ドライブレコーダーにより記録すべき情報及びドライブレコーダーの性能要件を定める告示 ( 平成 28 年 11 月 17 日国土交通省告示 1346 号 ) ( 総則 ) 第一条一般貸切旅客自動車運送事業者が 旅客自動車運送事業運輸規則 ( 昭和 31 年運輸省令第 44 号 ) 第 38 条第 1

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平成 29 年度標準型ドライブレコーダ一覧 平成 29 年 5 月 24 日現在 機器メーカー名 ワーテックス コムテック ユピテル 富士通テン ノーティス アイ シー エル ドライブカメラ 矢崎エナジーシステム エルモ社ファインフィットデザインカンパニー XLDR-801 XDR-55HG XDR

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機器メーカー名機器名称型式 アイ シー エル 市光工業 中日諏訪オプト電子ファインフィットデザインカンパニー SAFETY VISION KYBトロンデュールクルマメ 光英システム コムテック IDR-1100 IDR-1200 IDR-2100 STR-100 ドライブレコーダー一体型 7 型液晶

一般乗合旅客自動車運送事業者 ( 以下 乗合事業者 という ) が一般乗合旅客自動車運送事業 ( 以下 乗合事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 以下 乗合車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合において 350 キログラム以上の貨物を運送する場合における一般貨物自動車運

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湯河原町訓令第  号

「道路運送法に基づく運行管理者資格者証の返納命令発令基準等について」の一部改正について(新旧)

ドライブレコーダー機器導入促進助成事業 予算額 全ト協 9, 茨ト協 助成対象機器 県内登録の営業用トラックに新たに導入する 以下のドライブレコーダー機 器とします 1 標準型 2 運行管理連携型 3 スマートフォン活用型 対象機器は P.8~11 の 助成対象機器一覧 をご覧下さい 2

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- 1 - 国土交通省告示第三百十九号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律(平成三十年法律第三十二号)の一部の施行に伴い 移動等円滑化の促進に関する基本方針において移動等円滑化の目標が定められているノンステップバスの基準等を定める告示の一部を改正する告示を次のように

1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

- 1 - 国土交通省告示第三百十六号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則(平成十八年国土交通省令第百十号)第六条の二 第六条の三 第六条の四及び第二十三条の規定に基づき 同規則第六条の二の規定に基づく国土交通大臣が定める要件並びに移動等円滑化取組計画書 移動等円滑化取組報告書

初任運転者に対する指導内容 ( 座学 ) 菰野東部交通株式会社 指導教育の内容 事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項 道路運送法その他の法令に基づき運転者が遵守すべき事項及び交通ルール等を理解させるとともに 事業用自動車を安全に運転するための基本的な心構えをしゅうとくさせる ( 事業用自動車に

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

軽自動車税 ( 種別割 ) 減免に関する取扱基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 船橋市市税条例第 89 条及び第 90 条の規定に基づき 軽自動車税 ( 種別割 ) の減免の取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 公益のために直接専用するものの範囲 ) 第 2 条条例第 89 条第 1 項第

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( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25


安全管理規程

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

交野市税条例の一部を改正する条例案 交野市税条例の一部を改正する条例 交野市税条例 ( 平成 15 年条例第 38 号 ) の一部を次のように改正する 第 69 条の次に次の1 条を加える ( 法第 349 条の3 第 28 項等の条例で定める割合 ) 第 69 条の2 法第 349 条の3 第 2

- 2 - 改正後改正前別表第3(事業用自動車等の定期点検基準)(第二条第五条関係)別表第3(事業用自動車等の定期点検基準)(第二条関係) 点検時期12 月ごと点検時期12 月ごと3月ごと3月ごとの点検に次3月ごと3月ごとの点検に次点検箇所の点検を加えたもの点検箇所の点検を加えたもの(略)(略)(略

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

国土交通省自動車交通局プレスリリース

日整連第  -   号

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一部改正一部改正一部改正一部改正一部改正 国自総第 122 号国自貨第 31 号国自整第 39 号平成 16 年 6 月 30 日平成 17 年 12 月 8 日平成 18 年 5 月 26 日平成 18 年 9 月 15 日平成 19 年 5 月 1 日平成 20 年 3 月 31 日 各地方運輸

配慮事項 1 鉛の使用量 ( バッテリーに使用されているものを除く ) が可能な限り削減されていること 2 資源有効利用促進法の判断の基準を踏まえ 製品の長寿命化及び省資源化又は部品の再使用若しくは材料の再生利用のための設計上の工夫がなされていること 特に 希少金属類の減量化や再生利用のための設計上

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平成 31 年度 運輸安全マネジメントの取組み WILLER EXPRESS 株式会社 1

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軽井沢スキーバス事故対策検討委員会について

○H30条例19-1

1-1.騒音計に関する計量法特定計量器検定検査規則の改正について(情報提供)

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

平成 30 年度ドライブレコーダ機器等導入促進助成事業実施要領 平成 30 年 4 月 1 日一般社団法人滋賀県トラック協会 1 助成制度の対象ドライブレコーダ車載器等の導入助成事業を実施する一般社団法人滋賀県トラック協会 ( 以下 滋ト協 という ) 会員事業者 2 予算及び対象台数 800 万円

0 平方メートルまでの部分について別表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に 店舗面積が5,000 平方メートルを超える部分について同表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に2 分の1を乗じて得た規模を加えて算定するものとする 2 前条第 1 項第 2 号に掲げる施設で 各用

Taro-(HP)281025【駆動補助機付自転車】広報資料

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

Taro-議案第13号 行政手続条例の

- 2 - 号標及びこれ を 国土交通省令で定める位置は 自動車の前面及び後面であつて 自動車登録番号標 に 表示は 自動車の運行中自動車登録番号が判読できるように 自動車登録番号標を自動車の前面及び後面の見やすい位置に確実に取り付けることによつて行うもの を 識別に支障が生じないものとして告示で定

国土交通省自動車交通局プレスリリース

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埼玉県生活交通路線維持費補助金交付要綱

⑵ 街頭防犯カメラの設置は 補助金の交付申請を行った年度に着手し 当該年度内に完了できるものであること ⑶ 補助金の交付を受けようとする街頭防犯カメラに関し 他の法令等により 国 県又は市から同種の補助金の交付を受けていないこと ( 補助対象経費 ) 第 5 条補助の対象となる経費 ( 以下 補助対

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道路運送車両法第四条、第三十四条第一項、第三十六条の二第四項、第六十条第一項、第六十二条第二項(第六十三条第三項及び第六

平成 30 年 4 月 20 日現在 (50 音順 ) 機器メーカー名 機器名称 型式 備考 ITS グリッド 青木製作所 アサヒリサーチ 綾瀬設備工業 スマーティクスアイ フルタイム HD ドライブレコーダー PSE-3010 PSE-1020 PSE-7010 AMEX-A04HDTR フォーマ

目的このガイドライン 実施事項の一覧は平成 24 年に国土交通省が策定した 輸送の安全を確保するための貸切バス選定 利用ガイドライン に準拠した内容となります 関係者 利用者と貸切バス事業者が お互いの事業活動をする上で欠かすことのできないパートナーであることを理解し その協力体制の確立により法令等

WITNESS Ⅳ (WN-WITNESS4) SAMLYⅡ (SY ー SAMLY2) FD-500 オプティアン 8 GPS 搭載 8 カメラ (CL-8CMⅡ) 2 カメラ対応 (TX2000) 2 カメラ対応 (TX2000-SA) 録太郎 -8HD (VHR-801HD) 映像記録型 (

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日個連東京都営業協同組合浮間事務所

第 3 4 条の9 第 1 項中 第 3 3 条第 4 項の申告書 を 第 3 3 条第 4 項に規定する特定配当等申告書 に 同条第 6 項の申告書 を 同条第 6 項に規定する特定株式等譲渡所得金額申告書 に 法第 2 章第 1 節第 6 款 を 同節第 6 款 に改める 第 4 8 条第 1

車両の規制値 ) に示す協定規則第 51 号と同様の規制値とします なお 規制値は フェーズ 1 フェーズ 2 と 2 段階で強化されます ロ. 追加騒音規定 (ASEP) 要件 新たな加速走行騒音試験法の試験条件から外れたエンジン回転数で走行する場合に不適当な騒音の上昇を抑えることを目的として 乗

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3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

個人情報の保護に関する規程(案)


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別紙 1. 背景 道路運送車両の保安基準等の一部を改正する省令等について ( 概要 ) 自動車の安全基準等について 国際的な整合性を図り自動車の安全性等を確保するた め 我が国は国際連合の 車両等の型式認定相互承認協定 ( 以下 相互承認協定 とい う ) に平成 10 年に加入し 現在 相互承認協

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

法律第三十三号(平二一・五・一)

No1 平成 30 年 11 月 14 日現在 機器メーカー名 名称 型式 備考 スマーティクスアイ PSE-3010 ITSグリッド PSE-1020 スマートアイ PSE-7010 フルタイムHDドライブレコーダー AMEX-A04HDTR 青木製作所フォーマットフリー 2カメラ対応ドライブレコ

No1 簡易型ドライブレコーダ一覧 平成 30 年 7 月 6 日現在 機器メーカー名 名称 型式 備考 スマーティクスアイ PSE-3010 ITSグリッド PSE-1020 スマートアイ PSE-7010 フルタイムHDドライブレコーダー AMEX-A04HDTR 青木製作所フォーマットフリー

02_(案の2①)概要資料(不均一)

GVP省令

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国自安第 6 1 号の 2 国自旅第 7 0 号の 2 平成 29 年 6 月 30 日 公益社団法人日本バス協会会長殿 国土交通省自動車局安全政策課長 自動車局旅客課長 旅客自動車運送事業運輸規則第 47 条の 7 第 1 項の規定に基づき旅客自動車運送事業者が公表すべき輸送の安全にかかわる事項等

●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

大阪府条例等の公布に関する条例 ( 昭和 27 年大阪府条例第 4 号 ) 第 2 条ただし書の規定により 大阪府税条例等の一部を改正する条例 ( 平成 31 年大阪府条例第 83 号 ) を 平成 31 年 3 月 29 日午後 7 時 48 分に 府庁前の掲示場に次のとおり掲示して公布した 平成

額をいう 以下この項において同じ )が 当該徴収期間の満了の日までに必要となる当該公社管理道路に係る第四項各号に掲げる費用の額の合計額から当該徴収期間の満了の日までに得ることとなる当該公社管理道路に係る第三項に規定する収入の額の合計額に相当する額を控除した額を超えない額とすること 二公社管理道路のう

- 2 - 定を改正後欄に掲げるもののように改め 改正後欄に掲げる対象規定で改正前欄にこれに対応するものを掲げていないものは これを加える

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

じ ) その他の処方せん医薬品又は高度管理医療機器の製造販売に係る業務の責任者との密接な連携を図らせること ( 安全確保業務に係る組織及び職員 ) 第四条第一種製造販売業者は 次に掲げる要件を満たす安全確保業務の統括に係る部門 ( 以下この章において 安全管理統括部門 という ) を置かなければなら

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No2 簡易型ドライブレコーダは 全日本トラック協会の助成対象ではありません 所属の都道府県トラック協会で助成対象の場合がありますので 所属の各都道府県トラック協会にお問い合わせください 機器メーカー名機器名称型式 コムテック JK TECH ジェットイノウエ シルバーアイ セラヴィ セルスター工業

議案第  号

ともに 警報を発するものをいう 第三放水型ヘッド等の構造及び性能規則第十三条の四第二項に規定する放水型ヘッド等の構造及び性能は 次に定めるところによる 一放水型ヘッド等の構造は 次によること ( 一 ) 耐久性を有すること ( 二 ) 保守点検及び付属部品の取替えが容易に行えること ( 三 ) 腐食

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

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国土技術政策総合研究所 研究資料

Microsoft Word - H No910建設省告示第1452号.doc

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

する軽自動車をいう 以下軽自動車税について同じ ) に対し 当該 3 輪以上の軽自動車の取得者に環境性能割によって 軽自動車等 ( 法第 442 条第 3 号に規定する軽自動車等をいう 以下軽自動車税について同じ ) に対し 当該軽自動車等の所有者に種別割によって課する 2 前項に規定するもののほか

Microsoft Word - 平成 12 年 1399 号.doc

簡易型ドライブレコーダ一覧 機器メーカー名機器名称型式備考 No 年 4 月 1 日現在 (50 音順 ) ITSグリッド青木製作所 スマーティクスアイ PSE-3010 スマートアイ PSE-1020 PSE-7010 フルタイムHDドライブレコーダー AMEX-A04HDTR フォー

新座市税条例の一部を改正する条例

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

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乗務記録(運転日報)

平成 31 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 31 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 31 年 4 月岐阜県 エコカー減税 について 環境インセンティブ機能を強化する観点から 軽減割合等の見直しを行いました なお 平成 31 年 4 月 1 日から平成

東京都駐車場条例(昭和三十三年東京都条例第七十七号)新旧対照表(抄)

Transcription:

ドライブレコーダーにより記録すべき情報及びドライブレコーダーの性能要件を定める告示 ( 平成 28 年 11 月 17 日国土交通省告示 1346 号 ) ( 総則 ) 第一条一般貸切旅客自動車運送事業者が 旅客自動車運送事業運輸規則 ( 昭和 31 年運輸省令第 44 号 ) 第 38 条第 1 項及び第 2 項の規定に基づきその事業用自動車の運転者に対して指導監督及び特別な指導 ( 以下 指導監督等 という ) を実施する際にドライブレコーダーにより記録すべき情報及び当該実施の際に使用すべきドライブレコーダーの性能要件に関しては この告示の定めるところによる ( 記録する映像等 ) 第二条一般貸切旅客自動車運送事業者は 一般貸切旅客自動車運送事業の用に供する自動車に運転者が乗務している間 及び指導監督等において自動車を運転者が運転している間は 次条から第 10 条までの規定に適合するドライブレコーダーにより 次の各号に掲げる事項 ( 第 4 号に掲げる事項にあっては 第 6 条の規定に適合する加速度記録計を備える場合に限る ) に係る情報を記録するものとする 一自動車の前方の映像 ( 運転者席より前方であって車両中心線付近に備え付けられた次条の前方用カメラにより撮影される自動車の進行方向の映像をいう ) 二自動車の運転者等の映像 ( 第 4 条の運転者用カメラにより撮影される運転者の挙動 変速装置及びかじ取ハンドルの映像をいう 以下同じ ) 三自動車の瞬間速度四自動車の加速度 ( 道路に平行な平面における自動車の進行方向 当該平面における自動車の進行方向と直交する方向及び当該平面に直交する方向 ( 以下 3 方向 という ) の加速度をいう 以下同じ ) 五警報音 ( 車線逸脱警報装置その他の当該自動車に備え付けられている装置が安全を確保するために運転者に対して発する警報音をいう 以下同じ ) 六日付及び時刻 2 前項第 1 号から第 5 号までの規定に基づき記録される情報は それぞれ同項第 6 号の情報と連動したものでなければならない 3 第 1 項第 1 号 第 2 号 第 5 号及び第 6 号の規定に基づき記録される情報は 広く一般的に用いられている再生用ソフトウェアを用いて電子計算機で同時に再生できるものでなければならない ( 前方用カメラ ) 第三条ドライブレコーダーは 次に掲げる要件を満たす前方用カメラを備えたものでなければならない 一水平面上に備え付けた場合に 左右にそれぞれ50 度以上 上下にそれぞれ35 度以上の角度

の範囲を撮影できること 二 640 480ドット以上の解像度で映像を記録できること 三夜間 ( 日没時から日出時までの時間をいう 以下同じ ) において前照灯その他の灯火をつけた状態で 指導監督等の実施に支障がない程度に映像を記録できること 四 0.1 秒に1 回以上の頻度で映像を記録できること ( 運転者用カメラ ) 第四条ドライブレコーダーは 次に掲げる要件を満たす運転者用カメラを備えたものでなければならない 一夜間でも指導監督等の実施に支障がない程度に自動車の運転者等の映像を記録できること 二 0.2 秒に1 回以上の頻度で映像を記録できること ( 瞬間速度記録計 ) 第五条ドライブレコーダーは 瞬間速度の記録の分解能が2.5km/h 以下であって かつ 0.5 秒に 1 回以上の頻度で瞬間速度を記録できる瞬間速度記録計を備えたものでなければならない 2 前項の規定により記録された瞬間速度の情報を電子計算機を用いて表示した場合の誤差は 次の表の左欄に掲げる瞬間速度ごとに 同表の右欄に掲げる許容誤差の範囲内でなければならない 瞬間速度 (km/h) 速度表示の許容誤差 (km/h) 40 ±3.0 60 ±3.0 80 ±3.5 100 ±4.5 ( 加速度記録計等 ) 第六条ドライブレコーダーは 次に掲げる要件を満たす加速度記録計を備えたものとすることができる 一 3 方向のいずれかにおいて2.5m/s2 以上の加速度が発生した場合に検知できる精度を有すること 二加速度の記録の分解能は 0.5m/s2 以下であること 三 0.1 秒に1 回以上の頻度で加速度を記録できること 2 前項の加速度記録計を備えるドライブレコーダーは 一般貸切旅客自動車運送事業者があらかじめ設定した値又は2.5m/s2のいずれか大きい数値以上の加速度を検知した場合には その前後 10 秒以上の期間における第 2 条第 1 項の情報の記録を容易に抽出できる機能を備えたものでなければならない

( 録音機 ) 第七条ドライブレコーダーは 警報音を記録できる録音機を備えたものでなければならない ( 日付及び時刻記録計 ) 第八条ドライブレコーダーは 日付及び時刻を記録できるものでなければならない 2 ドライブレコーダーは 当該ドライブレコーダーにおいて日付又は時刻の変更を行った場合に その履歴を記録できる機能を備えたものでなければならない ( 記録装置等 ) 第九条ドライブレコーダーは 第 2 条第 1 項の情報を連続して24 時間以上記録できる記録媒体を備えたものでなければならない 2 ドライブレコーダーは 記録媒体が装着されていないこと等により適切な記録が行われない状態で自動車が走行した場合にあっては その旨を灯火 音声その他の手段により運転者に伝達する機能を備えたものでなければならない 3 ドライブレコーダーは 第 1 項の記録媒体に記録されている情報の改ざん防止のため 外部からの書き込み 消去等の処理を防止する機能を備えたものでなければならない ( 耐久性 ) 第十条ドライブレコーダーは 堅ろうであり かつ 振動 衝撃等により容易に機能を停止しないものでなければならない 附則 ( 施行期日 ) 1 この告示は 平成 29 年 12 月 1 日から施行する ( 経過措置 ) 2 この告示の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 前に道路運送車両法 ( 昭和 26 年法律第 185 号 ) 第 7 条第 1 項の規定による登録を受けた自動車に備え付けられているドライブレコーダーについては 平成 31 年 11 月 30 日までの間 この告示の規定は適用しない 3 施行日前に道路運送車両法第 7 条第 1 項の規定による登録を受けた自動車に備え付けられているドライブレコーダーであって第 2 条第 1 項の情報を記録するものについては 平成 31 年 12 月 1 日から平成 36 年 11 月 30 日までの間 第 3 条第 1 号 第 2 号及び第 4 号 第 4 条第 2 号 第 5 条 第 6 条並びに第 8 条第 2 項の規定については 適用しない

貸切バスのドライブレコーダー装着義務付けに係るスケジュール ドライブレコーダーによる映像の記録 保存義務付け等 H29.12~ 1 平成 29 年 12 月 1 日より 新車について ドライブレコーダーの装着及び記録の保存を義務づける 2 平成 31 年 12 月 1 日より 既販車についても1の内容を義務づける 3 平成 29 年 12 月 1 日において既に装着されているドライブレコーダーであって一定の要件を満たすものは 平成 36 年 11 月 30 日までの間 これを使用してもよい ドライブレコーダー関連以外の指導及び監督を義務づけ 1 新車にドライブレコーダーの装着を義務づけ 2 既販車にドライブレコーダーの装着を義務づけ 3 既存のドライブレコーダーへの猶予期間を終了 H28.12 H29.12 H31.12 H36.11 ドライブレコーダーの記録を利用した指導及び監督を義務づけ 初任運転者等に対する実技訓練以外指導及び監督の実施時間の延長 ドライブレコーダーが装着されていない自動車の運転者に関しては ドライブレコーダーの記録を利用した指導及び監督の適用を除外

ドライブレコーダーの性能要件告示適合機器一覧 メーカー名機器名称又は型式備考 ( 適合するための措置予定 ) NDR-180P ( 平成 29 年 10 月頃措置予定 ) 株式会社 NP システム開発 NET-380 ( 平成 29 年 10 月頃措置予定 ) NET-580 ( 平成 29 年 10 月頃措置予定 ) 株式会社デンソー DN-PROⅢ ( 平成 29 年 6 月頃措置予定 ) 株式会社ドライブカメラ富士ソフト株式会社富士通テン株式会社株式会社メルモ SAMLY (SY-SAMLY) WITNESSⅢ(WN-WITNESS3) 車載 DVR (FS05DVRHM/FS10DVRHM) 小型 4ch 車載 DVR (FS04DVRHMR) G500 (DRU-5010 DRD-5020) G400 (DRU-4010 DRD-4020) i-reco(ir-2000) ( 平成 29 年 5 月頃措置予定 ) ( 平成 29 年 5 月頃措置予定 ) YAZAC-eye3 YAZAC-eye3Lite YAZAC-eye3T 矢崎エナジーシステム株式会社 YAZAC-eye3LDW YAZAC-eye3LiteLDW YAZAC-eye3TLDW DTG7 株式会社ユピテル BU-DR HD635T 株式会社レゾナント システムズ DRV-3100 ( 平成 29 年 6 月頃措置予定 ) ( 国土交通省自動車局安全政策課作成 ) 注 1 この一覧は ドライブレコーダーにより記録すべき情報及びドライブレコーダーの性能要件を定める告示 で定める性能について 平成 29 年 12 月 1 日施行分に対応している機器です 注 2 この一覧は平成 28 年度事故防止対策支援推進事業の補助対象機器メーカーを対象に確認しているものです 注 3 一覧にある機器は平成 29 年 2 月末時点で確認ができている機種です 今後 定期的に追加 更新する予定です 注 4 機能 性能等についての詳細は各機器メーカーにお問い合わせください