HDC-EDI Base B2B リリースノート 最終更新日 :2012/10/03 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です

Similar documents
HDC-EDI Base E2X リリースノート 最終更新日 :2012/10/03 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です

HDC-EDI Base B2B LE リリースノート 最終更新日 :2012/10/03 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です

HDC-EDI Base B2B LE リリースノート

HDC-EDI Base B2B リリースノート

HDC-EDI Base B2B リリースノート

HDC-EDI Base B2B リリースノート

HDC-EDI Base E2X リリースノート 最終更新日 :2011/03/25 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です

HDC-EDI Manager Ver レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名バージョン HDC-EDI Manager < 対応 JavaVM> Java 2 Software Development Kit, Standard Edition 1.4 Java 2

HDC-EDI Base B2B LE リリースノート

インストーラー 管理番号 内容 対象バージョン 230 HULFT がすでにインストールされているパスに対してサイレントインストールを実行すると インストールされていた HULFT の動作環境が不正な状態になる 7.3.0~7.3.1 ユーティリティ 管理番号 内容 対象バージョン 231 管理情報

レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名 バージョン < 追加機能一覧 > 管理番号 内容 説明書参照章 カナ文字拡張対応 < 改善一覧 > 管理番号 内容 対象バージョン 説明書参照章 文字列のコピー ペースト改善 ~ 子画面の表示方式 ~ 履歴の詳細情報 ~ タブの ボタン ~ 接続時の管

ユーティリティ 管理番号 内容 対象バージョン 157 管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) のメッセージ出力に対し リダイレクトまたはパイプを使用すると メッセージが途中までしか出 力されないことがある 267 転送集計コマンド (utllogcnt) でファイル ID とホスト名の組

HDC-EDI Base Web/deTradeII送受信機能起動時におけるJava8のセキュリティ警告とその回避策について

ACMS E2X/B2B V3.4.0 patch_V_3_4_0_ リリースノート

PC にソフトをインストールすることによって OpenVPN でセキュア SAMBA へ接続することができます 注意 OpenVPN 接続は仮想 IP を使用します ローカル環境にて IP 設定が被らない事をご確認下さい 万が一仮想 IP とローカル環境 IP が被るとローカル環境内接続が行えなくな

お客様各位 作成日 :2013 年 8 月 2 日更新日 :2015 年 9 月 10 日 キヤノン IT ソリューションズ株式会社 DEX-Ⅲ(AIX 版 ) バージョン 2.02 リビジョン 02 変更内容について 拝啓貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は 当社製品に格別なるご愛顧を

9. システム設定 9-1 ネットワーク設定 itmはインターネットを経由して遠隔地から操作を行ったり 異常が発生したときに電子メールで連絡を受け取ることが可能です これらの機能を利用するにはiTM 本体のネットワーク設定が必要になります 設定の手順を説明します 1. メニューリスト画面のシステム設

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

HDC-EDI Base deTradeII送受信機能起動時におけるJava8のセキュリティ警告とその回避策について

HDC-EDI Base B2B LE Version 導入事前説明書

HULFT Series 製品における Javaの脆弱性(CVE )に対する報告

21 システムプロパティ情報設定画面での入力エラー時の画面表示の改善 - 22 EDI Base JOB リレーション情報登録画面での表示項目の変更 - 23 集信後ジョブもしくは配信前ジョブが変更された場合の業務情報詳細画面でのダイアログメッセー - ジの追加 24 インストール時に実行する in

( 注意 ) NonStopServer(SQL/MX) について ( 注意 ) ポート番号の衝突について 1. ディスク容量について ACMS E 2 X, B2B 単体インストールでは 150Mを必要とします これとあわせ データベース領域に必要とされる容量を事前に見積もっておく必要があります

PowerPoint Presentation

( 注意 ) SMTP クライアント機能 ( 注意 ) SMTP サーバ機能 10 WebAgent アダプタ ( 注意 ) 稼働環境について ( 注意 ) サービス設定について 11 その他注意事項 ( 設定 ) UST 使用時の場合 ( 設定 ) ライセンスキーについて ( 注意 ) NonSt

ServerView Resource Orchestrator V3.0 ネットワーク構成情報ファイルツール(Excel形式)の利用方法

ESMPRO/ServerManager Ver. 6 変更履歴

HDC-EDI Base E 2 X, B2B Version 3.8 導入事前説明書 HDC-EDI Base E 2 X, B2B をインストールする前に 以下の通り OS DB Java(JDK/JRE JDBC) Web Application Server(WAS) のインストールが完了し

yukarik

お客様各位 作成日 :2012 年 2 月 27 日更新日 :2013 年 8 月 2 日 キヤノン IT ソリューションズ株式会社 DEX-Ⅲ(Linux 版 ) バージョン 2.01 リビジョン 02 変更内容について 拝啓貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は 当社製品に格別なるご愛

管理サイト操作マニュアル Version.1.1. デジアナコミュニケーションズ株式会社

PowerPoint プレゼンテーション

SAMBA Stunnel(Mac) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxxxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Mac OS 版ダウンロー

要求受付機能 管理番号内容対象バージョン 314 トレースログに重複してメッセージが出力される場合がある 6.3.2~ 大量のファイルトリガ情報が登録されている状態でファイルトリガプロセスを起動するとファイルトリガプロセスが停止する場合がある 7.2.0~7.3.1 ユーティリティ

< 障害一覧 > HULFT 配信機能 管理番号 内容 対象バージョン 39 コード変換の必要がない集信処理および配信処理を実行したにも関わ 7.0.0~7.3.1 らず コード変換処理でエラーとなる場合がある 44 システム動作環境設定再設定コマンド (hulclusterxxx -set) を使

1. はじめに (1) 本書の位置づけ 本書ではベジフルネット Ver4 の導入に関連した次の事項について記載する ベジフルネット Ver4 で改善された機能について 新機能の操作に関する概要説明 ベジフルネット Ver4 プログラムのインストールについて Ver4 のインストール手順についての説明

intra-mart Accel Platform

目次 1. ログイン P2 2. 送受信管理 P メールの新規送信 P 未送信 ( 保存 ) メールの編集 削除 P 送信済みメールの状況確認 P6 3. メンバー ( 送信先 ) 管理 P メンバーの新規登録 編集 P メンバーの削除 P

— intra-mart Accel Platform セットアップガイド (WebSphere編)   第7版  

SAMBA Remote(Mac) 編 PC にソフトをインストールすることによって OpenVPN でセキュア SAMBA へ接続することができます 注意 OpenVPN 接続は仮想 IP を使用します ローカル環境にて IP 設定が被らない事をご確認下さい 万が一仮想 IP とローカル環境 IP

ACMS 総合カタログ Data Applications Company, Limited Enterprise Data Exchange Solutions

目 次 1. はじめに ソフトの起動と終了 環境設定 発助 SMS ファイルの操作 電話番号設定 運用条件 回線情報 SMS 送信の開始と停止 ファイル出力... 16

スライド 1

インストール手順 2 セットアップの種類 [ 標準インストール (S)] [Thunderbird を既定のメールプログラムとして使用する (U)] にチェックを入れ [ 次へ (N)] をクリックします インストール手順 3 セットアップ設定の確認 [ インストール (I)] をクリックします 2

Microsoft Word - シャットダウンスクリプトWin7.doc

Windows Server 2003 におけるPrint Manager V6.0L10の留意事項

新OS使用時の留意事項

HDC-EDI Base E 2 X, B2B Version 3.9 導入事前説明書 HDC-EDI Base E 2 X, B2B をインストールする前に 以下の通り OS DB Java(JDK/JRE JDBC) Web Application Server(WAS) のインストールが完了し

<4D F736F F F696E74202D AD955C A91E F B F91CE8FA48ED C81458B5A8F F A8893AE95F18D90>

ESET Mobile Security V4.1 リリースノート (Build )

目次 第 1 章はじめに 動作環境 Internet Explorer の設定 取引先テスト実施内容... 5 第 2 章取引先テストの手順 ログイン 出荷梱包 ( 紐付けあり )

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.3 for Windows 導入ガイド 第 5 版 2018 年 6 月 日本電気株式会社

目次 はじめに インストール JDBC ドライバの配置 初期登録ユーザー バージョンアップ 評価版の制限....8 参考.JDBC ドライバの入手と設定....9 ) I2C Co.,Ltd.. All

ESET Smart Security 7 リリースノート

V-CUBE One

X-MON 3.1.0

Windows Server 2003 Service Pack 適用手順書

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.1 for Windows 構築ガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 責任範囲 適用範囲 概要 事前準備 クラスタ設定

5-2. 顧客情報をエクスポートする 顧客管理へのアクセス手順 メールディーラーで管理する顧客情報に関する設定を行います 1. 画面右上の 管理設定 をクリックする 2. 管理設定 をクリックする 3. ( タブ ) 顧客管理 をクリックする 2

アルファメール 移行設定の手引き Outlook2016

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.0 for Windows 構築ガイド 2012(Sep) NEC Corporation はじめに責任範囲適用範囲概要事前準備クラスタ設定

FTP 共有を有効にする あらかじめ作成済みの共有フォルダーを FTP 共有可能にする設定を説明します 共有フォルダーの作成方法は 画面で見るマニュアル をご覧ください ファイル数の多い共有フォルダーを変更すると 変更が完了するまでに時間がかかる場合があります また 変更が完了するまで共有フォルダー

在学生向けメールサービス

スライド 1

LCV-Net ファイルコンテナ ユーザーマニュアル

EDIソリューション HDC-EDIのご紹介

OpenAM 9.5 インストールガイド オープンソース ソリューション テクノロジ ( 株 ) 更新日 : 2013 年 7 月 19 日 リビジョン : 1.8

<4D F736F F D D28F A82B582F182AB82F C DEC90E096BE8F E C52E646F63>

UNIVERGE SG3000 から SG3600 Ver.6.2(2012 年モデル ) への 移行手順 All Rights Reserved, Copyright(C) NEC Corporation 2017 年 11 月 4 版

Shareresearchオンラインマニュアル

HDC-EDI Base Web/deTradeIIクライアントへのJava 7 Update 51以降の適用について

メール設定

iExpressソフトフォン TE20-ST-EX

Microsoft Word - ManagerIPChange.doc

Microsoft Word - XOOPS インストールマニュアルv12.doc

Joi-Tab 端末管理システム最終更新日 2015 年 3 月 13 日

BOM for Windows Ver

ユーザーをファイルから一括登録する 登録内容を変更する ユーザーのパスワードを変更する

1. WebShare(HTML5 版 ) 編 1.1. ログイン / ログアウト ログイン 1 WebShare の URL にアクセスします xxxxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 ユーザー名 パ

GlobalFlow5 Ver.1.00R04 リリースノート

<4D F736F F D2089E696CA8F4390B35F B838B CA816A>

<4D F736F F D20837D836A B5F93C192E88C AC888D593FC97CD5F2E646F63>

Web-EDI 機能運用開始までの流れ Ver.1.03 平成 28 年 2 月 公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター情報処理センター

Kyocera Mita KXドライバインストール手順書

顧客名

リリース リリース日 2010 年 11 月 24 日 ( 水 ) 製品ご購入 CD-ROM 2010 年 11 月 24 日 ( 水 ) よりご提供開始 オンラインアップデート 2010 年 11 月 24 日 ( 水 ) 20:00~ ASP サービス NISaaS サービス 2010 年 11

Cisco ViewMail for Microsoft Outlook クイックスタートガイド (リリース 8.5 以降)

WEBシステムのセキュリティ技術

2017/8/2 HP SiteScope software 監視機能対応表 この監視機能対応表は HP SiteScope software v11.33) に対応しています モニタ モニタ説明 モニタ説明 SiteScope for Windows SiteScope for Linux ネット

モバイル統合アプリケーション 障害切り分け手順書

7 PIN 番号入力後 以下のアプレットエラーが表示されます 署名検証が失敗しました 署名検証が行なわれませんでした 8 PIN 番号入力後 以下のアプレットエラーが表示されます APPLET-ERROR APPLET-ERROR APPL

X-MON 3.2.0

目次 移行前の作業 3 ステップ1: 移行元サービス メールソフトの設定変更 3 ステップ2: アルファメール2 メールソフトの設定追加 6 ステップ3: アルファメール2 サーバへの接続テスト 11 ステップ4: 管理者へ完了報告 11 移行完了後の作業 14 作業の流れ 14 ステップ1: メー

目次 1. 教育ネットひむかファイル転送サービスについて ファイル転送サービスの利用方法 ファイル転送サービスを利用する ( ひむか内 ) ファイル転送サービスへのログイン ひむか内 PCでファイルを送受信する

PowerPoint Presentation

クラスタ構築手順書

iRMC S4 ご使用上の留意・注意事項

VoIP-TA 取扱説明書 追加・修正についての説明資料

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.2 for Windows 導入ガイド 第 4 版 2014 年 3 月 日本電気株式会社

ごあいさつ このたびは 日本テレネット株式会社の AUTO 帳票 Custom をお使いいただき まことにありがとう ございます お使いになる前に 本書をよくお読みのうえ 正しくお使いください 本書の読み方 本マニュアルは AUTO 帳票 Custom * を利用して FAX 送信管理を行う方のため

Transcription:

HDC-EDI Base B2B リリースノート 最終更新日 :2012/10/03 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です ------------------------------------------------------------------------------- HDC-EDI Base B2B V3.9.1 (Build id: sis_201208061429) (2012 年 10 月 03 日リリース ) ------------------------------------------------------------------------------- トピックス 1. 新たに以下のデータベースをサポートしました - SQL Server 2012 2. 新たに以下の Web Application Server をサポートしました - Tomcat 6.0.35 - Interstage Application Server 10.0.0 3.DR サイト用としてのホスト名変更コマンドの提供を開始しました 新機能 1. データベース - 新たなデータベースをサポート以下のデータベースが使用可能になりました - SQL Server 2012 2.DB アクセスサーバ - 新たな JDBC ドライバをサポート以下の JDBC ドライバが使用可能になりました - JDBC Driver 4.0 for SQL Server 3.Web Application Server - 新たな Web Application Server をサポート以下の Web Application Server が使用可能になりました - Tomcat 6.0.35 - Interstage Application Server 10.0.0 4. ホスト名変更コマンド - ホスト名変更コマンドの提供データベースに定義されている各定義情報内のホスト名および IP アドレスを 一括に変更することが可能になりました これにより DR サイトへの切り替え時に 環境にあったホスト名および IP アドレスに容易に変更することができます * ホスト名変更コマンドについては 以下の readme を参照してください [CD-ROM]/htccmd/readme_jp.txt 5.ANY 変換 - 新たなデータベースをサポート : データベースフォーマット / データベース検索以下のデータベースへの接続が可能になりました - SQL Server 2012 機能改善 1. メール EDI - POP3 受信時の UIDL サイズの拡張相互接続性の向上を目的として POP3 サーバからのメール受信時に受け付け可能な UIDL の最大長を 64 バイトから 140 バイトに拡張しました * データベースに NonStop SQL/MX および PostgreSQL を利用している環境にてバージョンアップを行った場合は データベースの制約により本拡張を有効にすることができません [B2E:1913] 2. 自動スケジュール抽出 - スケジュール情報抽出処理のパフォーマンス改善以下のスケジュール情報の抽出処理についてパフォーマンスの改善を行いました - カレンダ登録 / 更新時 - HDC-EDI Base 起動時 - スケジュール更新時刻 ( デフォルトは 00:00) の経過時 * acms.properties の scm.schedule_update で指定した時刻を経過した時 [B2E:1811] 3. 自動スケジュール抽出 - スケジュール抽出時のログ出力機能の追加以下のタイミングおよび操作を行った際に行われるスケジュール抽出処理で 抽出の開始 / 終了ログを出力することが可能になりました - HDC-EDI Base 起動 - スケジュール更新時刻経過 - 送受信スケジュール計画情報登録 / 更新 / 削除 - APスケジュール計画情報登録 / 更新 / 削除 - カレンダ情報登録 / 削除 - 送受信スケジュール状況照会 - APスケジュール状況照会本対応により 以下のメッセージコードが新規に追加されます スケジュール抽出開始ログ:10100005( 情報 ) スケジュール抽出終了ログ:10100006( 情報 ) 本機能を使用する場合 acms.propertiesの以下のエントリを設定してください - scm.extract_log=on * 本設定に関する詳細はOperationGuide [B-1.ACMSプロパティ情報] を参照してください - 1 -

4. クリーンアップ - クリーンアップ処理監視機能の追加定時に自動起動するクリーンアップおよび手動で実行するクリーンアップコマンドによるクリーンアップ処理の監視時間を指定することが可能になりました 監視時間を経過した場合は 削除仕掛かり中のトランザクションの削除処理が正常に完了した後 クリーンアップ処理を中断します 本機能を使用する場合 acms.properties の以下のエントリを設定してください - cl.cleanup_timer=( 分 ) * 本機能に関する詳細は OperationGuide [9.1.4. クリーンアップ処理時間の監視機能 ] を参照してください 5. 運用機能 - セキュリティ強化以下の処理において 脆弱性が確認されたためセキュリティの強化を行いました - 簡易データファイル照会 - 検索用 SQL 生成 - リストボックス画面表示 - 画面表示時における運用者権限チェック [B2E:1888] 6. 運用者管理機能 - 認証失敗回数超過時の稼働記録メッセージを改善運用者のロックアウト可否に ロックアウトしない を設定した場合 認証失敗回数超過時は稼働記録のメッセージにも状態 パスワード変更必須状態 を出力するように改善しました - 10060004( 警告 ) * 改善前は稼働記録の詳細メッセージにのみ状態を出力していました [B2E:1923] 7. 通信管理 - 回線復旧処理時における並列制御の改善通信装置 (UST/PCNV) がダウンしている状態で 通信管理または通信機能起動時の以下の回線復旧処理に対する並列制御を改善し 処理開始までの待機時間を短縮しました - 他の正常な通信装置を利用している同じ回線グループの回線復旧 [B2E:1869] 8. 通信機能共通 - 回線状態変更実行時における並列制御の改善通信装置 (UST/PCNV) がダウンしている状態で 回線の開始または停止操作を行った直後に以下の処理を行った場合の並列制御を改善し 処理開始までの待機時間を短縮しました - 同一の稼働ホスト上での発信処理 - 同一の稼働ホスト上での回線開始処理 - 同一の稼働ホスト上での回線停止処理 [B2E:1869] 9.deTradeII - JavaVM の仕様変更による通信障害発生についての改善 Oracle Java 1.6.0 Update 22 の仕様変更により発生するようになった以下の問題により detradeii クライアントからのファイルの送受信時に 411 Length Required の通信障害が発生する現象の改善を行いました - 問題 (Oracle Bug ID: 7001163) * 上記現象は Oracle Java 1.6.0 Update 22 以降の全てのバージョンに共通する問題となりますが 発生条件は WAS やプロキシ等の接続環境に依存します * 同様の機能改善を行った v3.9.0 での対応において 改善が不十分であったことが判明したため 改めて対応しました [B2E:1856] 10.ANY 変換 - 処理命令 (PI 要素 ) のサポート : XML フォーマット XML フォーマットの変換において 処理命令を含む XML データの変換が可能になりました 処理命令は変換処理時に読み飛ばします 11.ANY 変換 - コードテーブルの追加 : 外字定義ファイル (gaiji.tbl) 外字定義ファイルに 以下のコードテーブルに対応する文字コードを追加しました NEC 選定 IBM 拡張漢字 /IBM 拡張文字 - JEF 漢字 12.ANY 変換 - 非表示文字の出力方法の選択 : 可変長フォーマット可変長データの出力において 文字列のクォート処理にエスケープ文字を使用する場合 出力データ中に含まれる非表示文字の扱いを選択できるようになりました この改善により 従来のエスケープシーケンスに変換して出力する方法に加えて 非表示文字をそのまま出力することができるようになりました 非表示文字をそのまま出力するには 変数 AnyTran_EscapeSequence_Convert=OFF をプロパティファイルに設定する必要があります 解決された問題点 [ 通信機能共通 ] 1. メッセージ生存時間が 0 のメッセージ送信直後にリトライオーバーとなる問題以下の通信機能において メッセージ生存時間が 0 のメッセージ送信時に 通信相手先からMSHAckを受信していない状態でAckリトライ回数を超過すると 応答を待つことなくリトライオーバーとなってしまう問題に対応しました - ebxml MS( 流通 BMS) - ebxml MS(NACCS) 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 送信ファイル情報のメッセージ生存時間に 0 を設定して通信を行う 通信相手先からMSHAckを受信していない状態でAckリトライ回数を超過する [B2E:1867] - 2 -

[B2E:1899] 2.Chunked エンコーディングされたビジネスメッセージの受信で検証エラーとなる問題以下の通信機能において Chunked エンコーディングされたビジネスメッセージを受信した場合に ebxml ヘッダ内の PartInfo 要素の href 属性で検証エラーとなる問題に対応しました - ebxml MS 3.0(JEITA) クライアント - ebxml MS 3.0(JEITA) サーバ 通信相手先より Chunked エンコーディングされたビジネスメッセージを受信する [B2E:1868] 3. 持続的接続 (Keep-Alive) を使用した連続受信で障害が発生する問題下記の通信機能において 持続的接続 (Keep-Alive) を使用した連続受信を行った場合に 受信した UserMessage の検証でエラーとなる問題に対応しました - ebxml MS 3.0(JEITA) クライアント - ebxml MS 3.0(JEITA) サーバ 通信相手先より持続的接続で 2 件以上のビジネスメッセージを受信する ebxml MS 3.0(JEITA) クライアントの場合 ユーザ情報の連続受信回数の設定が 0 以外を設定している ebxml MS 3.0(JEITA) サーバの場合 クライアント側が HTTP ヘッダに Connection: keep-alive を付与して通信している [B2E:1812] 4. 着信時の回線トレースに通信相手先の HTTP リクエスト行が出力されない問題以下の通信機能において 着信時の回線トレースに通信相手先から受信した HTTP リクエスト行が出力されない問題に対応しました - ebxml MS( 流通 BMS) - JX 手順サーバ - EDIINT-AS2 - ebxml MS(ECALGA) - RosettaNet1.1 - RosettaNet2.0 - HTTP 手順 - ebxml MS(NACCS) - ebxml MS 3.0(JEITA) サーバ 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します HTTP 回線情報の回線トレースを トレースあり に設定している 通信相手先より HTTP リクエスト行を受信する [B2E:1794] [ebxml MS 3.0(JEITA) サーバ ] 5. 持続的接続 (Keep-Alive) を使用した連続送信で誤った情報を送信してしまう問題 ebxml MS 3.0(JEITA) サーバにおいて 持続的接続 (Keep-Alive) を使用した連続送信を行った場合に ebxml ヘッダ内の PartInfo 要素の href 属性に誤った情報を設定し 送信してしまう問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 着呼送信トランザクションが 2 件以上存在する 通信相手先より持続的接続にて連続して受信要求を受け付ける [B2E:1849] [JCA 手順 ] 6. ファイル無し NO を受信した際に実データが 0 件でない場合がある問題発呼受信において 通信異常終了後のリトライでファイル無し NO を受信すると 0 件受信となるが 前回の通信で異常終了した際の受信データを後続のアプリケーションに通知してしまう問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します JCA ファイル情報の電文区分を 新規開始 / 障害再送 または 常に再送 に設定している JCA ファイル情報の受信ファイル無しを 0 件データ終了 に設定している JCA の通信がデータ伝送中に異常終了している (1 件以上のデータを受信している再送フェーズでの異常終了 ) リトライ時にファイル無し NO を受信する * 本対応により 上記の再送フェーズでファイル無しを受信した場合は異常終了となります また 受信ファイル無しを ファイル無し終了 に設定している場合も同様に異常終了となります [B2E:1881] 7.0 件ファイルを受信した際に実データが0 件でない場合がある問題発呼受信において 通信異常終了後のリトライで0 件ファイルを受信すると0 件受信となるが 前回の通信で異常終了した際の受信データを後続のアプリケーションに通知してしまう問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します JCAファイル情報の再送区分を ファイル再送 または電文区分を 常に開始 に設定している 前回の通信がデータ伝送中に異常終了している(1 件以上のデータを受信している再送フェーズでの異常終了 ) リトライ時に0 件ファイルを受信する * 本対応により 上記の再送フェーズで0 件ファイルを受信した場合は異常終了となります - 3 -

* 再送区分を テキスト再送 に設定している場合においても発生する可能性がありますが JCA ファイル情報の データカウント 1 の設定 および データカウント 2 の設定 を総件数として設定することにより回避することが可能となります [B2E:1881] 8. 停止 / 中止 状態の再開始を行なった際に実データが 0 件でない場合がある問題発呼受信において 通信異常終了後の 停止 または 中止 状態の送受信トランザクションの再開始 ( 処理待 ) でファイル無し NO または 0 件ファイルの受信が行われると 0 件受信となるが 前回の通信で異常終了した際の受信データを後続のアプリケーションに通知してしまう問題に対応しました 本問題は以下の条件に全て該当する場合にのみ発生します JCA ファイル情報の受信ファイル無しを 0 件データ終了 に設定している JCA の通信がデータ伝送中に異常終了している (1 件以上のデータを受信している再送フェーズでの異常終了 ) 再開始時にファイル無し NO または 0 件ファイルを受信する * 停止 または 中止 状態の再開始は新規通信 ( 開始要求 ) の扱いとなります 本対応により 異常終了した際の受信データは破棄して 0 件ファイルとして後続のアプリケーションに通知するようになります また 受信ファイル無しを ファイル無し終了 に設定している場合には 前回の通信で異常終了した際の受信データが削除されるようになります [B2E:1881] [ アプリケーション管理 ] 9.AP トランザクションの処理が停滞してしまう問題 AP トランザクションの処理中にアプリケーション管理が動作している HDC-EDI Base の再起動を実施した場合に 情報の不整合が発生することによりアプリケーション管理機能が正常に起動しない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します AP トランザクションの処理中にアプリケーション管理が動作している HDC-EDI Base を再起動する HDC-EDI Base を起動している Java が Oracle Java 6 または Oracle Java 7 の 64bit 版 [ 現象 ] AP ポートが使用中のまま状態変更されない AP トランザクションが処理待のまま処理されない HDC-EDI Base を起動している Java の CPU 使用率が高負荷となる [B2E:1866] [B2E:1893] [DB アクセスサーバ ] 10.MQ 宛先情報にて MQ 識別コードによる絞り込み検索結果が 0 件となる問題 MQ 宛先情報を MQ 識別コード で絞り込み検索すると 検索結果が 0 件となる問題に対応しました 本問題は 以下のいずれかの条件の場合に発生します MQ 宛先情報一覧画面の MQ 識別コード 項目に条件を指定して検索する MQ 宛先情報登録コマンド (muimnt) の -d MQ 識別コード に条件を指定して検索する [B2E:1934] [ クリーンアップ ] 11. 運用グループ情報のカレンダを更新してもクリーンアップに反映されない問題クリーンアップ時に使用するカレンダが HDC-EDI Base 起動時に固定化されてしまい 運用グループ情報のカレンダを更新してもクリーンアップ処理に反映されない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します HDC-EDI Base 起動後に任意の運用グループ情報のカレンダを変更する 上記の運用グループ情報のクリーンアップを起動する [B2E:1854] [ 運用機能共通 ] 12. リストボックスにて次ページ検索できない問題以下のリストボックス画面において 次ページ遷移用のリンクをクリックしても次のページを表示できない問題に対応しました - パートナー定義情報 - RosettaNet ファイル転送情報 上記画面の情報が 26 件以上登録されている状態で 次のページ をクリック [B2E:1936] [ 情報登録コマンド ] 13. 定義ファイルを使用してユーザ情報を照会すると例外が発生する問題ユーザ登録コマンド (usimnt) にて 省略可能であるプロトコル ID(protocol_id) を省略した定義ファイルを使用して照会した場合に 例外 java.lang.nullpointer Exception が発生する問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します protocol_id を設定していない定義ファイルを使用する -m オプションで定義ファイルを指定して照会を行う [B2E:1917] 14. ユーザ登録コマンド (usimnt) で51 件目以降のユーザが照会されない問題 51 件目以降に定義される以下のユーザが出力ファイルに照会されない問題に対応 - 4 -

しました - メール EDI 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 照会される対象のユーザが 51 件以上存在する 51 件目以降にメール EDI ユーザが定義されている -o オプションを指定して照会を行う [B2E:1742] [AP ロード ] 15.AP トランザクションの登録に時間がかかる問題データファイルを指定せずに AP ロードを実行すると DF アクセスサーバ (DFS) に対して不要な RMI Lookup 処理を行っている為 AP トランザクションの登録完了までに時間がかかってしまう場合がある問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します データファイルを指定せずに AP ロードを実行する 存在しないホストに対しての不要な RMI Lookup 処理に対して障害を検知するまでに時間がかかってしまう環境である [B2E:1880] [ アンロード ] 16. 一括アンロードで抽出済トランザクションを未抽出に戻すことができない問題障害時破棄オプション指定の一括アンロード実行中に障害が発生した場合に 本アンロードで抽出された全てのトランザクションが未抽出に状態変更されない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 障害時破棄オプション指定の一括アンロード処理中に障害が発生する 既に抽出済のトランザクションが存在する [B2E:1851] [ ネイティブコマンド ] 17. ネイティブコマンドが Java コマンドとして動作する問題特定の OS 環境において絶対パス指定でネイティブコマンドを実行すると カレントディレクトリあるいは上位ディレクトリにプロパティが存在しなければ Java コマンドとして動作してしまう問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します OS は HP-UX 環境を使用する ネイティブコマンドを絶対パス指定で実行する カレントディレクトリあるいは上位ディレクトリにプロパティが存在しない [B2E:1748] 18. 照会時の出力結果にプロパティの内容が不正に表示される問題 1 件の標準出力結果が 1024 バイトを超える情報をネイティブコマンドで照会すると 出力結果にプロパティの内容が表示される場合がある問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 1 件の出力結果が 1024 バイトを超える 標準出力指定 (-o を省略 ) で照会する AIX 環境で実行する * 弊社で現象が確認されている環境 [B2E:1818] [detradeii] 19. 二重ログイン後の画面で 前の画面に戻る を実行すると例外が発生する問題一部の WAS で二重ログイン直後の同時アクセス画面にて 前の画面に戻る を実行すると 例外 java.lang.illegalargumentexception が発生する問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します WebSphere で稼働している * 弊社で現象が確認されている WAS 同時ログインを許可している 他の同ユーザが処理中である 同時アクセス画面で 前の画面に戻る を実行する [B2E:1906] 20. 端末側に対して不正な戻り値が返る問題ファイル転送開始時に同時リクエストエラーが発生すると 端末側に対して不正なエラーコード 10194066 を戻り値として返してしまう問題に対応しました 本対応により 正しいエラーコード 10194012 が戻り値として返されます ファイル転送開始時に同時リクエストエラーが発生する [B2E:1907] [ANY 変換 ] 21. アシストファイルがクローズされない問題 : アシストファイル入力データの読込方法として読込単位を設定した場合に 変換処理終了後もアシストファイルがクローズされない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 入力データの読込方法に読込単位を設定している ( 設定する読込単位のレコード件数は 1 ~ 9998 ) アシストファイルを1つ以上利用している 設定された読込件数以上の入力データを処理する(2 回以上の読込が発生する ) - 5 -

プロパティファイルに AnyTran_Clear_Memory=false を設定していない [ANY:441] 22. プロパティファイルがクローズされない問題 : プロパティファイル変換処理にプロパティファイルを利用した場合に 変換処理終了後にプロパティファイルが即座にクローズされない問題に対応しました 変換実行時にプロパティファイルを指定している [ANY:443] 23. コードテーブルが正しくない問題 : 外字定義ファイル (gaiji.tbl) NEC 特殊文字 (13 区 ) のコードテーブルに対応する NEC 漢字 (JIPSE) の文字コードが 一部正しくない問題に対応しました [ 注 ] 本問題は バージョン 5.13.0 以前の製品に同梱された外字定義ファイルでは発生しません [ANY:445] - 6 -