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1. 導入前の作業 当ガイドは ServerGuide を使用しないで Windows Server 2012 R2 を導入する手順を記述しています ご利用の前にお読みください! 電源のオンについて 電源ボタンのパワーオン LED が高速で点滅 (1 秒間に 4 回点滅 ) している間は System x3650 M5 の電源ボタンは使用 不可の状態です この場合 低速で点滅 (1 秒間に 1 回点滅 ) する状態になるまで しばらくお待ちください System x3650 M5 に電源ケーブルが接続されて電力の供給が開始されると 統合管理モジュール (IMM2) の初期化が開始されます 環境の違いなどにより多少の誤差が発生する場合がありますが この初期化が終了するまでの間 ( およそ10 秒 ) は電源ボタンの使用ができません System x3650 M5 の電源ボタンの位置は モデルによって異なります 2

1.1 使用するコンポーネント 当ガイドにおける導入では 以下のメディア ドライブ ソフトウェアを使用します (1) Windows Server 2012 R2 DVD (2) DVD が読み取り可能な光学ドライブ System x3650 M5 には CD/DVD ドライブは搭載されておりません DVD メディアよりインストールを行う場合には 別途 DVD メディアの読み取りが可能な光学ドライブをご用意いただく必 要がございます (3) デバイス ドライバー各種 IBM ServeRAID M Series SAS/SATA Controller Driver for Windows Intel Chipset Device Software For Windows Lenovo IMM2 PBI device NULL driver 詳細については 1.3 デバイス ドライバーの準備 で説明します 1.2 オプションの増設 System x3650 M5 では 搭載されている CPU1 つにつき 少なくとも 1 つのメモリー (DIMM) を必要とします CPU を 2 つ搭載される場合は 最低でも各 CPU に 1 枚ずつ 合計で 2 枚以上の DIMM を搭載する必要があります 取り付け順序などを含む注意事項の詳細に関しては 最新のシステム ガイド またはマニュアルをご確認ください 取り付け順序は x3650 M5 のトップ カバーにも印刷されています 1.3 デバイス ドライバーの準備 System x3650 M5 で使用可能な各種デバイス ドライバーと その入手方法について説明します 3

1.3.1 必要となるデバイス ドライバー 当ガイドで使用するデバイス ドライバーは 以下のとおりです ServeRAID ServeRAID M Series SAS/SATA Controller Driver for Windows Server 2012R2/2012/2008R2/2008 CHIPSET-INF Intel Chipset Device Software For Windows 当ガイドでは Windows Server 2012 R2 導入後に使用します IMMPBI Lenovo IMM2 PBI device NULL driver 当ガイドでは Windows Server 2012 R2 導入後に使用します System x3650 M5 のファームウェアが古い場合 当デバイスはOSから認識されません その場合 当ドライバーの適用は必要ありません System x3650 M5 の各コンポーネントに対しては 基本的に Windows Server 2012 R2 が標準で持つドライバーが適用さ れますが それよりも新しいバージョンのドライバーが公開されている場合がございます 必要であれば それぞれ最新 版を Web サイト (Lenovo Support) よりダウンロードして 別途適用してください また Windows Server 2012 R2 がドライバーを持たないオプション製品を搭載されている場合は Windows Server 2012 R2 導入後にそれらのオプション製品に対して別途ドライバーを適用する必要があります 当ガイドでは Webサイト (Lenovo Support) より以下のファイルを入手して適用します 最新版が存在する場合は最新版のご利用を推奨いたします lnvgy_dd_sraidmr_6.710.15.00_windows_32-64 intc-lnvgy_dd_inteldp_10.1.2.10_windows_32-64 lnvgy_dd_immpbi_1.0.1.2015_windows_32-64 4

ServeRAID のドライバーについて ServeRAID-M5210コントローラーのドライバーについては インストール時に最新のドライバーを適用して Windowsが標準で持っているドライバーのまま運用を継続しないようにして下さい すでにWindowsが標準で持っているドライバーのまま運用されている場合は 直ちに最新バージョンにアップデートして下さい ( 参考 : 下記 Tips) ServeRAID M5210/M5210e アダプターのデバイス ドライバーは OS 標準ではなく Lenovo 版を使用してください http://www.lenovojp-cms.com/cmscontents/gdfiles.php?md=307 当ガイドでは Windows Server 2012 R2 をインストールする途中で ServeRAID-M5210 コントローラーのドライバーを導 入する手順を記載しております 1.3.2 デバイス ドライバーの入手方法 ドライバーやファームウェアを更新する場合 OS 導入後に Lenovo ToolsCenter Suite を利用することで 入手から適用 までを一括して行うことができます Lenovo ToolsCenter Suite の使用方法の詳細については 下記のガイドをご参照ください Lenovo ToolsCenter Suite CLI for System x and BladeCenter http://toolscenter.lenovofiles.com/help/index.jsp?topic=%2ftoolsctr_cli_lenovo%2fonecli_r_s ysxflexbc.html また Web サイト (Lenovo Support) から 必要となるデバイス ドライバーのパッケージファイルを 個別にダウンロードし て入手することもできます 当ガイドでは Lenovo Support からデバイス ドライバーを個別に入手する方法について説明します 入手方法 下記サイトにアクセスします Lenovo Support http://support.lenovo.com/us/en 5

1.System x3650 M5 の場合は 最初の画面の検索エリアに 5462 または 8871 と入力することでプロダクトのリストが 表示されますので Lenovo System x3650 M5 Type 5462 または Lenovo System x3650 M5 Type 58871 を選択して 下さい 2. Operating System にて Windows Server 2012 R2 を選択して下さい 3. Drivers and Software を選択して下さい 4. Component を選択してカテゴリを絞り込む もしくは Keyword Searches にキーワードを入れて検索して下さい ダウンロードの例 : x3650 M5 のオンボードNICのドライバーを入手したい場合は Conmponent にて Network LAN(Ethernet) を選択し 表示されている Broadcom NetXtreme Device Driver for Windows ( 注 : NetXtremeIIではありません 当ガイド作成時点における最新バージョンのファイル名は brcm-lnvgy_dd_nic_17.2.0.2_windows_32-64.exe になります ) をクリックするとこのドライバーのダウンロードページが表示されます リストの状態で右側の をクリックしてすぐにダウンロードすることも可能です 最初 ダウンロードリストにはすべて表示されておりませんのでリスト最下部の Show more を押すことですべて表示されます Network Broadcom NetXtreme Device Driver for Windows brcm-lnvgy_dd_nic_17.2.0.2_windows_32-64.exe Lenovo Support の使用方法詳細については サポートサイトのご利用方法をご参照ください サポートサイトのご利用方法 https://support.lenovo.com/us/ja/solutions/ht100194?linktrack=mast:subnav:support:more %7CJapanese%20Guide 注意 : このサイトはLenovo Support サイトの言語表示を 日本語 にしなければ表示されません 6

1.3.3 ServeRAID-M5210 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成 当ガイドでは Windows Server 2012 R2 の導入時に ServeRAID-M5210 コントローラーのドライバーを適用しています そのため Windows Server 2012 R2 のインストールを行う前に ServeRAID コントローラーのデバイス ドライバー メディ アを用意しておく必要があります ここでは 1.3.2 デバイス ドライバーの入手方法 で Web サイトからダウンロードしたドライバー ファイルから デバイ ス ドライバー メディアを作成する手順を記載いたします また ドライバー ファイル類は USB メモリーキーに保存しています 1 1.3.2 デバイス ドライバーの入手方法 でダウンロードした "lnvgy_dd_sraidmr_6.704.12.00_windows_32-64.exe" のファイ ル ( ファイル名はバージョンにより変化します ) を Windows マシン上でダブルクリックして実行してください 2 インストーラが起動して Querying System Package Information 画面が表示されますので Extract to Hard Drive を チェックして [Next >] ボタンを押してください 3 ファイル展開する場所を選択して [OK] ボタンを押してください 4 "3." で展開して作成されたファイルをすべて USB メモリーキーなどの媒体にコピーします 以上で RAID コントローラのドライバー メディアの作成は終了です 1.4 RAID の構成 System x3650 M5 は モデルによって搭載されているDisk/RAIDコントローラーが異なります また 必要に応じて 複数あるRAIDコントローラーからオプションを選択して搭載することができます System x3650 M5 で利用可能なDisk/RAIDコントローラーには 現時点 ( 当ガイド公開時点 ) において以下の機器があります オンボード SAS/SATA コントローラー RAID は構成できません N2215 SAS/SATA HBA RAID は構成できません 7

ServeRAID-M5210 コントローラー ServeRAID-M1215 コントローラー RAID 構成が可能なコントローラーをご利用になる場合 OSのインストールを行う前にuEFI 上の構成ツールを起動して 事前にRAIDの構成を行っておく必要があります 当ガイドでは ServeRAID-M5210 コントローラーを搭載して RAID1を構成する手順について記述しています ServeRAID-M5210とServeRAID-M1215では 利用可能なRAIDレベルが異なります 同じRAIDコントローラーでも キャッシュの搭載状況やFODの適用状況により構成可能なRAIDレベルが異なります より詳細な RAID 構成の手順については 下記のガイドをご参考下さい ServeRAID M シリーズ導入 構成ガイド (ServeRAID M5210 編 ) http://www.lenovojp-cms.com/cmscontents/gdfiles.php?md=85 2 AVAGO MegaRAID <ServeRAID M5210> Configuration Utility ServeRAID-M5210 / M1215 コントローラー環境での RAID 構成 当ガイドでは ServeRAID-M5210 が標準で搭載されたモデルを使用してガイドを作成しておりますが ServeRAID-M1215 についても 手順自体は同様となりますのでご参考ください ServeRAID-M5210 / M1215 の構成方法 1 サーバーの電源を入れて lenovo System x のロゴが表示されるまで待ちます 画面下に <F1> Setup と表示されます ので [F1] キーを押して Setup Utility を起動します 8

2 Setup ユーティリティー System Configuration and Boot Management 画面が表示されますので System Settings を選 択します 3 Storage を選択します 4 LSI MegaRAID <ServeRAID M5210> Configuration Utirity を選択します ServeRAID-M1215 をご利用の場合は LSI MegaRAID <ServeRAID M1215> Configuration Utirity を選択します 5 Configuration Management を選択します 6 Create Vitual Drive を選択して Enter キーを押します 9

< 注意!> Create Virtual Drive の項が表示されない場合について 利用可能なハードディスクドライブがない場合 Create Virtual Drive の項は表示されません ハードディスクドライブが正しく取り付けられているにもかかわらずこのような状態になる場合 既存のRAID 構成によってすべてのハードディスクドライブが使用されている可能性があります このような場合に新規にRAID 構成を行う場合は 既存のRAID 構成を削除する必要がございます RAID の構成を削除する場合 Clear Configration を選択して Enter キーを押し RAID 構成を削除してください 確認画面が表示されますので 内容を確認後に削除を行ってください 既存のデータは消去されますので 実行に は充分ご注意ください 作業実行後に自動的に Configuration Management 画面に戻りますが そのままではメニューは更新されません 一旦 [Esc] キーを押して Main Menu に戻り 再度 Configuration Management を選択して [Enter] キーを押すことで Create Virtual Drive - Advanced が表示されるようになります 7 Select RAID Level のデフォルト値が <RAID0> と表示されておりますので <RAID0> を選択して Enter キーを押します 構成可能な RAID レベルが表示されますので キーで構成する RAID レベルを選択して Enter キーを押します 利用可能な RAID レベルは RAID コントローラーの種類 キャッシュの有無 FOD の適用 搭載ドライブ数などにより異な 10

ります 8 Select Drives を選択して Enter キーを押します 9 CHOOSE UNCONFUGURED DRIVES の下に未構成のドライブが表示されますので今回のRAID 構成に含めるドライブを選択します [ ] を選択して スペース キーを押すと [X] と表示され 選択された状態になります 表示されているすべてのディスクを含める場合は ドライブリストの一番下にある Check All を選択して Enter キーを押すとすべてのドライブを [X] 状態にすることができます 10 ドライブリストの最下行もしくは最上行にある Apply Changes を選択して Enter キーを押します 11 Success 画面が表示されます The Operation has been performed successfully. のメッセージの最下行に表示され た OK を選択して Enter キーを押します 12 Virtual Driveの各プロパティを設定します 各項目についてはデフォルトのままで問題ありませんが 必要があれば変更してください 当ガイドでは Default Initializationの項のみ <Fast> を選択しています それ以外の項目はデフォルトのままです 各設定値についての詳しい情報はは ServeRAID のマニュアルを参照してください 11

< 参考!> Virtual Drive Size について 最終的に OS から認識される仮想ハードディスクドライブの容量は Virtual Drive Size の項にて設定します デフォルトでは 選択した RAID レベルで作成できる仮想ドライブ容量の最大値が設定されています 一般的に1つのアレイに対して1つの仮想ドライブを構成しますので 通常はデフォルトの最大値のままで問題はありません 1アレイの中に複数の仮想ドライブを作成する必要がある場合は 数字を小さくして下さい Virtual Drive Size は [ ][ ] キーで変更することができます 設定後 最下行の Save Configuration を選択して Enter キーを押します 13 Warning 画面にて Creating Virtual Drive will cause と表示されます RAID 構成を行うことにより ディスクにデータがある場合は消去されますがよろしいですか という警告です 内容を確認の上 Confirm の項の [ ] を選択して スペース キーを押すとチェック [X] が付き Yes の項が表示されます Yes が表示されましたら Yes を選択して Enter キーを押します 14 Success 画面にて The Operation has been performed successfully. と表示されます 最下行に表示された OK を選 択して Enter キーを押します 15 Main Menu 画面に戻ります これ以上 RAID 構成しない場合この画面で Esc キーを押して前のメニューに戻ります 16 Esc キーをさらに2 回押すとuEFIの最初の設定画面 System Configuration and Boot Management に戻ります Save Settings を選択して Enter キーを押します 続けて Exit Setup を選択して Enter キーを押します その際 Do you want to exit Setup Utility? と表示されますので <Y> キーを押してください さらに再起動 (Reboot) を求められた場合は <Enter> を押して 再起動を実行してください 以上で ServeRAID-M5210 / M1215 コントローラーの RAID の構成は終了です 12

2. Windows Server 2012 R2 の導入 Windows Server 2012 R2 を導入する手順について記載いたします System x3650 M5 のファームウェアは uefi に準拠しているため uefi に対応している Windows Server 2012 R2 を導入 する際 通常は uefi モードで導入されます 当ガイドでは Windows Server 2012 R2 の DVD メディアを使用して uefi モードで導入を行っております 導入手順 1. サーバー本体の電源を投入し 直ちに Windows Server 2012 R2 の DVD メディアを DVD-ROM ドライブに挿入し DVD メディアからブートします 13

< 注意!> Windows Server 2012 R2 の DVD メディアからのブート方法について ブート モードの確認 Windows Server 2012 R2 を uefi モード / BIOS モード どちらのモードで導入するか事前に uefi の設 定をしておく必要があります 起動時に <F1> キーを押して uefiセットアップ ユーティリティー System Configuration and Boot Management を起動し 以下の設定項目を確認してください System Configuration and Boot Management Boot Manager Boot Modes System Boot Mode uefiモードで導入する場合 <UEFI Mode> BIOSモードで導入する場合 <Legacy Mode> 設定を変更した場合は Save Settings を実行して設定内容を保存後 再起動してください DVDメディアからの起動システムの電源を投入後 Lenovo System x ロゴが表示されたタイミングで <F12> キーを押します しばらくすると 起動デバイスの選択画面 Boot Devices Manager が表示されますので Windows Server 2016のDVDメディアが挿入された [CD/DVD] ドライブを選択して <Enter> キーを押してください uefi モード Legacy Mode [ ] ( ブランク ) BIOS モード Legacy Mode [X] ( スペースキーでチェックを入れます ) 2. Windows セットアップ 画面が表示されるまでお待ちください 画面が表示されたら 言語とその他の項目を選択 して [ 次へ ] ボタンを押してください 14

ここでは 初期設定のまま導入を行います インストールする言語 : 日本語 ( 日本 ) 時刻と通貨の形式 : 日本語 ( 日本 ) キーボードまたは入力方式 :Microsoft IME キーボードの種類 : 日本語キーボード (106/109 キー ) 3. 今すぐインストール のメッセージが表示されます メッセージ部分をクリックしてください 4. プロダクトキーの入力画面が表示されます プロダクトキーを入力して [ 次へ ] ボタンを押してください 5. インストールするWindows の選択画面が表示されます 購入したエディションが正しく表示されているを確認し Server Core インストール GUI 使用サーバー のいずれかを選択して [ 次へ ] ボタンを押してください 当ガイドでは GUI 使用サーバーを選択して導入しています 6. マイクロソフトソフトウェアライセンス条項 が表示されます 内容を確認の上 同意します にチェックを入れて [ 次へ ] ボタンを押してください 同意できない場合にはインスト ールはできません 7. インストールの種類の選択画面が表示されますので カスタム : Windows のみをインストールする を選択してく ださい 8. Windows のインストール場所の選択画面が表示されます この時点でドライブが認識されているため すぐにパーティションの作成が可能となっておりますが 当ガイドでは この段階で ServeRAID-M5210 コントローラーのドライバーを適用します 下記手順にてドライバーを導入してください 15

< 重要!> ServeRAID-M5210 コントローラーのドライバーの導入手順 ここでは 1.3.3 ServeRAID-M210 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成 で USB メモリーキーに作成 した デバイス ドライバー メディアを使用します (1) 1.3.3 ServeRAID-M5210 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成 で作成した RAID コントローラのドライ バー メディア (USB メモリーキー ) を USB ポートに接続して ドライバーの読み込み を押してください (2) ドライバーの読み込み 画面が表示されたら [ 参照 ] ボタンを押します (3) 該当するドライバーの格納されているフォルダを選択します Windows Server 2012 R2を導入する場合は USBメモリーキー ( リムーバブルディスクとして認識されます ) の \win2012r2-64 フォルダを選択し [OK] ボタンを押します 読み込まれたドライバーの一覧が表示されます (4) インストールするドライバー ( ここでは "IBM ServeRAID M5210 SAS/SATA Controller") を選択して [ 次へ ] ボタンを押してください ドライバーの導入が開始されますので 終了するまでお待ちください ドライバーを導入後 インストール可能なパーティションの作成を行います ドライブ 0 の割り当てられていない領域 を選択して [ ドライブオプション ] ボタンを押し 続けて [ 新規 ] ボタンを押してください 認識順などによっては 必ずしもドライブ 0とならない場合があります その場合は適宜読み替えてください 9. 作成するパーティションのサイズを入力して [ 適用 ] ボタンを押してください 作成したパーティションとは別に シ ステムが使用するパーティションも作成されます 10. 作成したパーティションを選択して [ 次へ ] ボタンを押すと インストールが開始されます インストール中に数回 自動的に再起動されます インストールが完了するまでしばらくお待ちください 16

11. インストール完了後 最初にログオンする前にパスワードを設定する必要があります 画面の指示に従って Administrator のパスワードを設定してください 以上の手順で Windows Server 2012 R2 のセットアップが完了しました < 参考!> Windows Server 2012 R2 の各種設定について コンピュータ名やネットワークの設定などは自動的に行われます これらの変更が必要な場合 以下の方法で行うこと が可能です Server Core インストール環境の場合 サインイン ( ログオン ) 後に コマンドプロンプト が表示されます 現在のコンピュータ名は "hostname" コマンド ネットワーク設定は "ipconfig" コマンドで それぞれ確認することができま す コンピュータ名の変更やネットワークの設定 OS の再起動や停止などは メニュー形式の SCONFIG ユーティリティ から行うことが可能です SCONFIG ユーティリティ は < コマンドプロンプト > にて "sconfig" コマンドを実行することで起動することが出来ます GUI 使用サーバー環境の場合 サインイン ( ログオン ) 後に サーバーマネージャー が表示されます コンピュータ名の変更やネットワークの設定 OS の再起動や停止などは サーバーマネージャー の < ローカルサー バー > の項目にて行うことができます 17

< 参考!> 導入した Windows Server 2012 R2 の Edition を確認する方法について 導入した Windows Server 2012 R2 の Edition については 以下の方法で確認することができます Server Core インストール環境の場合 コマンドプロンプト や Windows PowerShell にて "systeminfo" コマンドを実行して OS 名を確認してください Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard などと表示されることで OS が正しく導入されたことを確認できます GUI 使用サーバー環境の場合 サーバーマネージャー を起動して < ツール > - < システム情報 > の OS 名を確認してください Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter などと表示されることで OS が正しく導入されたことを確認できます 18

< 参考!> 導入した Windows Server 2012 R2 が uefi モードで導入されていることを確認する方法について 導入した Windows Server 2012 R2 が uefi モードであることは 以下の方法で確認することができます Server Core インストール環境の場合 コマンドプロンプト や Windows PowerShell にて 以下の方法で確認できます 1."diskpart" コマンドを実行します 2."list disk" コマンドを実行して Windows Server 2012 R2が導入されているディスクのGPTの項目を確認します * と表示されていることでご確認いただくことができます 確認したら "exit" コマンドを実行して "diskpart" を終了します GUI 使用サーバー環境の場合 サーバーマネージャー より 以下の方法で確認できます 1. サーバーマネージャー を起動して < ツール > - < コンピューターの管理 > を開きます 2.< ディスクの管理 > の項目を開き Windows Server 2012 R2が導入されたディスクを右クリックしてプロパティを開きます 3.< ボリューム > タブを開いて [ パーティションのスタイル ] の項目を確認します GUID パーティションテーブル (GPT) と表示されていることで確認いただくことができます 3. デバイス ドライバの導入 更新の確認 Windows Server 2012 R2の導入が完了した段階で デバイス ドライバなどの不足によりデバイスマネージャー上で以下の様な ほかのデバイス が表示されます デバイスマネージャーは サーバーマネージャー ツール コンピューターの管理 から表示させることができます この項では不足しているデバイス ドライバのインストール方法などを示します 既にインストールされているデバイス ドライバに関しても Web 上に最新のものが存在した場合は アップグレードす 19

ることをお勧めいたします 3.1 Intel Chipset Device Software for Windows System x3650 M5 のシステムボードのデバイス ドライバーを適用します デバイスマネージャー上の ほかのデバイス に表示されている 基本システムデバイス システム割り込みコントローラー などに適用されます 1. 1.3 デバイス ドライバの準備 で入手した intc_dd_inteldp_9.4.2.1017.a_windows_32-64.exe のファイルを CD-R 20

や USB メモリ等のメディアを用いて System x3650 M5 の適当なフォルダにコピーします コピーしたファイルを ダブルクリックして起動してください 2. インストーラが起動し Querying System Package Information 画面が表示されますので Perform Update が チェックされていることを確認して [Next >] ボタンを押してください 3. Package and System Match Ready to Update System 画面が表示されますので [Update] ボタンを押してくださ い 4. Success 画面が表示されるまでお待ちください 表示されたら [Exit] ボタンを押してください デバイスマネージャ上でほかのデバイスに表示されていた 基本システムデバイス などにドライバーが適用され ほかのデバイス から消えたことが確認できます 3.2 IBM ServeRAID M Series SAS/SATA Controller Driver for Windows System x3650 M5 で使用されている RAID コントローラーが ServeRAID-M5210 コントローラーの場合は Windows Server 2012 R2 が標準で持つのデバイス ドライバーから更新されていることを確認してください 1. サーバーマネージャー ツール コンピューターの管理 から デバイスマネージャーを起動します 2. 記憶域コントローラー 配下に "LSI MegaRAID SAS Adapter" が表示されていないことを確認します 表示され ている場合は 3. 以降に進んでください ん "IBM ServeRAID M5210 SAS/SATA Controller" などと表示されている場合は 以降の手順は必要ありませ 3. "LSI MegaRAID SAS Adapter" が表示されている場合は "LSI MegaRAID SAS Adapter" を右クリックしてプロパテ ィを押します 4. ドライバー タブを開いて バージョンが "6.600.21.8" デジタル署名者が "Microsoft Windows" と表示されている 場合は ServeRAID-M5210 コントローラーのデバイス ドライバーの更新を行ってください 21

ドライバーの更新は 1.3 デバイス ドライバの準備 で入手した lnvgy_dd_sraidmr_6.710.15.00_windows_32-64.exe の ファイルを CD-R や USB メモリ等のメディアを用いて System x3650 M5 の適当なフォルダにコピーしてファイルをダブル クリックすることで実行されます 3.3 Lenovo IMM2 PBI device NULL driver Intel Chipset Device Software を適用後( 別途オプションを搭載されている場合は それらのオプションのドライバーも適用した後 ) にも ほかのデバイス に PCIデバイス が表示されている場合に実行します 別途取り付けたオプションを含め 一通りのドライバーを適用後に ほかのデバイス に何も表示されていない場合 当作業は必要ありません 1. 1.3 デバイス ドライバの準備 で入手した lnvgy_dd_immpbi_1.0.1.2015_windows_32-64 のファイルを CD-R や USB 22

メモリ等のメディアを用いて System x3650 M5 の適当なフォルダにコピーします コピーしたファイルをダブルクリックし て起動してください 2. インストーラが起動し Querying System Package Information 画面が表示されますので Perform Update がチェ ックされていることを確認して [Next >] ボタンを押してください 3. Package and System Match Ready to Update System 画面が表示されますので [Update] ボタンを押してください 4. Success 画面が表示されるまでお待ちください 表示されたら [Exit] ボタンを押してください デバイスマネージャ上でほかのデバイスに表示されていた PCI デバイス にドライバーが適用され Lenovo IMM2 PBI PCI Mailbox Interface Device と表示されほかのデバイスから消えたことが確認できます 4. 参考 URL OS 導入後の設定 運用について 前項までで System x サーバーの電源投入から OS 導入 初期設定までを行い 運用開始のための最低限の準備が完 了しています ここでは System x サーバーを より活用するために参考となる情報についてご紹介いたします Windows Server 2012 R2 に関する情報 Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 に関する FAQ - 機能 導入 ライセンス編 - OS 導入後の各種ファームウェアやドライバーの更新 IBM System x BladeCenter UpdateXpress System Pack Installer ガイド ライセンスの追加方法 IBM Features on Demand (FOD) ライセンス アクティベーション ガイド 23

システム管理 Integrated Management Module II (IMM2) 操作ガイド Integrated Management Module II (IMM2) 関連 FAQ IBM へのハードウェア障害自動通知 (Call Home) のご紹介 RAID の構成 運用 MegaRAID ストレージ マネージャー導入ガイド ネットワークの構成 IBM System x ネットワークチーミングガイド (Windows 版 ) 以上 更新履歴 2017/01/25 ダウンロードサイトを FixCentral から Lenovo Support に変更 ドライバーアップデートツールとして UpdateXpress を Lenovo ToolsCenter Suite に変更 免責 当内容は お客様 販売店様 その他関係者が System x, Flex System などを活用することを目的として作成しました 詳細につきましては URL(http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/) の利用条件をご参照ください 当技術資料に含まれるレノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社およびLenovo Enterprise Solutions ( 以下総称して LES) 以外の製品に関する情報は 各提供ベンダーより提供されたものであり LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません 当技術資料の個々の項目は LESにて検証されていますが お客様の環境において全く同一または同様な結果が得られる保証はありません お客様の環境 その他の要因によって異なる場合があります お客様自身の環境にこれらの技術を適用される場合は お客様自身の責任と費用において行なってくださいますようお願いいたします Copyright 2016 レノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社 24