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~ 連動シャットダウン機能 ~ 図番 TT-4685-001 C

目次 1. 機能概要... 3 2. 構成... 3 2-1. マスターとスレーブ構成... 3 2-2. システム図... 4 2-3. 停電時の動作例... 4 3. セットアップ... 5 3-1. Windows 版のセットアップ... 5 (1) マスター側の設定... 5 (2) スレーブ側の設定... 6 (3) セットアップの確認... 7 3-2. Linux 版のセットアップ... 8 (1) マスター側の設定... 8 (2) スレーブ側の設定... 9 (3) セットアップの確認... 10 3-3. Windows 版と Linux 版の混合システムのセットアップ...11 4. 本機能使用時の注意事項...11 5. お問い合わせ... 12 本書について * Copyright(C) 2008-2009 by, All rights reserved. * 本書について 許可なく全部または一部の転載を禁じます * 本書に記載の他の社名及び商品名は 各社の商標及び登録商標です * 本書の内容は 予告なく変更する場合がございます * "Acroware-BasePRO" は 株式会社ジーエス ユアサコーポレーションの登録商標です 2

1. 機能概要 Acroware-BasePRO( 以下 AWBP) の本機能は 一台の UPS が複数台のコンピュータをバックアップしているシステムで 停電等のシャットダウン時にネットワーク経由 (UDP) で連動して全てのコンピュータをシャットダウンする機能です 本機能は AWBP の Windows 版及び Linux 版共通機能で 混在環境でも運用可能です 2. 構成 2-1. マスターとスレーブ構成 Acroware-BasePRO をマスタータイプとスレーブタイプとして各コンピュータにセットアップします タイプ説明マスター UPS と RS232C で接続するコンピュータにインストールした AWBP です UPS と RS232C を通して常時通信を行い UPS の状態を監視します もし停電やローバッテリ等のシャットダウン要因 (*1) が発生した場合 マスターはスレーブへネットワーク経由でシャットダウン信号を送信します スレーブへのシャットダウン信号送信後 自身のコンピュータをシャットダウンします スレーブ UPS と RS232C で接続しないコンピュータにインストールした AWBP です 常時はマスターからのシャットダウン信号を監視しており もし 停電やローバッテリ等のシャットダウン要因 (*1) が発生した場合は マスターからのシャットダウン信号を受信後 自身のコンピュータをシャットダウンします *1: 停電シャットダウン ローバッテリシャットダウン スケジュール ( 週間 月間 指定日 ) シャットダ ウン 手動シャットダウン イベントシャットダウン 3

2-2. システム図 A UPS RS232C 電源 PC 1 マスター AWBP Ethernet PC 2 スレーブ AWBP PC 3 スレーブ AWBP 2-3. 停電時の動作例 1 PC1 上のマスター AWBP が UPS からの停電信号を RS232C を介して受信します 2 停電確認時間経過後 他の PC2 PC3 上のスレーブ AWBP へシャットダウン信号を送信します その後 PC1 上のマスター AWBP は 自 PC1 をシャットダウン PC2 PC3 上のスレーブ AWBP は PC1からのシャットダウン信号を受信後 各自 PC2 PC3 をシャットダウンします 3 UPS は UPS 停止遅延時間経過後 出力を停止します 4 停電回復後 UPS の出力が自動で再開し 各 PC へ電源を供給します 各 PC は電源投入により自動起動 (*1) します *1: 各 PC で電源が投入された時に自動起動するように BIOS が設定されている必要がああります AC UPS 停電発生 バックアップ運転中 UPS 停止遅延時間 停電回復 UPS 出力開始 PC1 停電確認時間 PC2 各 PC 自動起 PC3 シャットダウン信号 OS シャットタ ウン処理 * 1 2 3 4 4

3. セットアップ 3-1. Windows 版のセットアップ (1) マスター側の設定 1 シャットダウングループを設定します 情報 : シャットダウン信号は ここで設定する同一グループ内のスレーブ AWBP にのみ送信 されます スレーブ側も同一のグループ名に設定する必要があります 手順 1: ローカルモニタ (WEB 画面 ) を起動して メニューから [ 設定 ]-[ パラメータ設定 ]-[ 動作設定 ] を表示します 手順 2: 動作設定画面内の [ グループ名 ] を任意の値に設定します デフォルトは UPSG です ( 大文字小文字の区別はありません ) 2 設定を確認します 手順 1: ローカルモニタ (WEB 画面 ) のメイン画面を表示します 手順 2: [ エージェントレベル ] が マスター になっているのを確認します 5

(2) スレーブ側の設定 1 RS23C の通信機能を無効にします 手順 1: ローカルモニタ (WEB 画面 ) を起動して メニューから [ 設定 ]-[ パラメータ設定 ]-[ 動作設定 ] を表示します 手順 2: 動作設定画面内の [ ポート自動検出 ] を無効 ( しない ) に設定します デフォルトは する です 手順 3: 同画面内の [COM ポート番号 ] を指定なし ( 指定なし ) に設定します デフォルトは 指定なし です 2 シャットダウングループを設定します 情報 : シャットダウン信号は ここで設定する同一グループ内のスレーブ AWBP にのみ送信 されます スレーブ側も同一のグループ名に設定する必要があります 手順 1: 動作設定画面内の [ グループ名 ] をマスター側で設定した同グループ名を設定します デフォルトは UPSG です ( 大文字小文字の区別はありません ) 3 設定を確認します 手順 1: ローカルモニタ (WEB 画面 ) のメイン画面を表示します 手順 2: 以下を確認します [ エージェント状態 ] 正常運転中 ( 通信なし ) [ エージェントレベル ] スレイブ 6

(3) セットアップの確認マスター側にてスレーブが正常にシャットダウングループに参加できていることを確認します 手順 1: ローカルモニタ (WEB 画面 ) のメイン画面を表示します 手順 2: [ エージェントレベル ] 項の マスタ の文字をクリックすると [ 登録済みのスレーブエージェント ] 画面が表示されます 手順 3: 登録済みのスレーブエージェント ] 画面にスレーブ設定したコンピュータのホスト名または IP アドレスが表示されていることを確認します 7

3-2. Linux 版のセットアップ (1) マスター側の設定 1 シャットダウングループを設定します 情報 : シャットダウン信号は ここで設定する同一グループ内のスレーブ AWBP にのみ送信 されます スレーブ側も同一のグループ名に設定する必要があります 手順 1: コンソール (bpconsole) を起動して Configuration/Parameters/For operation を表示します 手順 2: For operation 内の [Group name] を任意の値に設定します デフォルトは UPSG です ( 大文字小文字の区別はありません ) 2 設定を確認します 手順 1: コンソール (bpconsole) を起動して System/Main を表示します 手順 2: [Agent level] が Master になっているのを確認します 8

(2) スレーブ側の設定 1 RS23C の通信機能を無効にします 手順 1: コンソール (bpconsole) を起動して Configuration/Parameters/For operation を表示します 手順 2: For operation 内の [UPS auto detect] を無効 ( no ) に設定します デフォルトは yes です 手順 3: 同 For operation の [COM port] を指定なし ( none ) に設定します デフォルトは none です 2 シャットダウングループを設定します 情報 : シャットダウン信号は ここで設定する同一グループ内のスレーブ AWBP にのみ送信 されます スレーブ側も同一のグループ名に設定する必要があります 手順 1: For operation 内の [Group name] をマスター側で設定した同グループ名を設定します デフォルトは UPSG です ( 大文字小文字の区別はありません ) 3 設定を確認します 手順 1: コンソール (bpconsole) を起動して System/Main を表示します 手順 2: 以下を確認します [Agent status] Running without COM [Agent level] Slave 9

(3) セットアップの確認マスター側にてスレーブが正常にシャットダウングループに参加できことを確認します 手順 1: コンソール (bpconsole) を起動して System/Main を表示します 手順 2: L キー (Key "L" To List of the slave agent registered) を実行して [Registered slave agents] を表示します 手順 3: [Registered slave agents] の Host name に上記 (2) でスレーブに設定した AWBP のコンピュータのホスト名が表示されているのを確認します 10

3-3. Windows 版と Linux 版の混合システムのセットアップ連動シャットダウン機能は Windows 版と Linux 版混合環境でも使用できます 設定に関しては 上記 3-1 項 (Windows 版 ) 及び 3-2 項 (Linux 版 ) を参照して 各 OS のエージェントレベルの設定を行ってください 4. 本機能使用時の注意事項 4-1. マスターとスレーブ間は TCP41133 及び UDP 41134 で通信を行います ファイアーウォール やウイルスチェックソフト等で 本ポートがブロックされていないことを確認ください 4-2. マスターとスレーブ間のネットワーク機器が UPS でバックアップされていることを確認してくださ い 停電が発生した場合 もしネットワーク通信が行えない状態になると正常に連動シャットダ ウンが行えませんのでご注意お願いします 4-3. 一つの連動シャットダウングループには マスターエージェントは一台 スレーブエージェントは 最大 64 台まで登録可能です 注意 : スレーブエージェント数が多くなるとマスターのシャットダウン処理時間が予期せず 長くなる場合があります スレーブエージェントの登録台数は 最大 32 台以下にするこ とを推奨します 4-4. マスターとスレーブは同バージョンのものをご使用ください また Windows 版と Linux 版混合の 場合はそれぞれ最新版をご利用ください 4-5. スレーブエージェントが起動すると 以下の警告イベントが発生し イベントログに記録されます イベント ID64 UPS との通信が断たれました (Agent has lost the communication with UPS.) が記録されます 本イベントをイベントログに記録させない場合は [ 設定 ](Configuration)-[ イベント ](Event)-[ イベントアクション ](Event Actions) で イベント 64 の 記録 (Record) を 無し (Off) に設定します 11

5. お問い合わせ 本資料 弊社製品についてのお問い合わせは 下記のジーエス ユアサパワーエレクトロニクス ミニ UPS サービス相談室 またはお買い上げの販売店までお問い合わせください 株式会社ジーエス ユアサパワーエレクトロニクス ミニ UPS サービス相談室 0120-456-652( フリーダイヤル ) 携帯電話 PHSご使用の場合は 075-312-0680 (9:00~12:00 13:00~17:30 土日祝日 弊社休業日を除く ) E-mail : ups.support@jp.gs-yuasa.com 株式会社ジーエス ユアサパワーエレクトロニクス http://www.gs-yuasa.com/gype/jp 2009.03.29 図版 TT-4685-001C 12

保護用紙 13