CA ARCserve D2D for Windows Server Standard Edition 画面で見るマニュアル インストールする ご注意 インストールの前に ソフトウェアライセンスキー を入手する必要があります ソフトウェアライセンスキー の入手方法については DVD-ROM パッケージ内の はじめにお読みください をご覧ください インストールするコンピューターには Administrator または Administrators グループのユーザーでログインしてください CA ARCserve D2D( 以降 D2D と表記 ) インストールの前提条件となる Windows Installer 3.1 Redistributable (v2) Microsoft Visual C++ 2010 Service Pack 1 Redistributable Package が未導入の場合に 前提条件コンポーネント が表示されます x64 環境へのインストールでは x86 用 /x64 用にそれぞれ Microsoft VisualC++ 2010 Service Pack 1 Redistributable Package がインストールされます 1 2 D2D をインストールするコンピューターに 添付の DVD-ROM をセットします [ARCserve_D2D] フォルダー内のセットアップファイル [CA_ARCserve_D2D_Setup.exe] をダブルします 実行するとインストールに必要なファイルが解凍され セットアップウィザードが開始されます 5 使用許諾契約を最後まで読み 同意する場合は [ 使用許諾契約に同意する ] を選択し [ 次へ ] をします 使用許諾契約を最後まで読み進めると選択が可能となります 3 [ インストール ] ボタンをします 4 [ 日本語 ] を確認し [OK] ボタンをします 6 バックアップに使用する [Windows 管理者の名前 ] を確認し [ パスワード ] を入力します Windows ファイアウォールに登録するポート番号を 確認します デフォルトで設定されるポート番号は 8014 です こ こで登録したポート番号を使用して D2D の操作をリモー トのブラウザーからもおこなうことができます 設定を確認後 [ インストール ] ボタンをしま す 1 入力 2 確認 3 1
7 内容を確認し [ 完了 ] ボタンをします 11 登録した [ コンポーネント名 ]( 製品名 ) を確認し [OK] ボタンをします 1 確認 以上でインストールとライセンスの登録は完了です 8 [ はい ] ボタンをします コンピューターが再起動します 9 管理者権限のあるユーザー ( ここでは Administrator) でログインし タスクトレイ上の D2D アイコンをク リックします [ 拡張 ] [ ライセンス ] をします 3 1 10 事前にご用意いただいた 25 桁のソフトウェアライセンスキーを入力し [ 追加 ] ボタンをします コピー アンド ペーストもできます 1 入力 2
復旧メディアを作成する CA ARCserve D2D r16.5 では ブートキットウィザード ユーティリティを使用して WinPE ベースの復旧メディア (ISO イメージまたは USB メモリ ) を作成できます この復旧メディアには ベアメタル復旧 (BMR) の実行に必要な情報がすべて含まれています ここでは Windows 2012/Windows 8 ベースの復旧メディア (ISO イメージ ) を作成する方法について説明します Windows 2012/Windows 8 ベースの復旧メディアは Windows Server 2012 Windows 8 の復旧はもちろんのこと Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の復旧メディアとして利用することができます ブートキットウィザードでは 必要なドライバを組み込んだメディアやドライバを組み込まない復旧用メディアを作成することが可能です ドライバを組み込まない復旧メディアを利用した BMR 復旧でも 必要に応じて復旧中にドライバを導入することができます 復旧メディアを作成するには Windows ADK (Windows アセスメント & デプロイメントキット ) または Windows 自動インストールキット (Windows AIK) をインストールする必要があります 以下では ブートキットウィザード実行時に Windows ADK をダウンロードしながら 復旧メディアを作成する一連の操作を記載しています (ARCserve D2D サーバがインターネットに接続できない環境の場合は 別のマシンを使って Windows ADK または Windows AIK をダウンロードします 方法は Windows ADK のダウンロードとインストール方法 (6 ページ ) をご覧ください ) 1 [ スタート ] [ プログラム ] [CA] [ARCserve D2D] [ ブートキットウィザード ] を起動します 1 [Windows 8 用 Windows ADK のダウンロードセ ンターにアクセスできます ] 横の [ ここを すると ] をします 2 [Windows 8] または [Windows 7] を選択し [ 次へ ] をします 2 Microsoft 社の Windows 8 用 Windows アセスメント & デプロイメント ダウンロードページが開きます [ ダウンロード ] をして ADK をダウンロードします 3 Windows ADK または Windows AIK がインストー ルされていない場合は 以下の画面が表示されます 表示されない場合は 手順 4 へお進みください 3 ダウンロードした [adksetup.exe] を実行します Assessment and Deployment Kit セットアッ プ が起動します 3
4 内容を確認し 同意できる場合は [Microsoft.NET Framework のライセンス条項に同意します ] にチェックし [ 同意してインストールする ] をします 7 必要に応じて [ はい ] または [ いいえ ] を選択し [ 次へ ] をします 1チェック 2 5 環境によっては Microsoft.NET Framework のインストール後に再起動が必要な場合があります 以下の画面が表示された場合は [OK] をします システムが再起動します 8 内容を確認し 同意できる場合は [ 同意する ] を します 6 ADK のインストール先フォルダーを指定し [ 次へ ] をします ADK をダウンロードし 別のコンピューターに適用する場合は 個別のコンピューターにインストールするためにアセスメント & デプロイメントキットをダウンロードします を選択し 保存先を指定します 復旧メディアを作成する ARCserve D2D サーバーが インターネットに接続できない環境では ダウンロード済みの Windows ADK を利用する必要があります 詳しくは Windows ADK のダウンロードとインストール方法 (6 ページ ) をご覧ください 9 [Deployment Tools] と [Windows Preinstallation Environment (Windows PE)] にチェックをつけ [ インストール ] をします インストールを開始します 1チェック 1 指定 10 [ 閉じる ] をします 以上で ADK のインストールは完了です 4
4 [ ブート可能 BMR ISO イメージの作成 ] または [ ブート可能 BMR USB メモリの作成 ] を選択し [ 次へ ] をします 7 [ 作成 ] をします ドライバを組み込んだ BMR ISO イメージを作成する場合 は [ ローカルドライバを含む ] または [ ドライバの追加 ] を選択し ドライバを導入します 復旧メディアの作成を開始します 5 [ プラットフォーム ] と [ デスティネーション ] を指定し [ 次へ ] をします プラットフォームの指定 復旧用メディアに含める BMR イメージ のプラットフォームを選択します デスティネーションの指定 [BMR ISO イメージを保存するための保 存先フォルダを参照します ] および [BMR ISO イメージの名前の入力 ] でそれぞれ を指定します 3 8 完了すると以下の画面が表示されますので [ 完了 ] をします 2 指定 6 [ 次へ ] をします デフォルトでは [ 英語 ] と [ 日本語 ] が選択されてい ます 3 9 BMR ISO イメージを作成した場合は ライティングソフトウェアなどを使って 復旧用 CD を作成します 以上で 復旧メディアの作成は完了です 作成した復旧用 CD からコンピューターを起動し ベアメタル復旧をおこなうことができます 作成した復旧メディアは ARCserve D2D のビルド番号を入れた名前をつけて 大切に保管してください 5
Windows ADK のダウンロードとインストール方法 ブートキットメディアを作成するための ARCserve D2D サーバーがインターネットに接続できない環境の場合 インターネットに接続できる別のコンピューターを使って Windows ADK(Windows アセスメント & デプロイメントキット ) または Windows 自動インストールキット (Windows AIK) をダウンロードする必要があります 1 Microsoft 社の Windows 8 用 Windows アセスメント & デプロイメント ダウンロードページ http://www.microsoft.com/ja-jp/download/ details.aspx?id=30652 にアクセスし [ ダウ ンロード ] をして Windows ADK をダウ ンロードします 5 ADK のダウンロード先フォルダーを指定し [ 次へ ] をします 1 指定 6 必要に応じて [ はい ] または [ いいえ ] を選択し [ 次へ ] をします 2 ダウンロードした [adksetup.exe] を実行します Assessment and Deployment Kit セットアッ プ が起動します 3 内容を確認し 同意できる場合は [Microsoft.NET Framework のライセンス条項に同意します ] にチェックし [ 同意してインストールする ] をクリッ クします 7 内容を確認し 同意できる場合は [ 同意する ] をします 1 チェック 4 環境によっては Microsoft.NET Framework のインストール後に再起動が必要な場合があります 以下の画面が表示された場合は [OK] をし ます システムが再起動します 8 [ 閉じる ] をします 以上で ADK のダウンロードは完了です 次ページへお進みください 6
Windows ADK のダウンロードとインストール方法 ( つづき ) 9 復旧メディアを作成する ARCserve D2D サーバーにダウンロードした Windows ADK をコピーしま す 14 必要に応じて [ はい ] または [ いいえ ] を選択し [ 次へ ] をします 10 ダウンロードした [adksetup.exe] を実行します Assessment and Deployment Kit セットアッ プ が起動します 11 内容を確認し 同意できる場合は [Microsoft.NET Framework のライセンス条項に同意します ] にチェックし [ 同意してインストールする ] をクリッ クします 15 内容を確認し 同意できる場合は [ 同意する ] をします 1 チェック 12 環境によっては Microsoft.NET Framework のインストール後に再起動が必要な場合があります 以下の画面が表示された場合は [OK] をし ます システムが再起動します 16 [Deployment Tools] と [Windows Preinstallation Environment (Windows PE)] にチェックをつけ [ インストール ] をします インストールを開始します 13 Windows ADK のインストールフォルダーを指定 し [ 次へ ] をします 1 チェック 1 指定 17 [ 閉じる ] をします 以上で ADK のインストールは完了です つづけて ブートキットウィザードを使って復旧メディアを 作成します 7
バックアップ運用を開始する ご注意 ここではデフォルト設定による最も簡単な運用開始手順を説明します 以下の説明にしたがって はじめてバックアップ設定を保存した場合 D2D ホームページへログインした時間の5 分後を設定値としてバックアップが自動的にスケジュールされます 運用要件に応じバックアップ設定を変更するには 設定メモ 3 (10 ページ ) をご覧ください 1 タスクトレイ上の D2D アイコンをし 表示されたメニューから [ 設定 ] をします Web ブラウザーが起動し D2D ホームページのロ グイン画面が表示されます 設定メモ 1 ログイン後 ニュースフィード ( ユーザコミュニティ ) 機能による Google へのアクセスが Internet Explorer の接続設定によってブロックされたことを示す画面が表示されます 1 2 インストール時に指定した [ ユーザ名 ] と [ パスワード ] を入力し [ ログイン ] ボタンをします ここでは このまま Administrator アカウントで ログインします ログインが完了すると自動的に [ 設定 ] の [ 保護設定 ] 画面が起動します D2D のユーザーコミュニティ機能を利用する場合には 画面の指示にしたがい Internet Explorer を適切に設定してください Web ブラウザーを起動したコンピューターがインターネットに接続していない あるいはユーザーコミュニティ機能を使用しない場合は 以下の手順で Google への接続を停止させることができます ニュースフィード ( ユーザーコミュニティ ) 機能を無効にする 1タスクトレイ上の D2D アイコンを右します 2 表示されたメニューから [ 拡張 ] をします 3 [ ニュースフィード ] をし [ オフ ] をして Web ブラウザーを再起動します 1 入力 3 1 右 8
3 共有フォルダーを指定します バックアップ先として で始まる UNC パスを直接入力しま す ここでは 192.168.1.3 Backup という共有フォ ルダーをバックアップ先として指定しています その後 テキストボックス横の す アイコンをしま 共有フォルダーに接続するためのアカウント情報の入力画面 が表示されます D2D では必ず [ バックアップ先 ] を指定する必要がありま す 設定メモ 2 バックアップ先としてローカルディスクを指定設定する方法 1 [ 参照 ] ボタンをして [ バックアップ先 ] を指定します 1 入力 ご注意 D2D では ローカルディスク内のフォルダーをバックアップ先として指定した場合 バックアップ先フォルダーを含むディスク全体がバックアップ対象から除外されます ローカルディスク内にバックアップ先を確保できない場合には 共有フォルダーをバックアップ先として設定してください 2バックアップ場所を指定し [OK] ボタンをします 以下の例では D: D2D というローカルディスク上のフォルダーをバックアップ先として指定しています 4 接続に使用する [ ユーザ名 ] と [ パスワード ] を入力し [OK] ボタンをします 1 入力 5 [ 設定の保存 ] ボタンをします 保存が完了すると 自動的にバックアップジョブがスケ ジュールされ バックアップ運用を開始できます 9
バックアップスケジュールが登録され運用が開始されます バックアップ中のステータスや次回のスケジュールは D2D ホームページ内の [ ジョブモニタ ] から確認することができます 設定メモ 3 D2D のデフォルト設定では 以下の内容でバックアップがスケジュールされます これらの設定は それぞれ下図の [ 設定 ] [ スケジュール ] 画面から変更することができます 運用要件に応じて設定を変更してください スケジュール時間 :D2D ホームページへログインした時間の 5 分後何もバックアップ設定が保存されていない状態で D2D ホームページへログインし バックアップ先などの設定を保存すると ログインした時間の 5 分後を設定値として バックアップが自動的にスケジュールされます 初めて設定を保存した場合に すでにログインから 5 分以上経過していた場合には [ 最初のバックアップジョブの実行 ] 画面が表示されます バックアップをすぐに実行する場合は [OK] をします 今回のバックアップを中止し 次回以降のバックアップをスケジュールする場合は [ キャンセル ] をします バックアップ方法 : 増分バックアップ 初回はフルバックアップ 次回以降は増分バックアップを繰り返し ます スケジュール間隔 : 毎日 最初に設定を保存した際のログイン時間の [5 分後 ] を設定値とし て 一日 1 回バックアップが実行されます 10