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組み込みソフトウェア実践プロジェクト演習講座 本演習は Xilinx ISE Design Suite 12.3 (Embedded Edition) を対象としています Lab1: BSB を使った PowerPC システムの構築 この Lab で習得する事 BSB(BaseSystemBuilder) を使ったツール基本操作と FPGA へのダウンロード手順を習得します 実習ボード設定 実習ボードのスイッチは以下のように設定してください DIP スイッチ Bit1-3:Don t Care Bit4:ON Bit5:OFF Bit6:ON SW12 Don t Care 1)Lab フォルダに移動し サブフォルダ lab1 を新規作成してください 2 ) Xilinx Platform Studio を起動し 下記要件を満たす PowerPC システムを BSB(BaseSystemBuilder) で作成してください system.xmp は lab1 フォルダ上に作成してください interconnect type: PLB system new design を作成します Board Vendor: Xilinx Board Name: Virtex4 ML403 Evaluation Platform Board revision: 1 System Configuration: Single-Processor System Reference clock: 100MHz Processor Type: PowerPC Processor clock: 100MHz Bus clock: 50MHz On Chip Memory: None

使用する Peripheral は以下です LEDs_4Bit (Interrupt 使用 ) チェックを忘れないで下さい! LEDs_Positions Push_Buttons_Position RAM 構成は以下のようにしてください xps_bram_if_cntlr_0 64KB xps_bram_if_cntlr_1 4KB xps_bram_if_cntlr_2 4KB Instruction Cache/Data Cache: なし Boot Memory, Instruction, Data はすべて xps_bram_if_cntlr_0 に割り当ててください 確認画面で設定を確認の後 Finish を押してください 3) Start using Platform Studio を選択し メニューの Hardware -> Generate Bitstream を実行してください ( 多少時間がかかります ) 4)Applications タブの Project:TestApp_Peripheral_ppc405_0 を右クリックで選択し Mark to Initialize BRAMs にチェックを入れます 5) メニューの Device Configuration -> Update Bitstream を実行してください

6) メニューの Device Configuration -> Download Bitstream を実行してください FPGA ボードの LED 点灯を確認してください 再点灯させる時は 6) を実行してください 7)Applications タブの Sources にある以下の C ソースを確認してください LED を点灯させる記述になっています TestApp_Peripheral.c xgpio_tapp_example.c (xintc_tapp_example.c は今は関係ありませんので 確認不要です ) 時間に余裕がある人は C ソースを変更しても構いません 変更後は5) 6) を再実行してください 7) メニューの File -> Close Project でプロジェクトを終了してください

Lab2: ループ文を使った LED ブリンク この Lab で習得する事 C 言語の基本的な記述スタイルと PowerPC 及び Peripheral の初期化方法を習得します 1)lab1 フォルダを同じ階層にコピーし lab2 にリネームしてください 2) メニューの File -> Open Project で lab2 フォルダの下の system.xmp を選択してください ( lab1 ではないので注意してください ) 3)Applications タブの Sources と Headers に表示されているすべてのファイルを remove してください (remove はファイルを選択し 右クリック ) 4)lab2\TestApp_Peripheral_ppc405_0\src の TestApp_Peripheral_LinkScr.ld 以外の *.c と *.h を削除します 5)source_files\forlab2\TestAppLab2.c を lab2\testapp_peripheral_ppc405_0\src にコピーしてください 6)TestAppLab2.c はループ文で LED ブリンクする記述です 未完成ですので incomplete の箇所に記述を追加し完成させてください 7)Applications タブの Sources に TestAppLab2.c を追加してください ( ファイル追加は 右クリックで Add Existing Files) 8)Update Bitstream, Download Bitstream を実行してください エラーが出るようでしたら TestAppLab2.c を修正してください ( ソースコード以外のエラーは講師に聞いてください ) 時間に余裕がある人は DS3,11,12,13,14 の LED もブリンクさせてみてください 9) メニューの File -> Close Project でプロジェクトを終了してください

Lab3: 割り込みを使った LED ブリンク この Lab で習得する事 MHS ファイルの編集と割り込みの記述スタイルを習得します 1)lab2 フォルダを同じ階層にコピーし lab3 にリネームしてください 2) メニューの File -> Open Project で lab3 の下の system.xmp を選択してください 3)Applications タブの Sources の TestAppLab2.c を remove してください 4)lab3\TestApp_Peripheral_ppc405_0\src\TestAppLab2.c を削除します 5)source_files\forlab3\TestAppLab3.c を lab3\testapp_peripheral_ppc405_0\src にコピーしてください <ソースコード編集の前に以下の作業をします> 6)lab3 フォルダにある system.mhs の以下を修正してください INSTANCE=LEDs_4Bit の以下のパラメータをコメントしてください # PARAMETER C_INTERRUPT_PRESENT = 1 INSTANCE=LEDs_4Bit の以下の PORT 宣言をコメントしてください # PORT IP2INTC_Irpt = LEDs_4Bit_IP2INTC_Irpt INSTANCE=Push_Buttons_Position に以下のパラメータを設定してください PARAMETER C_INTERRUPT_PRESENT = 1 INSTANCE=Push_Buttons_Position に以下の太字の行を追加してください BUS_INTERFACE SOPB = plb PORT IP2INTC_Irpt = Push_Buttons_Positon_IP2INTC_Irpt PORT GPIO_IO = fpga_0_push_buttons_position_gpio_io INSTANCE=xps_intc_0 の PORT Intr = LEDs_4Bit_IP2INTC_Irpt を以下のように書き換えてください PORT Intr = Push_Buttons_Positon_IP2INTC_Irpt 上記は Push ボタンの割り込み信号を割り込みコントローラに接続する修正です

7) メニューの Hardware -> Generate Bitstream を実行します < 実行中に下記のソースコード編集を行ってください> 8)TestAppLab3.c は 割り込みで LED ブリンクする記述です 未完成ですので incomplete の箇所に記述を追加し完成させてください 9)Applications タブの Sources に TestAppLab3.c を追加してください 10) [7が終了しているのを確認してから] Update Bitstream, Download Bitstream を実行してください エラーが出るようでしたら TestAppLab3.c を修正してください ( ソースコード以外のエラーは講師に聞いてください ) 11)Push ボタンを押すたびに LED が点灯 消灯を繰り返す事を確認してください Push ボタンは SW3-7 のどれでも構いません 時間に余裕がある人は DS3,11,12,13,14 の LED もブリンクさせてみてください 12) メニューの File -> Close Project でプロジェクトを終了してください

Lab4: Codec コントローラ この Lab で習得する事 ユーザ IP の追加の仕方を習得します 実習ボード設定 スイッチの設定は Lab1 を参照してください 実習ボード接続 以下のように実習ボード PC スピーカを接続してください ( 電源コードは図から省いています ) 1)lab3 フォルダを同じ階層にコピーし lab4 にリネームしてください 2) メニューの File -> Open Project で lab4 の下の system.xmp を選択してください 3)Applications タブの Sources の TestAppLab3.c を remove し lab4\testapp_peripheral_ppc405_0\src\testapplab3.c を削除してください 4) メニューの Hardware -> Create or Import Peripheral を実行し 下記の要件を満たすユーザ IP を作成してください Name : plb_codec_cntlr Version : 1.00.a 使用するバス :PLB Interrupt control はなし register 数 :1 ( 記載のない項目はデフォルト設定 ) 5)IP Catalog タブの Project Local PCores に PLB_CODEC_CNTLR がある事を確認し 右クリックで Add IP を選択してください BASEADDR と HIGHADDR は以下に設定してください

BASEADDR: 0x81460000 HIGHADDR: 0x81460fff ( 他のパラメータはそのまま ) 画面中央の System Assembly View 上に plb_codec_cntlr_0 が追加されている事を確認してください 6)source_files\forlab4\vhdl の VHDL ファイルすべてを lab4\pcores\plb_codec_cntlr_v1_00_a\hdl\vhdl にコピーしてください (user_logic.vhd と plb_codec_cntlr.vhd は上書き保存してください ) 7)lab4\pcores\ \vhdl の codec_if.vhd と user_logic.vhd は未完成です ソースファイル中の (1)~(4) の箇所に下記の動作をする記述を追加してください codec_if.vhd (1)right_en1_d2==1 の時 rx_intr に 1 を代入し right_en1_d2==0 の時 rx_intr に 0 を代入 (2)left_en1_d1==1 もしくは right_en1_d1==1 の時 pre_rx_wen に 1 を代入 それ以外は 0 を代入 (3) ある条件の時に pre_rx_addr に 01 を代入し かつ pre_rx_data に right_data を代入 (4)pcm_right に代入する記述 (pcm_left の記述を参考にしてください ) user_logic.vhd (1)im_rx_addr に以下のビットアサインで代入 (30 to 31) 00 (28 to 29) rx_addr(1 downto 0) (0 to 27) All 0 im_rx_addr は Bit0 が MSB です (2)tx_data(19 downto 0) に im_tx_data(44 to 63) を代入 (3) リセット時は intr_trg に 0 を代入 req_rx_buf==1 の時は intr_trg に 1 を代入 req_rx_buf==0 の時は値を保持 (clock は positive edge を使用 )

(4)codec_wrapper のインスタンス記述 (rx_intr は rx_intr_w と接続してください ) 8)lab4\pcores\ \data の MPD ファイルと PAO ファイルは未完成です source_files\forlab4\mpd_pao の MPD と PAO を lab4\pcores\ \data に上書き保存後 incomplete 部分を完成させてください 9)lab4 フォルダの system.mhs は未完成です source_files\forlab4\mhs の system.mhs を lab4 フォルダに上書き保存後 incomplete 部分を完成させてください 10) source_files\forlab4\ucf の system.ucf を lab4\data に上書き保存してください 編集する必要はありませんが 内容は確認しておいてください 11) メニューの Hardware -> Generate Bitstream を実行します ( エラーが出るようでしたら修正してください ) <しばらく様子をみて ツール処理が流れているようであれば その間に下記のCソース修正を行ってください> 12) source_files\forlab4\src\testapp.c と cdc_hw.h を lab4\ TestApp_Peripheral_ppc405_0\src にコピーしてください TestApp.c は未完成です incomplete の箇所に記述を追加し完成させてください cdc_hw.h は編集の必要はありませんが 内容を確認しておいてください 13) [11が終了していたら] Applications タブの Sources に TestAppLab3.c を Headers に cdc_hw.h を追加してください 14) Update Bitstream, Download Bitstream を実行してください 15) PC で音楽データを再生してください 音が聞こえなければ C ソースに問題があるかもしれません 見直してみてください

Lab5: ノイズ付加 この Lab で習得する事 IIR フィルタを利用したソフト処理が行えるようになります 1)lab4 フォルダを同じ階層にコピーし lab5 にリネームしてください 2)TestApp.c を編集して IIR フィルタを利用した下記のサイン波 ノイズ を生成し 元の音楽データに付加してください サイン波の周波数 5KHz サンプリング周波数 48KHz ノイズ付加は割り込みハンドラ (CDC_Handler) で行ってください 3) 記述が完成したら Update Stream, Download Stream を実行してください 音楽に混じって 異音が聞こえるはずです 4) 次はプッシュスイッチを使ってノイズの ON/OFF をする記述を追加してください プッシュスイッチが押されている間 ノイズ OFF プッシュスイッチを離している間 ノイズ ON プッシュスイッチからの値は GPIO を使って取得してください GPIO で入力値を取得する記述はテキスト第 3 章を参考にしてください 5) 完成したら ダウンロードして ON/OFF できるか試してみてください

Lab6: LCD 表示 この Lab で習得する事 GPIO を利用して外部機器 (LCD パネル ) を制御できるようになります 1)lab5 フォルダを同じ階層にコピーし lab6 にリネームしてください 2)MHS ファイル MSS ファイル UCF ファイルを以下の要領で編集してください MHS ファイル source_files\forlab6\mhs の system.mhs の中身をコピーし lab6 フォルダの MHS ファイルに追加で貼り付けてください MSS ファイル source_files\forlab6\mss の system.mss の中身をコピーし lab6 フォルダの MSS ファイルに追加で貼り付けてください UCF ファイル source_files\forlab6\ucf の system.ucf の中身をコピーし lab6\data フォルダの UCF ファイルに追加で貼り付けてください 3) ツールで lab6 の system.xmp を開き Generate Bitstream を実行します ( エラーが出るようでしたら修正してください ) <しばらく様子をみて ツール処理が流れているようであれば その間に下記のCソース修正を行ってください> 4)TestApp.c を編集して LCD パネルに以下を表示する機能を追加してください サイン波 ノイズ の周波数 サイン波 ノイズ の状態(ON または OFF) 記述が難しい場合は complete フォルダ内のソースコードを参考にしてください complete\lab6\testapp_peripheral_ppc405_0\src\testapp.c 5) 記述が完成したら Update Stream, Download Stream を実行してください LCD パネルに文字列が表示されるはずです プッシュスイッチを ON/OFF して LCD パネルの表示内容が変わる事を確認してください