オープンソース LMS Attain3 インストール説明書 第 3 版平成 20 年 6 月 2 日 エスエイティーティー株式会社 1
目次 について 3 データのダウンロード 解凍 4 ドメイン名の設 5 初期設定値の変更 6 データベース設定 7 ColdFusion MX の設定 8 Attain3 環境設定 23 Attain3 アンインストール 25 2
について この説明書は Attain3 のインストール方法について説明しています 1. インストール手順インストール手順は 1 データのダウンロード 解凍 2 ドメイン名 その他の設定 3 初期設定値の変更 4 データベース設定 5 ColdFusion MX の設定 6 Attain3 環境設定からなります 2. 前提条件次の各ソフトウェアがあらかじめインストールされていることを前提とします Microsoft Windows SQL Server 2000 まはた MySQL Adobe ColdFusion MX 7 スタンダード版 またはエンタープライズ版 記載されている会社名および商品名は 各社の商標または登録商標です 3
データのダウンロード 解凍 1.Attain3 ファイルをダウンロードします 2. ダウンロードした AT3_.zip ( はバージョン番号です ) を解凍します 3. 解凍結果の Attain3 フォルダを WEB サーバのホームディレクトリにコピーします 例.IIS の場合は C:\Inetpub\wwwroot Apache の場合は /var/www/html 等 Web ディレクトリ以外にコピーした場合には ColdFusion のマッピングの指定を行う必要があります ( ColdFusion MX の設定 の 3. マッピング を参照 ) 各フォルダおよびファイルの名称は変更しないようにして下さい 4. サーバーにコピーした以下のディレクトリに書き込み権限を与えます Attain3/contents ( 教材のパッケージがアップロードされるディレクトリ ) /data ( ユーザーインポート時に csv ファイルがアップロードされるディレクトリ ) Attain3 ファイル構成 4
ドメイン名 その他の設定 1. Attain3 フォルダ中の Application.cfm を メモ帳 などで開きます 2. DEFAULT_GATEWAY= の server_name の部分をご使用になられる環境のドメイン名に変更します 3. DEFAULT_SCO_URL= の server_name の部分をご使用になられる環境のドメイン名に変更します 4. DB_SELECT= に使用するデータベースを指定します (SQLServer の場合は 1 MySQL の場合は 2 ) 5. SERVICE_ADDRESS= に cfc ディレクトリまでのパスを. 区切りで指定します 6. CONTENTS_DIR= に教材パッケージをアップロードするディレクトリを Web ルートから指定します 7. DATA_DIR= にユーザーのインポート用 CSV ファイルをアップロードするディレクトリを Web ルートから指定します 8. URI_BASE= に http,https ではじまるサーバの URL を指定します 9. SERVER_OS = にサーバの OS の種類を指定します (Windows の場合は W,Linux の場合は L ) 10. 保存します <cfprocessingdirective pageencoding="utf-8"> <cfcontent type="text/html; charset=utf-8"> <cfscript> setencoding("form","utf-8"); setencoding("url","utf-8"); </cfscript> <cfapplication name = "SATT_Attain3" sessionmanagement = "Yes" sessiontimeout = #CreateTimeSpan(0, 0, 20, 0)#> <cfset application.dsn="at2"> <cfset DSN="AT2"> <cfset Application.DB_SELECT="1"> <!--- 1:SQLServer 2:MySQL ---> <cfset Application.DEFAULT_GATEWAY="http://server_name/flashservices/gateway"> <cfset Application.DEFAULT_SCO_URL="http://server_name/attain3/function"> <cfset Application.SERVICE_ADDRESS="Attain3.cfc"> <!--- 教材パッケージをアップロードするディレクトリ (web ルートから指定 ) ---> <cfset Application.CONTENTS_DIR="/Attain3/contents"> <!--- ユーザーのインポート用 CSV をアップロードするディレクトリ (web ルートから指定 ) ---> <cfset Application.DATA_DIR="/Attain3/data"> <!--- マニフェストの読み込み時に使用 ---> <cfset Application.URI_BASE="http://server_name "> <!--- サーバの OS の種類 W:Windows,L:Linux ---> <cfset Application.SERVER_OS = "W"> : : Application.cfm 5
初期設定値の変更 データベース設定 作業前にテーブル定義ファイル ( テーブルを作成する SQL 文が書かれたテキストファイル ) AT3CreateTBL.sql の指定を変更することにより次の初期値を変更することができます 管理者のユーザ ID パスワード レポート作成条件 データベース設定 でそれぞれテーブルに読み込みます テーブル定義ファイル AT3CreateTBL.sql をメモ帳などで開いて変更します 1. 管理者のユーザ ID パスワードの変更 VALUES の 2 番目の項目管理者のユーザ ID VALUES の 3 番目の項目管理者のパスワード /***** 受講者マスタ *****/ INSERT INTO USER_MASTER ( user_id, logon, password, last_name, first_name, user_type_id, entry_date ) VALUES ( '1', 'admin', 'admin', 'admin', 'admin', '1', '2003/7/16 13:00:00' ) 管理者のユーザ ID パスワード初期値設定ファイルの受講者マスタ設定部分 2. レポート作成条件の設定値の変更レポート作成機能の次の各条件設定および画面に表示されるボタンの名称はレポート管理テーブルに設定されます 対象受講者の選択方法 1: 受講者単位の選択複数選択不可 2: 受講者単位の選択複数選択可能 3: グループ単位の選択複数選択不可 4: グループ単位の選択複数選択可能 対象コース SCO の選択方法 1: 複数選択不可 2: 複数選択可能 初期値は次のように設定されています 対象受講者の選択方法グループ単位の選択複数選択可能 対象コース SCO の選択方法複数選択可能 VALUES の 1 番目の項目画面上のボタンの名称 VALUES の 4 番目の項目対象受講者の選択方法 VALUES の 5 番目の項目対象コース SCO の選択方法になっていますので必要な箇所を修正します /***** レポート管理 *****/ INSERT INTO REPORT_MASTER ( report_name, report_url, report_guide, report_user, report_course, report_sco ) VALUES ( 'ITEMS', 'function/prog_m3.cfm', ' ユーザインタラクションの詳細 ', '4', '2','2' ) INSERT INTO REPORT_MASTER ( report_name, report_url, report_guide, report_user, report_course, report_sco ) VALUES ( ' コース単位 ', 'function/prog_m1.cfm', ' コース単位での受講者情報 ', '4', '2','2' ) INSERT INTO REPORT_MASTER ( report_name, report_url, report_guide, report_user, report_course, report_sco ) VALUES ( ' 受講者単位 ', 'function/prog_m2.cfm', ' 受講者単位でのコース状況 ', '4', '2','2' ) 画面に表示されるボタンの名称 対象受講者の選択方法対象コース SCO の選択方法 初期値設定ファイルのレポート管理テーブル設定部分 6
データベース設定 1. 使用するデータベースサーバにデータベースを作成します (1) 使用するデータベースサーバに新規に AT3 という名前でデータベースを作成します (2) 上記で作成したデータベースに AT3CreateTBL.sql を使用してテーブルを作成します 初期データも 同時に登録されます 7
ColdFusion MX の設定 1.ColdFusion Administrator の起動 (1)ColdFusion Administrator を起動します http://localhost/cfide/administrator/index.cfm (2)ColdFusion Administrator のパスワードを入力し ログインします 8
2. データソースの設定 (1) データとサービス の データソース をクリックします 9
(2) 新規のデータソースの追加 1 データソース名 として AT3 を入力します 2 ドライバ ドロップダウンリストボックスから使用するデータベースサーバに該当するドライバを選択します ( Microsoft SQL Server または MySQL(3.x) ) 2 追加 ボタンをクリックします 10
(3) データベースの設定 1 データベースデータベース名 AT3 を入力します 2 サーバデータベースの存在するサーバ名を入力します 3 ユーザー名データベースにアクセスするためのユーザー名 ( データベース設定 で指定したユーザ ) を入力します 4 パスワード 3 で指定したユーザーのパスワードを入力します 5 送信 ボタンをクリックします 11
(4) 接続済みデータソース欄にデータソース AT3 が追加され ステータスが OK であることを確認します 12
3. 拡張機能の登録 Zip 解答用の拡張機能をインストールします (1) 解凍したフォルダの ZipExtract.class を C:\CFusionMX7\wwwroot\WEB-INF\classes に移動します 13
(2) 拡張機能を登録します ColdFuion Administrator にログインして 拡張機能 の CFX タグ をクリックします 14
(3) Java CFX の登録 ボタンをクリックします 15
(4)Java CFX の設定 1タグ名 cfx_zipextract を入力します 2クラス名 ZipExtract を入力します 3 送信 ボタンをクリックします 16
(5) 登録された CFX タグの欄にタグ名 cfx_zipextract が追加されたことを確認します 17
3. マッピング Web ルート以外に Attain3 フォルダを置く場合にはマッピング指定を行う必要があります (1) サーバの設定 の マッピング をクリックします 18
(2) 論理パス欄に Attain3 を入力します サーバのブラウズ ボタンをクリックします 19
(3) Attain3 フォルダを選択し 適用 ボタンをクリックします 20
(4) マッピングの更新 ボタンをクリックします 21
(5) アクティブな ColdFusion マッピング に Attain3 が追加されていることを確認します (6) ログアウト をクリックし 終了します 22
Attain3 環境設定 点数のデフォルト値やデフォルト URL の設定 修正を行います 1.Attain3 を起動します http:// ドメイン名 /Attain3/index.html 2. 管理者の ID でログインします 3. 左側のメニュー項目の 環境設定 をクリックします 23
4. 設定項目の修正 デフォルト URL コースを置くフォルダのアドレスを指定します コースのインポートを行う際 教材の URL 登録のために使用します また SCO を追加した際の URL のデフォルトとして表示されます その他の項目は必要に応じて修正します 5. 登録 ボタンをクリックします 6. ログアウト をクリックします 24
Attain3 アンインストール Attain3 をアンインストールするためには 次の 3 つの操作を行います ColdFusion 設定の削除 データベース AT3 の削除 Attain3 フォルダの削除 拡張機能の削除 1.ColdFusion 設定の削除 (1) マッピングの削除 1 ColdFusion Administrator を起動します 2 サーバの設定 の マッピング をクリックします 3 論理パス /Attain3 のアクション欄の マークをクリックします 25
4 OK ボタンをクリックします 26
5 論理パス /Attain3 が削除されていることを確認します 27
(2) データソースの削除 1 データとサービス の データソース をクリックします 2 データソース名 AT3 のアクション欄の マークをクリックします 28
3 OK ボタンをクリックします 29
4 接続済みデータソース から AT3 が削除されていることを確認します 30
(3) 拡張機能の削除 1 拡張機能 の Java CFX をクリックします 2 タグ名 cfx_zipextract のアクション欄の マークをクリックします 31
3 OK ボタンをクリックします 4 登録された CFX タグ から cfx_zipextract が削除されていることを確認します 32
2. データベースの削除 Attain3 で使用していたデータベースをそれぞれのデータベースの手順にしたがって削除します 3. Attain3 フォルダの削除サーバから Attain3 フォルダを削除します 4. 拡張機能の削除サーバの C:\CFusionMX7\wwwroot\WEB-INF\classes から ZipExtract.class フォルダを削除します 33
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