厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

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03-0減算(表紙)

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7.居宅療養管理指導

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:

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Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

中表紙(居宅)

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

1 暫定ケアプランの取扱いについて 資料 5-2 (1) 暫定ケアプランを作成する場合の例ア被保険者が新規に要介護等認定の申請を行い, 認定結果が出るまでの間にサービスを利用する場合イ要介護等認定者が区分変更申請を行い, 認定結果が出るまでの間にサービスを利用する場合ウ要介護等認定者が更新申請を行い

サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

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別紙 1 すべての指定居宅介護支援事業所が作成すること 特定事業所集中減算 ( 平成 30 年度 ) Ⅰ 特定事業所集中減算について 毎年度 2 回 判定期間に作成された居宅サービス計画のうち 訪問介護 通所介護 福祉用具貸与 地域密着型通所介護 ( )( 以下訪問介護サービス等という ) のそれぞ

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

2 運営基準及び留意事項 (1) サービス担当者会議等による専門的意見の聴取介護支援専門員は サービス担当者会議 ( 利用者及びその家族の参加を原則とし 居宅サービス計画の原案に位置付けた指定居宅サービス等の担当者 ( 以下 担当者 という ) を招集して行う会議をいう 以下同じ ) の開催により

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

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点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

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社会福祉法人敬愛会居宅介護支援事業所シクラメン運営規程 ( 事業の目的 ) 第 1 条社会福祉法人敬愛会が開設する居宅介護支援事業所シクラメン ( 以下 事業所 という ) が行う居宅介護支援事業 ( 以下 事業 という ) の適正な運営を確保するために人員及び管理運営に関する事項を定め 事業所の介

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2-1 クリニックからの訪問リハビリ 医師の関与について 1 専任の常勤医は 診察及び計画作成に携わる医師と解してもよいか 2 最低 1 名の専任常勤医師を配置するという考え方でよいか 指定居宅サービス等及び指定介護予防サービス等に関する基準について ( 抄 ) ( 平成 11 年 9 月 17 日

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居宅介護支援重要事項説明書

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20★◎事業所評価加算に関する事務処理手順及び様式例について

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場に結び付けていきます 利用者のための目標設定がポイント 利用者自身がその生活課題に気付き 状況が改善されたときのイメージをもつことが必要です 利用者が主体的になれるよう支援します 非現実的な目標ではなく 実現可能で具体的な目標設定を行ない 利用者が実際に行動に移せるよう支援します 一定期間取り組ん

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点検項目点検事項点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味

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加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

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文字数と行数を指定テンプレート

居宅介護支援事業所重要事項説明書 [ 平成 29 年 6 月 1 日現在 ] 1. 当事業所が提供するサービスについての相談窓口電話 ( ) ( 月 ~ 土曜日 08:30~17:30) 担当介護支援専門員 / 管理責任者秋吉典子ご不明な点は 何でもおたずねください 2. 居宅

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

営に関する基準 省令についての解釈通知および標準様式通知の別紙 4に示された 23の項目を 具備すること とされています 独自 自社のアセスメントシートを使用する場合は 項目がそろっているか再確認が必要です どのツールでも 的確な課題が導きだされることが重要です アセスメントツールを変更する場合は

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居宅介護支援業務マニュアル 居宅介護支援業務は 要介護状態になった場合においても 利用者が可能な限り居宅において 有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように配慮して行われるものです 大分市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例( 平成 26 年大分市条例第 3

居宅介護 ( 介護予防 ) サービス計画計画の自己作成の手引手引き 平成 27 年 12 月 健康部介護保険課 Ⅰ 趣旨 要介護認定を受けた方は 居宅介護支援事業所を選んで どのようなサービスが必要か相談し ケアマネジャーに居宅介護 ( 介護予防 ) サービス計画 ( ケアプラン ) を作ってもらい

2コアメンバー会議の開催時期コアメンバー会議は 事実確認調査で得られた情報や相談 通報内容に基づき 緊急性を判断し 緊急性が高いと判断される事例については 早急に開催します 3 協議内容 虐待の事実認定情報の内容により虐待の事実の有無の判断を行います 情報の内容虐待の事実の有無の判断 高齢者の権利を

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Ⅵ 医療との連携状況について 1 医療との連携状況問 19 医療との連携は取れていますか 医療との連携状況は 医療との連携が取れているは 78.0% と 8 割近くを占めるが そのうち 十分に連携は取れている は 6.1% と 1 割に満たず まあまあ連携は取れ ている が 71.9% となっている

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

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医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

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総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

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厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する &A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 &A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A1 訪問看護ステーションの理学療法士等がリハビリを提供しているケースについては 訪問看護計画作成にあたり 訪問看護サービスの利用開始時及び利用者の状態の変化等に合わせ 定期的な看護職員による訪問により利用者の状態の適切な評価を行うこととなったが 考え方については 平成 30 年度介護報酬改定に関する&A(Vol.1) ( 平成 30 年 3 月 23 日 ) の問 21を参照のこと ここでいう 看護職員による訪問は 必ずしもケアプランに位置付け 訪問看護費の算定までを求めるものではないので 看護師による看護サービスの提供が必要ないと判断できるケースについてはケアプランの変更 担当者会議の開催は不要 看護師によるサービス提供が必要と判断し 訪問看護費の算定を行う場合は 担当者会議を経て ケアプランの変更を行うこと 定期的な訪問看護による訪問 は少なくとも概ね 3 か月に 1 回程度は当該事業所の看護職員による訪問が必要であり 主治医の指示に基づく訪問看護師のサービス提供を新たに導入していくのであれば アセスメント プラン作成 サービス担当者会議等の一連のケアマネジメントプロセスは必要となってきます 必ずしも訪問看護師によるサービス導入が求められているわけではないので 利用者を支援するチームで必要性について検討しましょう 2 契約時の説明の時に 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等の説明をすることとなっているが 重要事項説明書にはどのように文言を載せておけばいいの? 又 医療との連携 についてもケアマネジメント業務がいくつか義務付けられたけどどうすればいいの? 厚労省 &A(Vol.1) での該当項目問 131 A2 文章例を作成しました

〇〇条 ( 居宅サービス計画作成の支援 ) 事業者は 次の各号に定める事項を介護支援専門員に担当させ 居宅サービス計画の作成を支援します 1 利用者の居宅を訪問し 利用者及びその家族に面接して情報を収集し 解決すべき課題を把握します 2 当該地域における指定居宅サービス事業者等に関するサービスの内容 利用料等の情報を適正に利用者及びその家族に提供し 利用者にサービスの選択を求めます その際に利用者及びその家族は介護支援専門員に対して複数の事業所の紹介を求めること また 当該事業所を居宅サービス計画に位置付けた理由を求めることが出来ることを説明します 3 提供されるサービスの目標 その達成時期 サービスを提供する上での留意点等を盛り込んだ居宅サービス計画の原案を作成します 4 居宅サービス計画の原案に位置づけた指定居宅サービス等について保険給付の対象になるか否かを区分したうえで その種類 内容 利用料等について利用者およびその家族に説明し 利用者から文書による同意を受けます 5 その他 居宅サービス計画作成に関する必要な支援を行います 〇〇条 ( 医療との連携 ) 1 事業者は居宅介護支援の提供の開始に当たり 利用者に対して 入院時に担当ケアマネジャーの氏名等を入院先医療機関に提供するよう依頼することとします 2 利用者が医療系サービスの利用を希望している場合等は 利用者の同意を得て主治の医師等に意見を求めることとし 意見を求めた主治の医師等に対してケアプランを交付することとします 3 居宅サービス事業所等から伝達された利用者の口腔に関する問題や服薬状況 モニタリング等の際にケアマネジャー自身が把握した利用者の状態等についてケアマネジャーから主治の医師や歯科医師 薬剤師に必要な情報伝達を行います 契約書 契約書別紙 重要事項説明書 個人情報の取り扱い等の書類は事業所により異 なるので あくまでも文章例として参考にしてください 医療との連携 という項目は 今まで無かったと思いますが 契約時等に説明が義務付けられていますので 記載されて いると説明の際に忘れずに済みますね 3 特定事業所加算 (Ⅰ)(Ⅱ) 及び (Ⅲ) において他法人の居宅支援事業所との事例検討会 研修会の実施についてどのように考えればよいか? 厚労省 &A(Vol.1) での該当項目問 136

A3 現在 市へ確認中です もうしばらくお待ちください 事例検討会等の概略や開催時期等を記載した簡略的な計画は 4 月末日まで 共同で実施する他事業所等まで記載した最終的な計画は 9 月末日までとなっています 4 入院時 退院時の連携方法 医療機関との情報提供に必要な書式等は八王子市として整備しますか? 厚労省 &A(Vol.1) での該当項目 A4 入院時情報提供書や退院 退所加算にかかわる様式例を準備しております < 入院時情報提供書 > 準備中 < 退院退所情報記録書 > 準備中 この書式は 介護保険最新情報 Vol.628 に記載されているものです < 介護保険最新情報 Vol.628> http://www.jcma.or.jp/180322kaigohokensaisinjyouhouvol.628.pdf.pdf 5 デイサービスのサービス内容は変わらないが提供時間が変更となった場合の等の対応はどうすればいいの? 厚労省 &A(Vol.1) での該当項目問 141 A5 介護報酬区分の変更に伴う担当者会議の開催 ( ケアプランの変更有無 ) の考え方については 平成 30 年度介護報酬改定に関する&A(Vol.1)( 平成 30 年 3 月 23 日 ) の問 141を参照のこと 介護報酬区分は変更となるが サービス提供時間およびサービス提供内容に変更がない場合は 軽微な変更として取り扱って差し支えない ( ただし 利用票 別表等で料金に変更が生じる旨は説明すること 利用者には事前に説明しておくことが望ましいが 通知が遅かったため 電話等で説明をしておいて後日訪問時

に再説明することでも可 その場合は経過記録に経緯を残すこと ) サービス内容に変更がなく 単に送迎の順番を変更する等により 多少サービス提供時間を変更する場合も軽微な変更として取り扱って差し支えない ( ただし 時間の変更により 他のサービスの提供に影響が生じる場合や 利用者の生活に影響が生じる場合には 軽微な変更として取り扱えないので留意すること ) 制度改正を受けて 事業所側が事業所側の都合でサービス提供時間を一律に変更する場合は 利用者への説明 同意が必要であり また そうした取扱いが利用者の自立支援に資するかどうか検討を経る必要があるため 基本的に軽微な変更として取り扱えない 介護報酬改定により事業所側がサービスの提供時間を変更しなければならないという理由はない為 サービス提供時間を変更する場合には 基本的にサービス担当者会議を経てからサービス提供時間は変更すること 担当者会議を開催するまでは従前のサービス提供時間に見合った報酬で請求を行うこと ( ただし サービス提供時間の変更が 5~10 分程度と軽微なものであり 提供時間の変更によってサービス提供状況に大きな変化が発生せず 利用者が利用している他のサービスの提供や利用者の生活に影響が生じない場合には軽微な変更として取り扱うことも可能だが 時間を変更したケアプランに利用者から署名 捺印を貰うまでは 変更後の時間区分で報酬算定は出来ないので留意すること ) 軽微な変更として取り扱わない場合は 一連のケアマネジメント業務が必要となってくるので アセスメント ケアプラン原案の作成 サービス担当者会議等が必要となります しかし &A の通知が遅かったこともあり日程調整が困難であったり 4 月中には一連の業務が実施できない場合もあります その為 ケアマネジメント業務の実施日や詳細については支援経過にしっかり記録しておきましょう

< 現在寄せられているその他の質問です 順次ホームページに掲載していきます > 特定事業者加算算定について 他法人が運営する居宅介護支援事業所と共同で事例検討会 研修会等をおこなう とあるが 例えば他の居宅介護支援事業所と共同で 介護保険に絡んだテーマを基にした意見交換会 をおこなっても認められるのか? 特定事業所加算算定について 地域包括支援センター等が実施する事例検討会等への参加を要件に追加する とあるが 上記の 等 について何を想定しているのか? 例えば包括が主催する 多職種連携交流会への参加 でもよいのか? 特定事業所集中減算の対象のサービスが見直されたが 八王子市ルールはそのまま継続か? また 対象サービスの包括圏域でのサービス事業所数について市から通知されているが 今後の通知頻度や事業所集が変更となった時の都度の通知はしてもらえるのか? 市として今後の主任ケアマネジャーの取得条件の緩和があるのか知りたい