アドミッタンスゲージ 非破壊 接触式 静電容量式膜厚計 MODEL 78E 素地の厚みが 0.1mm 以下で アルミ板や銅板の凹凸や波打ちした試験片の膜厚が測定できる デジタル式膜厚計は 世界でもアドミッタンスゲージのみです 素材がアルミニウム板や銅板 0.1mm 以下の薄膜測定に威力を発揮します 素地の凹凸や波打ちした試験片でも 導電性ゴム電極 φ9.4mm の測定平均値とゴムの持つ柔軟性の相乗効果で 誤差要因の影響を最小限にした測定となります ハンドプローブでは 素材の金属部と通電できれば 板厚に関係なく 湾曲面等の測定ができます 78E 本体 ハンドリニアプローブ拡大 ハンドプローブ簡易治具 チップ径 φ.0mm チップ径 φ.0mm チップ径 φ3.5mm φ9.4 ハンドプローブ チップ径 φ9.4mm 標準プローブ ハンドプローブと治具 アルミ合金 ADC1のアルマイト皮膜が μm 以上あれば電極面積 φ9.4mm を用いると 渦電流式と比べると正確かつ効率よく測定できます プローブゴムチップ面積が大きいほど測定が安定します 薄膜になるほど高感度測定となります 測定プローブ電極は直径 φ φ3.5 φ9.4mm の 3 種類から選択できます 1
測定プローブ電極は直径 φ φ3.5 のいずれかの 1 本と φ9.4 を接続し スイッチの切り替えで 交互使用の可能なタイプもあります Windows 7,8,10 パソコンに USB または RS-3C 経由で通信できます 測定対象物ワニス 塗料 ラッカー プラスチック樹脂 アルマイト (μm 以上 ) その他の絶縁被膜 測定例アルミチューブの皮膜アルミ缶の内面 外面の皮膜金属箔状の絶縁被膜 アルミ合金 ADC1 の皮膜 [ 測定原理 ] 静電容量の原理は 平行板コンデンサーの測定となり 導電性ゴム電極と素地金属間に誘電体の塗膜などがつまっているとき 距離 d = 1μmとする pf = Er E 0 S/d (1) pf: 求める静電容量 Er: 比誘電率 4.55 *1 E0: 真空中の誘電率 8.854184 S: 電極面積 [mm ] d: 距離 1 [μm] * 1 アドミッタンスゲージ初期設定値 塗膜の平均的な誘電率であって 標準板を作成して校正してください 容量より膜厚を求める式 μm = Er E 0 S/pF () 膜厚から電圧を求める式 V = Er E 0 S/(μm K ) (3) K = φ.0 φ3.5mm:100 φ9.4mm:1,000 上記式より 電極径 φ.0mm φ3.5mm φ9.4mm の測定範囲を図 1 に示します [μm] 100.0 容量対膜厚 [μm] 100.0 容量対膜厚 10.0 1.0 0.1 φ.0 φ3.5 φ9.4 1 10 100 1,000 10,000[pF] 10.0 3 1.0 4.55 6 8 10 0.1 10 100 1,000 10,000 [pf] 図 1 図 標準プローブφ9.4mmの誘電率 Erを.0 3.0 4.55 6.0 8.0 10と変更したときの容量対膜厚の関係を図 に示します 図 より誘電率 Erを変更すると容量対膜厚特性と電圧対膜厚の関係は平行関係です
標準プローブφ9.4mm 誘電率 Er:4.55 の 10μm の詳細な膜厚対電圧の関係を表 1 に示します 図 1~ と表 1より膜厚が 1 桁低くなると電圧は反比例して 1 桁高くなります また 薄膜ほど高感度になります 標準プローブを使用した疑似コンデンサーの試験でも 最終桁の変動はありますが ほぼ同様なデーターを確認できます 薄膜になるほど誤差は少なく 0.30μm では ±0.01μm 最高膜厚 40μm では ±0.07μm( 最大 ±0.5% 以内 ) の直線性があります 再現性としては ±0.0μm の性能を誇る膜厚計です アドミッタンスゲージは 弊社独自の静電容量式膜厚測定方式であるため JIS 規格はありません また 静電容量式膜厚計の原理より 塗膜測定の場合は 塗料の種類 ごとに アルマイト被膜測定の場合は 渦電流式膜厚計で校正 した標準板を作成する必要があります Windows XP 7 8 10 対応通信ソフト例 無料 :Tera Term ソフト例無料 :3 Excel ソフト例推奨 1 万円ソフト :ADE-RS 例 10 回測定後 統計キーを押要 003 年対応 Excel シート A 列 : 日付手動 B 列 : 膜厚 す メモ帳にコピー E 列 : 膜厚のみ測定開始 : 任意セル枠クリック [φ.0mm ハンドリニアプローブ ] 15 L=100~300mm 5mm 間隔指定 (7) φ8 ケーブル長さ φ.8mm 1.1m φ.8mm 1m 3
[φ3.5mm ハンドリニアプローブ ] 18 L=100~300mm 5mm 間隔指定 (7) φ8 ケーブル長さ φ.8mm 1.1m φ.8mm 1m [ ハンドプローブ簡易治具 ] [φ9.4mm リニアプローブ ] 60 φ17 ストローク 1mm ケーブル長さ φ.8mm 1m [ リニアプローブと治具 ] ケーブル長さ φ.8mm 1m 4 ストローク 1mm φ65 4
[ 標準プローブ ] 13 388 電極挿入口 70 ゴムチップ φ9.4 φ15,h18 開口部 ( 最大 ) φ40,h40 約 8mm 電極挿入口 105 5 [ 標準プローブ用測定ケーブル ] 対極黒ワニ口クリップ ( 試料を挟み込む ) φ.8mm 1m φ.8mm 1m 赤透明アクリルプローブ電極挿入口取付 [ 標準プローブ用測定ケーブル ] 対極黒ワニ口クリップに挿入 φ.8mm 1m φ.8mm 1m 赤透明アクリルプローブ電極挿入口取付 [ 絶縁ワニ口クリップ交換式 ( 対極用 : 黒色のバナナチップに対応 )] A 絶縁ワニ口クリップ交換式 5
[ 本体 ] (83) ADMITTANCE GAUGE B ワニ口クリップ ( バナナチップ対応 ) 交換拡大図外観図 全 長 最大 開口 [mm] グリップ 位置 [mm] グリップ 形状 [mm] 開口 時の 力 重 量 価 格 A 60 5 先端 ワニ口 1 6 1000/ ヶ B 83 7 先端 ワニ口 14 1,900 C 9 4 先端 ワニ口 5 3,500 D 86 3 先端から 15 ピン 1 4,500 E 80 15 先端から 1 ピン 3 1 8,800 F 73 13 先端から 0 剣山 4 3 8,800 本体 (φ9.4 プローブ用 ) USB EXT. ENTER AC100V 68 17 g/m g/m μm g/m μm = 1 3 4 31.. 8 T H = n 4 5 5. ε r = 1 C H = 107 MODEL 78E 8 MODE 8 9 7 91 Ch. No. 4 5 6 OPEN 1 3 0 ESC DEL ENTER 91 JAP AN HAYASHI GIKEN IND.,LTD. PROBE CHANGE φ9.4 PROBE RS-3C φ.0 PROBE O I PROBE CHANGE RS-3C φ9.4 PROBE φ.0 PROBE USB EXT. ENTER AC100V 本体 ( プローブ切替式 ) O I 6
[ 外部 Enter キー ( オプション ) 転送用外部スイッチ ] 仕様型式 :MODEL 78E 測定原理 : 静電容量式測定対象 : 導電体上の絶縁被膜測定範囲 :φ.0mm 0.15~0.00 g/m & μm 選択してください φ3.5mm 0.47~30.00 g/m & μm φ9.4mm 0.34~40.00 g/m & μm 分解能 :0.01 g/m & μm 直線性 :±0.5 % ± digit g/m &μm 再現性 :±0.0 g/m &μm ( 基準コンデンサー測定時 ) 統計機能 : 平均値 最大値 最小値 標準偏差メモリー機能 :1~9 CHに各 9 本の検量線と999 ヶ測定値外部出力 :RS-3C D-Sub 9P オス インチナット USB-B ソケット使用周囲温度 :10~40 電源 :AC 100V ±10 % 最大 0.1A (10W 10VA) 50 / 60 Hz 外形寸法 :W17 D8 H68 mm 重量 : 約. Kg 測定範囲は 1 台からご相談に応じます カタログと実際の商品の色とは印刷の関係で多少異なる場合があります 規格 外観は改良などの理由により 予告なしに変更する場合がありますのでご了承ください 取扱店 7