一性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案要綱第一総則一目的この法律は 全ての国民が その性的指向又は性自認にかかわらず 等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本的な事

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東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章障害を理由とする差別に関する相談及び紛争の防止又は解決のための体制等第一節障害を理由とする差別の禁止 ( 第七条 ) 第二節障害を理由とする差別に関する相談体制 ( 第八条 ) 第三節障害を理由

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

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一防災 減災等に資する国土強靱化基本法案目次第一章総則 第一条 第七条 第二章基本方針等 第八条 第九条 第三章国土強靱化基本計画等 第十条 第十四条 第四章国土強靱化推進本部 第十五条 第二十五条 第五章雑則 第二十六条 第二十八条 附則第一章総則 目的 第一条この法律は 国民生活及び国民経済に甚

(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

11

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

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京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

一公文書等の管理の適正化の推進に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第五条 ) 第二章基本方針 ( 第六条 第九条 ) 第三章公文書等管理審議会 ( 第十条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 公文書等 ( 公文書等の管理に関する法律 ( 平成二十一年法律第六十六号 以

2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

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二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

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等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

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- 1 - 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章公共建築物における木材の利用の促進に関する施策 ( 第七条 第十六条 ) 第三章公共建築物における木材の利用以外の木材の利用の促進に関する施策 ( 第十七条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

一国土強靱化基本法案目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章国土強靱化基本計画等 ( 第七条 第十条 ) 第三章基本的施策 ( 第十一条 第二十三条 ) 第四章国土強靱化戦略本部 ( 第二十四条 第三十三条 ) 第五章国土強靱化国民運動本部等 ( 第三十四条 第三十九条 ) 第六章雑則 ( 第

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

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1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

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目的 ( 第 1 条 ) 第 1 章総則 ( 第 1 条 ~ 第 3 条 ) 個人番号及び法人番号を活用した効率的な情報の管理 利用及び迅速な情報の授受 手続の簡素化による国民の負担の軽減 現行個人情報保護法制の特例を定め 個人番号その他の特定個人情報 ( 個人番号を含む個人情報 以下同じ ) の適

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事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

インド洋におけるテロ対策海上阻止活動及び海賊行為等対処活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案要綱

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外部通報処理要領(ホームページ登載分)

〇用語 個人情報保護法 個人情報の保護に関する法律のこと 現行保護法 現行の個人情報の保護に関する法律のこと 改正法 保護法 法 個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律 ( 平成 27 年 9 月 9 日法律第 65 号

2/6 ページ ( 一 ) この法律における主務大臣は 環境大臣及び経済産業大臣とすることとしている ( 二 ) この法律に規定する主務大臣の権限の委任について規定することとしている 11 施行期日等 ( 附則関係 ) ( 一 ) この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

(3) 始業 終業時刻が労働者に委ねられることの明確化裁量労働制において 使用者が具体的な指示をしない時間配分の決定に始業及び終業の時刻の決定が含まれることを明確化する (4) 専門業務型裁量労働制の対象労働者への事前通知の法定化専門業務型裁量労働制の導入に当たり 事前に 対象労働者に対して 1 専

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必要なものとして政令で定める原材料等の種類及びその使用に係る副産物の種類ごとに政令で定める業種をいう 8 この法律において 特定再利用業種 とは 再生資源又は再生部品を利用することが技術的及び経済的に可能であり かつ これらを利用することが当該再生資源又は再生部品の有効な利用を図る上で特に必要なもの

法律第三十三号(平二一・五・一)

 

(1) 採用 昇任 降任 転任の用語の定義について定めるものとすること ( 第 15 条の2 第 1 項関係 ) (2) 標準職務遂行能力は 職制上の段階の標準的な職 ( 職員の職に限る 以下同じ ) の職務を遂行する上で発揮することが求められる能力として任命権者が定めるものとすること ( 第 15

サイバーセキュリティ基本法の一部を改正する法律案参照条文(参照法令一覧) サイバーセキュリティ基本法(平成二十六年法律第百四号)1 情報処理の促進に関する法律(昭和四十五年法律第九十号)(抄)10 高度情報通信ネットワーク社会形成基本法(平成十二年法律第百四十四号)(抄)10

資料2-1 「個人情報の保護に関する法律」説明資料

議題 1. 個人情報保護委員会とは 2. 個人情報保護法の改正について 1

(セット)Q&A (2)

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二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

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(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

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大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

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農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

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も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

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( 道民等の役割 ) 第 6 条道民 事業者及び関係団体 ( 以下 道民等 という ) は 基本理念に基づき 障がい及び障がい者に対する理解を深めるとともに 暮らしやすい地域づくりを推進するための施策に協力するよう努めるものとする ( 情報の提供 ) 第 7 条道及び障がい者に係る情報を有するものは

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第八条理事は 理事長の定めるところにより 理事長を補佐して機構の業務を掌理する 2 通則法第十九条第二項の個別法で定める役員は 理事とする ただし 理事が置かれていないときは 監事とする 3 前項ただし書の場合において 通則法第十九条第二項の規定により理事長の職務を代理し又はその職務を行う監事は そ

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Transcription:

一性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案要綱第一総則一目的この法律は 全ての国民が その性的指向又は性自認にかかわらず 等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本的な事項 行政機関等及び事業者における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置等を定めることにより 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等を推進し もって全ての国民が 相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する豊かで活力ある社会の実現に資することを目的とすること 第一条関係 二定義 この法律において 性的指向 とは 恋愛感情又は性的感情の対象となる性別についての指向をいうこと この法律において 性自認 とは 自己の性別についての認識をいうこと

二 この法律において 社会的障壁 とは 日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物 制度 慣行 観念その他一切のものをいうこと 4 この法律において 行政機関等 とは 国の行政機関 独立行政法人等 地方公共団体 地方公営企業法第三章の規定の適用を受ける地方公共団体の経営する企業を除く 5 及び第三の一の 4 において同じ 及び地方独立行政法人をいうこと 5 この法律において 事業者 とは 商業その他の事業を行う者 国 独立行政法人等 地方公共団体及び地方独立行政法人を除く をいうこと 6 その他この法律において使用する用語について必要な定義規定を設けること 第二条関係 三国及び地方公共団体の責務国及び地方公共団体は この法律の趣旨にのっとり 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関して必要な施策を策定し 及びこれを実施しなければならないこと 第三条関係 四国民の責務

三国民は 一の社会を実現する上で性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等が重要であることに鑑み 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に寄与するよう努めなければならないこと 第四条関係 五社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮に関する環境の整備行政機関等及び事業者は 性的指向又は性自認に係る社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮を的確に行うため 自ら設置する施設の構造の改善及び設備の整備 関係職員に対する研修その他の必要な環境の整備に努めなければならないこと 第五条関係 第二性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本方針等一基本方針 政府は 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する施策を総合的かつ一体的に実施するため 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本方針 以下単に 基本方針 という を定めなければならないこと 基本方針は 次に掲げる事項について定めるものとすること

四 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する施策に関する基本的な方向 行政機関等が講ずべき性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置に関する基本的な事項 事業者が講ずべき性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置に関する基本的な事項 4 労働者を使用する者 以下 使用者 という が講ずべき性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置に関する基本的な事項 5 学校 認定こども園又は保育所の長 以下 学校長等 という が講ずべき性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置に関する基本的な事項 6 その他性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する施策に関する重要事項 内閣総理大臣は 基本方針の案を作成し 閣議の決定を求めなければならないこと 4 内閣総理大臣は 基本方針の案を作成しようとするときは あらかじめ 性的指向又は性自認を理由とする差別等を受けた者 その者に対する支援を行う団体 以下 支援団体 という その他の

五関係者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるとともに 性的指向 性自認差別解消等推進審議会の意見を聴かなければならないこと 5 内閣総理大臣は による閣議の決定があったときは 遅滞なく 基本方針を公表しなければならないこと 第六条関係 二都道府県基本計画 都道府県は 基本方針に即して 当該都道府県における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進のための施策に関する基本的な計画 以下 都道府県基本計画 という を定めなければならないこと 都道府県基本計画においては 次に掲げる事項を定めるものとすること 当該都道府県における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する施策についての基本的な方針 当該都道府県が講ずべき性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置に関する事

六項 その他当該都道府県における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する施策に関する重要事項 都道府県は 都道府県基本計画を定めたときは 遅滞なく これを公表しなければならないこと 第七条関係 三市町村基本計画 市町村 特別区を含む 以下同じ は 基本方針に即し かつ 都道府県基本計画を勘案して 当該市町村における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進のための施策に関する基本的な計画 以下 市町村基本計画 という を定めなければならないこと 市町村基本計画においては 次に掲げる事項を定めるものとすること 当該市町村における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する施策についての基本的な方針 当該市町村が講ずべき性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置に関する事項

七 その他当該市町村における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する施策に関する重要事項 市町村は 市町村基本計画を定めたときは 遅滞なく これを公表しなければならないこと 第八条関係 第三性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置一行政機関等及び事業者における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置 行政機関等における性的指向又は性自認を理由とする差別の禁止行政機関等は その事務又は事業を行うに当たり 性的指向又は性自認を理由として 不当な差別的取扱いをしてはならないこと 行政機関等は その事務又は事業を行うに当たり 現に性的指向又は性自認に係る社会的障壁の除去が必要である旨の申出があった場合において その実施に伴う負担が過重でないときは 個人の権利利益を侵害することとならないよう 性的指向又は性自認に係る社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的な配慮をしなければならないこと

八 事業者における性的指向又は性自認を理由とする差別の禁止事業者は その事業を行うに当たり 性的指向又は性自認を理由として 不当な差別的取扱いをしてはならないこと 事業者は その事業を行うに当たり 現に性的指向又は性自認に係る社会的障壁の除去が必要である旨の申出があった場合において その実施に伴う負担が過重でないときは 個人の権利利益を侵害することとならないよう 性的指向又は性自認に係る社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的な配慮をするように努めなければならないこと 国等職員対応要領国の行政機関の長及び独立行政法人等は 基本方針に即して の事項に関し 当該国の行政機関及び独立行政法人等の職員が適切に対応するために必要な要領 以下 国等職員対応要領 という を定めるものとすること 国の行政機関の長及び独立行政法人等は 国等職員対応要領を定めようとするときは あらかじめ 性的指向又は性自認を理由とする差別等を受けた者 支援団体その他の関係者の意見を反映さ

九せるために必要な措置を講じなければならないこと 国の行政機関の長及び独立行政法人等は 国等職員対応要領を定めたときは 遅滞なく これを公表しなければならないこと 4 地方公共団体等職員対応要領地方公共団体の機関及び地方独立行政法人は 都道府県の機関にあっては都道府県基本計画 市町村の機関にあっては市町村基本計画 地方独立行政法人にあっては基本方針に即して の事項に関し 当該地方公共団体の機関及び地方独立行政法人の職員が適切に対応するために必要な要領 以下 地方公共団体等職員対応要領 という を定めるものとすること の及びは 地方公共団体等職員対応要領の策定について準用すること 国は 地方公共団体の機関及び地方独立行政法人による地方公共団体等職員対応要領の作成に協力しなければならないこと 5 事業者のための対応指針主務大臣は 基本方針に即して の事項に関し 事業者が適切に対応するために必要な指針 以

一〇下 事業者対応指針 という を定めるものとすること の及びは 事業者対応指針について準用すること 第九条から第十三条まで関係 二雇用の分野における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置 雇用の分野における性的指向又は性自認を理由とする差別の禁止使用者は 労働者の募集及び採用について その性的指向又は性自認にかかわりなく均等な機会を与えなければならないこと 使用者は 次に掲げる事項について 労働者の性的指向又は性自認を理由として 差別的取扱いをしてはならないこと 労働者の配置 業務の配分及び権限の付与を含む 昇進 降格及び教育訓練 住宅資金の貸付けその他これに準ずる福利厚生の措置であって主務省令で定めるもの 労働者の職種及び雇用形態の変更 4 退職の勧奨 定年及び解雇並びに労働契約の更新

一一使用者は 現に職場における性的指向又は性自認に係る社会的障壁の除去が必要である旨の申出があった場合において その実施に伴う負担が過重でないときは 労働者の権利利益を侵害することとならないよう 職場における性的指向又は性自認に係る社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的な配慮をするように努めなければならないこと 雇用の分野における性的指向又は性自認を理由とする差別の禁止に関する指針主務大臣は 基本方針に即して の事項に関し 使用者が適切に対応するために必要な指針 以下 使用者対応指針 という を定めるものとすること 一の の及びは 使用者対応指針について準用すること 職場における性的指向又は性自認に係る言動に起因する問題に関する雇用管理上の措置使用者は 職場において行われる性的指向若しくは性自認に係る言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者がその労働条件につき不利益を受け 又は当該性的指向若しくは性自認に係る言動により当該労働者の就業環境が害されることのないよう 当該労働者からの相談に応じ 適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならないこ

一二と 主務大臣は 基本方針に即して に基づき使用者が講ずべき措置に関し その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針 以下 使用者実施指針 という を定めるものとすること 一の の及びは 使用者実施指針について準用すること 第十四条から第十八条まで関係 三学校等における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置 学校長等は 教職員 児童 生徒 学生その他の関係者に対する性的指向又は性自認に関する理解を深めるための研修の実施及び普及啓発 性的指向又は性自認に関する相談に係る体制の整備その他の性的指向又は性自認を理由とする差別を解消し 及び性的指向又は性自認に係る言動により修学等の環境が害されることのないようにするために必要な措置を講じなければならないこと 主務大臣は 基本方針に即して に基づき学校長等が講ずべき措置に関し その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針 以下 学校長等実施指針 という を定めるものとすること 一の の及びは 学校長等実施指針について準用すること

一三 第十九条関係 第四性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための支援措置一相談及び支援並びに紛争の防止又は解決のための体制の整備国及び地方公共団体は 性的指向又は性自認を理由とする差別等に関する相談に的確に応じ 及び支援団体による支援に係る情報の提供その他の必要な支援を行い 並びに性的指向又は性自認を理由とする差別等に関する紛争の防止又は解決を図ることができるよう 必要な体制の整備を図るものとすること 第二十条関係 二啓発活動国及び地方公共団体は 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等について国民の関心と理解を深めるとともに 特に 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等を妨げている諸要因の解消を図るため 必要な啓発活動を行うものとすること 第二十一条関係 三情報の収集 整理及び提供国は 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための取組に資するよう 国内外における性

一四的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための取組に関する情報の収集 整理及び提供を行うものとすること 第二十二条関係 四性的指向 性自認差別解消等支援地域協議会 国及び地方公共団体の機関であって 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等に関連する分野の事務に従事するもの 以下 関係機関 という は 当該地方公共団体の区域において関係機関が行う性的指向又は性自認を理由とする差別等に関する相談及び当該相談に係る事例を踏まえた性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための取組を効果的かつ円滑に行うため 関係機関により構成される性的指向 性自認差別解消等支援地域協議会 以下単に 協議会 という を組織することができること により協議会を組織する国及び地方公共団体の機関は 必要があると認めるときは 協議会に次に掲げる者を構成員として加えることができること 支援団体その他の団体 学識経験者

一五 その他当該国及び地方公共団体の機関が必要と認める者 協議会の事務等協議会は の目的を達するため 必要な情報を交換するとともに 性的指向又は性自認を理由とする差別等を受けた者からの相談及び当該相談に係る事例を踏まえた性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための取組に関する協議を行うものとすること 関係機関及び の構成員 以下 構成機関等 という は の協議の結果に基づき 当該相談に係る事例を踏まえた性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための取組を行うものとすること 協議会は の情報の交換及び協議を行うため必要があると認めるとき又は構成機関等が行う相談及び当該相談に係る事例を踏まえた性的指向若しくは性自認を理由とする差別の解消等のための取組に関し他の構成機関等から要請があった場合において必要があると認めるときは 構成機関等に対し 相談を行った性的指向又は性自認を理由とする差別等を受けた者及び差別等に係る事案に関する情報の提供 意見の表明その他の必要な協力を求めることができること

一六協議会の庶務は 協議会を構成する地方公共団体において処理すること 協議会が組織されたときは 当該地方公共団体は 内閣府令で定めるところにより その旨を公表しなければならないこと 4 秘密保持義務協議会の事務に従事する者又は協議会の事務に従事していた者は 正当な理由なく 協議会の事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならないこと 5 協議会の定める事項 から 4 までのほか 協議会の組織及び運営に関し必要な事項は 協議会が定めること 第二十三条から第二十六条まで関係 第五性的指向 性自認差別解消等推進審議会一性的指向 性自認差別解消等推進審議会の設置 内閣府に 性的指向 性自認差別解消等推進審議会 以下単に 審議会 という を置くこと 審議会は 次に掲げる事務をつかさどること

一七 基本方針に関し 第二の一の 4 の事項を処理すること の事項に関し 調査審議し 必要があると認めるときは 内閣総理大臣又は関係各大臣に対し 意見を述べること 第二十七条関係 二審議会の組織及び運営 審議会は 委員三十人以内で組織すること 審議会の委員は 性的指向又は性自認を理由とする差別等を受けた者 その者に対する支援に従事する者及び学識経験者のうちから 内閣総理大臣が任命する この場合において 委員の構成については 審議会が様々な性的指向又は性自認を理由とする差別等を受けた者の意見を聴きその者の実情を踏まえた調査審議を行うことができることとなるよう 配慮されなければならないこと 審議会の委員は 非常勤とすること 4 審議会は その所掌事務を遂行するため必要があると認めるときは 関係行政機関の長に対し 資料の提出 意見の表明 説明その他必要な協力を求めることができること

一八 5 から 4 までのほか 審議会の組織及び運営に関し必要な事項は 政令で定めること 第二十八条から第三十条まで関係 第六雑則一報告の徴収並びに助言 指導及び勧告主務大臣は 第三の一の 二の 及び の並びに三の の施行に関し 特に必要があると認めるときは 事業者対応指針 使用者対応指針 使用者実施指針及び学校長等実施指針に定める事項について 当該事業者 使用者又は学校長等に対し 報告を求め 又は助言 指導若しくは勧告をすることができること 第三十一条関係 二公表主務大臣は 第三の一の の 二の の及び並びに の並びに三の に違反している事業者 使用者又は学校長等に対し 一による勧告をした場合において その勧告を受けた者がこれに従わなかったときは その旨を公表することができること 第三十二条関係 三主務大臣

一九 この法律における主務大臣は 事業者の事業を所管する大臣等とすること この法律における主務省令は 主務大臣の発する命令とすること 第三十三条関係 四適用除外第三の二の 及び は 国家公務員及び地方公務員に 第三の二の は 一般職の国家公務員 行政執行法人等に勤務するものを除く 裁判所職員臨時措置法の適用を受ける裁判所職員 国会職員法の適用を受ける国会職員及び自衛隊法第二条第五項に規定する隊員に関しては適用しないこと 第三十七条関係 第七罰則一第四の四の 4 に違反した者は 一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処すること 第三十八条関係 二第六の一による報告をせず 又は虚偽の報告をした者は 二十万円以下の過料に処すること 第三十九条関係

二〇第八その他一施行期日この法律は 公布の日から起算して一年六月を経過した日から施行すること ただし 第四 第五及び第七の一並びに二については 公布の日から起算して一月を経過した日から施行すること 附則第一条関係 二経過措置基本方針 都道府県基本計画 市町村基本計画 国等職員対応要領 地方公共団体等職員対応要領及び事業者対応指針等の作成並びにこれらに関し必要な手続その他の行為については この法律の施行前においても 行うことができること 附則第二条から第七条まで関係 三検討 政府は この法律の施行後三年を目途として 第三の一の の及び二の のの社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮の在り方その他この法律の施行の状況並びに職場及び学校等以外の場における性的指向又は性自認に係る言動に起因する問題に対処するための措置の在り方に

二一ついて検討を加え 必要があると認めるときは その結果に応じて所要の見直しを行うものとすること 政府は この法律の施行後 性別が同じである両当事者の間において配偶者に準ずる地位を認める制度等について検討を加え その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとすること 附則第九条関係 四その他所要の規定を整備すること