Kikusui IVI Driver Programming Guide

Similar documents
Kikusui IVI-COM Driver Guidebook For CVI

Kikusui IVI Driver Programming Guide

Kikusui IVI-COM Driver Guidebook For Visual Basic.NET

Kikusui IVI Driver Programming Guide

Kikusui IVI Driver Programming Guide

Drv Guidebook

計測器USBデバイス・ドライバの切り替え方法

Microsoft Word - ModelAnalys操作マニュアル_

eYACHO 管理者ガイド

Microsoft iSCSI Software Targetを使用したクラスタへの共有ディスク・リソースの提供

LabVIEW RTのインストールと設定

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい

Archived: LabVIEW Real-Timeモジュールリリースノートおよびアップグレードノート(日本語) - National Instruments

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン

Merging と AES67 ディバイスの設定

新OS使用時の留意事項

Rational Roseモデルの移行 マニュアル

VPN 接続の設定

intra-mart ワークフローデザイナ

ヒント 1: Agilent 82357B USB/GPIB コンバータを NI 社の MAX または LabVIEW で使用する方法 Agilent 82357B USB/GPIB コンバータを初めてインストールする際に NI LabVIEW または Agilent IO ライブラリ 1 をまだイ

A 既製のプロジェクトがある場合

DWR-S01D Updater 取扱説明書 発行日 :2011/2/28

Microsoft Word - DWR-S01D_Updater_取扱説明書_120514A.doc

ServerView Resource Orchestrator V3.0 ネットワーク構成情報ファイルツール(Excel形式)の利用方法

FTDI USB-Serial Converter デバイスドライバのインストール(Rev.1.01)

WAGO PROFIBUS バスカプラ/コントローラと、QJ71PB92Dとのコンフィグレーションマニュアル

プリンタドライバインストールガイド <OPS645>-Windows Vista(32bit 版 )/ Windows 7(32bit 版 )/ Windows 8(32bit 版 )/ Windows 8.1(32bit 版 )- プリンタドライバインストールガイド <OPS645> Window

国土数値情報 XML シェープ変換ツール 操作説明書 平成 23 年 7 月 国土交通省国土政策局

Pirates Buster Series Secure Viewer セットアップマニュアル (Web インストーラ)

おことわり 本書の内容の一部又は全部を無断転載することは禁止されています 本機の外観及び仕様は改良のため 将来予告無しに変更することがあります 本書の内容について万一不審な点や誤りなどのお気付きの点がありましたらご連絡ください 本書に記載されている会社名 商品名などは 一般に各社の商標又は登録商標で

MS104-SH2 USBドライバ(仮想COMポートドライバ)の不具合について

PowerPoint Presentation

RW-5100 導入説明書 Windows7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.1 for Windows 構築ガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 責任範囲 適用範囲 概要 事前準備 クラスタ設定

Welcome-Kit ~STM32L4-Nucleo~

Microsoft Word - CBSNet-It連携ガイドver8.2.doc

MotionBoard Ver. 5.6 パッチ適用手順書

図 1 アドインに登録する メニューバーに [BAYONET] が追加されます 登録 : Excel 2007, 2010, 2013 の場合 1 Excel ブックを開きます Excel2007 の場合 左上の Office マークをクリックします 図 2 Office マーク (Excel 20

ご注意 1) 本書の内容 およびプログラムの一部 または全部を当社に無断で転載 複製することは禁止されております 2) 本書 およびプログラムに関して将来予告なしに変更することがあります 3) プログラムの機能向上のため 本書の内容と実際の画面 操作が異なってしまう可能性があります この場合には 実

ホスティングA管理画面[Plesk]マニュアル コンテンツアップロード編

RW-4040 導入説明書 Windows 7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.0 for Windows 構築ガイド 2012(Sep) NEC Corporation はじめに責任範囲適用範囲概要事前準備クラスタ設定

1. Microsoft Loopback Adapter のインストール 1) ノートパソコンにおいて そのパソコンの管理者アカウントによりログオンします 2) [ スタート ] > コントロールパネルを開きます 3) 表示方法 : カテゴリの場合には ハードウェアとサウンド > デバイスマネージ

Password Manager Pro スタートアップガイド

PRONETA

04Les01.fm

ケース 2: が出ない [DDJ-RB ( ドライバーソフトウェアのインストールが必要なモデル )] rekordbox の [ 環境設定 ] の [ オーディオ ] 設定を確認してください PC に接続している DDJ-RB のドライバーソフトウェア (DDJ-RB ASIO) を選択し 出 チャ

PC にソフトをインストールすることによって OpenVPN でセキュア SAMBA へ接続することができます 注意 OpenVPN 接続は仮想 IP を使用します ローカル環境にて IP 設定が被らない事をご確認下さい 万が一仮想 IP とローカル環境 IP が被るとローカル環境内接続が行えなくな

EPS設定例

PowerPoint プレゼンテーション

Red Hat Enterprise Linux 6 Portable SUSE Linux Enterprise Server 9 Portable SUSE Linux Enterprise Server 10 Portable SUSE Linux Enterprise Server 11 P

Vectorworksサイトプロテクションネットワーク版-情報2

VB実用Ⅲ⑩ フリーデータベースⅡ

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

PowerPoint Presentation

Windows7 ドライバーインストール手順書

Microsoft Word - Writing Windows Installer's DLL.doc

ServerView RAID Manager VMware vSphere ESXi 6 インストールガイド

Kyocera Mita KXドライバインストール手順書

SCPIサンプルプログラム クィックレファレンスガイド

Mental ray for Maya インストール手順 1 Mental ray plug-in のインストール 1.1 下記リンクの NVIDIA mental ray の製品ページにて必要事項を記入し 必要なバージョンのチェックボックスを入れてから 今すぐダウンロード をクリックすると 記載し

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

プリンタードライバーインストールガイド - Windows 10/8.1 - 本ガイドは 複合機 bizhub C368 を例に説明をしています 他の機種の場合も操作 法は同じです 本書では Windows 10 および 8.1 で複合機を利 するために必要なプリンタードライバーのインストール 法を

ご利用のコンピュータを設定する方法 このラボの作業を行うには 事前設定された dcloud ラボを使用するか 自身のコンピュータをセットアップします 詳細については イベントの事前準備 [ 英語 ] とラボの設定 [ 英語 ] の両方のモジュールを参照してください Python を使用した Spar

MultiLABELISTOCX と MultiLABELISTV4 MLOCX は MLV4 のレイアウト発行機能を継承しています したがって MLV4 の振分発行やプ リセット発行を使用するための登録情報は使用できません MLV4 のレイアウト管理でレイアウトを作成すると 拡張子が m lay

Web型iEDIシステム操作説明書

使用する前に

RADIUS サーバを使用して NT のパスワード期限切れ機能をサポートするための Cisco VPN 3000 シリーズ コンセントレータの設定

ModelSim-Altera - RTL シミュレーションの方法

Micro Focus Enterprise Developer チュートリアル メインフレーム COBOL 開発 : MQ メッセージ連携 1. 目的 本チュートリアルでは CICS から入力したメッセージを MQ へ連携する方法の習得を目的としています 2. 前提 使用した OS : Red H

ZVH_VIEWER

NS-Draw Ver

PRIMEQUEST 1000 シリーズ IO 製品 版数の確認方法

Microsoft Word - NaviPortalFAQ-master.doc

XMLとXSLT

LEAP を使用して Cisco ワイヤレス クライアントを認証するための Funk RADIUS の設定

第 7.0 版 利用履歴管理 ETCPRO5 セットアップマニュアル (Ver5.002) カードリーダモデル変更 ( 表示付き 表示なし ) に伴い 改訂 Windows10 対応に伴い 改訂 参考ホームページサイト :

PSIM(Ver10 & Ver11) HASP キートラブルシューティングガイド PSIM (Ver10 & Ver11)HASP キートラブルシューティングガイド Doc A2-057C 1/11 Myway プラス株式会社

Android アプリを作るための環境設定 Android アプリを作るのに必要なものは Android SDK と Java 開発環境の Eclipse です 環境設定作業の概要はまず Android SDK と Eclipse をそれぞれインストールします その後 Eclipse を起動し An

DWT-B01 Updater 取扱説明書 発行日 :2011/3/23

使える! IBM Systems Director Navigator for i の新機能

Maser - User Operation Manual

Application Note Application Note No. ESC-APN Document No.: ESC-APN adviceluna Linux デバッグ手順 (MIPS コア編 ) はじめに adviceluna Linux デバッグ手順 ( 以

ArcGIS Runtime SDK for WPF インストールガイド (v10.2.5)

OmniTrust

ネットワーク構成情報ファイル 作成ツール

Midland BT シリーズファームウェアのアップデート方法 手順 (1)BT UPDATER の PC へのインストール 1Web サイトより BTUpdaterSetup_(VersionNo.).exe をダウンロードしてください 2 上記 1 でダウンロードした BTUpdaterSetu

発環境を準備しよう2 章開Eclipseをインストールしようそれでは Eclipseをセットアップしましょう Eclipseは Eclipse Foundationのサイトからダウンロードできます ダウンロードのページを開くと いく

Transcription:

IVI 計測器ドライバプログラミング ガイド (LabVIEW 編 ) June 2012 Revision 2.1 1- 概要 1-1 IVI-C ドライバの推奨 LabVIEW には IVI-C 計測器ドライバをインポートする機能があります IVI-COM 計測器ドライバを一般の COM コンポーネントとして直接利用することも可能ですが IVI-C 計測器ドライバがあればそれらを利用したほうがプログラミングは簡単になります ( 当社の IVI 計測器ドライバには IVI- COM ドライバと IVI-C ドライバの両方が含まれています ) 従って本ガイドブックでは IVI-C 計測器ドライバを使用することを推奨します Notes: 本ガイドブックでは KikusuiPwx IVI 計測器ドライバ (KIKUSUI PWX シリーズ直流電源 ) を使用する例を示します 他社メーカー及び他機種用の IVI 計測器ドライバでも ほぼ同様の手順で使用できます 本ガイドブックでは LabVIEW 2011 (32bit 版 ) を使用し Windows7 (x64) 上で動作する 32bit(x86) プログラムを作成する場合を例に説明します 1-2 IVI 計測器クラス インターフェース IVI 計測器ドライバを利用する場合 スペシフィック インターフェースを利用する方法とクラス インターフェースを利用する方法の 2 種類があります 前者は計測器ドライバの固有インターフェースを利用するもので 使用する計測器の機能を最大限に利用する事ができます 後者は IVI 仕様書で定義されている計測器クラスのインターフェースを利用するもので インターチェンジャビリティ機能を利用する事ができますが 機種固有の機能を使うことは制限されます Notes: 計測器ドライバが所属する計測器クラスについては ドライバ毎の Readme.txt に記載されています Readme 文書は Start ボタン All Programs Kikusui KikusuiPwx メニューから開く事ができます 計測器ドライバが如何なる計測器クラスにも属していない場合 クラス インターフェースを利用する事はできません つまりこの場合 インターチェンジャビリティ機能を利用するアプリケーションを作成する事は出来ません 1-3 LabVIEW Instrument Driver Import Wizard のインストール LabVIEW で IVI-C 計測器ドライバを呼び出すコードを記述する為には LabVIEW Instrument Driver Import Wizard を使用して IVI-C ドライバをインポートし LabVIEW VI ライブラリ (LabVIEW IVI-C ラッパー ) を生成する必要があります Import Wizard は LabVIEW には付属していないので 下記からダウンロードして別途インストールする必要があります https://lumen.ni.com/nicif/us/infolvinstdriver/content.xhtml 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 1/21

1-4 IVI Compliance Package のインストール Import Wizard で生成された LabVIEW IVI-C ラッパーを機能させるには ランタイム環境として NI IVI Compliance Package が必要です IVI Compliance Package は LabVIEW には付属していないので 下記からダウンロードして別途インストールする必要があります http://joule.ni.com/nidu/cds/view/p/id/2589 2- IVI-C ドライバ.fp ファイルのインポート ここでは IVI-C ドライバを LabVIEW 環境で使えるようにインポートする手順を説明します ドライバのインポートは 次の章で説明するスペシフィック インターフェースを使用する場合に必要です 更に次の章で説明するクラス インターフェースを使用した方法では必要ありません 2-1 Instrument Driver Import Wizard IVI-C 計測器ドライバは昔ながらの VXI Plug&Play 計測器ドライバと同様の形式 (.fp.h.sub 及び.dll 等 ) で提供されるため LabVIEW 統合環境から直接利用することはできません その為 ドライバのインターフェース情報をインポートして LabVIEW で利用可能な形式 (.vi 又は.llb) に変換する必要があります 計測器ドライバをインポートするには 前述した LabVIEW Instrument Driver Import Wizard を使います Instrument Driver Import Wizard がインストールされている状態で LabVIEW を起動すると Tools Instrumentation Import LabWindows/CVI Instrument Driver... メニューが追加されているのでそれをを選択します すると最初の画面で Basic/Advanced の選択があるので Advanced を選択します Figure 2-1 Import Wizard - Welcome 画面 Next ボタンをクリックすると.fp ( ファンクション パネル ) ファイルを指定するように要求されるので C:/Program Files (x86)/ivi Foundation/IVI/Drivers/kipwx ディレクトリに置かれている kipwx.fp を選択します 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 2/21

Figure 2-2 Import Wizard - Select Function Panel (.fp) File.h ファイル (C 言語用ヘッダ ファイル ) 及び.sub ファイル ( 属性情報ファイル ) は自動的に設定されます Next ボタンをクリックすると 生成ファイルの種別を尋ねられるので ここでは全項目選択されている事を確認します Figure 2-3 Import Wizard - Select Files To Generate 更に Next ボタンをクリックすると 計測器ドライバ設定の確認画面になるので ここで Driver Group Driver Prefix Shared Library DLL の各項目を確認します 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 3/21

Figure 2-4 Import Wizard - Review Instrument Driver Settings ここでは重要な項目 (Import Wziard が抱える潜在的な問題を回避するテクニック ) が幾つかあります Driver Group IVI 計測器ドライバが所属する計測器クラスを指定します KikusuiPwx (kipwx) IVI 計測器ドライバは IviDCPwr クラス (IVI 直流電源 ) なのでそれを選択します Notes: Nimbus (IVI-COM/IVI-C 計測器ドライバ開発ツール ) で作成された IVI 計測器ドライバをインポートする場合 この項目のデフォルト選択が VXI Plug&Play になっている場合があります その場合には計測器ドライバの仕様に合わせて正しい計測器クラス ( クラスに属さない場合は IVI Generic) を手作業で選択する必要があります Driver Prefix 最初の画面で指定された.fp と同じベース ファイル名のはずなので それを確認します Shared Library or DLL ドライバ DLL のファイル名を指定します デフォルトでは kipwx_32.* (64bit 版ドライバの場合は kipwx_64.*) のようなワイルド カード表現になっています しかしここでは Browse... ボタンをクリックして正しい DLL ファイル名を明示的に選択して下さい DLL は C:/Program Files (x86)/ivi Foundation/IVI/BIN ディレクトリに置かれています Notes: Nimbus で作成された IVI 計測器ドライバは 64bit 版には <prefix>_64.dll のような名前になりますが 32bit 版では <prefix>.dll のようになり _32 が付きません 従って デフォルトで提示される <prefix>_32.* のようなワイルドカードのまま変換を行うと実際の DLL ファイルにヒットせず 正常に動作しないラッパーを生成する事になります Next ボタンをクリックすると 生成する VI を選択する画面になります もし下記のような警告メッセージが表示された場合 先に説明した DLL ファイル名の指定が不適切になっています その場合には右上の [X] ボタンで警告メッセージを一旦閉じ DLL ファイルの指定をやり直すか IVI 計測器ドライバのインストール状態を再確認する必要があります 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 4/21

Figure 2-5 Import Wizard - Shared Library or DLLNot Found DLL ファイルが正しく指定されていれば 関数の抽出が行われ 下記のような関数のツリー表示画面になります Figure 2-6 Import Wizard - Select VIsTo Generate デフォルトでは全項目選択されているので そのまま Next をクリックして次へ行きます 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 5/21

Figure 2-7 Import Wizard - Select, Create, & Edit Document Conversion Tasks ここではドキュメント ( 主にコンテキスト ヘルプ ) に関する変換条件を指定します 変換の殆どは function という言葉を VI に置き換える物です それほど重要は物ではなく また変換するかどうか一々プロンプトを出されると面倒なので ここでは Show Prompts をアンチェックします 更に Next をクリックすると変換条件の概要が表示されるので そのまま変換 ( インポート ) を遂行して下さい 変換が終了すると LabVIEW のデフォルト計測器ドライバ ディレクトリ ( 通常 C:/Program Files (x86)/national Instruments/LabVIEW 2011/instr.lib) に kipwx サブディレクトリが作られます そこには VI ライブラリ ファイル (kipwx.llb) 複数のパレット メニューファイル (.mnu) 等がが生成されます これら一連のファイル セットが LabVIEW から直接利用可能な IVI-C ラッパーになります 生成された kipwx IVI-C ラッパーは LabVIEW のブロック ダイアグラム上で Instrument I/O ファンクション パレットから参照することが出来ます Note: 生成された.llb ファイルは IVI-C ドライバへのラッパー モジュールであり 計測器ドライバの実体ではありません 従って 完成したアプリケーションの実行時にターゲット マシンに IVI 計測器ドライバがインストールされている必要があります ターゲット マシンへの IVI 計測器ドライバのインストールは 開発マシンへのインストールと同様にドライバの元々のインストーラを使用して下さい DLL 等の単品をコピーしただけは正常動作しません ターゲット マシンには LabVIEW Runtime Engine の他に IVI Compliance Package をインストールする必要があります 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 6/21

3- スペシフィック インターフェースを使用するサンプル ここでは スペシフィック インターフェースを使用したサンプルを示します スペシフィック インターフェースを使用すると 計測器ドライバで提供される機能 ( 即ち機種に依存した固有機能 ) を最大限に利用する事ができますが インターチェンジャビリティを実現する事はできません 3-1 コントロールと関数の追加 まず新規アプリケーションを作成します フロント パネル ウインドウを表示し error in クラスタと error out クラスタを置いてください Figure 3-1 Front Panel 次にブロックダイアグラム ウインドウを表示して kipwx ドライバ ( ラッパー ) のファンクション パレットを開きます このファンクション パレットは コンテキスト メニュー Instrument I/O Instr Drivers kipwx から見つける事ができます Figure 3-2 kipwx Function Palette ブロックダイアグラム上に Initialize With Options.vi 及び Close.vi を置きます 更に Configuration Output パレットの中にある Configure Voltage Level.vi Configure Current Limit.vi Configure Output Enabled.vi を追加します 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 7/21

Figure 3-3 Block Diagram 3-2 パラメータの設定 ここでは ネットワーク上の Kikusui PWX シリーズ DC 電源が IP アドレス 192.168.1.5 に設定されているという前提で resource name id query reset device パラメータを Initialize With Options.vi に渡します Figure 3-4 Params for Initialize With Options 次に電圧 電流 アウトプットの設定をするパラメータを追加します ここでは 20V/2A 設定 アウトプット ON 設定を行います Figure 3-5 Params for Configure Functions ここで 3 つの VI に共通で渡されているブランク文字列に注意してください これは制御対象となる DC 電源のチャンネル名です 詳細は後述します 最後に error in から error out クラスタまでを下記のようにワイヤー接続します エラー in/out の接続だけでなく 計測器セッション ( ハンドル ) の接続も忘れずに行ってください 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 8/21

Figure 3-6 Open/Configure/Close 3-3 プログラムの実行 ここまでのコードだけで とりあえず実行する事は可能です Initialize With Options.vi の Reset Device パラメータに TRUE が指定されているので計測器はリセットされます プログラムを実行すると 即座に計測器との通信が開始されます 実際に計測器が接続されていて Initialize With Options 及び Close が成功した場合は error out クラスタ上に表示されるエラー コードは 0 です 通信に失敗した場合や VISA ライブラリの設定が正しく行われていない場合などは例外が発生し error out クラスタに表示されます error out クラスタのコンテキスト メニュー Explain Error でその詳細を見ることが出来ます Figure 3-7 実行時エラー 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 9/21

4- 解説 4-1 セッションの開始 セッションの開始には kipwx Initialize With Options.vi を使用します vi( 関数 ) に付く kipwx というプレフィックスは計測器ドライバ毎に異なりますが 全ての IVI-C 計測器ドライバにはこのような名前ルールによる関数が用意されています Figure 4-1 Initialize With Options.vi Help Notes: IVI-C 及び VXI Plug&Play 計測器ドライバの専門用語として <prefix> という表記が良く使われます これは各計測器ドライバが固有に持つ識別用の名前で 本書の例では kipwx がそれに該当します 例えば <prefix> Initialize.vi という一般的表現は kipwx 計測器ドライバでは kipwx Initialize.vi の事を指します <prefix> Initialize.vi 及び <prefix> Initialize With Options.vi を除く全ての vi( ドライバ関数 ) は 左上の入力パラメータが instrument handle (in) になります <prefix> Close.vi を除く全ての vi( ドライバ関数 ) は 右上の出力パラメータが instrument handle out になります これは次に来る vi の instrument handle (in) に接続されるべきものです <prefix> Initialize.vi は VXI Plug&Play ドライバ仕様との互換性の為に残されています option string パラメータを指定できない点を除き <prefix> Initialize With Options.vi と同じ動作をします ここで kipwx Initialize With Options.vi のパラメータについて説明しましょう 全ての IVI 計測器ドライバは IVI 仕様書で定義された Initialize With Options.vi を持っています この vi には 以下のようなパラメータがあります 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 10/21

Table 4-1 Initialize With Options のパラメータ パラメータタイプ説明 Resource Name String VISA リソース名の文字列 計測器が接続されている I/O インターフェース アドレスなどによって決定される 例えば LAN に接続された IP アドレス 192.168.1.5 の計測器であれば TCPIP::192.168.1.5::INSTR となる (VXI-11 の場合 ) Id Query Boolean VI_TRUE を指定した場合 計測器に対して ID クエリを行 う Reset Device Boolean VI_TRUE を指定した場合 計測器の設定をリセットする Option String String RangeCheck Cache Simulate QueryInstrStatus RecordCoercions Interchange Check に関する設定を デフォルト以外に指定できる 更に 計測器ドライバが DriverSetup 機能をサポートする場合 その設定を行うことができる Resource Name には VISA アドレス ( リソース名 ) を指定します ID Query に VI_TRUE を指定した場合は 計測器に対して "*IDN?" クエリなどを発行して機種情報を問い合わせます Reset Device に VI_TRUE を指定した場合は "*RST" コマンドなどを発行して計測器の設定をリセットします Option String には 2 つの機能があります 1 つは RangeCheck, Cache, Simulate, QueryInstrStatus, RecordCoercions, Interchange Check, などの IVI 定義の動作を設定します もう 1 つは 計測器ドライバ毎に独自に定義される DriverSetup を指定します Option String は文字列パラメータなので これらの設定は下のサンプルのような書式でなければなりません QueryInstrStatus = TRUE, Cache = TRUE, DriverSetup=12345 設定したい機能の名称及び設定値はケース インセンシティブ ( 大文字と小文字の区別なし ) です 設定値は ViBoolean 型なので VI_TRUE VI_FALSE 1 0 の何れかが有効です 複数の項目を設定する場合は カンマで区切ります Option String パラメータで特に設定値を指定しない場合 IVI 仕様書で定義されたデフォルト値が適用されます IVI 仕様書で定義されたデフォルト値は RangeCheck と Cache だけが VI_TRUE で その他は全て VI_FALSE です 計測器ドライバによっては DriverSetup パラメータが意味を持つ場合もあります これは IVI 仕様書では定義されない項目を InitializeWithOptions の呼び出し時に指定するもので 利用目的や書式はドライバ依存です 従って DriverSetup の指定を行う場合 それは Option String の最後の項目として指定される必要があります DriverSetup の指定内容はドライバ毎に異なるので ドライバの Readme 文書又はオンライン ヘルプなどを参照してください 4-2 チャンネルへのアクセス IVI 計測器ドライバでは一般に 電源装置やオシロスコープなどの計測器の場合 複数のチャンネルが装備されている事を前提に設計されています 従って 計測器のパネル設定に関する操作を行うドライバ関数は channel name パラメータにチャンネルを指定するケースが多く見られます 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 11/21

Figure 4-2 Configure Voltage Level.vi Help 本ガイドブックでは直流電源装置を操作する KikusuiPwx (kipwx) ドライバを使用するので チャンネル名には制御対象のチャンネル名指定します 上記例ではブランク文字列を指定していますが ブランク文字列が使用できるのはチャンネルが 1 個のみの場合です 複数チャンネルの場合には明示的にチャンネル名を指定する必要がありますが 電源装置の場合は通常 "Output1" のような名前です (PWX はマルチドロップ拡張で運用する場合にチャンネル番号を 0 から割り当てるため 最初のチャンネル名は "Output0" となる ) 実際に使用できるチャンネル名の詳細は 各ドライバのオンライン ヘルプなどを参照してください 4-3 セッションのクローズ 計測器ドライバによるセッションをクローズするには kipwx Close.vi 関数を使います Figure 4-3 Close.vi Help 5- クラス ドライバを使用するサンプル ここでは 計測器クラス ドライバを使用したサンプルを示します 計測器クラス ドライバを使用すると アプリケーションを再度コンパイル リンクすることなく 計測器を交換する事ができます 但しその場合 交換前後の両機種に対して IVI-C 計測器ドライバが提供されており 且つそれらのドライバが同じ計測器クラスに属している必要があります 異なる計測器クラス間でのインターチェンジャビリティは実現できません 5-1 仮想インストルメント インターチェンジャビリティ機能を利用するアプリケーションの作成を行う前にやっておかなければならない事は 仮想インストルメントの作成です インターチェンジャビリティ機能を実現するには アプリケーション コード内に特定の IVI-C 計測器ドライバに依存した記述 ( 例えば kipwx_init 関数の直接コール ) をしたり "TCPIP::192.168.1.5::INSTR" のような特定 VISA アドレス ( リソー 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 12/21

ス名 ) の記述などをするべきではありません これらの事柄をアプリケーション内に直接記述すると インターチェンジャビリティを損ないます その代わりに IVI 仕様では 計測器ドライバとアプリケーションの外部に IVI コンフィグレーション ストアを置く事によってインターチェンジャビリティを実現します アプリケーションは特定機種用の計測器ドライバを直接使うのではなく 計測器クラス ドライバと呼ばれる特別な計測器ドライバを通じて計測器を制御します その際 IVI コンフィグレーション ストアの内容に従って計測器ドライバ DLL の選択を行い 間接的にロードされた計測器ドライバを特定機種に依存しないクラス ドライバの関数を通じてアクセスします IVI コンフィグレーション ストアは通常 C:/ProgramData/IVI Foundation/IVI/ IviConfigurationStore.xml ファイルで IVI Configuration Server DLL を通じてアクセスされます この DLL を利用するのは 主に IVI 計測器ドライバや一部の VISA/IVI コンフィグレーション ツールであって アプリケーションからは通常は使いません LabWindows/CVI を使用する場合は National Instruments 社製のソフトウェア NI-MAX (NI Measurement and Automation Explorer) を使用して IVI ドライバのコンフィグレーションを行います Driver Session の作成 NI-MAX を起動したら IVI Drivers ノードの階層を参照して下さい Driver Seesion の上で右クリックして Create New (case-sensitive)... メニューを選択し Driver Session の新規作成を行います 名前を尋ねられるので mysupply としておきましょう 画面右側の General タブを選択すると下記のようになっています Figure 5-1 NI-MAX General タブ Hardware Asset の作成 引き続き Hardware タブを選択すると ハードウェア アセットの管理画面になります ハードウェア アセットとは 実際の計測器がどのような経路に接続されているかを示すものです ここで Add ボタンをクリックして Hardware Asset を新規作成します 新しい名前を尋ねられるのでここでも mysupply とし 更に Resource Descriptor として 実際の計測器が接続されている VISA アドレス ( この例では TCPIP::192.168.1.5::inst0::INSTR) を指定します 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 13/21

Figure 5-2 NI-MAX Hardware タブ Software Module のリンク設定 引き続き Software タブを選択すると ソフトウェア モジュールの管理画面になります ソフトウェア モジュールとは計測器ドライバモジュール (DLL モジュール ) の事を指します ここで Software Module のリストから kipwx を選択します Figure 5-3 NI-MAX Software タブ Virtual Name の作成 引き続き Virtual Names タブを選択すると 仮想チャンネル名の管理画面になります 通常 電源装置の計測器ドライバのようにチャンネルが関与する場合 有効なチャンネル名は計測器ドライバによって異なります 従ってそれらのチャンネル名も仮想化してやる必要があります Add ボタンをクリックしてバーチャル ネームを追加し Virtual Name に Track_A と入力します 更に Physical Name リストから 実際の直流電源装置が稼動するチャンネルが表示されます リストには IviDcpwrChannel!!Output0 だけが表示されているのでそれを選択するか 又は単に Output0 と入力します 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 14/21

Notes: ドライバの実装或いは多チャンネル電源装置での構成によっては必ずしも全てのチャンネル名が表示されない場合があります ドライバ毎の利用可能なチャンネル名については ドライバの Readme.txt やオンラインヘルプを参照して下さい Figure 5-4 NI-MAX Virtual Names タブ Logical Name の作成とリンク設定 最後にロジカル ネームを作成します ロジカル ネームとは NI-MAX で設定される仮想計測器の名前に相当します IVI Drivers ノードの階層を参照して下さい Logical Name の上で右クリックして Create New (case-sensitive) メニューを選択し Logical Name の新規作成を行います 名前を尋ねられるので mysupply としておきましょう 更に Driver Session リストから mysupply を選択します Figure 5-5 NI-MAX Genaral タブ 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 15/21

コンフィグレーション作業を終えたら NI-MAX のツールバー上にある Save IVI Configuration ボタンをクリックして設定を保存します 5-2 コントロールと関数の追加 まず新規アプリケーションを作成します フロント パネル ウインドウを表示し error in クラスタと error out クラスタを置いてください Figure 5-6 Front Panel 次にブロックダイアグラム ウインドウを表示して IviDCPwr クラス ドライバ ( ラッパー ) のファンクション パレットを開きます このファンクション パレットは コンテキスト メニュー Instrument I/O IVI Class Drivers DC Power Supply から見つける事ができます Notes: IVI Class Drivers のパレットが見つからない場合 適切なバージョンの IVI Compliance Package がインストールされていない可能性があります Figure 5-7 IviDCPwr Function Palette 更にブロックダイアグラム上に Initialize With Options.vi Close.vi を置きます 更に Configuration パレットの中にある Configure Voltage Level.vi Configure Current Limit.vi Configure Output Enabled.vi を追加します 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 16/21

Figure 5-8 Block Diagram クラス ドライバの初期化ファンクションでは VISA リソース名 (VISA アドレス ) ではなく仮想インストルメント (IVI ロジカル ネーム ) を指定します ここでは NI-MAX で設定した mysupply を指定します Figure 5-9 Params for Initialize With Options 次に電圧 電流 アウトプットの設定をするパラメータを追加します ここでは 20V/2A 設定 アウトプット ON 設定を行います Figure 5-10 Params for Configure Functions ここで "Track_A" という文字列に注意してください これは制御対象となる DC 電源のチャンネル名 ( バーチャル ネーム ) です 詳細は後述します 最後に error in から error out クラスタまでを下記のようにワイヤー接続します エラー in/out の接続だけでなく 計測器セッション ( ハンドル ) の接続も忘れずに行ってください 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 17/21

6- 解説 Figure 5-11 Open/Configure/Close 6-1 クラス ドライバ セッションの開始 IviDCPwr クラス ドライバでのセッションの開始には IviDCPwr Initialize With Options.vi を使用します vi( 関数 ) に付く IviDCPwr というプレフィックスは IviDCPwr クラスドライバ固有のものです クラス ドライバを利用したこのプログラムには kiwpx( 弊社製 PWX シリーズ直流電源 ) や AgN57xx(Agilent 社製 N5700 シリーズ直流電源 ) のような特定機種の計測器ドライバへの依存が一切無い事に注意してください 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 18/21

Figure 6-1 Initialize With Options.vi Help クラスドライバは通常の計測器ドライバとは異なり Initialize With Options.vi に直接 VISA アドレスを渡すことはできません ここでは NI-MAX のロジカルネームに指定した "mysupply" を指定します クラスドライバはこのロジカル ネームを頼りに適切な計測器ドライバ DLL(Software Module) や VISA アドレス (Hardware Asset) を探し当て 最終的に kipwx Initialize With Options.vi 関数を間接的に呼び出します Option String パラメータに渡す内容 (Cache Range Check Record Coercions Interchange Check Query Instrument Status 及び Driver Setup 文字列 ) はスペシフィック ドライバを直接使用する場合と同じですが 省略された場合のデフォルト値が異なります スペシフィック ドライバを直接使用する場合のデフォルトは IVI 仕様によって定義された値になりますが クラス ドライバを使用する場合のデフォルトは IVI コンフィグレーションの Driver Session の General ページで指定された値です 何れの場合も Initialize With Options 関数の OptionString パラメータで明示的に指定されればそれが最優先になります 6-2 チャンネルへのアクセス IVI 計測器ドライバでは一般に 電源装置やオシロスコープなどの計測器の場合 複数のチャンネルが装備されている事を前提に設計されています 従って 計測器のパネル設定に関する操作を行うドライバ関数は channel name パラメータにチャンネルを指定するケースが多く見られます 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 19/21

Figure 6-2 Configure Voltage Level.vi Help この例ではクラス ドライバを使用していますが チャンネル名には "Output0" という特定の計測器ドライバ ( この場合は kipwx ドライバ ) でのみ使用可能な名前を指定しています この指定方法でも計測器の制御を行うことはできますが 特定機種の計測器ドライバに依存した名前を使用するとインターチェンジャビリティを損ないます 例えば AgN57xx 計測器ドライバで有効なチャンネル名は "Output1" です 先の NI-MAX による IVI コンフィグレーションでは バーチャル ネームとして "Track_A" という名前を追加し それが "Output0" というフィジカルネームに変換されるように設定しました 従ってここでは チャンネル名にバーチャル ネームを使うことができます 計測器ドライバを交換した場合は DriverSession で設定した Hardware( 計測器の接続先 VISA アドレス ) Software( 使用する計測器ドライバ ) Physical Names( 仮想的なチャンネル名のマップ先物理名 ) をアプリケーション自身ではなく IVI コンフィグレーションを変えることで動作を継続させることが出来ます Notes: IVI コンフィグレーションの設定情報は C:/ProgramData/IVI Foundation/IVI/ IviConfigurationStore.xml に保存されています この XML ファイルを手作業で編集しないで下さい IVI コンフィグレーションは 同一 PC 内の全ての 32bit/64bit 計測アプリ及び全てのログオンユーザで共有されます 6-3 セッションのクローズ 計測器ドライバによるセッションをクローズするには IviDCPwr Close.vi を使います 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 20/21

Figure 6-3 Close.vi Help 6-4 計測器の交換 これまでの例では 仮想インストルメントのコンフィグレーションとして kipwx 計測器ドライバを使うように設定しましたが ここで計測器を例えば AgN57xx ドライバでホストされるもの (Agilent N5700 シリーズ直流電源 ) に交換するとどうなるでしょう その場合には アプリケーションを再度コンパイル リンクする必要はありませんが "mysupply" という IVI ロジカル ネーム ( 仮想インストルメント ) のコンフィグレーション内容を変更する必要があります 変更しなければならないコンフィグレーションは基本的には Driver Session タブにある Software Module の変更 (kipwx AgN57xx) Virtual Names の展開先マップ変更 (Output0 Output1) Hardware Asset タブにある IO Resource Descriptor の変更 ( 交換後の接続先 VISA アドレスへ ) という具合になります コンフィグレーションが正しく設定されれば 上記のサンプルは再度コンパイルをせずにそのまま交換後の計測器でも動作します Notes: IVI クラス ドライバを利用したインターチェンジャビリティ機能は 計測器交換前後での動作を保証するわけではありません 交換後のシステムが正常に機能するかどうか十分に検証してから運用して下さい 本ガイドブックに登場する製品名 会社名等は各社の商標または登録商標です 2012 Kikusui Electronics Corp. All Rights Reserved. 2012 KIKUSUI ELECTRONICS CORP. All Rights Reserved. Page 21/21