2009 年 11 月 日本 PGP 株式会社 LEMS The License and Entitlement Management System PGP ライセンス管理システムの利用手順 Ver.1.3
1 目次 はじめに... 2 1. LEMS へのログイン パスワード設定... 3 2. LEMS メイン画面... 4 3. ライセンス情報の確認... 5 4. ソフトウェアプログラムのダウンロード... 6 5. 管理構成のカスタマイズとライセンスのアクティベーション ( 有効化 )... 7 6. LEMS アカウント設定... 15
2 はじめに LEMS は PGP コーポレーションが提供するライセンス管理システムです PGP ソフトウェアライセンスを購入したお客様は LEMS の利用により お客様が利用可能なソフトウェアプログラムのダウンロードやお客様が保有するライセンス情報をいつでも迅速に確認でき お客様の利用環境に即したライセンスキー生成等の作業を行えます LEMS では お客様がこれまでに購入し 保有しているすべてのライセンス情報も確認できます
3 1. LEMS へのログイン パスワード設定 PGP ソフトウェアライセンスを購入すると 購入時に申請いただいたお客様の電子メールアドレスに PGP コーポレーションより 販売確認書 (PDF) が添付された電子メールが送付されます LEMS を利用するためのログイン用アカウントは 購入時に申請いただいた電子メールアドレスがそのままアカウントとして設定されています ( このアカウントは変更できません ) また 電子メール本文中にお客様に提供される LEMS アカウントのパスワード設定用サイトへのリンク情報が記載されていますので リンクをクリックしパスワードの設定を行ってください 次回以降の LEMS 利用時は https://lems.pgp.com/ にアクセスし 設定されたログイン用アカウントとパスワードを入力すると LEMS にログインできます パスワードの変更や パスワードを忘れた際の再設定を行う場合は LEMS ログイン画面にて [Forgot password] をクリックし画面の説明に従い 対象となるログイン用アカウントを入力してください 操作が完了すると パスワード再設定用サイトへのリンクが記載された電子メールがお客様のアドレス宛に送付されます ( 送信元は LEMS [no-reply@pgp.com] となり 英文のメールになります ) リンクをクリックし 初回のパスワード設定と同様の手順を実施するとパスワードの変更 再設定が完了します
4 2. LEMS メイン画面 LEMS へのログイン後 メイン画面の右上にお客様情報が表示され 左側のセクションナビゲーターボタンの選択により 各種情報確認 設定が行えます 図 2.LEMS メイン画面 お客様情報欄には お客様ご担当者名 会社名 アカウント ID が表示されます LEMS セクションナビゲーターより 以下の項目を選択できます Overview and Help LEMS の概要と利用方法 チュートリアル等を確認 ( 英文表記 ) Entitlement Summary Download Center Configure and Activate Software Technical Support LEMS Administration Feedback 保有するライセンス情報の概要を確認保有するライセンスに対応するソフトウェアプログラムのダウンロードライセンス番号構成のカスタマイズ PGP サポートポータルや各種 FAQ 等 サポート関連ページへのリンクを掲載 LEMS ユーザーアカウントの設定 LEMS に関するご意見の電子メール送信リンク
5 3. ライセンス情報の確認 LEMS セクションナビゲーターより [Entitlement Summary] をクリックすると 保有するライセンスの情報を確認できます ライセンス情報はサーバー製品 クライアント製品およびコマンドライン製品に分類されて表示され ライセンス種別 数量 メンテナンスサポート期限等の確認も行えます 図 3. 保有ライセンス情報表示画面 確認できるライセンス情報 Product Quantity Start End 製品名称 利用可能な製品のシート数 製品利用開始日 サブスクリプションライセンスの場合は ライセンス終了期日永久ライセンスの場合はメンテナンスサポート終了期日 Type ライセンス種別 ( 永久ライセンス サブスクリプションライセンス ) 保有しているライセンス情報が反映されていない場合購入済みのライセンスが ライセンス情報に反映されていない場合 [Add Entitlements] 下段の入力ボックスに対象となるライセンス番号を入力し [Add] をクリックすると ライセンス情報への追加リクエストを送信できます
6 4. ソフトウェアプログラムのダウンロード LEMS セクションナビゲーターより [Download Center] をクリックすると 保有ライセンスに対応するソフトウェアプログラムのダウンロードリンクが表示されます 永久ライセンスをお持ちでメンテナンスサポートが有効期限内のお客様 またはサブスクリプションライセンスにおいて有効期限内のお客様は 購入時の製品バージョンだけでなく その後にリリースされた最新バージョンについてもソフトウェアプログラムをダウンロードできます 対象製品 バージョンのリンクをクリックすると ダウンロードが開始します 図 4. ダウンロードセンター画面
7 5. 管理構成のカスタマイズとライセンスのアクティベーション ( 有効化 ) PGP 暗号化ソリューションの統合管理製品である PGP Universal TM Server を利用して PGP アプリケーションを管理する場合 管理対象のクライアントアプリケーションの構成に応じたライセンス番号が必要になります LEMS セクションナビゲーターより [Configure and Activate Software] をクリックすると 管理構成の設定やライセンス番号生成 確認等の操作が行えます 管理構成はワークシートとして登録し そのワークシートにもとづいたライセンス番号の生成を行えます 作成できるワークシートの数に制限はありませんが 有効にできるワークシートは常に1つのみとなります 過去に作成したワークシートは履歴として保存され 管理構成の変更の際にいつでも参考とすることができます ワークシートの構成要素について ワークシート 保有するライセンス範囲内で 構築するすべてのシステム構成を登録します 構成は管理サーバー毎に管理グループとして登録し ワークシートが有効化されると その構成に応じたライセンス番号が生成されます 管理グループ 管理サーバー毎に 管理対象となるクライアントアプリケーションの種類と数量をクライアントグループとして登録します 管理の体系に合わせて ワークシート内で複数の管理グループを作成できます クライアントグループ クライアントグループはライセンス番号が生成される最小単位です クライアントアプリケーションの管理ポリシーを設定するグループ毎に クライアントグループを登録します 図 5-1. ワークシート構成の概念
8 ワークシートの管理画面について LEMS セクションナビゲーターより [Configure and Activate Software] をクリックすると ワークシートの管理画面が表示され LEMS セクションナビゲーターの下段にはワークシート管理メニューが表示されます ワークシート管理メニューの項目 図 5-2. ワークシート管理画面 Add New Worksheet Deployed Worksheet Available Worksheets Historically Deployed Worksheet クリックすると ワークシートを新規追加できます 現在有効となっているワークシートが表示されます 作成中のワークシートが表示されます 過去に有効とされていたワークシートの履歴が表示されます ワークシート管理操作手順概要 1. [Add New Worksheet] 右横の [+] をクリックすると [Available Worksheets] 下段にワークシート名が追加表示されます 2. ワークシートを選択し 管理構成の設定後に有効化を行うと そのワークシートが [Deployed Worksheet] 下段に表示されます 3. 新たに別のワークシートの有効かを行うと 現在のワークシートは履歴として保存され [Historically Deployed Worksheet] 下段に表示されます
9 ワークシートの設定画面について 初期状態では 購入したライセンスの対象アプリケーションすべてが含まれる管理構成のワークシートがあらかじめ作成されており [Available Worksheets] 下段に < Default Deployment > という名称で保存されています 初めてワークシートの設定を行う際は この < Default Deployment > を利用します [Available Worksheets] 下段より設定変更を実施したいワークシート名をクリックすると そのワークシートの内容が表示されます 図 5-3. ワークシートの表示情報 1 ライセンス情報 保有するライセンスの情報を確認できます 図 5-4. ライセンス情報表示 PGP Desktop Corporate Desktop Email & WDE & Netshare *.* PGP Desktop Storage Desktop WDE & Netshare *.* PGP Desktop Professional Desktop Email & WDE *.* クライアントアプリケーションのバンドルパッケージは バンドルパッケージの名称ではなく 個別機能名称での表記となります ( *.* にはバージョン名が入ります )
10 2 ワークシート設定変更メニュー 対象のワークシートに対して以下の各種操作が行えます ワークシート設定変更メニューの項目 図 5-5. ワークシート設定変更メニュー RENAME DELETE EMAIL DUPLICATE ADD UNMANAGED CLIENTS ADD SERVER ワークシートの名称を変更します ワークシートを削除します ワークシートの情報を電子メールで送信します ワークシートを複製します スタンドアロン環境で利用するクライアントを登録します 保有ライセンス範囲内で管理サーバーを追加します 3 設定済みの管理構成 設定済みの管理構成の内容を確認できます 管理サーバー毎に管理グループとして定義され 構成する管理サーバーの情報や管理対象となるクライアントアプリケーションの情報を確認できます 図 5-6. 管理構成表示サンプル
11 ワークシートの設定方法について 1 2 3 4 5 ワークシートの名称変更 作成中や作成済みのワークシートの名称を変更する場合は 設定変更メニューより [RENAME] をクリックし 表示される入力ボックスに新しい名称を入力後 [Save] をクリックします ワークシートの削除 作成中のワークシートを削除する場合は ワークシート設定変更メニューより [DELETE] をクリックし 確認画面表示後 [OK] をクリックします 現在有効であるワークシートや 履歴として保存されているワークシートは削除できません 削除が完了すると ワークシート管理メニューの [Available Worksheets] の下段から 対象のワークシート名の表記がなくなります ワークシート情報の電子メール送信 ワークシート設定変更メニューより [EMAIL] をクリックすると 作成中のワークシートの内容を電子メールで送信できます あて先は任意で設定でき 本操作を実施する LEMS ユーザーアカウントにも電子メールが送信されます ワークシートには管理構成情報のほか メッセージを記載することもできます ワークシートの複製 ワークシート設定変更メニューより [DUPLICATE] をクリックすると 現在表示されているワークシートと同内容のワークシートが作成されます 作成されるワークシートの名称は オリジナルワークシートの名称 +copy になります 管理構成の設定変更 (1) 設定済み管理グループの設定変更 変更したい管理グループの右側に表示されている [Edit] をクリックすると 管理グループの設定変更画面が表示されます ( 図 5-7. 図 5-8. 参照 ) 図 5-7. 管理グループ表示
12 図 5-8. 管理構成の設定画面 管理構成の設定画面より 以下の項目を設定できます i) 管理グループ名称 管理グループ名の入力ボックスに設定する名称を入力してください ii) 管理サーバーのバージョン プルダウンメニューより 利用する管理サーバーソフトウェアのバージョンを選択してください iii) 管理サーバーで管理可能なクライアントアプリケーション総数 この管理グループの配下となるクライアントアプリケーションの数量を入力ボックスに入力してください クライアントアプリケーションの種類を問わず この数量までのクライアントアプリケーションを管理できます iv) クライアントグループ名称 この管理グループで管理するクライアントのグループ毎に名称を設定できます クライアントグループ名の入力ボックスに設定する名称を入力してください v) クライアントアプリケーションのバージョン プルダウンメニューより 利用するクライアントアプリケーションのバージョンを選択してください vi) クライアントアプリケーションの数量 登録済みのクライアントアプリケーションの数量を変更することができます 入力ボックスに管理対象となるクライアントアプリケーションの数値を入力してください
13 vii) クライアントグループの追加 管理構成の設定画面 ( 図 5-8. 参照 ) の上部には お客様がライセンスを保有するクライアントアプリケーションと数量が表示されます 管理対象のクライアントグループを追加する場合は 希望のアプリケーション右横の [+] をクリックします 新たにクライアントグループが追加されますので 名称 バージョン 数量を設定します クライアントアプリケーションの数量変更やクライアントグループの追加の際に 保有するライセンス数量を超える数値を設定すると エラーメッセージが表示されます エラーメッセージが表示されている状態では ワークシートの有効化 (P.14 参照 ) ができません 保有するライセンス数量の範囲内で再度設定しなおしてください viii) クライアントグループの削除 クライアントアプリケーションの数量設定ボックス右横の [ イアントグループの削除が完了します ] をクリックすると 対象クラ すべての設定変更後 [Save] をクリックすると 管理構成の設定変更が完了します [Update] をクリックした場合は 設定画面のまま変更内容が反映されます (2) 管理グループの追加 複数台の管理サーバーを構築し それぞれでクライアントアプリケーションを管理する際等 管理グループの追加をする場合は ワークシート設定変更メニューより [ADD SERVER] をクリックすると 保有ライセンスの範囲内で管理グループを追加できます 追加する管理サーバーの名称 管理サーバーのバージョンおよび管理するクライアントアプリケーションの数量を設定し [Save] をクリックすると 追加が完了します 保有するライセンス数量を超える数値を設定すると エラーメッセージが表示されます エラーメッセージが表示されている状態では ワークシートの有効化 (P.14 参照 ) ができません 保有するライセンス数量の範囲内で再度設定しなおしてください (3) 管理グループの削除 対象管理グループの設定変更画面 ( 図 5-6. 参照 ) にて 管理グループ名の入力ボックス右横にある [ ] をクリックすると削除が完了します (4) スタンドアロン環境で利用するクライアントの登録 管理サーバーで管理をせず スタンドアロン環境で利用するクライアントアプリケーションがある場合は ワークシート設定変更メニューより [ADD UNMANAGED CLIENTS] をクリックし 構成を登録します 対象となるクライアントアプリケーションの種別 数量を指定し クライアントグループの名称を入力後 [Save] をクリックすると 登録が完了します
14 6 ワークシートの有効化とライセンス番号の確認 ワークシートの設定完了後 そのワークシートを有効化するには ワークシート設定変更メニューの右上の [GET LICENSES] をクリックします ライセンス許諾を受ける担当者氏名と電子メールアドレスを入力し [Deploy] をクリックします 対象のワークシートが有効になり [Deployed Worksheet] 下段にワークシート名が表示されます 有効になったワークシートを選択すると 設定した管理構成にもとづき生成されたライセンス番号を確認できます 図 5-9. 有効なワークシートのライセンス情報確認画面 PGP 製品をご利用の際は 製品のインストール後 上記ライセンス番号を入力し ライセンスの承認を行う必要があります ライセンスの承認にはインターネットへの接続環境が必要ですが インターネットとの接続がない環境の場合は [License Authorization] に表示されるコードを用いてライセンスの承認を行うことができます 7 ワークシートの履歴内容確認 LEMS では 過去にアクティベートされたワークシートの情報が履歴として保存されます ワークシート管理メニューの Historically Deployed Worksheet 下段に表示されたワークシート名より 内容を確認したいワークシートを選択すると その内容が表示されます
15 6. LEMS アカウント設定 LEMS セクションナビゲーターより [LEMS Administration] をクリックすると LEMS ユーザーアカウントに関する各種設定を行えます ライセンス購入時に付与される LEMS ユーザーアカウント以外に LEMS を利用するユーザーアカウントの追加が必要な場合や 作成済みのユーザーアカウントの設定変更 削除等は ここで設定を行います LEMS ユーザーアカウントには 4 段階のユーザー権限のうち適切なレベルを割り当てることができます 図 6-1.LEMS アカウント設定基本画面 ユーザーアカウント追加作成時に入力を求められる情報 電子メールアドレス 担当者氏名 電話番号 LEMS のユーザーアカウントとして用いられます アカウント追加設定後 登録された電子メールアドレスにパスワード設定用の電子メールが送られます ユーザーアカウントを付与する担当者の氏名 ユーザーアカウントを付与する担当者の電話番号 LEMS アカウントの追加方法 1. 図 6-1. 画面にて [Add Account] をクリックします 2. 図 6-2. 画面にて 入力ボックスに 追加するアカウントに対応する電子メールアドレスを入力し [Add] をクリックします ( アカウント名は電子メールアドレスになります ) 図 6-2. LEMS アカウント設定画面 ( 担当者メールアドレス入力画面 )
16 3. 図 6-3. 画面にて 担当者の氏名と電話番号を入力し [Access] 横のプルダウンメニューから アカウントに割り当てるユーザー権限を選択し [Create] をクリックします ユーザー権限の種類と可能な操作 図 6-3. LEMS アカウント設定画面 ( 担当者情報入力画面 ) Admin Deployer Editor Viewer 製品プログラムダウンロード ワークシートの作成 ライセンス番号の作成 ユーザーアカウントの作成 4. ユーザーアカウントとして登録したメールアドレスにパスワード設定用の URL が記載された電子メールが届きますので パスワードの設定を行います 設定手順は 1.LEMS へのログイン パスワード設定 と同様です 日本 PGP 株式会社 102-0083 東京都千代田区麹町 3-5-2 ビュレックス麹町 10F 代表 : 03-5215-7625 FAX : 03-5215-7621 Email: pgp-japan@pgp.com URL: http://www.pgp.co.jp Copyright 2009 PGP Japan K.K. All Rights Reserved