<4D F736F F F696E74202D B837D A B B838A E838B82CC8CBB8FF382C689DB91E82E707074>

Similar documents
資料

参考資料2 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況 2016年

プラ協マテリアル2017.indd

知りたかった ケミカルリサイクル プラスチック容器包装のリサイクル PPRC CR 研究会 1


概要:プラスチック製容器包装再商品化手法およびエネルギーリカバリーの環境負荷評価(LCA)

3Rエコポイントシステム促進のためのガイドライン

資料3    既存品目の再商品化等について

事例2_自動車用材料

〔表紙〕

学術第2小委員会


ペットボトル事例集 2014.indd

ハーフェクトハリア_H1-H4_ _cs2.ai

() 化粧品は 詰替用がないから詰め替えない 方も 詰め替えたことがない方の詰め替えない理由は - スキンケア用化粧品 詰替用が商品ラインナップにない % が最多 詰め替える時に雑菌などが入らないか心配 28% 詰め替える作業が面倒 % と続く - メーキャップ用化粧品 詰替用が商品ラインナップにな


ごみ焼却施設の用地設定

ポリエーテル系非イオン界面活性剤

食品廃棄をめぐる現状

Microsoft Word - 3R原単位の算出方法

4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ

可燃ごみ袋 ( 大 ) は可児市が 1 袋 30 円で 御嵩は 70 円となりだいぶ差があり 高いと感じる 可燃ごみ袋 ( 大 ) を 70 円とする根拠は何か 可茂地区管内 10 市町村のうち 可燃ごみ袋 ( 大 ) は高いところでは 1 袋 155 円から低いところでは可児市のように 30 円の

Transcription:

1) リサイクルの仕組み 2)PETホ トル再商品化の流れ 3)3R 推進活動について 4)PETホ トルQ&A 編集 : 小山化学株式会社 1

リサイクルとは使い終わったものをもう一度役立てること! リサイクルは 捨ててしまえばゴミになるものを 再び資源として利用するシステムのことです 容器包装リサイクル法 では 家庭から出るゴミの中で PET ボトルをはじめ 空き缶 空きびん その他の紙やプラスチックなどのリサイクルが義務づけられています 2 市町村が分別収集 1 消費者が分別排出 リサイクルの仕組み 3 事業者が再商品化 2

3R は 循環型社会 を作るキーワード 私たちが住む地球環境を守っていくためには 物を繰り返し活用することで 資源を節約し 環境への影響をできるだけ小さくする社会を 家庭や市町村 会社などが協力してつくっていかなくてはなりません ごみが資源へと生まれかわり繰り返し利用され 輪 のように回っていく社会を 循環型社会 と言います 循環型社会の実現のためには それぞれの立場で次のことに努力する必要があるのです Reduce リデュース Reuse リユース ゴミが出ないように気をつける 軽量化 薄肉化等による使用量削減 過剰包装の削減 詰め替え容器の開発等 ゴミに出さないで繰り返し使う リターナブルシステムの調査 研究 Recycle リサイクル 再び資源として利用する リサイクル性の向上 リサイクル率 回収率等の維持 向上 複合材の見直し ( 単一素材の推進 ) 3 つの言葉の頭文字をとって 3R( スリーアール ) と呼んでいます 3

P E T ホ トル再商品化の流れ 4

P E T ホ トル Q & A Q1: キャップやラベルも PET 樹脂で出来ているのですか? A: キャップの材質は 密封性を得るため 主に軟らかいポリプロピレンを使用しています ラベルはシュリンクフィルムを使用し 熱収縮性の良い樹脂を使用しています リサイクルの工程では光 水 風 磁力 X 線等様々な手段により PET 樹脂と他の樹脂等とを分離させることが出来ます 従って 全ての部材を PET 樹脂で統一しないと PET ボトルのリサイクルが出来ないということはありません 一般にキャップには比重分離が ラベルには風力分離が有効とされています Q2: プラスチックと PET ボトルのリサイクルは方法や活用法が違うのですか? A: プラスチックのリサイクル手法としては PET 樹脂と同じマテリアルリサイクルがありますが その他に油化 高炉還元化 コークス炉化学原料化 ガス化があります PET ボトルの場合は 従来 マテリアルリサイクルにより 繊維 シート ボトル ( 食品を除く ) 成形品などに再商品化されてきましたが 2001 年 5 月の法改正により 新たに化学分解法もリサイクル手法として認められました この方法は PET ボトルを化学的に分解して原料物質に戻し それから再び PET 樹脂を作る方法です 分解および精製の過程で異物が除去されるので石油から新たに作ったものと同等な樹脂が得られます Q3:PET 樹脂を原油に換算すると 日本の原油輸入量のどれぐらいになるのですか? A: 経済産業省化学課の試算では 2005 年の樹脂生産量 533 千トンを 2005 年国内輸入原油に換算すると約 0.2% です また プラスチック処理促進協会のホームページには プラプラスチック製品の生産に向けられた量は 年間に使用される原油と輸入ナフサを合計した量の約 6% を占めています とされています 5

Q4:PET ボトルリサイクルの対象となる指定 PET ボトルは なぜ指定品目が限定されているのですか? A:PET ボトルがリサイクルされ 品質の良い新たな再生品として生まれかわるには PET ボトルに付着した内容品の残さや臭いを除去しなければなりません 指定 PET ボトルの対象には水洗浄が容易な内容品が選ばれています 2008 年 4 月からの指定 PETボトルの分類特定調味料 しょうゆ ( 品目拡大 ) しょうゆ加工品 ( めんつゆ等 ) みりん風調味料 食酢 調味酢 ドレッシングタイプ調味料 ( ノンオイル ) など ( 変更なし ) 乳飲料 ドリンクタイプのはっ酵乳 乳酸菌飲料など 清涼飲料 ( コーヒー飲料 茶飲料などを含む ) 果汁飲料など 酒類 ( 焼酎 本みりん 洋酒 清酒など ) 赤字部分が今回変更または追加された箇所です 食用油脂を含むもの ( 食用油 オイル成分を含むドレッシング等 ) 香辛料の強いもの( ソース 焼肉のたれ等 ) 非食品用途全般( 洗剤 シャンプー 化粧品 医薬品等 ) のPETボトルは指定 PETボトルではありません従来通り その他プラスチック製容器包装に分類されます A:PETボトルがリサイクルされ 品質の良い新たな再生品として生まれかわるには PETボトルに付着した内容品の残さや臭いを除去しなければなりません 指定 PETボトルの対象には水洗浄が容易な内容品が選ばれています PETボトルのリサイクルでは 消費者が 軽く中をすすいで 水切りをし 分別排出して頂くことが重要です なお 指定 PETボトル以外のPETボトルは その他のプラスチック製容器包装 として別途リサイクルされます 6

Q5: 日本全国で PET ボトルはどれくらい使用され リサイクル されていますか? A: 2007 年の指定 PET ボトル ( 清涼飲料 しょうゆ 酒類 乳飲料 ) の販売量は約 573 千トンです 2007 年度の指定 PET ボトルの合計回収量 ( 市町村回収量 + 事業系ボトル回収量 )396 千トンを分子に 指定 PET ボトルの販売量 573 千トンを分母とする回収率は 69.2% です ( 参考資料 ) ボトル用 PET 樹脂需要実績推移 1999 年 2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年用途 指定清涼飲料 308,222 338,654 380,372 391,126 412,970 490,173 509,684 515,414 533,091 520,120 表示しょうゆ 12,501 12,829 11,265 12,076 12,606 11,174 10,995 11,100 13,175 - 商品特定調味料 - - - - - - - - - 21,644 酒類 11,479 10,461 11,090 9,363 10,980 12,365 11,904 11,970 11,583 14,511 指定表示商品合計 332,202 361,944 402,727 412,565 436,556 513,712 532,583 538,484 557,849 556,275 洗剤シャンフ ー 9,630 9,443 5,998 5,022 3,674 3,608 4,262 3,273 2,625 4,695 そ食用油 2,079 2,487 3,264 2,734 2,255 2,908 3,744 4,255 2,981 1,955 の調味料 14,267 13,653 12,838 12,654 13,774 13,321 12,291 11,779 12,368 17,495 他化粧品 6,149 6,524 7,310 5,865 7,921 9,031 10,306 11,059 11,803 11,707 医薬品 他 6,159 7,345 10,643 7,033 6,551 6,971 7,424 8,632 11,586 9,927 総合計 370,486 401,396 442,780 445,873 470,731 549,551 570,610 577,482 599,212 602,054 PET ボトル協議会調べ (2009 年 5 月現在 ) 数字は暦年ベース (1 月 ~12 月 ) で 輸入品を含む 指定表示製品とはしょうゆ 酒類 清涼飲料 ( 乳飲料を含む ) をいう 指定表示製品のうち 平成 20 年 (2008 年 )4 月より特定調味料として しょうゆに加え 5 品目 ( しょうゆ加工製品 みりん風調味料 食酢 調味酢 ドレッシングタイプ調味料 ( ノンオイル )) が指定表示製品となりました 7

( 参考資料 ) 容器包装リサイクル法によるPETボトル分別収集の計画と実績 1999 年 2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年項目 分別収集計画量 ( 千トン ) 59 103 173 199 214 229 243 285 300 303 分別収集量 ( トン ) 75,811 124,873 161,651 188,194 211,753 238,469 251,962 268,266 283,441 再商品化数量 ( トン )( 全体 ) 再商品化数量 ( トン )( 指定法人ルート ) 実施市町村数 70,783 117,877 155,837 183,427 204,993 231,377 244,026 261,265 277,015-39,605 68,575 94,912 112,485 124,298 147,698 143,032 106,445 111,847-1,214 2,340 2,617 2,747 2,891 2,796 1,747 1,752 1,765 - 対象人口 8,485 11,019 11,657 11,910 12,299 12,330 12,477 12,637 12,659 - 上記表は容リ法に基づく市町村分別収集分を対象 ( 事業系回収分を除く ) 2008 年 3 月末時点の市町村数は1,816( 東京 23 区を含む ) 全国の総人口は12,773 万人 2008 年 10 月環境省発表 - 8

Q6:PET ボトルのリターナブル化は なぜ難しいのですか? A: ガラスのリターナブル容器は実用化されていますが ガラスに比べて素材としての PET 樹脂は 内容物の吸着 浸透や熱変形あるいは傷つきやすい等の短所を有しています このため 一般に多数回の繰り返し使用には向かない素材といえます リターナブル PET ボトルの実用化に当たっては 安全 安心の確保が最重点課題となります また 再使用時においても 法律的にはバージンと同じであることが求められます 万が一 薬品等の異物が混入した場合 それが内壁より吸着されて 洗浄しても残ってしまい リターナブル PET ボトルの内容液に再溶出する問題が残ります 日本では 日本の状況にあった安全性に対する明確な解決策をだすことがまず必要となります 9

Q7: ボトルの軽量化の進捗状況はどうなっていますか? PET ボトル推進協議会では 2005 年 12 月に PET ボトルのリデュースの推進目標として 新たな技術開発を行い 2010 年度までに 主な容器サイズ 用途ごとに 2004 年度実績対比で 1 本あたりの重量を 3% 軽量化する という自主行動計画を掲げています 2008 年度年次報告書図 6 のグラフに記載したデータは推進協議会を構成する各団体 ( 社団法人全国清涼飲料工業会 社団法人日本果汁協会 日本醤油協会 酒類 PET ボトルリサイクル連絡会 PET ボトル協議会 ) への調査に基づくものでありこれらの主要品目で PET ボトル総重量の 70% 以上を占めています リデュースに関する自主行動計画 (2007 年度 ) 目標進捗状況新たな技術開発等を行い 主な容器サ 2007 年度のボトル重量調査を 推進協議会を構成する5 団体に行った結果 イズ 用途ごとに2004 年度実績比で1 本 2004 年度に比べ 主要な容器サイズ 用途計 15 種のうち8 種で0.9~10.0% の軽量当たりの重量を3% 軽量化する化が達成できた ( 参考実績 ) 2004 年度以前の実績 * 2,000ml 耐熱ボトル = 過去 20 年間で26% 軽量化 1,500ml 耐圧ボトル = 過去 20 年間で35% 軽量化 500ml 耐熱ボトル = 過去 8 年間で19% 軽量化 10

Q8:PET くずの輸出量はどのような推移ですか? PETくず輸出量とPETホ トル輸出推計量 ( 単位 : 千トン ) 年度 2006 2007 2008 PET くず輸出量 ( 財務省 貿易統計 ) 287 363 361 中華人民共和国 93 207 229 香港 183 135 110 使用済みPETホ トルの輸出推計量 225 295 304 PETくず中のPETホ トルの割合 ( 推進協調べ ) 78.3% 81.2% 84.2% 11

資料提供 :PET :PETボトルリサイクル推進協議会東京都中央区日本橋小伝馬町 7-16 7-16 ニッケイビル 2 階電話 :03-3662-7591 F A X:03-5623-2885 URL: URL: http://www.petbottle-rec.gr.jp 主な活動内容主な活動内容 (1) (1) リサイクルを促進するための広報活動リサイクルを促進するための広報活動 1. 1. 正しい知識の提供及び情報の提供活動展示会出展 正しい知識の提供及び情報の提供活動展示会出展 広報誌の発行 配布 工場の紹介 ビデオ 再生品の紹介等広報誌の発行 配布 工場の紹介 ビデオ 再生品の紹介等 2. 2. 市町村分別収集への協力市町村分別収集への協力主要市町村の訪問調査 事例紹介等主要市町村の訪問調査 事例紹介等 3. 3. 経済的リサイクルシステム構築関連団体との連携及び国内外の経済的リサイクルシステム構築関連団体との連携及び国内外の先進国事例等研究先進国事例等研究 (2) (2) 再商品化計画の支援再商品化計画の支援 12