月刊 SEO レポート 2018 年 11 月版 Monthly Vol.103
目次 03 検索エンジン最新トピック 09 検索ランキングの変動状況 2
検索エンジン最新トピック Section 01
検索エンジン最新ニュース 検索エンジンに関わる最新ニュースをご紹介いたします 日付タイトル概要詳細 - 検索結果に Search Console を表示するテストを実施 2018 年 10 月初旬ごろに Google の検索結果に Search Console のデータの一部を表示させるテストを行っているようです P05-10/8 Google+ 2019 年 8 月末に終了 Google は一般ユーザー向けの Google+ を 2019 年 8 月末に終了することを発表しました なお 法人向けの Google+ は引き続き提供されるようです P06 https://www.blog.google/technology/safety-security/project-strobe/ 10/11 10/12 コアアルゴリズムアップデートに対する見解 Google の Search Liaison の Twitter アカウントにて コアアルゴリズムアップデートに関する投稿がありました https://twitter.com/searchliaison/status/1050447186440347648 P07 10/12 Google プロダクトエキスパートプログラム開始 トップコントリビュータープログラム が Google プロダクトエキスパートプログラム へ名称を変更したことを発表しました - 10/17 Google 中国向けの検索エンジン開発を検討 http://www.afpbb.com/articles/-/3193529 Google の最高経営責任者 (CEO)Sundar Pichai は 中国向けの検索エンジン開発を検討していることを言及しました この開発計画は ドラゴンフライ (Dragonfly) と呼ばれるようです - 10/25 Google 画像検索に Google Lens を導入 Google は 人工知能 (AI) で画像内にあるものを特定する技術 Google Lens を画像検索に導入したことを発表しました - https://www.blog.google/products/search/learn-and-do-more-lens-google-images/ 10/30 不正なトラフィックを検出できる最新の API recaptcha v3 公開 ウェブサイトへの不正なトラフィックを検出する API recaptcha v3 が公開されました recaptcha v2 では 私はロボットではありません と表示してユーザーの認証を行っていましたが 最新版ではスコアの解析等を行うことでユーザーの認証操作を行う必要がなくなるようです - https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/10/google-introducing-product-expertsprogram.html https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/10/introducing-recaptcha-v3-new-wayto.html 10/31 AI を社会問題の解決に Google は社会問題の解決に向けて人工知能 (AI) を使った取り組み AI for Social Good を行うことを発表しました - https://japan.googleblog.com/2018/10/ai-social-good.html 4
Google: 検索結果に Search Console を表示するテストを実施 今月のトピックス 01 2018 年 10 月初旬より Google の検索結果に Search Console のデータ の一部を表示するテストを行っているようです Google 検索結果にSearch Consoleのデータが表示 Search Consoleの登録がされているGoogleアカウントにログインした状態でGoogle 検索の検索窓にキーワードを入力して検索した際 Google 検索結果の最上段に検索したクエリに関するデータが表示されるケースが10 月上旬に確認されました 表示される検索クエリは Search Console のアカウントにデータが保存されているク エリのみです この検索結果を確認できたのは一部のアカウントのみとなり 一定期 間の後に確認できなくなったため Google によるテストであると考えられます 5
Google: Google+ 2019 年 8 月末に終了 今月のトピックス 02 Google は一般ユーザー向けの Google+ を 2019 年 8 月末に終了する ことを発表しました なお 法人向けの Google+ は引き続き提供さ れるようです Google+ とは Google+ とは Google が運営するソーシャルネットワークサービスです 2011 年 6 月に招待制でスタートし 同年 9 月に一般公開されました 主な機能は以下です 投稿を共有するユーザーをリスト化できる サークル 投稿をトピックスごとに整理できる コレクション 同じ趣味や関心ごとを持つ人たちと投稿をシェアできる コミュニティ その他 無料ビデオチャットが可能な ハングアウト も Google+ から 派生したサービスです サービスが終了する理由 Google+が終了する主な理由は 以下 2 点です 利用ユーザーの減少 セキュリティ面の問題 Google+ユーザー 90% のセッションが5 秒未満になるほど実際に利用しているユーザーが少なくなっていることと Google+ People API のバグが発見され 最高 50 万人の非公開設定にしているGoogle+ アカウントの個人データ ( 氏名 メールアドレス 生年月日 性別など ) が影響を受けた可能性があることがサービス終了となる主な理由です 参照 URL: https://www.blog.google/technology/safety-security/project-strobe/ 6
Google: コアアルゴリズムアップデートに対する見解 今月のトピックス 03 Google の Search Liaison の Twitter アカウント (@searchliaison) にお いて コアアルゴリズムアップデートへのアドバイスに関する投稿があ りました コアアルゴリズムアップデートとは Googleは 検索順位を決定するためにさまざまな計算式を組み入れた独自開発のプログラムを利用しています コアアルゴリズムとは その核 (Core) となるアルゴリズムであり Googleによれば年に数回アップデートが繰り返されています Google が公式アナウンスした今年 (2018 年 ) のコアアルゴリズムアップデートは 3 月上 旬 4 月 16 日頃 7 月最終週から 8 月 1 週目の計 3 回でしたが 10 月 11 日の Twitter 上でのコ メントでは 9 月 24 日週もコアアルゴリズムアップデートを行ったと言及しています コアアルゴリズムアップデートへの見解 Twitterでのコメントでは コアアルゴリズムアップデートに対する特別な対応策はなく 良いコンテンツを作り続けること と 品質評価ガイドラインに沿ってサイトを改善していくこと が大切としています ユーザーの検索意図に合わせた良いコンテンツを作り続けることと Web サイトのマイ ナス要素を取り除いたサイト運営を行っていきましょう 参照 URL: https://twitter.com/searchliaison/status/1050447186440347648 Google が公開している品質評価ガイドライン : https://static.googleusercontent.com/media/www.google.com/ja//insidesearch/ howsearchworks/assets/searchqualityevaluatorguidelines.pdf 7
イベント情報 Web マーケティングに関わるイベントやセミナーなどお役立ち情報をご紹介いたします Digital Marketer s Meetup 2018 年 11 月 7 日 ( 水 ) 東京都 アクセス渋谷フォーラム http://www.marke-media.net/meetup/ Web 担当者 Forumミーティング 2018 秋 2018 年 11 月 13 日 ( 火 )~14 日 ( 水 ) 東京都 虎ノ門ヒルズ森タワー https://webtan.impress.co.jp/events/201811 宣伝会議サミット 2018 年 11 月 14 日 ( 水 )~15 日 ( 木 ) 東京都 ANAインターコンチネンタルホテル東京 https://www.senden-summit.jp/ Google Dance Osaka 2018 2018 年 11 月 15 日 ( 木 ) 大阪府 グランフロント大阪 https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/10/google-dance-osaka.html インターネット マーケティングフォーラム名古屋 2018 2018 年 11 月 22 日 ( 木 ) 愛知県 グローバルゲート名古屋コンペンションホール https://www.net-mc.jp/nagoya2018/ 8
検索ランキングの変動状況 Section 02
検索ランキングの変動状況サマリー 2018 年 10 月の検索ランキングに関するサマリーコメント 10 月は4~5 日 8~11 日 17~18 日付近において国内外で順位変動が確認されました Google より特定のアップデートを行ったというアナウンスは現時点ではございません その他 弊社対策をしているキーワードにおいて 14~15 日付近で順位変動が確認されました こちらは弊社が対策をしているキーワード全体に影響があったわけではなく 一部のキーワードへの影響によるものです 引き続き 検索キーワードとサイト内のコンテンツとの関連性が重要である傾向にあります サ イト内のコンテンツがユーザーの検索意図に応える内容になっているか 情報の不足はないかな ど ユーザーの検索意図から逆算してコンテンツの改善を行っていきましょう 2 1.8 Google の検索ランキング変動率の推移 (2018/10/1~2018/10/31) フルスピード 全体 1.6 1.4 1.2 1 グラフの項目全体フルスピード 弊社で観測している様々なキーワードも含む市場全体の順位変動傾向弊社で対策を実施しているキーワードの順位変動傾向 1.4 変動率 ( 月平均 ) 1.34 1.33 1.35 1.32 1.31 1.3 1.3 1.2 1.18 1.19 1.15 1.19 1.22 1.26 1.26 1.1 変動率に使用したデータ : 上位表示される難易度に応じ フルスピードが独自に選定しモニタリングしているビッグキーワード ミドルキーワード スモール / 複合キーワードの数千キーワードのデータを使用 独自の計算に基づき算出しています Google の公式発表ではありませんのでご注意ください 10
月刊 SEO レポート 2018 年 11 月版 - Monthly Vol.103 - 発行 発行者 2018 年 11 月 5 日 WEB マーケティング部 SEO コンサルタント岡 発行所 株式会社フルスピード (http://www.fullspeed.co.jp/) 東京都渋谷区円山町 3-6 E スペースタワー 8F 03-5457-7727 1. 当社が独自に調査した結果をまとめた2018 年 10 月末の情報です 2. 全体傾向をまとめたレポートとなりますので お客様サイトの状況と 合致していない内容も含まれていることをご理解ください 3. 無断複製 無断配付 無断公開は禁止しております
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