平成 31 年度 産学連携知的財産アドバイザー派遣プログラム 派遣先公募要領 平成 30 年 12 月 10 日
1. 産学連携知的財産アドバイザー派遣事業の概要 (1) 背景と目的昨今の知的財産及び産学連携を巡る諸環境変化の象徴的事項として次の点が挙げられます 平成 25 年 6 月に閣議決定された 知的財産政策に関する基本方針 において 産学官連携機能の強化に関して 大学などと中小 ベンチャー企業との共同研究や 大学などの知の中小 ベンチャー企業への技術移転を促すなどの取組を進める との方針が示されました また 知的財産推進計画 2015 では 産産連携及び産学連携に関しては 地域中小企業と大企業 大学等との連携を強化するための橋渡し 事業化支援機能の強化が必要である 地方創生の観点からも 地域中小企業がその持てる力を発揮するため 知的財産を創造し 活用していくサイクルを再構築していくことが必要である と指摘されています 更に 知的財産推進計画 2016 では 大学における事業化を見据えた産学連携プロジェクトに対し 知的財産の権利化等に関する支援や知財戦略の策定等の知財マネジメントの支援を充実する とし その工程表において 大学における事業化を見据えた産学連携プロジェクトに対し 産学連携知的財産アドバイザーを派遣 と記載されております 上記工程表の方針は 知的財産推進計画 2017 及び 知的財産推進計画 2018 においても 引き継がれております 独立行政法人工業所有権情報 研修館 ( 以下 情報 研修館 という ) では 特許庁の方針に則り 平成 23 年度から知的財産管理体制が未整備であった大学を含む複数の大学からなる 広域大学ネットワーク に広域大学知的財産アドバイザーを派遣し このネットワークに参画する大学の知的財産の管理 活用体制の整備とその機能強化のための支援を行ってきました その結果 従来は産学連携活動が十分に行われていなかった多くの大学においても社会貢献 / 地域貢献に繋がる活動が拡がり 高い水準の活動が展開された大学においては多くの産学連携プロジェクトが進められました 本事業は こうした成果を踏まえ 事業化を目指す産学連携活動を展開する大学に知的財産の専門家である産学連携知的財産アドバイザー ( 以下 産学連携知財 AD という ) を派遣し パートナー企業を想定又は特定した事業化を目指す産学連携プロジェクト ( 以下 プロジェクト という ) の知的財産マネジメントを核とする支援を行うことにより 地方創生に資する大学等の産学連携活動を促進することを目的としています 平成 31 年度は 平成 30 年度に引き続き プロジェクト支援 A 型 と プロジェクト支援 B 型 の 2 つのプログラムを推進します プロジェクト支援 A 型 においては 産学連携知財 AD が プロジェクト案件を有している中小規模大学に対し 係る案件の事業化の加速化を図る観点に立ち 知的財産マネジメントを核とする支援を行います プロジェクト支援 B 型 においては 産学連携知財 AD が プロジェクト案件を有していない中小規模大学に対し プロジェクト案件の創出 推進を図る観点に立ち 知的財産マネジメントを核とする支援を行います 1
(2) 応募の要件産学連携知的財産アドバイザー派遣プログラムに応募する場合 プロジェクト支援 A 型 と プロジェクト支援 B 型 のいずれかの種別を選択して応募することができます 以下に 種別ごとの応募要件を記載します A) プロジェクト支援 A 型 (1) 応募時点で 大学等の研究成果に基づく事業化の可能性が高いと思われる新技術 又はデザインが存在し これに基づくプロジェクト案件を複数有していることが必要 です 具体的には 下記の ( ア ) ( イ ) のいずれかに該当する特許 登録意匠 ( いずれも 出願中のものを含む ) 又は新規性があるソフトウェア等とこれに基づくプロジェク ト案件が必要です ( ア ) 国公私立大学 大学等技術移転機関若しくは国公私立大学に所属する研究者が所有 する特許 登録意匠又は新規性があるソフトウェア等 ( イ ) 前記 ( ア ) の機関と他機関 ( 大学 高等専門学校 国立試験研究機関 公立試験研究 機関 独立行政法人又は企業等 ) とが共有する特許 登録意匠又は新規性があるソ フトウェア等 (1) 新技術のうち 創薬や高度医療機器に関するものは 事業化までに独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (PMDA) の審査等が必要となります 当該分野の事業化では 基礎研究 動物試験 臨床研究の一連の研究を遂行する必要があり ステージごとにステージゲート評価が行われます そのため これらの分野のプロジェクトにおいては 確実にPOC( 概念実証 ) が得られたものでないと 本事業の支援対象プロジェクトとすることは難しくなります B) プロジェクト支援 B 型応募時点で 大学等の研究成果に基づく事業化の可能性があると見込まれる技術シーズ ニーズ (2) 又はデザイン ( 以下 技術シーズ等 という ) が複数存在しているもののこれに基づくプロジェクトの創出までには至っていないことが必要です 具体的には 下記の ( ア ) ( イ ) のいずれかに該当する特許 登録意匠 ( いずれも6ヶ月以内に出願予定のものを含む ) 又は新規性があるソフトウェア等が必要です ( ア ) 国公私立大学 大学等技術移転機関若しくは国公私立大学に所属する研究者が所有する特許 登録意匠又は新規性があるソフトウェア等 ( イ ) 前記 ( ア ) の機関と他機関 ( 大学 高等専門学校 国立試験研究機関 公立試験研究機関 独立行政法人又は企業等 ) とが共有する特許 登録意匠又は新規性があるソフトウェア等 (2) 技術シーズ ニーズのうち 創薬や高度医療機器に関するものは 事業化までに独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (PMDA) の審査等が必要となります 当該分野の事業化では 基礎研究 動物試験 臨床研究の一連の研究を遂行する必要があり ステージごとにステージゲート評価が行われます そのため これらの分野のプロジェクトにおいては 確実にPOC( 概念実証 ) が得ら 2
れたものでないと 本事業の支援対象プロジェクトとすることは難しくなります (3) 申請者の要件 プロジェクト支援 A 型 と プロジェクト支援 B 型 のいずれかに申請しようとする大 学は 以下の要件を満足する必要があります A) プロジェクト支援 A 型 1 プロジェクト支援 A 型 に申請する大学 ( 以下 申請大学 A という ) は中小規 模の大学 (3) であって 学校教育法 ( 昭和二十二年三月三十一日法律第二十六 号 ) で定めるところの大学であり 毎年一定数の学生を受け入れ 卒業させると ともに 研究活動が実施されている大学であること 2 申請大学 A は 地方創生に資する産学連携 知財活用活動を展開する方針を明確 に有し 地域の知的財産を活用した事業の育成を支援する組織 団体等との連携 関係を有すること 3 申請大学 A は プロジェクト及びそれを推進するための学内支援組織 ( 専任スタ ッフを含む ) を有し 必要に応じて他の大学や研究機関等との研究連携をマネ ジメントすることができ 地域の支援機関とも適切な連携関係を構築して事業化 を推進する能力を有すること 4 申請大学 A は 大学の技術シーズを基に新事業を立ち上げる意思と能力を有する 地域等の企業 ( 事業化を担う者が起業前の大学発ベンチャーの場合は起業責任 者 ) と良好な関係を有すること 5 申請大学 A は プロジェクトの推進に際し 密接な連携関係を有し得る大学とし て参画する大学 ( 以下 参画大学 という ) がある場合 参画大学に対しプロジ ェクトの円滑な運営に資する情報提供活動を実施できること 6 申請大学 A は 事業化を目指すプロジェクトに係る新技術の所有者及び発明者で ある大学研究者の了承を得ていること (3) ここにいう中小規模の大学とは 国立大学法人にあっては国から措置される運営費交付金の額が1 70 億円未満の大学 ( 平成 30 年度予算額 ) 私立大学にあっては日本私立学校振興 共済事業団から措置される私立大学等経常費補助金の額が25 億円未満の大学 ( 平成 29 年度交付決定額 ) 及び公立大学を指します B) プロジェクト支援 B 型 1 プロジェクト支援 B 型 に申請する大学 ( 以下 申請大学 B という ) は 中小規 模の大学 (4) であって 学校教育法 ( 昭和二十二年三月三十一日法律第二十六号 ) で定めるところの大学であり 毎年一定数の学生を受け入れ 卒業させるととも に 研究活動が実施されている大学であること 2 申請大学 B は 地方創生に資する産学連携 知財活用活動を展開する方針を有 し 地域の知的財産を活用した事業の育成を支援する組織 団体等との連携関係 を構築 強化する方針を有していること 3
3 申請大学 B は プロジェクトの創出と推進のためのプロジェクトマネジメント機 能を担う人材を手配する方針を有していること 4 申請大学 B は プロジェクトを複数形成し 推進する方針を明確に有しているこ と 5 申請大学 B は 産学連携 知財管理等の活動ができる基盤 (5) を有していること 6 申請大学 B は 将来の参画大学に対しプロジェクトの円滑な運営に資する情報提 供活動を実施できること 7 申請大学 B は 技術シーズ等の所有者 発明者及び創作者である大学研究者の了 承を得ていること (4) ここにいう中小規模の大学とは 国立大学法人にあっては国から措置される運営費交付金の額が1 70 億円未満の大学 ( 平成 30 年度予算額 ) 私立大学にあっては日本私立学校振興 共済事業団から措置される私立大学等経常費補助金の額が25 億円未満の大学 ( 平成 29 年度交付決定額 ) 及び公立大学を指します (5) 産学連携 知財管理等の活動ができる基盤とは 産学連携に係る諸規定 ( 産学共同研究に関する規程 利益相反に関する規程 知的財産の取扱に関する規程等 ) が整備され 教員等の研究者が行う産学連携活動のマネジメントが行える状態になっていることを意味します 2. 産学連携知財 ADによる支援活動 (1) 支援活動の概要 A) プロジェクト支援 A 型申請大学 Aが提案する個々のプロジェクトに関し 次の支援を行います 1 ビジネスモデルを念頭においたプロジェクトの研究開発戦略 事業戦略 事業化シナリオ策定等に関するアドバイス 2 プロジェクトが属する分野の特許情報 市場情報の分析 3 パートナー企業との産学連携活動の支援 4 研究開発戦略 事業化戦略と整合する知的財産戦略の策定等に関するアドバイス ( 知的財産ポートフォリオの出口イメージとそれに至るロードマップ ) 5 研究開発活動の成果の中から事業化に必要な発明の抽出 権利化 知的財産ポートフォリオ中の位置づけ等に関するアドバイス 6 事業化を見据えた意匠 商標の権利化や営業秘密 ( 技術ノウハウ等 ) の秘匿管理に関するアドバイス 7 強い知的財産権網を形成するための出願手続き 周辺技術 応用技術の開発に関するアドバイス 8 特許等侵害のクリアランスに関する支援 9 地域の知的財産を活用した事業育成を支援する組織 団体等との連携強化に関するアドバイス 10 その他 前記 1から9に附帯する事項 4
B) プロジェクト支援 B 型申請大学 Bが有する技術シーズ等 これに基づいて創出された個々のプロジェクトに関し 次の支援を行います 1 技術シーズ等の発掘 評価 事業性確認に関するアドバイス 2 パートナー企業候補の探索に関するアドバイス 3 プロジェクト創出に関するアドバイス 4 ビジネスモデルを念頭においたプロジェクトの研究開発戦略 事業戦略 事業化シナリオ策定等に関するアドバイス 5 プロジェクトが属する分野の特許情報 市場情報の分析 6 パートナー企業との産学連携活動の支援 7 研究開発戦略 事業化戦略と整合する知的財産戦略の策定等に関するアドバイス ( 知的財産ポートフォリオの出口イメージとそれに至るロードマップ ) 8 研究開発活動の成果の中から事業化に必要な発明の抽出 権利化 知的財産ポートフォリオ中の位置づけ等に関するアドバイス 9 事業化を見据えた意匠 商標の権利化や営業秘密 ( 技術ノウハウ等 ) の秘匿管理に関するアドバイス 10 強い知的財産権網を形成するための出願手続き 周辺技術 応用技術の開発に関するアドバイス 11 特許等侵害のクリアランスに関する支援 12 地域の知的財産を活用した事業育成を支援する組織 団体等との連携強化に関するアドバイス 13 その他 前記 1から12に附帯する事項 (2) 情報セキュリティ 産学連携知財 AD は 本事業を遂行する上で秘密として特定され提供を受けた情報に関 し 当該情報提供者の同意なく第三者に漏らすことはありません (3) 知財調査等に要する費用の支弁 産学連携知財 AD1 人あたり年 250 万円を上限に 産学連携知財 AD による特許文 献等の調査 分析等に必要な費用を本事業において支弁します (4) 費用負担 産学連携知財 AD の人件費及び活動費は 情報 研修館が負担します ただし 採択さ れた大学における執務環境整備 消耗品等は 当該大学の負担となります 5
3. 選考及び採択 (1) 審査の方法申請内容等の審査は 外部有識者から構成される委員会により行われます 審査は非公開で行われ 申請者と利害関係がある委員は 当該審査から除外されます また 委員は一連の審査で取得した一切の情報に関し 委員の職にある期間だけでなく その職を退いた後についても第三者に漏洩しないこと 情報を善良な管理者の注意義務をもって管理すること等が義務づけられています 審査の経過は通知いたしません お問い合わせにも応じられません (2) 審査の手順審査は以下の手順で実施されます 1 形式審査提出された申請書類について 必要書類の有無 必要項目の記載を満たしているかについて審査します 要件を満たしていない申請書については 以降の審査対象からは除外されます 2 書類審査外部有識者による書類審査を実施します 3 最終審査外部有識者による書類審査に基づいて 委員会において合議審査を行い 採択候補を選定します 委員会の審査結果に基づき 情報 研修館が採択を決定します (3) 審査の観点審査は 以下の観点に基づき総合的に実施します A) プロジェクト支援 A 型 1 申請書に記載されたプロジェクトの事業化の可能性 2 プロジェクトの計画等の妥当性 本項について 特に顧客を想定したビジネスモデルに基づく事業化計画の具体性 明確性及び妥当性を評価します 3 プロジェクトのベースとなる研究開発の妥当性 4 地域経済における重要性及び波及効果 5 申請大学 Aの事業化を目指すプロジェクトの支援体制 6 産学連携知財 ADの必要性 7 産学連携知財 ADの支援環境 8 地域内外の支援機関との連携関係 B) プロジェクト支援 B 型 1 申請書に記載されたプロジェクトの候補となる技術シーズ等の有望性 2 申請大学 Bの技術シーズ等の発掘 評価 事業性確認 プロジェクト等の支援体制 6
3 産学連携知財 AD の必要性 4 産学連携知財 AD の支援環境 5 地域内外の支援機関との連携関係 (4) 審査結果の通知等 審査の結果については採否にかかわらず 申請者に通知します 採択された申請については 種別 大学名等をホームページ等で公表します 4. 採択された大学への産学連携知財 ADの派遣採択された大学と情報 研修館が本事業に係る業務を委託する事業者との間で 産学連携知財 ADの派遣に関する協定を締結します 原則として 前記の派遣に関する協定が締結され 大学側の受入準備が整い次第 産学連携知財 ADを派遣します 5. 申請に当たっての留意点 (1) 提出が必要な書類 種別ごとに提出する書類の様式が異なります 種別に応じ 下表に示す様式に記入して 提出してください 種別 プロジェクト支援 A 型 プロジェクト支援 B 型 提出する書類 様式 1 様式 2 様式 3 様式 1 様式 4 様式 5 1 様式 1: プロジェクト支援 A 型及びプロジェクト支援 B 型について 共通に使用する様式です プロジェクト支援 A 型又はプロジェクト支援 B 型のどちらの申請なのか選択できる項目等が設けてあります 2 様式 2: プロジェクト支援 A 型の申請で使用する様式です 申請大学 Aの産学連携支援体制等の状況や 産学連携知財 AD の支援を希望するプロジェクト等について 申請大学 Aが記載します 3 様式 3: プロジェクト支援 A 型の申請で使用する様式です 事業化の可能性の高いプロジェクトの詳細を記載していただきます 様式 2の 11. 産学連携知財 AD の支援を希望するプロジェクト に記載したプロジェクトのうち 事業化の可能性が高いと思われるプロジェクト順に通し番号 ( 例 No.1 No.2 ) を付して 少なくとも2プロジェクトについて記載の上 提出してください 4 様式 4: プロジェクト支援 B 型の申請で使用する様式です 申請大学 Bの産学連携支援体制等の状況や 知財活動の実績データ等を申請大学 Bが記載します 5 様式 5: プロジェクト支援 B 型の申請で使用する様式です 申請大学 Bの事業化の可能性があると思われる技術シーズ等について申請大学 Bが記載します 7
(2) 申請書類の提出下記の点に留意の上 申請書類を提出期限までに提出してください 1 プロジェクト支援 A 型 プロジェクト支援 B 型 を問わず 上記 5.(1) に記載の書類一式を提出してください 2 提出部数正本を1 部 副本を15 部 提出してください 3 提出期限平成 31 年 1 月 25 日 ( 金 )( 必着 ) 4 申請書類の送付先 申請書類一式を下記宛先に郵送してください ( 郵送先 ) 105-6008 東京都港区虎ノ門 4-3-1 城山トラストタワー 8 階独立行政法人工業所有権情報 研修館知財人材部専門人材担当 電子ファイル一式を下記メールアドレス宛に送付してください ( メールアドレス ) ip-jz01@inpit.go.jp ( 件名 ) 産学連携知財 AD 派遣申込 ( 申請大学名 ) 申請書類は返却しません また申請書類作成に係る経費は自己負担になります 個人情報については 選考及び本事業の円滑な運営のためにのみ利用いたします 他の目的で利用することはありません 6. 説明会 平成 31 年度産学連携知的財産アドバイザー派遣プログラム公募説明会 を下記日程で行います 参加ご希望の方は 下記様式に必要事項をご記入の上 上記メールアドレス宛に送付してください 平成 31 年度産学連携知的財産アドバイザー派遣プログラム公募説明会参加申込書 日時 : 平成 30 年 12 月 20 日 ( 木 )14:00~15:00 会場 : 独立行政法人工業所有権情報 研修館 8 階大会議室 ( 東京都港区虎ノ門 4-3-1 城山トラストタワー 8 階 ) 説明会参加申込書提出期限 平成 30 年 12 月 18 日 ( 火 ) ( 必着 ) 説明会の参加は 申請の必要条件ではありません また 選定時に説明会への参加の有無は考慮いたしません 7. お問合せ先独立行政法人工業所有権情報 研修館知財人材部専門人材担当メールアドレス ip-jz01@inpit.go.jp TEL 03-5512-1202 FAX 03-5843-7693 8