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Transcription:

1.1 製品概要 1.1.1 Hitachi Virtual Storage Platform G1500,F1500 製品概要 日立ハイエンドストレージ Hitachi Virtual Storage Platform G1500(VSP G1500), Hitachi Virtual Storage Platform F1500(VSP F1500) は同様なアーキテクチャを持つ VSP ファミリー内の最上位機種です VSP G1500,VSP F1500 と VSP Gx00,VSP Fx00 モデルは VSP ファミリーとして高性能 高機能 高信頼性のストレージ環境を提供しますが VSP G1500,VSP F1500 は特にはハイエンドストレージとして培ってきた多くの実績とノウハウを投入し 高い性能 信頼性を持ちます 図 1.1.1-1:VSP G1500,VSP F1500 製品概要 VSPG1500(VSP F1500) と VSP Gx00(VSP Fx00) モデルとの違い VSP G1500(VSP F1500) は 通常行われる基幹業務での使用はもとより 予約システムや銀行業務などの大掛かりな OLTP システムでの使用にも耐えうるよう設計されており VSP Gx00(VSP Fx00) モデルに比べ よりミッションクリティカルなストレージシステムを構築できます VSP G1500(VSP F1500) と VSP Gx00(VSP Fx00) モデルとの主な違いを次に示します

コントローラシャーシ VSP G1500 では 2 台のコントローラシャーシを結合した 2DKC( コントローラシャーシ ) 構成が可能で 製品としてのスケーラビリティの向上を図っています 構成コンポーネントは VSP Gx00 モデルのものと異なります 顧客システムの状況に応じて プロセッサを追加することができます ソフトウェア使用できるソフトウェアは 仮想化機能 データプロテクション機能など VSP G1500 と VSP Gx00 モデルは同じものをサポートしますが ライセンス体系には一部違いがあります その他 VSP G1500 は パリティグループに対してエミュレーションタイプ ( オープンシステム用 メインフレーム用 ) を設定します VSP G1500 は 日立 /IBM メインフレームに接続できます また メインフレーム接続に対応したソフトウェアを使用できます 表 1.1.1-1:VSP G1500(VSP F1500) と VSP Gx00(VSP Fx00) モデルとの違い 項目 VSP G1500(VSP F1500) VSP Gx00(VSP Fx00) モデル コント 2 コントローラシャーシ構成可能 1 コントローラシャーシ構成のみ ロ ー ラ ドライブ搭載不可 VSP G700,G900,VSP F700,F900: シャーシ ドライブ搭載不可 VSP G150,G350,G370,VSP F350,F370: ドライブ搭載可 クラスタ 1 2 構成 コントローラ 1 2 構成,,CPEX,MPB,BKM などで構成 CHB,DKB,CTL,CFM,BKMF/BKM などで構成 8 コアのプロセッサを最大 16 個搭載可能 VSP G150,G350,VSP F350:6 コアのプロセッサを 2 個搭 載 VSP G370,VSP F370:10 コアのプロセッサを 2 個搭載 VSP G700,VSP F700:6 コアのプロセッサを 4 個搭載 VSP G900,VSP F900:10 コアのプロセッサを 4 個搭載 ソフト データプロテクション ストレージマネジメント 同左 ウェア 仮想化機能サポート メインフレーム機能サポート メインフレーム機能未サポート その他 エミュレーションタイプ : オープンシステム用 エミュレーションタイプ : なし メインフレーム用多種サポート メインフレーム接続可能 メインフレーム接続不可 オールフラッシュモデル VSP F1500 を提供 オールフラッシュモデル VSP F350,F370,F700,F900 を提供

1.1.2 Hitachi Virtual Storage Platform G1500,F1500 の特徴 VSP G1500,VSP F1500 の特徴を以下に示します VSP G1500 高機能 ベストな性能 価格のハイブリッドストレージ 高機能 各種仮想化機能や 3DC などの全ての機能を利用可能 ベストな性能 価格 フラッシュドライブ (HAF DC2, SSD) に加え HDD(SAS, NL-SAS) も実装し 性能と価格をベストなものにチューニング可能 HAF DC2 の圧縮機能に加えソフトウェアによる重複排除 圧縮機能により導入後の容量増加に伴う追加コストを低減 高信頼 従来製品の流れを組む高い信頼性 品質のハードウェア マイクロプログラムを継承 VSP F1500 高性能 シンプル 高信頼なオールフラッシュアレイ 高性能 フラッシュドライブ HAF DC2 による最大 4.8MIOPS のシステム性能 高い性能を維持しながら顧客が購入する実容量を削減しコスト減を実現する HAF DC2 圧縮機能 シンプル HAF DC2 と 必要機能をパッケージした Suite ライセンスをセット提供 高速環境を 手間なく安く手に入れることが可能 ソフトウェアによる重複排除 圧縮機能もサポート 高信頼 ハードウェア マイクロプログラムは VSP G1500 と同一 高い信頼性と品質を継承 図 1.1.2-1:VSP G1500,VSP F1500 特徴比較 VSP G1500 の特徴 VSP G1500 は 高機能 ベストな性能 価格の製品であり フラッシュドライブ HDD の両方を搭載可能なハイブリッドストレージで 以下の特徴を持ちます 高機能各種仮想化機能 リモートコピー機能による 3DC(Data Center) システムなど 従来機がサポートする機能を全て使用できます ベストな性能 価格 - フラッシュドライブ (HAF DC2*,SSD) と HDD(SAS,NL-SAS) を 1 台の装置内にて混在搭載することができ 装置性能やトータル価格を最適なものにチューニングできます - フラッシュドライブ (HAF DC2) が持つデータ圧縮機能に加え VSP G1500 のソフトウェア機能で実現するデータの重複排除 圧縮機能により 導入後のストレージ容量増加による追加投資コストを低減できます * HAF DC2:Hitachi Accelerated Flash DC2 高信頼従来製品と同様の高信頼 高品質のハードウェア マイクロプログラムを継承し 高信頼を実現します

VSP F1500 の特徴 VSP F1500 は 高性能 シンプル 高信頼の製品であり フラッシュドライブ (HAF DC2) のみを搭載するハイエンドモデルのオールフラッシュストレージで 以下の特徴を持ちます 高性能 - フラッシュドライブ (HAF DC2) のみの搭載により 最大 4.8MIOPS のシステム性能を可能にします より多くのオーダを安心かつ高速に処理し ビジネスの高付加価値化に貢献します - 大容量のフラッシュドライブのサポートによるコスト低減やフラッシュドライブ (HAF DC2) のデータ圧縮機能により 追加投資コストを低減できます シンプル - フラッシュドライブ (HAF DC2) と必要機能をパッケージ化した Suite ライセンスをセットで提供します - VSP F1500 のソフトウェア機能で実現するデータの重複排除 圧縮機能もサポートします 高信頼 VSP G1500 と同一ハードウェア マイクロプログラムの使用により 高信頼を実現します

2.2 ハードウェアアーキテクチャ VSP G1500,VSP F1500 を構成するハードウェアの要素を大きく分けると コントロー ラシャーシ およびドライブを搭載している ドライブシャーシ からなります チャネルインタフェース クラスタ 1 クラスタ 2 コントローラシャーシ 2 nd 1 st 1 st SVP 2 nd SVP/HUB 2 nd 1 st PDU AC200V AC-DC 電源 CPEX EXW EXW CPEX SAS (6Gbps/ ポート ) 入力電源 Power Supply PDU AC200V AC-DC 電源 1 st MPB 2 nd MPB BKM CPC Battery CFM CPC BKM Battery CFM 1 st MPB 2 nd MPB ドライブシャーシ ドライブパス ( 最大 16 パス ) PDU AC200V AC-DC 電源 SSW Expander ドライブ SSW Expander 入力電源 PDU AC200V Power Supply AC-DC 電源 Expander ドライブ Expander 次のドライブシャーシへ 次のドライブシャーシへ 図 2.2-1:VSP G1500,VSP F1500(1 コントローラシャーシ ) 全体のハードウェア構成 2DKC 構成時はコントローラシャーシ間を連結します 各コンポーネントの機能概略は 次の通りです コントローラシャーシ 0 最大 5 式 (10 枚 ) コントローラシャーシ 1 最大 6 式 最大 4 式 (8 枚 ) CACHE MPB 最大 2 式 (4 枚 ) ESW ESW ESW CPEX 最大 2 式 CPEX ESW ESW ESW 最大 4 式 CACHE MPB 最大 2 式 最大 2 式 (4 枚 ) SSW PCBS SSW(SAS Switch) 16(SFF/LFF ドライブシャーシ ) 8(FMD シャーシ ) SSW ドライブ ドライブシャーシ 図 2.2-2: ハードウェアブロック構成 (2 コントローラシャーシ構成 ) ドライブシャーシ

(Channel Adapter) はオープンシステム向けファイバチャネル オープンシステム向け FCoE iscsi メインフレームファイバチャネルに接続し これらのインタフェースを介して上位ホストなど外部装置とのデータ転送を行います コントローラシャーシ 1 には最大 5 式 (10 枚 )* コントローラシャーシ 2 には最大 6 式 (12 枚 ) 搭載可能です * ディスクレス構成 ( 外部ストレージのボリュームのみ使用 ) 時 :6 式 (12 枚 ) (Disk Adapter) は ドライブ (HDD/SSD/FMD) へのデータ転送を制御します バックエンド接続には高速 SAS 6Gbps を使用しており SSW(SAS Switch) を介して SAS/NL-SAS および SSD( フラッシュドライブ )/FMD( フラッシュモジュールドライブ ) に接続します 各コントローラシャーシに最大 2 式 (4 枚 ) 搭載可能です 2DKC 構成の場合は全体で最大 4 式搭載します MPB (Processor Blades) MPB には 8MP コア ( コア ) の高性能プロセッサ (MP : Micro Processor) が MPB1 枚当たり 1 個搭載されています また 上位装置からのコマンド キャッシュメモリ ドライブなどを制御するファームウェアが各 MP コアで動作します 各コントローラシャーシに最大 4 式 (8 枚 ) 搭載可能です 2DKC 構成の場合は最大 8 式 (16 枚 ) 搭載します CPEX(Cache Path Control Adapter) CPEX は キャッシュメモリの搭載および各ボード (MPB ) 間の接続を行います キャッシュメモリには 主にユーザデータ ( ホストからの Write データ ドライブからの Read データ ) が格納されます また 構成情報などの制御情報も格納されます 各コントローラシャーシに最大 2 式 (4 枚 ) 搭載可能です 2DKC 構成の場合は最大 4 式 (8 枚 ) 搭載します BKM(Cache Backup Kit) BKM は バッテリとキャッシュフラッシュメモリ (CFM) を搭載しています 停電が発生した際に BKM 内のバッテリを使用して キャッシュメモリ上のユーザデータやシステム構成情報が BKM 内のキャッシュフラッシュメモリに退避されます 各コントローラシャーシに最大 2 式 (4 枚 ) 搭載可能です 2DKC 構成の場合は最大 4 式 (8 枚 ) 搭載します サービスプロセッサ (SVP) VSP G1500,VSP F1500 の構成情報設定 変更 装置稼動統計情報取得やメンテナンスなどに使用します SVP は 2 重化の構成をとることが可能 ( オプション ) です SVP 障害発生時に自動で他系 SVP に切り替わります

3.1.1 メインフレームシステム構成 (1) オープンシステムとメインフレームシステムの構成の違いメインフレームシステム オープンシステムのいずれもオンライン処理 バッチ処理の両方が可能ですが それらを実現するハードウェアは大きく異なります オープンシステムは Windows を例にとると AT 互換機 (DOS/V) をベースに TCP/IP SCSI などのオープンな規格をもとに開発されたコンポーネントによりシステムを構成します また コンポーネント ( ハードウェア / ソフトウェア ) の組み合わせも自由度が高いのが特徴です 一方 メインフレームシステムはベンダ独自仕様 ( プロプライエタリ ) の製品で構成します TCP/IP などの一部オープンシステム技術を取り入れているものもありますが 基本的には全てのコンポーネントをベンダ独自製品で統一する必要があります 日立の大型メインフレームは M アーキテクチャ * を採用していたため 現状機でも IBM 大型メインフレームと類似した構成になっています ( 現製品はハードウェア / ソフトウェアともに互換性なし ) * M アーキテクチャ 1970 年代に国内コンピュータベンダ保護のために通産省 ( 現経産省 ) により コンピュータ業界のグループ化を実施 日立 富士通のグループによって開発されたものが M シリーズと呼ばれる IBM 互換機アーキテクチャ 図 3.1.1-1: オープンシステムとメインフレームシステムの構成の違い

3.2 メインフレーム向けソフトウェア この節では メインフレームシステム向けソフトウェアの機能概要について説明します 3.2.1 ShadowImage for Mainframe ShadowImage for Mainframe は 日立 /IBM メインフレーム接続時にオープンシステム向け ShadowImage と同様の機能を提供します ペア操作については BC(Business Continuity)Manager*(IBM メインフレーム用 日立メインフレーム用 ) および PPRC コマンド DMFVSS といったメインフレームコピーユティリティを使用できます PPRC(Peer to Peer Remote Copy) コマンドは IBM メインフレーム操作端末より使用できるコマンドで ShadowImage for Mainframe のペア操作を行えます また日立メインフレーム接続時には VOS3 のディスク管理ユティリティである DMFVSS を使用して ShadowImage for Mainframe のペア操作を行うことができます 図 3.2.1-1:ShadowImage for Mainframe 概要 ShadowImage for Mainframe を使用する場合 VSP G1500 では Hitachi Local Replication Software for Mainframe VSP F1500 では Hitachi Local Data Protection のライセンスを契約します ShadowImage for Mainframe では 1 つのボリュームから最大 3 個の副ボリュームを作成できます オープンシステム向け ShadowImage で構成できるカスケードペアはサポートしません * BC(Business Continuity)Manager: 日立ストレージのメインフレーム向けボリュームコピー リモートコピー機能のペア操作 管理をメインフレームホストより行う日立のユティリティ