1-4009-JA NLGI No.2 グリースまでの空圧式押出ドラムポンプ は空圧式ポンプであり 圧力の下で潤滑剤を供給するようにデザインしたものです 押出ポンプは潤滑剤 (NLGI No.000~No.2 ) を直接ドラム (25kg~200kg) から吸い込んでおり 圧力の下で ( 空圧式ポンプタイプによって max. 40MPa) 自動潤滑設備 ( プログレシッブ集中潤滑 デュアルライン潤滑 チェーン潤滑など ) に供給します はアセンブリーラインで採用される SKF ドサルブ計量システムとも使用できます メリット ドラム内の潤滑剤を全て使う ( グリースの残りは0.5% 以下 ) 25, 50, 200 kgのドラムに対応 NLGI No. 000 液状グリースからNLGI No. 2ハードグリースまでの使用が可能 ドラムの内径に合わせたオーダメードのフォロープレート フォロープレートはドラムをシールするため潤滑剤のコンタミ無し 取り扱いが容易 偶発設定変更にならないようにコントローラの保護有り ドラム交換が非常に簡単
機能 を使用する前にフォロープレートに合わせてドラムを適正な位置でポンプベースに設定して下さい ドラムの位置が適正でない場合はフォロープレートが動かない 又は ドラムを正常にシールしない可能性があります エアインレットバルブを開いたあと コントローラから押出ポンプのシリンダーを駆動させます 圧力下のシリンダーはフォロープレートを下方向でドラム内のグリースに押し出します 押出ポンプをエア抜きしたあと コントローラから空圧式ポンプを起動させます ポンプはグリースを吸い込んで接続されている集中潤滑システムに供給しま す ポンプの運転とポンプ圧力の調整はコントローラにてできます 吸い込み中 ドラム内のグリースレベルが落ちますが シリンダーからの圧力でフォロープレートが潤滑剤と一緒に下に下がります 潤滑剤とフォロープレートとの連続的接触のおかげで空圧式ポンプの働きが最適になります フォロープレートがドラム底の近くまで来た際 リードスイッチ ( 警報レベル ) が警報信号を発信します フォロープレートはドラム底に当ると空圧スイッチはシリンダーと空圧式ポンプへの供給エアを遮断しており ポンプを停止させます ( エアの吸い込みはしない ) ドラムが空になったあと シリンダーを上に戻します また フォロープレートを上に押すように下からのエア供給を ON にする必要があります ご注意! 納入する押出ポンプにはドリップパンはついていません. コントローラ の全ての制御 モニタリングは 1 つのコントローラから行います そのため の取り扱いが非常に簡単です 次の機能があります : 1 2 3 4 5 空圧式ポンプの制御 フォロープレートの制御 エアブローインレット ( フォロープレートを上に押すため ) の制御 フォロープレートが上に動くためのエア圧力の調整とモニタリング フォロープレートが下に動くためのエア圧力の調整とモニタリング エアブローインレット ( フォロープレートを上に押すため ) の調整とモニタリング ポンプの駆動用エア圧力の調整とモニタリング 6 7 8 このカタログの裏面に書いてある注意はこのカタログに載っている全ての製品に有効とします 1) エアブローコントロールスイッチ 2 つの位置 (On / Off) 2) 圧力計付エアブロー圧力調整器 3) 圧力計付エアブロー圧力調整器 ( フォロープレートの上方向の動き ) 4) 圧力計付エアブロー圧力調整器 ( フォロープレートの下方向の動き ) 5) フォロープレートコントロールレバー 3 つの位置 ( 上 ストップ 下 ) 6) 空圧ポンプ用供給エアの圧力調整器 7) 空圧ポンプ用供給エアの圧力計 8) ポンプコントロールスイッチ 2 つの位置 (On / Off) 2 1-4009-JA
1 6 7 11 12 2 3 4 8 13 14 5 15 9 16 17 10 1) エアフィルター ルブリケータ ( ポンプの駆動 ) 2) エアインレット G 3/8" 3) エア用手動制御弁 ( 又は 3/2 電磁弁 電気式オプション ) 4) エアフィルター 5) ドラムリリーフバルブ 6) 圧力計 ( 潤滑剤圧力 ) 7) 空圧ポンプ 8) 制御盤 9) シリンダー 10) フランジ ( センタリングと固定 ) 11) 圧力スイッチ ( 電気式オプション ) 12) 吐出口接続 R 3/8" 13) ポンプリリーフバルブ 14) サクションチューブ 15) エンドスイッチ ( フォロープレートストローク ) 16) フォロープレート 17) 位置センサー リードスイッチタイプ 警報レベル 25kg ドラム用押出ポンプ PTEX 電気機器 リードスイッチ ( 警報レベル ) 全ての PTEX ポンプにはリードスイッチが付いています そのスイッチはフォロープレートが下に動く時にシリンダーの位置を検知します フォロープレートはドラム底の近く ( 顧客での設定により ) に着いた際に信号を発信します その信号が出てから 新しいドラムを用意する また 生産停止を回避するための時間がまだ十分にあります エア用電磁弁 ( オプション ) 電磁弁はハンドバルブの代わりに PTEX ポンプのエアインレットのところで取り付けます 電磁弁の方では離れたところからエアインレットを制御できます 使用する電磁弁は 3/2 タイプのバルブです 圧力スイッチ ( オプション ) 圧力スイッチはポンプの吐出口に取り付けられており 潤滑剤の最低圧力になると信号を発信します 1-4009-JA 3
図 1 PTEX-25-S-B... 100 500 max. 1 040 880 min. 1 380 max. 630 680 6 460 500 図 2 PTEX-50-S-B... 100 730 max. 1 285 1 140 min. 1 870 max. 630 680 6 460 500 4 1-4009-JA
図 3 PTEX-200-S-A... 106 1 065 max. 1 645 1 490 min. 2 555 max. 698 6 675 1 072 715 1-4009-JA 5
仕様 一般仕様エアの消費量................... 900 NL/min エアインレット圧力............... 0.3 ~ 0.8 MPa ポンプ比率..................... 55:1 ポンプの吐出量 (0.6MPaで) ポンプA....................... 0,83 kg/min ポンプB....................... 0,5 kg/min 潤滑剤....................... NLGI No. 000 ~ 2グリース使用温度...................... 10 ~ 50 C エアインレット.................. G 3/8 位置センサー リードスイッチタイプ負荷電圧....................... DC 24 V 最高負荷電流.................... 5 ~ 40 ma 可視化........................ ON: LED on 漏れ電流....................... 無し運転時間....................... 1,2 s 使用温度....................... 10 ~ 60 C 保護仕様....................... IP67 コネクター..................... 3ピンオスタイプ Ø M8 電線.......................... ビニルØ 3,4 位置センサーの配線図 圧力スイッチ最高使用電圧.................... AC 250 V 保護仕様...................... IP65 設定範囲...................... 1 ~ 10 MPa 許容圧力...................... max. 30 MPa 電気接続...................... PG9 工場設定...................... 無し 圧力スイッチの配線図 エア用電磁弁タイプ........................ 3/2 NC 接続......................... G 3/8 電気接続...................... PG9 流量......................... 2 700 NL/min 使用圧力...................... 0 ~ 0.8 MPa 使用電圧...................... DC 24 V 保護仕様...................... IP65 電磁弁の配線図 6 1-4009-JA
の注文番号 ドラム容量 [kg] 仕様空圧ポンプ注文番号 1) 25 50 200 標準電気式タイプA タイプB PTEX-25-S-B PTEX-25-E-B PTEX-50-S-B PTEX-50-E-B PTEX-200-S-A PTEX-200-E-A 1) を注文する際で夏コード ( 下記の 2) 参照 ) を指定する必要があります また 電気仕様にした場合は使用ドラムの内径とワイパーシールの材質を 指定して下さい 2) 電圧コード : +924: DC 24 V +428: 230 V 50/60 Hz +429: 115 V 50/60 Hz ご注意! フォロープレートはポンプと一緒に納入いたします ポンプの信頼性とシール性を確保できるためにフォロープレートは使用条件に適合して製造いたします 従いまして ポンプを注文する際には使用ドラムの内径 (mm で ) で材質を指定して下さい また 使用潤滑剤をベースにワイパーシールの材質を選択していただく必要があります 現在は FPM シールを提供いたします ご質問がありましたら弊社にご連絡を下さい 注文例 : PTEX-25-E-B+924 ドラム内径 360 FPM ワイパーシール 25kg ドラム用押出ポンプ ( 内径 360 mm) 電気的オプション ( 使用電圧 DC24V) FPM ワイパーシール 1-4009-JA 7
1-4009-JA 5/2013 ご注意 SKF の各製品はこのカタログ 又は 他の資料で説明した目的範囲外にて 使用しないで下さい 納入製品に取扱説明書が付いている場合 取扱説明書による指示に従うようにして下さい 集中潤滑システムにおいては適応しない潤滑剤もあります SKF は集中潤滑システムに対して潤滑剤の適応性を確認する為のテストサービスを提供いたします SKF の潤滑システム及びコンポーネントはガス 液状ガス 溶液による圧縮ガス また 蒸気圧力が通常の気圧 (1013hPa) に対して最高許容温度の時 0.05Mpa を超える液体に対応しません 危険性がある材料 特に EC Directive 67/548/EEC,Article 2, Par.2 による危険材料を使用する場合は SKF からの証明書が必要です 無断転載を禁ずるこのカタログの内容については 技術的進歩及び改良に対応するため製品の外観 仕様などは報告なしに変更することがあります なお カタログの作成には正確を期するために細か心の注意を払いますが 誤記説漏による損害については責任を負いかねます 日本エスケイエフ株式会社潤滑ビジネスユニット 578-0903 大阪府東大阪市今米 1-15-22 Tel.: (0)72-964-3551 Fax: (0)72-964-1619 www.skf.jp/lubrication このカタログをお渡しした担当者 : SKF is a registered trademark of the SKF Group. SKF Group 2013 The contents of this publication are the copyright of the publisher and may not be reproduced (even extracts) unless prior written permission is granted. Every care has been taken to ensure the accuracy of the information contained in this publication but no liability can be accepted for any loss or damage whether direct, indirect or consequential arising out of the use of the information contained herein.