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Transcription:

Tibor スワップの清算対象取引への追加に伴う金利スワップ取引清算制度の一部改正について I. 趣旨 平成 25 年 1 月 11 日株式会社日本証券クリアリング機構 金利スワップ取引の清算業務について その対象範囲を拡大すべく 日本円金利スワップ取引として取引が一定程度行われている Tibor を対象とした金利スワップ取引について新たな清算対象取引として追加するとともに 当該取引の追加に伴い リスク管理制度の精緻化を図るべく 所要の見直しを行う II. 概要 項目概要備考 1. 追加する清算対象取引 新たな清算対象取引として 変動金利が日本円 Tibor である金利スワップ取引を追加する 対象とする Tibor の種類については 現在インターバンクで取引が行われているのは全国銀行業協会が公表するユーロ円 Tibor( いわゆる ZTibor ) であることを踏まえ ZTibor とする 日本円 Tibor( いわゆる DTibor ) Tibor-TIBM (5 banks) 及び Tibor-TIBM(10 banks) については対象外とする 清算対象とする変動金利の期間については 3M 及び 6M とする その他の期間については対象外とする 清算対象とする契約の残存期間については 3M については 5 年 6M については 10 年までとする 清算対象とする契約の残存期間の将来的な拡大については 流動性や信頼ある気配値提出の可否等 リスク管理上の問題点を整理することを前提に 引き続き検討する 2. イールドカーブ (1) グリッドポイント 6M-Tibor のイールドカーブの作成に係るグリッドポイントについては 気配値の提出に係る指定清算参加者が参考値として 1

項目概要備考 提出を行う場合のグリッドポイント ( 別紙 1) とする 3M-Tibor のグリッドポイントについては 別紙 2とする 3M-Libor と同じグリッドポイントとする (2) 気配値のソース 6M-Tibor スワップの一部のグリッドポイント及び 3M-Tibor の全部のグリッドポイントについては 現状ブローカー / ディーラーのスクリーン等を通じて気配値の取得ができないため 1 ブローカー / ディーラー ( 取得可能なポイント ) に加えて 2 ポジションを保有する清算参加者及び3 気配値の提出に係る指定清算参加者から気配値を取得する 清算参加者に対しては ポジションを保有するインデックスごとに 清算対象とする契約の残存期間 に対応するグリッドポイントに係る気配値の提出を求める イールドカーブの計算に利用する気配値の数を十分確保するため ポジションを保有する清算参加者に対し気配値の提出を求める ( 現行の 3M-Libor スワップ及び 6M-Libor スワップについては対象外とする ) 気配値の提出に係る指定清算参加者に対して 新たに 3M-Tibor の気配値の提出を求める 上記 1. で定めるインデックスごとの 清算対象とする契約の残存期間 よりも長い期間に対応するグリッドポイントに係る気配値は提出義務の対象とせず 指定清算参加者に対してのみ参考値としての提出を求める (3) 気配値の信頼性を確保する仕組み 気配値の信頼性を確保する仕組みとして 現行の措置 ( 平均値から乖離した場合及び未提出の場合に清算手数料の加算対象となる ) を適用する 現在 6M-Tibor( 及び 1M-Libor) について参考値として気配値を提出することとなっている指定清算参加者 ポジションを保有することで提出義務がかかる清算参加者においても 当該措置の対象となる ( 清算対象取引としての契約の残存期間よりも長い期間に対応するグリッドポイントに係る気配値を除く ) 信頼性を確保する仕組みの適用には 一定程度 ドライラン期間を設ける 3. 当初証拠金 (1) 所要額の計 Tibor Libor の別にかかわらず ポートフォリオベースで当 所要額の計算に用いる FHS (Filtered Historical 2

項目 概要 備考 算方法 初証拠金の所要額計算を行う Simulation) VaR における各パラメーター ( 参照期間 保有期間 信頼水準 EWMA における decay factor (λ) 及びボラティリティに係るフロア等 ) については 現在の Libor(6M 3M) と同様とする (2) 流動性等に係る当初証拠金の割増し 流動性等に係る当初証拠金の割増し制度について 各商品 / テナーにおける特性をより精緻に反映することが可能となるよう 制度の見直しを行う 現在は ポートフォリオに係る当初証拠金の額が一定水準を超過した場合に 一定率の割増しを行うこととしている 1 割増しに係る適用基準及び割増し額の算出 各イールドカーブにテナーバケットを設定し 当該バケットに係るリスクの規模が一定の基準を超えた場合には 当初証拠金の割増しを行う 基準を超過した場合の割増額は イールドカーブ / テナーごとにポジション処理時のリスクとして設定したアスク ビッドの幅をベースに算出する リスクの規模に係る基準は PVO1 をベースに設定する 具体的な割増額は イールドカーブ / テナーごとに算出された PVO1 に 当該イールドカーブ / テナーについてアスク ビッドの幅として設定されたベーシスポイントを乗じることで算出する 2 適用基準等の設定 割増しの適用基準となるイールドカーブ / テナーごとの PV01 及び割増額を算出するためのアスク ビッドの幅 ( ベーシスポイント ) については マーケットサーベイ ( 清算参加者へのアンケート ) を通じて設定する 基準の設定に際しては JSCC においてアンケート結果を基に設定案を作成し 運営委員会に諮ったうえで決定する 具体的な基準設定については ヘッジ取引で想定される取引 ( ベーシス スワップ取引等 ) におけるアスク ビッドの幅をベースとすることが想定されるが 制度開始時における基準の設定水準等については さらに各社の意見をヒアリングしながら 引き続き検討する 3 適用基準等の 具体的なチャージの基準等については 定期的 ( 四半期に一度 マーケット環境が変化した場合等 必要と認められ 3

項目 概要 備考 見直し を目途 ) に見直しを行う る場合には 臨時に基準及びチャージ額の見直しを行うことができるものとする 特に 取扱開始後一定期間は 実際の基準及びチャージ額について検証を行い 必要に応じ水準等の見直しを行うものとする 4. 参加者破綻時の処理 ( オークション ) 参加者破綻時のオークションについては 清算対象取引の種類にかかわらず 全てのポジションについて一括で実施する 5. 清算基金におけるストレスシナリオ 追加する清算対象取引の特性を踏まえ ストレスシナリオを追加する 追加したストレスシナリオについては 市場環境を踏まえ 年 1 回程度 見直しを行う 具体的には 過去に商品間のベーシスが拡大した期間における価格変動を参考に 更にベーシスが拡大した場合のシナリオ等を作成する 制度開始時におけるストレスシナリオについては 引き続き検討する マーケット環境が変化した場合等 必要と認められる場合には 臨時にストレスシナリオの見直しを行うことができるものとする III. 実施時期 ( 予定 ) 平成 25 年 2 月から実施する ( 金融庁長官の認可を条件とする ) 以上 4

別紙 1 6M-Tibor スワップのイールドカーブの作成に使用するグリッド ポイント ( 現 気配値の提出に係る指定清算参加者用 ) 6M-Tiborスワップのグリッドポイント Products Rates (Fixing) 0 x 6, Tibor 1 x 7, Tibor 2 x 8, Tibor 3 x 9, Tibor 4 x 10, Tibor 5 x 11, Tibor 1Y (6M vs 6M), T-L SP 18M (6M vs 6M), T-L SP 2Y (6M vs 6M), T-L SP 3Y (6M vs 6M), T-L SP 4Y (6M vs 6M), T-L SP 5Y (6M vs 6M), T-L SP 6Y (6M vs 6M), T-L SP 7Y (6M vs 6M), T-L SP 8Y (6M vs 6M), T-L SP 9Y (6M vs 6M), T-L SP 10Y (6M vs 6M), T-L SP 12Y (6M vs 6M), T-L SP 15Y (6M vs 6M), T-L SP 20Y (6M vs 6M), T-L SP 25Y (6M vs 6M), T-L SP 30Y (6M vs 6M), T-L SP 35Y (6M vs 6M), T-L SP 40Y (6M vs 6M), T-L SP

別紙 2 3M-Tibor スワップのイールドカーブの作成に使用するグリッド ポイント 3M-Tiborスワップのグリッドポイント Products Rates (Fixing) 0 x 3, Tibor 1 x 4, Tibor 2 x 5, Tibor 3 x 6, Tibor 4 x 7, Tibor 5 x 8, Tibor 6 x 9, Tibor 7 x 10, Tibor 8 x 11, Tibor 1Y (3M vs 6M), Tibor 18M (3M vs 6M), Tibor 2Y (3M vs 6M), Tibor 3Y (3M vs 6M), Tibor 4Y (3M vs 6M), Tibor 5Y (3M vs 6M), Tibor 6Y (3M vs 6M), Tibor 7Y (3M vs 6M), Tibor 8Y (3M vs 6M), Tibor 9Y (3M vs 6M), Tibor 10Y (3M vs 6M), Tibor 12Y (3M vs 6M), Tibor 15Y (3M vs 6M), Tibor 20Y (3M vs 6M), Tibor 25Y (3M vs 6M), Tibor 30Y (3M vs 6M), Tibor 35Y (3M vs 6M), Tibor 40Y (3M vs 6M), Tibor