ポート (COM と LPT)] に通信ポートが追加されていることを確認してください 割り当てられる COM ポート番号は お使いの環境によって異なります 30

また [ 通信ポート (COM5)] をダブルクリックするとプロパティが表示されますので 以下のようにデバイスが正常に動作していることを確認してください デバイスの状態は タスクトレイ内の [ ハードウェアの取り外しまたは取り出し ] アイコンをダブルクリックすることでも確認できます 31

3-5. WindowsXP で使用する場合 1. WindowsXP を起動し PC カードアダプタに AXP-SI01 を挿入します 2. [ 新しいハードウェアの検出ウィザード ] が起動しますので [ 一覧または特定の場所からインストールする ( 詳細 )] を選択し [ 次へ ] をクリックします 3. [ 検索しないで インストールするドライバを選択する ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 32

4. [ ポート (COM と LPT)] を選択し [ 次へ ] をクリックします 5. [ 製造元 ] に [( 標準ポート )] [ モデル ] に [ 通信ポート ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 33

6. [ ドライバの更新警告 ] が表示されましたら [ はい ] をクリックします 7. [ 完了 ] をクリックします 以上でインストールは終了です 34

8. インストールが完了しましたらデバイスマネージャを開き [ ポート (COM と LPT)] に通信ポートが追加されていることを確認してください 割り当てられる COM ポート番号は お使いの環境によって異なります 35

また [ 通信ポート (COM5)] をダブルクリックするとプロパティが表示されますので 以下のようにデバイスが正常に動作していることを確認してください デバイスの状態は タスクトレイ内の [ ハードウェアの安全な取り外し ] アイコンをダブルクリックすることでも確認できます 36

! ノート PC をお使いの場合 COM2 に赤外線通信ポート等がアサインされている場合が多く COM1 と COM2 がすでに占有されているときは 本製品には COM3 以降が割り当てられます もし その場合に COM2 を割り当てたい場合は アサインされている他のポートを無効にしてから 本製品をインストールしてください!Windows95 で使用する場合に 標準の通信ドライバをインストールしている途中でパソコンがフリーズする場合は Windows95 のパワーマネージメントの設定を変更してください 1. [ コントロールパネル ] から [ パワーマネージメント ] を起動します 2. [PC カードモデム ] のタブを選択します 3. 未使用時には PC カードモデムをオフにする のチェックを外します 4. [ パワーマネージメント ] を終了して Windows95 を再起動します 5. AXP-SI01/SI03 をカードスロットへ挿入して インストールの設定を再度行います 37

4. 外部機器との接続 4-1. AXP-SI01(RS-232C) の場合 付属の接続ケーブルは DOS/V マシンの背面にあるシリアルコネクタと同等のコネクタとなっています マシン本体のシリアルコネクタに接続できるシリアルケーブルはそのまま使用できます また DOS/V マシン用のシリアルケーブルは パソコンショップなどで販売されています コネクタ信号表 (AXP-SI01) ピン番号信号名属性機能説明 1 2 3 4 5 6 7 8 9 DCD RXD TXD DTR GND DSR RTS CTS RI IN IN OUT OUT IN OUT IN IN Data Carrier Detect 受信キャリア検出 Receive Data シリアル受信データ Transmit Data シリアル送信データ Data Terminal Ready 端末レディ Signal Ground 信号グラウンド (SG) Data Set Ready データセットレディ Request to Send 送信要求信号 Clear to Send 送信許可信号 Ring Indicator 着呼表示 付属ケーブルのコネクタピン番号配置図 12345 6789! 図はコネクタ側から見ています 38

AXP-SI01 に接続した付属ケーブルと外部機器の接続例 Pin 番号 3 2 7 8 4 6 5 TXD RXD RTS CTS DTR DSR SG TXD RXD RTS CTS DTR DSR SG 付属ケーブル D-SUB コネクタ側 モデムとの接続 ( ストレート ) 外部機器側!DCD RI は必要に応じて接続してください Pin 番号 3 2 7 8 4 6 5 TXD RXD RTS CTS DTR DSR SG TXD RXD RTS CTS DTR DSR SG 付属ケーブル D-SUB コネクタ側外部機器側 パソコンまたは AXP-SI01 同士の接続 ( クロス ) Pin 番号 3 2 7 8 4 6 5 TXD RXD RTS CTS DTR DSR SG TXD RXD SG 外部機器側 付属ケーブル D-SUB コネクタ側 制御線を持たない機器との接続 39

4-2. AXP-SI03(RS-422A) の場合 AXP-SI03 の場合 本カードのコネクタの信号の内容は DOS/V マシンの互換ではありません 下表のコネクタ信号表 (AXP-SI03) を参照し ケーブルを自作してください コネクタ信号表 (AXP-SI03) ピン番号信号名属性機能説明 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TXD+ RXD+ RTS+ CTS+ GND TXD- RXD- RTS- CTS- OUT IN OUT IN OUT IN OUT IN Transmit Data シリアル送信データ ( 正 ) Receive Data シリアル受信データ ( 正 ) Request to Send 送信要求信号 ( 正 ) Clear to Send 送信許可信号 ( 正 ) Signal Ground 信号グラウンド (SG) Transmit Data シリアル送信データ ( 負 ) Receive Data シリアル受信データ ( 負 ) Request to Send 送信要求信号 ( 負 ) Clear to Send 送信許可信号 ( 負 ) 40

AXP-SI03 に接続した付属ケーブルと外部機器の接続例 Pin 番号 1 6 2 7 3 8 4 9 5 TXD+ TXD- RXD+ RXD- RTS+ RTS- CTS+ CTS- SG TXD+ TXD- RXD+ RXD- RTS+ RTS- CTS+ CTS- SG 付属ケーブル D-SUB コネクタ側 AXP-SI03 同士の接続 ( クロス ) 外部機器側 Pin 番号 1 6 2 7 3 8 4 9 5 TXD+ TXD- RXD+ RXD- RTS+ RTS- CTS+ CTS- SG TXD+ TXD- RXD+ RXD- SG 外部機器側 付属ケーブル D-SUB コネクタ側 制御線を持たない機器との接続! 付属ケーブルから外部機器までの接続ケーブルは対ノイズ性向上のため ツイストペアケーブル をご使用ください 41

5. 製品仕様 AXP-SI01/SI03 共通仕様 1インターフェイス規格 :PC Card Standard(TYPEⅡ) 2 使用 LSI :NS( ナショナルセミコンタ クタ )PC16550または同等品 3チャンネル数 :1チャンネル 4 通信方式 : 非同期 5ボーレート (Bps) :110/150/300/600/1200/2400/4800/9600 :19200/38400/57600/115200( 注 1) 6 割り込み : サポート 7 占有 I/Oアドレス :8アドレス 8 環境条件 温度 :+5~+30 湿度 :20~80%RH( 結露しないこと ) 9 外形寸法 : 幅 54(mm) 奥行 85.6(mm) 厚さ5(mm) 10 外部接続コネクタ形状 :HRS( ヒロセ電機 ) IC1F-68RDA-1.27Sまたは同等品 HRS( ヒロセ電機 ) NX60TA-25SAA9-SPまたは同等品 11 付属ケーブルコネクタ形状 :D-SUB9ピン( オス型 ) HRS( ヒロセ電機 ) NX30TA-25PAA + NX25T-CVまたは同等品 AXP-SI01(RS-232C) 仕様 1 信号レベル :RS-232C 規格準拠 2 信号形態 :DOS/VのCOMポートと互換 3 最大伝送距離 :15m 4 消費電流 : 約 40mA(TYP) AXP-SI03(RS-422A) 仕様 1 信号レベル :RS-422A 規格準拠 2 信号形態 :TXD RXD RTS CTS 信号をサポート 3 最大伝送距離 :1000m( 注 2) 4 消費電流 :140mA(TYP) 5ターミネータ : 約 100Ω 実装済 ( 注 3) 注 1: 実用的なボーレートはマシンの処理能力に依存します 注 2: 本カードの信号はアイソレーションされていませんので 互いの通信機器の伝送距離は必要最小限にする パソコンをバッテリー駆動にする等の考慮が必要です 注 3:AXP-SI03 は 1 対 1 の通信を考慮し ターミネータは実装されています このターミネータは取り外しはできません ターミネータ :RS-422A での長距離伝送ではターミネータと呼ばれる終端抵抗を受信側の信号に接続します これによりノイズに強くなり安定に伝送することができます 本来の RS-422A 規格では 1 対 1 の伝送の他に同時に複数の機器での受信が行えます この時 受信側は 1 つの機器を除き ターミネータを取り外す必要があります 42

6. 等価回路 AXP-SI01 SOUT SIN RTS CTS DTR DSR DCD RI NS16550( 相当品 ) RS-232C ドライバ TXD RXD RTS CTS DTR DSR DCD RI AXP-SI03 SOUT SIN RTS CTS DTR DSR DCD RI NS16550( 相当品 ) 100Ω1/2W 2 TXD+ TXD- RXD+ RXD- RTS+ RTS- CTS+ CTS- 43

7. アプリケーションソフトの作成 以下は カード上のシリアル通信 LSI PC16550 を直接操作するアプリケーションを作成する場合にお読みください 7-1. 設定の確認 2. カードの設定を確認する の章に戻り I/O アドレス 割り込みの確認をしてください 通常設定される COM ポートの詳細 I/O アドレス 割り込み番号 COM1: 03F8h~03FFh 4 COM2: 02F8h~02FFh 3 COM3: 03E8h~03EFh 4 COM4: 02E8h~02EFh 3 7-2. シリアル通信 LSI について 本製品で使用しているシリアル通信 LSI は AXP-SI01 AXP-SI03 共に NS 製 PC16550( または同等品 ) です 使い方などの詳細は NS 社のデータシートを参照してください なお 付録に PC16550 のレジスタ表を載せています PC16550 は DOS/V で採用されてきた 8250B と上位互換があります ボーレート用クロックについてボーレート決定のための基準クロックは 1.8432MHz です 割り込みについて割り込みを使用可能にする場合 PC16550 のモデムコントロールレジスタの中の OUT2 を制御します 1 で割り込みが使用可能になります OUT1 は未接続です!NEC 製マシンの場合 I/O 入出力命令は必ずバイト (8 ビット ) 命令を使用してください ワード (16 ビット ) 命令は使用しないでください 44

8. サンプルプログラム ここでは MS-DOS または PC-DOS 上で本製品を御使用になるための サンプルプログラムについて説明します DOS 用サンプルプログラムは BASIC 版と C 言語版があり 参考プログラム用 FD として配布しております 参考プログラム用 FD は Web のカタログ請求ページより御申し込みください サンプルプログラムの内容は以下のようになります ディレクトリ名 ファイル名 SAMPLE.C SAMPLE.BAS SAMPLE1.C SAMPLE2.C SAMPLE1.EXE SAMPLE2.EXE SAMPLE.BAS SAMPLE.C このディレクトリは C 言語で書かれたサンプルプログラムのソース (XXX.C) と実行ファイル (XXXX.EXE) が納められています これらのソースをプログラムの変更なしでコンパイル可能なコンパイラは次の通りです Borland 社 Borland C 3.0/Turbo C++4.0 MicroSoft 社 MicroSoft C/C++ 7.0 SAMPLE.BAS このディレクトリは BASIC で書かれたサンプルプログラムのソース (XXX.BAS) が納められています これらのソースをプログラムの変更なしでコンパイル可能なコンパイラは次の通りです MicroSoft 社 N88BASIC 各プログラムについて C 言語版の SAMPLE1.C は受信をポーリングで行っています SAMPLE2.C は受信を割り込みで行っています SAMPLE1.EXE SAMPLE2.EXE は各ソースファイルの実行ファイルです BASIC 版の SAMPLE.BAS は受信をポーリングで行っています 受信データのエラー判定はしていません 45

サンプルプログラムの動作方法すべてのサンプルプログラムは 1 台のパソコンの 2 つのシリアルポートで通信するプログラムです AXP-SI01 を DOS/V マシンで使用する場合 D-SUB9 ピンのシリアルケーブル ( クロスケーブル ) を用意してください これを DOS/V 本体のシリアルコネクタと カードのコネクタに接続します この状態では ソースプログラムの変更なしで (C 言語は添付の EXE ファイルで ) 動作します クロスケーブル パソコン 本体 パソコン本体の シリアルポート AXP-SI01 カードが AXP-SI03 もしくはパソコンが PC-9800 シリーズの場合は パソコン本体のシリアルとは通信できません この場合 ケーブルをループバックしたコネクタを作成してください これにより カードのみで送受信する事ができますので サンプルソフトは若干の変更により動作します サンプルソフトの修正方法は サンプルプログラムに添付されているドキュメントファイルをご覧ください また サンプルプログラムを PC-9800 シリーズで動作させる場合は I/O アドレス 割り込みベクタの違いからこの場合もプログラムの修正が必要です 同じくドキュメントファイルをご覧ください 46

9. 付録 PC16550 のレジスタ 概要 PC16550はDOS/Vマシンで採用されてきた8250BのソフトウェアコンパチブルのLSIで 送信 / 受信にそれぞれ16バイトのFIFOを持っています PC16550の特有の機能を示す箇所は斜体文字で記しています 内部レジスタ構成 アト レスレジスタ名略記 ビット名 DB7 DB6 DB5 DB4 DB3 DB2 DB1 DB0 注記 属性 0 受信テ ータハ ッファ RBR D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 DLAB=0 Read 0 送信テ ータハ ッファ THR D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 DLAB=0 Write 0 分周値ラッチ ( 下位 ) DLL D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 DLAB=1 1 分周値ラッチ ( 上位 ) DLM D15 D14 D13 D12 D11 D10 D9 D8 DLAB=1 1 割り込み許可レシ スタ IER 0 0 0 0 EDSSI ELSI ETBEI ERBFI DLAB=0 2 割り込み参照レシ スタ IIR FIF0E FIFOE 0 0 IID2 IID1 IID0 IP Read 2 FIF0コントロール FCR RTM RTL 0 0 DMS XFR RFR FE Write 3 ラインコントロールレシ スタ LCR DLAB SBRK STCP EPS PEN STB WLS1 WLS0 4 モテ ムコントロールレシ スタ MCR 0 0 0 LOOP OUT2 OUT1 RTS DTR 5 ラインステータスレシ スタ LSR ERF TEMT THRE BI FE PE OE DR 6 モテ ムステータスレシ スタ MSR DCD RI DSR CTS DDCD TERI DDSR DCTS 7 スクラッチハ ット レシ スタ SCR D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 属性 Read: リート オンリー /Write: ライトオンリー アドレスはオフセットのみ記しています 例えば COM ポート 2 の場合は 2F8h に表中のアドレスを加算してください 各レジスタ詳細受信データバッファ (RBR: アト レス =0) リードのみ DLAB=0 受信データはこのレジスタから読み出します 送信データバッファ (THR: アト レス =0) ライトのみ DLAB=0 送信データはこのレジスタに書き込みます 47

分周値ラッチ (DLL: アト レス =0 DLM: アト レス =1) DLAB=1 ボーレート決定用の分周値を書き込みます ボーレートの決定 ホ ーレート設定値 ( ハ イナリ ) DLM 値 DLL 値設定誤差 (%) 50 75 110 134.5 150 300 600 1200 1800 2000 2400 3600 4800 7200 9600 19200 38700 57600 115200 2304 1536 1047 857 768 384 192 96 64 58 48 32 24 16 12 6 3 2 1 09H 06H 04H 03H 03H 01H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 00H 17H 59H 00H 80H C0H 60H 40H 3AH 30H 20H 18H 10H 0CH 06H 03H 02H 01H - - 0.026 0.058 - - - - - 0.68 - - - - - - - - - 割り込み許可レジスタ (IER: アト レス =1) DLAB=0 ADDR DB7 DB6 DB5 DB4 DB3 DB2 DB1 DB0 1 0 0 0 0 EDSSI ELSI ETBEI ERBF1 Enable Received Data Available Interrupt 1: 受信データレディ割り込み許可 Enable Transmitter Holding Register Empty Interrupt 1: 送信データバッファ空割り込み許可 Enable Receiver Line Status Interrupt 1: 受信ラインステータス割り込み許可 Enable MODEM Status Interrupt 1: モデムステータス割り込み許可 48

割り込み参照レジスタ (IIR: アト レス =2) リート オンリー ADDR DB7 DB6 DB5 DB4 DB3 DB2 DB1 DB0 2 FIFOE FIFOE 0 0 IID2 IID1 IID0 IP Interrupt Pending Interrupt ID Bit0 Interrupt ID Bit1 Interrupt ID Bit2 DB3~0 割り込みステータス 優先順位 割り込みリセット 割り込み要因 0001 割り込み無し 0110 受信ラインステータス 高 ラインステータスリート PE,FE,OE, フ レーク検出 0100 受信テ ータ有り 受信テ ータリート テ ータ受信 1100 タイムアウト 0010 送信レシ スタ空送信テ ータライト 送信テ ータ書き込み可 割り込み参照レシ スタリート 0000 モテ ムステータス 低モテ ムステータスリート CD/CI/DSR/CTS FIF0s Enabled DB7,6 FIFO ステータス 00 FIFO 無効 11 FIF0 有効 FIF0コントロールレジスタ (FCR: アト レス =2) ライトオンリー ADDR DB7 DB6 DB5 DB4 DB3 DB2 DB1 DB0 2 RTM RTL 0 0 DMS XFR RFR FE FIFO Enable 1:FIF0イネーブル RCVR FIF0 Reset 1: 受信 FIF0リセット XMIT FIF0 Reset 1: 送信 FIF0リセット DMA MODE Select 0:0 固定 RCVR Trigger DB7,6 受信 FIF0 トリガ 00 1 01 4 10 8 11 14 49

ラインコントロールレジスタ (LCR: アト レス =3) ADDR DB7 DB6 DB5 DB4 DB3 DB2 DB1 DB0 3 DLAB SBRK STCP ESP PEN STB WLS1 WLSO Word Length Select Bit0 Word Length Select Bit1 WLS1 WLS0 ワート 長 0 0 5 ヒ ット 0 1 6 ヒ ット 1 0 7 ヒ ット 1 1 8 ヒ ット Number of Stop Bits STB WLS1 WLS0 ストッフ ヒ ット長 1 0 0 1.5 0 1 2 1 0 1 1 0 1 Parity Enable 1: ハ リティイネーフ ル 0: ハ リティテ ィセ ーフ ル Even Parity Select 0:ODD 1:EVEN Stick Parity PEN STCP ESP ハ リティヒ ット 1 0 1 0 固定 0 1 固定 Set Break 1: フ レーク送出 Divisor Latch Access Bit 1: 分周器アクセス モデムコントロールレジスタ (MCR: アト レス =4) ADDR DB7 DB6 DB5 DB4 DB3 DB2 DB1 DB0 4 0 0 0 LOOP OUT2 OUT1 RTS DTR Data Terminal Ready 1:DTRがアクティフ Request to Send 1:RTSがアクティフ OUT1 未使用 OUT2 1: 割り込みの許可 LOOP 1: 自己診断モード 50

ラインステータスレジスタ (LSR: アト レス =5) ADDR DB7 DB6 DB5 DB4 DB3 DB2 DB1 DB0 5 ERF TEMT THRE BI FE PE OE DR Data Ready 1: 受信テ ータあり 受信テ ータのリート によりリセット Overrun Error 1: オーハ ーランエラー ラインステータスの Parity Error 1: ハ リティエラー リート でリセット Framing Error 1: フレーミンク エラー Break Interrupt 1: フ レーク受信 Transmitter Holding Register 1: 送信レシ スタ空 Transmitter Empty 1: 送信シフトレシ スタ空 Error in RCVR FIF0 1: 受信 FIFO 内でのエラ- モデムステータスレジスタ (MSR: アト レス =6) ADDR DB7 DB6 DB5 DB4 DB3 DB2 DB1 DB0 6 DCD RI DSR CTS DDCD TERI DDSR DCTS Delta Clear to Send 1: 変化あり Delta Data Set Ready 1: 変化あり Trailing Edge Ring Indicator 1: 変化あり Delta Data Carrier Detect 1: 変化あり Clear to Send :CTSの状態 Data Set Ready :DSRの状態 Ring Indicator :RIの状態 Data Carrier Detect :DCDの状態 スクラッチパッドレジスタ (SCR: アト レス =7) 汎用のレジスタ 51

10. 改訂履歴 発行年月日 1995 年 11 月 08 日初版発行 発行年月日 2001 年 06 月 01 日改訂第 1 版 発行年月日 2003 年 11 月 26 日改訂第 2 版 AXP-SI02 取り扱い情報を削除項目 4. 外部機器との接続にコネクタ信号名を追加改訂履歴を追加サンプルプログラム配布方法を変更 発行年月日 2005 年 03 月 22 日改訂第 3 版 お問い合わせに関する情報を修正 52

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