第 問題 ( 総合原価計算 2 級 ) 問 当社は 工程別総合原価計算を採用している 下記の資料にもとづいて 答案用紙の各勘定の記入 を完成させなさい なお製造部門費の配賦差異は当月の売上原価に賦課する 計算条件. 材料はすべて第 工程の始点で投入され 加工費は加工進捗度に比例して消費される 2. 第 工程完了品は 全量がただちに第 2 工程に投入され 加工されて製品になる 3. 正常仕損の処理は度外視法によっている 4. 材料払出高の計算と第 工程の原価配分は先入先出法によっており 製品払出高の計算と第 2 工程の原価配分は平均法によっている 5. 月初勘定残高 ( 一部 ) は 次のとおりである 材料 485,500 円未払賃金給料 976,000 円前払経費 580,000 円第 工程仕掛品 290,000 円 ( 材料 23,000 円 加工費 59,000 円 ) 第 2 工程仕掛品 2,64,760 円 ( 前工程費 2,076,000 円 加工費 565,760 円 ) 製品 3,348,000 円 (800 個 ) 当月取引. 当月中に材料 0,000kg を40 円 /kgで掛けにより購入した 月末有高は 750kgであった 棚卸減耗損はなかった 2. 当月中の賃金給料の支払額は 6,56,000 円であった 月末における未払賃金給料は 960,000 円であった 賃金給料はすべて加工費であり その消費高のうち 50% は第 工程 30% は第 2 工程 0% は電力部門 0% は修繕部門の消費高であった 3. 当月中の経費支払額は 2,480,000 円であった 月末の前払経費は 560,000 円であった 経費はすべて加工費であり その消費額のうち 32% は第 工程 40% は第 2 工程 20% は電力部門 8% は修繕部門の消費高であった 4. 当月発生の減価償却費,500,000 円の内訳は 第 工程が400,000 円 第 2 工程が600,000 円 電力部門が 300,000 円 修繕部門が 200,000 円であった Copyright 206 プロフェッショナル簿記. All rights reserved.
部門別データ 当社には製造部門として第 製造部門と第 2 製造部門 補助部門として電力部門と修繕部門を設 置しており部門別計算を行っている なお 第 製造部門は第 工程を 第 2 製造部門は第 2 工程 を担当している 補助部門費は直接配賦法によって実際配賦しており その配賦割合は以下のとおりである 第 製造部門 第 2 製造部門 電 力 消 費 量 40% 60% 修 繕 作 業 時 間 60% 40% 第 製造部門費と第 2 製造部門費は 直接作業時間にもとづいて予定配賦を行っている 各製造 部門の年間予算と年間予定操業度は次のとおりである 第 製造部門 第 2 製造部門 年 間 予 算 額 72,000,000 円 57,600,000 円 年間予定操業度 48,000 時間 48,000 時間 当月の実際直接作業時間 3,720 時間 3,888 時間 当月生産データ. 当月の生産データは以下に示したとおりである ( ) 内は加工費の進捗度である 2. 正常仕損は第 工程では工程の途中点で発生する なお仕損品評価額はない 3. 第 2 工程では工程の終点で副産物が発生する 副産物の見積売却価額は 個あたり 2,500 円 見 積販売費は 個あたり 520 円である 第 工程 第 2 工程 月初仕掛品 200 個 (20%) 800 個 (50%) 当月投入 3,760 3,600 合計 3,960 個 4,400 個 正常仕損品 40 副 産 物 80 月末仕掛品 320 (50%) 560 (80%) 完 成 品 3,600 個 3,760 個 当月販売データ. 製品 4,000 個を @6,000 円で販売した 2. 副産物はその全量を見積売却価額で販売した 販売費も予定どおりであった 2 Copyright 206 プロフェッショナル簿記. All rights reserved.
第 問 答案用紙 材料 前 月 繰 越 ( ) 仕 掛 品 ( ) 買 掛 金 ( ) 次 月 繰 越 ( ) 賃金給料 諸 口 ( ) 前 月 繰 越 ( ) 次 月 繰 越 ( ) 第 製造部門費 ( ) 第 2 製造部門費 ( ) 電 力 部 門 費 ( ) 経費 前 月 繰 越 ( ) 第 製造部門費 ( ) 諸 口 ( ) 第 2 製造部門費 ( ) 減価償却累計額 ( ) 電 力 部 門 費 ( ) 次 月 繰 越 ( ) 第 製造部門費 賃 金 給 料 ( ) 第 工程仕掛品 ( ) 経 費 ( ) 配 賦 差 異 ( ) 電 力 部 門 費 ( ) 第 2 製造部門費 賃 金 給 料 ( ) 第 2 工程仕掛品 ( ) 経 費 ( ) 配 賦 差 異 ( ) 電 力 部 門 費 ( ) 電力部門費 賃 金 給 料 ( ) 第 製造部門費 ( ) 経 費 ( ) 第 2 製造部門費 ( ) 修繕部門費 賃 金 給 料 ( ) 第 製造部門費 ( ) 経 費 ( ) 第 2 製造部門費 ( ) 3 Copyright 206 プロフェッショナル簿記. All rights reserved.
第 工程仕掛品 前 月 繰 越 ( ) 第 工程完了品 ( ) 材 料 ( ) 次 月 繰 越 ( ) 第 製造部門費 ( ) 第 2 工程仕掛品 前 月 繰 越 ( ) 製 品 ( ) 第 工程完了品 ( ) 副 産 物 ( ) 第 2 製造部門費 ( ) 次 月 繰 越 ( ) 副産物 第 2 工程仕掛品 ( ) 売 上 原 価 ( ) 製品 前 月 繰 越 ( ) 売 上 原 価 ( ) 仕 掛 品 ( ) 次 月 繰 越 ( ) 売上原価 製 品 ( ) 損 益 ( ) 副 産 物 ( ) 第 製造部門費 ( ) 第 2 製造部門費 ( ) 損益 売 上 原 価 ( ) 売 上 ( ) 販 売 費 ( ) 4 Copyright 206 プロフェッショナル簿記. All rights reserved.
第 問 解答 材料 前 月 繰 越 ( 485,500 ) 仕 掛 品 ( 4,278,000 ) 買 掛 金 ( 4,00,000 ) 次 月 繰 越 ( 307,500 ) ( 4,585,500 ) ( 4,585,500 ) 賃金給料 諸 口 ( 6,56,000 ) 前 月 繰 越 ( 976,000 ) 次 月 繰 越 ( 960,000 ) 第 製造部門費 ( 3,250,000 ) 第 2 製造部門費 (,950,000 ) 電 力 部 門 費 ( 650,000 ) 修 繕 部 門 費 ( 650,000 ) ( 7,476,000 ) ( 7,476,000 ) 経費 前 月 繰 越 ( 580,000 ) 第 製造部門費 (,200,000 ) 諸 口 ( 2,480,000 ) 第 2 製造部門費 (,600,000 ) 減価償却累計額 (,500,000 ) 電 力 部 門 費 ( 800,000 ) 修 繕 部 門 費 ( 400,000 ) 次 月 繰 越 ( 560,000 ) ( 4,560,000 ) ( 4,560,000 ) 第 製造部門費 賃 金 給 料 ( 3,250,000 ) 第 工程仕掛品 ( 5,580,000 ) 経 費 (,200,000 ) 配 賦 差 異 ( 80,000 ) 電 力 部 門 費 ( 580,000 ) 修 繕 部 門 費 ( 630,000 ) ( 5,660,000 ) ( 5,660,000 ) 第 2 製造部門費 賃 金 給 料 (,950,000 ) 第 2 工程仕掛品 ( 4,665,600 ) 経 費 (,600,000 ) 配 賦 差 異 ( 74,400 ) 電 力 部 門 費 ( 870,000 ) 修 繕 部 門 費 ( 420,000 ) ( 4,840,000 ) ( 4,840,000 ) 電力部門費 賃 金 給 料 ( 650,000 ) 第 製造部門費 ( 580,000 ) 経 費 ( 800,000 ) 第 2 製造部門費 ( 870,000 ) (,450,000 ) (,450,000 ) 修繕部門費 賃 金 給 料 ( 650,000 ) 第 製造部門費 ( 630,000 ) 経 費 ( 400,000 ) 第 2 製造部門費 ( 420,000 ) (,050,000 ) (,050,000 ) 5 Copyright 206 プロフェッショナル簿記. All rights reserved.
第 工程仕掛品 前 月 繰 越 ( 290,000 ) 第 工程完了品 ( 9,540,000 ) 材 料 ( 4,278,000 ) 次 月 繰 越 ( 608,000 ) 第 製造部門費 ( 5,580,000 ) ( 0,48,000 ) ( 0,48,000 ) 第 2 工程仕掛品 前 月 繰 越 ( 2,64,760 ) 製 品 ( 4,664,000 ) 第 工程完了品 ( 9,540,000 ) 副 産 物 ( 58,400 ) 第 2 製造部門費 ( 4,665,600 ) 次 月 繰 越 ( 2024,960 ) ( 6,847,360 ) ( 6,847,360 ) 副産物 第 2 工程仕掛品 ( 58,400 ) 売 上 原 価 ( 58,400 ) 製品 前 月 繰 越 ( 3,348,000 ) 売 上 原 価 ( 5,800,000 ) 仕 掛 品 ( 4,664,000 ) 次 月 繰 越 ( 2,22,000 ) ( 8,02,000 ) ( 8,02,000 ) 売上原価 製 品 ( 5,800,000 ) 損 益 ( 6,22,800 ) 副 産 物 ( 58,400 ) 第 製造部門費 ( 80,000 ) 第 2 製造部門費 ( 74,400 ) ( 6,22,800 ) ( 6,22,800 ) 損益 売 上 原 価 ( 6,22,800 ) 売 上 ( 24,200,000 ) 販 売 費 ( 4,600 ) 6 Copyright 206 プロフェッショナル簿記. All rights reserved.