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Transcription:

取扱説明書 FA-10RU for USF-1043FS リモートコントロールユニット Remote Control Unit 1 st Edition - Rev. 2 Software Version 8.44 - Higher

改訂履歴 Edit. Rev. 年月日 改訂内容 章 / ページ 1-2018/11/20 初版 1 1 2019/04/12 外部コマンド制御追加 11 1 2 2019/06/17 外部コマンド制御にコマンド追加 11 対応ソフトウェアバージョン一覧 FA-10RU バージョン対応オプション備考 FPGA1: 1.00 FPGA2: 1.00 Soft: 8.00 FPGA1: 1.00 FPGA2: 1.00 Soft: 8.30 FPGA1: 1.00 FPGA2: 1.00 Soft: 8.44 USF-1043FS FA-96AHDR2 FA-10RU では USF-1043FS のイベントメモリは保存できません FA-9600 Version 3 対応コマンド制御 (MU SELECT コマンド ) 対応 FS 指定対応 (MU Select コマンド ) 接続状態要求コマンド対応 FA-10RU のバージョンは 8-7. FA-10RU INFORMATION で確認できます 2

使用上の注意 安全に正しくお使いいただくために必ずお守りください [ 電源電圧 電源コード ] 禁止 プラグを抜く 注意 指定電圧以外の電源電圧は使用しないでください 電源コードを抜くときは必ずプラグを持って抜いてください コードが傷つく恐れがあります コードが傷ついたまま使用すると 火災や感電の原因になります 電源コードに重いものをのせたり落としたりしてコードを傷つけないでください コードが傷ついたまま使用すると 火災や感電の原因になります 注意 電源コードの被ふくが溶けたり コードに傷がついたりしていないか 定期的にチェックしてください 注意 [ 接地 ] 電源コードのプラグおよびコネクタは奥までしっかりと差し込んでください 必ず行う 感電を避けるためアースをとってください 禁止 アースは絶対にガス管に接続しないでください 爆発や火災の原因になることがあります [ 内部の設定変更が必要なとき ] 必ず行う 電源を切ってから 設定変更の操作を行ってください 電源を入れた状態で設定が必要な場合は サービス技術者が行ってください 触らない 注意 過熱部分には触らないでください やけどをする恐れがあります パネルやカバーを取り外したままで保管や使用をしないでください 内部設定終了後は必ずパネルやカバーを元に戻してご使用ください 3

[ 使用環境 使用方法 ] 禁止 禁止 禁止 高温多湿の場所 塵埃の多い場所や振動のある場所に設置しないでください 使用条件以外の環境でのご使用は 動作の異常 火災や感電の原因になることがあります 内部に水や異物を入れないでください 水や異物が入ると火災や感電の原因になることがあります 万一 異物が入った場合は すぐ電源を切り 電源コードや接続コードを抜いて内部から取り出すか 販売代理店 サービスセンターへご相談ください 筐体の中には高圧部分があり 感電の恐れがあります 通常はカバーを外したり分解したりしないでください 禁止 [ 運搬 移動 ] 通風口を塞がないでください この機器を正常に動作させるために 適量の空冷が必要です 機器の前面と背面は 他の物から 5cm 以上離してください 注意 [ 異常時の処置 ] 運搬時などに外部から強い衝撃を与えないように注意してください 機器が故障することがあります 機器を他の場所へ移動するときは 専用の梱包材をご使用ください 必ず行う 電源が入らない 異臭がする 異常な音が聞こえるときは 内部に異常が発生している恐れがあります すぐに電源を切り 販売代理店 サービスセンターまでご連絡ください [ ラック取付金具 アース端子 ゴム足の取り付け ] 必ず行う ラック取付金具 アース端子 ゴム足を取り付ける場合は 必ず付属の専用部品および付属のネジを使用し それ以外のものは使用しないでください 内部の電気回路や部品に接触し 故障の原因になります また ゴム足付きの製品の場合は ゴム足を取り外した後にネジだけをネジ穴に挿入することは絶対にお止めください [ 消耗部品 ] 注意 消耗部品が使用されている機器では 定期的に消耗部品を交換してください 消耗部品 交換期間の詳しい内容については 取扱説明書の最後にある仕様でご確認ください なお 消耗部品は使用環境で寿命が大きく変わりますので 早めの交換をお願いいたします 消耗部品の交換については 販売代理店へお問い合わせください 4

保証 弊社製品のご購入において製品の修理 保守等について御連絡申し上げます 1) 通常のお取り扱いにおいて発生した製品故障に関し 購入後 1 年間無償にて修理の対応を致します 2) お取り扱い上の不注意 天災等による損傷の場合は実費を頂きます 3) ご自分で修理 調査 改造されたものは 保証いたしかねる場合があります また 特別な使用環境でご使用 になられる場合 保証期間中といえども 別途有償保守契約の締結をお願いする場合があります 4) 修理はセンドバック対応となります 5) 修理期間は 弊社にて故障及び修理内容確認後の回答となります 6) 修理期間中の代替機ご提供の保証はいたしかねる場合があります 尚 代替機ご提供の場合は代替機使用 料金が必要となります 7) 製品の保守に関しましては 製品出荷後原則 7 年間とさせて頂いています 但し 出荷後 7 年間を過ぎまして も 保守部品を保有している場合 もしくは部品入手が可能な場合は修理をお受け致しています 8) 製品の故障に起因する派生的 付随的および間接的損害 逸失利益 ならびにデータ損害の補償等について は 全てご容赦頂きます 9) 他社製品の修理 保守等については 別段の指定がない限り 他社の保証 保守条件によります 10) 本保証は日本国内においてのみ有効です 11) 詳細につきましては その都度修理部門にお問合せ頂きますようお願い申し上げます 特別な修理対応を御希望の場合は 別途御相談させて頂きます 5

開梱および確認 このたびは FA-10RU リモートコントロールユニットをお買い上げ頂きまして 誠にありがとうございます 構成表を参照し 品物に間違いがないかどうかご確認ください 万一 品物に損傷があった場合は 直ちに運送業者にご連絡ください 品物に不足や間違いがあった場合は 販売代理店までご連絡ください 構成表 品名数量備考 FA-10RU 1 電源ケーブル 1 セット抜け止め具を含む ラック取付金具 1 セット EIA 標準ラック取付用 CD-ROM 1 セットアップガイド 1 点灯色識別シール 1 FA GPIO Editor インストレーションディスク取扱説明書 (PDF) を含む 登録商標 Microsoft Windows Internet Explorer および Windows Media は米国 Microsoft Corporation の 米国 日本およびその他の国における登録商標または商標です Firefox は Mozilla Foundation の登録商標です Dolby およびドルビーは ドルビーラボラトリーズの登録商標です コードクランプ取付方法 電源ケーブルと同梱されている AC コードクランプで電源ケーブルが筐体から抜けるのを防ぎます AC コードクランプの取付 1) AC コードクランプのアンカー部分を筐体に向けた状態で 電源ケーブルを AC コードクランプの輪に通しま す 2) AC コードクランプのアンカー部分を AC IN 横の穴に差し込みます 3) AC コードクランプの輪を軽く締め付けます 4) 電源ケーブルを AC IN に差し込みます 5) ベルトを押さえながら AC コードクランプの輪を電源ケーブルの根元までスライドさせます 6) 再度 AC コードクランプの輪を強く締め付け緩みが無いことを確認します 7) 電源ケーブルを軽く引っ張り電源ケーブルが抜けないことを確認します 2) 5) 6) 4) 3) 6

AC コードの取り外し AC コードクランプの輪のレバーを押し 輪を開放します AC コードクランプの輪の根元にある レバーを持ち上げながら輪をスライドさせます AC コードクランプが緩んだ状態から AC ケーブルを筐体から引き抜きます 1) 2) 点灯色識別シール 点灯色識別シールが付属されています 必要に応じて下記の部分に貼って使用してください OCK FAN ALARM ZE DC POWER DISPLAY AREA IGNAL SS REMOTE CONTROL UNIT FA-10RU F1 F2 F3 F4 UNITY UNITY UNITY UNITY 1 PROC EMB 2 CC SETUP CLIP 3 DWN MIX BY-PASS 4 MAPPING 5 INPUT AES 6 CLN SW GAINI 7 OUTPUT DELAY 8 OPTION 9 ANC ANALOG 0 STATUS VIDEO AUDIO 10SYSTEM MU /FS VIDEO AUDIO 7

目次 1. 概要および特長...10 1-1. 概要...10 1-2. 特長...10 1-3. この取扱説明書について...10 2. 各部の名称と機能...11 2-1. 前面パネル...11 2-2. 背面パネル...12 2-3. 内部の設定...13 2-3-1. ディップスイッチ設定...13 3. 接続...14 3-1. 基本的な接続...14 3-2. オプション / 拡張接続...15 3-3. PC 環境 (Web ブラウザ制御 )...15 4. 前面パネルの操作...16 4-1. 電源を入れる...16 4-2. USF-1043FS との接続...16 4-2-1. ユニット ID を使う...16 4-2-2. IP アドレスを使う...17 4-2-3. CONNECT STATE メニュー...17 4-3. 基本操作...18 4-3-1. メニューを選択する...18 4-3-2. 矢印ボタン操作について...19 4-3-3. 設定値の連続確認...19 4-3-4. メニュー一覧...20 4-3-5. 設定値の変更...21 4-3-6. 初期値に戻す...21 4-3-7. FS の切り替え...21 5. VIDEO 設定...22 5-1. VIDEO PROCESS AMPLIFIER...22 5-2. YPbPr CLIP...22 5-3. INPUT SELECT...23 5-4. ANCILLARY MULTIPLEX...24 5-5. VIDEO PAYLOAD ID...24 5-6. SYNCHRONIZER...24 5-7. VIDEO FREEZE...26 5-8. VIDEO TEST SIGNAL...27 5-9. VIDEO INPUT STATUS...27 5-10. MAIN UNIT INFORMATION...27 6. AUDIO 設定...28 6-1. EMBEDDED AUDIO DEMULTIPLEXER...28 6-2. EMBEDDED AUDIO MULTIPLEXER...29 6-3. EMBEDDED AUDIO POLARITY...29 6-4. SAMPLING RATE CONVERTER...29 6-5. MONO SUM...30 6-6. AUDIO DOWNMIX MODE / ASSIGN...30 6-7. AUDIO REMAPPING 1/2-2/2...31 6-8. AUDIO GAIN...32 6-9. AUDIO DELAY...32 6-10. AUDIO SYSTEM...32 6-11. AUDIO TEST SIGNAL/MUTE...33 6-12. EMBEDDED AUDIO INPUT STATUS...33 8

7. イベントメモリ...34 7-1. LOAD EVENT MEMORY...34 7-2. SAVE EVENT MEMORY...35 7-3. イベントメモリに保存されないデータ...35 8. FA-10RU の SYSTEM メニュー...36 8-1. LOAD GPI INPUT PATTERN...36 8-2. GPI INPUT PORT FUNCTION...36 8-2-1. Setting 1-4 設定の詳細...37 8-2-2. GPI OUTPUT PORT FUNCTION...41 8-2-3. GPI OUTPUT 機能詳細...42 8-3. GPI OUTPUT BRIGHTNESS...42 8-4. USF SERIES EVENT SETTING...42 8-5. FRONT PANEL SETTINGS...43 8-6. STATUS LED MODE SETTINGS...43 8-7. FA-10RU INFORMATION...44 8-8. FA-10RU NETWORK INFORMATION...44 9. Web ブラウザ設定...45 9-1. Information...47 9-2. Network Settings...48 9-3. User Account Settings...48 9-4. Unit ID Assignment...49 9-5. Event Naming...49 9-6. Backup & Restore...50 9-6-1. コンフィグデータのバックアップ...50 9-6-2. イベントデータのバックアップ...51 9-7. Restart...51 10. GPI インターフェース...52 10-1. FA GPIO Editor...52 10-1-1. インストール...52 10-1-2. GPIO Editor のバージョン確認...54 10-1-3. FA GPIO Editor と FA-10RU の接続...55 10-1-4. GPI の機能設定...56 10-1-5. ファイルへのエクスポート / インポート...57 10-2. GPI Input Pattern 一覧...58 10-3. GPI1-GPI3 端子配列...60 11. 外部コマンド制御...62 11-1. 通信方式...62 11-2. コマンド...62 11-2-1. Power On...62 11-2-2. MU 切り替え (MU Select)...62 11-2-3. 接続状態要求コマンド (Status)...63 12. 仕様および外観図...64 12-1. 仕様...64 12-2. 外観図...64 9

1. 概要および特長 1-1. 概要 FA-10RU は メインユニット (USF-1043FS) をネットワーク経由で遠隔操作するリモートコントロールユニットです 本取扱説明書は メインユニット USF-1043FS との接続および操作ついて説明します 他のメインユニットの操作については 専用の取扱説明書をそれぞれ参照してください 1-2. 特長 イーサネットワーク接続によるメインユニット (USF-1043FS) 制御 メインユニットは 最大 100 台までの登録可能 メインユニットの IP アドレスによる選択制御が可能 1 台のメインユニットに対し FA-10RU は同時に 5 台まで接続可能 100 個の設定イベントを保存 / 呼び出し可能 30 個の GPI 入出力機能を搭載 FA-AUX30 オプションと接続することで制御スイッチの拡張が可能 1-3. この取扱説明書について 本製品を正しくご使用して頂くために この取扱説明書をよくお読みください また 本書はお読みになった後も大 切に保管してください 10

UNITY UNITY UNITY UNITY 2. 各部の名称と機能 2-1. 前面パネル ON OFF POWER MU SEL LOCK FS SEL FS LINK GENLOCKFAN ALARM FREEZE DC POWER TEST SIGNAL DISPLAY AREA F1 F2 F3 F4 PROC CC CLIP BY-PASS 1 2 3 4 EMB SETUP DWN MIX MAPPING INPUT CLN SW OUTPUT 5 6 7 8 OPTION AES GAINI DELAY EVENT BY-PASS REMOTE CONTROL UNIT FA-10RU ANC 9 10SYSTEM 0 STATUS ANALOG VIDEO AUDIO 番号名称説明参照 1 電源スイッチ電源スイッチです 側に倒すと電源が入ります 2 3 MU SELECT LOCK ボタン FS SEL FS LINK ボタン 制御する USF-1043FS を選択するメニューが表示されます 長押しすると フロントパネル操作がロックされます LOCK 中は オレンジ色に点灯します ロックを解除するには 再度 LOCK ボタンを長押しします USF-1043FS 接続時は機能しません 4 EVENT ボタンイベントメモリ操作に使用します 7 5 ステータスランプ GENLOCK FREEZE TEST SIGNAL 緑点灯 消灯緑点滅 (*1) 緑点灯緑点滅 (*1) 消灯 緑点灯緑点滅 (*1) 消灯 接続先の USF-1043FS の外部同期信号が入力されています 接続先の USF-1043FS の外部同期信号が入力されていません 接続先の USF-1043FS が FREEZE On 状態です 接続先の USF-1043FS が FREEZE Off 状態です 4-2 5-9 5-7 接続先の USF-1043FS の VIDEO または AUDIO のテスト信号が On 状態です 5-8 接続先の USF-1043FS の全ての 6-11 VIDEO と AUDIO のテスト信号が Off 状態です BY-PASS 消灯 USF-1043FS 接続時は機能しません FAN ALARM DC POWER 赤点灯赤点滅 (*1) 消灯 消灯 FA-10RU の冷却ファンに異常があります 電源を切り 必要な場合はファンを交換してください 8-7 冷却ファンは正常に動作しています USF-1043FS は機能しません (*1) 表示方法で 消灯 / 点滅または 点灯 / 点滅の選択ができます 8-6. STATUS LED MODE SETTINGS を参照して設定してください 出荷時は 点灯に設定されています 11

番号名称説明参照 6 表示パネルメニューの表示 / 設定に使用します 7 コントロール (F1-F4) UNITY 8 矢印ボタン 9 メニューボタン メニュー設定に使用します コントロールを回して設定値を変更します 初期値に設定したい場合は UNITY を押します シングル ダブル メニュー内の設定項目移動に使用します ( 移動できる方向の矢印が点灯します ) メニューの移動に使用します ( 移動できる方向の矢印が点灯します ) 設定項目のメニュー選択ボタンです 4-3 4-3-1 4-3-4 2-2. 背面パネル AC100-240V 50/60Hz IN TO MU GPI1 GPI2 GPI3 (10/100/1000BASE-T) 番号名称説明参照 1 TO MU 2 GPI 1-GPI 3 3 FAN 4 5 Ground Terminal AC コードクランプ受け穴 USF-1043FS を制御する LAN 端子です ネットワーク上の機器と IP アドレスが競合しないよう注意し ネットワークに接続してください オプションの FA-AUX30 または 外部の拡張スイッチパネルと接続します FA-10RU 内部の発熱による温度上昇を抑えるためのファンです 内部の空気を吹き出しますので 出口を塞がないように設置してください 停止した場合 前面の FAN ALARM が点灯します FA-10RU を安全に使用して頂くために アースを設置して使用してください AC コードクランプのアンカーをここに挿入してください 6 AC IN AC 電源を入力してください (AC100V-240V 50/60Hz) 3 3-2 8-1 8-2 8-3 10 8-7 12

2-3. 内部の設定 注意 内部の設定は変更しないでください 誤って変更してしまった場合は この章の工場出荷時設定を参照して 正しい設定に戻してください なお 本体ケースを開けて設定や調整を行う場合は 必ず専門の知識もった方が行うか または代理店にご連絡ください 注意 本体内部基板などに触れるときは 感電防止のため 必ず本体の電源スイッチを OFF にしてから 前面パネルおよび後面のユニットを引き抜いてください 静電気による部品の損傷を防ぐため 基板上の部品にはふれないようにしてください 2-3-1. ディップスイッチ設定 GPI OUT1-30 については 10-3. GPI1-GPI3 端子配列 を参照してください ディップスイッチ S3 設定 スイッチ番号初期設定設定 1-8 OFF 設定変更不可 ディップスイッチ S101 設定 スイッチ番号初期設定設定 1-8 OFF OFF:GPI OUT1-8 が オープンコレクタ出力されます ON: GPI OUT1-8 が +5V TTL レベル出力されます ディップスイッチ S102 設定 スイッチ番号初期設定設定 1-8 OFF OFF:GPI OUT9-16 が オープンコレクタ出力されます ON: GPI OUT9-16 が +5V TTL レベル出力されます ディップスイッチ S103 設定 スイッチ番号初期設定設定 1-8 OFF OFF:GPI OUT17-22 が オープンコレクタ出力されます ON: GPI OUT17-22 が +5V TTL レベル出力されます ディップスイッチ S104 設定 スイッチ番号初期設定設定 1-6 OFF 7 OFF 設定変更不可 8 OFF 設定変更不可 OFF:GPI OUT26-30 が オープンコレクタ出力されます ON: GPI OUT26-30 が +5V TTL レベル出力されます 13

VIDEO 1 IN THRU 2 USF-10 40VEA 1 2 3G/HD/SDSDI IN USF-1043FS 1 2 USF-1 08ADA 1 2 SDI IN USF-10 53DDA ANALOG AUDIO 1 2 33 4 4 VIDEO OUT 1 2 33 4 4 3G/HD/SD SDI OUT 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 5 SDI OUT IN 1 OUT 2 3G/HD/SD SDI USF-1013MUX IN 1 OUT 2 3G/HD/SD SDI USF-101 3DEMUX 1 2 3G/HD/SD SDI IN USF-10 43DCC 1 2 11/2 23/4 3 5/6 4 DIGITAL AUDIO IN 11/2 23/4 3 5/6 4 DIGITAL AUDIO OUT 11 22 3 3 4 4 3G/HD/SD SDI OUT 1 2 3 4 7/8 -LTC 1 2 3 4 1 5 2 6 7 8 9 10 VIDEO OUT 1 2 3 4 1 2 VIDEO IN THRU USF-11 00VEA 1 2 1 2 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 TO MU (10/100/1000BASE-T) TO MU (10/100/1000BASE-T) TO MU (10/100/1000BASE-T) TO MU (10/100/1000BASE-T) TO MU (10/100/1000BASE-T) TO MU (10/100/1000BASE-T) GPI1 GPI1 GPI1 GPI1 GPI1 GPI1 GPI2 GPI2 GPI2 GPI2 GPI2 GPI2 LAN A ALARM GPI3 GPI3 GPI3 GPI3 GPI3 GPI3 GENLOCK 1 GENLOCK 2 AC100-240V 50/60Hz IN AC100-240V 50/60Hz IN AC100-240V 50/60Hz IN AC100-240V 50/60Hz IN AC100-240V 50/60Hz IN AC100-240V 50/60Hz IN 3. 接続 3-1. 基本的な接続 USF-212S フレーム 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI OUT 3G/HD/SD SDI OUT 3G/HD/SD SDI OUT 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI OUT 3G/HD/SD SDI OUT 3G/HD/SD SDI OUT 7/8 -LTC 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI OUT 3G/HD/SD SDI OUT 3G/HD/SD SDI OUT LAN 1 LAN 2 SER. NO. AC100-240V 50/60Hz IN 1 AC100-240V 50/60Hz IN 2 USF-212 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI OUT 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS USF-1043FS モジュール x 12 3G/HD/SD SDI OUT 3G/HD/SD SDI IN USF-1043FS 3G/HD/SD SDI OUT LAN1 または LAN2 に接続 FA-10RU 専用 GUI ソフト PC Ethernet ハブ ネットワーク上の IP アドレスが競合しないよう IP アドレスの設定を行ってください IP アドレスの設定方法は 9-2. Network Settings を参照してください 1 台の USF-1043FS に対し 同時に 5 台の FA-10RU から制御することができます 6 台目以降は接続が拒否されます 14

3-2. オプション / 拡張接続 オプション FA-AUX30 との接続 FA-AUX30 GPI1 GPI2 GPI3 FA-AUX30 付属ケーブル 3 FA-10RU AC100-240V 50/60Hz IN TO MU GPI1 GPI2 GPI3 (10/100/1000BASE-T) 製作したスイッチ BOX との接続 FS1 FS2 FS3 FS4 FS5 FS6 FS7 FS8 FS9 FS10 GPI1-GPI3 端子と接続 FA-10RU AC100-240V 50/60Hz IN TO MU GPI1 GPI2 GPI3 (10/100/1000BASE-T) GPI 端子の詳細は 10. GPI インターフェース を参照してください 3-3. PC 環境 (Web ブラウザ制御 ) FA-10RU を Web ブラウザから制御する場合に必要な PC 環境 OS Windows 7 /8.1 Professional (32/64bit) CPU Intel Core 2 Duo processor 2GHz 以上 Web browser Internet Explorer 11 Firefox 63.01 Chrome 70.0.3538.102 Opera 56.0.3.51.99 メモリ 2GB 以上 4GB 以上 ディスプレイ ネットワークポート ネットワークケーブル Windows 10 Professional (32/64bit) Intel Core 2 Duo processor 2GHz 以上 Internet Explorer 11 Firefox 63.01 Chrome 70.0.3538.102 Opera 56.0.3.51.99 解像度 1024 768pixels 以上 フルカラー (24 ビット ) 表示可能であること Ethernet 1 ポート以上 100BASE-TX/1000BASE-T 100BASE-TX: カテゴリ 5 以上 1000BASE-T: カテゴリ 6 またはエンハンストカテゴリ 5 15

4. 前面パネルの操作 4-1. 電源を入れる 全ての機器が正しく接続されたのを確認して電源を入れます 起動中は ALARM ランプを含めランプ類が点灯し 起動が完了すると消灯します USF-1043FS と接続されていない場合 メニューディスプレイには UNIT ID MU SELECT メニューが表示されます - - - U N I T I D M U S E L E C T - - - P 8 0 1 F 1 M a i n U n i t I D : 4 I P A d d r e s s : 1 9 2. 1 6 8. 0. 1 1 P o r t : 5 0 0 00 N A M E : U S F D e f a u l t P u s h F 3 U n i t y S W C o n n e c t t o M a i n U n i t P u s h F 4 U n i t y S W C a n c e l 4-2. USF-1043FS との接続 USF-1043FS との接続には ID 番号 1-100 で選択するユニット ID セレクトモードと USF-1043FS の IP アド レスを指定して選択する IP アドレスセレクトモードの 2 つの方法があります 4-2-1. ユニット ID を使う ユニット ID を使って接続する場合は 予め USF-1043FS を FA-10RU に登録しておいてください 登録については 9-4. Unit ID Assignment を参照してください USF-1043FS と接続する 1) MU SEL ボタンを押すと UNIT ID MU SELECT メニューが表示されます - - - U N I T I D M U S E L E C T - - - P 8 0 1 F 1 M a i n U n i t I D : 4 I P A d d r e s s : 1 9 2. 1 6 8. 0. 1 0 P o r t : 5 0 0 00 N A M E : U S F D e f a u l t P u s h F 3 U n i t y S W C o n n e c t t o M a i n U n i t P u s h F 4 U n i t y S W C a n c e l 2) コントロール F1 を回し Main Unit ID の 1-100 で接続したい USF-1043FS を選択します ( 上の例では 4 が選択されています ) 登録されている IP アドレス TCP ポート番号 Unit Name が表示されます 3) F3 UNITY を押すと 選択した USF-1043FS との接続を開始します 接続を開始すると 自動的に MU CONNECT STATE メニューに移動します 途中で接続をやめる場合は F4 UNITY (Cancel) を押します 設定前の状態に戻ります 4) USF-1043FS と接続すると メニューの State に Connected と表示されます USF-1043FS との接続を切断する コントロール F1 で Disconnect を選択し F3 UNITY を押します 16

4-2-2. IP アドレスを使う USF-1043FS と接続する 1) MU SEL ボタンを押し UNIT ID SEL メニューを表示します 2) 下ダブル矢印ボタンを押し IP ADDRESS MU SELECT メニューを表示します - - - I P A D D R E S S M U S E L E C T - - - P 8 0 2 F1-F4 I P A d d r e s s : 1 9 2. 1 6 8. 0. 1 1 T C P P o r t : 5 0 0 00 N A M E : N A M E : U S F D e f a u l t F 1 t o F 4 I P A d d r e s s s e t P u s h F 3 U n i t y S W C o n n e c t t o M a i n U n i t P u s h F 4 U n i t y S W C a n c e l 3) 1 行目で 接続したい USF-1043FS の IP アドレスを設定します コントロール F1 - F4 を回して設 定します ( ユニット ID が登録されていると Unit Name が表示されます ) 4) 2 行目で USF-1043FS の TCP ポート番号を設定します F1 と F2 を回して設定します (F1 で は 100 ずつ F2 では 1 ずつ増減します ) 出荷時のポート番号は 50000 に設定されています 5) F3 UNITY を押すと 選択した USF-1043FS との接続を開始します 接続を開始すると 自動的に MU CONNECT STATE メニューに移動します 途中で接続をやめる場合は F4 UNITY (Cancel) を押します 設定前の状態に戻ります 6) USF-1043FS と接続すると メニューの State に Connected と表示されます 4-2-3. CONNECT STATE メニュー USF-1043FS との接続状態を MU CONNECT STATE メニューで表示します - - - M U C O N N E C T S T A T E - - - P 8 0 3 I P A d d r e s s : 1 9 2. 1 6 8. 0. 1 0 P o r t : 5 0 0 00 S t a t e : C o n n e c t e d I D : U S F - 1 0 4 3 F S D e f a u l t U n i t N a m e : U S F - 1 0 4 3 F S 項目 IP Address Port State ID Unit Name 説明 USF-1043FS の IP アドレスが表示されます USF-1043FS の TCP ポート番号が表示されます Disconnect: 無接続状態です Connected: 指定した IP アドレスの USF-1043FS に接続状態です No Connection: 指定した USF-1043FS と接続できない状態です Over Limit: 指定した USF-1043FS への接続上限台数 5 台を超えて接続しようとしているため 接続できない状態です 9-4. Unit ID Assignment に登録されている Unit Name が表示されます 登録が無い場合は NO NAME と表示されます USF-1043FS と表示されます 17

R E M O T E C O N T R O L U N I T R E M O T E C O N T R O L U N I T UN ITY UN ITY UNITY UNITY UNITY UNITY UN ITY UN ITY 4-3. 基本操作 この章では FA-10RU の前面メニューの選択 / パラメータ設定等の基本操作の方法について説明します ほとんどのメニューは 基本操作で設定可能ですが 一部基本操作と異なる方法で設定する場合があります 各メニューの説明を参照してください 注意 操作を始める前に 前面の LOCK ボタンがオレンジ点灯していないことを確認してください LOCK ボタンがオレンジ点灯中は 前面パネルがロック状態で操作できません 前面の MU SEL/LOCK ボタンを長押ししてロックを解除してください 基本操作の説明は USF-1043FS との接続が完了しているものとして説明しています USF-1043FS との接続方法は 4-2. USF-1043FS との接続 を参照してください LOCK ボタン ON OFF POW ER MU SEL LOCK FS SEL FS LINK GENLOCK FAN ALARM FREEZE DC POWER TEST SIGNAL DISPLAY AREA F1 F2 F3 F4 PR OC CC 1 2 EMB SE TUP INP UT CLN SW 5 6 A ES GAIN CL IP 3 DWN MIX OUT PUT 7 DE LAY BY-P ASS 4 MAP PING 8 OPT ION EV ENT BY-PASS F A - 1 0 R U A NC 9 ANA LOG 10 SYSTEM 0 STA TUS VID EO AU DIO 4-3-1. メニューを選択する ON OFF POW ER MU SEL LOCK FS SEL FS LINK GENLOCK FAN ALARM FREEZE DC POWER TEST SIGNAL DISPLAY AREA F1 F2 F3 F4 PR OC CC 1 2 EMB SE TUP INP UT CLN SW 5 6 A ES GAIN CL IP 3 DWN MIX OUT PUT 7 DE LAY BY-P ASS 4 MAP PING 8 OPT ION EV ENT BY-PASS F A - 1 0 R U A NC 9 ANA LOG 10 SYSTEM 0 STA TUS VID EO AU DIO メニューボタン メニューを表示するメニューは カテゴリ別に分けられています メニューボタン ( カテゴリ ) を押すと 各カテゴリのトップメニューがディスプレイに表示されます VIDEO/AUDIO 選択ボタン 次のメニューを表示する ( カテゴリ内 ) 二重矢印ボタンが点灯しているときは ボタンを押すと次のメニューが表示されます VIDEO モードと AUDIO モードの切り替えメニューボタン右下の VIDEO/AUDIO ボタンを押す毎に VIDEO 関連メニューか AUDIO 関連メニューかの切り替えをします VIDEO 関連メニュー選択時は 緑色に点灯します AUDIO 関連のメニュー時は オレンジ色に点灯します VIDEO 関連メニュー選択 ( 緑点灯 ) 時は 各メニューボタンのシルク上側の内容が選択可能となります AUDIO 関連メニュー選択 ( オレンジ点灯 ) 時は 各メニューボタンのシルク下側の内容が選択可能となります メニューボタン選択時に複数のページ設定がある場合は 上下ダブル矢印ボタンでメニュー移動して設定を行います 消灯した場合は 移動できません 18

4-3-2. 矢印ボタン操作について 上下ダブル矢印ボタンの操作上下ダブル矢印ボタンを操作すると メニューを移動します 上下シングル矢印ボタンの操作上下シングル矢印ボタンを操作すると 各メニュー内の設定項目を移動します 移動できる設定項目が無くなると 移動方向の上下シングル矢印ボタンが消灯します - - - I N P U T S E L E C T - - - P 1 3 2 5 F 1 P r i m a r y S o u r c e : S D I 1 B a c k u p S o u r c e : S D I 2 C u r r e n t S o u r c e : P r i m a r y C h a n g e o v e r : D i s a b l e L o s s o f V i d e o : B a c k C o l o r B a c k C o l o r : B l a c k F1 を上下シングル矢印ボタンで 設定したいパラメータに移動させます 4-3-3. 設定値の連続確認 上下ダブル矢印ボタンを長押しするとメニューボタンの項目をまたがって上から下へ または下から上へ順次 設定可能なメニューを表示します 表示順序 VIDEO 関連 ( 緑点灯 ) 選択時下ダブル矢印ボタンを押し続けた場合 1 PROC/EMB の VIDEO PROCESS AMPLIFIER から 0 STATUS の OTHER OPTION INFORMATION に向かって順次表示されます 上ダブル矢印ボタンを押し続けた場合は 逆の向きで順次表示されます AUDIO 関連 ( オレンジ点灯 ) 選択時下ダブル矢印ボタンを押し続けた場合 1 PROC/EMB の EMBEDDED AUDIO DEMULTIPLEX から 0 STATUS の EMBEDDED AUDIO OUTPUT STATUS に向かって順次表示されます 上ダブル矢印ボタンを押し続けた場合は 逆の向きで順次表示されます 19

4-3-4. メニュー一覧 メニュー選択ボタン PROC 1 2 EMB CC SETUP CLIP 3 DWN MIX BY-PASS 4 MAPPING 5 INPUT AES 6 CLN SW GAIN 7 OUTPUT DELAY 8 OPTION 9 ANC ANALOG 10 SYSTEM 0 STATUS VIDEO AUDIO - - - V I D E O P R O C E S S A M P L I F I E R -- P 1 3 0 0 F1 V i d e o L e v e l : 1 0 0. 0 % F2 C h r o m a L e v e l : 1 0 0. 0 % F3 B l a c k L e v e l : 0. 0 % F4 H u e : 0. 0 % R E M O T E C O N T R O L U N I T F A - 1 0 R U 上の図の例では 1 PROC/EMB ボタンが押され VIDEO PROCESS AMPLIFIER メニューが表示され ています メニューボタン右下の VIDEO/AUDIO ボタンで VIDEO と AUDIO の切り替えをします このボタンを押す毎に メニューボタンの VIDEO ( 緑点灯 ) と AUDIO ( オレンジ点灯 ) が切り替わります メニ ューボタンラベル上側が VIDEO メニュー 下側が AUDIO メニューです メニューボタン VIDEO メニュー ( 緑点灯 ) AUDIO メニュー ( オレンジ点灯 ) 1 PROC EMB 2 CC SETUP 3 CLIP DWN MIX 4 BY-PASS MAPPING 5 INPUT AES 6 CLN SW GAIN 7 OUTPUT DELAY VIDEO PROCESS AMPLIFIER 機能しません YPbPr CLIP EMBEDDED AUDIO DEMULTIPLEXER EMBEDDED AUDIO MULTIPLEXER EMBEDDED AUDIO POLARITY SAMPLING RATE CONVERTER MONO SUM AUDIO DOWNMIX MODE AUDIO DOWNMIX ASSIGN 機能しません AUDIO REMAPPING 1/2-2/2 INPUT SELECT 機能しません 機能しません 機能しません AUDIO GAIN AUDIO DELAY 8 OPTION 機能しません 機能しません 9 ANC ANALOG 10 SYSTEM 0 STATUS VIDEO AUDIO ANCILLARY MULTIPLEX 3G OUTPUT VIDEO PAYLOAD ID SYNCHRONIZER VIDEO FREEZE VIDEO TEST SIGNAL VIDEO INPUT STATUS MAIN UNIT INFORMATION VIDEO 関連の設定 機能しません AUDIO SYSTEM AUDIO TEST SIGNAL EMBEDDED AUDIO INPUT STATUS AUDIO 関連の設定 20

R E M O T E C O N T R O L U N I T UN ITY UNITY UNITY UN ITY 4-3-5. 設定値の変更 変更したいメニューを選択後 コントロール (F1-F4) を使って設定を変更します ON OFF POW ER MU SEL LOCK FS SEL FS LINK GENLOCK FAN ALARM FREEZE DC POWER TEST SIGNAL DISPLAY AREA F1 F2 F3 F4 PR OC CC 1 2 EMB SE TUP INP UT CLN SW 5 6 A ES GAIN CL IP 3 DWN MIX OUT PUT 7 DE LAY BY-P ASS 4 MAP PING 8 OPT ION EV ENT BY-PASS F A - 1 0 R U A NC 9 ANA LOG 10 SYSTEM 0 STA TUS VID EO AU DIO コントロール F1~F4 メニュータイトル メニュー番号 - - - V I D E O P R O C E S S A M P L I F I E R - - - P 1 3 0 0 F1 V i d e o L e v e l : 1 0 0. 0 % F2 C h r o m a L e v e l : 1 0 0. 0 % F3 B l a c k L e v e l : 0. 0 % F4 H u e : 0. 0 % R E M O T E C O N T R O L U N I T F A - 1 0 R U コントロール F1-F4 の割当 パラメータ 設定値 上図のメニューを表示するには VIDEO/AUDIO ボタンが緑に点灯しているとき (VIDEO メニュー ) に 1 PROC/EMB ボタンを押します 上下シングル矢印ボタンで 設定したい項目へ移動します (F1~F4 が点滅 ) コントロール F1~F4 の周囲が点灯に変わり 設定を変更できます 複数のメニューがあるときは 下ダブルの矢印ボタンを押して次のメニュー画面へ移動します 前のメニュー画面へ戻るときは 上ダブルの矢印ボタンを押します 4-3-6. 初期値に戻す 4 つのコントロール (F1-F4) の下には それぞれ UNITY ボタンがあります メニュー項目が初期値でないときは UNITY が消灯しています UNITY を押すと メニュー項目の値が初期設定に戻り ランプが点灯します 続けて UNITY を押すと初期値に戻す前の値に戻ります UNITY を押すと 初期値に戻り ランプがオレンジに点灯します F1 F2 F3 F4 UNITY UNITY UNITY UNITY 4-3-7. FS の切り替え USF-1043FS 接続時は FS 切替は機能しません 21

5. VIDEO 設定 VIDEO/AUDIO ボタンを押し 緑点灯にします ( オレンジ点灯のときに押すと緑点灯になります ) 各メニューボタン上側の VIDEO メニューが有効になります 5-1. VIDEO PROCESS AMPLIFIER - - - V I D E O P R O C E S S A M P L I F I E R - - - P 1 3 0 0 F1 Video L e v e l : 1 0 0. 0 % F2 C h r o m a L e v e l : 1 0 0. 0 % F3 B l a c k L e v e l : 0. 0 % F4 H u e : 0. 0 % VIDEO AUDIO 1 PROC EMB 項目 初期値 Video Level 100.0% Chroma Level 100.0% Black Level 0.0% Hue 0.0deg. 設定 ( 設定単位 ) 0.0-200.0% (0.1%) 0.0-200.0% (0.1%) -20.0-20.0% (0.1%) -179.8-180.0deg. (0.1 deg.) 説明プロセスのビデオレベルを設定します プロセスのクロマレベルを設定します プロセスのブラックレベルを設定します プロセスの色位相を設定します 5-2. YPbPr CLIP - - - Y P b P r CL I P - - - P 1 322 F 1 W h i t e L e v e l : 1 0 9. 0 % F2 B l a c k L e v e l : - 7.0 % F3 C h r o m a L e v e l : 1 1 3.0% VIDEO AUDIO CLIP 3 DWN MIX 項目 初期値 設定 ( 設定単位 ) 説明 White Clip (Y ホワイトクリップ ) 109.0% 50.0-109.0% (0.1%) Y 信号の上限のクリップを設定します Black Clip (Y ブラッククリップ ) -7.0% -7.0~50.0% (0.1%) Y 信号の下限のクリップを設定します Chroma Clip (PbPr クロマクリップ ) 113.0% 50.0-113.0% (0.1%) PbPr 信号を上下でクリップします 22

5-3. INPUT SELECT - - - I N P U T S E L E C T - - - P 1 3 25 F 1 P r i m a r y S o u r c e : S D I 1 B a c k u p S o u r c e : S D I 2 C u r r e n t S o u r c e : P r i m a r y C h a n g e o v e r : D i s a b l e L o s s o f V i d e o : B a c k C o l o r B a c k C o l o r : B l a c k 5 VIDEO AUDIO INPUT AES 項目初期値設定説明 Primary Source (*1) Backup Source (*1) Current Source (*1) Changeover Loss of Video Back Color SDI1 SDI2 Primary Disable Back Color Black SDI 1 SDI 2 Slot*~ Slot* (*2) Primary Backup Disable Enable Back Color Auto Freeze Color Bar Disable Black Gray Blue 本線の映像信号と 予備の映像信号を選択します SDI1: モジュール背面の SDI1 入力 SDI2: モジュール背面の SDI2 入力 Slot*: USF フレームバス経由で転送される 別の USF-1043FS の映像信号 ( 同じ USF フレームの同列のスロットに実装されているモジュール ) モジュールが処理する映像信号を選択します チェンジオーバー機能を有効にする場合は Enable に設定します Current Source で Primary が選択されていないと Enable に設定できません 入力映像が無くなった場合の出力映像信号を設定します Loss of Video で Back Color 選択時の色を設定します (*1) Changeover が Enable のときは 設定変更できません 変更する場合は Changeover を Disable に してください (*2) 選択可能なスロットは この USF-1043FS モジュールが実装されているスロットによって変わります 映像信号の共有が可能なのは USF フレームの同列のスロットに実装されている USF-1043 モジュール間 です 映像信号の共有が可能なスロットの組み合わせ Slot1, Slot2, Slot3, Slot4 Slot5, Slot6, Slot7, Slot8 Slot9, Slot10, Slot11, Slot12 23

5-4. ANCILLARY MULTIPLEX - - - A N C I L L A R Y M U L T I P L E X - - - P 1 3 5 8 F 1 H A N C : O v e r w r i t e F 2 V A N C : T h r o u g h VIDEO AUDIO ANC 9 ANALOG 項目初期値設定説明 H ANC V ANC Overwrite Through Overwrite Through Delete Through Delete H アンシラリ領域に重畳するデータ ( オーディオ ) を設定します Overwrite: SDI 入力のオーディオを削除し USF-1043FS 内部で処理したオーディオを重畳します オーディオ以外のデータは オーディオの後に重畳されます Through: H アンシラリデータを全て通過させます ( 内部で処理したオーディオデータは重畳されません ) Delete: H アンシラリデータを全て削除し 内部で処理したオーディオを重畳します V アンシラリ領域に重畳するデータを設定します Through: V アンシラリデータを全て通過させます Delete: V アンシラリデータを全て削除します 5-5. VIDEO PAYLOAD ID - - - 3 G O U T P U T V I D E O P L A Y L O A D I D - - - P 1 359 F 1 M o d e : O v e r w r i t e VIDEO AUDIO ANC 9 ANALOG 項目初期値設定説明 Mode Overwrite Overwrite Pass 3G-SDI 信号を出力する場合に 重畳するペイロード ID を選択します Overwrite: SMPTE ST425-1 に準拠したペイロード ID 情報を重畳します Pass: 入力信号が持つペイロード ID 情報を重畳 5-6. SYNCHRONIZER - - - S Y N C H R O N I Z E R - - - P 1 370 F1 S y s t e m F o r m a t : A u t o S y n c M o d e : F r a m e R e f e r e n c e S e l e c t : G e n l o c k 1 S y s t e m P h a s e H: 0 V : 0 V i d e o P o s i t i o n H: 0 V : 0 F r a m e D e l a y : 0 F r a m e VIDEO AUDIO 10 SYSTEM 24

項目初期値設定説明 System Format Sync Mode Reference Select System Phase Video Position Frame Delay Auto Frame Genlock 1 H:0 V:0 0 0 0 Frame Auto 525/60 625/50 1080/59.94i 1080/50i 1080/24PsF 1080/23.98PsF 1080/59.94p(Level-A) 1080/59.94p(Level-B) 1080/50p(Level-A) 1080/50p(Level-B) 720/59.94p 720/50p Frame Line AVDL (*1) Input Genlock 1 Genlock 2 H:-1375~1375 (Clock) V:-563~563 (Line) (*1) H:-100~100(Pixel) V:-100~100(Line) 0~10Frame (*2), (*3), (*4) (*1) 設定有効範囲は各フォーマットによって異なります 詳細は ビデオ位相有効設定範囲表を参照してください USF-1043FS の出力フォーマットを選択します Auto を選択した場合 入力信号と同じ ビデオフォーマットを出力します Auto 以外を設定した場合 指定したビデオフォーマットで出力します 同期モードを選択します Frame (Frame Sync): 同期信号に対して 映像の H/V 方向の引き込みを行います 同期信号と入力映像が同期 / 非同期のどちらでも使用できます Line (1H Line Sync): 同期信号に対して ±1/2H の引き込みを行い 1H 遅延で映像を出力します 同期信号と入力映像が同期している場合に使用できます AVDL (Auto Video Delay Line) : 入力映像を同期信号に対して 1H 遅延で出力します 同期信号と入力映像が同期している場合に使用できます Input (Input Lock): 同期信号の代わりに 入力映像を使って同期します 遅延量は System Phase および Frame Delay を使用して調整可能です (HD: 74MHz SD: 27MHz 単位 ) 最小遅延は次のようになります 3G Level-A: 500clk 3G Level-B: 520clk HD: 500clk SD: 700clk 筐体から供給される 同期信号を選択します 同期信号を基準に 出力映像の位相を調整します 出力映像の水平 (H)/ 垂直位置 (V) を調整します 出力映像のフレームディレイ量を設定します (*2) Sync Mode が Input L Frame Delay が 0 および V Phase が 0 Line H Phase が 400 clk に設定 されていると最小遅延 400 clk になります (*3) Sync Mode が Line, AVDL, Input の場合 Frame Delay および V Position 項目の設定はできません (*4) 5-7. Video Freeze の Video Freeze が On の場合 または 5-3. INPUT SELECT の Loss of Video の Auto Freeze 設定により映像がフリーズ状態の場合には Frame Delay 項目の設定値は動作に反映 されません 詳細は USF-1043FS 遅延量一覧 を参照してください 25

ビデオ位相調整範囲 フォーマット 有効設定範囲 ( 設定単位 ) H Phase [Clock] V Phase [Line] 525/60-858~+858 (1) -263~+263 (1) 625/50-864~+864 (1) -313~+313 (1) 1080/59.94i -1100~+1100 (1) 1080/50i -1320~+1320 (1) 1080/24PsF 1080/23.98PsF -1375~+1375 (1) -563~+563 (1) 1080/59.94p -1100~+1100 (1) 1080/50p -1320~+1320 (1) 720/59.94p -825~+825 (1) 720/50p -990~+990 (1) -375~+375 (1) USF-1043FS 遅延量一覧 フォーマット 遅延量 Line AVDL Input 525/60, 625/50 1H 1H 700 clk 1080/59.94i, 1080/50i 1H 1H 500 clk 1080/24PsF, 1080/23.98PsF 1H 1H 500 clk 1080/59.94p Level-A 1H 1H 500 clk 1080/59.94p Level-B 2H 2H 520 clk 1080/50p Level-A 1H 1H 500 clk 1080/50p Level-B 2H 2H 520 clk 720/59.94p, 720/50p 1H 1H 500 clk 5-7. VIDEO FREEZE - - - V I D E O F R E E Z E - - - P 1 3 7 2 F 1 F r e e z e : O f f F 2 M o d e : F r a m e VIDEO AUDIO 10 SYSTEM 項目初期値設定説明 Freeze Mode Off Frame Off On Frame Odd Even 映像のフリーズ制御です On に設定すると出力映像がフリーズします Frame: フリーズを On にしたとき フレームフリーズします Odd: フリーズを On にしたとき Odd フィールドでフリーズします Even: フリーズを On にしたとき Even フィールドでフリーズします 5-6.SYNCHRONIZER の Sync Mode が Frame 以外の場合 Freeze 項目は自動的に Off になり VIDEO FREEZE メニューは設定できなくなります 26

5-8. VIDEO TEST SIGNAL - - - V I D E O T E S T S I G N A L - - - P 1 3 73 F1 T e s t S i g n a l : O f f VIDEO AUDIO 10 SYSTEM 項目初期値設定説明 Test Signal Off Off 100% Color Bar 75% Color Bar SMPTE Color Bar Ramp 映像テスト信号を出力する場合に設定します 5-9. VIDEO INPUT STATUS - - - V I D E O I N P U T S T A T U S - - - P 1 3 7 9 S D I 1 I n p u t : 1 0 8 0 / 5 9 i S D I 2 I n p u t : 1 0 8 0 / 5 9 i F r o m S l o t 2 : L o s s F r o m S l o t 3 : L o s s F r o m S l o t 4 : L o s s Ref e r e n c e : 5 2 5 / 6 0 C u r r e n t S o u r c e : 1 0 8 0 / 5 9 i ( S D I 1 ) VIDEO AUDIO 0 STATUS 項目 SDI 1 Input SDI 2 Input From Slot Reference Current Source 説明 USF-1043FS 背面の端子に入力されている映像のフォーマットが表示されます USF フレームバス経由で転送される SDI 信号のフォーマットが表示されます 詳しくは 5-3. INPUT SELECT を参照してください Video System の Reference Select で選択した同期信号フォーマットが表示されます Video System の Primary Source で選択した映像のフォーマットが表示されます 5-10. MAIN UNIT INFORMATION - - - M A I N U N I T I N F O M A T I O N - - - P13 9 9 S l o t N o. : 1 S e r i a l N o. : 1 5 9 7 0 0 0 1 S o f t V e r. : 1. 1 2 F P G A V e r. : 1. 1 1 VIDEO AUDIO 0 STATUS 項目 Slot No. Serial No. Soft Ver. FPGA 説明 USF-1043FS が実装されているスロット番号が表示されます 接続している USF-1043FS のシリアル番号が表示されます 接続している USF-1043FS のソフトウエアバージョンが表示されます 接続している USF-1043FS の FPGA バージョンが表示されます 27

6. AUDIO 設定 VIDEO/AUDIO ボタンを押し オレンジ点灯にします ( 緑点灯のときに押すとオレンジ点灯になります ) 各メニューボタン下側の AUDIO メニューが有効になります 6-1. EMBEDDED AUDIO DEMULTIPLEXER - - - E M B E D D E D A U D I O D E M U L T I P L E X ER - - - P 1 4 0 8 F1 A u d i o G r o u p A l i g n m e n t s : D i s a b l e F2 HD/ 3 G - S D I A u d i o C l o c k : A u t o F3 A u d i o E r r o r S e n s e : N o r m a l VIDEO AUDIO 1 PROC EMB 項目初期値設定説明 Audio Group Alignment HD/3G-SDI Audio Clock Audio Error Sense Disable Auto Normal Enable Disable Auto Sync SDI Audio Clock Disable Normal Sensitive オーディオのグループ間で自動位相調整の有効 / 無効を設定します Downmix 機能 ( 6-6. AUDIO DOWN MIX MODE / ASSIGN ) を使用する場合は Enable を推奨します Enable: 位相調整を行います Disable: 位相調整を行いません Enable 設定時の注意オーディオグループ 1 のみ使用している場合 オーディオグループ 2 に不正な音声データが入力されると オーディオグループ 1 に悪影響を与える可能性があります HD/3G-SDI 信号入力時のエンベデッドオーディオの受信クロックを設定します Auto: エンベデッドオーディオに含まれる音声クロック位相情報を使用して グループ毎に 同期または非同期として音声を分離します 音声クロック位相情報に異常がある場合や ジッタ量が大きい場合は 自動的に同期音声として処理します Sync SDI: エンベデッドオーディオに含まれる音声クロック位相情報を使用せず 全グループ常に同期音声として音声を分離します Non-PCM などの非同期オーディオは正常に分離できませんので注意してください Audio Clock: エンベデッドオーディオに含まれる音声クロック位相情報を使用して グループ毎に 同期または非同期として音声を分離します 音声位相情報が不正な場合は エンベデッド音声の分離が正常にできませんので注意してください USF-1043FS は 入力信号切り替え等によるオーディオステータス変化を検出し 自動でフェードしながらミュートを行うことができます Disable: オーディオステータス検出によるミュート動作を全て禁止します 通常は使用しません Normal:SDI 信号の切り替え ADP (Audio Data Packet) 変化 DBN(Data Block Number) の切り替えを検出するとミュートを行います 通常はこの設定を使用します Sensitive: 上記に加え チャネルステータス EDP (Extended Data Packet) 変化 (SD-SDI のみ ) の切り替えを検出するとミュートを行います 28

6-2. EMBEDDED AUDIO MULTIPLEXER - - - E M B E D D E D A U D I O M U L T I P L E X ER - - - P 1 4 11 F1 G r o u p 1 : E n a b l e F2 C l o c k : A u t o G r o u p 2 : E n a b l e C l o c k : A u t o G r o u p 3 : E n a b l e C l o c k : A u t o G r o u p 4 : E n a b l e C l o c k : A u t o VIDEO AUDIO 1 PROC EMB 項目初期値設定説明 Group1 Group2 Group3 Group4 Group1 Clock Group2 Clock Group3 Clock Group4 Clock Enable Auto Auto Auto Auto Enable Disable Auto Reference CH 1/2 CH 3/4 Auto Reference CH 5/6 CH 7/8 Auto Reference CH 9/10 CH 11/12 Auto Reference CH 13/14 CH 15/16 SDI にオーディオを重畳するかどうかを設定します Disable: オーディオを重畳しません Enable: オーディオを重畳します SDI 出力にオーディオをエンベデッドするときに使用する オーディオクロックを選択します Auto: 下記のクロックが自動的に選択されます 1 つのチャネルペアが NON-PCM オーディオのときは そのチャンネルペアのクロックチャネルペアが 2 つとも NON-PCM オーディオのときは 若い方のチャネルペアのクロックチャネルペアが 2 つとも PCM オーディオのときは 出力ビデオに同期したクロック Reference: 出力ビデオに同期したクロックを使用します (SRC 出力に同期 ) CH 1/2-15/16: 指定したチャンネルペアのクロックを使用します SD-SDI の場合 設定にかかわらず常に Reference clock 動作となります 6-3. EMBEDDED AUDIO POLARITY - - - E M B E D D E D A U D I O P O L A R I T Y - - - P 1 4 1 5 C H C H C H CH F2-F4 1 : N O R M 2 : N O R M 3 : N O R M 4 : N O R M 5 : N O R M 6 : N O R M 7 : N O R M 8 : N O R M 9 : N O R M 1 0 : N O R M 1 1 : N O R M 1 2 : N O R M 1 3 : N O R M 1 4 : N O R M 1 5 : N O R M 1 6 : N O R M VIDEO AUDIO 1 PROC EMB 項目初期値設定説明 CH1-CH16 NORM NORM (Normal) INV (Invert) オーディオ入力チャネルの極性を選択します 6-4. SAMPLING RATE CONVERTER - - - S A M P L I N G R A T E C O N V E R T E R - - - P 1 4 20 F 1 C H 1 / 2 : A u t o F 2 C H 3 / 4 : A u t o C H 5 / 6 : A u t o C H 7 / 8 : A u t o C H 9 / 1 0 : A u t o C H 1 1 / 1 2 : A u t o C H 1 3 / 1 4 : A u t o C H 1 5 / 1 6 : A u t o 2 VIDEO AUDIO CC SETUP 29

項目初期値設定説明 CH1/2- CH15/16 Auto Auto SRC In Bypass SRC 回路の通過 / バイパスをチャネルペア毎に設定します Auto: Non-PCM オーディオを除くオーディオを SRC 回路に送ります Non-PCM オーディオは自動的に SRC 回路をバイパスします SRC In: Non-PCM オーディオを含むすべてのオーディオを SRC 回路に送ります Non-PCM オーディオが SRC 回路を通過すると 正常に出力できませんので注意してください By-pass: オーディオを SRC 回路に送りません Non-PCM オーディオとして使用する場合や常に Non-PCM 信号が入力される場合には Bypass に設定してください またこの場合 重畳する各オーディオグループの基準となる同期クロックを選択してください ( 6-2.EMBEDDED AUDIO MULTIPLEXER ) 6-5. MONO SUM - - - M O N O S U M 1 / 2 - - - P 1 4 24 F 1 C H 1 / 2 : S t e r e o F2 C H 3 / 4 : S t e r e o C H 5 / 6 : S t e r e o C H 7 / 8 : S t e r e o C H 9 / 1 0 : S t e r e o C H 1 1 / 1 2 : S t e r e o C H 1 3 / 1 4 : S t e r e o C H 1 5 / 1 6 : S t e r e o 2 VIDEO AUDIO CC SETUP 項目初期値設定説明 CH1/2 CH15/16 Stereo Stereo Monaural CH ペア信号を Mono Sum で出力する場合 Monaural に設定します 6-6. AUDIO DOWNMIX MODE / ASSIGN - - - A U D I O D O W N M I X M O D E - - - P 1 4 32 F 1 M o d e : S t e r e o F 2 C e n t e r M i x L e v e l : - 3 d B F 3 S u r r o u n d M i x L e v e l : - 3 d B F 4 M a s t e r L e v e l : - 3 d B VIDEO AUDIO CLIP 3 DWN MIX - - - A U D I O D O W N M I X A S S I G N - - - P 1 4 33 F 1 L e f t C H : S R C C H 1 R i g h t C H : S R C C H 2 C e n t e r C H : S R C C H 3 L e f t S u r r o u n d C H : S R C C H 5 R i g h t S u r r o u n d C H : S R C C H 6 項目初期値設定説明 Mode Center Mix Level Stereo -3dB Stereo Surround Monaural -3dB -4.5 db -6dB ダウンミックスの動作モードを選択します C ( センターチャネル ) のレベルを指定します センターチャネルの出力レベルをダウンミックス前と同じにする場合は -3dB を選択してください センターチャネルが左右各チャネルにミックスされた時 音量的に大きく聞こえる場合があります そのような場合は -4.5dB または -6dB を選択してください 30

Surround Mix Level Master Level -3dB -3dB -3dB -6dB -9dB 0-3dB 0dB Auto Ls/Rs ( サラウンドチャネル ) のレベルを指定します 0 に設定すると ミックスの対象から外されます ダウンミックス信号全体のレベルを指定します Auto に設定すると Down MIX Master Level は Down Mix Mode と Surround Mix Level によって 変化します (*1) (*1) Master Level を Auto に設定した場合 オーディオレベルは次表のようになります Downmix Mode Surround Mix Level -3dB -6dB -9dB 0 (- db) Stereo 約 -7.7dB 約 -6.9dB 約 -6.3dB 約 -4.6dB Surround 約 -9.9dB 約 -8.7dB 約 -7.7dB 約 -4.6dB Monaural 約 -12.9dB 約 -12.0dB 約 -11.4dB 約 -9.5dB 項目初期値設定説明 Left CH Right CH Center CH Surround Left CH Surround Right CH SRC CH1-3 SRC CH5-6 CH1-16 Silence Downmix 処理部へ入力するオーディオソースを選びます 6-7. AUDIO REMAPPING 1/2-2/2 - - - A U D I O REMAPPING 1 / 2 - - - P 1 4 38 C H A s s i g n S o u r c e C H A s s i g n S o u r c e 1:SRC CH1 2 : S R C CH2 3:SRC CH3 4 : S R C CH4 5:SRC CH5 6 : S R C CH6 7:SRC CH7 8 : S R C C H 8 VIDEO AUDIO BY-PASS 4 MAPPING - - - A U D I O REMAPPING 2 / 2 - - - P 1 4 39 C H A s s i g n S o u r c e C H A s s i g n S o u r c e F1 9:SRC CH9 F 2 1 0 : S R C CH10 1 1 : S R C CH11 1 2 : S R C CH12 1 3 : S R C CH13 1 4 : S R C CH14 1 5 : S R C CH15 1 6 : S R C CH16 項目初期値設定説明 CH1 CH16 SRC CH1-16 SRC CH1-16 Silence 500Hz Tone 1KHz Tone Downmix-L Downmix-R SDI 出力に重畳する音声信号を選択します 31

6-8. AUDIO GAIN - - - A U D I O G A I N - - - P 1 4 5 8 C H ( d B ) C H ( d B ) C H ( d B ) C H ( d B ) 1 : 0. 0 2 : 0. 0 3 : 0. 0 4 : 0. 0 5 : 0. 0 6 : 0. 0 7 : 0. 0 8 : 0. 0 9 : 0. 0 1 0 : 0. 0 1 1 : 0. 0 1 2 : 0. 0 1 3 : 0. 0 1 4 : 0. 0 1 5 : 0. 0 1 6 : 0. 0 M a s t e r G a i n : 0. 0 d B VIDEO AUDIO CLN SW 6 GAINI 項目 CH1-16 Master Gain 初期値 0.0dB 0.0dB 設定範囲 ( 設定単位 ) -20.0~+20.0 db (0.1 db) -20.0 ~+20.0 db (0.1 db) 説明 エンベデッドオーディオの各チャネルの出力ゲインを設定します エンベデッドオーディオの全チャネルの出力オフセットを設定します 6-9. AUDIO DELAY - - - A U D I O D E L A Y - - - P 1 4 6 5 C H ( m s e c ) C H ( m s e c ) C H ( m s e c ) C H ( m s e c ) F1-F4 1 : 5 2 : 5 3 : 5 4 : 5 5 : 5 6 : 5 7 : 5 8 : 5 9 : 5 1 0 : 5 1 1 : 5 1 2 : 5 1 3 : 5 1 4 : 5 1 5 : 5 1 6 : 5 M a s t e r : 5 ms 7 VIDEO AUDIO OUTPUT DELAY 項目初期値設定範囲説明 CH1-CH16 5 5ms -1000ms Master 5 5ms -1000ms オーディオソースチャネルのディレイ量を設定します オーディオソース 16 チャネルすべてのディレイ量を一括で設定します 6-10. AUDIO SYSTEM AUDIO SYSTEM メニューの設定は 全てのオーディオチャネル共通です - - - A U D I O S Y S T E M - - - P 1 4 7 7 F 1 R e f e r e n c e L e v e l : - 2 0 d B F S G r a d e : P r o f e s s i o n a l R e s o l u t i o n : 2 4 b i t S i l e n c e T i m e : 2 s e c S i l e n c e L e v e l : - 7 2 d b F S VIDEO AUDIO 10 SYSTEM 項目初期値設定説明 Reference Level Grade Resolution -20 dbfs Professional 24 bit -18 dbfs -20 dbfs Professional Consumer 16 bit 20 bit 24 bit Silence Time 2 sec 1 10 sec デジタルオーディオの基準レベルを選択します デジタルオーディオの品質を選択します Professional: 放送用 Consumer: 民生用 デジタルオーディオ出力信号のビット深度を選択します オーディオを無音と判断するまでの時間を設定します 32

Silence Level (Digital) -72 dbfs -72 dbfs -66 dbfs -60 dbfs -54 dbfs -48 dbfs デジタルオーディオが Silence と判断するオーディオレベルを設定します 6-11. AUDIO TEST SIGNAL/MUTE - - - A U D I O T E S T S I G N A L / M U T E - - - P 1 4 7 8 F 1 M a s t e r M u t e : D i s a b l e F 2 A U D I O T E S T S I G N A L : O f f VIDEO AUDIO 10 SYSTEM 項目初期値設定説明 Master Mute AUDIO TEST SIGNAL Off Off Off On Off 500Hz Tone 1kHz Tone On に設定すると内部処理される全てのオーディオチャネルを Mute します 全チャネルに内蔵のオーディオテスト信号を出力します 6-12. EMBEDDED AUDIO INPUT STATUS - - - E M B E D D E D A U D I O I N P U T S T A T U S - - - P 1 4 8 0 C H C H C H C H 1 : L o s s 2 : L o s s 3 : L o s s 4 : L o s s 5 : L o s s 6 : L o s s 7 : L o s s 8 : L o s s 9 : L o s s 1 0 : L o s s 1 1 : L o s s 1 2 : L o s s 1 3 : L o s s 1 4 : L o s s 1 5 : L o s s 1 6 : L o s s S : S i l e n c e N P : N o n - P C M A : A s y n c VIDEO AUDIO 0 STATUS 33

7. イベントメモリ FA-10RU は 100 個のイベントデータを保存 / 呼び出しすることができます また 制御中の USF-1043FS に保存されている 10 個のイベントデータに対しても 保存 / 呼び出しが可能です メインユニットのデータは 機種毎に別々のメモリ領域に保存されます 同時に操作できるのは 1 つの機種のデータだけです USF-106UDC-12G, USF-106DC-12G と USF-1043FS は 同一の保存メモリ領域を兼用して使用しています 従って どちらか一方の機種しか使用する事ができません 購入時は USF-106UDC-12G, USF-106DC-12G に設定されています イベントメモリ機種変更を行うと保存されている内容は全て破棄されます 機種変更する場合は 十分注意してから行ってください イベントメモリ機種変更は 8-4.USF SERIES EVENT SETTING を参照してください 7-1. LOAD EVENT MEMORY - - - L O A D E V E N T M E M O R Y - - - P 8 1 1 F 1 L o a d M o d e : A l l D a t a F 2 U n i t : F A - 1 0 R U F 3 N o : 0 N a m e : D e f a u l t P r e s s F 4 U N I T Y t o s t a r t l o a d i n g EVENT 項目初期値設定説明 Load Mode All Data All Data Unit FA-10RU FA-10RU (*1) USF-1043FS No 0 0-100 (*2) F4 UNITY - - USF-1043FS の場合は ALL Data のみです イベントが保存されているユニットを選択します 呼び出すイベント番号を選択します 0 を指定すると 初期値が呼び出しされます Name には 各イベント番号に対する名称が表示されます Unit に USF-1043FS を設定している場合イベント番号に対する名称は表示されません F4 UNITY を押して 指定したイベントをロードします 呼び出し中は Loading event memory と表示されます (*1) イベントメモリの保存領域設定を USF-106UDC/DC-12G に設定している場合は FA-10RU に USF-1043FS のイベント保存はできません イベントメモリの保存領域設定は 8-4.USF SERIES EVENT SETTING を参照してください FA-10RU のイベント名称設定は 9-5. Event Naming を参照してください (*2) Unit を UF-1043FS に設定している場合は 0~10 になります 34

7-2. SAVE EVENT MEMORY - - - S A V E E V E N T M E M O R Y - - - P 8 1 2 F 1 U n i t : F A - 1 0 R U F 2 N o : 1 N a m e : E V E N T 1 P r e s s F 3 U N I T Y t o s t a r t s a v i n g EVENT 項目初期値設定説明 Unit FA-10RU FA-10RU (*1) USF-1043FS No 1 1-100 (*2) F3 UNITY - - イベントを保存するユニットを選択します 保存するイベント番号を選択します Name には 各イベント番号に対する名称が表示されます F4 UNITY を押して 指定したイベント番号に現在の設定を保存します 保存中は Saving event memory と表示されます (*1) イベントメモリの保存領域設定を USF-106UDC/DC-12G に設定している場合は FA-10RU に USF-1043FS のイベント保存はできません イベントメモリの保存領域設定は 8-4.USF SERIES EVENT SETTING を参照してください FA-10RU のイベント名称設定は 9-5. Event Naming を参照してください (*2) Unit を UF-1043FS に設定している場合は 0~10 になります 7-3. イベントメモリに保存されないデータ Changeover 設定 ( 5-3. INPUT SELECT 参照 ) Maser Mute 設定 ( 6-11.AUDIO TEST SIGNAL/MUTE 参照 ) 35

8. FA-10RU の SYSTEM メニュー MU SELECT ボタンを押した後 10 SYSTEM ボタン ( 赤点灯時 ) を押すとメニューが表示され FA-10RU の GPI 機能設定 前面表示設定とバージョンが確認できます 8-1. LOAD GPI INPUT PATTERN パターンを使って GPI 機能を一括 (10 入力 /10 出力 ) で設定します GPI 端子の配置については 10-3. GPI1-GPI3 端子配列 を参照してください 機能の一括パターンについては 10-2. GPI Input Pattern 一覧 を参照してください 端子毎に変更する場合は 8-2-1. Setting 1-4 設定の詳細 を参照してください - - - L O A D G P I I N P U T P A T T E R N - - - P 8 2 1 F 1 G P I 1 B L O C K : N o n e F 2 G P I 2 B L O C K : N o n e F 3 G P I 3 B L O C K : N o n e P r e s s F 4 U N I T Y t o s t a r t p a t t e r n l o a d i n g MU SEL LOCK 10 SYSTEM 項目設定説明 GPI1 BLOCK GPI2 BLOCK GPI3 BLOCK --- None MU Select Process (FS1-FS10) Video Level (FS1-FS10) Chroma Level (FS1-FS10) Setup/Black (FS1-FS10 Hue (FS1-FS10) Freeze (FS1-FS10) Audio Gain (FS1-FS10) Audio Delay (FS1-FS10) Event (No1-10 Load) Event (No1-10 Save) Event (No1-5 Load/Save) Menu3-4 Select 同上 同上 GPI 入出力 1-10 に 機能パターンを適用します ( 10-2. GPI Input Pattern 一覧 参照 ) GPI 入出力 11-20 に 機能パターンを適用します ( 10-2. GPI Input Pattern 一覧 参照 ) GPI 入出力 21-30 に 機能パターンを適用します ( 10-2. GPI Input Pattern 一覧 参照 ) 8-2. GPI INPUT PORT FUNCTION 各 GPI 入力端子の機能を設定します - - - G P I I N P U T P O R T F U N C T I O N - - - P 8 2 2 F 1 P o r t : G P I 1 P O R T 1 ( F A - A U X 3 0 L e f t B l o c k ) S e t t i n g 1 : N o n e S e t t i n g 2 : N o n e S e t t i n g 3 : N o n e S e t t i n g 4 : N o n e MU SEL LOCK 10 SYSTEM 上下矢印ボタンで 設定したい項目を選択します 選択中の項目は F1 - F4 が点滅表示します 36

DC POWER VIDEO IN USF-10 40VEA TO MU THRU 1 2 3G/HD/SDSDI IN USF-1043FS USF-1 08ADA SDI IN USF-10 53DDA (10/100/1000BASE-T) ANALOG AUDIO 1 2 VIDEO OUT 1 2 3G/HD/SD SDI OUT 1 2 3 4 5 SDI OUT GPI1 3 3 4 4 IN OUT 3G/HD/SD SDI USF-1013MUX IN OUT 3G/HD/SD SDI USF-101 3DEMUX 1 2 3G/HD/SD SDI IN USF-10 43DCC GPI2 1/2 3/4 5/6 DIGITAL AUDIO IN 1/2 3/4 5/6 DIGITAL AUDIO OUT 1 2 3G/HD/SD SDI OUT 3 4 7/8 -LTC 7/8 -LTC GPI3 5 6 7 VIDEO OUT VIDEO IN USF-11 00VEA THRU 1 8 9 2 3 10 4 LAN 1 LAN 2 LAN A ALARM GENLOCK 1 GENLOCK 2 USF-212 AC100-240V 50/60Hz IN 項目初期値設定説明 Port Setting1 Setting4 GPI1 Port 1 (FA-AUX30 Left Block) None GPI1 Port 1-10 (FA-AUX30 Left Block) GPI2 Port11-20 (FA-AUX30 Center Block) GPI3 Port21-30 (FA-AUX30 Right Block) 8-2-1. Setting1-4 設定の詳細 を参照してください GPI 入力端子を選びます 現在割り当てられている機能が Setting1-4 に表示されます 機能を変更します USF frame Port1 Port11 Port21 SER. NO. AC100-240V 50/60Hz IN 1 AC100-240V 50/60Hz IN 2 GPI1 GPI2 GPI3 HUB FA-AUX30 AUXILIARY UNIT FA-AUX30 FA-10RU 8-2-1. Setting 1-4 設定の詳細 Setting 1-4 組合せ一覧表 網掛けは USF-1043FS で使用できない設定です No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 1 None --- --- --- 2 MU Select Menu Disconnected ID1-ID100 None, FS1 FS2-FS10 3 FS Select FS1-FS10 --- --- 4 Video Process 5 Color Corrector 6 Freeze (Mode) 7 Freeze (On/Off) 8 By-pass 9 Audio Gain (Embedded) 10 Audio Gain (AES) Video Process Amplifier Video Level Chroma Level Setup/Black level Hue Color Correction White Level Black Level Gamma Level Menu Frame Odd Even On Off On/Off Menu On Off On/Off Menu, FS1 FS2-FS10 Menu Option Slot A-D Menu, FS1 FS2-FS10 Menu, FS1 FS2-FS10 None, FS1 FS2-FS10 None, All, FS1 FS2-FS10 All, FS1-FS10 --- --- --- --- --- --- --- 11 Audio Gain (Analog) --- --- --- None Menu None Menu None Menu 37

12 Audio Delay (Embedded) 13 Audio Delay (AES) 14 Audio Delay (Analog) 15 Time Code 16 Clean Switch 17 Video Test Signal 18 Audio Test Signal (Embedded) 19 Audio Test Signal (AES) 20 Audio Test Signal (Analog) 21 All Audio Test Menu, FS1 FS2-FS10 Menu Start Stop Reset Preset Menu --- Video Test Signal (Off) Video Test Signal (100% CB) Video Test Signal (75% CB) Video Test Signal (SMPTE CB) Video Test Signal (RAMP) Menu --- Audio Test Signal (Off) Audio Test Signal (500Hz) Audio Test Signal (1kHz) Menu Audio Test Signal (Off) Audio Test Signal (500Hz) Audio Test Signal (1kHz) --- --- None, Menu All, FS1 FS2-FS10 FS1 FS2-FS10 --- On On/Off 22 GPI Lock On, Off, On/Off --- --- 23 Memory Load 24 Memory Save Event Salvo Event Salvo 25 Menu Move P000-P1499 Menu, Default, No1-100 Menu, No1-100 None, FS1 FS2-FS10 None FS1 LTC FS1 VITC FS1 LTC & VITC FS2 LTC FS2 VITC FS2 LTC & VITC --- On On/Off On (with Menu Move) On/Off (with Menu Move) --- On On/Off On (with Menu Move) On/Off (with Menu Move) --- None Menu FA-10RU, MU FA-10RU, MU None, Line1-Line8 26 Color Corrector Split Off, Mode1-3 None, FS1-FS10 None, Menu 27 Dynamic Range Converter On, Off, On/Off None, FS1, FS2 None, Menu 28 Input Color Space 29 Output Color Space Rec. ITUR BT.709 Rec. ITUR BT.2020 User1-5 Rec. ITUR BT.709 Rec. ITUR BT.2020 User1-5 None FS1-FS5 None FS1-FS5 None, Menu None, Menu 30 Input Gamma (EOTF) Pattern0-13 None, FS1-FS5 None, Menu 31 Output Gamma (OETF) Pattern0-13 None, FS1-FS5 None, Menu None No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 1 None --- --- --- GPI の入力端子機能設定です Setting1 を None に設定した場合 機能無しに設定されます GPI 入力端子がメイクしても何も動作しません 38

MU Select No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 2 MU Select Menu Disconnect ID1-ID100 None FS1 Setting1 を MU Select に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Setting2 で指定される ID1 から ID100 に登録されている USF-1043FS に接続されます Setting2 で Menu を選択した場合は UNIT ID MU SELECT メニューを表示します 接続は変更されま せん Disconnect を指定した場合は 切断状態にします ID1-ID100 の詳細は 4-2-1. ユニット ID セレクトモードでの接続 を参照してください --- Video Process No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 4 Video Process Video Process Amplifier Video Level Chroma Level Setup/Black level Hue Menu FS1 Setting1 を Video Process に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Setting2 で指定されるメニュー に切り替えます 詳細は 5-1. VIDEO PROCESS AMPLIFIER を参照してください --- Freeze No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 6 Freeze (Mode) 7 Freeze (On/Off) Menu Frame Odd Even On Off On/Off Menu FS1 None FS1 None Menu None Menu Setting1 を Freeze に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Setting2 で指定される Freeze 動作を 切り替えます Frame, Odd, Even は Freeze のモードを変更し On, Off, On/Off は Freeze の On/Off を制御します On/Off を選択した場合は GPI がメイクする毎に Freeze On と Off を繰り返しま す メイクと同時にメニュー表示を切り替えたい場合は Setting4 で Menu を設定します FS をメニュー表示の みを切り替えたい場合は Setting3 を None に設定し Setting4 を Menu に設定します 詳細は 5-7. VIDEO FREEZE を参照してください Audio Gain (Embedded) No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 9 Audio Gain (Embedded) Menu FS1 --- --- Setting1 を Audio Gain (Embedded) に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Audio Gain (Embedded) メニューに切り替えます 詳細は 6-8. AUDIO GAIN を参照してください Audio Delay (Embedded) No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 12 Audio Delay (Embedded) Menu FS1 --- --- Setting1 を Audio Delay (Embedded) に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Audio Delay (Embedded) メニューに切り替えます 詳細は 6-9. AUDIO DELAY を参照してください 39

Video Test Signal No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 17 Video Test Signal Menu --- --- Video Test Signal (Off) Video Test Signal (100% CB) Video Test Signal (75% CB) Video Test Signal (SMPTE CB) Video Test Signal (RAMP) FS1 None Menu On On/Off On (with Menu Move) On/Off (with Menu Move) Setting1 を Video Test Signal に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Setting2 で指定されるビデ オテスト信号を発生します Menu 切り替えの場合は Menu を選択します Setting4 で On/Off (with Menu Move) を選択した場合 GPI 入力端子がメイク毎に On/Off を繰り 返します 詳細は 5-8. VIDEO TEST SIGNAL を参照してください Audio Test Signal (Embedded) No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 18 Audio Test Signal (Embedded) Menu --- --- Audio Test Signal (Off) Audio Test Signal (500Hz) Audio Test Signal (1kHz) FS1 None Menu On On/Off On (with Menu Move) On/Off (with Menu Move) Setting1 を Audio Test Signal (Embedded) に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Setting2 で指定されるオーディオテスト信号を発生します Menu 切り替えの場合は Menu を選択します Setting4 で On/Off (with Menu Move) を選択した場合 GPI 入力端子がメイク毎に On/Off を繰り 返します 詳細は 6-11. AUDIO TEST SIGNAL を参照してください GPI Lock No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 22 GPI Lock On Off On/Off --- --- Setting1 を GPI Lock に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Setting2 に従って 全 GPI 入力が Lock On または Lock Off となります Setting2 で On/Off を指定した場合 メイク毎に On/Off を繰り返 します Memory Load No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 23 Memory Load Event Menu Default No1-100 FA-10RU MU Setting1 を Memory Load に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Setting2-4 で指定されるメモリ の内容をロードします 詳細は 7-1. LOAD EVENT MEMORY を参照してください Setting3 には メモリ番号を指定します (Menu 切り替えの場合は Menu を選択します ) Setting4 には データを保持しているユニットを指定します Memory Save No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 24 Memory Save Event Menu No1-100 FA-10RU MU Setting1 を Memory Save に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Setting2-4 で指定されるメモリ 40

に 設定を保存します 7-2. SAVE EVENT MEMORY を参照してください Setting3 には メモリ番号を指定します (Menu 切り替えの場合は Menu を選択します ) Setting4 には 保存先のユニットを指定します Menu Move No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4 25 Menu Move P000-P1499 None FS1 None Line1-Line8 Setting1 を Menu Move に設定し GPI 入力端子がメイクした場合 Setting2-4 で指定されるメニューに 表示を切り替えます Setting2 には メニュー番号を指定します Setting4 には 切り替え先のメニューの Line 番号を指定します 表示画面の上から順に Line1, Line2 Line8 となります 8-2-2. GPI OUTPUT PORT FUNCTION GPI 出力端子の機能を設定します - - - G P I O U T P U T B R I G H T N E S S - - - P 8 2 3 F 1 G P I B L O C K : G P I 1 ( F A - A U X 3 0 L e f t B l o c k ) F 2 P o r t 1 : 5 0 F 3 P o r t 2 : 5 0 P o r t 3 : 5 0 P o r t 4 : 5 0 P o r t 5 : 5 0 P o r t 6 : 5 0 P o r t 7 : 5 0 P o r t 8 : 5 0 P o r t 9 : 5 0 P o r t 1 0 : 5 0 F 4 A l l P o r t S e t t i n g MU SEL LOCK 10 SYSTEM 網掛けの設定は USF-1043FS 接続時は 機能しません 項目初期値設定説明 Port Setting Polarity GPI1 Port 1 (FA-AUX30 Right Block) None Normal GPI1 Port 1-10 (FA-AUX30 Left Block) GPI2 Port11-20 (FA-AUX30 Center Block) GPI3 Port21-30 (FA-AUX30 Right Block) None Follow GPI In Setting All DC/FAN Alarm FA-10RU FAN Alarm MU/FA-10RU FAN Alarm MU FAN1-4 Alarm DC Power Alarm DC Power 1-2Alarm Reference Input Video Status FS1 Input Video Status FS2-10 Input Video Status FS1-10 Input Audio Status Option A -D Input Audio Status Normal Invert GPI 出力端子を選択します ピンに割り当てる機能を選びます 詳細は 8-2-3. GPI OUTPUT 機能詳細 を参照してください GPI OUT の出力論理を設定します FA-AUX30 と接続する場合は Normal に設定してください 41

8-2-3. GPI OUTPUT 機能詳細 網掛けの設定は USF-1043FS 接続時は 機能しません 機能設定 None Follow GPI In Setting All DC/FAN Alarm (*1) FA-10RU FAN Alarm MU/FA-10RU FAN Alarm (*1) MU FAN1-4 Alarm (*1) DC Power Alarm (*1) DC Power 1-2 Alarm (*1) Reference Input Video Status (*1) FS1 Input Video Status (*1) FS2-10 Input Video Status (*1) FS1 Input Audio Status *1 FS2-10 Input Audio Status Option A-D Input Audio Status 説明 何も出力しません 入力で指定されたポートの内容を出力します FA-10RU の FAN に異常が検出された場合に出力します FA-10RU の FAN に異常が検出された場合に出力します FA-10RU の FAN に異常が検出された場合に出力します USF-1043FS 接続時は機能しません USF-1043FS 接続時は機能しません USF-1043FS 接続時は機能しません 同期信号が無くなった場合に出力されます USF-1043FS の映像入力信号が無くなった場合に出力されます FS2-FS10 を選んでも 何も出力されません USF-1043FS 接続時は 入力音声信号がなくなった場合に出力されます USF-1043FS 接続時は機能しません (*1) メインユニットと接続していないときは正常として出力されます 8-3. GPI OUTPUT BRIGHTNESS - - - G P I O U T P U T B R I G H T N E S S - - - P 8 2 4 F 1 G P I B L O C K : G P I 1 ( F A - A U X 3 0 L e f t B l o c k ) F 2 P o r t 1 : 5 0 F 3 P o r t 2 : 5 0 P o r t 3 : 5 0 P o r t 4 : 5 0 P o r t 5 : 5 0 P o r t 6 : 5 0 P o r t 7 : 5 0 P o r t 8 : 5 0 P o r t 9 : 5 0 P o r t 1 0 : 5 0 F 4 A l l P o r t S e t t i n g MU SEL LOCK 10 SYSTEM 項目初期値設定説明 GPI BLOCK Port1 Port10 GPI1 (FA-AUX30 Left Block) GPI1 (FA-AUX30 Left Block) GPI2 (FA-AUX30 Center Block) GPI3 (FA-AUX30 Right Block) 50 0-255 GPI 出力端子のブロックを選びます 出力ポート毎に LED の明るさを調整します 0-255: 暗い - 明るい F4 UNITY を押すと全ての明るさが初期値に設定されます 8-4. USF SERIES EVENT SETTING - - - U S F S E R I E S E V E N T S E T T I N G - - - P 8 3 0 F 1 U N I T S E L E C T : U S F - 1 0 6 U D C / D C - 1 2 G P u s h F 2 U n i t y t o a p p l y s e t t i n g MU SEL LOCK 10 SYSTEM 42

項目初期値設定説明 UNIT SELECT USF-106UDC/DC-12G USF-106UDC/DC-12G USF-1043FS イベントメモリに使用する機種を設定します 設定を変更する場合 F2 Unity ボタンを押します 注意 UNIT SELECT を変更すると変更前のデータは全て消去されます 変更する場合は 十分注意して変更してください 8-5. FRONT PANEL SETTINGS - - - F R O N T P A N E L S E T T I N G S - - - P 8 3 1 F 1 V F D B r i g h t n e s s : 5 0. 0 % V F D A u t o O f f : D i s a b l e L E D B r i g h t n e s s : L e v e l 4 FA-10RU B u z z e r : E n a b l e G P I B u z z e r : E n a b l e F r o n t G P I L o c k : L i n k MU SEL LOCK 10 SYSTEM 項目初期値設定説明 VFD Brightness 50% VFD Auto Off Disable 12.5% 25.0% 37.5% 50.0% 62.5% 75.0% 87.5% 100.0% Disable 5min 10min 30 min LED Brightness Level4 Level 1-8 FA-10RU Buzzer GPI Buzzer Front GPI Lock Enable Enable Link Disable Enable Disable Enable Unlink Link 前面表示パネルの明るさを設定します 12.5% 100%: 暗い - 明るい 無操作状態から VFD が消灯するまでの時間を設定します Disable に設定すると 消灯しません 前面パネルの LED の明るさを設定します Level 1-8: 暗い - 明るい Disable: FA-10RU のブザー音を停止します Enable: FA-10RU のブザー音が鳴ります Disable: GPI のブザー音を停止します Enable: GPI のブザー音が鳴ります Unlink: フロント操作をロックしても GPI 制御は可能です Link: フロント制御をロックすると GPI 制御もできなくなります 8-6. STATUS LED MODE SETTINGS - - - S T A T U S L E D M O D E S E T T I N G S - - - P 8 3 2 F 1 G E N L O C K L E D : N o r m a l F R E E Z E L E D : N o r m a l T E S T S I G N A L L E D : N o r m a l BY-PASS L E D : N o r m a l F A N A L A R M L E D : N o r m a l D C P O W E R L E D : N o r m a l MU SEL LOCK 10 SYSTEM 43

項目初期値設定説明 GENLOCK LED FREEZE LED TEST SIGNAL LED BY-PASS LED FAN ALARM LED DC POWER LED Normal Normal Blink 上下シングル矢印ボタンで設定したい項目に F1 を移動させて設定します Normal: ステータス LED は点灯表示します Blink: ステータス LED は点滅表示します 8-7. FA-10RU INFORMATION FA-10RU のバージョン情報および FA-10RU の FAN の動作状態が表示されます - - - FA-10RU I N F O R M A T I O N - - - P 8 3 3 F P G A 1 V e r s i o n : 1. 0 0 F P G A 2 V e r s i o n : 1. 0 0 S O F T V e r s i o n : 6. 0 0 F A N S t a t u s : N o r m a l MU SEL LOCK 10 SYSTEM 8-8. FA-10RU NETWORK INFORMATION FA-10RU のネットワーク設定が確認できます - - - FA- 1 0 R U N E T W O R K I N F O R M A T I O N - - - P 8 3 4 I P A d d r e s s : 1 9 2. 1 6 8. 0. 1 0 0 S u b n e t m a s k : 2 5 5. 2 5 5. 2 5 5. 0 D e f a u l t G a t e w a y : 0. 0. 0. 0 MU SEL LOCK 10 SYSTEM FA-10RU のネットワーク設定 / 変更については 9-2. Network Settings を参照してください 44

9. Web ブラウザ設定 PC の Web ブラウザ上から FA-10RU を設定する方法について説明します (1) PC と接続します 接続方法は 3. 接続 を参照してください 接続する PC については 3-3. PC 要件 (Web ブラウザ制御 ) を参照してください (2) PC の Web ブラウザを開き アドレスに http://192.168.0.100/ ( 工場出荷時設定 ) と入力します (3) Information 画面が PC の Web 画面上に表示されます 8-4.USF SERIES EVENT SETTING が USF-106UDC/DC-12G に設定されている場合 8-4. USF SERIES EVENT SETTING が USF-1043FS に設定されている場合 45

画面左側にある Network Settings,User Account Settings 等のページリンクをクリックすると Windows セキ ュリティ画面が表示されます ユーザ名とパスワードを入力します ユーザ名 : fa10ru パスワード : foranetwork 入力後 OK をクリックすると各設定画面にアクセス可能になります 46

9-1. Information Information をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます Unit Information 項目 Serial Number FPGA1 Version FPGA2 Version Soft Version 説明 FA-10RU の製品番号が表示されます FA-10RU FPGA1 のバージョンが表示されます FA-10RU FPGA2 のバージョンが表示されます FA-10RU Soft のバージョンが表示されます Network Information 項目 IP Address Subnet Mask Default Gateway MAC Address 説明 FA-10RU に設定されている IP アドレスが表示されます FA-10RU に設定されているサブネットマスクが表示されます FA-10RU に設定されているゲートウエイが表示されます FA-10RU に設定されている MAC アドレスが表示されます Connection Status 項目 Status Unit ID Host Address TCP Port Number Unit Name 説明 USF-1043FS の接続状態が表示されます 接続している USF-1043FS の IP アドレスが Unit ID Assignment *1 に登録されている場合は 登録 ID 番号が表示されます IP ADDRESS MU SELECT *2 で接続した場合は IP Address Select と表示されます 接続している USF-1043FS の IP アドレスが表示されます 接続している USF-1043FS の TCP ポート番号が表示されます 接続している USF-1043FS のユニット名が表示されます *1 詳細は 9-4. Unit ID Assignment を参照してください *2 詳細は 4-2-2. IP アドレスを使う を参照してください 47

9-2. Network Settings Network Settings をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます ネットワークアドレスを変更した場合は 各種設定を変更後に Submit をクリックします 設定は電源の再投入後または 9-7. Restart 実施後に反映されます 9-3. User Account Settings User Account をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます User Account の設定を変更した場合は 各種設定後 Submit をクリックします User Name と Password を空欄に設定した場合 次回から認証確認は行われません 設定は電源の再投入後または 9-7. Restart 実施後に反映されます 48

9-4. Unit ID Assignment Unit ID Assignment をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます 4-2-1. ユニット ID を使う で MU ID の 1-100 の IP アドレスを設定します 設定時に表示させたい名前を登録する場合は Unit Name を設定します 設定後 Submit をクリックします ( 電源の再起動をしなくても設定は反映されます ) 名前は 半角 15 文字までの英数字を入力しください 全角文字は入力しないでください 9-5. Event Naming Event Naming (USF-1043FS) をクリックします 下記のダイアログウィンドウが表示されます 設定方法 FA-10RU に保存される Event1-Event100 の名前が登録できます (1) イベント名 ( 英数字 半角 15 文字まで ) を枠内に入力します (2) このページの名前入力が終わったら Submit をクリックします (3) Event21-40 をクリックして次のページを開き 同様に名前を変更します (4) Event1-Event100 ( 出荷時名称 ) は このようにして すべて登録名を変更できます 登録後は イベント操作時に新しい登録名で表示されます 詳しくは 7. イベントメモリ の章を参照してください Event Naming (USF-1043FS) メニューを使用する場合 8-4.USF SERIES EVENT SETTING の UNIT SELECT を USF-1043FS に設定する必要があります 49

9-6. Backup & Restore Backup & Restore をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます FA-10RU の各種設定およびイベントデータを PC に保存することができます また PC に保存されたデータを読み込むこともできます Backup Event Data (USF-1043FS) は 8-4.USF SERIES EVENT SETTING を USF-1043FS に設定している場合に表示されます 9-6-1. コンフィグデータのバックアップ FA-10RU の基本設定 ( コンフィグデータ ) を PC の CSV ファイル形式にて保存 / 読込むことができます PC へのコンフィグファイルの保存 (1) Backup Config Data Save File の Save をクリックします (2) 確認ダイアログの保存をクリックして フォルダを指定しデータを保存します PC にファイル保存されたコンフィグファイルの読み込み (1) コンフィグデータを読み込む項目を指定します 項目 Network Settings Unit ID Assignment Event Name GPI Settings Front Panel Settings 説明 保存されているファイルから 9-2. Network Settings の内容を読み込みます 保存されているファイルから 9-4. Unit ID Assignment の内容を読み込みます 保存されているファイルから 9-5. Event Naming の内容を読み込みます 保存されているファイルから GPI の設定内容を読み込みます GPI の設定内容は 8-2 章 ~8-3 章を参照してください 保存されているファイルから前面操作設定内容を読み込みます 前面操作の設定内容は 8-5 章 8-6 章を参照してください 50

(2) Backup Config Data の参照 をクリックしてコンフィグデータが保存されているファイルを指定します コンフィグデータの保存 / 読み込み中は FA-10RU からの操作はできません コンフィグデータの保存に は 10 秒程度 読み込みには最大 10 分程度かかる場合があります 注意 Network Setting にチェックを入れて読み込みした場合 Network Setting の設定は再起動後に反映されます 9-7. Restart の操作を必ず実施してください 9-6-2. イベントデータのバックアップ FA-10RU に保存されている USF-1043FS 用の全イベントデータを 一括して PC のファイルに保存 / 読み込むことができます PC への全イベントデータの保存 (1) Backup Event Data (USF-1043FS) の Save をクリックします (2) 確認ダイアログの保存をクリックして フォルダを指定しデータを保存します PC にファイル保存されたイベントデータファイルの読み込み (1) Backup Event Data (USF-1043FS) の参照 をクリックしてイベントデータが保存されているファイルを指定します ( 8-4.USF SERIES EVENT SETTING が USF-1043FS に設定されている場合に設定可能です ) (2) Load をクリックします 確認ダイアログで OK をクリックし データを読み込みます イベントデータの保存 / 読み込み中は FA-10RU からの操作はできません イベントデータの保存 読 み込みには 10 秒程度かかります 9-7. Restart Restart をクリックすると下記ウィンドウが表示されます Network Settings または User Account Settings の設定を行った場合は 必ず Restart をクリックして再起動 させてください 51

10. GPI インターフェース GPI1 GPI2 GPI3 コネクタには 合計で GPI 入力が 30 GPI 出力が 30 あります 端子毎に機能を選ぶことも 特定目的のために作成された機能パターンを使って一括設定 (Pattern Load) することも可能です 機能の割り当てについては 8-1 章 8-2 章を参照してください FA GPIO Editor ( ソフト ) を使用して GUI 画面で GPI 入出力機能を割り当てることも可能です 10-1. FA GPIO Editor FA GPIO Editor を使用して GPI 端子に機能を割付けるには 付属の CD-ROM 内にある FA GPIO Editor ソフトを PC にインストールして使用します 設定した GPI を PC 上のファイルに保存 (Export) したり 保存したファイルを読み込む (Import) 機能もあります 10-1-1. インストール ソフトをインストールする際は 他のアプリケーションをすべて終了させてください (1) PC に CD-ROM をセットします CD-ROM 上の FA GPIO Editor>setup をクリックします インス トール画面が表示されます (2) [Next] をクリックします (3) ライセンスの認証確認が表示されます 内容を確認頂き了承して頂ける場合は [I accept the terms in license agreement] にチェックをし [Next] をクリックします ライセンスの認証に同意して頂けない場合は [Cancel] をクリックします ソフトのインストールは中断されます 注意 Print をクリックするとライセンス内容を印刷することができます 印刷する際は 必ずプリンタが PC に接続されていることを確認してから行ってください また 他のアプリケーションは必ず終了させてください 52

(4) ソフトをインストールする標準のフォルダとパスが表示されます 変更したい場合は [Change ] をクリ ックしインストールしたいフォルダとパスを指定してください (5) [Next] をクリックします (6) インストールの最終画面が表示されます 内容を確認し 変更がない場合は [Install] をクリックします 修正したい場合は [Back] をクリックします 表示される画面に従い 再度設定します 53

(7) インストールが終了すると 下記のような画面が表示されます [Finish] をクリックして完了です 10-1-2. GPIO Editor のバージョン確認 メニューバーの [ バージョン情報 ] をクリックします バージョン情報ウィンドウが表示されます 確認後 [OK] をクリックし 画面を閉じます 54

10-1-3. FA GPIO Editor と FA-10RU の接続 (1) デスクトップのショートカットをクリックして FA GPIO Editor を起動します (2) 起動すると下記の画面が表示されます 接続する FA-10RU の IP アドレス ユーザ名 パスワードを入力します <FA-10RU 出荷時設定 > IP アドレス : 192.168.0.100 ユーザ名 : fa10ru パスワード : foranetwork (3) [Load] をクリックします 認証に成功すると FA-10RU の GPI 設定が読み込まれ 表示されます 認証に失敗するとエラーが表示されます [OK] をクリックして 正しいユーザ名 パスワードを入力して 再度 [Load] をクリックしてください 55

10-1-4. GPI の機能設定 FA-GPIO Editor を使って GPI1 GPI2 GPI 3 コネクタの 30 入力および 30 出力に機能を割り当てま す 出荷時は すべて None ( 機能無し ) に設定されています 機能パターンを使う場合 ( 入力のみ ) (1) 下記のタブから GPI ポートを選びます GPI Port 1 10 (FA-AUX30 Left Block) GPI Port 11 20 (FA-AUX30 Center Block) GPI Port 21 30 (FA-AUX30 Right Block) () 内は FA-AUX30 を接続した場合に正面から見た各ブロックの位置を表示しています (2) Pattern Load でパターンを選択し [Load] をクリックします ( 各パターンについて詳しくは 10-2. GPI Input Pattern 一覧 を参照してください ) 10 個の入出力が一括で設定されます 一括設定を後から変更することもできます 設定の方法については 下記の 個別に設定する場合 を参照してください (3) Apply をクリックして FA-10RU に設定を反映します 設定変更に成功しました というメッセージが表 示されたら完了です (1) タブで GPI ポートを選ぶ (2) パターンを選び Load をクリックする (3) Apply をクリックする 個別に設定する場合 (1) タブで GPI ポートを選びます (2) 入力端子については まず Setting 1 を設定し必要に応じて Settings 2-4 を選びます 設定について詳しくは 8-2-1. Setting 1-4 設定の詳細 を参照してください 入出力端子の配置については 10-3. GPI1-GPI3 端子配列 を参照してください (3) GPI 出力の機能を選択します 設定について詳しくは 8-2-3. GPI OUTPUT 機能詳細 を参照してください 出力極性を反転したい場合は 各ポートの Polarity を Invert に設定します 56

(4) Apply をクリックして FA-10RU に設定を反映します 設定変更に成功しました というメッセージが表 示されたら完了です (1) タブで GPI ポートを選ぶ (2) Setting1 を選び 必要に応じて Settings 2-4 を設定します (3) GPI 出力の機能を選択します (4) Apply をクリックする 10-1-5. ファイルへのエクスポート / インポート エクスポート GPI の設定を PC 上のファイルに保存できます (1) メニューバーで ファイル>エクスポート を選択します (2) 保存用のウィンドウが表示されます 保存先とファイル名を指定し [OK] をクリックして設定を保存します 初期設定では FA-10RU GPIO.csv という名前で保存されます 必要に応じて変更してください インポート PC 上のファイルから GPI の設定をロードできます (1) メニューバーで ファイル>インポート を選択します (2) 設定ファイルが保存されているパスと ファイル名 (FA-10RU GPIO.csv など ) を指定します (3) 設定内容を画面で確認後 [Apply] をクリックし 設定を FA-10RU に送信してください 57

10-2. GPI Input Pattern 一覧 8-1. LOAD GPI PATTERN で選択できる GPI 入力のパターンの説明です 図は FA-AUX30 のボタン配置 です GPI1-3 BLOCK 設定ボタンボタン名説明 MU Select 1-10 MU ID1-10 ID1-10 に登録されている MU に接続します メインユニット接続中 該当するボタンの LED が点灯します FS Select 1 FS1 該当するボタンの LED が点灯します Process (FS1-FS10) 1 PROCESS FS1 Video Level (FS1-FS10) Chroma Level (FS1-FS10) Setup/Black (FS1-FS10) 1 1 1 VIDEO LEVEL FS1 CHROMA LEVEL FS1 BLLACK LEVEL FS1 VIDOE PROCESSAMPLIFIER メニューに切り替え ボタンが点灯します VIDOE LEVEL メニューに切り替え ボタンが点灯します CHROMA LEVEL メニューに切り替え ボタンが点灯します SETUP/BLACK LEVEL メニューに切り替え ボタンが点灯します Hue (FS1-FS10) 1 HUE FS1 HUE メニューに切り替え ボタンが点灯します Freeze (FS1-FS10) 1 FREEZE FS1 FS1 の FREEZE を ON/OFF します Audio Gain (FS1-FS10) Audio Delay (FS1-FS10) Event (No1-10 Load) (*1) Event (No1-10 Save) (*1) Event (No1-5 Load/Save) (*1) 1 GAIN FS1 1 DELAY FS1 1-10 EVENT 1-10 EMBEDDED AUDIO OUTPUT GAIN メニューに切り替え ボタンが点灯します AUDIO INPUT DELAY メニューに切り替え ボタンが点灯します EVENT1-10 に登録しているイベントをロードします (All Data モード ) 1-10 EVENT 1-10 現在の状態を EVENT1-10 に保存します 1-5 6-10 LOAD EVENT 1-5 SAVE EVENT 1-5 EVENT1-5 に登録しているイベントをロードします (All Data モード ) 現在の状態を EVENT1-5 に保存します (*1) 8-4.USF SERIES EVENT SETTING が USF-106UDC/DC-12G に設定されている場合は 機能しません 58

GPI1-3 BLOCK 設定 Menu 3 Select ボタン ボタン名 ( 下記参照 ) 1 GPI LOCK 2 4 VIDEO IN STATUS AUDIO IN STATUS 説明 ボタンを押すと点灯し 全ての GPI 入力を無視します GPI LOCK ボタンを長押しすると消灯し 全ての GPI 入力を受け付けます VIDEO INPUT STATUS メニューに切り替え ボタンが点灯します EMBEDDED AUDIO INPUT STATUS メニューに切り替え ボタンが点灯します 6 EVENT LOAD LOAD EVENT MEMORY メニューに切り替え ボタンが点灯します 7 EVENT SAVE SAVE EVENT MEMORY メニューに切り替え ボタンが点灯します 10 ALARM 接続先の USF-1043FS の FAN, 電源と FA-10RU の FAN のいずれか 1 つでも異常が検出された場合に点灯します GPI1-3 BLOCK 設定 Menu 4 Select ボタン ボタン名 説明 1 FRAME FREEZE モードを FRAME に設定し ボタンが点灯します 2 ODD FREEZE モードを ODD に設定し ボタンが点灯します 3 EVEN FREEZE モードを EVEN に設定し ボタンが点灯します 4 MU UNIT ID MU SELECT メニューに切り替えします 5 VIDEO TEST SMPTE CB テスト信号を ON/OFF します 6 FREEZE ON FS1 を FREEZE ON 状態にし ボタンが点灯します 7 FREEZE OFF FS1 を FREEZE OFF 状態にし ボタンが点灯します 10 AUDIO TEST 1kHz のテスト信号を ON/OFF します 59

10-3. GPI1-GPI3 端子配列 GPI コネクタ端子配列表 (D-sub 25 ピンメス ) ピン番号 信号内容 GPI1 GPI2 GPI3 1 GND ( グランド ) 2 GPI OUT 1 ( 出力 ) GPI OUT 11 ( 出力 ) GPI OUT 21 ( 出力 ) 3 GPI OUT 2 ( 出力 ) GPI OUT 12 ( 出力 ) GPI OUT 22 ( 出力 ) 4 GPI OUT 3 ( 出力 ) GPI OUT 13 ( 出力 ) GPI OUT 23 ( 出力 ) 5 GPI OUT 4 ( 出力 ) GPI OUT 14 ( 出力 ) GPI OUT 24 ( 出力 ) 6 GPI OUT 5 ( 出力 ) GPI OUT 15 ( 出力 ) GPI OUT 25 ( 出力 ) 7 GND ( グランド ) 8 GPI IN 1 ( 入力 ) GPI IN 11 ( 入力 ) GPI IN 21 ( 入力 ) 9 GPI IN 2 ( 入力 ) GPI IN 12 ( 入力 ) GPI IN 22 ( 入力 ) 10 GPI IN 3 ( 入力 ) GPI IN 13 ( 入力 ) GPI IN 23 ( 入力 ) 11 GPI IN 4 ( 入力 ) GPI IN 14 ( 入力 ) GPI IN 24 ( 入力 ) 12 GPI IN 5 ( 入力 ) GPI IN 15 ( 入力 ) GPI IN 25 ( 入力 ) 13 DC OUT ( 内部電源出力 5.0V 200mA 以下で使用してください ) 14 GPI OUT 6 ( 出力 ) GPI OUT1 6 ( 出力 ) GPI OUT2 6 ( 出力 ) 15 GPI OUT 7 ( 出力 ) GPI OUT1 7 ( 出力 ) GPI OUT2 7 ( 出力 ) 16 GPI OUT 8 ( 出力 ) GPI OUT 18 ( 出力 ) GPI OUT 28 ( 出力 ) 17 GPI OUT 9 ( 出力 ) GPI OUT 19 ( 出力 ) GPI OUT 29 ( 出力 ) 18 GPI OUT 10 ( 出力 ) GPI OUT 20 ( 出力 ) GPI OUT 30 ( 出力 ) 19 GND ( グランド ) 20 GPI IN 6 ( 入力 ) GPI IN 16 ( 入力 ) GPI IN 26 ( 入力 ) 21 GPI IN 7 ( 入力 ) GPI IN 17 ( 入力 ) GPI IN 27 ( 入力 ) 22 GPI IN 8 ( 入力 ) GPI IN 18 ( 入力 ) GPI IN 28 ( 入力 ) 23 GPI IN 9 ( 入力 ) GPI IN 19 ( 入力 ) GPI IN 29 ( 入力 ) 24 GPI IN 10 ( 入力 ) GPI IN 20 ( 入力 ) GPI IN 30 ( 入力 ) 25 NC GPI 入力回路 USF-1043FS 側 8~12 20~24PIN (IN) 1,7,19 PIN 60

GPI 制御パルス 設定ピンのレベル状態の変化 (OPEN から CLOSE) をトリガとして制御を行います OPEN から CLOSE: 設定した機能を ON 100msec 以上 OPEN CLOSE GPI 出力回路 (GPI1-3 共通 ) USF-1043FS 内部側 +5.0V 外部電源 / 内部電源の使用を選択してください DIP SW 設定 13PIN 保護抵抗 DC5-24V ( 外部電源 ) 1, 7, 19PIN 2~6, 14~18 PIN (OUT) 注意 GPI 出力回路は 50mA まで引き込むことが可能です また 外部電源は DC 5-24V を使用してください DIP SW 設定については 2-3-1. ディップスイッチ設定 を参照してください 61

11. 外部コマンド制御 LAN 経由で MU 切り替え (MU Select) コマンドを FA-10RU に送信できます 11-1. 通信方式 通信仕様 インターフェース Ethernet: IEEE802.3u/ab (100BASE-TX / 1000BASE-T) コマンド送信 コマンド応答 プロトコル TCP/IP UDP/IP ポート番号 60000 ( 固定 ) 通信タイムアウト時間 30 秒 ( エラーコード 99 参照 ) 接続台数 1 台 FA-10RU へコマンドを送信します (TCP) FA-10RU は 正常に受信処理したときは ACK を そうでない場合はエラーメッセージを返信します (TCP) 状態要求コマンドの場合は ACK (TCP) 送信後に 状態メッセージ (UDP) を返信します 送信先アドレス FA-10RU の IP アドレス : 11-2. コマンド コマンドは ASCII 文字で入力し 最後に [CR][LF] を付加します 11-2-1. Power On コマンド文 PowerOn,10RU,CHK,0[CR][LF] 説明 FA-10RU の起動確認シーケンスです FA-10RU より ACK 返答後に コマンド送信機器からの制御を開始するようにしてください 11-2-2. MU 切り替え (MU Select) 下記の USF-1043FS に接続する場合のコマンド例を示します USF-1043FS の IP アドレス 192.168.0.10 ( 初期設定 ) ポート番号 50000 ( 初期設定 ) コマンド例 SwitchMU,10RU,Target,192.168.0.10:50000 [CR][LF] SwitchMU,10RU,FS1,192.168.0.10:50000 [CR][LF] FS 指定 なし FS1 正常終了 返信メッセージ : ACK[CR][LF] 異常終了返信メッセージ ERR<Error code>[cr][lf] 何らかの原因で正しくコマンドが受信されなかったとき エラーが返信されます 62

エラーコード 内容 01-03 コマンド文エラーまたは 指定 FS 無効エラー 04 設定値エラー 91 MU 切り替え処理に失敗 98 コマンドフォーマットエラー 99 タイムアウトエラー ( 規定時間までに [CR][LF] 未到達 ) 11-2-3. 接続状態要求コマンド (Status) コマンド文 Status,10RU,Get,0[CR][LF] 説明 FA-10RU と USF-1043FS の接続状況を要求するコマンド 正常に受信された場合 返信メッセージ (TCP): ACK[CR][LF] つづいて下記の接続状態のメッセージが UDP 送信されます 接続状態メッセージ (UDP) Status,10RU,RPT,< 接続状態 >,< USF-1043FS IP アドレス : ポート番号 >,<FS 番号 >[CR][LF] ( 例 ) Status, 10RU, RPT,3,192.168.0.10:50000,FS1[CR][LF] < 接続状態 > <FS 番号 > 0 未接続 FS1 --- ( 未接続 ) 1 接続処理中 2 通信拒否 3 接続中 接続状態メッセージを受信後 ACK[CR][LF](UDP) を送信してください FA-10RU は ACK[CR][LF] (UDP) を受信できない場合 約 1 秒間隔で 3 回接続状態メッセージを再送信します 正常に受信されなかった場合 返信メッセージ (TCP): ERR< エラーコード >[CR][LF] 何らかの原因で正しくコマンドが受信されなかったとき エラーが返信されます エラーコード内容 01-03 前章のエラーコード表参照 04 98 99 63

ON OFF AC100-240V 50/60Hz IN POWER MU SEL LOCK FS SEL FS LINK EVENT REMOTE CONTROL UNIT UNITY UNITY UNITY UNITY PROC CC CLIP BY-PASS 1 2 3 4 EMB SETUP DWN MIX MAPPING INPUT CLN SW OUTPUT 5 6 7 AES GAINI DELAY ANC 9 10SYSTEM 0 STATUS ANALOG 8 OPTION VIDEO AUDIO 12. 仕様および外観図 12-1. 仕様 インターフェース LAN 10/100/1000BASE-T RJ-45 x 1 GPI D-sub 25 ピン ( メス ) x 3 ( インチネジ ) 入力 30 ポート / 出力 30 ポート 使用温度 0 C - 40 C 湿度 30% - 90% ( 結露のないこと ) 電源 AC100V - 240V ±10%, 50/60Hz 消費電力 28VA (16W) (AC100V-120V 供給時 ) 33VA (16W) (AC200V-240V 供給時 ) 外形寸法 質量 消耗部品 標準付属品 430 (W) x 44 (H) x 130 (D) mm 2.0kg 電源 : 交換時期 5 年 冷却ファン : P1467-1 交換時期 5 年 取扱説明書 電源ケーブル ラック取付金具 点灯色識別シール 12-2. 外観図 ( 寸法単位 mm) TO MU GPI1 GPI2 GPI3 (10/100/1000BASE-T) 2 2.3 30 130 80 20 GENLOCKFAN ALARM FREEZE DC POWER TEST SIGNAL BY-PASS DISPLAY AREA FA-10RU F1 F2 F3 F4 6 32 6 44 12.7 3.7 40 350 40 430 462 480 64

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