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改版履歴 2003.1.30 サポート装置一覧と手順書を分離 BrightStor ARCserve Backup と Backup Exec の名称から Ver. を削除 ( 製品リリースのたびに手順書を更新しなくても済むように配慮 ) 2003.8.27 SW1.3 ft 制御ソフトウェア 1.3 に修正 Backup Exec 8.6 の画面イメージを 9.0 の図に変更開始 2003.12.12 ARCserve v9 のサービスについて修正 ARCserve/Backup Exec 画面イメージの変更 2004.01.09 W2K3 で ARCserve2000 が対応していない旨の注意書き追加 2004.01.21 ft が完全に二重化してからサービスを起動する注意書き追加 (ARCserve) 2004.02.24 スケジュールで自動起動する方法の追加 (ARCserve/Backup Exec) 2004.07.15 製品通知はエンドユーザに見えないため その記述を販売店に問い合わせるような文面に変更 2004.08.16 ARCserve R11 対応 2004.08.30 ARCserve の SNMP 拡張エージェントと記載を変更 2 05.04.18 Backup Exec テープ装置交換手順記載 1

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2.3 ft サーバを再起動する場合の注意事項...28 3. 保守手順...28 3.1 ft サーバを稼動したまま PCI モジュールの挿抜を行う場合...28 3.2 ft サーバをシャットダウンして PCI モジュールの挿抜 装置交換を行う場合...28 3.3 ジョブ設定確認方法...29 (000720020508) 3

BrightStor ARCserve Backup をお使いの場合 1. 対象テープ装置 BrightStor ARCserve Backup に対応するテープ装置につきましては ご購入先へお問い合わせくださいますようお願いします 2.BrightStor ARCserve Backup インストール 運用時の注意事項 2.1 重要事項 ft 制御ソフトウェア 1.3 以前の Express5800/ft サーバをご使用の際は サーバ起動後 30 分以上経過してから BrightStor ARCserve Backup を起動してください バックアップ動作中はデバイスマネージャからの ハードウェア変更のスキャン を実施しないでください Windows Server 2003 環境では BrightStor ARCserve 2000 は使用できません 2.3 BrightStor ARCserve 関連サービスの設定 でスタートアップを手動に設定したサービスは PCI モジュールの二重化が完了したあとで開始してください 2.2 BrightStor ARCserve Backup の SNMP 拡張エージェント登録を削除 ( 必須 ) BrightStor ARCserve Backup をインストール後 必ず以下の手順にて BrightStor ARCserve Backup の SNMP 拡張エージェントの削除 を行う必要があります 1) BrightStor ARCserve Backup のインストール時と同様 Administrators の権限 ( サービス制御 / レジストリ変更が可能な権限 ) でマシンにログオンします 2) スタートメニューの管理ツールの サービス から SNMP サービスを停止します 関連するサービスがある場合はそれらも停止します 3) 以下の媒体から DELASREG.EXE を任意のフォルダにコピーします ( 格納先 ) Express5800/ft サーバシリーズ EXPRESSBUILDER ( ARCSERVE 配下 ) 4) コマンドプロンプトから DELASREG.EXE を実行します 5) 管理ツールの サービス で SNMP サービスを再起動します 手順 2) にて関連サービスを停止した場合はそれらを再起動します 2.3 BrightStor ARCserve Backup 関連サービスの設定 BrightStor ARCserve Backup をインストールすると サービスが追加されます 追加されたサービスのスタートアップを正しく設定しないと ft サーバ起動時にテープデバイスを正しく認識できなくなります <BrightStor ARCserve 2000 の場合 > BrightStor ARCserve 2000 をご使用の場合 スタートアップの種類 が 手動 に設定されているサービスを 自動 に変更しないでください サービス名 スタートアップの種類 設定 ARCserve Database Engine 手動 変更しないでください ARCserve Discovery Service 自動 ARCserve Job Engine 手動 変更しないでください ARCserve Message Engine 自動 ARCserve Tape Engine 手動 変更しないでください Cheyenne Alert Notification Server 手動 変更しないでください 4

<BrightStor ARCserve Backup v9 の場合 > BrightStor ARCserve Backup v9 をご使用の場合 スタートアップの種類 が 自動 に設定されていますので すべてのサービスを 手動 に変更してください サービス名 スタートアップの種類 設定 BrightStor AB Database Engine 自動 手動に変更してください BrightStor AB Domain Server 自動 手動に変更してください BrightStor AB Job Engine 自動 手動に変更してください BrightStor AB Message Engine 自動 手動に変更してください BrightStor AB Service Controller 自動 手動に変更してください BrightStor AB Tape Engine 自動 手動に変更してください BrightStor Discovery Service 自動 手動に変更してください CA Remote Procedure Call Server 自動 手動に変更してください Alert Notification Server 自動 手動に変更してください <BrightStor ARCserve Backup Release 11/ r11.1 の場合 > BrightStor ARCserve Backup Release 11/ r11.1 をご使用の場合 スタートアップの種類 が 自動 に設定されていますので すべてのサービスを 手動 に変更してください サービス名 スタートアップの種類 設定 CA BrightStor Database Engine 自動 手動に変更してください CA BrightStor Domain Server 自動 手動に変更してください CA BrightStor Job Engine 自動 手動に変更してください CA BrightStor Message Engine 自動 手動に変更してください CA BrightStor Service Controller 自動 手動に変更してください CA BrightStor Tape Engine 自動 手動に変更してください CA BrightStor Discovery Service 自動 手動に変更してください CA Remote Procedure Call Server 自動 手動に変更してください Alert Notification Server 自動 手動に変更してください ARCserve 関連のサービスを起動してから ARCserve マネージャを起動してください 2.4 BrightStor ARCserve Backup の起動方法 BrightStor ARCserve Backup を起動する場合 以下の手順で行う必要があります 1. 本装置を起動する 2. PCI モジュールの二重化が完了することを確認する 3. BrightStor ARCserve Backup 関連のサービスを起動する 4.BrightStor ARCserve Backup マネージャを起動する PCI モジュールの二重化処理が完了する前に BrightStor ARCserve Backup 関連のサービスを起動すると テープデバイスを正しく認識できなくなりますので 必ず PCI モジュールが二重化したことを確認してから BrightStor ARCserve Backup 関連のサービスを起動してください 5

2.5 BrightStor ARCserve Backup 関連サービスの自動起動の設定方法 BrightStor ARCserve Backup 関連サービスを起動するバッチファイルをタスクスケジュールに登録することによって BrightStor ARCserve Backup 関連サービスを自動で起動することができます ただし PCI モジュールの二重化処理が完了してから実行する必要があるため 以下の時間猶予を考慮する必要があります 時間指定を行う場合電源 ON 時刻から 15 分後 ( システム起動時に何らかの障害により PCI モジュールが片系で立ち上がり その後 二重化することを考慮すると 45 分後 ) システム起動時を指定する場合 5 分後 ( バッチファイル内で調整してください ) 後者の場合 時間の Sleep 機能が必要となりますので 市販のツールを使用するか 同様の機能のものを作成して対応してください 2.6 集合型テープ装置を使用する場合集合型テープ装置をご使用の場合 BrightStor ARCserve のインストール後に以下の設定が必要です 1) スタートメニューから プログラム - Computer Associates - BrightStor - ARCserve Backup - マネージャ を起動します 2) ARCserve マネージャの マネージャ メニューから デバイス管理 を選択します 3) テープエンジンを初期化しています と表示されている場合 初期化が完了するまで待ちます ( 約 3 分 ) 注 ) 本画面イメージは BrightStor ARCserve 2000 のものです 6

4) テープエンジンの初期化が完了すると 自動的に画面が書き換わり 接続されたデバイスがツリー表示されます ARCserve マネージャの ウィザード メニューから デバイス環境設定 を起動します ウィザード画面が起動されるので 次へ を押下します 7

オプション選択画面 が表示されるので デフォルトの テープ / オプティカルライブラリ が選択された状態で 次へ を押下します 5) テープエンジンサービス 停止の確認ダイアログが表示されるので はい を押下します 6) デバイスの割り当て 画面が表示され 画面左部にデバイスが表示されますので デバイスの認識が正しければ 次へ を押下します 8

7) クリーニングテープの割り当て が表示されるので 次へ を押下します 8) 拡張設定 が表示されるので 次へ を押下します 9

9) 完了画面 が表示されるので 完了 を押下します 10) 終了画面 が表示されるので 終了 を押下します 11) コントロールパネル - 管理ツール - サービス を起動します 12) ARCserve Tape Engine を選択し 操作 メニューから 開始 を実行します 10

3.BrightStor ARCserve Backup 運用手順 3.1 テープ装置を 2 台接続した場合のジョブ作成手順スケジュールバックアップを以下の設定にすることによって 2 台のテープ装置を使用してバックアップを実行することができます 2 つのバックアップジョブを設定することによって 1 台のテープ装置に障害が発生してバックアップを行えない場合でも もう 1 台の正常なテープ装置でバックアップジョブを実行させることができます ( デバイスが 2 台とも正常な場合 バックアップジョブが 2 つ実行されます ) 注意! トラブルによる制御の移動後に PCI モジュール復帰等 BrightStor ARCserve Backup から Tape 装置を再認識させる場合は バックアップマネージャにて正しい GROUP ( デバイスグループ ) に正しいスロットが割り当てられていることを確認後 バックアップ運用を開始してください 1) バックアップの [ デスティネーション ] 設定の際 [ グループ ] 欄にはバックアップを実行するデバイスのグループを指定し [ メディア ] 欄にはメディア名または * を指定します ( それぞれの [ グループ ] を選択したバックアップジョブを 2 つ作成します ) 設定例 ) ジョブ 1 : グループ GROUP0 メディア TEST0 ジョブ 2 : グループ GROUP1 メディア TEST1 2) あらかじめフォーマットしたテープ媒体を 2 台の装置に挿入しておきます 3.2 ft サーバを再起動する場合の注意事項特にありません 11

4.BrightStor ARCserve Backup 保守手順 4.1 ft サーバを稼動したまま PCI モジュールの挿抜を行う場合 PCI モジュールを挿入する前に BrightStor ARCserve Backup のサービスを停止してください 1) コントロールパネル - 管理ツール - サービス を起動します 2) ARCserve Tape Engine を選択します 3) 操作 メニューから 停止 を実行します 4) PCI モジュールを挿入します PCI モジュールが復旧し 二重化が完了することを確認してください 5) 3) の手順で停止した ARCserve Tape Engine サービスを 開始 します 集合型デバイスを使用の場合 PCI モジュール復旧後 4.3 項に記載の手順によりデバイスを再認識させる操作が必要です 誤って BrightStor ARCserve Backup のサービスを停止せずに PCI モジュールを挿入した場合 再度 PCI モジュールを取り外し 再度正しい手順で作業を行ってください 作業終了後 4.4 項に記載の手順にてジョブ設定を確認してください 4.2 ft サーバをシャットダウンして PCI モジュールの挿抜 装置交換を行う場合 集合型デバイスを使用の場合 装置交換作業終了後 4.3 項に記載の手順によりデバイスを再認識させる操作が必要です ft サーバの起動後 4.4 項に記載の手順にてジョブ設定を確認してください 4.3 集合型テープ装置デバイス認識手順 1) スタートメニューから プログラム - ARCserve - ARCserve マネージャ を起動します 2) ARCserve マネージャの マネージャ メニューから デバイス管理 を選択します 3) テープエンジンを初期化しています と表示されている場合 初期化が完了するまで待ちます ( 約 3 分 ) 注 ) 本画面イメージは BrightStor ARCserve 2000 のものです 12

4) テープエンジンの初期化が完了すると 自動的に画面が書き換わり 接続されたデバイスがツリー表示されます 5) ARCserve マネージャの ウィザード メニューから デバイス環境設定 を起動します ウィザード画面が起動されるので 次へ を押下します 13

6) オプション選択画面 が表示されるので デフォルトの テープ / オプティカルライブラリ が選択された状態で 次へ を押下します 7) テープエンジンサービス 停止の確認ダイアログが表示されるので はい を押下します 8) デバイスの割り当て 画面が表示され 画面左部にデバイスが表示されますので デバイスの認識が正しければ 次へ を押下します 14

9) クリーニングテープの割り当て が表示されるので 次へ を押下します 10) 拡張設定 が表示されるので 次へ を押下します 15

11) 完了画面 が表示されるので 完了 を押下します 12) 終了画面 が表示されるので 終了 を押下します 13) コントロールパネル - 管理ツール - サービス を起動します 14) ARCserve Tape Engine を選択し 操作 メニューから 開始 を実行します 16

4.4 ジョブ設定確認手順 1) スタートメニューから プログラム - ARCserve - ARCserve マネージャ を起動します BrightStor ARCserve が起動し 以下の画面が表示されます 2) BrightStor ARCserve Backup の マネージャ メニューから ジョブステータス を起動します 3) 画面右部に 現在設定されているバックアップジョブの状態が表示されます [ ステータス ] 現在の動作状態を表示します xxx% : 現在バックアップ リストアが実行されている 進捗度合いを % 表示する レディ : バックアップ リストアがスケジュール設定されている [ 実行時刻 ] 動作開始時刻を表示します 4) ステータス が レディ となっているジョブの 実行時刻 を確認してください 5) 確認が終了したら ファイル メニューの 終了 を選択し BrightStor ARCserve Backup を終了してください (BrightStor ARCserve Backup を終了しても スケジュールジョブの動作には影響しません ) 17

Backup Exec をお使いの場合 1. 対象テープ装置 Backup Exec に対応するテープ装置につきましては ご購入先へお問い合わせくださいますよう お願いします 2.Backup Exec インストール時の注意事項接続するテープ装置の種類 台数によってインストール手順が異なります 該当する手順に従って操作してください どのインストール手順を行えばよいかわからない場合は お買い求めの販売店 または保守サービス会社にお問い合わせください 2.1 手順 (VERITAS テープドライバを使用する構成 ) Backup Exec をインストールする際 インストールするコンポーネントを選択する画面が表示されます ここで テープデバイスドライバ にチェックして インストールを行ってください 18

2.2 手順 (VERITAS テープドライバを使用しない構成 ) Backup Exec をインストールする際 インストールするコンポーネントを選択する画面が表示されます ここで テープデバイスドライバ をインストールしない設定にしてインストールを行ってください 2.3 手順 ( 装置添付のドライバインストールが必要な構成 ) 1) 装置に添付の 取り扱い説明書 の セットアップ ~ テープデバイスドライバのインストール に記載の手順に従ってドライバのインストールを行ってください ( ドライバ FD はテープ装置に添付されています ) 2) Backup Exec をインストールする際 インストールするコンポーネントを選択する画面が表示されます ここで テープデバイスドライバ をインストールしない設定にしてインストールを行ってください 19

3.Backup Exec 運用手順 3.1 重要事項 Removable Storage Manager(RSM) は無効に設定してください ft 制御ソフトウェア 1.3 以前の Express5800/ft サーバをご使用の際は サーバ起動後 30 分以上経過してから Backup Exec を起動してください バックアップ動作中はデバイスマネージャからの ハードウェア変更のスキャン を実施しないでください 3.2 Backup Exec 起動方法 Backup Exec を起動する場合 以下の手順で行う必要があります Express5800/ft サーバシリーズ EXPRESSBUILDER に格納されている Backup Exec 起動スクリプト (*1) を任意のディレクトリにコピーしておきます *1: ご使用の Backup Exec の Ver. によって実行するスクリプトが異なります BackupExec8.6 の場合は backup bentboot.bat BackupExec9.x の場合は backup bewsboot.bat 1) ftサーバを起動します 2) PCIモジュールの二重化が完了することを確認してください 3) Backup Exec 起動スクリプト を実行すると Backup Exec 関連サービスが再起動され Backup Exec が起動されます 上記スクリプトによる起動以降 Backup Exec を起動する際は スタートメニュー の プログラム に登録されている VERITAS Backup Exec から起動してください ( マシンのシャットダウンを行い ft サーバの起動を行った場合は 毎回最初の起動時のみ Backup Exec 起動スクリプト から起動を行ってください ) 3.3 Backup Exec 自動起動の設定方法 Backup Exec 起動スクリプトをタスクスケジュールに登録することによって Backup Exec を自動で起動することができます ただし PCI モジュールの二重化処理が完了してから実行する必要があるため 以下の時間猶予を考慮する必要があります 時間指定を行う場合電源 ON 時刻から 15 分後 ( システム起動時に何らかの障害により PCI モジュールが片系で立ち上がり その後 二重化することを考慮すると 45 分後 ) システム起動時を指定する場合 5 分後 ( バッチファイル内で調整してください ) 後者の場合 時間の Sleep 機能が必要となりますので 市販のツールを使用するか 同様の機能のものを作成して対応してください 20

3.4 テープ装置を 2 台接続した場合のジョブ作成手順スケジュールバックアップを以下の設定にすることにより 2 台のテープ装置を使用してバックアップを実行することができます 1 台のテープ装置に障害が発生してバックアップを行えない場合でも もう 1 台の正常なテープ装置でバックアップジョブを実行させることができます (2 台ともデバイスが正常な場合 バックアップジョブが 2 つ実行されます ) 1) デバイス タブを選択し 2 台のテープ装置がオンラインで認識されていることを確認してください 2) 1 つ目のバックアップジョブを作成します スケジュールジョブを作成する際 使用するデバイスを指定します ( 下記例では SONY1 を選択 ) 21

1) 2 つ目のバックアップジョブを作成します 1 つ目と同じバックアップ内容のジョブを作成し 1 つ目 ( 2 で指定したデバイス ) と異なるデバイスを指定します ( 下記例では SONY2 を選択 ) 2) スケジュールされた時刻にそれぞれのジョブが実行されます (2 つのジョブを同時刻に設定した場合は同時にバックアップが動作します ) 3.5 ft サーバを再起動する場合の注意事項 ft サーバの起動後 Backup Exec 起動スクリプト を実行してください 22

4.Backup Exec 保守手順 4.1 ft サーバを稼動したまま PCI モジュールの挿抜を行う場合 PCI モジュールの復旧後に Backup Exec を再起動してください [ 手順 ] 1) Backup Exec が起動中の場合 終了してください 2) Backup Exec 起動スクリプト *1 を実行してください 作業終了後 4.3 項に記載の手順にてデバイスの認識 ジョブの設定を確認してください 4.2 テープ装置交換を行う場合 1. Backup Exec をインストールしたパスの配下にある Tapeinst.exe を起動します 例 ) C: Program Files VERITAS Backup Exec NT Tapeinst.exe 2. 次へ を押下します 3. システムから 全ての VERITAS ドライバをアンインストールし 削除する と 使用できないテープデバイスのエントリを削除する にチェックをします 4. ウィザードを進め ドライバの削除を行います 5. システムを再起動します 23

6. Backup Exec コンソール画面で 交換するドライブ チェンジャを削除します 1 ドライブの削除 2 チェンジャの削除 デバイスが無効になっていないと削除できないため 有効にする にチェックが付いている場合は チェックを外してから実施してください 7. システムをシャットダウンします 8. テープ装置の交換を行います 接続されている全てのテープ装置を外します 交換するテープ装置が 2 台以上ある場合は テープデバイスとして認識されていたテープ装置を 認識されていた番号の順にしたがい 1 台接続します 9. システムを再度立ち上げます 10. デバイスマネージャでテープ装置が " 不明 " となっている場合 OS 標準ドライバもしくは装置添付のドライバをロードします ドライバをロード後 システムを再起動します 11. BackupExec をインストールしたパスの配下にある Tapeinst.exe を起動します 例 ) C: Program Files VERITAS Backup Exec NT Tapeinst.exe 12. 次へ を押下します 24

13. ドライバーがロードされていないテープデバイスに VERITA Sテープドライバを使用する にチェックをします 14. ウィザードを進め ドライバのインストールを行います 途中でハードウェアのインストール画面が表示されたら 続行 を押下します 15. システムを再起動してください テープ装置が 2 台以上接続された環境の場合 すべてのテープ装置の接続 VERITA Sテープドライバの適用が完了するまで 8~15 の手順を繰り返してください ft サーバの起動後 Backup Exec 起動スクリプト *1 を実行してください 作業終了後 4.3 項に記載の手順にてデバイスの認識 ジョブの設定を確認してください *1 Backup Exec 起動スクリプト は CD-ROM Express5800/ft サーバシリーズ UPDATE(EXPRESSBUILDER) もしくは Express5800/ft サーバシリーズ ft 制御ソフトウェア UPDATE に格納されています 25

4.3 デバイス認識 ジョブ設定確認手順 1) スタートメニューから プログラム - VERITAS Backup Exec for Windows Servers を起動 2) Backup Exec のメイン画面が表示されたら 画面上部の デバイス メニューを選択してください 以下の画面が表示されます 3) 交換したデバイスが オンライン として認識されていることを確認してください 交換したデバイスが交換前と別の 名称 として認識されている場合 バックアップジョブを再度作成してください ( 上記例では 交換したデバイスが SONY3 などと認識された場合 ) 26

4) 画面上部の ジョブモニター メニューを選択してください 以下の画面が表示されます 5) 現在設定されているバックアップジョブの状態が表示されます [ 状態 ] 現在の動作状態を表示します 実行中 : 現在バックアップ リストアが実行されている スケジュール済み : バックアップ リストアがスケジュール設定されている [ 開始時刻 ] 動作開始時刻を表示します 6) 状態 が スケジュール済み となっているジョブの 開始時刻 を確認してください 7) 確認が終了したら ファイル メニューの 終了 を選択し Backup Exec を終了してください (Backup Exec を終了しても スケジュールジョブの動作には影響しません ) 27

OS 標準バックアップをお使いの場合 1. 対象テープ装置 OS 標準バックアップに対応するテープ装置につきましては ご購入先へお問い合わせくださいますようお願いします 2. 運用手順 2.1 重要事項 ft 制御ソフトウェア 1.3 以前の Express5800/ft サーバをご使用の際は サーバ起動後 30 分以上経過してから OS 標準バックアップを起動してください バックアップ動作中はデバイスマネージャからの ハードウェア変更のスキャン を実施しないでください ft サーバでは ASR 機能は使用できません 2.2 テープ装置を 2 台接続した場合のジョブ作成手順それぞれのテープ装置を指定して バックアップ先 ( テープデバイス ) と メディア名を指定したジョブを 2 つ作成してください 1 台のテープ装置に障害が発生してバックアップを行えない場合でも もう 1 台の正常なテープ装置でバックアップジョブを実行させることができます (2 台ともデバイスが正常な場合 バックアップジョブが 2 つ実行されます ) 2.3 ft サーバを再起動する場合の注意事項特にありません 3. 保守手順 3.1 ft サーバを稼動したまま PCI モジュールの挿抜を行う場合 PCI モジュールの復旧後に RSM サービスを再起動してください [ 手順 ] 1) PCI モジュールを挿入します PCI モジュールが復旧し 二重化が完了することを確認してください 2) コントロールパネル - 管理ツール - サービス を起動します 3) Removable Storage サービスを選択します 4) 操作 メニューから 停止 を実行します 5) 停止した Removable Storage サービスを 開始 します 作業終了後 3.3 項に記載の手順にてジョブ設定を確認してください 3.2 ft サーバをシャットダウンして PCI モジュールの挿抜 装置交換を行う場合作業終了後 3.3 項に記載の手順にてジョブ設定を確認してください 28

3.3 ジョブ設定確認方法 1) バックアップの動作中は 以下の画面が表示されます この画面が表示されていない場合 バックアップは動作中ではありません 2) スタートメニューから プログラム - アクセサリ - システムツール - バックアップ を起動します 3) プログラムが起動したら スケジュールジョブ タブを選択します 29

4) 今日 ボタンを押下し 本日のスケジュール有無を確認します スケジュールジョブが設定されている場合 カレンダー内に 通 などの文字のアイコンが表示されています カレンダー内に何も表示がない場合 スケジュール設定がされていません 5) スケジュール設定されている場合 スケジュールアイコンをクリックします スケジュール設定内容が表示されますので プロパティ ボタンを押下します 6) ジョブスケジュール画面が表示されるので スケジュール タブを選択します 7) 開始時刻 の欄にジョブの開始時刻が表示されます 30

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