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2017 年 1 月 xx 日 日本医師会 ORCA 管理機構

1 パッケージリリースについて 1-1 注意事項 (1) データベースのバックアップについて このパッケージへアップグレードするとデータベースの変更が行われます アップグレードを行う前には必ずデータベースのバックアップを行い エラーが発生していないことを確認してください アップグレード中にエラーが発生した場合に アップグレード前のバックアップが正常に行われていない場合は修復不可能となります また グループ診療のためデータベース変更では システム管理に記録されている医療機関 ID( アップグレード処理日に有効なもの ) と異なる医療機関 ID を持つ行を無条件に削除します よって アップグレードは正常に終了しても システム管理に想定を超えた内容の登録があった場合 すべて行削除される可能性もあります この場合もバックアップが正常に行われていない場合は修復不可能となります このような状態にあっては サポートセンターへ問い合わせをされても サポートの対象とは認めませんので悪しからずご了承ください (2) データベースセットアップ処理について データベースのセットアップ処理を実施しないと日レセは起動できませんのでご注意ください (3) dbs を使用する場合のユーザ認証方法について ミドルウェアによる認証 (glauth) からアプリケーションによる認証に変更しましたが dbs の認証方法はミドルウェアによる認証 (glauth) を使用します dbs を使用する場合は別途パスワードファイルの設定が必要となります (4) 処理時間についてパッケージアップグレードによりテーブルの構造変更を行います 変更を行うテーブル数も多いうえに対象のテーブルに格納されている行数が多い場合は マシンの性能 ( スペック ) にもよりますがかなり処理時間がかかると予想されますのでバージョンアップの計画を立てて行うようにしてください お昼の休憩時間等にパッケージアップグレードを行うということは避けていただいた方が無難です 業務に支障をきたさない時間帯に余裕をもって行ってください

1-2 日レセパッケージバージョン 5.0.0~pre(n) 対応 OS Ubuntu 16.04 LTS(Xenial Xerus) 64bit Ubuntu 14.04 LTS(Trusty Tahr) 64bit 1-3 クリーン インストール公式ホームページの のダウンロード インストール をご参照ください (1) Ubuntu 16.04 LTS(Xenial Xerus) 版以下のページをご参照ください http://www.orca.med.or.jp/receipt/download/xenial/ (2) Ubuntu 14.04 LTS(Trusty Tahr) 版以下のページをご参照ください http://www.orca.med.or.jp/receipt/download/trusty/ 1-4 アップグレード インストールアップグレード方法について説明します Ubuntu 14.04 LTS(Trusty Tahr) 版の場合を主な例とします (1) データベースをバックアップします アップグレードの前には必ずデータベースのバックアップを行ってください バックアップの方法ターミナルエミュレータから以下のコマンドを入力します ( 以下同様 ) $ sudo -u orca pg_dump -Fc orca > ( バックアップファイル名 ) (2) スキーマチェックを行います 現在のデータベースの状態をチェックします 最新のチェックファイルによりチェック処理を行うため以下の方法により処理を行います $ wget http://ftp.orca.med.or.jp/pub/etc/.testing/jma-receipt-dbscmchk.tgz $ tar xvzf jma-receipt-dbscmchk.tgz $ cd jma-receipt-dbscmchk $ sudo bash jma-receipt-dbscmchk.sh 処理が終了したらメッセージが表示されます 作業ディレクトリ (jma-receipt-dbscmchk/) に jma-receipt-dbscmchk.log というファイルが作成されます ファイルの内容を確認してください 整合性に問題なしと出ればスキーマは問題ありません (3) apt-line の追加をします 日レセパッケージを取得するための apt-line を追加します [ xenial の場合 ] apt-line の設定ファイル (jma-receipt-xenial50-devel.list) を公式ウェブサイトから取得し /etc/apt/sources.list.d 以下に配置します 1

[ trusty の場合 ] apt-line の設定ファイル (jma-receipt-trusty50-devel.list) を公式ウェブサイトから取得し /etc/apt/sources.list.d 以下に配置します $ sudo wget -q -O /etc/apt/sources.list.d/jma-receipt-xenial50-devel.list http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu/jma-receipt-xenial50-devel.list (4) パッケージをダウンロードします $ sudo apt-get update $ sudo apt-get dist-upgrade -dy ダウンロード中に中断されたなどエラーが発生していないことを確認します エラーが発生し終了した場合は再度ダウンロードを行います (5) アップグレードします $ sudo apt-get install jma-receipt $ sudo apt-get dist-upgrade 1-5 データベースセットアップ処理 (1) 既存のデータベースのエンコーディングが UTF-8 の場合は設定ファイルを作成します /etc/jma-receipt/db.conf というファイルを以下の内容で作成します DBENCODING="UTF-8" 注意セットアップ処理スクリプトでは データベースエンコーディングのデフォルトを EUC-JP とします 既存データベースのエンコーディングが UTF-8 の場合は 設定ファイル作成は必須となります (2) コマンドを実行します $ sudo jma-setup 1-6 パスワード設定処理 (1) ユーザ認証をアプリケーションで行うようになりましたので パスワードの設定処理を以下のコマンドにより実行します $ sudo -u orca /usr/lib/jma-receipt/bin/passwd_store.sh 2

1-7 dbs を使用する場合の認証についてユーザ認証をアプリケーションで行うようになりましたが dbs はこれに対応していません そのため 5.0.0 を新規インストールされた環境で dbs を使用するユーザは /etc/jma-receipt/passwd ファイルを新規作成する必要があります dbs への接続ユーザーは職員情報に登録されたユーザを使用するようにしてください なお dbs の認証では 日レセ接続用に登録されたパスワードが使用されるわけではありません 以下のコマンドによりパスワードファイルを作成した時に設定したパスワードが使用されます 5.0.0 で jma-receipt-dbs のインストール後にパスワードを設定して そのユーザーパスワードを連携側の方で使用されるように変更をお願いします パスワードファイル作成 [ ユーザー (dbs) パスワード (dbspassword) ] $ sudo touch /etc/jma-receipt/passwd $ sudo chmod 600 /etc/jma-receipt/passwd $ sudo chown orca:orca /etc/jma-receipt/passwd $ sudo -u orca gluseradd -file /etc/jma-receipt/passwd -p dbspassword dbs 1-8 日レセの起動データベースセットアップ処理が終了しても日レセは自動で起動しませんので 以下のコマンドで起動します $ sudo service jma-receipt start 1-9 プログラム更新処理日レセが起動したらプログラムの緊急修正情報があるか確認を行ってください 緊急修正情報がある場合は 必ず業務メニュー画面より プログラム更新 を行ってください 1-10 データベーススキーマ変更の確認について業務メニューからの 92 マスタ更新 を選択するとデータベースの構造バージョンを確認できます 正常にアップグレード ( インストール ) が完了すると 構造 ver( 自 ) 及び 構造 ver(orca) の表示は次のようになります S-050000-1-20170111-4 平成 29 年 1 月 19 日現在 また /var/log/jma-receipt/orca-db-install-5.0.0.log というファイルが作成されますので ERROR という文字が含まれていないか確認します $ grep ERROR /var/log/jma-receipt/orca-db-install-5.0.0.log さらに スキーマチェックを行います 3

$ cd jma-receipt-dbscmchk $ sudo bash jma-receipt-dbscmchk.sh 不整合が発生していないことを確認します 1-11 マスタ更新データの提供についてパッケージをアップグレードしただけでは各種マスタは更新されません 必ず業務メニュー画面より 92 マスタ更新 を行ってください 業務メニュー画面の 92 マスタ更新 を選択しマスタ更新管理一覧画面より 更新 ボタン (F12 キー ) を選択すると更新処理を開始します 提供されているマスタ更新データの最新情報は公式ホームページあるいは業務メニュー画面の新着情報をご確認ください マスタ更新処理プログラムは /var/lib/jma-receipt/master/01/orca-mstlog/ にログを書き出します 拡張子が ERR というファイルが空 (0 バイト ) でない場合は 対となるファイル名の拡張子 PRF というファイルの内容を確認します (/var/lib/jma-receipt/master/01/orca-mstlog/ の 01 は医療機関識別番号です ) 2 Version4.8.0 に対する修正プログラム提供内容 Version4.8.0 システムに適用させるため提供した修正プログラムについては すべて当該バージョンに含まれています 提供したプログラムの修正内容については 公式ホームページあるいは業務メニュー画面の新着情報をご確認ください 3 クライアントアプリケーションについて 3-1 利用可能なクライアントアプリケーションバージョン 5.0.0 リリース版で利用可能なクライアントは以下となります glclient2 panda-client2 1:2.0.0~r57 以降 monsiaj 2.0.0 版以降 ( http://ftp.orca.med.or.jp/pub/java-client2/monsiaj-bin-2.0.0.zip ) 4 データベースの変更について 4-1 新設スキーマ ver4.8.0 ではデフォルトのスキーマ (public) のみを使用していましたが マスタ系のテーブルを格納するスキーマ (master) を新設しました このスキーマに格納するテーブルは マスタ更新対象のテーブルの中でもユーザーによりメンテナンスできないテーブルのみを移動します スキーマによりテーブル配置を分離しましたが スキーマのサーチパスは設定しません この対応として public スキーマに今までと同様のテーブル名で view( ビュー ) を作成しています 4

4-2 変更テーブル一覧印刷用データ TBL_PRTDATA 項目追加 パラメタ TBL_PARA 項目追加 SPAデータ TBL_SPA_TMP 項目追加 ver5.0.0 リリース時に ver4.8.0 で変更されたテーブルは含まれていません 4-3 新設テーブル一覧オブジェクトバッチ処理ログお薬手帳管理お薬手帳データアクセスキー MONBLOB MONBATCH_CLOG TBL_OKUSURI_KANRI TBL_OKUSURI_DATA TBL_ACCESS_KEY ver5.0.0 リリース時に ver4.8.0 で新設されたテーブルは含まれていません 4-4 テーブルスキーマ変更における周辺システムとの連携についてカラムの追加やカラムのデータ型を変更しているテーブルがいくつかあります 日レセと連携を行う周辺システムをご使用の場合は アップグレードする前に十分に動作確認等を行ってください 特に ODBC 経由等でデータベースへアクセスされている場合はご注意ください 5