都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

Similar documents
員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

Microsoft Word - 【発送版】記載整備通知

Microsoft Word - (発出)マル製通知案

医療機器プログラムの取扱いに関する Q&A について ( その 2) ( 別紙 ) 用いた略語 改正法 : 薬事法等の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 84 号 ) 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行令

医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

機器承認

薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

薬食機発 0131 第 1 号平成 25 年 1 月 31 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長 薬事法に基づく登録認証機関の基準改正に伴う留意事項について ( その 2) 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という )

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

<4D F736F F D208CA792CA926D814093C192E88C928D4E90668DB88B7982D193C192E895DB8C928E7793B1>

薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

日医発第437(法安23)

ICH Q4B Annex12

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

Microsoft Word - 奈良県GQP-GVPガイドライン doc

別影響の体外診断用医薬品製販業者名体外診断用医薬品販売名測定機器名測定機器 製販業者名表有無 1 アークレイファクトリー スホ ットケムⅡ スポットケム EZ SP-4430 アークレイファクトリー なし 2 アボットジャパン G3 血糖測定電極 プレシジョンPCx アボットジャパン なし 3 G3

3. 定期接種の接種時期について結核の定期接種の対象者については 1 歳に至るまでの間にある者と予防接種法施行令 ( 昭和 23 年政令第 197 号 ) 第 1 条の3に規定されているが 本件に伴い 2に記載した方法を検討してもなお やむを得ず1 歳を超えて接種を行った者に対して定期接種の対象外と

(電子メール施行)

( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

Microsoft Word - 【発出版2】製造所取扱いに関するQ&A -

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

スライド 1

< F2D819B955C8EA692CA926D DC58F4994AD8F6F>

3. 実施時期平成 29 年 4 月 3 日より本件改修後のQMS 調査申請書の作成及び機構受付が可能となります 4. その他 本改修により承認申請書とQMS 調査申請書の同時申請が可能となるのは 両申請書をDW APで作成した場合に限ります (FD 申請ソフトによる申請の場合は同時申請できません

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

を追加する (2) 実施要領通知の報告様式別紙 1 医薬品安全性情報報告書 及び同報告様式別紙 2 医療機器安全性情報報告書 を別添のとおり変更する

通知(一括更新手続き)

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が

別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

konbi

会長 日本製薬団体連合会会長 日本一般用医薬品連合会会長 米国研究製薬 工業協会会長 欧州製薬団体連合会会長及び一般社団法人日本医薬品卸業連合 会会長あてに発出することとしているので申し添えます

Microsoft Word (発出版)適正使用通知案(冷凍アブレーション)

<4D F736F F D CFA984A8FC88F4390B3817A8CA792CA926D81408CFA984A8FC8837C E815B81408D8297EE8ED28CFC82AF8B8B95748BE >

(Microsoft Word -

( 別記 ) 日本化粧品工業連合会会長日本輸入化粧品協会理事長日本パーマネントウェーブ液工業組合理事長日本医薬品添加剤協会会長日本界面活性剤工業会会長日本石鹸洗剤工業会会長日本石鹸洗剤工業組合理事長日本歯磨工業会会長日本ヘアカラー工業会会長日本浴用剤工業会会長日本エアゾール協会専務理事日本エアゾール

(案-1)

薬機安一発第 号 薬機安二発第 号平成 26 年 10 月 31 日 ( 別記 ) 殿 独立行政法人医薬品医療機器総合機構安全第一部長 独立行政法人医薬品医療機器総合機構安全第二部長 添付文書等記載事項の改訂等に伴う相談に関する留意点等について 薬事法等の一部を改正す

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

事務連絡 平成 30 年 1 月 17 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課 厚生労働省医薬 生活衛生局監視指導 麻薬対策課 医薬品の製造販売業者における三役の適切な業務実施についての Q&A 医薬品の製造販売業者における三役の適切な業務実施について

【資料1-4】電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」周知啓発用資料について

写 薬生発 0131 第 1 号 平成 30 年 1 月 31 日 都道府県知事 殿 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 関係手数料令の一部を改正する政令の公布について この度 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確

Microsoft Word - (発番:案1)承認申請に関するQ&A

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

ともに 申請者が承認審査のスケジュールに沿って法令上求められる製造体制を整備することや承認後円滑に医療現場に提供するための対応が十分になされることで 更なる迅速な実用化を促すものである この制度では 原則として新規原理 新規作用機序等により 生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して 極めて高い有効

()

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

Microsoft PowerPoint - ⑨140925,30日薬連講習会(後発RMP)930.ppt [互換モード]

都道府県医師会担当理事殿 年税第 47 号平成 29 年 0 月 0 日 公益社団法人日本医師会常任理事今村定臣 国税庁の確定申告における医療費控除の提出資料変更に係るチラシの設置について 今般 国税庁より 確定申告における医療費控除の提出資料変更について 別添の通り チラシの設置についての協力依頼

医療用医薬品の市販直後調査の実施方法等について 平成 18 年 3 月 24 日付 : 厚生労働省医薬食品局安全対策課長 ( 薬食安発第号 号 ) 医療用医薬品の市販直後調査に関する Q&A について 平成 18 年 3 月 24 日付 : 厚生労働省医薬食品局安全対策課 ( 事務連

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

< F2D8EA98EE5935F8C9F92CA926D94AD8F6F97702E6A7464>

Microsoft Word (最終) 通知案(基本要件12条2項)

Microsoft Word - 日薬連宛抗インフル薬通知(写).doc

( 別紙 ) 承認申請時の電子データ提出に関する基本的考え方について ( 平成 26 年 6 月 20 日付け薬食審査発 0620 第 6 号厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知 ) 新旧対照表 ( 別添 ) 改正後 承認申請時の電子データ提出に関する基本的考え方 1. 承認申請時に電子データ提出を

都道府県医師会 情報システム担当理事殿 ( 情シ 35) 平成 30 年 11 月 6 日日本医師会常任理事石川広己 医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策の周知について 時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます 日頃より会務運営に対しましてご高配を賜り深く感謝申し上げます 医療機関でのIT

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

00 事務連絡案

Microsoft Word - 案9公益社団法人日本医師会長 .docx

Microsoft PowerPoint - 運用 [互換モード]

薬食審査発 0318 第 1 号薬食監麻発 0318 第 6 号平成 22 年 3 月 18 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 厚生労働省医薬食品局監視指導 麻薬対策課長 改正法施行に伴う経過措置等終了にあたっての対応について 薬事法及び採血及び供血あつせ

(案とれ) 通知案1

( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

厚生労働省医薬 生活衛生局 医療機器審査管理課殿 医薬安全対策課殿 2018 年 2 月 15 日 ( 一社 ) 日本臨床検査薬協会 一般用黄体形成ホルモンキット市販後適正使用調査結果報告書 ( 購入者に対する調査 ) (1 年目中間報告 ) 対一般的名称象販売名品 ( 製造販売業目者 ) 調査期間

2 有効成分名 添付文書及び審査報告書に基づき記載する 3 品目名 ( 後発医薬品 ) 添付文書及び審査報告書のほか薬価基準収載品目リストにより記載する 複数の品目がある場合は 個別医薬品コード (YJ コード ) 順に番号を振り 記載する ( 複数規格があっても 全規格まとめて YJ コード順とす

改正薬事法の施行に伴う製造販売の承認を要しない医薬品等の取扱い等について

薬食審査発第 号

Microsoft Word _ネットQA(その2)set

<4D F736F F D20926E C5E B8FC797E192E88B CC8DC489FC92E88E9696B D2E646F63>

Microsoft Word - 事務連絡 _7_.doc

医師主導治験取扱要覧

( 保 8) 平成 31 年 4 月 3 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 出産育児一時金等の受取代理制度の届出について ( 平成 31 年度 ) 出産育児一時金等の受取代理制度の届出につきましては 平成 23 年 2 月 7 日付け日医発第 1009 号 ( 保

本手順書で使用する用語の定義 用語電子的記録書面電子的記録利用システム実務担当者原データ治験関連文書サイボウズサイボウズメッセージ 定義人の知覚では認識できない, 電子式等の方法で記録され, コンピュータで処理される記録紙媒体による資料治験依頼者, 実施医療機関の長, 治験責任医師並びに治験審査委員

Microsoft Word - 薬食安発1128第9号

医薬品説明会資料 ジェネリック (後発医薬品)

<4D F736F F D208D B B835896F2938A975E82CC8D6C82A695FB2E646F63>

医政経発第 号 平成 20 年 3 月 28 日 社団法人日本臨床検査薬協会会長 在日米国商工会議所 (ACCJ) 医療機器 IVD 小委員会委員長 殿 欧州ビジネス協会 ( E B C) 医療機器委員会委員長 厚生労働省医政局経済課長 医療機器等へのバーコード表示の実施について 医

(事務連絡)公知申請に伴う前倒し保険適用通知廃止

事務連絡

保医発 第 9 号平成 2 9 年 3 月 2 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 公知申

「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

資料 2-4 イソプロピルアンチピリン製剤の安全対策について 平成 23 年 6 月 23 日平成 23 年度薬事 食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会 ( 第 2 回 ) 1. イソプロピルアンチピリン製剤の安全性に係る調査結果報告書 ( 別紙 ) 1 ページ

中小医療機関における輸血 療法委員会の設置に向けて 長崎県合同輸血療法委員会平成 31 年 1 月 16 日

薬食発第      号

2 改善命令 1への対応 TIB 審査会は ファーマコビジランス部門が委員長および事務局を務め 営業部門から独立した組織として運営しており 更に 2014 年 4 月より 審査体制の強化を目指し 法的観点から法務部員を メディカルサイエンスの立場からメディカルアフェアーズ部員 ( 医師 ) を委員に

Microsoft Word - 案1 (写).docx

事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分リトドリン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 (25 ) 1) 溶解度 (37 ) 1 ウテロン錠 5mg サンド 2

Microsoft Word - 分権_課長通知(平成30年10月17日付薬生薬審発1017第2号)_修正

使用のため必要と認められる数量 ( 原則として 一人一包装単位 ( 一箱 一瓶等 ) まで ) に限り 販売 授与させること 医薬品の適正使用のため 薬局医薬品 要指導医薬品及び第 1 類医薬品を販売 授与する場合は 情報提供及び指導を行なった薬剤師の氏名を伝えている 薬局医薬品及び要指導医薬品の適

(地Ⅲ  )

00(自治体宛て)病院、診療所等の業務委託について 新旧対照表

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

Transcription:

都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコースキット及び自己検査用グルコースキット ( 測定項目として血糖値を有する医療機器または体外診断用医薬品 以下 血糖測定器等 という ) について その測定原理は酵素電極法と酵素比色法に大別されます これまでに プラリドキシムヨウ化メチルの投与中は いずれの測定原理を用いた血糖測定においても 実際の血糖値より高い値 ( 偽高値 ) を示す場合が見受けられたことから 平成 19 年 9 月 18 日付け ( 医安 32)F 使用上の注意 の改訂等について にて注意喚起を行ってきました 今般 測定原理として酵素電極法を用いた血糖測定器等においては 血中のヨウ素イオン濃度の影響を受けるという知見が得られたことと 患者の皮膚に残留したヨウ素系消毒剤が採血中に混入したことによって偽高値となったものと推察された症例について報告があったことから 採血方法等の注意喚起を行うため 関係する製造販売業者に対して下記の通り使用上の注意の改訂を指示した旨 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器 再生医療等製品担当参事官室並びに同局安全対策課より本会宛て連絡がありました つきましては 貴会管下会員へのご周知方よろしくお願い致します 記 1. 酵素電極法を用いたグルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器については 添付文書の 使用上の注意 の [ 重要な基本的注意 ] の項に以下の内容を追記すること

ヨウ素を含む外用薬を使用した部位からの採血は避けること [ 偽高値とな るおそれがある ] 2. 酵素電極法を用いた血糖測定を行う自動分析装置等については 添付文書 の 使用上の注意 の [ 重要な基本的注意 ] の項に以下の内容を追記すること 血糖測定を行う場合 ヨウ素を含む外用薬を使用した部位からの採血は避けること [ 偽高値となるおそれがある ] 3. 酵素電極法を用いた血糖測定用の体外診断用医薬品について 添付文書の [ 操作上の注意 ] の項に妨害物質として以下の内容を追記すること 測定する検体にヨウ化物イオンを遊離するような物質が存在している場合には 偽高値となる可能性がある 4. 上記 1から3に従い改訂した血糖測定器等の添付文書を 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 ( 以下 総合機構 という ) ホームページの医療機器または体外診断用医薬品の添付文書情報に掲載すること 5. 上記 1から4の対応及び添付文書の改訂内容の医療機関等への情報提供状況について 平成 27 年 8 月 21 日までに 総合機構安全第一部医療機器安全課 ( 以下 医療機器安全課 という ) 宛に報告すること なお ヨウ素イオンの影響を受けないことを理論的に説明できる血糖測定器等においては その旨を速やかに医療機器安全課宛に報告すること 6. 承認申請中の関係製品については 添付文書 ( 案 ) の必要な修正を行う旨を総合機構に申し出ること

薬食機参発 0721 第 2 号 薬食安発 0721 第 2 号 平成 27 年 7 月 21 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省大臣官房参事官 ( 医療機器 再生医療等製品審査管理担当 ) ( 公印省略 ) 厚生労働省医薬食品局安全対策課長 ( 公印省略 ) 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品 に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコースキット及び自己検査用グルコースキット ( 測定項目として血糖値を有する医療機器又は体外診断用医薬品 以下 血糖測定器等 という ) について その測定原理は酵素電極法と酵素比色法に大別されます これまでに プラリドキシムヨウ化メチルの投与中は いずれの測定原理を用いた血糖測定においても 実際の血糖値より高い値 ( 偽高値 ) を示す場合が見受けられたことから 平成 19 年 9 月 7 日付け薬食安発第 0907001 号厚生労働省医薬食品局安全対策課長通知 血糖測定機器に係る 使用上の注意 の改訂指示等について 及び薬食安発第 0907003 号厚生労働省医薬食品局安全対策課長通知 使用上の注意 の改訂について において使用上の注意の改訂を指示してきたところです 今般 測定原理として酵素電極法を用いた血糖測定器等においては 血中のヨウ素イオン濃度の影響を受けるという知見が得られたことと 患者の皮膚に残留したヨウ素系消毒剤が採血中に混入したことによって偽高値となったものと推察された症例について報告があったことから 採血方法等の注意

喚起を行うため 使用上の注意の改訂を行うこととしました ついては 別添のとおり関係する製造販売業者に対し使用上の注意の改訂 等を指示しましたのでお知らせします

薬食機参発 0721 第 3 号 薬食安発 0721 第 3 号 平成 27 年 7 月 21 日 ( 別記 1) 代表者殿 厚生労働省大臣官房参事官 ( 医療機器 再生医療等製品審査管理担当 ) 厚生労働省医薬食品局安全対策課長 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品 に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコースキット及び自己検査用グルコースキット ( 測定項目として血糖値を有する医療機器又は体外診断用医薬品 以下 血糖測定器等 という ) について その測定原理は酵素電極法と酵素比色法に大別されます これまでに プラリドキシムヨウ化メチルの投与中は いずれの測定原理を用いた血糖測定においても 実際の血糖値より高い値 ( 偽高値 ) を示す場合が見受けられたことから 平成 19 年 9 月 7 日付け薬食安発第 0907001 号厚生労働省医薬食品局安全対策課長通知 血糖測定機器に係る 使用上の注意 の改訂指示等について 及び薬食安発第 0907003 号厚生労働省医薬食品局安全対策課長通知 使用上の注意 の改訂について において使用上の注意の改訂を指示してきたところです 今般 測定原理として酵素電極法を用いた血糖測定器等においては 血中のヨウ素イオン濃度の影響を受けるという知見が得られたことと 患者の皮

膚に残留したヨウ素系消毒剤が採血中に混入したことによって偽高値となったものと推察された症例について報告があったことから 採血方法等の注意喚起を行うため 使用上の注意の改訂を行うこととしました ついては 下記のとおり使用上の注意を改訂するとともに 医療機関等へ適切な情報提供の徹底をお願いします 記 1. 酵素電極法を用いたグルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器に ついては 添付文書の 使用上の注意 の [ 重要な基本的注意 ] の項に以 下の内容を追記すること ヨウ素を含む外用薬を使用した部位からの採血は避けること [ 偽高値とな るおそれがある ] 2. 酵素電極法を用いた血糖測定を行う自動分析装置等については 添付文書 の 使用上の注意 の [ 重要な基本的注意 ] の項に以下の内容を追記する こと 血糖測定を行う場合 ヨウ素を含む外用薬を使用した部位からの採血は避 けること [ 偽高値となるおそれがある ] 3. 酵素電極法を用いた血糖測定用の体外診断用医薬品について 添付文書の [ 操作上の注意 ] の項に妨害物質として以下の内容を追記すること 測定する検体にヨウ化物イオンを遊離するような物質が存在している場合 には 偽高値となる可能性がある 4. 上記 1 から 3 に従い改訂した血糖測定器等の添付文書を 独立行政法人医 薬品医療機器総合機構 ( 以下 総合機構 という ) ホームページの医療 機器または体外診断用医薬品の添付文書情報に掲載すること 5. 上記 1から4の対応及び添付文書の改訂内容の医療機関等への情報提供状況について 平成 27 年 8 月 21 日までに 総合機構安全第一部医療機器安全課 ( 以下 医療機器安全課 という ) 宛に報告すること なお ヨウ素イオンの影響を受けないことを理論的に説明できる血糖測定器等においては その旨を速やかに医療機器安全課宛に報告すること

6. 承認申請中の関係製品については 添付文書 ( 案 ) の必要な修正を行う旨 を総合機構に申し出ること

( 別記 1) アイ エル ジャパン株式会社 株式会社アークレイファクトリー アリーアメディカル株式会社 アボットジャパン株式会社 グンゼ株式会社 ジョンソン エンド ジョンソン株式会社 シーメンスヘルスケア ダイアグノスティクス株式会社 ニプロ株式会社 ノバ バイオメディカル株式会社 バイエル薬品株式会社 パナソニックヘルスケア株式会社 株式会社フォラケア ジャパン 株式会社堀場製作所 ラジオメーター株式会社 ロシュ ダイアグノスティックス株式会社