HP Velocity ご紹介資料 日本ヒューレット パッカード株式会社プリンティング パーソナルシステムズ事業統括テクノロジー ソリューション統括本部技術本部 2015 年 3 月
Agenda 市場のトレンドと課題 HP Velocity Overview HP Velocity の優位性とベネフィット End-to-End の通信をリアルタイムモニタリング レイテンシーの高いネットワークにおける品質改善 ネットワークのパケットロスを 90% 以上削減し快適レスポンス 無線 LAN 通信の使用可能な帯域を 15% アップ まとめ 2
市場のトレンドと課題
クライアント仮想化プロジェクトの課題 クライアント仮想化は ネットワークの品質に画面品質が左右される特性があり これがプロジェクトの成否を決定する グローバル化によってレイテンシーの高い大陸間ネットワークの利用が避けられない 無線 LAN の普及がレイテンシーが高くパケットロスが多いネットワークを増やす UC の普及がネットワークの輻輳とホストサーバの過負荷による性能劣化を起こす 働き方の変化に伴い管理されていないネットワークからの利用者が増加する 4
クライアント仮想化におけるネットワークの重要性 PC と異なり 画面転送はネットワークへの常時接続が前提 ユーザーの満足度はネットワークで決まります レイテンシー 無線 LAN 環境 ユーザ操作感への影響 パケットロス 問題箇所の発見 ネットワークの様々な課題を吸収できるクライアント端末選定が重要 5
HP Velocity Overview
HP Velocity で実現できること ネットワーク品質を改善し利用者の満足度を向上させるソフトウェア TCP スループット向上 パケットロス削減 無線 LAN アクセス高速化 モニタリング機能 7
HP Velocity 機能詳細 モニタリング機能 パフォーマンス問題 アプリケーションのパフォーマンスが低下した場合 シンクライアント ネットワーク サーバーなど影響要素が多岐にわたる どこがボトルネックになっているか特定が困難 TCP スループット向上 レイテンシーの影響 遠距離通信 無線 LAN などの環境でレイテンシー ( 遅延 ) の影響により 操作感 動画再生 ファイル転送などのパフォーマンスが低下してしまう 簡単モニタリング End-to-End のネットワークで発生している現象をリアルタイムにモニターすることが可能です ハードウェアリソース ネットワークの問題を特定できます TCP スループット向上機能 LAN WAN WiFi に最適なデータ転送アルゴリズムを自動的に判断し動的に適応することによって スループットを改善することができます Microsoft Office の利用にも効果を発揮! 8
HP Velocity 機能詳細 パケットロス削減 パケットロスの影響 パケットロスはたとえわずかな量でもアプリケーションのスループットを低下させ ストリーミングが重たくなったり 動作を停止したりする原因になり ユーザーエクスペリエンスが低下 無線 LAN アクセス高速化 無線 LAN のオーバーヘッド 無線 LAN は 有線 LAN とくらべてオーバヘッドがあり 利用できる帯域も少ない 無線 LAN での高い遅延時間と伝送時間は ユーザーエクスペリエンスの低下を招き満足度が低下 パケットロス削減機能 パケットの RAID 5 を構成し オリジナルのパケットを複数のセグメントに分割して送信します 途中でパケットをロスしても受信側でオリジナルパケットに復元できるため パケットの再送を防止します 帯域に応じて冗長化 (RAID) レベルを自動的に調整します 無線 LAN 高速化 無線 LAN のオーバーヘッドを削減し 伝送時間を自動的に短縮することで効率的なデータ転送を実現します また 利用出来る帯域を 15% も向上させることができ ユーザーへ満足の操作感を提供します 9
HP Velocity システム構成 Vc Vs VM 仮想化環境 Vs VM VM シンクライアント Vs APP Web Mail ターミナルサーバー HP Velocity クライアント (HP シンクライアント ) インストールするだけで利用可能 プリインストールまたは Add-on での提供 HP Velocity サーバー 仮想デスクトップ Microsoft Remote Desktop Service のホスト OS 10
HP Velocity 対応シンクライアント HP Velocity クライアントソフトウェア t310,t310 AiO を除くシンクライアントにプレインストールされています 最新バージョンは 2.1 は以下のシンクライアントに対応しています HP t510 シリーズ HP t520 シリーズ HP t610 シリーズ HP t620 シリーズ HP t820 シリーズ HP mt40 Mobile Thin Client HP mt41 Mobile Thin Client HP Elitebook 745 G2 HP ElitePad 1000 G2 既存製品については HP Webサイトよりコンポーネントをダウンロードしてご利用いただけます http://www8.hp.com/jp/ja/drivers.html Smart Zero ThinPro WES2009 WES7 WES8,Windows Embedded 8.1 Industry Pro の OS イメージでご利用いただけます 11
HP Velocity 対応シンクライアント HP Velocity サーバーサイドソフトウェア対応 OS Windows XP SP3 Windows Server 2003(32/64bit) Windows 7(32/64bit) Windows Server 2008(32/64bit) Windows 8(32/64bit) Windows Server 2012(64bit) Windows 8.1(32/64bit) Windows Server 2012R2(64bit) 12
簡単セットアップ HP Velocity クライアント 2013 年 7 月以降に出荷されたシンクライアントには 標準バンドル ( プリインストール ) されておりインストール不要 既存製品については HP Web サイトよりコンポーネントをダウンロードしてご利用いただけます インストール手順も簡単 ウィザードに従って進めるだけ HP Velocity サーバー HP Webサイトよりコンポーネントをダウンロードしてご利用いただけます インストール手順も簡単 ウィザードに従って進めるだけですぐにご利用いただけます コンポーネントにはドキュメントが同梱されており 参照しながら設定 チューニングも可能 http://h50146.www5.hp.com/products/thinclient/velocity/ 13
多様なネットワークから接続 企業内無線 LAN ホテル カフェなどの ホットスポット 企業内有線 LAN データセンター クライアント仮想化環境 自宅 拠点無線 LAN 14
HP Velocity の優位性とベネフィット End-to-End の通信をリアルタイムモニタリングレイテンシーの高いネットワークでのスループット向上パケットロスを90% 以上削減し快適レスポンス無線 LAN 通信の使用可能な帯域を 15% アップ
モニタリングの重要性 もし Velocity がなかったら 調査項目が多岐にわたり 原因特定が大変で工数がかかる データセンターのネットワークを調べる 拠点 ( 自宅 ) のネットワークを調べる 有線 無線の切り分け専用ソフトウェア トラブル時の発生タイミングを調査する トラブル発生時 利用者からすぐに連絡をもらえるよう社内調整する 専用ソフトウェアの場合 専用ソフトウェアは高機能 多機能で使いこなすのが困難 専門スキルが必要 16
問題解決や性能改善の指標となるモニタリング項目 シンクライアントと仮想 PC 間 End to End の通信状態をリアルタイムに把握 シンクライアント 仮想 PC モニタリング出来る項目例 ネットワーク状態 パケットロス 帯域利用率 エラーパケット スループット レイテンシー シンクライアント端末の情報 CPU/ メモリ利用率 システム情報 ( 有線 & 無線共通 ) 図 :HP Velocity 管理画面 H/W モデル イメージのバージョン IP アドレスなどの情報を確認できる 17
HP Velocity モニタリング機能 スループット パケット損失率 (Velocity 無効 ) 概要 パケット損失率 (Velocity 有効 ) 18
HP Velocity モニタリング機能 Local / remote の両方を参照可能 NIC 情報 CPU/Memory Usage モニタ先の切り替え Encoding mode が表示 19
HP Velocity モニターツール 20
HP Velocity の優位性とベネフィット End-to-End の通信をリアルタイムモニタリングレイテンシーの高いネットワークでのスループット向上パケットロスを 90% 以上削減し快適レスポンス無線 LAN 通信の使用可能な帯域を15% アップ
輻輳を検出し 最適な TCP フロー制御を適応することで高速化を実現 TCP 通信で画面転送する RDP7 / ICA / HP RGS( 1) において有効 遅延の影響度が大きいプロトコル程 効果が期待できる 遅延の影響を受けやすい順 RDP7 >> HP RGS > ICA Microsoft RDP7 10 倍 Citrix ICA 2 倍 ( 2) ( 1) その他の TCP アプリケーションは今後のバージョンでサポート予定 ( 2)HP 調べ 22
TCP スループット向上の仕組み OS 機能だけの場合選択できるフロー制御は 1 種類だけ HP Velocity は状態をモニタし 最適なフロー制御を動的に切り替える 23
HP Velocity 実際の効果 仮想化のユーザ満足はネットワークで決まる パケットロス レイテンシー 3G/4G 5% 200ms WiFi 2% 150ms 大陸間 ( イントラネット ) 1% 250ms 支店 ( イントラネット ) 0.5% 100ms 国外 ( インターネット ) 1% 60ms 国外 ( イントラネット ) 1.5% 100ms ネットワークシミュレータでのテスト結果 パケットロスのネットワーク性能への影響 3G/4G WiFi 大陸間支店海外 ( イントラネット ) 海外 ( インターネット ) Mbps 24
HP Velocity 日本ヒューレット パッカードでの実測結果 東京大島オフィスとの間での計測結果 パケットロス レイテンシー 国外 ヒューストン (Wired) 0% 200ms 国外 シンガポール (Wired) 0% 69ms 国外 中国 大連 (Wired) 0.5% 100ms 国内 東京 (Wireless) 3% 70ms 国内 大阪 (Wireless) 6% 90ms 国内大阪 (Wired) 結果 レイテンシー 13ms TCP 遅延改善機能が有効になる最小しきち値 (20ms) 以下のため 同程度の計測結果 (5Mbps) となりました 25
HP Velocity 日本ヒューレット パッカードでの実測結果 ネットワーク性能への影響 国外ヒューストン (Wired) 0.04 1.2 国外シンガポール (Wired) 0.7 9 国外中国 大連 (Wired) 0.65 8 国内 大阪 (Wireless) 1 6 国内 東京 (Wireless) 2 8 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 With HP Velocity Without HP Velocity Mbps 26
HP Velocity の優位性とベネフィット End-to-End の通信をリアルタイムモニタリングレイテンシーの高いネットワークでのスループット向上パケットロスを 90% 以上削減し快適レスポンス無線 LAN 通信の使用可能な帯域を15% アップ
ネットワークの品質はユーザーの操作感に大きく影響 パケットロスの問題 パケットロスが発生すると UDP の場合 (UC RDP8) ロストしたパケットは 2 度と送らない = 届かない 音声は途切れ 聞こえない 動画は静止画 TCP の場合 ( 画面転送 RDP 7) ロストしたパケットが届くまで送り続ける = 帯域を消費し スループットが低下 文字が遅れて表示 動画はカクカク パケットロスが発生する原因 ネットワーク媒体 ( ケーブル等 ) 不良による信号劣化 NIC やネットワークスイッチ障害 ネットワーク機器のコンフィグレーションミス ネットワーク機器の性能不足 データリンクの飽和状態 など 28 1% のパケットロスと 100ms の遅延があると TCP のスループットは 1Mbps に制限されます
ネットワークのパケットロスを削減し快適レスポンス パケットロスがあると 画面カクカク 画像はぶちぶち途切れる AP AP 1HP Velocity はパケットロスを 90% 以上削減 データの通信方向仮想環境シンクライアント 1 無線はパケットロスが発生し易い ( 特に移動時 ) オリジナルデータ Vs 2パケットロスが X 発生しても Vc オリジナルデータ 2 パケットロスが発生するとパケットを再送するためさらにネットワークを圧迫 1 セグメントに分割して送信 3 再構成してオリジナルパケットを再構成 3 音声は途切れ 画面転送もかくかくユーザーへストレス 生産性低下 29 2 ロスが無い = パケット再送が無い + 帯域の有効活用 3 ユーザーに高い満足度を提供
パケットロスを防止する仕組み ストレージにおける RAID5 と同じ技術をパケットに利用 オリジナルパケットを分割して拡張データを付加 (Encoding) パケット損失が発生した場合でも オリジナルデータを復元可能 分割 拡張データの付加および再構築への影響は 1ms 以下 ( ゼロ遅延 ) Client V パケット損失 V Server オリジナルデータ データ復元 (Decoded Data) データ分割 + 拡張付加 (Encoded Data) オリジナルデータ 30
パケットロス防止機能の効果 31 91% - 98% のパケットロスを削減
HP Velocity の優位性とベネフィット End-to-End の通信をリアルタイムモニタリングレイテンシーの高いネットワークでのスループット向上パケットロスを 90% 以上削減し快適レスポンス無線 LAN 通信の使用可能な帯域を15% アップ
無線 LAN はそもそも使える帯域が少ない 繋がりにくい ぷちぷち切れる 遅い の様々な要因 1 電波状態が悪い 他 APからの影響 信号の強弱の影響 他の電波機器の影響 2 実際に使える帯域が少ない 半二重通信 管理用通信 古い通信規格機器の混在 フレーム受信ごとのACK 通信 バックオフ ( 待ち ) 時間 WiFi bandwidth constraints 33
待ち時間 待ち時間 不要な通信と待ち時間をなくし 使える帯域を 15%UP し 快適レスポンスを実現有線 LAN 無線 LAN 無線 LAN+HP Velocity VM TC VM TC VM TC AP AP ACK ACK ACK 確認通信 ACK 確認通信 1 待ち時間を短 ACK 確認通信 2 確認通信と ACK 通信を削除 ACK 1 優先順位付けで待ち時間を短く 2 不要な ACK を破棄し 効率を向上 TCP データ通信 待ち時間 34
まとめ
HP Velocity 導入のベネフィット ネットワークの視点から HP シンクライアントと HP Velocity でクライアント仮想化を安全に導入 仮想化する全てのお客様に ネットワークの課題解決の 1 つとしてご提案します このようなお客様へ 無線 LAN 環境での利用を検討している ビデオやリアルタイムアプリケーションを利用する 国内複数拠点間での利用を検討している 海外拠点からのアクセスを検討 もし効果が出なくても ネットワークの状態を可視化することで問題の有無を明確にすることが出来る 問題がなければ仮想化導入の促進に繋げられる 36
Thank you
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