9 No.915 2014 年 1 月 27 日 平成 25 年度会員懇談会開催のお知らせ 平成 25 年度会員懇談会を下記のとおり開催しますので お知らせいたします 1 日時 2014 年 2 月 25 日 ( 火 ) 午後 5 時 10 分から 6 時 40 分まで 2 場所 ホテルニューオータニ鳳凰の間 ( ガーデンタワー宴会場階 ) 千代田区紀尾井町 4-1( 電話 03-3265-1111)http://www.newotani.co.jp/tokyo/ 記 問合せ先 一般社団法人電波産業会総務部春原又は平野東京都千代田区霞が関 1-4-1 電話 :03-5510-8590 E-mail:n-sunohara@arib.or.jp フィリピンで開催された地上デジタルテレビ放送関連行事について - 官民ミッション 共同作業部会 DiBEG 主催セミナー - 1 総務省官民ミッション昨年 11 月に地上デジタルテレビ放送 ( 地デジ ) 方式として日本の ISDB-T を採用することを再表明したフィリピンに対し 1 月 13 日 ( 月 )~14 日 ( 火 ) に新藤総務大臣を団長とする日本企業 70 社 総勢約 170 名で構成される官民ミッションが派遣され マニラのホテルにおいて ISDB-T 国際セミナーと展示会が開催されました テーマとしては 地デジ関連技術の他 放送番組コンテンツや 昨年 11 月にフィリピンを襲った台風被害を踏まえて防災 ICT なども含まれ フィリピン側の参加者も合わせて約 500 名が参加し 大変盛況な催しとなりました セミナーでは 冒頭 新藤大臣とモンテホ科学技術大臣が ICT 分野での協力を強化する旨の共同声明に署名し 続いて日本側各社からプレゼンテーションが行われ セミナー会場に 1
併設した展示会では 20 社が出展しました 当会からもセミナーでの地デジ関連の講演並び に デジタル放送普及活動作業班 (DiBEG) ( 議長 :NEC 渡邊様 ) による総務省と共同で のブース出展を行いました セミナーの模様 共同声明に署名する新藤大臣とモンテホ科学技術大臣 総務省 DiBEG ブースを視察する新藤大臣とコロマ広報大臣 2 共同作業部会官民ミッションに併せて 1 月 14 日 ( 火 ) 午前に総務省とフィリピン国家電気通信委員会 (NTC) との間で地デジに関する第 1 回共同作業部会が開催されました DiBEG に設置した 新採用国対応タスクフォース ( 主任 :NHK 技研実井様 ) では フィリピン向けの標準案を検討してきたところですが その第一次案が共同作業部会に提示され その詳細についての説明会を翌日に開催することとなりました 説明会には 日本側から総務省放送技術課塩崎企画官 佐々木課長補佐の他 今回 DiBEG から参加したメンバー 15 名が参加し フィリピン側からは NTC コルドバ委員長 デミション周波数課長 ブランコ放送課長等計 15 名が参加しました DiBEG から フィリピン向け標準案の第一次案及び Network ID 等フィリピン側で決めなければならない事項について説明を行い 質疑応答の後 今後 NTC から関連情報を提供するとともに DiBEG においてさらに標準案の検討を進めていくこととし 3 月に予定されている次回 ( 第 2 回 ) 共同作業部会においてその検討結果を提示することが合意されました フィリピン向け標準案説明会後の集合写真 2
3 DiBEG 主催 ISDB-T 標準セミナーフィリピンの放送事業者等今後地デジ導入に携わる方々に ISDB-T 標準の理解を深めてもらうため DiBEG の主催で 1 月 15 日 ( 水 ) に Engineering Seminar on ISDB-T Standards を開催しました 新採用国対応タスクフォース メンバーを中心としたプログラムにより講演を行いました 当日は コルドバ委員長を始めとするフィリピン NTC 関係者や放送事業者の他 大学 関連企業等から計 180 名の参加があり フィリピン側にとっても重要な関係者が一堂に会するセミナーとなりました セミナー後の参加者アンケートの結果が好評であったことを踏まえ DiBEG では 次回の共同作業部会の開催に併せ 2 回目の標準セミナーを開催する予定です 標準セミナーの模様渡邊 DiBEG 議長実井タスクフォース主任 日中韓情報通信標準化会議第 37 回 IMT WG 会合の概要 日中韓情報通信標準化会議 (CJK) 第 37 回 IMT WG 会合が開催されました 1 日程 : 2014 年 1 月 15 日 ( 水 )~16 日 ( 木 ) 2 場所 : 中国昆明 3 出席者 : 各標準化機関のメンバーとして ARIB から 6 名 CCSA( 中国 ) から 11 名 TTA( 韓国 ) から 9 名が参加 台湾の ITRI(Industrial Technology Research Institute) から 2 名がオブザーバとして参加 4 会合の目的 : CJK IMT WG 会合は ITU-R APT 3GPPs 等における IMT 国際標準化に対する 3 ケ国標準化機関の取り組み等に関する情報 意見交換を行うことを目的としている 3
5 主要結果 : 第 17 回 WP5D 会合 第 4 回 JTG 4-5-6-7 会合における IMT に関連する結果に関して確認を行った WP5D で作成が進められている将来技術トレンド報告草案に関し 作成の進め方及び章構成について共同寄書の提出を検討することとした 第 35 回会合で設立した 3 つの SIG(Special Interest Group) に関する今後の活動の進め方について議論した 6 次回会合のスケジュール : 次回 CJK IMT WG 会合は 4 月 15 日 ~17 日に韓国釜山にて開催される日中韓情報通信標準化会議 ( 親会 ) の一部として開催される予定である 参考 :CJK の構成 欧州放送連合との会合を開催 欧州及び北アフリカの放送局からなる組織である欧州放送連合 (EBU:European Broadcasting Union) と ARIB との会合が 1 月 21 日 ( 火 ) に当会で開催されました 当会側から松井専務理事 佐藤常務理事 横尾理事 五十嵐研究開発本部次長 鳥越企画国際部長及び当会放送国際標準化ワーキンググループ西田幸博座長 超高精細度 TV スタジ 4
オ設備開発部会菅原正幸委員長など 9 名 EBU 側から技術 イノベーション部 Simon Fell 部長 同部メディア基礎 制作課 Hans Hoffmann 課長及び EBU 技術委員会の Arild Hellgren 議長 Andy Bower 副議長など 12 名が出席して意見交換を行いました 会合では EBU 及び ARIB における放送に関する最新の活動状況についてそれぞれ説明を行うとともに 今後の両機関での情報交換の推進などについて意見交換を行いました EBU-ARIB Meeting に出席された方々 第 212 回技術委員会 ( 放送分野 ) を開催 第 212 回技術委員会 ( 放送分野 ) を開催しましたので その概要をお知らせします 1 日時平成 26 年 1 月 22 日 ( 水 ) 午後 3 時 30 分から 4 時 20 分まで 2 場所当会第 2 会議室 3 議事概要 (1) 第 25 回電波功績賞表彰候補者の推薦依頼について (2) フィリピン ISDB-T 標準セミナーの結果概要について (3) APT 研修 次世代移動通信システム実現に向けた取組 の結果について (4) 平成 25 年電波利用懇話会の開催状況について 5
今後の国際関連スケジュール (1 月 27 日 ~2 月 28 日 ) 2 月 12 日 ( 水 )~19 日 ( 水 ):ITU-R WP5D #18( ベトナム ) 2 月 20 日 ( 木 )~28 日 ( 金 ): ITU-R JTG 4-5-6-7 #5( ジュネーブ ) 今週の ARIB 内会議スケジュール (1 月 27 日 ~1 月 31 日 ) 1 月 28 日 ( 火 ):onem2m 対応 WG 1 月 30 日 ( 木 ): 第 117 回電波利用懇話会 IEEE WCET(Wireless Communication Engineering Technologies) 資格試験のご案内 1. 試験期間 :2014 年 3 月 17 日 ( 月 )~4 月 12 日 ( 土 ) 2. 開催地 : 東京 大阪 神奈川 3. 受検料 :MCPC 会員 45,000 円 / 人 一般 50,000 円 / 人 4. 申込期間 :2013 年 11 月 18 日 ( 月 )~2014 年 2 月 14 日 ( 金 ) 5. 試験方式 :CBT 方式 165 問 4 時間 ( 英語による試験 ) 6. 受検資格 : 大学卒業後 3 年以上のワイヤレス実務経験のある方 第 1 級陸上無線技 術士他 7. 公式テキスト :WEBOK は MCPC にて販売中 (6,000 円 ) 8. 申込み : http://www.mcpc-jp.org/kentei/wcet/index.html 合格者の声 : 株式会社日立製作所通信ネットワーク事業部事業開拓部長野聡氏 (2011 年秋季合格 ) WCET はアンテナ 伝搬 コアネットワークから運用 監視 更に最新技 術まで広範な知識が要求される ワイヤレス技術者にとって最高峰の資格の一 つと言えます 無線系技術者 ネットワーク系技術者の両者にとって 知識不足の分野を補 い また最新技術を受検を通じてフォローすることは 更なるステップアップ に役立つことでしょう 6