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CA92344-0796-02 FUJITSU Integrated System Cloud Ready Blocks Express モデル (DX) ご使用上の留意事項 / ドキュメント修正事項 FUJITSU Integrated System Cloud Ready Blocks Express モデル (DX)( 以降 Cloud Ready Blocks Express) に関して 以下の留意 注意事項がございます 製品をご使用になる前にお読みくださいますようお願いいたします また Cloud Ready Blocks Express のマニュアルの内容に修正事項がございますので ここに謹んでお詫び申し上げますとともに 対象となるドキュメントをご覧になる際は 下記に示します内容をあわせてお読みくださいますようお願いいたします ご使用上の留意事項 1. ダウンロードサイトのご案内 2016 年 4 月富士通株式会社 各種ドライバや BIOS ファームウェア 高信頼性ツールなどの修正モジュールを FUJITSU Integrated System ページ ( 以下 URL) の 本商品をご使用中のお客様 - ダウンロード にて提供しております システム安定稼動のため 常に最新の修正モジュールを適用して運用されることをお勧めします なお 最新モジュールのダウンロードおよび適用作業につきましては お客様自身で実施いただきますようお願いいたします http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/integrated-systems/primeflex-cloud/ 2. ServerView Storage Manager に関する留意事項 本製品では ServerView Storage Manager による ETERNUS DX100 S3 の監視に対応しておりません このため 正常なステータスが表示されません ETERNUS DX100 S3 の監視については FUJITSU Integrated System Cloud Ready Blocks Express (DX) 利用ガイド - 3.2.2 ストレージ監視 をご参照ください 1 / 7 Copyright FUJITSU LIMITED 2015-2016

3. ログ収集に関する留意事項 本製品では ファイバーチャネルスイッチブレード (8 Gbps 18/8) および ETERNUS DX100 S3 は 以下のソフトウェアによるログ収集の対象外となります ログ収集を実行するソフトウェア 保守情報収集ツール障害発生時にログを一括収集するために使用します ServerView Infrastructure Manager によるログ収集機能定期的にログを収集し アーカイブするために使用します 保守情報収集ツール V1.4.7 以降を適用することで修正されます ドキュメント修正事項 1. FUJITSU Integrated System Cloud Ready Blocks Express モデル (DX) 利用ガイド への訂正事項について 第 1 章 Cloud Ready Blocks Express モデル (DX) の概要 について以下を訂正いたします 訂正箇所 誤 正 P.8 標準 64GB メモリ時のみ 標準 48GB メモリ時のみ 表 1.1 Cloud Ready Blocks Express モデル (DX) メモリ p.10 1.4.1 管理兼業務サーバ 図 1.5 管理兼業務サーバ構成 仮想化管理 VM CPU:4 vcpu Memory:20 GB Disk:200 GB 仮想化管理 VM Memory:16 GB Disk:150 GB p.11 1.4.1 管理兼業務サーバ 仮想マシンの仕様 インフラ管理 VM CPU:4 vcpu Memory:20 GB Disk:200 GB ADVM#1 Memory:2 GB ADVM#2 Memory:2 GB 仮想化管理 VM は 仮想プロセッサー数を 4 仮想メモリ容量を 20 GB 仮想ディスク容量を 200 GB インフラ管理 VM CPU:4 vcpu Memory:20 GB Disk:150 GB ADVM#1 Memory:8 GB ADVM#2 Memory:8 GB 仮想化管理 VM は 仮想プロセッサー数を 2 仮想メモリ容量を 16 GB 仮想ディスク容量を 150 GB 2 / 7 Copyright FUJITSU LIMITED 2015-2016

p.14 1.5 ストレージ構成 p.14 1.5 ストレージ構成 図 1.7 RAID 1+0 選択時のストレージ構成 p.15 1.5 ストレージ構成 図 1.8 RAID 6 選択時のストレージ構成 p.16 1.5 ストレージ構成 RAID 6 選択時のストレージ構成 p.17 1.5 ストレージ構成 図 1.9 サーバとボリューム ( データストア ) の関係図 インフラ管理 VM は 仮想プロセッサー数を 4 仮想メモリ容量を 20 GB 仮想ディスク容量を 200 GB ADVM は 仮想プロセッサー数を 2 仮想メモリ容量を 4 GB 管理用 RAID グループ (LUNR) は 管理用仮想マシンのブート領域 (400 GB の論理ボリューム ) およびバックアップデータ格納領域 (1.2 TB の論理ボリューム ) で構成されます 400 GB 1.2 TB 400 GB 1.2 TB 管理用仮想マシンのボリューム容量は 400 GB であり 仮想化管理 VM およびインフラ管理 VM の仮想ボリュームはそれぞれ 200 GB インフラ管理 VM および仮想化管理 VM に 20 GB の仮想メモリを割り当てています インフラ管理 VM および仮想化管理 VM の仮想ボリュームに対してフルでデータが書き込まれた場合 swap 領域を確保できないため 仮想マシンを起動できません 必要に応じて 管理用仮想マシンのデータを削除するか インフラ管理 VM および仮想化管理 VM の仮想ボリュームに上限値を設定してください 400 GB 1.2 TB インフラ管理 VM は 仮想プロセッサー数を 4 仮想メモリ容量を 20 GB 仮想ディスク容量を 150 GB ADVM は 仮想プロセッサー数を 2 仮想メモリ容量を 8 GB 管理用 RAID グループ (LUNR) は 管理用仮想マシンのブート領域 (600 GB の論理ボリューム ) およびバックアップデータ格納領域 (1 TB の論理ボリューム ) で構成されます 600 GB 1 TB 600 GB 1 TB 管理用仮想マシンのボリューム容量は 600 GB であり 仮想化管理 VM インフラ管理 VM ADVM の仮想ボリュームの合計は 500 GB インフラ管理 VM 仮想化管理 VM ADVM に合計 52 GB の仮想メモリを割り当てています 削除 600 GB 1 TB ( 注 )ADVM の仮想ボリュームは に配置されます BX920 S4 の内蔵ディスクには ESXi のみ配置されます 3 / 7 Copyright FUJITSU LIMITED 2015-2016

A.3 本製品を構成する装置およびソフトウェアに関する情報 について以下を追記いたします 本製品を構成する装置およびソフトウェアの仕様 および障害発生時の対応に関する詳細情報については 各製品のマニュアルや取扱説明書を参照してください 構成装置およびソフトウェアについては 以下の版数で出荷されます 各構成品の留意事項については 該当する版数を対象としてご参照ください 対象製品 対象版数 PRIMERGY BX400 S1 マネジメントブレードファームウェア :6.63 以降 PRIMERGY BX920 S4 BIOS:1.7.0 以降 irmc ファームウェア :7.19F 以 降 オンボード CNA:4.6.313.21 以降 PRIMERGY スイッチブレード (1Gbps ファームウェア :6.36 以降 36/12) PRIMERGY ファイバーチャネルスイッチ ファームウェア (Fabric OS):7.2.1 以降 ブレード (8Gbps 18/8) ファイバーチャネル拡張ボード Firmware:2.01A12 以降 Boot BIOS:V6.30A10 以降 VMware vsphere 5.5 update1 Fujitsu Custom Image ESXi5.5:301.1.1746974 以降 CIM Provider:6.30.06 以降 ServerView Infrastructure Manager 1.12.10 ServerView Operations Manager 6.30.05 ServerView RAID Manager 5.8.5 以降 ServerView Fabric Manager 2.01 ServerView Resource Orchestrator 3.1.2 以降 A.3.8 PRIMERGY スイッチブレード (1Gbps 36/12) に関する留意事項 を追記いたします PRIMERGY スイッチブレード (1Gbps 36/12) に関する留意事項については PRIMERGY スイッチブレード使用上の注意 を参照してください 該当するドキュメントは ServerBooks に格納されています A.3.9 PRIMERGY ファイバーチャネルスイッチブレード (8Gbps 18/8) に関する留意事項 を追記いたします PRIMERGY ファイバーチャネルスイッチブレード (8Gbps 18/8) に関する留意事項については PRIMERGY ファイバーチャネルスイッチブレードご使用上の注意 を参照してください 該当するドキュメントは ServerBooks に格納されています A.3.10 ソフトウェアを再インストールする場合の注意事項 を追記いたします 出荷時にインストールされている 以下のソフトウェアについて 再インストールが必要な場合は 本製品に添付されている FUJITSU Integrated System Cloud Ready Blocks Express Model Documents and Tools DVD V2.0 からインストールを実施してください 本製品に添付されている ServerView Suite に含まれるバージョンとは異なります 対象ソフトウェア バージョン ServerView Operations Manager 6.30.05 ServerView Raid Manager 5.8.5 Java Runtime Environment for Windows (32 bit) Java 7 Update 45 4 / 7 Copyright FUJITSU LIMITED 2015-2016

A.3.11 TRIOLE クラウドミドルセット A セットに関する注意事項 を追記いたします Cloud Ready Blocks Express の標準設計では セキュリティの観点から管理 LAN と業務 LAN を VLAN で論理的に分離しています このため 管理 LAN と業務 VM の接続が必要となる インフラ監視機能を使用した業務 VM の稼動監視は行いません 業務 VM をインフラ監視機能により稼動監視する場合は インフラ管理 VM( インフラ監視機能 ) と業務 VM 間のネットワーク経路を確保した上で 各監視対象ノード ( 業務 VM) に対して Ping 方式での監視ポリシー設定を行う必要があります Ping 方式での監視については TRIOLE クラウドミドルセット A セットのドキュメントに従って設計および設定を実施してください A.5 運用開始前に検討が必要な作業について を追記いたします A.5.1 バックアップ運用に関する注意事項 Cloud Ready Blocks Express モデルでは障害発生時に工場出荷状態に復元可能とするためバックアップイメージを取得し 提供いたします 工場出荷時のバックアップイメージをご利用いただくため 本製品では以下の設定で状態で出荷いたします 設定項目ドメインメンバー : コンピューターアカウントパスワード : 定期的な変更を無効にする 出荷時設定値有効 上記を有効にすることで Active Directory 環境における定期的 ( 既定値 :30 日 ) なコンピュータアカウントのパスワード変更が無効化されます お客様の運用方針に合わせ 必要に応じて変更を実施した上で運用を開始してください なお セキュリティの観点により上記設定を無効にした場合 パスワード変更前のバックアップイメージから復旧した仮想マシンはドメインへログイン出来なくなります パスワードの変更時にはバックアップの取得を行ってください また 障害発生時に備え 定期的なバックアップ取得をお勧めいたします POINT 設定を 無効 に変更した場合 工場出荷時のバックアップイメージについても ご利用いただけなくなります 設定を無効にする手順 1. ADVM1 にリモートデスクトップでログインします 2. サーバーマネージャーを起動します 3. 右上 [ ツール ]-[ グループポリシーの管理 ] を起動します 4. 左側ツリーから [ フォレスト :< ドメイン名 >]-[ ドメイン ]-[< ドメイン名 >]-[ グループポリシーオブジェクト ] の順に展開します 5. [ グループポリシーオブジェクト ] 配下の [Cloud Ready Blocks Policy] を右クリックして [ 編集 ] をクリックします 6. 開いた [ グループポリシー管理エディター ] 画面の左側ツリーから [ コンピューターの構成 ]-[ ポリシー ]-[Windows の設定 ]-[ セキュリティの設定 ]-[ ローカルポリシー ]-[ セキュリティオプション ] と展開します 7. [ セキュリティオプション ] に表示されたポリシー一覧から [ ドメインメンバー : コンピューターアカウントパスワード : 定期的な変更を無効にする ] をダブルクリックします 8. [ セキュリティポリシーの設定 ] タブで [ このポリシーの設定を定義する ] のチェックをはずし [OK] をクリックします 5 / 7 Copyright FUJITSU LIMITED 2015-2016

A.5.2 VM のリストアに関する注意事項本製品では出荷時に構成される 管理 VM および ADVM のバックアップ リストア手順を提供いたしますが 仮想マシンのリストアを実施した場合 一部の構成情報についは復旧前と異なる可能性があります 変更される可能性がある構成情報の例 仮想 NIC の MAC アドレス 仮想ディスクの UUID 仮想マシンの UUID また ゲスト OS の仮想デバイスの構成が変更された場合 ゲスト OS のアクティベーション (Windows のライセンス認証 ) が要求される可能性があります 詳細については下記の対象となる手順を参照してください 該当するリストア手順 バックアップ リストア サーバ増設ガイド の 3.1. インフラ管理 VM のリストア 3.2. 仮想化管理 VM のリストア 3.3.ADVM のリストア 7.4.5 サーバブレードおよびサーバブレードに搭載された部品 の 部品交換後の作業 を以下に読み替えてください 1. 部品交換前に ID ランプを点灯させた場合は ID ランプを消灯します 2. 交換部品に応じて 作業を実施します 3. サーバブレードのシステムボードを交換した場合 ServerView Infrastructure Manager サーバのプロファイル再適用が必要です FUJITSU Software ServerView Suite ServerView Infrastructure Manager Version 1.10 ユーザーマニュアル ( プロファイル管理機能編 ) の [4.9 サーバ保守後操作 ] を参照してサーバのプロファイル再適用を実施してください 4. MAC アドレスが変更された場合 ServerView Infrastructure Manager を設定します FUJITSU Software ServerView Suite ServerView Infrastructure Manager Version 1.10 ユーザーマニュアル ( ファシリティ管理機能編 ) の [5.1 Facility Manager] を参照し ラック搭載機器のプロパティ項目を変更します 5. 交換を終了したサーバブレードを起動します 起動方法は 該当サーバの起動 を参照してください 6. 該当サーバの vsphereha への組込み に従って 保守作業の終了したサーバを vsphereha へ組み込みます 7.4.6 シャーシ 部品交換後の作業 の末尾に以下を追記いたします MAC アドレスが変更された場合 ServerView Infrastructure Manager を設定します FUJITSU Software ServerView Suite ServerView Infrastructure Manager Version 1.10 ユーザーマニュアル ( ファシリティ管理機能編 ) の [5.1 Facility Manager] を参照し ラック搭載機器のプロパティ項目を変更します 6 / 7 Copyright FUJITSU LIMITED 2015-2016

2. FUJITSU Integrated System Cloud Ready Blocks Express モデル (DX) バックアップ リストア サーバ増設ガイド への訂正事項について 3.2. 仮想化管理 VM のリストア の手順 27 以降に以下の手順を追加してください 28. インフラ管理 VM へログインします 29. vsphere Client を起動し VMware vcenter Server ( 仮想化管理 VM) へログインします 30. [ 表示 ] メニューより [ インベントリ ]-[ ホストおよびクラスタ ] を選択し [ ホストおよびクラスタ ] ビューを表示します 31. ナビゲーションメニューより [ 仮想化管理 VM コンピュータ名 ]-[Datacenter]-[Cluster] を選択し 右クリックで表示されるメニューから [ 設定の編集 ] を選択します 32. 左のメニュー一覧より [vsphere HA]-[ 仮想マシンのオプション ] を選択します 33. [ 仮想マシン設定 ] から仮想化管理 VM のコンピュータ名を選択し [ 仮想マシン再起動の優先順位 ] の設定を [ クラスタ設定の使用 ] から [ 高 ] に変更します 仮想化管理 VM のコンピュータ名が VM-ADMIN の場合 以上 7 / 7 Copyright FUJITSU LIMITED 2015-2016