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1 はじめに 多重伝送装置 XM シリーズトロリーバス用ユニット Ethernet 子局 :XM-TSE32 用サポートツール ( 以下 本ツール ) は 本多重伝送装置 ( 以下 多重ユニット又は XM- TSE32) の設定 モニタリングを行い ユーザーのシステム構成作業を支援するソフトウェアです 本ツールは 多重ユニットに対して以下の機能を持ちます パラメータ設定 Ethernet 通信パラメータ 及びPLC CPU ユニット ( 三菱 オムロン JTEKT 対応 ) デバイス割付 多重に設定されている現在値の読出しと表示 CSV ファイルからの読出しと設定 異常来歴の消去 モニタ 多重受信データ 多重送信データ 現在発生異常 異常来歴 USB 通信 上記の機能を実現する為に XM-TBM32 と USB で接続されデータ送受信を行います ご注意 1. 多重伝送装置 XM シリーズトロリーバスユニット用サポートツールに適用します 2. 本マニュアルでは Microsoft Windows 7 を例に画面および操作説明をしています 必要に応じて 動作環境に合わせて読み替えてください 3. 本マニュアルの内容に関しましては 改良の為に予告なしに変更することがありますので ご了承ください Windows 7/8 は 米国 Microsoft Corp. の米国およびその他の国における登録商標です その他 各会社名 各製品名は 各社の商標又は登録商標です

目次 2 1. 動作環境... 1 1.1 構成 ブロック図... 1 1.2 接続... 1 1.3 システム要件... 1 2. サポートツールのインストール... 2 2.1 インストールのステップ... 2 2.2 サポートツールと USB ドライバのダウンロード... 2 2.3 解凍と USB ドライバのインストール... 2 2.4 サポートツール インストーラの実行... 3 2.5 サポートツールのアンインストール... 3 3. サポートツールの接続 起動... 4 3.1 多重ユニットとの接続... 4 3.2 起動時の動作... 4 3.3 サポートツール設定... 6 4. サポートツールの終了... 7 5. ダイアログ構成 表示と操作... 8 5.1 操作ボタン... 8 5.2 ダイアログの詳細... 9 6. 設定... 12 6.1 Ethernet 通信 PLC 通信設定... 12 6.2 入力エラー... 16 7. モニタモード... 17 7.1 モニタモードの開始 / 終了... 17 7.2 モニタ表示... 18 8. サポートツールエラ-... 19 8.1 ファイル保存... 19 8.2 その他のサポートツールエラー... 20

1 1. 動作環境 1.1 構成 ブロック図本ツールは図のような 主にトロリーを経由して複数の移動台車に信号を送受信するシステムに於いて XM-TSE32 に接続された Windows パソコン ( 以下 PC) にて動作します トロリー ( 信号線 ) PLC Ethernet T 親 B 局 M PLC PLC Ether 子局 TSE Ether 子局 TSE Windows PC サポートツールソフトインストール済み 1.2 接続 当 USB コネクタと当 USB コネクタと PC を USB ケーブル (A 端子 ミニ B 端子 ) で接続してください 1.3 システム要件 パソコン種 Windows PC CPU 1GHz 以上の 32 又は 64bit プロセッサ 推奨 OS Microsoft Windows7/ 8/ 8.1 ( 日本語版 ) メモリ 1GB 以上 HD 空き容量 30MB インターフェース USB2.0 ポート 1ch 幾つかの一般的 又は代表的な条件で上記環境での動作テストを行っておりますが 上 記環境の全ての条件の組合せで動作することを保証するものではありません

2. サポートツールのインストール 2.1 インストールのステップ (1) ステップ 1 : サポートツールと USB ドライバのダウンロードと解凍 (2) ステップ 2 : USB ドライバのインストール (3) ステップ 3 : サポートツールのインストール 2 2.2 サポートツールと USB ドライバのダウンロード弊社ホームページから USB ドライバと サポートツールソフトをダウンロードして 展開します ホームページの外観や構成は変わることがあり 下記の通りではなくなる可能性があります その場合は 下記の基本的な流れを参考にしてダウンロードページの検索やダウンロードを行ってください 弊社ホームページ内ダウンロードページ 東朋テクノロジー株式会社ホームページ http://www.toho-tec.co.jp/ 商品情報 FA 関連機器 / システム 多重伝送装置 無線機器 多重伝送装置 / 無線通信装置 多重伝送装置資料 ダウンロードから TOLINE XM-TSE サポートツールの圧縮ファイルをダウンロードします 2.3 解凍と USB ドライバのインストール ファイル :XM_TSESPT_VxxxJP.zip がダウンロードされるのでダブルクリックして 解凍してください フォルダ :XM_TSESPT_VxxxJP (xxx はバージョン No.) ができます その中のフォルダ :CP210x_VCP_Windows を開き システムの種類によりドライバを選択してダブルクリックし 画面指示に従ってインストールします システムの種類ドライバ 32 ビットオペレーティングシステム CP210xVCPInstaller_x86.exe 64 ビットオペレーティングシステム CP210xVCPInstaller_x64.exe

3 システムの種類は スタート コンロールパネル システム ( 又は システムとセキュリティ から システム ) の順にクリックすると コンピューターの基本的な情報の表示 の中で表示されます 注意 1 弊社より提供する USB ドライバ以外は使用しないでください 他のバージョンのドライバを使用した場合 本サポートツールが正常に動作しない恐れがあります 注意 2 一般的に USB 機器自体 及び USB シリアル変換 IC を利用した機器と PC の間には 相性が存在することが知られていて PC OS 設定 周辺機器 インストールされている他のソフトウェアによっては 本サポートツールのインストールやサポートツールの正常動作ができない場合があります この場合 他の PC との交換が必要となる場合がありますので 予めご了承ください 2.4 サポートツール インストーラの実行 既に旧バージョンの XM-TSE32 用サポートツールがインストールされている場合には 次項に従ってアンインストールしてから インストールを行ってください インストーラの起動 2.3 項で解凍したファイルに XM_TSESPT_VxxxJP フォルダの中の setup.exe を実行します インストールの実行 セットアップウィザードが表示されるので 画面に従って操作してください 2.5 サポートツールのアンインストール (1) [ スタート ] [ コントロールパネル ] から [ プログラムのアンインストール ] を開きます (2) [ プログラムのアンインストールまたは変更 ] リストにある XM_TSESPT を選択してアンインストールしてください

4 3. サポートツールの接続 起動 3.1 多重ユニットとの接続 (1) 当ツールがインストールされている PC と XM-TSE32 を USB ケーブルで接続します (2) XM-TSE32 の電源を投入します (3) 下記の方法で 当ツールを起動します デスクトップにあるショートカットをダブルクリックします XM_TSESPT_VxxxJP 又は [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [TohoTec] と開き [XM_TSESPT_VxxxJP] をクリックします 3.2 起動時の動作 3.2.1 初期値の読込 USB 通信 COM ポート番号 : COMINI.csv ファイルから自動的に読み込みます 3.2.2 USB 通信の接続 (1) 上記の COM ポート番号で多重ユニットと接続を試み 接続できた場合は PC と多重ユニットから 下記の情報を取得し表示します PC の Windows OS バージョン 接続されている多重ユニットの型式 ハードウェアバージョン ソフトウェアバージョン MACID

5 (2) 接続されない場合下記がエラー表示されます 接続されない原因としては下記が考えられますので ご確認ください 1 多重ユニットの電源が入っていない 2 多重ユニットと USB で接続されていない 3 USB シリアル変換 IC ドライバが PC にインストールされていない 4 COM ポート設定がなされていない 又は正しくない後述 サポートツール設定 を行ってください 5 USB 機器間 又は USB シリアル変換 IC と PC 間の相性が良くない

6 3.3 サポートツール設定 3.3.1 ダイアログ (1) 接続通信ポート情報 テキストボックスに COM ポートの状態が表示されています 通信ポート設定 リストボックスで多重ユニットと接続されている COM ポートを指定します USB と UART の変換ポートを選択してください ( 上の例では COM3) (2) 通信パラメータ固定値 COM ポート番号以外のパラメータはダイアログの記述通りに固定されています (3) 登録及びユニットと接続 ボタン COM ポート設定を登録し 自動的にファイル保存を行います 後述 ファイル管理 の項をご参照ください ファイル保存を行った際に 下記のようなエラーダイアログが表示された場合は 8. サポートツールエラー をご確認ください

7 3.3.2 設定方法 (1) サポートツール設定 ダイアログの 接続通信ポート情報 テキストボックスに COM ポートの情報が表示されます 1 正しい接続状態 PC 内に存在しているポート番号が表示されます 通信ポート設定 リストボックスの COM 番号が一致していれば サポートツール設定は正しく かつ接続されています Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COM3) ***** 現在 COM3 接続中 ***** 2 COM ポートが認識されていない 3 COM ポート番号設定が異なる場合は 存在しているポート番号をリストボックスで選択してください (2) COM 番号の設定後 登録及びユニットと接続 ボタンクリックにより サポートツール設定ダイアログは閉じられ 再度 USB 接続を行います 4. サポートツールの終了 メインダイアログ右上の X をクリックすると終了となります

5. ダイアログ構成 表示と操作 5.1 操作ボタン 8 5.1.1 サブダイアログ表示メインダイアログの各設定 表示ボタン ( 上図の ) をクリックすることにより ボタンと同名の各ダイアログ (3 種類 ) がポップアップして表示されます いずれかのダイアログが開くと そのダイアログを閉じるまで他のダイアログの表示や操作はできません 5.1.2 設定の読出し 書き込みメインダイアログの各読出し 書き込みボタン ( 上図の ) をクリックすることにより 多重ユニットやファイルからの設定情報の読み書きが行われます 5.1.3 異常来歴の消去メインダイアログの異常来歴クリアボタン ( 上図の ) をクリックすることにより 多重ユニットの異常来歴を消去することができます XM-TSE32 の DISPSEL SW を 6 秒長押しすることでも同じ機能が得られます ( 詳しくは TOLINE-XM 取扱説明書 6. 表示と操作を参照してください )

5.2 ダイアログの詳細 5.2.1 情報表示 (1) USB 通信状態 待機中 USB 通信が切断されている場合に表示されます 接続は自動的に行われるので 設定が異なる ケーブルが繋がっていない等の異常時以外はこの表示とはなりません 送信 受信共に行われていない状態です 9 送信中 受信中 当ツールからユニットへ送信中です 当ツールがユニットから受信中です (2) 設定内容表示 1 メインダイアログの左側に Ethernet 通信 PLC 通信設定情報が表示されます 2 Ethernet 通信 PLC 通信設定情報の右側に下記が表示されます 多重ユニット設定情報 ユニットステータス 現在発生異常( 複数異常があった場合 番号の小さいものが表示されます ) 5.2.2 ユニット設定読出 書込 (1) ユニット設定読出 ボタン 当ツールを立ち上げた時の設定は 初期値の内容となっているので 当ボタンを押すまでは多重ユニットの設定と異なる場合があります 当ボタンにより接続された多重ユニットから全設定を読み出します (2) ユニット設定書込 ボタン 当ボタンにより下記の警告ダイアログが表示されます OK ボタンクリックにより 接続された多重ユニットに全設定を書き込みます 書き込みが完了するまでの 1 秒間程度は電源を切らないでください 当ツールを立ち上げた時の設定は ファイルの内容となっているので 当ボタンにより書き込むまでは多重ユニットの設定と異なる場合があります

10 5.2.3 ファイル管理ファイルは各パラメータの設定を記録する CSV ファイルです (1) ファイルの種類 1 USB COM ファイル ファイル名 :COMINI.csv この名前は予約です 他の用途への使用や 消去はしないでください サポートツール設定 で選択した 通信ポート を記録します 自動的にロード セーブされますので ユーザー様はアクセスしないでください 2 工場出荷初期値ファイル ファイル名 :InitialFile.csv この名前は予約です 内容の変更 他の用途への使用及び消去はしないでください パラメータを工場出荷初期値に戻す場合にここから読み出します 3 ユーザーファイル ファイル名 : ユーザー様の任意その他のファイルは拡張子 *.csv がついていれば名前は任意です (2) ファイル操作 1 ファイルを読出す ファイル開く ボタンにより Word Excel 等の Microsoft アプケーションの ファイル- 開く と同じダイアログが開きます この先は Windows の標準的な手順ですので 画面に従って操作してください ファイル開く 操作により 当ツール内のパラメータはファイル内容と同じになりますが 多重ユニットのパラメータは変わっていません この後 ユニット設定書込 ボタンをクリックすることにより ファイル 当ツール 多重ユニットのパラメータが一致します

11 2 ファイルに保存する ファイル保存 ボタンをクリックすると Word Excel 等の Microsoft アプケーションの ファイル- 名前を付けて保存 と同じダイアログが開きます この先は Windows の標準的な手順ですので 画面に従って操作してください 読取専用ファイルへの書き込みはできません 工場出荷初期値ファイル (InitialFile.csv) への書き込みは行わないでください ファイル保存を行った際に 下記のようなエラーダイアログが表示された場合は 8. サポートツールエラー をご確認ください 5.2.4 当ツール設定データと多重ユニット設定 ファイル転送 各設定で 登録 受付け後は 当ツール内の設定のみが変化しており 多重ユニット内 及びファイル内は変化しておりません このままの場合 多重ユニットの内部設定と当ツールの設定及び表示は違っています ユニット設定書込 ボタンと ファイル保存 ボタンは橙色表示となりユニット設定未書込やファイル未保存であることを表します これらの橙色ボタンは ユニット設定書込 ボタンと ファイル保存 ボタンの操作後に元に戻ります 5.2.5 異常表示 左側に現在発生異常が表示されます 右側には過去の異常が 5 項目まで表示されます

6. 設定 6.1 Ethernet 通信 PLC 通信設定 6.1.1 Ethernet 通信 PLC 通信設定 (1) ダイアログ 三菱 PLC 画面 12 オムロン PLC 画面 部分が異なります

13 JTEKT PLC 画面 部分が異なります ソフトウェアバージョンが 2.00 未満の XM-TSE32 を使用して JTEKT PLC 用のファイルを読み込んだ場合 下記エラーダイアログが表示されます Ethernet 通信 PLC 設定 ダイアログは開かず 書込みも行えません

(2) 設定内容 14 項目 内容 設定方法 備考 初期値 三菱 PLC MC プロトコル 3E フレーム / オムロン PLC FINS UDP/JTEKT PLC( イーサネ リストボックス選択 ットコンヒ ュータリンク ) Ethernet 通信プロトコル選択 Ethernet 通信送信間隔 10~60,000ms テキストボックス直接数字入力 100ms 三菱 PLC MC プロトコル 3E フレーム Ethernet 通信タイムアウト 三菱 PLC:0.25~10s オムロン PLC:0.1~10s JTEKT PLC:0.2~10s テキストボックス直接数字入力三菱 PLC:0.25s n で入力するオムロン PLC:0.01s n で入力する JTEKT PLC :0.01s n で入力する 0.25 4 PLC CPU デバイス割付 ステータス情報 / 受信データ 多重送信データ デバイスコード 三菱 PLC 内部リレー M データレジスタ D オムロン PLC 内部補助リレー W データメモリ D JTEKT PLC 内部リレー M データレジスタ D リストボックス選択 データレジスタ D データレジスタ D 自局 IP アドレス 10 進 3 桁 4 テキストボックス 4 個直接数字入 192.168.1.2 自局サブネットマスク 各 0~255 力 255.255.255.0 自局ポート番号 6000 固定値設定不可 ( モニタ ) Ethernet 通信異常時保持 / クリア設定 クリア / 保持 リストボックス選択 クリア 相手局 IP アドレス 10 進 3 桁 4 テキストボックス 4 個直接数字各 0~255 入力 192.168.1.1 相手局ポート番号 10 進 1024~65535 テキストボックス直接数字入力 6001 リトライ回数 10 進 ( オムロン PLC) 0~10 テキストボックス直接数字入力 3 自局ノード番号 16 進 ( オムロン PLC) 1~0xFE テキストボックス直接数字入力 A 相手ノード番号 16 進 ( オムロン PLC) 1~0xFE テキストボックス直接数字入力 1 プログラム No. (JTEKT PLC) P1/P2/P3 リストボックス選択 P1 動作モード PC モード (JTEKT PLC) PC 標準モード ラジオボタン選択 PC モード

PLC CPU デバイス割付設定方法 1 デバイスコードリストボックス 内部リレー M データレジスタ D を選択します 15 2 先頭デバイス値先頭デバイス値は 10 進又は 16 進で記述されている場合がある為 当ダイアログ上で 16 進 10 進変換が可能な構成となっています 入力方法 (a) 16 進入力 (i) 入力(10 進 16 進 ) テキストボックスに 16 進数を入力します 多重送信データ に 16 進 3C0 と入力 (ii) 多重送信データ の 10 進変換設定 ボタンをクリックします 設定(10 進 ) に 3C0 が 10 進変換されて 960 が表示されます 登録 ボタンで この 設定(10 進 ) に表示されている値が 有効となって登録されます (b) 10 進入力 入力(10 進 16 進 ) テキストボックスに 10 進数を入力し 設定 ボタンをクリックします 入力(10 進,16 進 ) の値 1000 が 設定 (10 進 ) にそのまま転送されます JTEKT PLC の内部リレーの入力値は 8 の倍数 ( バイト単位 ) で入力してください

16 (3) 登録 ボタン 1 上下限値判定エラー : 入力値は無視されます 2 入力値正常 : 入力値は登録され ダイアログは閉じて メインダイアログへ戻ります この後 ユニット設定書込 ボタンにより 登録内容はユニットへ転送されます 転送された内容は ユニットの電源を切り再度投入するまで反映されません 6.2 入力エラー 設定等で入力値が異常の場合 メッセージボックスが表示されます 確認後 OK ボタンクリックでメッセージボックスは消えます

17 7. モニタモード 7.1 モニタモードの開始 / 終了 7.1.1 開始 待機中 ( モニタモードでは無く 設定ダイアログが開いていない状態 ) に モニタ開始 ボタンをクリックすると モニタモードとなります モニタモードでは メインダイアログ表示は下記となります 多重ユニットから定期的にデータを吸い上げる為に 1 秒毎に通信を行います メインダイアログ比較待機 モニタ 待機 モニタ 設定ボタンは薄くなり 設定は禁止されます 通信状態表示は定期的に 送信中 受信中 待機中 を繰り返します 多重ユニット情報内にある ユニットステータスが濃く表示されます メインダイアログ中央上部に モニタ中 と表示されます 7.1.2 終了 モニタ停止 ボタンのクリックにより待機状態に戻ります

18 7.2 モニタ表示 7.2.1 7.2.2 7.2.3 7.2.1 多重送受信データ表示 多重ユニットに接続された PLC の IO 情報 ( 最大 28 バイト ) を表示します 7.2.2 ユニットステータス 多重通信の状態を表示します 7.2.3 現在発生異常 現在発生している異常を表示します 複数異常があった場合 エラー番号の小さいものが表示されます

19 8. サポートツールエラ- 8.1 ファイル保存 ファイル保存を行った際の下記のエラー表示は ファイルが保存されなかったことを意味します これは PC の Windows の設定で 保存対象のファイルやフォルダが 書込み禁止 となっている場合に最も多く起こります この問題を解決するにはシステム管理者にご相談するか 又は下記 URL 等を参考にして設定を行ってください https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc780121(v=ws.10).aspx

20 8.2 その他のサポートツールエラー このようなエラーは 入力操作や通信 又は OS や他のアプリケーションの影響等で 処理可能範囲外のデータを検出した場合や あり得ない状況 PC が対処できない状態が発生した場合に表示されます OK クリックにて異常発生前の状態に戻り 通常は引き続き動作が行われます ごく稀に表示される 1 回表示したことがある等は問題ありませんが 特定の動作を行うと表示される 高頻度で表示されて使用に支障をきたすような場合は ご連絡ください その際には 表示した文言 ご使用の環境と表示が出た時の条件等をメモしていただくと現象の把握が円滑にできるかと考えます

2015 年 12 月初版 2016 年 11 月第二版 おことわり記載内容の一部を予告なく変更する場合がありますので予めご了承願います 東朋テクノロジー株式会社 稲沢ものづくり開発本部 492-8501 愛知県稲沢市下津下町東 5 丁目 1 番地 TEL (0587)24-1214 FAX (0587)24-1221 URL http://www.toho-tec.co.jp/