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Page 2 す しかしながら 機能性材料部門 化学品部門においては 販売価格の上昇 (+5%) さらに販売量の増加 (+2%) が売上高にプラスの影響を及ぼしました 高性 能製品部門以外のすべての部門で 販売量の増加を記録しました 営業利益 (EBIT) は前年同期比 7,000 万ユーロ増の 2

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証券コード : 年 3 月期第 2 四半期決算 2018 年 10 月 30 日 ( 火 )

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( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

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第 1 四半期の売上収益は 1,677 億円となり 前年からプラス 6.5% 102 億円の増収となりました 売上収益における為替の影響は 前年 で約マイナス 9 億円でしたので ほぼ影響はありませんでした 事業セグメント利益は 175 億円となり 前年から 26 億円の減益となりました 在庫未実現

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平成22年3月期 決算概要

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News Release バイエルホールディング株式会社広報本部 100-8268 東京都千代田区丸の内 1-6-5 丸の内北口ビル TEL 03-6266-7255 www.bayer.co.jp ( 本資料は ドイツ バイエル社が 2012 年 4 月 26 日に発表したプレスリリースの日本語翻訳版です ) ドイツ バイエル社 中間財務報告 バイエル : 2012 年は好調なスタート 売上高は 6.8% 増で過去最高の 100 億 5,600 万ユーロ 営業利益(EBIT) は 42.6% 増の 16 億 3,700 万ユーロ 特別項目計上前 EBITDA は 9.4% 増の 24 億 4,200 万ユーロ 農薬関連事業は力強いスタート ヘルスケア事業も成長素材科学事業では利益率の圧迫が続く 当期純利益は 53.5% 増の 10 億 5,000 万ユーロ 2012 年の業績予測を確認 ドイツレバクーゼン 2012 年 4 月 26 日 バイエルグループ ( 本社 : ドイツレバクーゼン 社長 : マライン デッカーズ ) は 2012 年を好調にスタートした デッカーズ社長は 26 日に行われた第 1 四半期の業績発表において 全事業グループが好調な売上の増加に貢献し 特に農薬関連事業グループは農業シーズンの到来に向けて力強いスタートを切りました と説明した バイエルグループ全体の利益は大幅に増加した 2012 年が好調なスタートとなったことから 今後の期間についても自信を強めています とデッカーズは付け加えた ただし 不透明な情勢が続いていることを考慮して 2 月末に発表した 2012 年の業績予測は現時点では変更していない バイエルグループの の売上高は 6.8% 増で過去最高の 100 億 5,600 万ユーロ ( :94 億 1,500 万ユーロ ) となった 為替 事業ポートフォリオ変更の影響調整後 ( 以下 為替 ポートフォリオ調整後 ) の増収率は 5.2% であった 営業利益 (EBIT) は 42.6% 増の 16 億 3,700 万ユーロ ( :11 億 4,800 万ユーロ ) に達した 特別損失は総額 1 億 6,900 万ユーロ ( :4 億 4,200 万ユーロ ) であった 特別項目計上前の営業利益 (EBIT) は 13.6% 増の 18 億 600 万ユーロ ( :15 億 9,000 万ユーロ ) 特別項目計上前の金利 税金 償却前利益 (EBITDA) は 9.4% 増の 24 億 4,200 万ユーロ - 1/7 -

( :22 億 3,200 万ユーロ ) であった 主にヘルスケア事業グループと農薬関連事業グループにおいて 為替による 8,500 万ユーロのプラス効果が生じたことが この一因となった 当期純利益は 53.5% 増の 10 億 5,000 万ユーロ ( :6 億 8,400 万ユーロ ) 1 株当たり中核利益は 15.9% 増の 1.68 ユーロ ( :1.45 ユーロ ) であった グロス キャッシュフローは 業績の改善により 21.8% 増の 15 億 9,500 万ユーロ ( :13 億 900 万ユーロ ) となった 一方 ネット キャッシュフローは 業績の拡大に伴い運転資本として滞留することとなるキャッシュが大幅に増加したため 66.2% 減の 2 億 7,100 万ユーロ ( :8 億 100 万ユーロ ) となった 純金融負債は 主に為替のプラス効果により 期首現在の 70 億ユーロから 2012 年 3 月 31 日時点では 69 億ユーロまで減少した ヘルスケア事業グループ ( バイエルヘルスケア社 ): 特に新興市場において利益を達成 ヘルスケア事業グループの の売上高は 4.2% 増の 43 億 4,200 万ユーロ ( :41 億 6,600 万ユーロ ) となった 為替 ポートフォリオ調整後の増収率は 2.1% であった デッカーズは 医療用医薬品部門とコンシューマーヘルス部門の両方がこの成長に貢献しました 新興市場が全体として特に好調な業績を上げました と説明した 医療用医薬品部門の売上高は 1.6%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) 増の 25 億 1,700 万ユーロであった 新興市場 特に中国で売上が増加した一方で ほとんどのヨーロッパ諸国ではわずかに減少した 医療用医薬品部門の売上上位の製品の中では 心筋梗塞の再発予防薬 Aspirin Cardio が大幅に売上を伸ばし 為替の影響調整後で 15.7% 増となった 子宮内避妊システム ミレーナ ( 為替の影響調整後で 8.3% 増 ) 抗癌剤 ネクサバール ( 為替の影響調整後で 4.5% 増 ) 遺伝子組換え型血液凝固第 Ⅷ 因子製剤 コージネイト ( 為替の影響調整後で 1.9% 増 ) の売上も好調であった 経口抗凝固剤 イグザレルト は販売国の増加と適応拡大により 医療用医薬品部門の売上上位製品に初めてリストアップされた 一方 抗菌剤 アベロックス ( 為替の影響調整後で 13.3% 減 ) と ED 治療薬 レビトラ ( 為替の影響調整後で 9.3% 減 ) の売上は 米国においてジェネラルメディスンの販売活動が一部再編されたことにより減少した コンシューマーヘルス部門の売上高は 2.9% 増 ( 為替 ポートフォリオ調整後 ) の 18 億 2,500 万ユーロとなった 全事業部がこの増収に貢献した 売上が特に伸びたのは新興市場であった コンシューマーケア事業部 ( 一般用医薬品事業 ) では スキンケア製品ライン Bepanthen Bepanthol ( 為替の影響調整後で 7.7% 増 ) が特に好調であった 一方 解熱 鎮痛剤 Aleve ( 一般名 : ナプロキセン ) とマルチビタミン製品ライン One-A-Day の売上は 好調であった前年同期と同水準となった 解熱 鎮痛 - 2/7 -

剤 アスピリン は 売上の高かった前年同期に比べて 7.0%( 為替の影響調整後 ) 減少した メディカルケア事業部は 主として造影剤と医療機器事業の好業績による恩恵を受けた 造影剤 ガドビスト の売上は 26.5%( 為替の影響調整後 ) 増加した 糖尿病治療関連製品の中では 血糖自己測定器 Contour 製品ラインが 7.3%( 為替の影響調整後 ) の売上増となった 動物用薬品事業部では ノミ ダニ駆除剤 アドバンテージ 製品ラインの売上が 16.2%( 為替の影響調整後 ) 増加した ヘルスケア事業グループの の特別項目計上前 EBITDA は 3.6% 増の 11 億 8,100 万ユーロ ( :11 億 4,000 万ユーロ ) となった これは主にコンシューマーヘルスと医療用医薬品両部門における好業績と コスト管理の効果によるものであった 農薬関連事業グループ ( バイエルクロップサイエンス社 ): 全事業が成長 農薬関連事業グループの の売上高は 15.6% 増 ( 為替 ポートフォリオ調整後では 14.4% 増 ) の 26 億 1,000 万ユーロ ( :22 億 5,700 万ユーロ ) であった 良好な市況が続き 同事業グループの全事業分野が成長した デッカーズは 北半球の作付け時期は早く かつ良好なスタートを切りました と説明した 農薬関連事業グループで最も成長率が高かったのは 24.8% 増 ( 為替の影響調整後 ) を達成した北米地域で アジア 太平洋の 22.7% 増 ( 為替の影響調整後 ) がこれに続いた ヨーロッパ地域は 5.2%( 為替の影響調整後 ) ラテンアメリカ アフリカ 中東地域は 8.9%( 為替の影響調整後 ) の売上増を達成した 農薬事業は全製品グループで売上が増加した 除草剤は 19.0%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) 殺菌剤は 12.3%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) の売上増となった 殺虫剤の売上は 主にポートフォリオ刷新の効果により 17.4%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) 増加した 種子処理剤は 3.2%( 為替の影響調整後 ) の売上増となった 種子と形質を専門に扱うバイオサイエンス事業は 17.1%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) の売上増となった 売上の伸びが最も高かったのは北米のカノーラ ( ナタネ ) と綿実であった 一方 野菜種子の売上は 好調であった前年同期に比べてやや減少した エンバイロサイエンス事業の売上は 3.4%( 為替の影響調整後 ) 増加した 農薬関連事業グループの の特別項目計上前 EBITDA は 31.7% 増の 9 億 8,100 万ユーロ ( :7 億 4,500 万ユーロ ) に達した 作付け時期の早いスタートと販売量の大幅増が増益の主な要因となり 業務効率の改善やコスト管理の成功 為替のプラス効果も貢献した さらに 事業売却とロイヤルティの早期受領による一時的利益 2,200 万ユーロ ( :0 百万ユーロ ) も 農薬関連事業グループに恩恵をもたらした - 3/7 -

素材科学事業グループ ( バイエルマテリアルサイエンス社 ): 原材料価格の高値の継続が重荷となる 素材科学事業の の売上高は 3.8%( 為替 ポートフォリオ調整後では 2.5%) 増の 27 億 8,800 万ユーロ ( :26 億 8,600 万ユーロ ) となった デッカーズは 素材科学事業グループは全地域で販売数量が増加しましたが 販売価格については全体として前年同期と同水準で推移しました と述べた ラテンアメリカ アフリカ 中東地域 北米地域およびヨーロッパ地域での販売価格の上昇は アジア 太平洋地域での販売価格の低下を相殺した しかし 原材料価格の高値が素材科学事業グループの利益を圧迫し続けています とデッカーズは説明した フォーム原材料 ( ポリウレタン ) 事業は 4.7%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) の売上増となった 一方 高機能性樹脂 ( ポリカーボネート ) 事業は 主に販売価格の低下により 4.2%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) の売上減となった 塗料 接着剤 スペシャリティーズ事業による原材料の売上は 全製品グループで売上が増加したため 3.9%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) の増加となった 生産管理事業 ( 無機基礎化学品 ) の売上は 8.9%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) 増加した 素材科学事業グループの の特別項目計上前 EBITDA は 前年同期を 19.4% 下回る 2 億 7,800 万ユーロ ( :3 億 4,500 万ユーロ ) であったが 利益は低調であった 2011 年第 4 四半期 (1 億 600 万ユーロ ) の 2 倍以上に達した 特に原材料価格の上昇によって利益が削減され 営業費の増加もマイナスの影響をもたらした 一方 業務効率改善策や 販売量の増加 および合弁会社 Baulé SAS の残存持分の取得による 1,900 万ユーロ ( :0 百万ユーロ ) の一時的利益はプラス効果をもたらした 2012 年の今後の期間についても自信を強める 2012 年が好調なスタートとなったことから バイエルは本年の今後についても自信を強めている ただし 不透明な情勢が続いていることを考慮して 2 月末に発表した 2012 年通年の業績予測は現時点では変更していない バイエルは引き続き 2012 年通年で約 3%( 為替 ポートフォリオ調整後 ) の売上増を見込んでいる 前回予測と同じ社内の想定為替レート (1 ユーロ=1.40 米ドル ) に基づけば グループの売上高としておよそ 370 億ユーロに相当する 特別項目計上前 EBITDA については引き続き微増とする計画である これはヘルスケア事業グループと農薬関連事業グループにより達成される見込みで 素材科学事業グループの利益は現在の困難な市況を考慮すると 2011 年とほぼ変わらないものと思われる バイエルは 1 株当たり中核利益についても微増とする計画である - 4/7 -

ヘルスケア事業グループは 2012 年の見通しを確認した 同事業グループの 2012 年の最優先事項は 新しい医療用医薬品の製品化を成功させることである 同事業グループは 為替 ポートフォリオ調整後で 1 桁台前半から半ばの売上増を見込んでいる マーケティング費の増加と ヨーロッパにおいて Yasmin のジェネリック製品が登場する影響で 利益が損なわれる可能性が高いが 特別項目計上前 EBITDA は微増となる計画である 医療用医薬品部門については 2012 年の売上高は前年とほぼ同じ水準を保つか または為替 ポートフォリオ調整後で微増 特別項目計上前 EBITDA については前年とほぼ同水準となる見込みである コンシューマーヘルス部門の売上高 ( 為替 ポートフォリオ調整後 ) と特別項目計上前 EBITDA は 1 桁台半ばの増加率を見込んでいる 農薬関連事業グループについては 2012 年も良好な市況が続くものと見ており 市場を上回る成長を予測している 2 月に発表した同事業グループの業績予測では 売上 ( 為替 ポートフォリオ調整後 ) と特別項目計上前 EBITDA について 1 桁台半ばの増加率を見込んでいたが 本年の力強いスタートを受けて 今後の事業展開次第では第 2 四半期の業績発表においてこれを修正する可能性がある 素材科学事業グループの の市場環境は予想通り推移した 同事業グループでは引き続き 2012 年の売上 ( 為替 ポートフォリオ調整後 ) と特別項目計上前 EBITDA を前年と同水準とする計画だが 市場環境が予想より良好に推移すれば 売上と利益はそれに伴って増加する見込みである 2012 年第 2 四半期には 売上 ( 為替 ポートフォリオ調整後 ) は第 1 四半期を上回り 特別項目計上前 EBITDA は大幅増となる見込みである - 5/7 -

注記 : のバイエルグループおよび各事業グループの主要データを記載した表を以下に添 付する また インターネット (URL:http://www.press.bayer.com) からもダウンロードが可能 バイエルホールディング株式会社 2012 年 5 月 10 日 東京 Bayer Holding Ltd./Corporate Communications(12#2j / JPN-BAG-2012-0195) バイエルホールディング株式会社のお問い合わせ先 : 広報本部 岡 松本 (Tel: 03-6266-7255, Fax: 03-5219-9705) < 将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)> このニュースリリースには バイエルグループまたは各事業グループの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている可能性がある さまざまな既知 未知のリスク 不確実性 その他の要因により 将来の実績 財務状況 企業の動向または業績と 当文書における予測との間に大きな相違が生じることがある これらの要因には 当社の Web サイト上 (www.bayer.com) に公開されている報告書に説明されているものが含まれる 当社は これらの将来予想に関する記述を更新し 将来の出来事または情勢に適合させる責任を負うものではない バイエルグループ主要データ バイエルグループ 売上 9,415 10,056 +6.8 EBIT 1,148 1,637 +42.6 特別項目 (442) (169) - 特別項目計上前 EBIT 1,590 1,806 +13.6 EBITDA 1,866 2,377 +27.4 特別項目 (366) (65) - 特別項目計上前 EBITDA 2,232 2,442 +9.4 当期純利益 684 1,050 +53.5 1 株当たり利益 ( ユーロ ) 0.83 1.27 +53.0 1 株当たり中核利益 ( ユーロ ) 1.45 1.68 +15.9 期末現在の従業員数 ( 常勤相当数 ) 112,500 112,000-0.4-6/7 -

バイエルヘルスケア社 売上 4,166 4,342 +4.2 EBIT 769 741-3.6 特別項目 (37) (120) - 特別項目計上前 EBIT 806 861 +6.8 EBITDA 1,103 1,164 +5.5 特別項目 (37) (17) - 特別項目計上前 EBITDA 1,140 1,181 +3.6 バイエルクロップサイエンス社 売上 2,257 2,610 +15.6 EBIT 219 851 - 特別項目 (405) (10) - 特別項目計上前 EBIT 624 861 +38.0 EBITDA 416 972 +133.7 特別項目 (329) (9) - 特別項目計上前 EBITDA 745 981 +31.7 バイエルマテリアルサイエンス社 売上 2,686 2,788 +3.8 EBIT 205 127-38.0 特別項目 0 0 - 特別項目計上前 EBIT 205 127-38.0 EBITDA 345 278-19.4 特別項目 0 0 - 特別項目計上前 EBITDA 345 278-19.4 EBITDA 特別項目計上前 EBIT(DA) 1 株当り中核利益は 国際財務報告基準には定義されておらず したがって補足情報とみなされるべきである これらの指標の定義については 当期の年次報告書 (www.bayer.com にて閲覧可能 ) を参照されたい - 7/7 -