PowerChute Business Edition JRE Configuration Tool v1.0.0.10 (Windows, Linux) はじめに PowerChute Business Edition JRE Configuration Tool ( 以下 JRE Config Tool) は PowerChute エージェントおよびサーバーコンポーネントが使用している Java Runtime Environment (JRE) をシステムにインストールされている別の JRE に変更するプログラムです 詳しい基本情報については APC Knowledge Base (http://www.apc.com/site/support/index.cfm/faq/)( 英語 ) を参照して下さい (FAQ ID として FA159623 を入力する必要があります ) 重要 : 本 JRE Config Tool をインストールして実行するには 管理者権限が必要です 目次 はじめに...1 動作環境 :... 1 対象バージョン :... 1 前提条件 :... 2 Windows 版... 2 サイレントモード :... 2 Linux Solaris 版... 3 サイレントモード :... 3 注意事項および制限事項 :... 4 Windows の場合... 4 Linux システム Solaris の場合... 4 動作環境 : PCBE v7.0.4 以上がサポートする Microsoft Windows /Linux /Solaris 対象バージョン : PCBE 7.0.4 以上 PCBE 7.0.3(Windows NT のみでサポート ) 1
前提条件 : 各バージョンの PCBE がサポートする JRE のバージョンは弊社の Web (http://www.apc.com/wp/?um=100) サイトで公開されています JRE 6 および JRE 7 は PCBE の 8.x 以下のいずれのバージョンにも対応していません PCBE がサポートする JRE のバージョンを先にシステムにインストールして下さい Windows 版 使用方法 : 1. 自己解凍形式の実行ファイル PcbeJreConfigTool.exe をマシンのフォルダーにダウンロードして下さい このファイルは http://www.apc.com/tools/download/index.cfm で [Filter By Software / Firmware] のドロップダウンボックスから [Software Upgrades] - [PowerChute Business Edition] を選び [Submit] をクリックして [JRE Configuration Tool] を検索すると見つかります 2. 実行ファイルの内容を希望するフォルダーに展開します ( デフォルトフォルダーの場所は C:\PcbeJreConfigTool です ) 3. 展開したファイル PcbeJreConfig.exe をダブルクリックします (Windows Vista 7 8 で UAC が有効になっている場合は ファイルを右クリックして 管理として実行... を選んで起動して下さい ) JRE Config Tool で PCBE が使用している JRE のバージョンおよびシステム上の使用可能な JRE が表示されます 4. 任意の JRE を選択し JRE の変更 ボタンをクリックして JRE を変更します 5. 終了 ボタンをクリックして終了します 機能 : 再読込 JRE の変更 終了 PCBE が使用している JRE およびシステム上の使用可能な JRE を最新情報に更新します PCBE が使用している JRE を選択した JRE に変更します ステータスに表示された内容を TEMP フォルダーの PcbeJreConfig.log ファイルへ保存した後 JRE Config Tool を終了します サイレントモード : PcbeJreConfig.exe と同一ディレクトリに設定の有効な PcbeJreConfig.ini ファイルが存在する場合は JRE Config Tool はサイレントモードで起動し PcbeJreConfig.ini の内容に従い自動的に JRE を変更してログを保存した後に終了します また 古い JRE の削除も実行します 2
サイレントモードで実行中は 再読込 ボタン上方に Silent Mode と表示され ボタンを使用することはできません 終了 ボタンはクリックすることはできますが 処理が完了するまでは終了しません ステータス ボックスに表示された内容は TEMP ディレクトリの PcbeJreConfig.log ファイルに保存されます サイレントモード設定ファイル PcbeConfig.ini について PcbeConfig.ini には以下の項目が設定可能です [JRE_CONFIG] セクションに指定します JRE_PATH 例 : [JRE_CONFIG] ( 必須 ) 変更する JRE をフルパスで指定します JRE_PATH="C:\Program Files\Java\jre1.7.0_13" Linux Solaris 版 使用方法 : 1. tar 形式ファイル pcbejreconfigtool.tar をマシンのディレクトリにダウンロードして下さい このファイルは http://www.apc.com/tools/download/index.cfm で [Filter By Software / Firmware] ドロップダウンボックスから [[Software Upgrades] - [PowerChute Business Edition] を選び [Submit] をクリックして [JRE Configuration Tool] を検索すると見つかります 2. 単一ファイル PcbeJreConfig.sh を展開して 実行して下さい 画面の指示に従って処理を進めて下さい サイレントモード : 起動時に以下の通り -j オプションを使用することにより JRE Config Tool はサイレントモードで起動し 自動的に指定された JRE に変更して終了します 次のコマンドを入力します PcbeJreConfig.sh j < 変更する JRE の絶対パス > 例 #./PcbeJreConfig.sh -j /opt/apc/jre/jre150_11 3
注意事項および制限事項 : JRE Config Tool を実行した後に PCBE エージェントおよびサーバーコンポーネントのいずれかをインストールまたはアップグレードする場合は JRE Config Tool を再実行して PCBE が使用している JRE を変更する必要があります Windows の場合 PCBE エージェントおよびサーバーサービスの停止 / 起動はそれぞれ 2 分間でタイムアウトします ( これらのサービスは JRE を変更する場合に停止する必要があります ) 従って PCBE エージェントおよびサーバー共にサービスの停止 / 起動ができない場合はタイムアウトに約 4 分間要します JRE Config Tool でサポートされていない JRE の更新で問題が発生した場合 またはサービスの起動に失敗した場合には 更新または元の JRE への復元のいずれかがブロックされます JRE Config Tool を適用した後に PCBE をアンインストールする場合 一部のファイルとフォルダーを手動で削除する必要があります デフォルトのフォルダー < ドライブ文字 >\program files\apc\powerchute Business Edition またはインストール中に指定したデフォルトでないフォルダー ( 例 c:\apc) を確認して 存在している場合は内容を含め削除して下さい PowerChute Business Edition がインストールされた唯一の APC 製品である場合は APC フォルダーも削除します Windows の場合 JRE Config Tool 終了時に ログファイル PcbeJreConfig.log を環境変数 TEMP で指定されたディレクトリに保存します デフォルトでは TEMP ディレクトリは隠しフォルダーとなっていますので ログファイルにアクセスするには エクスプローラーの メニュー - フォルダーオプション - 表示 タブの 詳細設定 から すべてのファイルとフォルダーを表示する を選択して下さい JRE Config Tool をサイレントモードで実行中に PcbeJreConfig has stopped working (PcbeJreConfig が動作を停止しました ) のダイアログが表示されることがごく稀にあります この影響はありません JRE はすでに変更されています プログラムを閉じる をクリックして続行して下さい Linux システム Solaris の場合 PCBE が機能しなくなりますので PCBE が現在使用している JRE をアンインストールしないで下さい JRE のアンインストールが必要な場合は PCBE をアンインストールするか JRE Config Tool を用いて PCBE の使用する JRE を他のバージョンの JRE に変更した後に JRE のアンインストールを行って下さい 4
Linux および Solaris 上でスクリプトが実行されない場合 "chmod +x PcbeJreConfig.sh" を実行して実行権限を追加して下さい JRE 変更時に PowerChute Business Edition v7.0.x インストールで作成された JRE は削除されません 他のアプリケーションがその JRE を使用していないことを確認後 古い JRE を手動で削除して下さい 2007 2013 by Schneider Electric. All Rights Reserved Last Revision: 2013/3/21 部品番号 : 990 4362B 5