Data-Add ULEAD DATA-ADD ユーザーガイド 1 目次 Ulead Data-Add へようこそ... 2 Ulead Data-Add って何?... 2 動作条件... 2 Ulead Data-Add のインストール... 2 環境設定のカスタマイズ... 3 オプション... 3 Data-Add を使ってファイルやフォルダをディスクにコピーする... 4 ファイルシステム... 5 UDF 1.5 2.0 2.01... 5 UDF 2.5... 5 フォーマットの種類... 6 Data-Add が対応するディスク / ドライブ... 6 CD... 6 DVD... 7 BD... 7 索引... 8
2 ULEAD DATA-ADD ユーザーガイド Ulead Data-Add へようこそ Ulead Data-Add って何? Ulead Data-Add はファイルシステムドライバです ファイルをCD DVD Blu-ray ディスクにドラッグアンドドロップするだけの便利なツールです このツールは書き込みソフトを使ってファイルやフォルダをレコーダブルまたはリライタブルメディアにコピーする代わりとして 使用することができます 動作条件 Data-Add を使ってファイルやフォルダをレコーダブルまたはリライタブルメディアに転送するには 次の条件がそろっていなければなりません OS : Microsoft Windows XP/2000/MCE プロセッサ :Intel Pentium III 500-MHz 以上 メモリ :RAM : 256MB (512MB 以上を推奨 ) ハードディスクに 3MB 以上の空き領域 ( プログラムインストール用 ) ハードディスク上に 500MB 以上の空き領域 CD DVD Blu-Ray または HD-DVD ドライブ リライタブル / 空白の記録可能なディスク Ulead Data-Add のインストール Data-Add をインストールするには 1. [ 設定 ] をクリックします 2. [ 次へ ] をクリックしてインストールを続行してください 3. 処理を開始する前に [OK] をクリックしてすべてのUlead アプリケーションを閉じてください 4. [ インストール ] をクリックすると インストールが開始されます インストールの設定を見直したり 変更したりする場合は [ 戻る ] をクリックします [ キャンセル ] をクリックするとウィザードが終了します Microsoft CD 書き込み機能は無効になりますのでご注意ください 5. すぐに再起動するか または後から再起動してください 6. ドライブからディスクを取り出してしてください
ULEAD DATA-ADD ユーザーガイド 3 7. [ 完了 ] をクリックすると設定が完了します 注意 : インストールが完了すると お読みください ファイルが開きます 環境設定のカスタマイズ書き込みドライブを右クリックし [ プロパティ ] を選択します [Data-Add] タブをク リックします 下のオプションを選択して UDF ファイルシステムフォーマットを使ってファイルやフォルダをこのドライブにドラッグアンドドロップすることにより 書き込んだり データを転送したりすることができるようにしてください オプション このドライブで UDF 書き込みを行う : DVD+RW などの記録可能なメディアにファイルをドラッグアンドドロップできるように ランダムパケットライティング可能なディスクにします Data-Add で書き込みを行う場合はこのオプションを有効にします ディスクを取り出す前に最終処理を確認する : 書き込みセッションを終了する前に ディスクを最終処理するかどうかを確認します 最終処理とは 後からデータを追記できるようにしておくか あるいはそれ以上データを書き込めないようにすることです 他の CD/DVD ROM ドライブとの読み取り互換を高めるために CD-R や DVD-R などのレコーダブルディスクを使用する場合は このオプションを選択されるよう強くお薦めします Data-Add 配布されたリアルタイムディフェクトマネージメント (DRT-DM) を使う : 正しく書き込まれなかったデータを復元します 書き込む前に直前ディスク認証を行う : 書き込み前にディスク上のエラーを確認し 破損したエリアにアクセスできないようにします
4 ULEAD DATA-ADD ユーザーガイド 注意 : 配布されたリアルタイムディフェクトマネージメント (DRT-DM) を使うと書き込む前に直前ディスク認証を行うはドライブの機能性により有効になります ドライブがどちらにも対応していない場合は これら 2 つのオプションは無効になります Data-Add を使ってファイルやフォルダをディスクにコピーする ファイルやフォルダをディスクにコピーするには : 1. レコーダブルまたはリライタブルディスクの準備をします 2. 書き込みドライブを右クリックして [Data-Add フォーマットディスク ] を選択します 3. すると [Data-Add フォーマットディスク ] のダイアログボックスが開きます 4. ここからフォーマットのタイプを選択することができます [ 開始 ] をクリックすると フォーマットが開始されます 5. するとレコーダブルまたはリライタブルディスクがフォーマットされます 6. ディスクのフォーマットが完了したら Windows エクスプローラからファイルやフォルダをフォーマットしたディスクに簡単にドラッグアンドドロップすることができます 7. データのコピーセッションを終了するには 書き込みドライブを右クリックして [ 終了とディスク取り出し ] を選択してください ディスクを最終処理して取り出す直前に ディスクボリュームラベルを変更することもできます
ULEAD DATA-ADD ユーザーガイド 5 注意 : 終了とディスク取り出しおよびディスクボリュームラベルの変更は Ulead Data-Add を使ってフォーマットしたディスクでしか使用できません ファイルシステム Data-Add は次のファイルシステムに対応しています 対応するファイルシステムがここに表示されていない場合は それらが古いバージョンであるか あるいは現在のドライブに挿入されているメディアがそれらをサポートできないためであると思われます UDF 1.5 2.0 2.01 UDF (Universal Disc Format) は OSTA (Optical Storage Technology Association) により開発されたファイルシステムです 多様な UDF バージョンがあります UDF 1.5 (Windows 2000 以上でのみ読み取り可 ) およびそれ以上のバージョン (Windows XP 以上でのみ読み取り可 ) は ランダムパケットライティングに対応しており 4GB 以上のデータを DVD ディスクに書き込むことができます UDF 2.5 UDF 2.5 は Blu-Ray や HD DVD などの次世代ディスクフォーマット用のファイルシステムです これら最新のファイルシステムは UDF ファイルシステムを改良したものです UDF 2.5 はファイルの性能を高めるために すべてのメタデータをまとめて配置するメタデータパーティションを使用します 新しいファイルシステムはメタデータのミラーリングにも対応しています これはファイルシステムメタデータの2 つのコピーを作成し ディフェクトやメディアの表面が汚れていたためにメディアエラーが生じた場合 適宜対処して処理を続行したり中断したりします Data-Add
6 ULEAD DATA-ADD ユーザーガイド 注意 : BD-RE ディスクは UDF 2.5 を使用し BD-R ディスクは UDF 2.6 以下のバージョンを使って BD ビデオ書き込み (BDAV) を行います フォーマットの種類 Data-Add はランダムパケットライティングを可能にするために UDF (Universal Disc Format) ファイルシステムをリライタブルディスクに書き込むことができます ランダムパケットライティングはデータをディスクに書き込む際 より効率良くディスクスペースを利用します これはハードディスクと同じようにデータを削除した部分のスペースを空けて データをディスク上に書き込み 空いたスペースを再び利用します ディスクは UDF 1.5 以上を使ってフォーマットすることができます ディスクをフォーマットするには 2 つの方法があります クイック初期化 - すでに完全初期化されたレコーダブルメディアを高速で初期化します これはディスク上のディフェクト ( 不正なセクタ ) をチェックせずにディスクからファイルシステムテーブルを削除し 選択した UDF ファイルシステムをディスクに書き込みます 完全初期化 - 選択した UDF ファイルシステムを使ってレコーダブルメディアを完全にフォーマットし 新しいトラックやセクタを書き込みます このフォーマット方式は処理が完了するまで時間は掛かりますが 全くエラーがないディスクにします Data-Add が対応するディスク / ドライブ CD CD-R : 最高で 700MB のデータを格納することができます CD-RW : CD-R とほぼ同量のデータを格納できる上に 追記が可能です
Data-Add ULEAD DATA-ADD ユーザーガイド 7 DVD DVD-RW : 約 4.7GB のデータを格納することができます ほとんどの DVD プレーヤーと互換性があります DVD+RW : 約 4.7GB のデータを格納することができます 背景でフォーマットを行い書き込み時間を短縮します また最終処理を行う必要がありません DVD ± R : 両方の種類のレコーダブル DVD メディアと互換性がある DVD ドライブです DVD-RAM : DVD-RAM : 最高で100,000 回の再書き込みが可能なリライタブルディスクです 一層 DVD-RAM には 4.7GB 二層ディスクには9.4GB のデータを格納することができます DVD-RAM はハードディスクと同じ要領でアクセスすることができ BD BD-R : 片面に最高で 50GB のデータを格納することができます 1 回しか書き込むことができません BD ビデオ書き込みフォーマット BDAV (Blu-Ray Audio-Visual) をサポートします BD-RE : BD-R とは異なり 書き換えが可能な BD メディアです ファイルシステムには UDF 2.5 を使用します
8 ULEAD DATA-ADD ユーザーガイド 索引 B BD-R 7 BD-RE 7 C CD-R 6 CD-RW 6 D DRT-DM 3 DVD+RW 7 DVD-RAM 7 DVD-RW 7 DVD ± R 7 U UDF 1.5, 2.0 と 2.01 5 UDF 2.5 5 UDF 形式 3 か書き込む前に直前ディスク認証を行う 3 完全初期化 6 くクイック初期化 6 と動作条件 2 ふファイルシステムドライバ 2